JP7390124B2 - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents
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Description
また、剥離手段に凹部が備わっていれば、接着シートの繰出方向先端部に剥離補助手段を確実に当接させることができる。
さらに、凹部塞ぎ手段を備えれば、凹部によって剥離シートや接着シートに皺や傷が形成されることを防止することができる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。なお、図1(B)~図1(H)は、図1(A)と同じ方向から観た図なので、方向を示す矢印は省略されている。
凹部塞ぎ手段22は、剥離板21に支持された駆動機器としての直動モータ22Aと、その出力軸22Bに支持された凹部塞ぎ部材22Cとを備え、接着シートASの繰出方向先端部ASFが凹部21Bで剥離シートRLから剥離されると、凹部21Bを塞ぐようになっている。凹部21Bが塞がれると、AD矢視図において当該凹部21Bによって分断されている剥離縁21Aが連続的な直線状となる。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EAに対し、当該シート貼付装置EAの使用者(以下、単に「使用者」ともいう)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、繰出手段10が回動モータ13Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シートASの後端縁ASRが所定の位置に到達したことを検知手段15が検知すると、回動モータ13Aの駆動を停止する。この際、通常であれば、先頭の接着シートASの繰出方向先端部ASFは、図1(B)中二点鎖線で示すように、折り返し部RL1で剥離シートRLから所定長さ剥離されるが、接着シートASが剥離シートRLに強く接着している場合や、接着シートASの弾性復元力が弱い場合、同図中実線で示すように、折り返し部RL1で剥離シートRLから剥離されない場合がある。
凹部21Bは、剥離縁21A側の幅が原反RSの繰出方向上流側の幅に比べて大きく設定されていてもよいし、剥離縁21A側の幅が原反RSの繰出方向上流側の幅に比べて小さく設定されていてもよいし、剥離縁21A側の幅と原反RSの繰出方向上流側の幅とが同じ幅に設定されていてもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
剥離手段20は、接着シートASが折り返し部RL1で剥離シートRLから剥離されているか、剥離されていないかを検知するカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の剥離検知手段を採用してもよい。この場合、例えば、剥離検知手段の検知により、接着シートASが折り返し部RL1で剥離シートRLから剥離されていないことが検知されたときのみに、凹部塞ぎ部材22Cでの凹部21Bの塞ぎを解除するように構成することができる。
凹部塞ぎ手段22は、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
剥離補助手段50は、剥離補助部材51を移動させる剥離補助部材移動手段としての駆動機器を設けてもよい。この場合、例えば、通常の支持テーブル42の左方への移動時には、剥離補助部材51が接着シートASにも剥離シートRLにも当接しない位置に退避させておき、上記の剥離検知手段の検知により、接着シートASが折り返し部RL1で剥離シートRLから剥離されていることが検知されたときのみに、剥離補助部材51を移動させ、折り返し部RL1で剥離シートRLから剥離されなかった接着シートASの繰出方向先端部ASFに当該剥離補助部材51が当接するように構成することができる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
10 繰出手段
20 剥離手段
21B 凹部
22 凹部塞ぎ手段
30 押圧ローラ(押圧手段)
40 移動手段
42 支持テーブル(被着体支持手段)
50 剥離補助手段
51 剥離補助部材
AS 接着シート
ASF 繰出方向先端部
RL 剥離シート
RL1 折り返し部
RS 原反
Claims (4)
- 剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
前記繰出手段で繰り出される前記剥離シートの他方の面が内側となるように当該剥離シートを折り返し、当該剥離シートの折り返し部で前記接着シートを当該剥離シートから剥離する剥離手段と、
前記剥離手段で前記剥離シートから剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段と、
前記繰出手段、剥離手段および押圧手段に対し、前記被着体を支持した被着体支持手段を相対移動させる移動手段と、
前記折り返し部で前記剥離シートから剥離されなかった前記接着シートの繰出方向先端部を、当該剥離シートから剥離する剥離補助手段とを備え、
前記剥離補助手段は、前記被着体支持手段に支持され、前記折り返し部で前記剥離シートから剥離されなかった前記接着シートの繰出方向先端部に当接し、当該繰出方向先端部を前記剥離シートから剥離する剥離補助部材を備えていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記剥離手段は、前記剥離補助手段が通過可能な凹部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
- 前記剥離手段は、前記凹部を塞ぐ凹部塞ぎ手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のシート貼付装置。
- 剥離シートの一方の面に接着シートが仮着された原反を繰出手段で繰り出す繰出工程と、
前記繰出手段で繰り出される前記剥離シートの他方の面が内側となるように当該剥離シートを剥離手段で折り返し、当該剥離シートの折り返し部で前記接着シートを当該剥離シートから剥離する剥離工程と、
前記剥離手段で前記剥離シートから剥離された前記接着シートを押圧手段で被着体に押圧して貼付する押圧工程と、
前記繰出手段、剥離手段および押圧手段に対し、前記被着体を支持した被着体支持手段を相対移動させる移動工程と、
前記折り返し部で前記剥離シートから剥離されなかった前記接着シートの繰出方向先端部を、当該剥離シートから剥離する剥離補助工程とを実施し、
前記剥離補助工程では、前記被着体支持手段に支持された剥離補助部材を用い、前記折り返し部で前記剥離シートから剥離されなかった前記接着シートの繰出方向先端部に前記剥離補助部材を当接させ、当該繰出方向先端部を前記剥離シートから剥離することを特徴とするシート貼付方法。
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