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JP6727332B2 - 可視光に基づく通信方法、関連装置、及び関連システム - Google Patents

可視光に基づく通信方法、関連装置、及び関連システム Download PDF

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Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、可視光に基づく通信方法、関連装置、及び関連システムに関する。
近年、可視光通信(Visible Light Communication、VLC)技術の開発が加速化し及び無線通信技術の成長と共に進化している。VLCは、可視光周波数帯の範囲内の電磁波が通信のための伝送媒体として使用される通信方法である。VLCの原理は、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)光源の強度を変化させることにより、信号伝送を実施している。光強度が比較的高い周波数において変化するとき、人間の目は光源変化を発見できない。したがって、基本照明機能が実施されると同時に、通信機能が実施できる。従来の無線通信技術と比べて、VLC技術は、広範な利用可能スペクトル、電磁気干渉がない、広く分散されたインフラ、人間の身体にとって安全である、及び高い信頼性、のような多くの利点を有する。したがって、近年、VLC技術は、学術的及び工業的重要性を置かれ、急速な開発期間に入っている。
従来技術では、1つのVLCネットワークは、可視光通信個人域ネットワーク(Visible Light Communication Personal Area Network、VPAN)として参照される。図1は、スタートポロジのVPANを示す。VPANは、コーディネータ(Coordinator)及び複数のVLC装置を含む。コーディネータは、VPAN上のマスタノード(通常、天井のLED照明により役割を果たされる)であり、VPANを確立し及び管理すること、及びVLC装置(通常、スマートフォン、タブレットコンピュータ、又はPCのようなVLC通信機に統合された種々の消費者電子機器により役割を果たされる)にネットワークアクセスを提供することを担う。VLC装置は、伝送キャリアとして可視光を用いることにより、及びコーディネータを用いることにより、通信のためにVPANにアクセスする。
IEEE802.15.7標準によると、コーディネータは、新しいVPANを確立する前に、及びVPAN識別子(VPAN identifier、VPAN ID)衝突イベントを検出した後に、アクティブスキャンを実行する必要がある。アクティブVPANスキャンの目的は、別のVPANに関する情報を知るために、別のVPANのコーディネータによりブロードキャストされたビーコンをできる限り受信することである。勿論、この情報は、別のVPANのVPAN ID情報を含む。コーディネータは、VPAN ID衝突を回避するために、アクティブスキャンの終了後に、別のVPANのVPAN IDと異なるVPAN IDをVPANのために選択する必要がある。
しかしながら、ランバード放射モデルの光強度分布計算式によると、同じ水平面上の天井に配置されたLED照明が別のLED照明の信号を正しく受信する確率は非常に低く、したがって、コーディネータが別のコーディネータからのビーコンを成功裏に受信する確率も非常に低いことが分かる。したがって、VPANネットワーク上のコーディネータがビーコンを受信する従来の方法は、至急進展される必要がある。
本発明の実施形態において解決されるべき課題は、ビーコン最適化問題を解決するために、可視光に基づく通信方法、関連装置、及び関連システムを提供することである。
第1の態様によると、本発明の一実施形態は、可視光に基づく通信方法であって、可視光通信個人域ネットワークVPANシステムに適用され、前記VPANはコーディネータ及び少なくとも1つの可視光通信VLC装置を含み、前記方法は、
第1VLC装置により、前記VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、報告指示メッセージをコーディネータへ送信するステップであって、前記報告指示メッセージは前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む、ステップと、
前記コーディネータにより、前記第1VLC装置により送信された前記報告指示メッセージを受信するステップと、
前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択するステップと、を含む方法を提供する;
この方法では、VPAN上のコーディネータにより別のコーディネータから直接取得できないVPAN ID情報は、VPAN上のVLC装置により受信され転送される。VLC装置と別のコーディネータとの間の位置関係は、VLC装置が別のコーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を取得することがより容易であると決定し、VPAN ID衝突が効率的に解消でき、VPANシステムの実行効率が向上され、ビーコン最適化問題が解決される。
第1の態様を参照して、第1の可能な実装では、コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する前記ステップの特定の実装は、次の通りである。前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するステップ。この方法では、コーディネータは、VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるIDを選択し、該IDを新しいVPAN IDとして使用して、衝突が再び生じるのを回避する。
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する前記ステップの後に、前記方法は、
前記コーディネータにより、コーディネータ再調整メッセージを生成し、前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置へ前記コーディネータ再調整メッセージを送信するステップであって、前記コーディネータ再調整メッセージは、前記新しいVPAN ID及び有効時間を含む、ステップと、
前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置により、前記コーディネータ再調整メッセージを受信するステップと、
