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JP6967100B2 - 車体 - Google Patents

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Description

本発明は、リアゲートで開閉される開口の左右縁を仕切るリアピラーと、リアピラーに結合されて、シートベルトアンカーを支持するアンカープレートとを備える車体に関する。
特許文献1には、リアゲートで開閉されるゲート開口の左右縁を仕切るリアピラーを備える車体が開示される。リアピラーのピラーインナーにはダンパーハウジング(ホイールハウス)から上方に延びるダンパースチフナー(レインフォース)が結合される。シートベルトアンカーはダンパースチフナーに固定される。
特許第5212498号公報
ピラーインナーおよびダンパースチフナーは、閉断面の働きで、シートベルトアンカーに作用する引っ張り荷重を良好に支持することができる。すなわち、アンカープレートの倒れ込みは抑制されることができる。その一方で、ダンパースチフナーはシートベルトアンカーの高さまで延びることから、ダンパーからの突き上げ剛性は高められる。乗り心地は悪化してしまう。
本発明は、シートベルトアンカーに作用する引っ張り荷重を良好に支持し、しかも、良好に乗り心地を調整することができる車体を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、ピラーインナー(23a)およびピラーインナー(23a)に結合されるピラーアウター(23b)で閉断面を形成し、リアゲート(18)で開閉される開口(19)の左右縁を仕切るリアピラー(23)と、前記リアピラー(23)に結合されて、シートベルトアンカー(28)を支持するアンカープレート(33)とを備える車体(12)において、前記ピラーアウター(23b)には、前記ピラーインナー(23a)よりも前方に延び、内側から前記アンカープレート(33)に重ねられ前記アンカープレート(33)を支持する延出フランジ(32)が形成される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、車体は、前記リアピラー(23)から前方に延び、サイドドア(13)を収容するドア開口(14)を仕切るサイドパネル(15)を備え、前記サイドパネル(15)、前記延出フランジ(32)および前記アンカープレート(33)は重ねられて第1接合域(34)で相互に接合される。
第3側面によれば、第2側面の構成に加えて、前記第1接合域(34)は前記アンカープレート(33)の周縁に沿って配置される。
第4側面によれば、第2側面の構成に加えて、前記延出フランジ(32)は、前記アンカープレート(33)の前端に設定される前記第1接合域(34a)まで広がる。
第5側面によれば、第2側面の構成に加えて、車体は、前記リアピラー(23)から前方に延び、サイドドア(13)を収容するドア開口(14)を仕切るサイドパネル(15)を備え、前記サイドパネル(15)の後端は第2接合域(36)で前記ピラーインナー(23a)および前記ピラーアウター(23b)の間に接合される。
第6側面によれば、第5側面の構成に加えて、前記ピラーインナー(23a)は、前記アンカープレート(33)の高さで車体前方に突出し第3接合域(38)で前記サイドパネル(15)に接合される突出部(39)を有する。
第7側面によれば、第2側面の構成に加えて、前記サイドパネル(15)は、前記第1接合域(34)に近づくにつれて車外側に膨らむ凸構造(35)を備える。
第8側面によれば、第1側面の構成に加えて、車体は、複数の取り付け片(37a、37b、37c、37d)で前記ピラーインナー(23a)に接合され、シートベルトリトラクターを支持するリトラクターブラケット(27)を備え、前記取り付け片の少なくとも1つ(37a)は前記ピラーアウター(23b)および前記ピラーインナー(23a)に重ねられて接合される。
第9側面によれば、第1側面の構成に加えて、車体は、前記リアピラー(23)から前方に延び、サイドドア(13)を収容するドア開口(14)を仕切るサイドパネル(15)と、前記サイドパネル(15)に結合され、後輪のダンパーを支持するダンパーハウジング(21)と、前記サイドパネル(15)に結合され、前記ダンパーハウジング(21)から上方に延び、前記リアピラー(23)から離間して配置されるダンパースチフナー(22)とを備える。
第10側面によれば、第9側面の構成に加えて、前記ダンパースチフナー(22)は、前記サイドパネル(15)との間に閉断面を形成する中空体(22a)を備える。
第1側面によれば、リアピラーは、閉断面の働きで、シートベルトアンカーに作用する引っ張り荷重を良好に支持することができる。すなわち、アンカープレートの倒れ込みは抑制されることができる。シートベルトアンカーの支持はダンパースチフナーから解放されることから、ダンパースチフナーの設計の自由度は広がることができる。乗り心地は良好に調整されることができる。
第2側面によれば、3部材が重ねられて接合されることから、総板厚の増大に基づきシートベルトの支持強度は十分に確保されることができる。
