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JP7231227B2 - 小さい切開創を機械式に管理、保護及び吸引するための機械式真空ドレッシング - Google Patents

小さい切開創を機械式に管理、保護及び吸引するための機械式真空ドレッシング Download PDF

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Description

本出願は、小さい切開創を機械式に管理、保護及び吸引するための機械式真空ドレッシングに関する、コーネル大学及びSang Lee博士らによって2017年2月22日に提出された係属中の先行する米国仮特許出願シリアル番号62/462,267(代理人整理番号CORN-38 PROV)の利益を主張し、その特許出願は、ここにおいて参照によって本明細書に組み込まれる。
本出願は、一般に創傷ケアに関し、より詳細には、創傷ドレッシングに関する。
腹腔鏡手術は、多くの手順に関して、好適な手術形式に急速になっている。従来の開腹手術と比較して、腹腔鏡手術は、低侵襲性であり、必要なリカバリタイムが短く、極めて低い感染率を含めてもたらされる合併症が一般に少ない。米国では、10年前の僅か10%と比べて、50%を超える結腸手術は、現在腹腔鏡を用いて実施されている。腹腔鏡手術に向けた流れは、多くの他の手順についても同様である。総計では、400万件を超える腹腔鏡手術は、米国において毎年実施されている。
腹腔鏡手術の患者は、1~2日の期間に処置されることを一般に要する1~4個の小さい(例えば、長さ1.27~2.54cm(0.5~1インチ))「全層」切開(図1参照)を典型的に有する。手術部位感染(SSIs)は、医療関係者にとって重大な関心事のままである。SSIsは、入院の長期化、疾病率の増加、死亡率の増加、及び、健康管理機関と医療関係者に対する潜在的な世評的影響や経済的影響をもたらす場合がある。
現在のケアの標準下では、腹腔鏡下創傷は、創傷の複雑さ(例えば、治癒されない創傷、フィスチュラ、感染部等々)にかかわらず、標準「ベーシックケア」プラクティスを用いて一般的に受動的に管理される。これらの標準「ベーシックケア」プラクティスは、縫合糸、ステープル又は接着剤を用いて創傷を閉じることを一般に伴う。創傷は、その後、保護されないままであるか、又は、例えば、「4×4ガーゼ」ドレッシングを用いて、ドレッシングされる。結果として、創傷は、多くの場合、物理的な損傷(例えば、患者が動き回ることから、或いは、外部の衝撃から)から保護されない。加えて、「4×4ガーゼ」ドレッシングの場合、じくじくする創傷からの滲出物を積極的に除去するための効果的なやり方が無く、良くても、「4×4ガーゼ」ドレッシングは、滲出物を創傷から他所に逃がすかもしれないが、滲出物を創傷から積極的には引き出しはしない。
陰圧閉鎖療法(NPWT)は、開腹手術後の複雑で治癒されない創傷の治癒を速めるために長年使用されてきた。NPWTシステムの重要な要素は、完全にシールされた吸収性ドレッシングに、数日又は数週間の期間にわたって吸引力を適用することを伴う。NPWTシステムは、創傷縁部を一緒に近づけて組織の完全性を再確立し、創傷の滲出物を排出し、血流を増やし、炎症を減らし、創傷の生化学を改善することによって、機能する。幾つかの出版物は、NPWTが危険性の高い患者のSSIsを低減するために機能することがあることも示している。
市販のNPWTシステムは、現在、腹腔鏡下創傷を処置するために特別に設計されているものが存在しない。市販のNPWTシステムは、現在、電動吸引ポンプを利用するか、又は、患者に取り付けられる追加の真空キャニスタを有する。市販のNPWTシステムは、典型的に嵩張り、高価(例えば、ユニットは、典型的に価格が約400ドル~約2000ドルに及ぶ)であり、使用中においてスキル集約型であり時間集約型である。市販のNPWTシステムは、一般に重症のケースで「最後の手段」としてだけの使用に限定されていたし、開腹手術中に生じた大きな創傷の場合にだけ一般に使用されていた。
こうして、必要とされる新規なNPWTシステムは、小さめの切開創(腹腔鏡下切開創を含む)で使用するように設計されており、大きめの開放創傷よりも典型的にはるかに速く治癒し、小さめでよりシンプルでより安価なNPWTシステムの使用から、創傷治癒を予防ベースでサポートするために、利益を得ることができる。
本発明は、新規のNPWTシステムの提供及び使用を含み、小さめの切開創(腹腔鏡下切開創を含む)で使用するように設計されており、大きめの開放創傷よりも典型的にはるかに速く治癒し、小さめでよりシンプルでより安価なNPWTシステムの使用から、創傷治癒を予防ベースでサポートするために、利益を得ることができる。
より具体的には、本発明は、小さく、シンプルで、安価な機械式真空ドレッシングを含んでおり、圧縮力及び吸引する力を使用して、小さく閉じた外科的切開創を処置し、それらは腹腔鏡外科的切開創を含む排液性創傷であることがある。
新規の機械式真空ドレッシングは、
(1)組織の完全性を再確立するように創傷縁部を一緒に機械式に引くこと、
(2)外部空気及び液体をさえぎる保護治癒環境を提供すること、及び、
(3)滲出物を創傷から積極的に除去すること、によって創傷の処置を容易にする。
本発明は、一体化された真空ポンプを備えた完全機械式(例えば、非電気的)NPWTデバイスであり、また、小さく、シンプルで、安価な構造を有し、小さい切開創(例えば、腹腔鏡下の患者)で患者に対するその予防的な使用を可能にする。
一般に、本発明は、多層一体化デバイスであって、創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、ベースによって支持されて創傷に接触して創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料(例えば、ガーゼ、発泡体、ヒドロゲル等々)と、創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、創傷の縁部を一緒に引き出して滲出物を創傷から引くために負圧を確立するように吸収性材料と外側閉塞層との間のエリアを空にするための機械式吸引手段と、を含む。機械式真空ドレッシングの構成要素は、創傷の周囲のまわりの患者の皮膚に接着剤を介して取り付けられる単一の一体化ユニットを作るように一緒に固定される。
機械式真空ドレッシングの吸収性材料は、治癒を高めるように抗菌剤、成長因子及び/又は他の治癒剤が埋め込まれることがある。例であって限定ではないものとして、機械式真空ドレッシングの吸収性材料は、細胞増殖及び細胞遊走を合図するためにミクロ構造が埋め込まれることがある。
本発明の1つの好適な形式では、提供される機械式真空ドレッシングは、
第1の一方向弁を含む第1の弁層と、
第2の一方向弁を含む第2の弁層と、を含み、
第1の弁層は、チャンバをその間に画定するように第2の弁層と結合され、
第1の一方向弁は、流体が第1の一方向弁を通ってチャンバに入るのを許容するが、流体が第1の一方向弁を通ってチャンバから出るのを妨げるように構成され、
第2の一方向弁は、流体を第2の一方向弁を通ってチャンバから排出させるが、流体が第2の一方向弁を通ってチャンバに入るのを妨げるように構成され、
第2の弁層は、エラストマ材料を含み、従って、(i)第2の弁層が第1の弁層から遠ざかるとき、チャンバの体積は、増加し、(ii)第2の弁層がその後に解放されるとき、第2の弁層は、第1の弁層に向けて後退し、チャンバの体積は、減少する。
本発明の別の好適な形式では、提供される、陰圧閉鎖療法(NPWT)を提供するための方法は、
機械式真空ドレッシングを提供するステップであって、
第1の一方向弁を含む第1の弁層と、
第2の一方向弁を含む第2の弁層と、を含み、
第1の弁層は、チャンバをその間に画定するように第2の弁層と結合され、
第1の一方向弁は、流体が第1の一方向弁を通ってチャンバに入るのを許容するが、流体が第1の一方向弁を通ってチャンバから出るのを妨げるように構成され、
第2の一方向弁は、流体を第2の一方向弁を通ってチャンバから排出させるが、流体が第2の一方向弁を通ってチャンバに入るのを妨げるように構成され、
第2の弁層は、エラストマ材料を含み、従って、(i)第2の弁層が第1の弁層から離れるように引かれるとき、チャンバの体積は、増加し、(ii)第2の弁層がその後に解放されるとき、第2の弁層は、第1の弁層に向けて後退し、チャンバの体積は、減少する、機械式真空ドレッシングを提供するステップと、
第1の一方向弁が創傷部位と連通するように、機械式真空ドレッシングを創傷部位に位置決めするステップと、
チャンバの体積を増加させて吸引力を創傷部位に適用するように、第2の弁層を第1の弁層から離れるように移動させるステップと、
チャンバの体積が減少するように、第2の弁層を解放するステップと、を含む。
本発明の別の好適な形式では、提供される機械式真空ドレッシングは、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
ベースによって支持されて創傷に接触して創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、
滲出物を創傷から引き出すように、吸収性材料と外側閉塞層との間のエリアを空にするための蠕動ポンプと、を含む。
本発明の別の好適な形式では、提供される、陰圧閉鎖療法(NPWT)を提供するための方法は、
機械式真空ドレッシングを提供するステップであって、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
ベースによって支持されて創傷に接触して創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、
滲出物を創傷から引き出すように、吸収性材料と外側閉塞層との間のエリアを空にするための蠕動ポンプと、を含むステップと、
ベースによって支持される吸収性材料が創傷に接触するように、機械式真空ドレッシングを組織に対して位置決めするステップと、
滲出物を創傷から引き出すように、吸引力を吸収性材料と外側閉塞層との間のエリアに提供するために、蠕動ポンプを使用するステップと、を含む。
本発明の別の好適な形式では、提供される機械式真空ドレッシングは、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
ベースによって支持されて創傷に接触して創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、を含み、
