JP6780292B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
この態様によれば、第1表示部が第1指針で第1表示モードを表示し、第2表示部が第2指針で第1計測値の変化を表示し、第3表示部が第3指針で第1計測値を表示していても、時刻表示部は、表示モードに関わらず時針と分針で時刻を表示する。このため、指針を用いて時刻とは異なる情報(第1表示モード、第1計測値の変化および第1計測値)を表示する際に時刻表示を継続できる。また、第1表示モードと第1計測値の変化と第1計測値に関する情報を別々の指針で表示でき、第1計測値に関する情報が見やすくなる。
この態様によれば、前回の第1計測値からの変化を容易に視認可能になる。
この態様によれば、前回の第1計測値に対する今回の第1計測値の割合を容易に視認可能になる。
この態様によれば、第1表示部が第1指針で第1表示モードを表示し、第2表示部が第2指針で第1計測値の基準値からの偏差を表示し、第3表示部が第3指針で第1計測値を表示していても、時刻表示部は、表示モードに関わらず時針と分針で時刻を表示する。このため、指針を用いて時刻とは異なる情報(第1表示モード、第1計測値の基準値からの偏差および第1計測値)を表示する際に時刻表示を継続できる。また、第1表示モードと第1計測値の基準値からの偏差と第1計測値に関する情報を別々の指針で表示でき、第1計測値に関する情報が見やすくなる。
この態様によれば、気圧、高度、勾配、水深、温度、湿度、紫外線量、活動量、消費カロリー、歩数、単位時間当たりの歩数、移動距離、移動スピード、所定距離の移動に要した時間、血圧、または脈拍を見やすく表示できる。
この態様によれば、表示モードが時刻表示モードである場合に、第2表示部で時刻における秒を表示できる。また、第2表示部は、表示モードに応じて複数種類の情報を表示可能になる。
この態様によれば、第2表示部の表示と第3表示部の表示とに関連する表示モードを表示する第1表示部が、時刻表示部の3時9時方向において、第2表示部と第3表示部との間に配置される。このため、第1表示部と第2表示部と第3表示部が視認しやすくなる。
この態様によれば、第1指針、第2指針および第3指針よりも長い第4指針が、第1計測値のうち所定の桁未満の桁の数値を表示するので、第1計測値のうち所定の桁未満の桁の数値を目立たせることができる。また、一般的に、計測値は、上位の桁の値よりも下位の桁の値の方が変動しやすい。このため、第4指針が、第1計測値のうち所定の桁未満の桁の数値を表示することで、第1指針、第2指針または第3指針が第1計測値のうち所定の桁未満の桁の数値を表示する場合に比べて、第1計測値の変動を目立つように表示できる。
この態様によれば、第1指針、第2指針、第3指針、時針および分針よりも長い第4指針が、第2計測値のうち特定の桁未満の桁の数値を表示するので、第2計測値のうち特定の桁未満の桁の数値を目立たせることができる。また、一般的に、計測値は、上位の桁の値よりも下位の桁の値の方が変動しやすい。このため、第4指針が、第2計測値のうち特定の桁未満の桁の数値を表示することで、第1指針、第2指針、第3指針、時針または分針が第2計測値のうち特定の桁未満の桁の数値を表示する場合に比べて、第2計測値の変動を目立つように表示できる。
この態様によれば、第2計測値が負の値であることを表示できる。また、第2表示部は、表示モードに応じて複数種類の情報を表示可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において各部の寸法や縮尺は実際のものと適宜異なる。また、以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
測位計算は、電子時計Wの内部時計の計時時刻にある程度の誤差が含まれていることを前提として行われる。すなわち、電子時計Wの三次元の位置を特定するためのx,y,zパラメーターに加えて時刻誤差も未知数になる。そのため、電子時計Wは、一般的には4つ以上のGPS衛星8からそれぞれ送信された衛星信号を受信し、その中に含まれるGPS時刻情報と軌道情報を使用して測位計算を行い、現在地の位置情報を求める。
<表示モードについて>
電子時計Wは、気圧を表示する気圧表示モードを含む複数の表示モードを備えている。気圧は、第1計測値の一例である。気圧表示モードは、第1表示モードの一例である。以下の説明では、電子時計Wが、表示モードとして、時刻を表示する時刻表示モード(TIME)と、標高を表示する標高表示モード(ALT)と、気圧表示モード(BAR)と、方位を表示する方位表示モード(COM)と、オプション表示モード(OP)と、を有している例を説明する。なお、複数の表示モードは、上述した5つの表示モードに限らず、例えば、少なくとも気圧表示モードを含む2つ以上の表示モードであればよい。標高は、第2計測値の一例である。標高表示モードは、第2表示モードの一例である。
オプション表示モードでは、例えば、脈拍センサーなどの生体情報を測定する機器が無線または有線で後述する通信部103(図7参照)に接続される。オプション表示モードは、該機器が測定した生体情報を表示するモードである。なお、オプション表示モードは、生体情報を表示するモードに限らず適宜変更可能である。
電子時計Wは、6時情報表示部4と、2時情報表示部7と、10時情報表示部3と、時刻表示部10と、を含んでいる。
図3は、6時情報表示部4を示した図である。
