JP7079706B2 - レーザー溶着及びレーザーマーキングが可能な樹脂組成物 - Google Patents
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しかしながら、接合された複合成形品としての意匠性の面から、透過材側も吸収材側と同系色に着色されていることが好ましく、特に一般的に吸収材はカーボンブラックで黒着色されたものが用いられることから、透過材も黒着色することが求められている。
ただし、ここで透過材を吸収材と同様のカーボンブラック等、レーザー光の吸収率の高い顔料で着色してしまうと、レーザー光が透過しなくなってしまいレーザー溶着が不可能となることから、透過材側はレーザー光の透過をできるだけ阻害しないよう、染料系の着色剤で着色するといったことが行われている。
一方で、当該透過材側の成形品にレーザーマーキングを施す場合、レーザー光が透過してしまうとマーキングできない。そこで、レーザー光をある程度透過させつつ、レーザーマーキングもできるような着色が求められている。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その課題は、レーザー溶着性及びレーザーマーキング性を両立した熱可塑性樹脂組成物を提供することにある。
(1)熱可塑性芳香族樹脂100質量部に対して、赤外線透過性黒色顔料を0.05~1.00質量部含む、レーザー溶着時においてレーザー光透過側として用いられ、レーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物。
(2)前記熱可塑性芳香族樹脂が、ポリブチレンテレフタレート樹脂又はポリアリーレンスルフィド樹脂である(1)に記載の熱可塑性樹脂組成物。
(3)前記赤外線透過性黒色顔料が、ベンゾイミダゾール骨格を有するペリレンブラック顔料である、(1)又は(2)に記載の熱可塑性樹脂組成物。
(4)さらに、前記熱可塑性芳香族樹脂100質量部に対して、無機充填材を20~200質量部含む、(1)から(3)のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
(5)CIELAB表色系におけるL*値が20以下である、(1)から(4)のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
(6)(1)から(5)のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物の成形品。
以下に先ず、本実施形態の熱可塑性樹脂組成物中の各成分について説明する。
本実施形態において用いる熱可塑性芳香族樹脂は、構造単位中に芳香族基を有する熱可塑性樹脂である。炭化しやすい樹脂である芳香族樹脂を対象とし、そのような樹脂を用いた樹脂組成物からなる成形品のレーザー溶着性(レーザー光透過側として使用)及びレーザーマーキング性の両立を図るものである。熱可塑性芳香族樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アラミド、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリーレンサルファイド、ポリアリレート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。これらは単独又は2種以上組み合わせて使用することが可能である。中でも、成形性に優れる点で、ポリアリーレンサルファイド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートから選ばれる1以上の樹脂を含むことがより好ましく、特に外観性に優れる点で、ポリブチレンテレフタレート及び/又はポリアリーレンサルファイドが好ましい。
PBT樹脂は、少なくともテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体(C1-6のアルキルエステルや酸ハロゲン化物等)を含むジカルボン酸成分と、少なくとも炭素原子数4のアルキレングリコール(1,4-ブタンジオール)又はそのエステル形成性誘導体(アセチル化物等)を含むグリコール成分とを重縮合して得られる樹脂である。PBT樹脂は、ホモポリブチレンテレフタレートに限らず、ブチレンテレフタレート単位を60モル%以上(特に75モル%以上95モル%以下)含有する共重合体であってもよい。