外側閉塞層は、創傷と連通するチャンバを画定する弾力性ドームを含み、更に、外側閉塞層は、(i)チャンバ内の圧力が所定の閾値より上であるときに開き、(ii)チャンバ内の圧力が所定の閾値より下であるときに閉じる通路を形成するようにベースに選択的に結合される。
本発明の別の好適な形式では、提供される、陰圧閉鎖療法(NPWT)を提供するための方法は、
機械式真空ドレッシングを提供するステップであって、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
ベースによって支持されて創傷に接触して創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、を含み、
外側閉塞層は、創傷と連通するチャンバを画定する弾力性ドームを含み、更に、外側閉塞層は、(i)チャンバ内の圧力が所定の閾値より上であるときに開き、(ii)チャンバ内の圧力が所定の閾値より下であるときに閉じる通路を形成するようにベースに選択的に結合される、ステップと、
ベースによって支持される吸収性材料が創傷に接触するように、機械式真空ドレッシングを組織に対して位置決めするステップと、
滲出物を創傷から引き出すように、吸引力を吸収性材料と外側閉塞層との間のエリアに提供するように、弾力性ドームを圧縮及び解放するステップと、を含む。
本発明のこれらや他の目的及び特徴は、同じような番号が同じような部品を指す添付図面と共に考慮されるべきである本発明の好適な実施形態の以下の詳細な説明によって、より完全に開示されるか又は明らかにされるであろう。
患者の胴体の複数の腹腔鏡下切開創を示す概略図である。 本発明に従って形成される新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図2及び3の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 患者の胴体の腹腔鏡下切開をカバーする図2及び3の複数の機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される更にまた別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される更にまた別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される更にまた別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る連結機構の詳細を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシング用の他の代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシング用の他の代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシング用の他の代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシング用の他の代替の連結機構を示す概略図である。 図15の新規な機械式真空ドレッシング用の他の代替の連結機構を示す概略図である。 本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 図26~28の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図26~28の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 図26~28の新規な機械式真空ドレッシングの動作を示す概略図である。 本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングの詳細構造を示す概略図である。 本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングの詳細構造を示す概略図である。 本発明に従って形成される更にまた別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 機械式真空ドレッシングが蠕動ポンプ機構を含む、本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 機械式真空ドレッシングが蠕動ポンプ機構を含む、本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 図35及び36の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る他の蠕動ポンプ機構を示す概略図である。 図35及び36の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る他の蠕動ポンプ機構を示す概略図である。 本発明の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る圧力計を示す概略図である。 40Aは本発明の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る圧力計を示す概略図である。40Bは本発明の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る圧力計を示す概略図である。40Cは本発明の新規な機械式真空ドレッシングで使用され得る圧力計を示す概略図である。 図41Aは本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図41Bは本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図41Cは本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図41Dは本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図41Eは本発明に従って形成される別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。 図42Aは本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図42Bは本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図42Cは本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。図42Dは本発明に従って形成される更に別の新規な機械式真空ドレッシングを示す概略図である。
プルタブ機械式真空ドレッシング
先ず図2及び3を見ると、示されるのは、本発明に従って形成される新規の機械式真空ドレッシング5である。新規の機械式真空ドレッシング5は、接着剤層10、内部弁層15、外部弁層20、吸収性ドレッシング25及び剥離ライナ30を一般に含み、全てが単一の機械式真空ドレッシングを形成するように互いに固定される。図2から理解されるように、内部弁層15は、接着剤層10と外部弁層20との間にサンドイッチにされる。吸収性ドレッシング25は、内部弁層15に対して配設される。剥離ライナ30は、接着剤層10及び吸収性ドレッシング25に対して配設される。
接着剤層10は、中央開口35を有する可撓性材料を一般に含む。接着剤層10は、中央開口35の周囲が創傷を囲むことのできるように寸法決めされる。接着剤40(図3)は、接着剤層10の底部面によって支持される。接着剤層10は、接着剤層10が患者の皮膚と気密シールを形成できるように構成される。本発明の1つの好適な形式では、吸収性ドレッシング25は、接着剤層10の中央開口35の中に受容される。
内部弁層15は、内部一方向弁45を有する可撓性材料を含む。内部一方向弁45は、弁技術においてよく知られた種類の実質上任意の一方向弁であることがある。内部弁層15は、接着剤層10の中央開口35と実質上同じ寸法であるか又はそれより大きいように寸法決めされる。
理解されるであろうことには、内部弁層15の内部一方向弁45は、流体(例えば、ガス及び液体)が吸収性ドレッシング25から内部弁層15の上の領域の中に流れるのを可能にするが、流体が内部弁層15の上の領域から吸収性ドレッシング25まで流れ戻るのを妨げる。
吸収性ドレッシング25は、流体透過性の吸収性可撓性材料、例えば、織成されたか又は織成されないドレッシング、発泡ドレッシング等々から形成されることが好ましい。本発明の1つの好適な形式では、吸収性ドレッシング25は、超吸収性材料、例えば、親水性発泡体から形成される。
外部弁層20は、プルタブ50と外部一方向弁55とを一般に含む。外部一方向弁55は、弁技術においてよく知られた種類の実質上任意の一方向弁であることがある。外部弁層20は、エラストマ材料から形成され、したがって、(i)プルタブ50を上方に引くことによって、チャンバ60(図7及び8参照)は、外部弁層20と内部弁層15との間に作成することができ、それによって負圧をチャンバ60内に生成し、(ii)プルタブ50が解放されるとき、エラストマ外部弁層20は、それの元の構成に戻り、それによってチャンバ60を最小化する。
理解されるであろうことには、外部弁層20の外部一方向弁55は、流体(例えば、ガス及び液体)が外部弁層20の下の領域から外部弁層20の上の領域の中に流れるのを可能にするが、流体が外部弁層20の上の領域から外部弁層20の下の領域まで流れるのを妨げる。
こうして、理解されるであろうことには、内部一方向弁45は、チャンバ60を膨らますように外部弁層20が上方に引かれるときに創傷部位からの流体がチャンバ60の中に移るのを可能にするように構成され、しかしながら、外部弁層20が解放されるときにチャンバ60内の流体が創傷部位に移るのを妨げるように構成される。そして、理解されるであろうことには、外部一方向弁55は、チャンバ60を膨らますようにエラストマ外部弁層20が上方に引かれるときに外部弁層20の上の領域の流体が外部一方向弁55を通ってチャンバ60に入るのを妨げるように構成され、しかしながら、外部弁層20が解放される(そして、エラストマ外部弁層20がそれの元の構成に戻る)ときに流体がチャンバ60から機械式真空ドレッシング5の外側の領域に移るように構成される。
本発明の1つの好適な形式では、内部一方向弁45は、創傷部位からの空気がチャンバ60に入ることを可能にするが、チャンバ60内の空気が創傷部位に戻るのを妨げるように構成され、外部一方向弁55は、チャンバ60から機械式真空ドレッシング5の外側の領域に空気を移らせるが、外部弁層20の上の領域からの空気が外部一方向弁55を通ってチャンバ60に移るのを妨げるように構成される。
