JP7058118B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
12個のロール状のトイレットペーパー(被包装体T)(大王製紙株式会社製の「エリエール トイレットティシュー 60mシングル(147g/ロール)」)を収容した包装袋100の指掛30にユーザーが自由に手指Pを掛けて持手20を持ち、180°の範囲で振り子のように10往復移動させた。このとき、包装袋100の耐久性を以下の基準で評価した。なお、振り子試験は、各実施例及び比較例につき5回の試験を行った。
○:5回中1回も破損が確認できなかった
×:5回中1回以上破損を確認した
上記の振り子試験を1回行った後、1人のユーザーにおける手指Pへ締め付けの程度を、下記の5段階で評価した。この場合、実施例及び比較例ごとに10人のユーザーにより試験を行った結果を点数化し、その平均値から以下の基準で評価した。指掛け試験では、平均値が3.0以上の場合に良好であると評価した。
5点:指への締め付けが全くない
4点:指への締め付けはごく小さい
3点:指への締め付けは小さい
2点:指への締め付けが大きい
1点:指への締め付けが非常に大きい
包装袋100を持つ際にユーザーが指掛30に手指Pをかけるときの手指Pの入れにくさを、下記の5段階で評価した。この場合、実施例及び比較例ごとに10人のユーザーにより試験を行った結果を点数化し、その平均値から以下の基準で評価した。指入れ試験では、平均値が3.0以上の場合に良好であると評価した。
5点:指の入れにくさを感じない
4点:指の入れにくさをごくわずかに感じる
3点:指の入れにくさをわずかに感じる
2点:指の入れにくさを感じる
1点:指の入れにくさを大きく感じる
以下、実施例及び比較例について、説明する。
厚み25μmのポリエチレンのフィルムから、製袋機を用いて、包装袋100を作製した。包装袋100では、図1に示すように、持手20を袋本体10の上部11に形成した。持手20の寸法は、図2に示すように、持手20の長手方向(図2のX方向)の寸法H1を約200mmとし、高さ方向(図2のY方向)の寸法H2を約50mmとした。持手20の周囲には、シール50(シール部51~54)を設け、シール部51とシール部52の間にさらにシール部55を設けた。また、図2に示すように、シール部51、53、54、55で囲まれた部分の、持手20の長手方向(図2のX方向)の中央部25に、指掛30を構成する直線状のスリットSを形成した。スリットSの寸法は、図2のX方向の寸法S1を約80mmとした。さらに、指掛30の上方に、図2のX方向に直線状に延びる帯状のポリエチレンフィルムで構成された補強フィルム60を貼り付けた。補強フィルム60の寸法は、図2のX方向の寸法R1を約150mmとし、図2のY方向の寸法R2を約40mmとし、図1のZ方向の寸法(膜厚)を120μmとした。結果を表1に示す。
図4に示すように、指掛30として持手20の下端21側に向かって凸状に湾曲するスリットSを設け、スリットSの寸法として図2のX方向の寸法S1を約70mm、図2のY方向の寸法S2を約10mmとした以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製して、評価した。結果を表1に示す。
図5に示すように、指掛30を構成するスリットSの両端部32、33部を、図1のZ方向に補強フィルム60で覆った以外は、実施例2と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図6に示すように、補強フィルム60を持手20の上端22側に向かって凸状に湾曲させ、補強フィルム60の寸法として図2のY方向の寸法R2を約30mmとした以外は、実施例3と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図7に示すように、補強フィルム60を持手20の上端22側に向かって凸状に湾曲させ、補強フィルム60の寸法として図2のY方向の寸法R2を約30mmとした以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図8に示すように、シール部53、54間にシール部56、57を設け、シール部56、57間にシール部55を設け、スリットSとシール部55間の距離S3を約20mmとし、シール部56、57間の距離約100mmとし、持手20のシール部51、55、56、57で囲まれた部分に、指掛30を含み持手20のシール部51、52、56、57で囲まれた部分を図1のZ方向に補強フィルム60で覆った以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製した。結果を表1に示す。
図9に示すように、指掛30として楕円状のスリットSを楕円の周囲のうち上端の一部を残すように形成し、スリットSの寸法として図9のX方向の寸法S1を約80mmとし、図9のY方向の寸法S2を約20mmとした以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製した。結果を表1に示す。
図10に示すように、指掛30、40を閉じる2つの楕円状のスリットSを形成し、2つのスリットSを楕円の形状が略左右対称に傾斜するように配置し、スリットSの寸法としていずれも楕円の短軸の寸法S1を約15mmとし、長軸の寸法S2を約30mmとし、X方向におけるスリットS、S間の最小距離を約20mmとし、持手20の両面を図1のZ方向に2枚の補強フィルム60で覆った以外は、実施例1と同様に包装袋100を作製した。結果を表1に示す。
T 被包装体(トイレットペーパー)
10 袋本体
11 上部
20 持手
21 下端
22 上端
25 中央部
30 指掛
32 端部
33 端部
55 シール部
60 補強フィルム
S スリット
Claims (6)
- 被包装体を収容する本体部と、
前記本体部の上部に設けられた持手部と、
前記持手部の長手方向の中央部に形成された指掛部と、
前記持手部の厚み方向に貼り付けられたフィルム部材とを有し、
前記フィルム部材は、前記指掛部の上方に配置され、前記持手部の高さ方向に前記指掛部と対向し、
前記フィルム部材は、前記持手部の上端側に向かって凸状に湾曲する、包装袋。 - 前記フィルム部材は、前記指掛部を前記長手方向に跨ぐように配置されている、請求項1に記載の包装袋。
- 前記指掛部がスリットで形成されている、請求項1または2に記載の包装袋。
- 前記スリットは、前記持手部の下端側に向かって凸状に湾曲する、請求項3に記載の包装袋。
- 前記スリットは、前記スリットの両端部のうち少なくとも一方の端部が、前記フィルム部材で覆われている、請求項3または4に記載の包装袋。
- 前記フィルム部材の下端を前記持手部に貼り付けるシール部が設けられている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装袋。
Priority Applications (1)
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JP2017249520A JP7058118B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017249520A JP7058118B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 包装袋 |
Publications (2)
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JP2019112136A JP2019112136A (ja) | 2019-07-11 |
JP7058118B2 true JP7058118B2 (ja) | 2022-04-21 |
Family
ID=67223573
Family Applications (1)
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- 2017-12-26 JP JP2017249520A patent/JP7058118B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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Also Published As
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JP2019112136A (ja) | 2019-07-11 |
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