また、固有粘度が上記範囲のPBT樹脂は、異なる固有粘度を有するPBT樹脂をブレンドして、固有粘度を調整することもできる。例えば、固有粘度0.9dL/gのPBT樹脂と固有粘度0.7dL/gのPBT樹脂とをブレンドすることにより、固有粘度0.8dL/gのPBT樹脂を調製することができる。PBT樹脂の固有粘度(IV)は、例えば、o-クロロフェノール中で温度35℃の条件で測定することができる。
PAS樹脂は、機械的性質、電気的性質、耐熱性その他物理的・化学的特性に優れ、且つ加工性が良好であるという特徴を有する。
PAS樹脂は、主として、繰返し単位として-(Ar-S)-(但しArはアリーレン基)で構成された高分子化合物であり、本実施形態では一般的に知られている分子構造のPAS樹脂を使用することができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、赤外線透過性黒色顔料を、熱可塑性芳香族樹脂100質量部に対して0.05~1.00質量部含有する。赤外線透過性黒色顔料としては、樹脂を着色した場合に、本発明の効果を阻害することなく効果的に黒色に見せることができるものであれば特に限定されるものではない。例えば「ピグメントブラック32」(パート1)および「71133」(パート2)のカラーインデックスを有する顔料や、「ピグメントブラック31」(パート1)および「71132」(パート2)のカラーインデックスを有する顔料を用いることができる。より具体的には、ペリレンイソインドリン構造(特にベンゾイミダゾール骨格を有するペリレンブラック顔料)、アゾメチン構造及び/又はアニリン構造を有する黒色顔料等が好適に用いられる。また、市販の顔料としては、例えば「Paliogen Black S 0084」、「Paliogen Black L 0086」などのパリオゲンブラックシリーズや、「Lumogen Black FK4280」、「Lumogen Black FK4281」、「Lumogen Black K0087」、「Lumogen Black K0088」などのルモゲンブラックシリーズ(いずれもBASF社製)等が挙げられる。
本発明の一実施形態において、熱可塑性樹脂組成物は、赤外線透過性黒色顔料を、熱可塑性芳香族樹脂100質量部に対して0.05~1.00質量部、より好ましくは0.08~0.50質量部、さらに好ましくは0.10~0.40質量部含有する。赤外線透過性黒色顔料を0.05質量部以上含有することにより樹脂組成物が黒色となると共に、レーザー光照射部と非照射部における輝度比が小さくなってレーザーマーキング性が不十分となるのを抑制し、1.00質量部以下とすることで溶着時のレーザー光に対して一定以上の光透過性となる。
本実施形態の熱可塑性樹脂組成物において、耐熱性及び機械強度を向上させるために無機充填材を含有することが好ましい。無機充填材の種類は、本願の効果を阻害しない限り特に限定されないが、例えばガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、シリカ、タルク、マイカ等が挙げられ、ガラス繊維が特に好ましい。ガラス繊維の繊維長(溶融混練などにより組成物に調製する前の状態)は1~10mmのものが好ましく、ガラス繊維の直径は5~20μmのものが好ましい。
本実施形態においては、本発明の効果を害さない範囲で、上記各成分の他、一般に熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂に添加される公知の添加剤、即ち、バリ抑制剤、離型剤、潤滑剤、可塑剤、難燃剤、染料や顔料等の着色剤、結晶化促進剤、結晶核剤、各種酸化防止剤、熱安定剤、耐候性安定剤、腐食防止剤等を配合してもよい。
特に、熱可塑性樹脂100質量部に対して0.1~1.5質量部、好ましくは0.3~1.0質量部の黄色や緑色、赤色の顔料を混ぜることで、本実施形態の熱可塑性樹脂組成物がより黒く見えるようにすることもできる。
本実施形態の成形品は、上記熱可塑性樹脂組成物を成形してなる。本実施形態の成形品を作製する方法としては特に限定はなく、公知の方法を採用することができる。例えば、上記のような熱可塑性樹脂組成物を押出機に投入して溶融混練してペレット化し、このペレットを所定の金型を装備した射出成形機に投入し、射出成形することで作製することができる。
