JP6946621B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このため、飛散したトナーの周囲の部材への再付着を防止するために、飛散したトナーが付着しやすい部位に気流を流すことで、付着しにくくしたものが提案されている(例えば特許文献1)。
本発明は、飛散トナーによる装置内の汚れを防止することを、その目的とする。
二次転写装置30の下方には、記録材Pが収容された給紙部26が配置されている。給紙部26に収容された記録材Pは、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して中間転写ベルト8上に転写されたカラー画像(トナー像)にタイミングを合わせて二次転写ニップNに向かって搬送される。
一次転写工程後、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面は、クリーニング部2Y、2M、2C、2Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上に残存した未転写トナーがクリーニングブレードやクリーニングローラなどのクリーニング部材によってクリーニング部2Y、2M、2C、2K内にそれぞれ回収される(クリーニング工程)。
クリーニング工程、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面は、周知の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上で行われる、一連の作像プロセスが終了する。
中間転写ベルト8は、一次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kと、駆動ローラ12A、従動ローラ12C、12D、クリーニング対向ローラ13、二次転写対向ローラ14に巻き掛けられて支持されるとともにテンションローラ12Bによる張力が作用することで張架されている。中間転写ベルト8は、駆動ローラ12Aが回転駆動することで図3中の時計回り方向に無端移動(回転走行)される。
二次転写装置30は、二次転写ローラ31が二次転写対向ローラ14と対向し、従動ローラ32が二次転写ニップNよりも記録材搬送方向Aの下流側に位置するように配置されている。中間転写ベルト8と転写ベルト33は、二次転写ローラ31と二次転写対向ローラ14に挟まれて圧接されていて、両ベルトの圧接部に二次転写ニップ(転写部)Nを形成している。転写ベルト33には、紙粉などをベルト上から取り除くクリーニング部材34が当接している。
転写後の中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング装置10の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーは、中間転写クリーニング装置10が備えるクリーニング部材であるクリーニングブレード11によって除去される。こうして、中間転写ベルト8上で行われる、一連の転写プロセスが終了する。なお、図3において符号Tは記録材Pに転写されたトナー像を示し、符号T1は飛散トナーを示すが、他の図では省略している。
本実施形態において、二次転写装置30は、従動ローラ32が二次転写ニップNよりも記録材搬送方向Aの下流側でかつ、二次転写ニップNよりも下方に位置するように配置されている。このため、本実施形態において、二次転写ニップNでトナー像が転写されたPは、二次転写対向ローラ14から曲率分離のみで剥離されて転写ベルト33によって搬送装置40へと搬送され、搬送装置40によって定着装置20へと搬送される。
図1に示した定着装置20は、トナー像が転写された記録材Pに熱と圧力を加えることで、粉体のトナーで形成されている未定着のトナー像を定着部(定着ニップ21で記録材Pに溶融して定着する。トナー像が定着された記録材Pは本体101の外部へと排出される。
そこで、本実施形態では、飛散したトナーが付着しやすい部位に保護部材50を着脱可能に配置した。飛散したトナーが付着しやすい部位としては、例えば、記録材Pへトナー像を転写する転写部としての二次転写ニップの下流側(記録材搬送方向Aの下流側)かつトナー像を記録材Pに定着する定着部としての定着ニップ21の下流側で、未定着のトナー像が形成されている記録材Pの画像面Pa(転写面)と対向する側に位置する部位である。本実施形態の場合、図3に示すように、二次転写ニップNを形成する二次転写ローラ31よりも下流側には搬送装置40が配置され、その上方には、中間転写クリーニング装置10が二次転写装置30と搬送装置40にまたがるように配置されている。そして、本実施形態において、中間転写クリーニング装置10は、記録材搬送方向Aと交差する着脱方向Bに着脱可能に本体101に装着されている。