第3側面によれば、アンカープレートの周縁に沿って第1接合域は配置されることから、シートベルトアンカーから作用する引っ張り荷重の支持にあたってピラーアウターを介してリアピラーの閉断面はより効率的に利用されることができる。アンカープレートの倒れ込みは抑制されることができる。
第4側面によれば、延出フランジはアンカープレートの前端まで広がることから、シートベルトアンカーから作用する引っ張り荷重の支持にあたってピラーアウターを介してリアピラーの閉断面はより効率的に利用されることができる。アンカープレートの倒れ込みは抑制されることができる。
第5側面によれば、第2接合域の働きでシートベルトの支持強度はさらに高められることができる。
第6側面によれば、アンカープレートの位置でピラーインナーはサイドパネルに接合されることから、シートベルトアンカーから作用する引っ張り荷重の支持にあたってリアピラーの閉断面はより効率的に利用されることができる。アンカープレートの倒れ込みは抑制されることができる。
第7側面によれば、サイドパネルは凸構造でアンカープレートを支持することから、サイドパネルは、シートベルトアンカーから作用する引っ張り荷重の支持に寄与することができる。シートベルトの支持強度はさらに高められることができる。
第8側面によれば、リトラクターブラケットの取り付け片がピラーインナーおよびピラーアウターに重ねて接合されることで、シートベルトリトラクターの支持剛性は確保されることができる。
第9側面によれば、ダンパースチフナーからリアピラーは分離されることから、ダンパースチフナーの強度は自由に設定されることができ、その結果、ダンパーからの突き上げ剛性は緩和されることができる。突き上げ剛性は最適に調整されることができる。突き上げ剛性の調整は乗り心地の向上に貢献することができる。こうして突き上げ剛性を調整しつつシートベルトアンカーの支持強度は確保されることができる。
第10側面によれば、ダンパースチフナーは突き上げ剛性の強化に貢献することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の外観を示す左側面図である。 サイドパネルの内側でダンパーハウジングおよびダンパースチフナーの構造を概略的に示す側面図である。 ピラーインナーの構造を概略的に示す斜視図である。 ピラーアウターの構造を概略的に示す斜視図である。 図3の5−5−線に沿った断面図である。 図3の一部拡大図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。ここで、車体の上下前後左右は自動四輪車に乗車した乗員の目線に基づき規定されるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る車両としての自動四輪車の外観を概略的に示す。車両11は車体12を備える。車体12は、サイドドア13を収容するドア開口14を仕切る左右のサイドパネル15と、左右のサイドパネル15の上端を相互に接続するルーフ16とを備える。左右のサイドパネル15には後方からリアバンパー17が結合される。リアバンパー17は左右のサイドパネル15を相互に接続する。サイドパネル15は、塗装された外表面で美観の向上に貢献するアウターパネル15aを備える。
ルーフ16にはリアゲート18が水平軸線回りに揺動自在に支持される。車体12にはリアバンパー17の上方でリアゲート18を収容するゲート開口19が区画される。ゲート開口19はリアゲート18で開閉される。
図2に示されるように、車体12は、サイドインナーパネル15bに剛に結合され、後輪のダンパー(図示されず)を支持するダンパーハウジング21と、サイドインナーパネル15bに剛に結合され、ダンパーハウジング21から上方に延びるダンパースチフナー22とをさらに備える。サイドインナーパネル15bは、外方からアウターパネル15aに覆われてアウターパネル15aと協働でサイドパネル15を形成する。ダンパースチフナー22はサイドインナーパネル15bとの間に閉断面を形成する中空体22aを備える。個々のサイドパネル15にはリアゲート18で開閉されるゲート開口19の左右縁を仕切るリアピラー23が結合される。サイドパネル15はリアピラー23から前方に延びる。ダンパースチフナー22はリアピラー23から例えば距離Dsで離間して配置される。
図3に示されるように、車体12は、左右のリアピラー23の上端を相互に接続し、下方からルーフ16を支持するクロスメンバー24をさらに備える。クロスメンバー24はゲート開口19の上端を仕切る。
リアピラー23は、サイドインナーパネル15bの内面に剛に接合されるピラーインナー23aを備える。接合にあたって例えば溶接は用いられることができる。ピラーインナー23aは、上端でクロスメンバー24の側端に接続される。ピラーインナー23aは、サイドインナーパネルの内面に重ねられる溶接代25から内向きに立ち上がる前壁26aと、前壁26aの内端から後方に向かって延びる内壁26bとを有する。ダンパースチフナー22の上方で、ピラーインナー23aには、シートベルトリトラクターを支持するリトラクターブラケット27が接合される。リトラクターブラケット27の上方でサイドインナーパネル15bにはシートベルトアンカー28が固定される。シートベルトリトラクターは乗員に装着されるシートベルトの長さ調節に用いられる。シートベルトアンカー28はリアピラー23にシートベルトの肩ベルトを固定する際に用いられる。