前記コーディネータ及び前記少なくとも1つのVLC装置により、前記有効時間で前記新しいVPAN IDを使用するステップと、を含む。この方法では、新しいVPAN IDを選択した後に、コーディネータは、VPAN上にあるVLC装置が新しいVPAN IDを使用し始めるように、コーディネータの存在するVPANが新しいVPAN IDに切り替えることをVPAN上にあるVLC装置に通知するために、関連メッセージを生成する。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、又は第1の態様の第2の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、第1VLC装置により、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第1VLC装置が、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、前記第1VLC装置により、第1プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出し、前記報告指示メッセージを生成するステップであって、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を含み、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、ステップ、を含む。つまり、この方法では、VPAN ID衝突は、第1VLC装置により発見され及び報告され、報告される指示メッセージはプリセット時間期間内に検出された近隣VPAN情報を含む。したがって、より多くの近隣VPAN ID情報が検出でき、VPAN ID衝突が後に生じる可能性が低減される。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、又は第1の態様の第2の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、第1VLC装置により、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、前記第1VLC装置により、前記報告指示メッセージを生成するステップであって、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、ステップ、を含む。つまり、この方法では、VPAN IDは、第1VLC装置により発見され報告され、VPAN ID衝突は発見された後に直ちに報告される。報告された指示メッセージに含まれるVPAN IDは、VPAN ID衝突が発見されるとき又は前に、第1VLC装置により検出された近隣VPAN ID情報であって良い。これは、VLC装置が衝突を発見した後に、VLC装置により衝突を報告し及びVPAN ID情報をフィードバックする効率を向上する。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、又は第1の態様の第2の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、第1VLC装置により、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
第2VLC装置により、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、前記コーディネータへVPAN ID衝突指示メッセージを送信するステップであって、前記VPAN ID衝突指示メッセージは、前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために使用される、ステップと、
前記コーディネータにより、前記第2VLC装置により送信された前記VPAN ID衝突指示メッセージを受信するステップと、
前記コーディネータにより、前記第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信するステップであって、前記報告要求メッセージは、前記コーディネータへ検出した近隣VPAN情報を送信するよう前記VLC装置に要求するために使用され、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を含む、ステップと、
前記第1VLC装置により、前記コーディネータにより送信された前記報告要求メッセージを受信するステップと、
前記第1VLC装置により、前記検出した近隣VPAN情報に基づき前記報告指示メッセージを生成するステップであって、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達する、ステップと、を含む。この方法では、衝突は、第1VLC装置以外の第2VLC装置により報告され、衝突を学習した後に、コーディネータは、VPANID情報をフィードバックするために第1VLC装置を指定する。この方法では、本発明の実装は、一層多様化され且つ柔軟であり、コーディネータは、VPAN ID情報をより適切に取得するために、コーディネータにより実行される計算及び予測に基づき、VPAN ID情報を報告すべき関連VLC装置を能動的に選択できる。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装、第1の態様の第2の可能な実装、第1の態様の第3の可能な実装、第1の態様の第4の可能な実装、又は第1の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記方法は、
前記VPANにある前記少なくとも1つのVLC装置及び前記コーディネータにより、個々のローカル近隣VPAN情報を維持し、前記少なくとも1つのVLC装置により、周期的に又はトリガ条件に基づき前記コーディネータに前記ローカル近隣VPAN情報を報告するステップであって、前記近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む、ステップと、
前記コーディネータにより、前記報告されたローカル近隣VPAN情報を受信するステップと、
前記コーディネータにより、受信した前記報告されたローカル近隣VPAN情報及び前記コーディネータにより維持される前記ローカル近隣VPAN情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持するステップと、を更に含み、