既述の通り、レーザー溶着は、レーザー光透過性の材料からなる成形品(レーザー光透過側)と、レーザー光吸収性の材料からなる成形品(レーザー光吸収側)とを重ね合わせて、レーザー光透過性の成形品側からレーザー光を照射し、レーザー光吸収性の成形品との界面を発熱させて溶着する。そして、本実施形態の熱可塑性樹脂組成物は、レーザー光透過側に用いられる。つまり、レーザー溶着に当たり、レーザー光吸収側の成形品を別途用意し、本実施形態の熱可塑性樹脂組成物の成形品とレーザー光吸収側の成形品とを、溶着しようとする面同士が接触するように重ね合わせて、レーザー光透過側の成形品側からレーザー光を照射して溶着する。なお、レーザー光吸収側の樹脂組成物としては、カーボンブラック等の黒色顔料/染料を含む熱可塑性樹脂組成物を好適に用いることができる。
一例として、レーザー光透過側成形品としてペリレンブラック顔料を0.3質量%含有し、波長940nmのレーザー光の透過率が20%である厚さ1mmのポリブチレンテレフタレート樹脂の成形品と、レーザー光吸収側成形品としてカーボンブラックを0.2質量%含有するポリブチレンテレフタレート樹脂成形品を、それぞれ用いて、波長940nmのレーザー光を、スキャン速度10mm/secで照射してレーザー溶着を行う場合、出力は5W~30W程度に設定することができる。
なお、レーザー光透過側の成形品内部の異物等により、溶着部以外での予期せぬ溶融や発泡といった不具合が発生するのを抑えるためには、照射エネルギー量が高くなり過ぎないように、出力や照射時間を低めに設定することが好ましい。
レーザーマーキングは、本実施形態の熱可塑性樹脂組成物の成形品に対してレーザー光を照射し、当該成形品中に含まれる赤外線透過性黒色顔料を分解、昇華させて脱色することにより行われる。従って、本実施形態の熱可塑性樹脂組成物の成形品に対してレーザーマーキングをするに当たり、マーキングしたい文字や図形を描画するようにレーザー光を走査して照射する。または、マーキングしたい部分にのみレーザー光が届くよう、光源と成形品の間にマスキング層を配置した上でレーザー光を全面に照射する。描画する文字、図形は特に制限はなく任意に選定することができる。
また、レーザーマーキングに当たり、レーザー光の照射条件は特に限定されず、対象となる成形品に用いる材料に含まれる赤外線透過性黒色顔料の濃度や樹脂の耐熱性に応じ適宜調整すればよい。この照射条件は、成形品を脱色するために赤外線透過性黒色顔料を分解、昇華させられるように設定する必要があるが、既述の通り、レーザー光照射による発熱量が大きくなりすぎると、樹脂の炭化や変色により視認性が低下してしまうため、照射エネルギー量が高くなり過ぎないように抑えることが好ましい。具体的には、主にレーザー光の出力、照射時間(スキャン速度)、周波数の変更によりエネルギー量を調整することができるが、これらは照射装置の設定で容易に変更できるため、当業者であれば、保有する装置の仕様等を考慮しつつ、これらの組合せを変えた有限回数の試行により、適切な条件を見出すことができる。
一例として、ペリレンブラック顔料を0.3質量%含有するポリブチレンテレフタレート樹脂成形品を用いて、波長1064nmのレーザー光を出力10W、Qスイッチ周波数20kHzで照射してレーザーマーキングを行う場合、スキャン速度は200~700mm/sec程度に設定することができる。
各実施例・比較例において、表1に示す部数(質量部)で、PBT樹脂と、顔料及び/又は染料と、ガラス繊維とを混合・攪拌し、樹脂組成物を調製した。表1に示す各成分の詳細を以下に示す。
PBT樹脂:(ウィンテックポリマー(株)製、固有粘度(IV)=0.88dL/g、CEG=16meq/kg)
イソフタル酸変性PBT樹脂:(ウィンテックポリマー(株)製、イソフタル酸12.5mol%変性ポリブチレンテレフタレート樹脂)
PC樹脂:(帝人(株)製、パンライトL-1225)
赤外線透過性黒色顔料:(BASF社製、ルモゲンブラックFK4280)
ピグメントイエロー180:(クラリアント社製、PV Fast Yellow HG 01)
ピグメントイエロー183:(BASF社製、Paliotol Yellow K 2270)
ピグメントグリーン36:(BASF社製、Heliogen Green K 9360 FK)
ソルベントバイオレット13:(クラリアント社製、Solvaperm Violet RSB)
ソルベントイエロー114:(クラリアント社製、Solvaperm Yellow 2G)