6時情報表示部4は、図2に示した時刻表示部10の6時側に配置された円形の情報表示部である。6時情報表示部4は、第1表示針42と、第2表示針41と、文字板4aと、を含んでいる。第1表示針42は、第1指針の一例である。第1表示針42と第2表示針41は、同心軸(回転軸)40を中心に回転する。
図4は、2時情報表示部7を示した図である。
2時情報表示部7は、図2に示した時刻表示部10の2時側に配置された円形の情報表示部である。2時情報表示部7は、計測表示針71および72と、文字板73と、を含んでいる。計測表示針71および72は、それぞれ、第3指針の一例である。計測表示針71および72は、同心軸(回転軸)75を中心に回転する。文字板73は、数値で示された目盛り74a〜74jを備えた部材である。図4では、目盛り74a〜74jは、それぞれ、数値「0」〜「9」で示されている。
本実施形態では、計測表示針71は、気圧の数値のうち1000の位の桁の値を表示し、計測表示針72は、気圧の数値のうち100の位の桁の値を表示する。つまり、2時情報表示部7は、気圧の数値のうち100の位の桁以上の桁の数値を、計測表示針71および72で表示する。なお、気圧の数値のうち100の位の桁未満の桁の数値は、時刻表示部10に設けられた計測表示針11(図2参照)で表示される。気圧の数値のうち100の位の桁は、所定の桁の一例である。所定の桁は、気圧の数値のうち100の位の桁に限らず適宜変更可能である。
本実施形態では、計測表示針71は、標高の数値のうち1000の位の桁の値を表示し、計測表示針72は、標高の数値のうち100の位の桁の値を表示する。つまり、2時情報表示部7は、標高の数値のうち100の位の桁以上の桁の数値を、計測表示針71および72で表示する。なお、標高の数値のうち100の位の桁未満の桁の数値は、計測表示針11(図2参照)で表示される。標高の数値のうち100の位の桁は、特定の桁の一例である。特定の桁は、標高の数値のうち100の位の桁に限らず適宜変更可能である。
図5は、10時情報表示部3を示した図である。
10時情報表示部3は、時計表示部10の10時側に配置された円形の情報表示部である。10時情報表示部3は、秒針31と、文字板32と、を含む。秒針31は、第2指針の一例である。秒針31は、回転軸35を中心に回転する。
時刻表示部10は、時針1と、分針2と、計測表示針11と、6時情報表示部4と、2時情報表示部7と、10時情報表示部3と、を含んでいる。時刻表示部10は、表示モードに関わらず時針1と分針2とを用いて時刻を表示する。
図7は、電子時計Wの構成を示したブロック図である。
次に、電子時計Wについて詳細に説明する。
第1表示領域44では、第1表示針42が各表示モードの表示単位(“TIME”の領域、“ALT”の領域、“BAR”の領域、“COM”の領域、“OP”の領域)44a〜44eを択一的に指示することにより、現在の表示モードが表示される。“TIME”の領域44a、“ALT”の領域44b、“BAR”の領域44c、“COM”の領域44dおよび“OP”の領域44eの各々は、同心軸40を中心とする中心角が30°の領域として設けられている。
また、第1表示針42がオプション表示モード(“OP”モード)を指し示している状況でボタン14が押されると、制御部106は、第1表示針42を逆転させて“TIME”の領域44a(時刻表示モードの領域)へ移動させる。
圧力センサー101は、動作開始信号を受けて気圧の計測を開始し、その後、気圧の計測を終了すると、気圧の計測結果を制御部106に出力する。
制御部106は、気圧の計測結果を受けると、記憶部105に記憶されているテーブルを参照して、気圧の計測結果に応じた標高を特定する。続いて、制御部106は、駆動部202および204を制御して、標高の計測結果を2時情報表示部7と計測表示針11に表示させ、かつ、第2表示針41が電池残量メーター43cを示す位置を指示するように駆動部205を制御する。
標高の表示に関しては、制御部106は、計測表示針71が標高の数値のうち1000の位の桁の値を表示し、計測表示針72が標高の数値のうち100の位の桁の値を表示するように、駆動部204を制御し、計測表示針11が標高の数値のうち100の位の桁未満の桁の数値を表示するように、駆動部202を制御する。
なお、標高の計測結果が負の値である場合、制御部106は、駆動部203を制御して、秒針31に「−」の符号34を指示させる。
磁気センサー102は、動作開始信号を受けると地磁気の計測を開始し、その後、地磁気の計測を終了すると、地磁気の計測結果を制御部106に出力する。
制御部106は、地磁気の計測結果を受けると、駆動部202を制御して、地磁気の計測結果(北の方位)を計測表示針11に表示させ、かつ、第2表示針41が電池残量メーター43cを示す位置を指示するように駆動部205を制御する。
圧力センサー101は、動作開始信号を受けて気圧の計測を開始し、その後、気圧の計測を終了すると、気圧の計測結果を制御部106に出力する。
制御部106は、気圧の計測結果を受けると、駆動部202および204を制御して、気圧の計測結果を2時情報表示部7と計測表示針11に表示させ、かつ、駆動部203を制御して、気圧傾向メーター33において、新たに計測された気圧が前回計測された気圧から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させ、かつ、第2表示針41が電池残量メーター43cを示す位置を指示するように駆動部205を制御する。
気圧の表示に関しては、制御部106は、計測表示針71が気圧の数値のうち1000の位の桁の値を表示し、計測表示針72が気圧の数値のうち100の位の桁の値を表示するように、駆動部204を制御し、計測表示針11が標高の数値のうち100の位の桁未満の桁の数値を表示するように、駆動部202を制御する。