前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する前記ステップは、前記コーディネータにより、前記報告指示メッセージ内の前記VPAN ID情報に基づき、前記グローバル近隣VPAN情報を更新し、前記更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択するステップを含む。この方法では、VLC装置及びコーディネータによりVPAN ID情報を検出し及び維持するプロセスが追加され、コーディネータがグローバル近隣VPAN情報をリアルタイムに学習できるようにする。この方法では、VPAN ID衝突が生じると、より包括的な近隣VPAN情報が素早く取得できる。これは、衝突が再び生じるのを可能な限り回避するために、新しいVPAN IDを選択することを助け、VPANシステムの実行効率を向上する。
第2の態様によると、本発明の一実施形態は、可視光に基づく通信方法であって、可視光通信個人域ネットワークVPANシステムに適用され、前記VPANはコーディネータ及び少なくとも1つの可視光通信VLC装置を含み、前記方法は、
第1VLC装置により、前記VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信するステップであって、前記報告指示メッセージは前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む、ステップ、を含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実装では、第1VLC装置により、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第1VLC装置が、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、前記第1VLC装置により、第1プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出し、前記報告指示メッセージを生成するステップであって、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達し、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、ステップ、を含む。
第2の態様を参照して、第2の可能な実装では、第1VLC装置により、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第1VLC装置により、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、前記報告指示メッセージを生成するステップであって、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、ステップ、を含む。
第2の態様を参照して、第3の可能な実装では、第1VLC装置により、前記コーディネータに報告指示メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
第1VLC装置により、前記コーディネータにより送信された前記報告要求メッセージを受信するステップであって、前記報告要求メッセージは、検出した近隣VPAN情報を前記コーディネータへ送信するよう前記VLC装置に要求するために使用され、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を含み、前記報告要求メッセージは、前記コーディネータがVPAN ID衝突指示メッセージを受信した後に前記コーディネータにより前記第1VLC装置へ送信されたメッセージであり、前記VPAN ID衝突指示メッセージは、第2VLC装置が、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、前記第2VLC装置により前記コーディネータへ送信されたメッセージである、ステップと、
前記第1VLC装置により、前記検出した近隣VPAN情報に基づき前記報告指示メッセージを生成するステップであって、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達する、ステップと、を含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装、第2の態様の第2の可能な実装、又は第2の態様の第3の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、前記VPAN ID情報は、前記VPAN ID情報に基づきグローバル近隣VPAN情報を更新し及び前記更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択するために、前記コーディネータにより使用され、前記グローバル近隣VPAN情報は、受信された報告されたローカル近隣VPAN情報及び前記コーディネータにより維持されるローカル近隣VPAN情報に基づき、前記コーディネータにより維持される近隣VPAN情報であり、前記報告されたローカル近隣VPAN情報は、前記VPANにある前記少なくとも1つのVLC装置により維持され且つ周期的に又はトリガ条件に基づき前記コーディネータに報告される近隣VPAN情報であり、前記コーディネータにより維持される前記ローカル近隣VPAN情報は、前記コーディネータにより維持される近隣VPAN情報であり、前記近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。
第3の態様によると、本発明の一実施形態は、可視光に基づく通信方法であって、可視光通信個人域ネットワークVPANシステムに適用され、前記VPANはコーディネータ及び少なくとも1つの可視光通信VLC装置を含み、前記方法は、
前記VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、前記コーディネータにより、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信するステップであって、前記報告指示メッセージは前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む、ステップと、
前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択するステップと、を含み得る方法を提供する。