必要に応じて、取り外し式フレーム(図示せず)は、機械式真空ドレッシング5を創傷部位に移動させて機械式真空ドレッシングを患者の皮膚に付着させるのを容易にするように、接着剤層10の周囲のまわりに設けられることがある。次いで、機械式真空ドレッシングが患者の皮膚に付着された後、取り外し式フレーム(図示せず)は、機械式真空ドレッシングが患者の皮膚に付着されたままで、取り外されることがある。例であって限定ではないものとして、取り外し式フレーム(図示せず)は、穿孔線、分割線、タブ等々によって接着剤層10の周囲に連結されることがある。理解されるべきことには、取り外し式フレーム(図示せず)と接着剤層10の周囲との間の連結は、機械式真空ドレッシング5が取り外し式フレーム(図示せず)によって操作できるほどに十分に堅牢であるが、機械式真空ドレッシング5が患者の皮膚に固定された後、取り外し式フレーム(図示せず)が機械式真空ドレッシング5から分離できるように要求に応じて容易に切り離しできる。取り外し式フレーム(図示せず)は、接着剤をその下側に有しないことが好ましく、従って、取り外し式フレーム(図示せず)は、いったん機械式真空ドレッシング5の接着剤層10が患者の皮膚に付着されると、患者の皮膚から容易に遠くに行ける。
図4~11を現在見ると、機械式真空ドレッシング5は、次のように使用することが意図される。先ず、剥離ライナ30は、吸収性ドレッシング25及び接着剤層10の底部面から取り外される(図4参照)。次いで、機械式真空ドレッシング5は、吸収性ドレッシング25が創傷に対して位置決めされるように患者の皮膚に対して位置決めされ、接着剤40は、機械式真空ドレッシング5を患者の皮膚に固定し、それによって気密シールを患者の皮膚と共に形成し、組織の完全性を再確立するように創傷縁部を一緒に機械式に保持し、機械式真空ドレッシング5は、外部空気及び液体をさえぎる保護治癒環境を提供する(図5及び6参照)。次に、プルタブ50は、上方に引かれ、エラストマ外部弁層20をテント形にし(図7及び8参照)、そういったテント形にすることのおかげでチャンバ60内に吸引力を作り出す。この吸引力が作り出されるので、接着剤層10は、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、内部一方向弁45は、開き、創傷部位からの空気は、チャンバ60の中に積極的に引かれ、創傷からの滲出物は、吸収性ドレッシング25の中に積極的に引かれる。プルタブ50は、次いで解放され、外部弁層20のエラストマ材料がそれの以前の構成まで復帰するのを可能にし、チャンバ60内の流体は、外部一方向弁55から排出される(図9及び10参照)。理解されるべきことには、外部一方向弁55から排出される流体は、実質上全て空気であり、創傷からの液体は、吸収性ドレッシング25によって吸収される。留意すべきことには、チャンバ60内に包含される流体は、内部一方向弁45の存在と機能のおかげで、何ら創傷部位に戻されない。
重要なことに、患者の皮膚に対する接着剤層10の気密シール、内部一方向弁45及び外部一方向弁55のおかげで、チャンバ60内に作り出される吸引力は、プルタブ50が解放された後でも、創傷に対して適用されるために継続するであろうし、創傷縁部を一緒に機械式に保持し、滲出物を創傷から引き出して吸収性ドレッシング25の中に引き入れ続ける。
理解されるであろうことには、プルタブ50は、創傷部位での所望の吸引力のレベルを確立する目的で複数回引かれて解放されることがある。
その後に、チャンバ60内の負圧を再確立することが(例えば、吸引/漏出の理由で)望まれるときはいつでも、プルタブ50は、再度把持され、上方に引かれ、そして、解放される。
予想されることには、チャンバ60内での複数サイクルの吸引力の引き出しは、例えば、チャンバ60内での所望の吸引力を最初に確立するために次々のサイクルで使用されることがあり、或いは、その後に、チャンバ60内で所望の負圧を再確立するように周期的に再循環する。
1~2日後に、機械式真空ドレッシング5は、創傷から取り外されることがある。
図11は、患者の胴体に適用される複数の機械式真空ドレッシング5を示す。留意すべきことには、外部弁層20が、その非付勢状態に復帰したとき(即ち、プルタブ50が、外部弁層20を接着剤層10から離してテント形にするように引かれていないとき)、機械式真空ドレッシング5は、患者の活動の邪魔をしない比較的低いプロファイル構成を有する。
こうして、理解されるであろうことには、機械式真空ドレッシング5は、組織の完全性を再確立し、外部空気及び液体をさえぎる保護治癒環境を提供し、滲出物を創傷から積極的に除去するように、創傷縁部を一緒に機械式に引くために使用されることがある。
プルタブ及び外部一方向弁が単一のサブアセンブリに統合される機械式真空ドレッシング
次に図12を見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の機械式真空ドレッシング5Aである。機械式真空ドレッシング5Aは、上で説明された機械式真空ドレッシング5と概ね同様であるが、除外されるのは、前述のプルタブ50及び前述の外部一方向弁55が、外部弁層20Aに実装される単一のサブアセンブリ65Aに統合されるということである。
使用において、プルタブ50Aが上方に引かれるとき、外部弁層20Aは、内部弁層15Aの上側にテント形にされて、テント形の外部弁層20Aと下にある内部弁層15Aとの間に配設されるチャンバ(図12に図示せず)内に吸引力を作り出す。この吸引力が作り出されるので、接着剤層10Aは、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、内部一方向弁45Aは、開き、創傷部位からの空気は、テント形の外部弁層20Aと下にある内部弁層15Aとの間に配設されるチャンバの中に積極的に引かれ、創傷からの滲出物は、インターバル弁層15Aの下側に配設される吸収性ドレッシング(図12に図示せず)の中に積極的に引かれる。プルタブ50Aが解放されるとき、外部弁層20Aのエラストマ材料は、外部弁層20Aをそれの以前の構成まで復帰させ、チャンバ(テント形の外部弁層20Aと下にある内部弁層15Aとの間に配設される)内の空気は、外部一方向弁55Aから排出される。
重要なことに、患者の皮膚に対する接着剤層10Aの気密シール、内部一方向弁45A及び外部一方向弁55Aのおかげで、チャンバ(テント形の外部弁層20Aと下にある内部弁層15Aとの間に配設される)内に作り出される吸引力は、プルタブ50Aが解放された後でも、創傷に対して適用されるために継続するであろうし、創傷縁部を一緒に機械式に保持し、滲出物を創傷から引き出して、インターバル弁層15Aの下側に配設される吸収性ドレッシング25(図12に図示せず)の中に引き入れ続ける。
合理化された機械式真空ドレッシング
次に図13及び14を見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の機械式真空ドレッシング5Bである。機械式真空ドレッシング5Bは、上で説明された機械式真空ドレッシング5及び5Aと概ね同様であるが、除外されるのは、前述のプルタブ50及び50Aが、プルリッジ50Bで置き換えられ、前述の外部一方向弁55及び55Aが、1つ又は複数のスリット弁55Bで置き換えられるということである。
使用において、プルリッジタブ50Bが上方に引かれるとき、外部弁層20Bは、内部弁層15Bの上側にテント形にされて、テント形の外部弁層20Bと下にある内部弁層15Bとの間に配設されるチャンバ(図13及び14に図示せず)内に吸引力を作り出す。この吸引力が作り出されるので、接着剤層10Bは、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、内部一方向弁45Bは、開き、創傷部位からの空気は、テント形の外部弁層20Bと下にある内部弁層15Bとの間に配設されるチャンバの中に積極的に引かれ、創傷からの滲出物は、吸収性ドレッシング25Bの中に積極的に引かれる(図14)。プルリッジ50bが解放されるとき、外部弁層20Bのエラストマ材料は、外部弁層20Bをそれの以前の構成まで復帰させ、チャンバ(テント形の外部弁層20Bと下にある内部弁層15Bとの間に配設される)内の空気は、スリット弁55Bから排出される。
重要なことに、患者の皮膚に対する接着剤層10Bの気密シール、内部一方向弁45B及びスリット弁55Bのおかげで、チャンバ(テント形の外部弁層20Bと下にある内部弁層15Bとの間に配設される)内に作り出される吸引は、プルリッジ50Bが解放された後でも、創傷に対して適用されるために継続するであろうし、創傷縁部を一緒に機械式に保持し、滲出物を創傷から引き出して、吸収性ドレッシング25Bの中に引き入れ続ける。
フラップ弁機械式真空ドレッシング
次に図14A~14Cを見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の機械式真空ドレッシング5Cである。機械式真空ドレッシング5Cは、機械式真空ドレッシング5Bと概ね同様であるが、除外されるのは、プルリッジ50B及びスリット弁55Bが、ソフトプルハンドル50Cで置き換えられ、ソフトプルハンドルの2つの端部が、外部弁層20Cに取り付けられ、また、外部弁層20C及び内部弁層15C間から流体が流れ出るのを可能にすることになっているフラップ弁55Cを含む、ということである。ソフトプルハンドル50Cの端部は、縁部が固定され中央部分が取り付けられないように、外部弁層20Cに取り付けられる。これらの取り付けられない中央部分は、外部弁層20Cを通って外部弁層20C及び内部弁層15C間の空間まで延びる開口57Cを覆うフラップ56Cを作り出す。フラップ56Cは、自由に開口57C上に平らに横たわり、流体がその間を通過するのを止めるか、或いは、フラップ56Cは、自由にぱたぱた開き、流体が外部弁層20Cの作動に応じてその間を通過するのを可能にする。合わせて、各フラップ56C及び開口57Cは、一方向フラップ弁55Cを含む。