図4に示されるように、リアピラー23は、ピラーインナー23aに外側から結合されるピラーアウター23bを備える。図5に示されるように、ピラーインナー23aおよびピラーアウター23bは協働で閉断面を形成する。ピラーアウター23bは、内縁でピラーインナー23aの外面に接合されピラーインナー23aの外面から外向きに延びる後壁29aと、後壁29aの上端から前向きに延びる側壁29bと、側壁29bの前端から連続してサイドインナーパネル15bに向かって延び溶接代31でピラーインナー23aの溶接代25に積層されて溶接代25との間にサイドインナーパネル15bを挟み込む前壁29cとを有する。ピラーインナー23aの溶接代25、サイドインナーパネル15bの後縁およびピラーアウター23bの溶接代31は順番に積層されて剛に接合される。接合には例えば溶接が用いられることができる。
ピラーアウター23bには、シートベルトアンカー28の位置でピラーインナー23aよりも前方に延びる延出フランジ32が形成される。延出フランジ32は溶接代31から連続する板材で成型されることができる。延出フランジ32はサイドインナーパネル15bの外面に重ねられる。延出フランジ32には、シートベルトアンカー28を支持するアンカープレート33が重ねられる。延出フランジ32は、内側からアンカープレート33に重ねられ、内側からアンカープレート33を支持する。こうしてアンカープレート33はリアピラー23に結合される。
ここでは、サイドインナーパネル15b、延出フランジ32およびアンカープレート33は重ねられて第1接合域34で相互に接合される。第1接合域34は例えば溶接スポット(溶接痕)で構成される。第1接合域34はアンカープレート33の周縁に沿って配置される。ここでは、周縁に沿って4点が設定される。延出フランジ32は、アンカープレート33の前端に設定される第1接合域34aまで広がる。サイドインナーパネル15bは、第1接合域34に近づくにつれて車外側に膨らむ凸構造35を備える。
ピラーアウター23bの溶接代31は第2接合域36でサイドインナーパネル15bの外面に接合される。第2接合域36は例えば溶接スポット(溶接痕)で構成される。図3に示されるように、第2接合域36でサイドインナーパネル15bの後端はピラーインナー23aに接合される。こうしてサイドインナーパネル15bの後端は第2接合域36でピラーインナー23aおよびピラーアウター23bの間に挟まれ接合される。
図6に示されるように、リトラクターブラケット27は、ピラーインナー23aに接合される。複数の取り付け片37a、37b、37c、37dを備える。取り付け片の少なくとも1つ37aはピラーアウター23bおよびピラーインナー23aに重ねられて剛に接合される。接合にあたって例えば溶接は用いられることができる。
ピラーインナー23aは、アンカープレート28の高さで車体前方に突出し第3接合域38でサイドインナーパネル15bに接合される突出部39を有する。突出部39は溶接代25から連続しピラーインナー23aの板材から折り曲げ成形されることができる。第3接合域38は例えば溶接スポット(溶接痕)で構成される。
シートベルトを装着する乗員に前方に向かって大きな荷重が作用すると、肩ベルトからシートベルトアンカー28に荷重は伝達される。このとき、リアピラー23は、閉断面の働きで、シートベルトアンカー28に作用する引っ張り荷重を良好に支持することができる。すなわち、アンカープレート33の倒れ込みは抑制されることができる。シートベルトアンカー28の支持はダンパースチフナー22から解放されることから、ダンパースチフナー22の設計の自由度は広がることができる。乗り心地は良好に調整されることができる。
本実施形態に係る車体12では、サイドインナーパネル15b、延出フランジ32およびアンカープレート33は重ねられて第1接合域34で相互に接合される。3部材が重ねられて接合されることから、総板厚の増大に基づきシートベルトの支持強度は十分に確保されることができる。しかも、アンカープレート33の周縁に沿って第1接合域34は配置されることから、シートベルトアンカー28から作用する引っ張り荷重の支持にあたってピラーアウター23bを介してリアピラー23の閉断面はより効率的に利用されることができる。アンカープレート28の倒れ込みは良好に抑制されることができる。
本実施形態では、延出フランジ32は、アンカープレート33の前端に設定される第1接合域34aまで広がる。その結果、シートベルトアンカー28から作用する引っ張り荷重の支持にあたってピラーアウター23bを介してリアピラー23の閉断面はより効率的に利用されることができる。アンカープレート28の倒れ込みは良好に抑制されることができる。
サイドインナーパネル15bの後端は第2接合域36でピラーインナー23aおよびピラーアウター23bの間に接合される。第2接合域36の働きでシートベルトの支持強度はさらに高められることができる。