第3の態様を参照して、第1の可能な実装では、コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する前記ステップは、前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するステップを含む。
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する前記ステップの後に、前記方法は、
前記コーディネータにより、コーディネータ再調整メッセージを生成し、前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置へ前記コーディネータ再調整メッセージを送信するステップであって、前記コーディネータ再調整メッセージは、前記新しいVPAN ID及び有効時間を含む、ステップと、
前記コーディネータ及び前記少なくとも1つのVLC装置により、前記有効時間で前記新しいVPAN IDを使用するステップと、を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、前記報告指示メッセージは、前記第1VLC装置が、第1プリセット時間内に、近隣VPAN情報を検出し、及び前記第1VLC装置が、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、生成されたメッセージであり、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達し、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、前記報告指示メッセージは、前記第1VLC装置が、前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、生成されたメッセージであり、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、又は第3の態様の第2の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、コーディネータにより、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記コーディネータにより、第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信するステップであって、前記VPAN ID衝突指示メッセージは、前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために使用される、ステップと、
前記コーディネータにより、前記第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信するステップであって、前記報告要求メッセージは、前記コーディネータへ検出した近隣VPAN情報を送信するよう前記VLC装置に要求するために使用され、前記近隣VPAN情報は、前記VPAN ID情報を含む、ステップと、を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装、第3の態様の第2の可能な実装、第3の態様の第3の可能な実装、第3の態様の第4の可能な実装、又は第3の態様の第5の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、前記方法は、
前記コーディネータにより、ローカル近隣VPAN情報を維持するステップと、
前記コーディネータにより、報告されたローカル近隣VPAN情報を受信するステップであって、前記報告されたローカル近隣VPAN情報は、前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置により維持され且つ周期的に又はトリガ条件に基づき前記コーディネータに報告される近隣VPAN情報であり、前記近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む、ステップと、
前記コーディネータにより、受信した前記報告されたローカル近隣VPAN情報及び前記コーディネータにより維持される前記ローカル近隣VPAN情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持するステップと、を更に含み、
前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する前記ステップは、前記コーディネータにより、前記報告指示メッセージ内の前記VPAN ID情報に基づき、前記グローバル近隣VPAN情報を更新し、更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択するステップを含む。
第4の態様によると、本発明の一実施形態は、可視光に基づく通信方法であって、可視光通信個人域ネットワークVPANシステムに適用され、前記VPANはコーディネータ及び少なくとも1つの可視光通信VLC装置を含み、前記方法は、
第1コーディネータにより、バックホールBackhaulリンクを用いて、第1装置へスキャン要求メッセージを送信するステップであって、前記第1装置は第2コーディネータ及び/又は中央制御部を含み、前記第1装置及び前記第1コーディネータは、前記Backhaulリンクを用いて接続され、前記スキャン要求メッセージは前記第1装置からVPAN ID情報を要求するために使用される、ステップと、
前記第1コーディネータにより、前記第1装置により送信されたスキャン確認メッセージを受信し、前記VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択するステップであって、前記スキャン確認メッセージは、前記第1装置が前記スキャン要求メッセージを受信した後に、前記第1コーディネータへ送信され、前記スキャン確認メッセージは、前記第1装置により維持されるVPAN ID情報を伝達する、ステップと、を含み得る方法を提供する。
第4の態様を参照して、第1の可能な実装では、前記第1装置は前記第2コーディネータを含み、前記第1装置により維持されている前記VPAN ID情報は、前記第2コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を含む。