使用において、ソフトプルハンドル50Cが上方に引かれるとき、外部弁層20Cは、内部弁層15Cの上側にテント形にされて、テント形の外部弁層20Cと下にある内部弁層15Cとの間に配設されるチャンバ(図14A~14Cに図示せず)内に吸引力を作り出す。ソフトプルハンドル50Cが上方に引かれるので、ソフトプルハンドル50Cの端部のフラップ56Cは、外部弁層20Cの開口57Cの上に平らに横たわり、吸収性ドレッシング25C(中央開口35C内に配設される)の外側からテント形の外部弁層20Cと下にある内部弁層15Cとの間に配設されるチャンバへの流体の通過を妨げ、こうして、吸引力をチャンバ内に作り出す。この吸引力が作り出されるので、接着剤層10Cは、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、下にある内部弁層15C上に配設される内部一方向弁45Cは、開き、創傷部位からの空気は、テント形の外部弁層20Cと下にある内部弁層15Cとの間に配設されるチャンバの中に積極的に引かれ、創傷からの滲出物は、吸収性ドレッシング25Cの中に積極的に引かれる。ソフトプルハンドル50Cが解放されるとき、外部弁層20Cのエラストマ材料は、それをそれの以前の構成まで復帰させ、ソフトプルハンドル50Cの端部のフラップ56Cは、ぱたぱた開き、チャンバ内の流体(テント形の外部弁層20Cと下にある内部弁層15Cとの間に配設される)が、外部弁層20Cを通って延びる開口57Cから排出されるのを可能にする。
重要なことに、患者の皮膚に対する接着剤層10Cの気密シール、内部一方向弁45C及び外部一方向弁55Cのおかげで、テント形の外部弁層20Cと下にある内部弁層15Cとの間に配設されるチャンバ内に作り出される吸引は、ソフトプルハンドル50Cが解放された後でも、創傷に対して適用されるために継続するであろうし、創傷縁部を一緒に機械式に保持し、滲出物を創傷から引き出して吸収性ドレッシング25Cの中に引き入れ続ける。
取り外し式ハンドル機械式真空ドレッシング
次に図15を見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の機械式真空ドレッシング5Dである。機械式真空ドレッシング5Dは、上で説明された機械式真空ドレッシング5、5A、5B及び5Cと概ね同様であるが、除外されるのは、前述のプルタブ50、50A、プルリッジ50B、及び、ソフトプルハンドル50C、並びに、前述の外部一方向弁55、55A、スリット弁55B、及び、フラップ弁55Cが、それを貫通する中央開口120Dを有するマウント115Dで置き換えられ、マウント115Dが、中央開口120D内に位置する外部一方向弁(図15に図示せず)を有することである。機械式真空ドレッシング5Dは、それを貫通する中央開口130Dを有する取り外し式ハンドル125Dを更に含む。取り外し式ハンドル125Dは、外部弁層20Dがテント形にされるべきとき(即ち、吸引力を、テント形の外部弁層20Dと下にある内部弁層15Dとの間に配設されるチャンバ(図15に図示せず)に作り出すように、マウント115Dと解放可能に嵌合する。有利なことには、取り外しハンドル125Dは、機械式真空ドレッシング5Dをテント形にすることが必要とされないとき、即ち、真空ポンピング間の縮小プロファイルを機械式真空ドレッシング5Dに提供するように、機械式真空ドレッシング5Dから取り外されることがある。
使用において、外部弁層20Dが上方にテント形にされるべきとき、取り外し式ハンドル125Dは、マウント115Dに実装され、次いで、取り外し式ハンドル125Dは、外部弁層20Dをテント形にするために使用される。外部弁層20Dがテント形にされるとき、吸引力は、テント形の外部弁層20Dと下にある内部弁層15Dとの間に配設されるチャンバ(図15に図示せず)内に作り出される。この吸引力が作り出されるので、接着剤層10Dは、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、内部一方向弁45Dは、開き、創傷部位からの空気は、テント形の外部弁層20Dと下にある内部弁層15Dとの間に配設されるチャンバの中に積極的に引かれ、創傷からの滲出物は、内部弁層15Dの下側に配設される吸収性ドレッシング(図15に図示せず)の中に積極的に引かれる。取り外し式ハンドル125Dが解放されるとき、外部弁層20Dのエラストマ材料は、それをそれの以前の構成まで復帰させ、チャンバ(テント形の外部弁層20Aと下にある内部弁層15Aとの間に配設される)内の空気は、マウント115Dの中央開口120D(及び、マウント115Dの中央開口120D内に配設される外部一方向弁)及び取り外し式ハンドル125Dの中央開口130Dから排出される。
重要なことに、患者の皮膚に対する接着剤層10Dの気密シール、内部一方向弁45D、及び、マウント115Dの中央開口120D内に配設される外部一方向弁のおかげで、テント形の外部弁層20Dと下にある内部弁層15Dとの間に配設されるチャンバ内に作り出される吸引力は、取り外し式ハンドル125Dが解放された後でも、創傷に対して適用されるために継続するであろうし、創傷縁部を一緒に機械式に保持し、滲出物を創傷から引き出して、内部弁層15Dの下側に配設される吸収性ドレッシング(図15に図示せず)の中に引き入れ続ける。
本発明の1つの好適な形式では、図16を現在見ると、外部弁層20Dに配設されるマウント115Dは、ねじ山135Dを含み、取り外し式ハンドル125D(図16に図示せず)は、対応ねじ山(図16に図示せず)を含み、したがって、取り外し可能なハンドル125D(図16に図示せず)は、マウント115Dに解放可能に実装される場合があり、取り外し可能なハンドル125D(図16に図示せず)の中央開口130D(図16に図示せず)は、マウント115Dの中央開口120Dと連通する。
必要に応じて、代替の機構は、取り外し式ハンドル125Dをマウント115Dに解放可能に固定するために、設けられることがある。例であって限定ではないものとして、図17~20は、取り外し式ハンドル125Dをマウント115Dに解放可能に実装するための「単一ピン」バヨネットマウントを示す。別の例であって限定ではないものとして、図21~25は、取り外し式ハンドル125Dをマウント115Dに解放可能に実装するための「2重ピン」バヨネットマウントを示す。
ピンチ弁機械式真空ドレッシング
次に図26~28を見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の新規な機械式真空ドレッシング5Eである。機械式真空ドレッシング5Eは、上で説明された機械式真空ドレッシング5、5A、5B、5C及び5Dと概ね同様であるが、除外されるのは、(i)前述の内部弁層15、15A、15B、15C及び15Dが、弁スリット層140E及び弁フラップ層145Eで置き換えられ、(ii)前述のプルタブ50、50A、プルリッジ50B、ソフトプルハンドル50C、及び、マウント115D/取り外し式ハンドル125D、並びに、外部一方向弁55、55A、スリット弁55B、フラップ弁55C、及び、マウント115Dの中央開口120D内に配設される外部一方向弁が、ピンチ弁150E(時々ダックビル弁と呼ばれる)で置き換えられることである。
より詳細には、図27から理解されるように、弁スリット層140E及び弁フラップ層145Eは、吸収性ドレッシング25Eと接着剤層10Eとの間にサンドイッチにされ、外部弁層20Eは、接着剤層10Eに対して配設される。剥離ライナ30Eは、吸収性ドレッシング25E及び接着剤層10Eに対して配設される。
接着剤層10Eは、中央開口35Eを有する可撓性材料を一般に含む。接着剤層10Eは、中央開口35Eの周囲が創傷を囲むことのできるように寸法決めされる。接着剤40(図28)は、接着剤層10Eの底部面によって支持される。接着剤層10Eは、接着剤層10Eが患者の皮膚と気密シールを形成できるように構成される。本発明の1つの好適な形式では、吸収性ドレッシング25Eは、接着剤層10Eの中央開口35Eの中に受容される。
弁スリット層140Eは、複数のスリット155Eを有する可撓性材料を含む。弁スリット層140Eは、接着剤層10Eの中央開口35Eと実質上同じ寸法であるか又はそれより大きいように寸法決めされる。
弁フラップ層145Eは、複数のフラップ160Eを有する可撓性材料を含む。弁フラップ層145Eは、接着剤層10Eの中央開口35Eと実質上同じ寸法であるか又はそれより大きいように寸法決めされ、また、弁スリット層140Eの上部面に対して位置決めされ、弁フラップ層145Eのフラップ160Eは、弁スリット層140Eのスリット155Eの上に横たわる。
理解されるであろうことには、弁スリット層140E及び弁フラップ層145Eは、「内側」弁を、より正確には、複数の内側弁を、効果的に作り出し、それ(ら)は、流体が吸収性ドレッシング25Eから弁フラップ層145Eの上の領域の中に流れるのを可能にするが、流体が吸収性ドレッシング25Eに流れ戻るのを妨げる。こうして、弁スリット層140E及び弁フラップ層145Eは、前述の内部弁層15、15A、15B、15C、及び、15Dと効果的に置き換わり、スリット155E及びフラップ160Eは、前述の内部一方向弁45、45A、45B、45C、及び、45Dと効果的に置き換わる。内側弁を形成するこの方法は、有利である場合があり、その理由は、製造が容易であり、低コスト、低プロファイルであり、共同して大きな表面積の弁として機能する多数の弁要素を作り出して効果的な吸引力を引き出す等々だからである。
同じく理解されるであろうことには、弁スリット層140E及び弁フラップ層145Eは、構成を異にすることがある。
吸収性ドレッシング25Eは、流体浸透性の吸収性可撓性材料、例えば、織成又は不織成ドレッシング、発泡体ドレッシング等々から形成されるのが好ましい。本発明の1つの好適な形式では、吸収性ドレッシング25Eは、高吸収性材料、例えば、親水性発泡体から形成される。
外部弁層20Eは、ピンチ弁150E(時々ダックビル弁と呼ばれる)を一般に含む。外部弁層20Eは、エラストマ材料から形成され、したがって、(i)ピンチ弁150Eを上方に引くことによって、チャンバ60E(図30)は、外部弁層20Eと接着剤層10Eとの間に作り出すことができ、それによって負圧をチャンバ60E内に作り出し、(ii)ピンチ弁150Eが解放されるとき、エラストマ外部弁層20Eは、それの元の構成に戻り、それによってチャンバ60Eを最小化するであろう。ピンチ弁150Eは、ピンチ弁150Eが解放されてエラストマ外部弁層20Eがそれの元の構成に戻るときに、流体がチャンバ60Eから機械式真空ドレッシング5Eの外側の領域に移るように構成され、しかしながら、チャンバ60Eを作り出すようにエラストマ外部弁層20Eが上方に引かれるときに、流体がピンチ弁150Eを通ってチャンバ60Eに入るのを妨げるように構成される。本発明の1つの好適な形式では、ピンチ弁150Eは、チャンバ60Eから機械式真空ドレッシング5Eの外側の領域に空気を移らせるが、空気がピンチ弁150Eを通ってチャンバ60Eに入るのを妨げるように構成される。