このような構成において、画像面Paと対向する部位は、画像面と対向する側に配置された部位に位置する中間転写クリーニング装置10のケーシング60の底部60aとなる。中間転写クリーニング装置10は、本実施形態におけるクリーニング装置である。
この構成の場合、二次転写後の記録材Pは、中間転写クリーニング装置10のケーシング60の底部60aと搬送装置40の間に形成される搬送経路内を記録材搬送方向Aに向かって搬送されるため、底部60aに未定着トナーから飛散したトナーが付着しやすい。
このため、保護部材50(プレート部材)は、この底部60aに着脱自在に装着されている。図4は中間転写クリーニング装置10を底部側から見た斜視図を示し、図5は中間転写クリーニング装置10の底部60の部分拡大断面図である。保護部材50は、二次転写ニップNよりも記録材搬送方向Aの下流側で、記録材Pの画像面Paと対向する側に配置された中間転写クリーニング装置10の底部60aに設けられている。
なお、本実施形態では、記録材Pが中間転写クリーニング装置10の下方を搬送されるため、画像面Paと対向する部位が底部60aとなるが、例えば記録材Pが中間転写クリーニング装置10の側部や上部を搬送される場合には、中間転写クリーニング装置10の側部や上部が、画像面Paと対向する部位となる。
このため、保護部材50を中間転写クリーニング装置10の搬送面となる底部60aに着脱可能に設けることで、中間転写クリーニング装置10を着脱する前に、装置底面に設置された保護部材50のみを着脱することで、装置全体を着脱するよりも作業性が改善される。これにより、装置部品の交換・メンテナンス時に作業者や作業場所を汚すことを防止でき且つ、飛散トナーで汚れた面の清掃作業性にも優れた中間転写クリーニング装置10を提供することができる。
対向面(転写紙搬送面50c)は、定着部(定着ニップ21)よりも記録材搬送方向Aの上流側の位置で記録材P上の転写面(画像面Pa)と対向するとより好ましい。定着部(定着ニップ21)よりも記録材搬送方向Aの上流側の位置では、記録材P上に未定着のトナーが有るため、よりトナーが飛散しやすい。当該位置で対向面(転写紙搬送面50c)が転写面(画像面Pa)と対向するようにプレート部材(保護部材50)を配置するとともに、画像形成装置(プリンタ100)の本体101から着脱可能とすることで、装置内に飛散したトナーをより効率的に清掃することができる。
なお、対向面(転写紙搬送面50c)は一様な平面でなくてもよい。対向面(転写紙搬送面50c)の一部に段差を有していてもよい。曲面や凹凸面を有していてもよい。
プレート部材(保護部材50)の本体101内における装着位置(取り付け位置)は中間転写クリーニング装置10に限られない。プレート部材(保護部材50)を装着するための専用の部位を本体101に設けても良い。中間転写ベルト装置15のフレームにプレート部材(保護部材50)を装着するための部位を設けてもよい。
突起部66は、図10、図11(a)、(b)に示すように、着脱方向Bにおけるガイドレール64の略中央64cに配置されている。突起部66は、底部64aから装着方向B1に向かって上昇する傾斜面66aと、装着方向B1に向かって下降する傾斜面66bと、傾斜面66aと傾斜面66bの間に位置する上面66cとで台形状に形成されている。上面66cとガイドレール64の上部64bとの間には、隙間部65Aが形成されている。突起部66は、図11(d)に示すように、底部64aの幅Wよりもその幅W1が狭く、かつ幅方向(ここでは記録材搬送方向A)において底部64aの一方の側部64a1寄りに形成されている。つまり、底部64aのうち、突起部66の側面66dと底部64aの他方の側部64a2との間には、突起部66は形成されていない。すなわち、突起部66は、保護部材50の走行部51をガイドレール64へ挿入するときに走行部51の先端部51aと接触しないように形成されている。
突出部67は、装着方向B1側に位置するガイドレール64の端部64dに配置されている。突出部67は、図11(c)に示すように、底部64aから装着方向B1に向かって上昇傾斜する傾斜面67aと、上部64bとの間に隙間部65Bを形成する上面67bとで形成されている。隙間部65Aと隙間部65Bは、他の位置でのガイドレール64の底部64aと上部64bとの間隔よりも狭められた狭窄部を形成している。隙間部65A、65Bの上下方向への幅t1は同一幅とされている。突出部67は、図11(d)に示すように、突起部66の幅W1よりも広く形成されている。本実施形態において、突出部67の幅は、底部64aの幅Wと同等に形成されている。