第4の態様、又は第4の態様の第1の可能な実装を参照して、第2の可能な実装では、前記第1装置は中央制御部を含み、前記第1装置により維持されている前記VPAN ID情報は、前記Backhaulリンクを用いて前記中央制御部に接続されたコーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装又は第4の態様の第2の可能な実装を参照して、第3の可能な実装では、前記第1装置は前記中央制御部を含み、前記方法は、前記第1コーディネータにより、周期的に又はトリガ条件に基づき、前記Backhaulリンクを用いて、前記第1コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を前記コーディネータに報告するステップを含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装又は第4の態様の第3の可能な実装を参照して、第4の可能な実装では、第1コーディネータにより、バックホールBackhaulリンクを用いて、第1装置へスキャン要求メッセージを送信する前記ステップの前に、前記方法は、前記第1コーディネータにより、第2装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信するステップであって、前記VPAN ID衝突指示メッセージは、前記第1コーディネータにVPAN ID衝突を報告するために使用される、ステップを含む。
第4の態様の第4の可能な実装を参照して、第5の可能な実装では、前記コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択する前記ステップの後に、前記方法は、
前記第1コーディネータにより、コーディネータ再調整メッセージを生成し、前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置へ前記コーディネータ再調整メッセージを送信するステップであって、前記コーディネータ再調整メッセージは、前記選択されたVPAN ID及び有効時間を含む、ステップと、
前記コーディネータ及び前記少なくとも1つのVLC装置により、前記有効時間で前記選択されたVPAN IDを使用するステップと、を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装又は第4の態様の第3の可能な実装を参照して、第6の可能な実装では、第1コーディネータにより、バックホールBackhaulリンクを用いて、第1装置へスキャン要求メッセージを送信する前記ステップは、前記VPANを確立する前に、前記第1コーディネータにより、バックホールBackhaulリンクを用いて、第1装置へ前記スキャン要求メッセージを送信するステップを含む。
第4の態様の第6の可能な実装を参照して、第7の可能な実装では、前記第1コーディネータにより、前記VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択する前記ステップの後に、前記方法は、
前記第1コーディネータにより、ビーコンをブロードキャストするステップであって、前記ビーコンは前記選択されたVPAN IDを含む、ステップ、を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、第4の態様の第6の可能な実装、又は第4の態様の第7の可能な実装を参照して、第8の可能な実装では、前記第1コーディネータにより、前記VPAN ID情報を選択する前記ステップは、前記第1コーディネータにより、前記VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するステップを含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装、第4の態様の第2の可能な実装、第4の態様の第3の可能な実装、第4の態様の第4の可能な実装、第4の態様の第5の可能な実装、第4の態様の第6の可能な実装、第4の態様の第7の可能、又は第4の態様の第8の可能な実装を参照して、第9の可能な実装では、前記Backhaulリンクは有線リンク又は無線リンクを含み、前記有線リンクは、電力線通信PLCリンク、イーサネットEthernetリンク、又は光ファイバリンクを含み、前記無線リンクは、Wi−Fiリンク、セルラリンク、WiMaxリンク、Bluetoothリンク、又はZigBeeリンクを含む。
本発明の実施形態の第5の態様は、第2の態様による方法を実行するよう構成されるモジュールを含むVLC装置を提供する。
本発明の実施形態の第6の態様は、第3の態様による方法を実行するよう構成されるモジュールを含むネットワークアクセス装置を提供する。
本発明の実施形態の第7の態様は、第4の態様による方法を実行するよう構成されるモジュールを含むネットワークアクセス装置を提供する。
本発明の実施形態の第8の態様は、装置であって、前記装置はプロセッサを含み、前記プロセッサは、第2の態様による可視光に基づく通信方法における対応する機能を実行する際に該装置をサポートするよう構成される、装置を提供する。前記装置は、メモリを更に含んで良く、前記メモリは、前記プロセッサに結合され、前記装置のために必要なプログラム命令及びデータを格納するよう構成される。前記装置は、前記装置と別の装置又は通信ネットワークとの間の通信を実行するよう構成される通信インタフェースを更に含んで良い。
本発明の実施形態の第9の態様は、装置であって、前記装置はプロセッサを含み、前記プロセッサは、第3の態様による可視光に基づく通信方法における対応する機能を実行する際に該装置をサポートするよう構成される、装置を提供する。前記装置は、メモリを更に含んで良く、前記メモリは、前記プロセッサに結合され、前記装置のために必要なプログラム命令及びデータを格納するよう構成される。前記装置は、前記装置と別の装置又は通信ネットワークとの間の通信を実行するよう構成される通信インタフェースを更に含んで良い。
本発明の実施形態の第10の態様は、装置であって、前記装置はプロセッサを含み、前記プロセッサは、第4の態様による可視光に基づく通信方法における対応する機能を実行する際に該装置をサポートするよう構成される、装置を提供する。前記装置は、メモリを更に含んで良く、前記メモリは、前記プロセッサに結合され、前記装置のために必要なプログラム命令及びデータを格納するよう構成される。前記装置は、前記装置と別の装置又は通信ネットワークとの間の通信を実行するよう構成される通信インタフェースを更に含んで良い。
本発明の実施形態の第11の態様は、第8の態様による装置により使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成されるコンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するために設計されたプログラムを含む。