なお、制御部106は、気圧表示モード下でのボタン15の押下を検出しなくても、定期的(例えば3時間ごと)に、圧力センサー101の動作を開始させてもよい。制御部106は、圧力センサー101が定期的に気圧を計測している場合、第2表示針41が“MEAS”の文字43bを示す位置を指示するように駆動部205を制御してもよいし、第2表示針41に、“MEAS”の文字43bを指示させずに、電池残量メーター43cを指示させてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
上述した実施形態では、図2および図3に示したように、電池残量メーター43cは、“E”(空;エンプティー)と“M”(中;ミドル)と“F”(フル)の3段階に分かれていたが、電池残量メーター43cの表示の段階数は3に限らず適宜変更可能である。
例えば、第2表示針41を360°を4nで割った角度ごとに運針するように構成した場合、多くの時計で使用される、指針を360°を60で割った角度ごとに運針させる駆動機構と部品の共通化を図ることは難しくなるが、第2表示針41が一度の運針で進む距離を長くでき、表示の切り替えに伴う運針数(つまり、切り替え時間)を2/3に短縮可能になる。
図2や図3に示した6時情報表示部4において、アイコン43aが配置された領域と、“MEAS”の文字43bが配置された領域が、図10に示したように入れ替わってもよい。また、図11に示したように、アイコン43aが配置された領域と“MEAS”の文字43bが配置された領域との間に、電池残量メーター43cが配置されてもよい。
図10や図11に示した例の場合、電池残量メーター43cの隣が、“MEAS”の文字43bの領域となる。
上記実施形態において、“ALT”の領域44bと“BAR”の領域44cと“COM”の領域44dの並び順は、適宜変更可能である。
また、上述した実施形態および変形例では、電源として、一次電池を一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電源はどのような形態であってもよい。例えば、電源として二次電池が用いられてもよい。この場合、二次電池は外部の商用電源100Vによって充電されてもよい。また、電子時計Wに太陽電池パネルを内蔵し、太陽電池パネルで発電した電力で二次電池を充電してもよい。
上述した実施形態および変形例では、第1計測値として気圧が用いられ、第1表示モードとして気圧表示モードが用いられたが、第1計測値と第1表示モードは適宜変更可能である。
第1計測値として標高、つまり高度が用いられ、第1表示モードとして標高表示モードが用いられてもよい。
第1計測値として勾配が用いられ、第1表示モードとして勾配表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、勾配表示モード下でボタン15の押下を検知すると、圧力センサー101を動作させ、圧力センサー101が計測した気圧の計測結果に応じた標高を特定する。制御部106は、標高を特定するごとに、標高を特定した地点の位置をGPSで算出する。制御部106は、標高と位置とが決まるごとに、今回の標高から前回の標高を減算した値を、今回の位置から前回の位置までの距離で割った値を勾配として算出する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、勾配の算出結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、勾配メーターにおいて、新たに算出された勾配が前回算出された勾配から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として水深が用いられ、第1表示モードとして水深表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、水深表示モード下でボタン15の押下を検知すると、圧力センサー101を動作させ、圧力センサー101が計測した水圧の計測結果に応じた水深を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、水深の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、水深メーターにおいて、新たに特定された水深が前回特定された水深から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として温度が用いられ、第1表示モードとして温度表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、温度表示モード下でボタン15の押下を検知すると、温度センサーを動作させ温度を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、温度の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、温度メーターにおいて、新たに特定された温度が前回特定された温度から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として湿度が用いられ、第1表示モードとして湿度表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、湿度表示モード下でボタン15の押下を検知すると、湿度センサーを動作させ湿度を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