理解されるであろうことには、ピンチ弁150Eは、「外側」弁を効果的に構成し、流体(例えば、空気)がチャンバ60Eから機械式真空ドレッシングの外側の領域に流れるのを可能にするが、流体(例えば、空気)がピンチ弁150Eを通ってチャンバ60Eに入るのを妨げる。こうして、ピンチ弁150Eは、前述の外部一方向弁55、55A、スリット弁55B、フラップ弁55C、及び、マウント115Dの中央開口120D内に配設される外部一方向弁と効果的に置き換わる(また、ピンチ弁150Eも、手動で外部弁層20Eをテント形にするために使用されるので、ピンチ弁150Eも、前述のプルタブ50、50A、プルリッジ50B、ソフトプルハンドル50C、及び、マウント115D/取り外し式ハンドル125Dと効果的に置き換わる)。
必要に応じて、取り外し式フレーム(図示せず)は、機械式真空ドレッシング5Eを創傷部位に対して操縦すること及び機械式真空ドレッシングを患者の皮膚に付着させることを容易にするように、接着剤層10Eの周囲のまわりに設けられることがある。
次いで、いったん機械式真空ドレッシングが患者の皮膚に付着されると、取り外し式フレーム(図示せず)は、取り外されることがあり、機械式真空ドレッシングが患者の皮膚に付着されたままにされる。例であって限定ではないものとして、取り外し式フレーム(図示せず)は、穿孔線、分割線、タブ等々によって接着剤層10Eに連結されることがある。理解されるべきことには、取り外し式フレーム(図示せず)と接着剤層10Eの周囲との間の連結は、機械式真空ドレッシング5Eが取り外し式フレーム(図示せず)によって操作できるほどに十分に堅牢であるが、機械式真空ドレッシング5Eが患者の皮膚に固定された後、取り外し式フレーム(図示せず)が機械式真空ドレッシング5Eから分離できるように、要求に応じて容易に切り離しできる。取り外し式フレーム(図示せず)は、接着剤をその下側に有しないことが好ましく、それで、取り外し式フレーム(図示せず)は、いったん機械式真空ドレッシング5Eが患者の皮膚に付着されると、患者の皮膚から容易に遠く離れるように行ける。
機械式真空ドレッシング5Eは、次のように使用することが意図される。先ず、剥離ライナ30Eは、接着剤層10Eの底部面から取り外される。次いで、機械式真空ドレッシング5Eは、吸収性ドレッシング25Eが創傷に対して位置決めされるように患者の皮膚に対して位置決めされ、接着剤40Eは、機械式真空ドレッシング5Eを患者の皮膚に固定し、それによって気密シールを患者の皮膚と共に形成し、組織の完全性を再確立するように創傷縁部を一緒に機械式に保持し、機械式真空ドレッシング5Eは、外部空気及び液体をさえぎる保護治癒環境を提供する。次に、ピンチ弁150Eは、上方に引かれ、外部弁層20Eをテント形にし(図29及び30)、そういったテント形にすることのおかげでチャンバ60E内に吸引力を作り出す。この吸引力が作り出されるので、接着剤層10Eは、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、フラップ160Eは、開き、創傷部位からの空気は、チャンバ60Eの中に積極的に引かれ、創傷からの滲出物は、吸収性ドレッシング25Eの中に積極的に引かれる。ピンチ弁150Eは、次いで解放され、外部弁層20Eのエラストマ材料がそれの以前の構成まで復帰するのを可能にし、チャンバ60E内の流体は、ピンチ弁150Eから排出される(図31参照)。理解されるべきことには、ピンチ弁150Eから排出される流体は、実質上全て空気であり、創傷からの液体は、吸収性ドレッシング25Eによって吸収される。
重要なことに、患者の皮膚に対する接着剤層10Eの気密シール、スリット155E、フラップ160E及びピンチ弁150Eのおかげで、チャンバ60E内に作り出される吸引力は、創傷に対して適用されるために継続するであろうし、創傷縁部を一緒に機械式に保持し、滲出物を創傷から引き出して、吸収性ドレッシング25Eの中に引き入れ続ける。
理解されるであろうことには、ピンチバルブ150Eは、所望のレベルの吸引力を創傷部位に確立する目的で、複数回引かれて解放されることがある。
その後に、チャンバ60E内の負圧を再確立することが(例えば、吸引漏出の理由で)望まれるときはいつでも、ピンチ弁150Eは、再度把持され、上方に引かれ、そして、解放される。
予想されることには、チャンバ60E内での複数サイクルの引く吸引力は、例えば、チャンバ60E内での所望の吸引力を最初に確立するために次々のサイクルで使用されることがあり、或いは、その後に、チャンバ60E内で所望の負圧を再確立するように周期的に再循環する。
1~2日後に、機械式真空ドレッシング5Eは、創傷から取り外されることがある。
こうして、理解されるであろうことには、機械式真空ドレッシング5Eは、組織の完全性を再確立し、外部空気及び液体をさえぎる保護治癒環境を提供し、滲出物を創傷から積極的に除去するように、創傷縁部を一緒に機械式に引くために使用されることがある。
本発明の別の好適な形式では、図32及び33を現在見ると、機械式真空ドレッシング5Eは、長めの創傷(例えば、逆オストミの結果生まれる長い切開)をドレッシングするように構成される。吸収性ドレッシング25Eは、吸収性ドレッシングの幅よりも長い長さ、より深い深さ、及び丸み付けされた縁部を有するように構成される。吸収性ドレッシング25Eの厚さの増加は、創傷に対する圧縮の増大と、滲出物保持の増加と、を提供する。
次に図34を見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の機械式真空ドレッシング5Fである。機械式真空ドレッシング5Fは、前述の機械式真空ドレッシング5Eと実質上同様であるが、除外されるのは、本発明のこの形式において、前述の弁スリット層140E及び弁フラップ層145Eが図34に示された構造を有する、ということである。より詳細には、本発明のこの形式では、弁スリット層140Fは、スリット155Fを含み、弁フラップ層145Fは、狭小開口160Fを含み、スリット155F及び狭小開口160Fは、上部平面図で見たときに互いにオフセットしている。
留意すべきことには、機械式ドレッシング5Fは、接着剤層10F、吸収性ドレッシング25F、及び解放線30Fを同じく含む。
使用において、ピンチ弁150Fが上方に引かれて、外部弁層20Fをテント形にし、機械式真空ドレッシング5Fの内部内に吸引力を作り出すとき、弁フラップ層145Fは、僅かにテント形になって、空気が、弁スリット層140Fのスリット155Fを通り抜けること、弁スリット層140F及び弁フラップ層145F間の空間に入ること、弁フラップ層145Fの狭小開口160Fを通り抜けること、そして、機械式真空ドレッシング5Fのテント形の内部に入ること、を可能にする。その後に、ピンチ弁150Fが解放されて、従って、エラストマ外部弁層20Fがそれの元の構成に復帰するとき、弁スリット層140F及び弁フラップ層145F間の空間は、ピンチ弁150Fがチャンバ60F(図34に図示せず)を通気するので、創傷をシールするように閉じる。
蠕動ポンプ機構付きの機械式真空ドレッシング
次に図35及び36を見ると、示されるのは、別の機械式真空ドレッシング5Gである。機械式真空ドレッシング5Gは、上で説明された機械式真空ドレッシング5と概ね同様であるが、除外されるのは、前述の外部弁層20(及びそれのプルタブ及び外部一方向弁55)が、機械式真空ドレッシングの残部に接着されるカバー層165Gで置き換えられることである。カバー層165Gは、フランジエルボコネクタ170G及び蠕動ポンプ機構175Gを含む。蠕動ポンプ機構175Gは、例えば、図35及び36に示された蠕動ポンプ機構などの当該技術においてよく知られた種類のものであることがあり、ポンプ外側ハウジング180G、チューブ185G、ポンプローラ190G、ポンプ内側ハウジング193G、及び、クランクキー195Gを含み、チューブ185Gは、フランジエルボコネクタ170G(それ自体がカバー層165Gに固定される)に連結可能である。本発明の1つの形式では、蠕動ポンプ機構175Gは、カバー層165Gに永続的に固定されることがある。本発明の別の形式では、蠕動ポンプ機構175Gのチューブ185Gは、使用する時点でフランジエルボコネクタ170Gに連結可能であることがある。一方向チェック弁(図示せず)は、周囲環境からの空気が、蠕動ポンプ機構175Gを通って漏れること及び負圧の損失を引き起こすことができないことを確実にするように、チューブ185Gの出力に追加されることがある。
使用において、吸引力が、カバー層165G及びフランジエルボコネクタ170Gの下側に配設される吸収性ドレッシング内に引き出されるべきとき、蠕動ポンプ機構175Gは、吸引力をフランジエルボコネクタ170Gに適用するために、それによって、吸引力を吸収性ドレッシング(図35及び36に図示せず)内に作り出すために、使用される。この吸引力が作り出されるので、機械式真空ドレッシング5Gの接着剤層(図35及び36に図示せず)は、曲がり、創傷の縁部は、一緒に引かれ、創傷からの滲出物は、吸収性ドレッシング(図35及び36に図示せず)の中に積極的に引かれる。
蠕動ポンプ機構175Gの代替形式は、図37及び38に示される。
圧力計
必要に応じて、圧力計は、医療関係者に機械式真空ドレッシング内の不十分/十分な吸引力の視覚的な表示を与えるために設けられることがある。例であって限定ではないものとして、圧力計200は、図39並びに図40A、40B及び40Cに示される。圧力計200は、チャンバ210を有するハウジング205、第1のポート215、第2のポート220、及び、窓225を一般に含む。ストッパ肩部235を有するポスト230は、チャンバ210内に配設される。カラーコード化ピストン240は、ポスト230に可動に実装され、ばね245は、カラーコード化ピストン240をストッパ肩部235から遠い側に付勢し、従って、赤色インジケータ250は、吸引力が圧力計200に適用されないときに、窓225に標準的に表示される。圧力計200が空気配管に連結され、ポート215がチャンバに連結され、その中には適切なレベルの負圧が確立されるべきであり、ポート220が吸引源に連結されるとき、また、適切な吸引力がその後にポート220で引き出されるとき、カラーコード化ピストン240は、ばね245の力に逆らってストッパ肩部235に向けて引かれ、従って、緑色インジケータ255は、窓225に表示され、それによって、適切なレベルの負圧が215の連結されるチャンバに確立されたことを示すであろう。
圧力計200は、機械式真空ドレッシング内の不十分/十分な圧力の視覚的な表示を提供するように、前述の機械式真空ドレッシング5、5A、5B、5C、5D、5E、5F及び5Gと共に使用されることがある。圧力計200が機械式真空ドレッシング5、5A、5B、5C、5D、5E、5F又は5Gと共に使用される場合、圧力計200の1つのポートは、例えば、造作400を介して、機械式真空ドレッシングに連結され、第2のポートは、シールされる。