図8、図9、図10、図11(a)、(b)に示すように、着脱方向Bにおける走行部51の略中央には、凸部51eが設けられている。凸部51eは、走行部51の側部51fから突出して形成されている。図12(a)、(b)に示すように、走行部51の先端部51aをガイドレール64に装着した挿入初期や挿入中期においては、凸部51eは突起66と干渉しない。図12(c)に示すように、走行部51を図12(a)に示す位置よりもさらに装着方向B1へ移動させた状態である挿入終期において、凸部51eは凸部66と干渉する。すなわち、凸部51eは、挿入終期において、突起部66の上面66cに乗りあげるように形成されている。突部66は、走行部51の先端部51aとは干渉せず、走行部51の中腹に設けられた凸部51eとのみ干渉するように形成されている。
本実施形態において、保護部材50の走行部51は、先端部51aよりも装着方向B1の手前側に凸部51eを備えているガイドレール64は、突出部67よりも装着方向手前側となる離脱方向B2に、凸部51eと接触可能であって画像面Paから離れる側へと突き出す突起部66を備えている。また、先端部51aが突出部67の上面67bに接触するとき、凸部51eと突起部66とが接触するように構成されている。
このため、保護部材50の装着が完了したとき、保護部材50の凸部51eが突起部66によって画像面Paから離れる側へと移動し、突起部66によって下方から支持される。これにより、保護部材50の中腹が画像面Pa側へ撓んだり反ったりすることを防止でき、保護部材50と画像面Paとが接触することをより確実に防止できる。
つまり、本実施形態において、保護部材50を離脱方向B2へスライド移動させて着脱するとき、突起部66は、凸部51eと離れた後、保護部材50の走行部51と干渉しない。走行部51と突起部66とが干渉しないことで、保護部材50の装着動作の途中で保護部材50が不用意に振動することを防止できる。これにより、保護部材50上についたトナーが、特に保護部材50を離脱方向B2に引き抜いて本体101から取り出す時の装置内に飛び散ることを防止できる。また保護部材50が不用意に振動することを防止できることは、特に保護部材50を装着する際の、保護部材50やガイドレール64が衝撃により破損することを防止できる。
本実施形態において、ガイドレール64は、突出部67よりも装着方向手前側(離脱方向B2側)に傾斜部67aを備えている。このため、走行部51の先端部51aをスムーズに突出部67の上面67bへ案内でき、不用意な振動や装着不良を防止できる。
本実施形態において、ガイドレール64は、突起部66よりも装着方向手前側(離脱方向B2)に傾斜部66aを備えている。傾斜部66aは、上面66cと底部64aとをつなぐ傾斜面である。傾斜部66aを備えることにより、保護部材50を装置本体から取り外す時、走行部51の凸部51eを突起部66の上面66cからレール部材の底部64aへとスムーズに案内できる。これにより、不用意な振動や装着不良を防止できる。
本実施形態は、保護部材50を着脱動作と搬送装置40の解除動作と関連づけて、保護部材50の着脱順序に規則性を持たせたものである。
本実施形態に係る搬送装置40は、図13に示すように、中間転写クリーニング装置10の底部60aに対して近接離間方向Cに揺動可能に構成されている。搬送装置40の搬送ローラ41,42は、搬送装置のフレーム401に軸410、420で回転自在に支持されている。搬送ローラ41を支持する軸410は、本体101に揺動可能に支持されている。このため、搬送装置40は、軸410を揺動中心にして中間転写クリーニング装置10の底部60aに対して近接離間方向Cに揺動可能に支持されている。
操作レバー83は、一端83aが円弧状に形成されていて、固定部81の上面81aに常時当接するように構成されている。操作レバー83は、図13に示す起立したロック位置を占めるときには、搬送装置40が図13に示す作動位置へと持ち上げて保持する。操作レバー83は、図14に示す倒れたアンロック位置を占めるときには、搬送装置40が図14に示す解除位置へと移動して、操作レバー83の側面83cが固定部81に当接することで、解除位置に保持するように構成されている。操作レバー83の他端83bは、操作レバー83がロック位置にある場合には保護部材50と着脱方向Bにおいて重なる長さを有している。
すなわち、操作レバー83は、搬送装置40を、保護部材50に接近する第1の位置である作動位置と、作動位置(第1の位置)よりも保護部材50から離間する第2の位置となる解除位置とへ移動させる際に操作する操作部を構成している。搬送装置40が作動位置にあるときの操作レバー83は、保護部材50の底部60aからの離脱を阻止するように位置している。