、湿度の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、温度メーターにおいて、新たに特定された湿度が前回特定された湿度から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として紫外線量が用いられ、第1表示モードとして紫外線表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、紫外線表示モード下でボタン15の押下を検知すると、紫外線センサーを動作させ紫外線量を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、紫外線量の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、紫外線メーターにおいて、新たに特定された紫外線量が前回特定された紫外線量から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として活動量が用いられ、第1表示モードとして活動量表示モードが用いられてもよい。この場合、加速度センサーが電子時計Wに設けられ、制御部106は、加速度センサーの出力からユーザーの活動量を算出する。
活動量の一例としては、歩数、単位時間当たりの歩数(以下「ピッチ」と称する)、または消費カロリーが挙げられる。単位時間としては、例えば1分が用いられる。なお、単位時間は1分に限らず適宜変更可能である。
活動量として歩数が用いられる場合、活動量表示モードとして歩数表示モードが用いられ、6時情報表示部4には、歩数表示モードを示す歩数表示エリアが設けられ、10時情報表示部3には、所定のレンジ内で歩数の変化を表示するための歩数メーターが設けられることが好ましい。
また、制御部106は、歩数表示モード下でボタン15の押下を検知すると、加速度センサーを動作させ加速度センサーの出力からユーザーの歩数を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、歩数の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、歩数メーターにおいて、新たに特定された歩数が前回特定された歩数から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
活動量としてピッチが用いられる場合、活動量表示モードとしてピッチ表示モードが用いられ、6時情報表示部4には、ピッチ表示モードを示すピッチ表示エリアが設けられ、10時情報表示部3には、所定のレンジ内でピッチの変化を表示するためのピッチメーターが設けられることが好ましい。
また、制御部106は、ピッチ表示モード下でボタン15の押下を検知すると、所定時間(例えば1分間)加速度センサーを動作させ加速度センサーの出力からユーザーの1分間の歩数、すなわちピッチを特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、ピッチの特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、ピッチメーターにおいて、新たに特定されたピッチが前回特定されたピッチから変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
活動量として消費カロリーが用いられる場合、活動量表示モードとして消費カロリー表示モードが用いられ、6時情報表示部4には、消費カロリー表示モードを示す消費カロリー表示エリアが設けられ、10時情報表示部3には、所定のレンジ内で消費カロリーの変化を表示するための消費カロリーメーターが設けられることが好ましい。
また、制御部106は、消費カロリー表示モード下でボタン15の押下を検知すると、加速度センサーを動作させ加速度センサーの出力からユーザーの歩数を特定する。制御部106は、歩数を特定するごとに、その歩数に対して、予め登録されたユーザーの体重に関連した体重係数を乗算することで消費カロリーを算出する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、消費カロリーの算出結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、消費カロリーメーターにおいて、新たに算出された消費カロリーが前回算出された消費カロリーから変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として移動距離が用いられ、第1表示モードとして移動距離表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、移動距離表示モード下でボタン15の押下を検知すると、ボタン15が押下された地点(以下「押下地点」と称する)の位置をGPSで算出する。制御部106は、押下地点の位置を算出するごとに、今回の押下地点の位置から前回の押下地点の位置までの距離を移動距離として算出する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、移動距離の算出結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、移動距離メーターにおいて、新たに算出された移動距離が前回算出された移動距離から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として移動スピードが用いられ、第1表示モードとして移動スピード表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、移動スピード表示モード下でボタン15の押下を検知すると、ボタン15が押下された時刻(以下「押下時刻」と称する)を記憶するとともに、ボタン15が押下された地点(押下地点)の位置をGPSで算出する。