「フィンガプレス」機械式真空ドレッシング
次に図41A~41Eを見ると、示されるのは、本発明に従って形成される別の機械式真空ドレッシング300である。機械式真空ドレッシング300は、底部層305及び上部層310を一般に含む。
底部層305は、開口315を有する可撓性材料を含む実質上平らな平面シートであることが好ましい。底部層305は、患者の皮膚に接触する底部層305の部分の上に延びる接着剤320を含むことが好ましい。底部層305は、折り曲げタブ325を含むことも好ましい。接着剤320は、折り曲げタブ325の上に延びていない。折り曲げタブ325は、いったん負圧が機械式真空ドレッシング(下を参照)内に確立されると、機械式真空ドレッシングの負圧を維持するのに役立つために使用される場合がある。吸収性材料層330は、底部層305の開口315の中に配設される。剥離ライナ332は、底部層305の底部にわたって配設されることが好ましい。
上部層310は、底部層305に固定された平面シートを一般に含む。上部層310は、第1の通路335、チャンバ340、及び、1つ又は複数の第2の通路345を画定するように底部層305に取り付けられる。
第1の通路335は、弓形の支持部材350が上部層310を底部層305から分離するという事実のおかげで、永続的に「開口」される。
チャンバ340は、オープンセル発泡体343で充填されることが好ましい上向きに延びるドーム342によって特徴付けされる。
第2の通路345では、上部層310と底部層315との間の結合は、意図的に防止される。第2の通路345は、開口315、第1の通路335、及びチャンバ340内の正圧での流体が、上部層310を第2の通路345で底部層305から僅かに分離させ、それによって、流体が第2の通路345を通過して周囲環境に排出され得る、という意味では、ちょっとしたフラップ弁として機能する。開口315、第1の通路335、及びチャンバ340内の負圧での流体は、上部層310を第2の通路345で底部層305に逆らって下に下げさせ、それによって、気密シールが形成され、空気は、第2の通路345を通って機械式真空ドレッシング300に入るのが妨げられる。折り曲げタブ325は、長期間にわたる漏れの無いシールを確実にするように真空が開口315に確立された後、第2の通路345(通路が機械式真空ドレッシングの縁部に出会う所)を選択的にシールするために使用されることがある。例であって限定ではないものとして、折り曲げタブ325は、いったん負圧が機械式真空ドレッシングの開口315内に確立されると、機械式真空ドレッシングの負圧を維持するのに役立つために使用される場合がある。
必要に応じて、取り外し式フレーム(図示せず)は、機械式真空ドレッシング300を創傷部位に対して操縦すること及び機械式真空ドレッシングを患者の皮膚に付着させることを容易にするように、底部層305の周囲のまわりに設けられることがある。次いで、いったん機械式真空ドレッシングが患者の皮膚に付着されると、取り外し式フレーム(図示せず)は、取り外されることがあり、機械式真空ドレッシングが患者の皮膚に付着されたままにされる。例であって限定ではないものとして、取り外し式フレーム(図示せず)は、穿孔線、分割線、タブ等々によって底部層305に連結されることがある。理解されるべきことには、取り外し式フレーム(図示せず)と底部層305の周囲との間の連結は、機械式真空ドレッシング300が取り外し式フレーム(図示せず)によって操作できるほどに十分に堅牢であるが、機械式真空ドレッシング300が患者の皮膚に固定された後、取り外し式フレーム(図示せず)が機械式真空ドレッシング300から分離できるように、要求に応じて容易に切り離しできる。取り外し式フレーム(図示せず)は、接着剤をその下側に有しないことが好ましく、それで、取り外し式フレーム(図示せず)は、いったん機械式真空ドレッシング300が患者の皮膚に付着されると、患者の皮膚から容易に遠く離れるように行ける。
使用において、剥離ライナ332は、底部層305から取り外される。次いで、機械式真空ドレッシング300は、吸収性材料層330が創傷に対して位置決めされるように患者の皮膚に対して位置決めされ、接着剤320は、機械式真空ドレッシング300を患者の皮膚に固定し、組織の完全性を再確立するように創傷縁部を一緒に機械式に保持し、それによって、機械式真空ドレッシング300は、外部空気及び液体をさえぎる保護治癒環境を提供する。次に、医療関係者は、指(又はツール)を用いて、チャンバ340のドーム342を圧縮するようにチャンバ340の直ぐ上の上部層310に対して押圧し、空気及び滲出物を開口315及び吸収性材料層330から排出する。空気は、第1の通路335を通過し、第1の通路335が正圧であるので、第2の通路345を通過する。開口315及び吸収性材料層330への圧力が緩和されるとき、第2の通路345は、創傷への吸引力を維持するように閉じる。吸収性材料層330は、それの弾性に依存する量だけそれの元の体積に向かって膨張する。達成される負圧は、チャンバ340のドーム342が、医療関係者によって、また、医療関係者によって適用された下向きの力が取り除かれた後のチャンバ340の体積によって、押されるときに、排出される流体の体積に依存する。達成される負圧は、従って、医療関係者によって適用される圧力によって制御される場合がある。更に、(例えば、チャンバ340内のオープンセル発泡体343の存在によって、或いは、チャンバ340のドーム342を形成するために使用される材料の弾性を増加させることによって)チャンバ340のドーム342の弾性を増加させることは、達成可能な負圧を増加させるであろう。折り曲げタブ325は、それ故に、吸引の期間の間で機械式真空ドレッシングをシールするように、折り曲げられた機械式真空ドレッシング300であることがある。
次に図42A~42Dを見ると、示されるのは、本発明に従って形成された別の機械式真空ドレッシング300Aである。機械式真空ドレッシング300Aは、前述の機械式真空ドレッシング300と概ね同様であるが、除外されるのは、弓形支持部材350Aが、医療関係者の指によって押し下げられることがあり、下向きの圧力を維持しながら左から右に移動する指が、空気を、開口315A及び吸収性材料層330Aから第1の通路335Aに沿って第2の通路345Aの外に引くようにさせる、ということである。第1の通路335Aへの圧力が緩和されるとき、第2の通路345Aは、創傷への吸引力を維持するように閉じる、即ち、蠕動ポンプの容積式の特徴を模倣する。
本発明のこの形式では、チャンバ340Aは、チャンバ340Aのドームの押し下げではなく、弓形支持部材350Aの押し下げによって、負圧が開口315Aに確立されるので、低いプロファイルを有することがある(即ち、それのドームが省略されることがある)。
追加コメント
こうして、理解されるであろうことには、本発明の場合、閉じた外科創傷をドレッシングするために、機械式真空ドレッシングは、先ず創傷の上に配置され、患者の皮膚に付着される。次いで、医療関係者は、関連する機械式ポンプを活動化させることによって、機械式真空ドレッシング用の負圧を活動化させることがある。ポンプ構成にもよるが、ポンプは、(i)機械式真空ドレッシングへの幾つかの引く動作及び解放する動作(例えば、前述の機械式真空ドレッシング5、5A、5B、5C、5D、5E及び5Fに関して)によって、又は、(ii)蠕動ポンプ機構のハンドルをひねること(例えば、前述の機械式真空ドレッシング5Gに関して)によって、或いは、(iii)手動で空気を絞り出すこと(例えば、前述の機械式真空ドレッシング300及び300Aに関して)によって、活動化されることがある。圧力計が設けられる所では、いったん十分な負圧が達成されると、圧力計は、十分な負圧が機械式真空ドレッシング内に確立されたことを示すために、視覚的な変化(例えば、泡インジケータ、色変化インジケータ、又は他のインジケータ)を作り出すであろう。機械式真空ドレッシングは、負圧を1~2日の間維持することを意図され、その期間中、機械式真空ドレッシングに関連するポンプは、必要に応じて、また、必要なときに、再度活動化されることがある。1~2日後、医療関係者は、機械式真空ドレッシングを取り外すことがあり、患者の退院時に、在宅創傷ケアの基準に患者が従うことを推奨することがある。
好適な実施形態の修正例
理解されるべきことには、詳細、材料、ステップ及び部品の配置における多くの追加的変更は、本発明の本質を説明する目的で明細書で説明及び例証されてきたところ、当業者が行うことができ、しかるに、依然として、本発明の原理及び範囲内にとどまる。
〔態様1〕
機械式真空ドレッシングであって、
第1の一方向弁を含む第1の弁層と、
第2の一方向弁を含む第2の弁層と、を含み、
前記第1の弁層は、チャンバをその間に画定するように前記第2の弁層と結合され、
前記第1の一方向弁は、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを許容するが、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバから出るのを妨げるように構成され、
前記第2の一方向弁は、流体を前記第2の一方向弁を通って前記チャンバから排出させるが、流体が前記第2の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを妨げるように構成され、
前記第2の弁層は、エラストマ材料を含み、従って、(i)前記第2の弁層が前記第1の弁層から遠ざかるとき、前記チャンバの体積は、増加し、(ii)前記第2の弁層がその後に解放されるとき、前記第2の弁層は、前記第1の弁層に向けて後退し、前記チャンバの体積は、減少する、機械式真空ドレッシング。
〔態様2〕
前記第1の弁層によって支持される接着剤を更に含む、態様1に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様3〕
前記接着剤は、有界の領域を画定するように構成され、更に、前記第1の一方向弁は、前記有界の領域で開く、態様2に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様4〕
前記接着剤は、開口を画定する接着剤層を含み、更に、前記接着剤層は、前記第1の弁層に実装され、前記開口は、前記有界の領域を画定する、態様2に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様5〕