図14に示すように、操作レバー83がアンロック位置にあり、搬送装置40が解除位置を占めていて、中間転写クリーニング装置10と搬送装置40の間隔が広けられている場合には、操作レバー83が保護部材50の着脱経路上に位置しない。このため、中間転写クリーニング装置10の底部60aから保護部材50を離脱に対する規制が解除され、保護部材を底部60a(本体101側)から抜出すことができ、清掃、交換を行える。つまり、中間転写クリーニング装置10と搬送装置40の間隔が狭い場合に保護部材50を着脱動作可能とすると、引抜き動作時に保護部材50が周囲の部材に接触しやすく、周囲の部材を汚していますことが想定される。しかし、中間転写クリーニング装置10と搬送装置40の間隔が広い場合に保護部材50を着脱動作可能とすることで、引抜き動作時に保護部材50が周囲の部材に接触することを防止でき、装置内の汚れを防止することができる。
また、保護部材50を底部60aから離脱する際には、搬送装置40は作動時に比べて保護部材50から離れた位置にあるので、保護部材50から飛散したトナーで搬送ベルト43が汚れることを抑制することができる。
本実施形態は、保護部材50を着脱動作と中間転写クリーニング装置10の解除動作とを関連づけて、保護部材50の着脱順序に規則性を持たせたものである。
本実施形態に係る中間転写クリーニング装置10は、図15に示すように、クリーニングブレード11が中間転写ベルト8に対して接触離間方向Dに揺動可能に構成されているとともに、本体101に対して着脱可能に構成されている。クリーニングブレード11は、その基端11aが軸111で中間転写クリーニング装置10のケーシングなどに揺動可能に支持されている。このため、クリーニングブレード11は、軸111を揺動中心にして中間転写ベルト8に対して接触離間方向Dに揺動可能とされている。クリーニングブレード11は、スプリングなどによって中間転写ベルト8に圧接されている。クリーニングブレード11は、図15に示す圧接位置と、図16に示す退避位置(離間位置)とを占めるように構成されている。軸111には、クリーニングブレード11と中間転写ベルト8との圧接状態を解除するクリーニング操作部としての解除レバー16が固定されている。解除レバー16は、軸111を回転中心に回転可能に設けられている。このため、解除レバー16を図15に示す位置から図16に示す解除位置に向かって時計周り方向に回転操作すると、クリーニングブレード11は図16に示す退避位置に移動する。
持ち手部56は、底部60aに略水平に装着される保護部材50から解除レバー16に向かって(上方に向かって)延びていて、底部60aに装着されているときに持ち手部56の側面56aと干渉するように形成、配置されている。
また、図16に示す解除レバー16の退避位置は、保護部材50の装着方向B1への移動を阻害する位置でもある。
また、解除レバー16が退避位置(図16)にある場合、保護部材50の装着方向B1への移動が阻害されるので、クリーニングブレード11を圧接位置へ戻す操作を怠った状態での、画像形成装置の作動を防止することができる。
さらに、保護部材50を底部60aから離脱した後でなければ解除レバー16を解除方向に移動することができない、すなわち、解除レバー16による解除動作前には、既に飛散トナーが付着して汚れた保護部材50は底部60aから離脱されているので、解除動作によって飛散トナーによりプリンタ内が汚れることを防止することができる。
このような構成とすると、飛散トナーを金属板57で吸着することができるとともに、トナーが付着している金属板57を底部60aから離脱することで、飛散トナーによる装置内の汚れを防止することができる。つまり、導電性の金属板57とすると、飛散しているトナーを保護部材である金属板57に集めることができ、飛散しているトナーの拡散を防止することができる。
PETシートではなく、粘着シートを保護部材50に貼り付けてもよい。この場合、飛散トナーが付着した粘着シートを有する保護部材50を底部60aから離脱後、新たな粘着シートが貼り付けられた保護部材50と交換して底部60に装着することで、敷保護部する。飛散トナーを粘着シートで吸着することができ
例えば、上記実施形態では、飛散トナーが付着する部位として、記録材Pにトナー像を転写する二次転写ニップNよりも記録材搬送方向Aの下流側に位置する中間転写クリーニング装置10の底部60aを例示し、当該底部60aに着脱可能な保護部材50を寝設けたが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。トナー像からトナーが飛散するのは定着前であるので、中間転写方式の画像形成装置の場合、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kから転写部材となる中間転写ベルト8にトナー像が転写される転写ニップから二次転写ニップNまでの経路で、トナー像と対面する部位に、本実施形態で説明した保護部材を設けても飛散トナーによる装置内の汚れを防止することができる。
画像形成装置としては、プリンタではなく、複写機、ファクシミリ単体、あるいは、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナのうちの少なくとも2つの機能を備えた複合機であってもよい。