本発明の実施形態の第12の態様は、第9の態様による装置により使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成されるコンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するために設計されたプログラムを含む。
本発明の実施形態の第13の態様は、第10の態様による装置により使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成されるコンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータソフトウェア命令は、前述の態様を実行するために設計されたプログラムを含む。
本発明の実施形態の第14の態様は、第5の態様による第1VLC装置及び/又は第6の態様によるコーディネータを含む通信システムを提供する。
本発明の実施形態によると、VPANシステムにおいて、VPANは、コーディネータ及び少なくとも1つの可視光通信VLC装置を含み、前記VPANシステムの中の複数のVLC装置の中の前記第1VLC装置は、VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、コーディネータへ報告指示メッセージを送信し、報告指示メッセージは、第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む。コーディネータは、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信し、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージに含まれるVPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する。つまり、VPAN上でVPAN ID衝突が生じるとき、本発明の実施形態によると、VPAN上のコーディネータにより別のコーディネータから直接取得できないVPAN ID情報は、VPAN上のVLC装置により受信され転送される。VLC装置と別のコーディネータとの間の位置関係は、VLC装置にとって、別のコーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を取得することがより容易であると決定する。したがって、VPAN ID衝突は効率的に解消でき、VPANシステムの実行効率が向上される。
本発明の実施形態の又は従来技術の技術的ソリューションをより明確に説明するために、以下に実施形態又は従来技術の説明に必要な添付の図面を記載する。明らかなことに、以下の説明中の添付の図面は、本発明のほんの一部の実施形態であり、これらの図面に従って当業者により創造的労力を有しないで他の図面も得られる。
スタートポロジのVPANの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるVPANシステムのアーキテクチャ図である。
本発明の一実施形態による可視光に基づく通信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による可視光に基づく通信方法の一実施形態の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による可視光に基づく通信方法の別の実施形態の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による別の可視光に基づく通信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による分散LED照明レイアウトの図である。
本発明の一実施形態による別の可視光に基づく通信方法の一実施形態の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による集中LED照明レイアウトの図である。
本発明の一実施形態による別の可視光に基づく通信方法の別の実施形態の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による第1VLC装置の概略構造図である。
本発明の一実施形態によるコーディネータの概略構造図である。
本発明の一実施形態による通信システムの概略構造図である。
本発明の一実施形態による第1コーディネータの概略構造図である。
本発明の一実施形態による装置の概略構造図である。
以下に、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確且つ十分に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
本発明の明細書、請求項、及び添付の図面において、用語「第1」、「第2」、「第3」、「第4」等は、異なるオブジェクト間を区別することを意図し、特定の順序を示さない。さらに、用語「有する」、「含む」、又はそれらの任意の変形は、非排他的包含をカバーすることを意図する。例えば、一連のステップ若しくはユニットを含む処理、方法、システム、プロダクト、又は装置は、列挙されたステップ又はユニットに限定されず、任意で、列挙されないステップ又はユニットを更に含み、或いは任意で、処理、方法、プロダクト、若しくは装置の別の固有のステップ又はユニットを更に含む。
本願明細書における「実施形態」の言及は、該実施形態を参照して記載される特定の特徴、構造、又は機能が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本願明細書の様々な場所に示されるフレーズは、必ずしも同じ実施形態を表さず、別の実施形態から排他的な独立した又は任意の実施形態ではない。本願明細書に記載された実施形態は別の実施形態と結合されて良いことが、当業者により明らかに及び暗に理解される。
当業者による理解を容易にするために、以下は本願における幾つかの用語を説明する。