前記接着剤に取り外し可能に配設された剥取りライナを更に含む、態様2に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様6〕
前記有界の領域に配設される吸収性ドレッシングを更に含む、態様3に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様7〕
前記吸収性ドレッシングは、織成ドレッシング、不織成ドレッシング、及び発泡体ドレッシングから成る群から少なくとも1つを含む、態様6に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様8〕
前記吸収性ドレッシングは、抗菌剤、成長因子及び他の治癒剤から成る群から少なくとも1つを含む、態様6に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様9〕
前記第2の弁層に実装される要素を更に含み、前記要素は、前記第2の弁層を前記第1の弁層から離れるように引く目的で、ユーザによって把持されるように構成される、態様1に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様10〕
前記要素及び前記第2の一方向弁は、単一構造体の部分である、態様9に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様11〕
前記要素は、前記第2の弁層から選択的に取り外し可能である、態様9に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様12〕
前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのフラップを含む内側サブ層と、を含み、前記少なくとも1つのフラップは、前記第1の一方向弁を形成するように、前記少なくとも1つのスリットを選択的にカバーするように構成される、態様1に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様13〕
前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのスリットを含む内側サブ層と、を含み、前記内側サブ層及び前記外側サブ層は、前記第1の一方向弁を形成するように、互いに対して選択的に移動するように構成される、態様1に記載の機械式真空ドレッシング。
〔態様14〕
陰圧閉鎖療法(NPWT)を提供するための方法において、
機械式真空ドレッシングを提供するステップであって、
第1の一方向弁を含む第1の弁層と、
第2の一方向弁を含む第2の弁層と、を含み、
前記第1の弁層は、チャンバをその間に画定するように前記第2の弁層と結合され、
前記第1の一方向弁は、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを許容するが、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバから出るのを妨げるように構成され、
前記第2の一方向弁は、流体を前記第2の一方向弁を通って前記チャンバから排出させるが、流体が前記第2の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを妨げるように構成され、
前記第2の弁層は、エラストマ材料を含み、従って、(i)前記第2の弁層が前記第1の弁層から離れるように引かれるとき、前記チャンバの体積は、増加し、(ii)前記第2の弁層がその後に解放されるとき、前記第2の弁層は、前記第1の弁層に向けて後退し、前記チャンバの体積は、減少する、機械式真空ドレッシングを提供するステップと、
前記第1の一方向弁が創傷部位と連通するように、前記機械式真空ドレッシングを前記創傷部位に位置決めするステップと、
前記チャンバの体積を増加させて吸引力を前記創傷部位に適用するように、前記第2の弁層を前記第1の弁層から離れるように移動させるステップと、
前記チャンバの体積が減少するように、前記第2の弁層を解放するステップと、を含む方法。
〔態様15〕
前記第1の弁層によって支持される接着剤を更に含む、態様14に記載の方法。
〔態様16〕
前記接着剤は、有界の領域を画定するように構成され、更に、前記第1の一方向弁は、前記有界の領域で開く、態様15に記載の方法。
〔態様17〕
前記接着剤は、開口を画定する接着剤層を含み、更に、前記接着剤層は、前記第1の弁層に実装され、前記開口は、前記有界の領域を画定する、態様15に記載の方法。
〔態様18〕
前記接着剤に取り外し可能に配設された剥取りライナを更に含む、態様15に記載の方法。
〔態様19〕
前記有界の領域に配設される吸収性ドレッシングを更に含む、態様16に記載の方法。
〔態様20〕
前記吸収性ドレッシングは、織成ドレッシング、不織成ドレッシング、及び発泡体ドレッシングから成る群から少なくとも1つを含む、態様19に記載の方法。
〔態様21〕
前記吸収性ドレッシングは、抗菌剤、成長因子及び他の治癒剤から成る群から少なくと
も1つを含む、態様19に記載の方法。
〔態様22〕
前記第2の弁層に実装される要素を更に含み、前記要素は、前記第2の弁層を前記第1の弁層から離れるように引く目的で、ユーザによって把持されるように構成される、態様14に記載の方法。
〔態様23〕
前記要素及び前記第2の一方向弁は、単一構造体の部分である、態様22に記載の方法。
〔態様24〕
前記要素は、前記第2の弁層から選択的に取り外し可能である、態様22に記載の方法。
〔態様25〕
前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのフラップを含む内側サブ層と、を含み、前記少なくとも1つのフラップは、前記第1の一方向弁を形成するように、前記少なくとも1つのスリットを選択的にカバーするように構成される、態様14に記載の方法。
〔態様26〕
前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのスリットを含む内側サブ層と、を含み、前記内側サブ層及び前記外側サブ層は、前記第1の一方向弁を形成するように、互いに対して選択的に移動するように構成される、態様14に記載の方法。
〔態様27〕
機械式真空ドレッシングであって、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
前記創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、
滲出物を前記創傷から引き出すように、前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアを空にするための蠕動ポンプと、を含む機械式真空ドレッシング。
〔態様28〕
陰圧閉鎖療法(NPWT)を提供するための方法において、
機械式真空ドレッシングを提供するステップであって、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
前記創傷をシールするために前記ベースに連結された外側閉塞層と、
滲出物を前記創傷から引き出すように、前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアを空にするための蠕動ポンプと、を含むステップと、
前記ベースによって支持される前記吸収性材料が前記創傷に接触するように、前記機械式真空ドレッシングを組織に対して位置決めするステップと、
滲出物を前記創傷から引き出すように、吸引力を前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアに提供するために、前記蠕動ポンプを使用するステップと、を含む方法。
〔態様29〕
機械式真空ドレッシングであって、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
前記創傷をシールするために前記ベースに連結された外側閉塞層と、を含み、
前記外側閉塞層は、前記創傷と連通するチャンバを画定する弾力性ドームを含み、更に、前記外側閉塞層は、(i)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より上であるときに開き、(ii)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より下であるときに閉じる通路を形成するように前記ベースに選択的に結合される、機械式真空ドレッシング。
〔態様30〕
陰圧閉鎖療法(NPWT)を提供するための方法において、
機械式真空ドレッシングを提供するステップであって、
創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
前記創傷をシールするために前記ベースに連結された外側閉塞層と、を含み、
前記外側閉塞層は、前記創傷と連通するチャンバを画定する弾力性ドームを含み、更に、前記外側閉塞層は、(i)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より上であるときに開き、(ii)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より下であるときに閉じる通路を形成するように前記ベースに選択的に結合される、ステップと、
前記ベースによって支持される前記吸収性材料が前記創傷に接触するように、前記機械式真空ドレッシングを組織に対して位置決めするステップと、
滲出物を前記創傷から引き出すように、吸引力を前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアに提供するように、前記弾力性ドームを圧縮及び解放するステップと、を含む方法。

Claims (29)

  1. 機械式真空ドレッシングであって、
    第1の一方向弁(45)を含む第1の弁層(15)と、
    第2の一方向弁(55)を含む第2の弁層(20)と、を含み、
    前記第1の弁層は、チャンバ(60)をその間に画定するように前記第2の弁層と結合され、
    前記第1の一方向弁は、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを許容するが、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバから出るのを妨げるように構成され、
    前記第2の一方向弁は、流体を前記第2の一方向弁を通って前記チャンバから排出させるが、流体が前記第2の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを妨げるように構成され、