上記の実施形態における転写部材としては、転写ベルト(二次転写ベルト)33ではなく、これに代えてローラ形状の二次転写ローラを用いても良い。上記の実施形態における転写部としては二次転写ニップNを有していなくてもよい。例えば、記録材Pと非接触の転写チャージャを転写部に設け、転写チャージャにバイアスを印加することにより記録材Pに中間転写ベルト8上のトナー像を転写する構成であってもよい。
上記の実施形態における定着装置20の定着部としては、定着ニップ21を有していなくてもよい。記録材Pと非接触に配置されたヒータを定着部に設け、当該ヒータを加熱することにより記録材P上にトナーを定着する構成であってもよい。
対向面たる転写紙搬送面50cは、記録材P上の転写面たる画像面Paと完全に平行でなくてもよく、例えば、対向面が記録材P上の転写面に対して30度程度傾斜していてもよい。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定するものではない。
N 転写部
P 記録材
Pa 画像面(転写面)
T トナー像
T1 飛散トナー
8 転写部材(中間転写ベルト)
10 クリーニング装置
11 クリーニング部材
16 クリーニング操作部
20 定着装置
21 定着部
40 搬送手段
50 保護部材、プレート部材
50c 保護部材の対向面(記録材上の転写面)
51a 先端部
51e 凸部
57 保護部材(導電性部材)
60a 底部
64 レール部材
64a レール部材の底部
66 突起部
66a 突起部の傾斜部
67 突出部
67a 突出部の傾斜部
83 操作部
100 画像形成装置
101 画像形成装置本体
Claims (8)
- 記録材又は転写部材へトナー像を転写する転写部の下流側で、前記トナー像が形成されている前記記録材又は前記転写部材の画像面と対向する部位に、保護部材が配置され、
前記保護部材は、走行部を備え、前記画像面と対向する部位に配置されたレール部材の上でスライド可能に支持され、保護対象である当該部位から単独で取り外し可能であり、
前記レール部材の底面であって、前記保護部材の装着方向の奥側には、前記走行部の先端部と接触可能であり、前記画像面から離れる側へと突出する突出部を備える画像形成装置。 - 前記保護部材の走行部は、前記先端部よりも装着方向手前側に凸部を備え、
前記レール部材は、前記突出部よりも前記装着方向手前側に、前記凸部と接触可能であって、前記画像面から離れる側へと突き出す突起部を備え、
前記先端部が前記突出部に接触するとき、前記凸部と前記突起部とが接触することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記突起部は、前記保護部材をスライドさせて着脱するとき、前記先端部と干渉しない位置に配置されている請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記レール部材の前記突出部には、前記装着方向手前に傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 前記レール部材の前記突起部には、前記装着方向手前に傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。
- 前記転写部の下流側で前記保護部材と対向し、前記転写部を通過した記録材を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を、前記保護部材に接近する第1の位置と、前記第1の位置よりも前記保護部材から離間する第2の位置とへ移動させる際に操作する操作部を有し、
前記搬送手段が前記第1の位置にあるときの前記操作部が、前記保護部材の離脱を阻止するように位置している請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記保護部材は、前記転写部よりも記録材搬送方向の下流側で、前記記録材の画像面と対向する側に配置されたクリーニング装置の底部に取り付けられる請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記転写部材に接触して清掃するクリーニング部材を備え、
前記クリーニング部材を、前記転写部材に圧接する圧接位置と、前記転写部材から離間する離間位置とへ移動させるクリーニング操作部を有し、
前記クリーニング部材が前記離間位置にあるときの前記クリーニング操作部が、前記保護部材の前記装着方向への移動を阻止するように位置している請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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