ピグメントブラック1:(BASF社製、Paliotol Black L 0080)
チタンブラック:(三菱マテリアル電子化成社製、チタンブラック13M-C)
カーボンブラック:(三菱化学社製、MA600B)
ガラス繊維:(日本電気硝子(株)製、ECS03T-187、平均繊維径13μm、平均繊維長3mm)
得られた樹脂組成物を用いて、70mm×50mm×1.5mmの平板状成形品を作製し、レーザーマーキングの評価を行った。
(1)レーザーマーキング性(視認性)
得られた成形品に対して、以下に示すスキャンスピードとQスイッチ周波数条件の組合せにてレーザーマーキングを実施した。レーザーマーキング後、目視観察により、非マーキング部に対するマーキング部の視認性を確認し、特に明瞭な視認性が得られているものを◎、実用レベル(目視によりマーキング部と非マーキング部が容易に識別できる程度)の視認性が得られているものを○、実用レベルの視認性が得られていないものを×として評価した。測定結果を表1に示す。
(レーザーマーキング条件)
レーザーマーキング装置:KEYENCE社製、MD-V9900A
レーザーの種類:Nd:YVO4レーザー 波長1064nm
Qスイッチ周波数:0,10,20,30,40,50,60,70,80,90,100Hz
レーザー出力:2W
スキャンスピード:100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000mm/s
(2)成形品のL値(明度)
作製した成形品に対し、日本電飾工業(株)製、Spectrophotometer SE6000を用いてL値を測定した。測定結果を表1に示す。
(3)レーザー溶着性
作製した成形品をレーザー光透過側とし、比較例1の樹脂組成物にて作製した80mm×20mm×1.5mmの短冊状の成形品をレーザー光吸収側とし、両者を重ね合わせた状態で、以下に示すレーザー溶着条件にてレーザー溶着を行った。次いで、島津製作所製万能試験機 オートグラフAG-Xを用いて試験速度10mm/minにて破壊強度を測定し、溶着強度を算出した。溶着強度が20MPa以上のものを○、20MPa未満のものを×として、レーザー溶着性を判定した。結果を表1に示す。
(レーザー溶着条件)
レーザー溶着装置:株式会社ファインデバイス FD-2430
レーザーの種類:Nd:YAGレーザー(波長:940nm)
照射速度:10mm/sec
照射径:φ1.6mm
照射距離:4mm
レーザー出力:10W~25W
なお、「レーザー出力:10W~25W」とは、各実施例について、出力を10Wから25Wの範囲内で変更した複数の条件にてレーザー溶着を行った中で、最も高い接合強度が得られた条件を「レーザー溶着強度」の評価条件として採用したことを意味する。これは、レーザー光の照射条件によっては、レーザー光吸収側成形品に含まれるカーボンブラックが分解しすぎてしまい、レーザー溶着に必要な発熱量を得にくくなる点で、レーザー溶着における最適なレーザー照射条件は材料によっても異なってくることを考慮したものである。
Claims (6)
- 熱可塑性芳香族樹脂100質量部に対して、赤外線透過性黒色顔料を0.05~1.00質量部、黄色、緑色及び/又は赤色の顔料を0.1~1.5質量部含む、
レーザー溶着時においてレーザー光透過側として用いられ、レーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物。 - 前記熱可塑性芳香族樹脂が、ポリブチレンテレフタレート樹脂又はポリアリーレンスルフィド樹脂である請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 前記赤外線透過性黒色顔料が、ベンゾイミダゾール骨格を有するペリレンブラック顔料である、請求項1又は2に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- さらに、前記熱可塑性芳香族樹脂100質量部に対して、無機充填材を20~200質量部含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- CIELAB表色系におけるL*値が20以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂組成物の成形品。
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