    前記第2の弁層は、エラストマ材料を含み、従って、(i)前記第2の弁層が前記第1の弁層から遠ざかるとき、前記チャンバの体積は、増加し、(ii)前記第2の弁層がその後に解放されるとき、前記第2の弁層は、前記第1の弁層に向けて後退し、前記チャンバの体積は、減少し、
    前記第1の弁層によって支持される接着剤(40)を更に含み、患者の皮膚と気密シールを形成する、機械式真空ドレッシング。
  2. 前記接着剤は、有界の領域を画定するように構成され、更に、前記第1の一方向弁は、前記有界の領域で開く、請求項1に記載の機械式真空ドレッシング。
  3. 前記接着剤は、開口(35)を画定する接着剤層(10)を含み、更に、前記接着剤層は、前記第1の弁層に実装され、前記開口は、前記有界の領域を画定する、請求項1に記載の機械式真空ドレッシング。
  4. 前記接着剤に取り外し可能に配設された剥取りライナを更に含む、請求項1に記載の機械式真空ドレッシング。
  5. 前記有界の領域に配設される吸収性ドレッシングを更に含む、請求項2に記載の機械式真空ドレッシング。
  6. 前記吸収性ドレッシングは、織成ドレッシング、不織成ドレッシング、及び発泡体ドレッシングから成る群から少なくとも1つを含む、請求項5に記載の機械式真空ドレッシング。
  7. 前記吸収性ドレッシングは、抗菌剤、成長因子及び他の治癒剤から成る群から少なくとも1つを含む、請求項5に記載の機械式真空ドレッシング。
  8. 前記第2の弁層に実装される要素を更に含み、前記要素は、前記第2の弁層を前記第1の弁層から離れるように引く目的で、ユーザによって把持されるように構成される、請求項1に記載の機械式真空ドレッシング。
  9. 前記要素及び前記第2の一方向弁は、単一構造体の部分である、請求項8に記載の機械式真空ドレッシング。
  10. 前記要素は、前記第2の弁層から選択的に取り外し可能である、請求項8に記載の機械式真空ドレッシング。
  11. 前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのフラップを含む内側サブ層と、を含み、前記少なくとも1つのフラップは、前記第1の一方向弁を形成するように、前記少なくとも1つのスリットを選択的にカバーするように構成される、請求項1に記載の機械式真空ドレッシング。
  12. 前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのスリットを含む内側サブ層と、を含み、前記内側サブ層及び前記外側サブ層は、前記第1の一方向弁を形成するように、互いに対して選択的に移動するように構成される、請求項1に記載の機械式真空ドレッシング。
  13. 機械式真空ドレッシングの作動方法であって、当該機械式真空ドレッシングが、
    第1の一方向弁を含む第1の弁層と、
    第2の一方向弁を含む第2の弁層と、を含み、
    前記第1の弁層は、チャンバをその間に画定するように前記第2の弁層と結合され、
    前記第1の一方向弁は、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを許容するが、流体が前記第1の一方向弁を通って前記チャンバから出るのを妨げるように構成され、
    前記第2の一方向弁は、流体を前記第2の一方向弁を通って前記チャンバから排出させるが、流体が前記第2の一方向弁を通って前記チャンバに入るのを妨げるように構成され、
    前記第2の弁層は、エラストマ材料を含み、従って、(i)前記第2の弁層が前記第1の弁層から離れるように引かれるとき、前記チャンバの体積は、増加し、(ii)前記第2の弁層がその後に解放されるとき、前記第2の弁層は、前記第1の弁層に向けて後退し、前記チャンバの体積は、減少する、機械式真空ドレッシングの作動方法において、
    前記チャンバの体積を増加させて前記機械式真空ドレッシングが位置決めされる創傷部位に吸引力を適用するように、前記第2の弁層を前記第1の弁層から離れるように移動させるステップと、
    前記チャンバの体積が減少するように、前記第2の弁層を解放するステップと、を含む方法。
  14. 前記第1の弁層によって支持される接着剤を更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記接着剤は、有界の領域を画定するように構成され、更に、前記第1の一方向弁は、前記有界の領域で開く、請求項14に記載の方法。
  16. 前記接着剤は、開口を画定する接着剤層を含み、更に、前記接着剤層は、前記第1の弁層に実装され、前記開口は、前記有界の領域を画定する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記接着剤に取り外し可能に配設された剥取りライナを更に含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記有界の領域に配設される吸収性ドレッシングを更に含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記吸収性ドレッシングは、織成ドレッシング、不織成ドレッシング、及び発泡体ドレッシングから成る群から少なくとも1つを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記吸収性ドレッシングは、抗菌剤、成長因子及び他の治癒剤から成る群から少なくとも1つを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記第2の弁層に実装される要素を更に含み、前記要素は、前記第2の弁層を前記第1の弁層から離れるように引く目的で、ユーザによって把持されるように構成される、請求項13に記載の方法。
  22. 前記要素及び前記第2の一方向弁は、単一構造体の部分である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記要素は、前記第2の弁層から選択的に取り外し可能である、請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのフラップを含む内側サブ層と、を含み、前記少なくとも1つのフラップは、前記第1の一方向弁を形成するように、前記少なくとも1つのスリットを選択的にカバーするように構成される、請求項13に記載の方法。
  25. 前記第1の弁層は、少なくとも1つのスリットを含む外側サブ層と、少なくとも1つのスリットを含む内側サブ層と、を含み、前記内側サブ層及び前記外側サブ層は、前記第1の一方向弁を形成するように、互いに対して選択的に移動するように構成される、請求項13に記載の方法。
  26. 機械式真空ドレッシングであって、
    創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
    前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
    前記創傷をシールするためにベースに連結された外側閉塞層と、
    滲出物を前記創傷から引き出すように、前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアを空にするための蠕動ポンプと、を含み、
    前記蠕動ポンプは、吸引力を前記吸収性材料に適用して、吸引力を当該吸収性材料内に作り出すように構成されている、機械式真空ドレッシング。
  27. 機械式真空ドレッシングの作動方法であって、当該機械式真空ドレッシングが、
    創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
    前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
    前記創傷をシールするために前記ベースに連結された外側閉塞層と、
    滲出物を前記創傷から引き出すように、前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアを空にするための蠕動ポンプと、を含む、機械式真空ドレッシングの作動方法において、
    前記機械式真空ドレッシングが位置決めされる創傷から滲出物を引き出すように、前記蠕動ポンプが吸引力を前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアに提供するステップを含む方法。
  28. 機械式真空ドレッシングであって、
    創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
    前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
    前記創傷をシールするために前記ベースに連結された外側閉塞層と、を含み、
    前記外側閉塞層は、前記創傷と連通するチャンバを画定する弾力性ドームを含み、更に、前記外側閉塞層は、(i)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より上であるときに開き、(ii)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より下であるときに閉じる通路を形成するように前記ベースに選択的に結合される、機械式真空ドレッシング。
  29. 機械式真空ドレッシングの作動方法であって、当該機械式真空ドレッシングが、
    創傷を囲む組織に対する解放可能な固定のためのベースと、
    前記ベースによって支持されて前記創傷に接触して前記創傷から滲出物を受容するように構成された吸収性材料と、
    前記創傷をシールするために前記ベースに連結された外側閉塞層と、を含み、
    前記外側閉塞層が、前記創傷と連通するチャンバを画定する弾力性ドームを含み、更に、前記外側閉塞層が、(i)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より上であるときに開き、(ii)前記チャンバ内の圧力が所定の閾値より下であるときに閉じる通路を形成するように前記ベースに選択的に結合される、機械式真空ドレッシングの作動方法において、
    前記機械式真空ドレッシングが位置決めされる創傷から滲出物を引き出すように、吸引力を前記吸収性材料と前記外側閉塞層との間のエリアに提供するように、前記弾力性ドームを圧縮及び解放するステップを含む方法。
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