制御部106は、押下時刻を記憶し押下地点の位置を算出するごとに、前回の押下時刻から今回の押下時刻までの経過時間を算出するとともに、今回の押下地点の位置から前回の押下地点の位置までの距離を移動距離として算出し、移動距離を経過時間で除算することで、移動スピードを算出する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、移動スピードの算出結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、移動スピードメーターにおいて、新たに算出された移動スピードが前回算出された移動スピードから変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として、所定距離の移動に要した時間(以下「ラップ」と称する)が用いられ、第1表示モードとしてラップ表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、ラップ表示モード下でボタン15の押下を検知すると、ボタン15が押下された時刻(押下時刻)を記憶する。制御部106は、押下時刻を記憶するごとに、前回の押下時刻から今回の押下時刻までの経過時間をラップとして算出する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、ラップの算出結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、ラップメーターにおいて、新たに算出されたラップが前回算出されたラップから変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
制御部106は、ラップ表示モード下でボタン15の押下を検知すると、押下時刻を記憶するとともに、ボタン15が押下された地点(押下地点)の位置をGPSで算出する。制御部106は、押下時刻を記憶し押下地点の位置を算出するごとに、前回の押下時刻から今回の押下時刻までの経過時間を算出するとともに、今回の押下地点の位置から前回の押下地点の位置までの距離を移動距離として算出し、経過時間を移動距離で除算した値をラップとして算出する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、ラップの算出結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、ラップメーターにおいて、新たに算出されたラップが前回算出されたラップから変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として血圧が用いられ、第1表示モードとして血圧表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、血圧表示モード下でボタン15の押下を検知すると、血圧センサーを動作させユーザーの血圧を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、血圧の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、血圧メーターにおいて、新たに特定された血圧が前回特定された血圧から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値として脈拍が用いられ、第1表示モードとして脈拍表示モードが用いられてもよい。
また、制御部106は、脈拍表示モード下でボタン15の押下を検知すると、脈拍センサーを動作させユーザーの脈拍を特定する。続いて、制御部106は、駆動部204を制御して、脈拍の特定結果を2時情報表示部7に表示させる。
続いて、制御部106は、駆動部203を制御して、脈拍メーターにおいて、新たに特定された脈拍が前回特定された脈拍から変化した量を示す箇所を、秒針31で表示させる。
第1計測値(例えば、気圧、高度、勾配、水深、温度、湿度、紫外線量、活動量、消費カロリー、歩数、ピッチ、移動距離、移動スピード、ラップ、血圧、または脈拍)の変化は、前回の第1計測値に対する今回の第1計測値の割合(例えば、前回に対して80%または115%など)で表示されてもよい。
上述した実施形態および変形例では、10時情報表示部3は、新たに計測された第1計測値(例えば、気圧、高度、勾配、水深、温度、湿度、紫外線量、活動量、消費カロリー、歩数、ピッチ、移動距離、移動スピード、ラップ、血圧、または脈拍)が前回計測された第1計測値から変化した量を、秒針31で表示した。
また、前記で例示した第1計測値の中には、数値(計測値)が100の位の桁未満の桁の値で表されるものがある。例えば、大気の温度は50℃以下である。活動量、歩数、移動距離などは、ゼロの値からスタートをして計測値がカウントアップされる。数値(計測値)が100の位の桁未満の桁の値で表される計測モードを搭載する構成の場合には、2時情報表示部7による表示を行なわず、計測表示針11を用いて第1計測値を表示してもよい。この場合には、計測表示針11が第3指針の一例となる。あるいは、計測表示針71および計測表示針72の少なくとも1つを用いて、100の位の桁未満の値を表示してもよい。