本実施形態に係るピラーインナー23aは、アンカープレート33の高さで車体前方に突出し第3接合域38でサイドインナーパネル15bに接合される突出部39を有する。アンカープレート33の位置でピラーインナー23aはサイドパネル15に接合されることから、シートベルトアンカー28から作用する引っ張り荷重の支持にあたってリアピラー23の閉断面はより効率的に利用されることができる。アンカープレート33の倒れ込みは良好に抑制されることができる。
本実施形態では、サイドインナーパネル15bは、第1接合域34に近づくにつれて車外側に膨らむ凸構造35を備える。サイドインナーパネル15bは凸構造35でアンカープレート33を支持することから、サイドパネル15は、シートベルトアンカー28から作用する引っ張り荷重の支持に寄与することができる。シートベルトの支持強度はさらに高められることができる。
リトラクターブラケット27は、ピラーアウター23bおよびピラーインナー23aに重ねられて接合される取り付け片37aを有する。リトラクターブラケット27の取り付け片37aがピラーインナー23aおよびピラーアウター23bに重ねて接合されることで、シートベルトリトラクターの支持剛性は確保されることができる。
本実施形態に係る車体12では、ダンパースチフナー22はリアピラー23から離間して配置される。こうしてダンパースチフナー22からリアピラー23は分離されることから、ダンパースチフナー22の強度は自由に設定されることができ、その結果、ダンパーからの突き上げ剛性は緩和されることができる。突き上げ剛性は最適に調整されることができる。突き上げ剛性の調整は乗り心地の向上に貢献することができる。こうして突き上げ剛性を調整しつつシートベルトアンカー28の支持強度は確保されることができる。このとき、ダンパースチフナー22はサイドインナーパネル15bとの間に閉断面を形成する中空体22aを備えることから、ダンパースチフナー22は突き上げ剛性の強化に貢献することができる。
12…車体、13…サイドドア、14…ドア開口、15…サイドパネル、18…リアゲート、19…開口(ゲート開口)、21…ダンパーハウジング、22…ダンパースチフナー、22a…中空体、23…リアピラー、23a…ピラーインナー、23b…ピラーアウター、27…リトラクターブラケット、28…シートベルトアンカー、32…延出フランジ、33…アンカープレート、34…第1接合域、34a…(アンカープレート前端の)第1接合域、35…凸構造、36…第2接合域、37a…取り付け片、8…第3接合域、39…突出部。

Claims (10)

  1. ピラーインナーおよびピラーインナーに結合されるピラーアウターで閉断面を形成し、リアゲートで開閉される開口の左右縁を仕切るリアピラーと、
    前記リアピラーに結合されて、シートベルトアンカーを支持するアンカープレートと
    を備える車体において、
    前記ピラーアウターには、前記ピラーインナーよりも前方に延び、内側から前記アンカープレートに重ねられ前記アンカープレートを支持する延出フランジが形成されることを特徴とする車体。
  2. 請求項1に記載の車体において、前記リアピラーから前方に延び、サイドドアを収容するドア開口を仕切るサイドパネルを備え、前記サイドパネル、前記延出フランジおよび前記アンカープレートは重ねられて第1接合域で相互に接合されることを特徴とする車体。
  3. 請求項2に記載の車体において、前記第1接合域は前記アンカープレートの周縁に沿って配置されることを特徴とする車体。
  4. 請求項2に記載の車体において、前記延出フランジは、前記アンカープレートの前端に設定される前記第1接合域まで広がることを特徴とする車体。
  5. 請求項2に記載の車体において、前記リアピラーから前方に延び、サイドドアを収容するドア開口を仕切るサイドパネルを備え、前記サイドパネルの後端は第2接合域で前記ピラーインナーおよび前記ピラーアウターの間に接合されることを特徴とする車体。
  6. 請求項5に記載の車体において、前記ピラーインナーは、前記アンカープレートの高さで車体前方に突出し第3接合域で前記サイドパネルに接合される突出部を有することを特徴とする車体。
  7. 請求項2に記載の車体において、前記サイドパネルは、前記第1接合域に近づくにつれて車外側に膨らむ凸構造を備えることを特徴とする車体。
  8. 請求項1に記載の車体において、複数の取り付け片で前記ピラーインナーに接合され、シートベルトリトラクターを支持するリトラクターブラケットを備え、前記取り付け片の少なくとも1つは前記ピラーアウターおよび前記ピラーインナーに重ねられて接合されることを特徴とする車体。
  9. 請求項1に記載の車体において、前記リアピラーから前方に延び、サイドドアを収容するドア開口を仕切るサイドパネルと、前記サイドパネルに結合され、後輪のダンパーを支持するダンパーハウジングと、前記サイドパネルに結合され、前記ダンパーハウジングから上方に延び、前記リアピラーから離間して配置されるダンパースチフナーとを備えることを特徴とする車体。
  10. 請求項9に記載の車体において、前記ダンパースチフナーは、前記サイドパネルとの間に閉断面を形成する中空体を備えることを特徴とする車体。
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