Claims (9)
- 第1計測値を表示する第1表示モードを含む複数の表示モードを備える電子時計であって、
第1指針を有し、前記複数の表示モードのうち1つの表示モードを前記第1指針で表示する第1表示部と、
第2指針を有し、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値の変化を前記第2指針で表示する第2表示部と、
第3指針を有し、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値を前記第3指針で表示する第3表示部と、
時針と分針とを有し、前記表示モードに関わらず前記時針と前記分針とを用いて時刻を表示する時刻表示部と、
を含み、
前記時刻表示部は、第4指針を含み、
前記第3表示部は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値のうち所定の桁以上の桁の数値を前記第3指針で表示し、
前記第4指針は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値のうち前記所定の桁未満の桁の数値を表示し、
前記第4指針は、前記第1指針、前記第2指針および前記第3指針よりも長い、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記第1計測値の変化は、前回の前記第1計測値と今回の前記第1計測値との比較結果であることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
- 前記第1計測値の変化は、前回の前記第1計測値に対する今回の前記第1計測値の割合であることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
- 第1計測値を表示する第1表示モードを含む複数の表示モードを備える電子時計であって、
第1指針を有し、前記複数の表示モードのうち1つの表示モードを前記第1指針で表示する第1表示部と、
第2指針を有し、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値の基準値からの偏差を前記第2指針で表示する第2表示部と、
第3指針を有し、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値を前記第3指針で表示する第3表示部と、
時針と分針とを有し、前記表示モードに関わらず前記時針と前記分針とを用いて時刻を表示する時刻表示部と、
を含み、
前記時刻表示部は、第4指針を含み、
前記第3表示部は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値のうち所定の桁以上の桁の数値を前記第3指針で表示し、
前記第4指針は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第1表示モードである場合、前記第1計測値のうち前記所定の桁未満の桁の数値を表示し、
前記第4指針は、前記第1指針、前記第2指針および前記第3指針よりも長い、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記第1計測値は、気圧、高度、勾配、水深、温度、湿度、紫外線量、活動量、消費カロリー、歩数、単位時間当たりの歩数、移動距離、移動スピード、所定距離の移動に要した時間、血圧、または脈拍であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子時計。
- 前記複数の表示モードは、前記時刻を表示する時刻表示モードを含み、
前記第2表示部は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記時刻表示モードである場合、前記時刻における秒を前記第2指針で表示する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記時刻表示部は、前記第1表示部と前記第2表示部と前記第3表示部とを含み、
前記第1表示部は、前記第2指針の回転軸を含む前記時刻表示部の6時12時方向の第1直線と、前記第3指針の回転軸を含む前記時刻表示部の6時12時方向の第2直線との間に、前記第1指針の回転軸が位置するように、前記時刻表示部に配置されている、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記複数の表示モードは、前記第1計測値とは異なる第2計測値を表示する第2表示モードを含み、
前記第3表示部は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第2表示モードである場合、前記第2計測値のうち特定の桁以上の桁の数値を前記第3指針で表示し、
前記第4指針は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第2表示モードである場合、前記第2計測値のうち前記特定の桁未満の桁の数値を表示する、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記第2表示部は、前記第1表示部の表示する表示モードが前記第2表示モードであり、かつ、前記第2計測値が負の値である場合、前記第2計測値が負の値であることを前記第2指針で表示する、ことを特徴とする請求項8に記載の電子時計。
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