(1)第1VLC装置及び第2VLC装置は、可視光通信を実行可能な装置である。例えば、装置は、端末であって良い。端末は、ユーザ機器(User Equipment、UE)としても参照され、ユーザに音声及び/又はデータ接続を提供する装置、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、メディアプレイヤ、スマートTV、スマートバンド、インテリジェント・ウェアラブル装置、MP3プレイヤ(Moving Picture Experts Group Audio Layer III、ムービング・ピクチャ・エキスパート・グループ・オーディオ・レイヤ3)、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV、ムービング・ピクチャ・エキスパート・グループ・オーディオ・レイヤ)プレイヤ、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、ラップトップポータブルコンピュータ、又はデスクトップコンピュータのような、可視光通信機能を有する通信装置である。コーディネータは、可視光通信個人域ネットワークVPAN上のマスタノードであり、VPAN上の端末にネットワークアクセスを提供し、運転中のVPANを管理し維持する。通常、コーディネータは、天井にある発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)照明により役割を果たされる。コーディネータは、セルラネットワークのアクセスネットワーク側にある可視光通信機能を有する無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)装置であっても良い。所謂RAN装置は、端末に無線ネットワークにアクセスさせる装置であり、進化型NodeB(evolved NodeB、eNB)、無線ネットワーク制御部(radio network controller、RNC)、NodeB(NodeB、NB)、基地局制御部(Base Station Controller、BSC)、ベーストランシーバ局(Base Transceiver tation、BTS)、ホーム基地局(例えば、Home evolved NodeB、又はHome NodeB、HNB)、又はベースバンドユニット(Baseband Unit、BBU)を含むがこれらに限定されない。別の例では、第1VLC装置及び第2VLC装置は、中央制御部であっても良い。中央制御部は、有線又は無線接続リンクを用いて全てのVPANのコーディネータに接続され及びVPANの実行を一緒に調整し管理することを担う、グローバル制御ノードである。
(2)MACレイヤ:本発明の実施形態におけるMACレイヤは、データプレーン及び管理プレーンを含むVLC MACレイヤである。MACレイヤのデータプレーンは、高位レイヤから分配されるサービスデータに対してMACフレーム化を実行し及び渡されたMACフレームを物理レイヤに分けることを担う。MACレイヤの管理プレーンは、種々のMACレイヤメッセージを生成し、MACレイヤにより受信されたメッセージを認識し、及びMACレイヤメッセージの内容に基づき対応する処理動作を実行することを担う。
(3)MACレイヤ管理エンティティ(MAC layer Management Entity、MLME):MLMEは、MACレイヤの管理プレーンであり、管理プレーンは、種々のMACレイヤメッセージを生成し、MACレイヤにより受信されたメッセージを認識し、及びMACレイヤメッセージの内容に基づき対応する処理動作を実行することを担う。
(4)MACレイヤの隣接高位レイヤは、MACレイヤの上にあるMACレイヤの次のプロトコルレイヤである。隣接する高位レイヤは、IEEE1905.1標準における抽象化レイヤであって良く、又はIPレイヤ若しくは別のプロトコルレイヤであって良い。これは、本発明において限定されない。MACレイヤは、プリミティブを用いてMACレイヤの隣接高位レイヤと相互作用して良い。
(5)プリミティブは、プロトコルスタック内の2つの隣接レイヤが相互作用を実行しているときに交換されるパラメータセットである。パラメータセットの中には、相互作用において一方のパーティにより他方のパーティに提供される必要情報がある。パラメータに加えて、各プリミティブについて、プリミティブの生成条件、プリミティブ相互作用の目的、他のパーティがプリミティブを受信した後に実行される処理動作、等が更に厳格に規定される。全体のサービスプリミティブは、名称、型、及びパラメータを含む。さらに、プリミティブの生成機会、プリミティブの使用、及びプリミティブが受信された後に実行される動作は、プリミティブについて更に規定される必要がある。
(6)「複数の」は、2又は2より多くを表す。用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明するための関連付け関係を記載し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を表すことがある。Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。記号「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「又は」の関係を示す。
以下は、添付の図面を参照して本願の実施形態を記載する。
本発明の実施形態の理解を容易にするために、以下は、先ず、本発明の実施形態が基礎を置く可視光通信個人域ネットワークVPANシステムのアーキテクチャを記載する。
図2を参照すると、VPANシステムは、複数のVPANを含む(VPAN1及びVPAN2のみが図2に一例として示される)。図中のVPAN1及びVPAN2の両者は、スタートポロジ構造にある。VPAN1及びVPAN2は、それぞれ、コーディネータ(例えば、天井にあるLED)及び少なくとも1つのVLC装置(例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、又はVLC通信機を統合されたPC)を含む。コーディネータは、VPAN上のマスタノードであり、VLC装置にネットワークアクセスを提供する。VPAN1上のコーディネータ1及びVPAN2上のコーディネータ2は、VPAN1及びVPAN2上の装置にVPAN実行のために必要な情報を提供するために、ブロードキャスト方式で周期的にビーコンを送信する(ビーコンは、VPAN ID、コーディネータショートアドレス、又はリソーススケジューリング情報のようなVPAN実行のために必要な何らかの重要情報を伝達する)。VPAN上の装置は、ビーコンを受信することにより、及びビーコン内で提供される情報に基づき、コーディネータとの同期を保ち、VPANにアクセスし、及びVPAN上で正しく動作する。
各VPANは、VPANを識別するために使用されるVPAN IDを有する。したがって、VPANを確立するとき、コーディネータは、確立されるべきVPANのためにVPAN IDを決定する必要がある。通常、標準は、コーディネータがVPAN IDを決定する方法を規定しない。しかしながら、コーディネータは、可能な限り、別のVPANにより選択されたVPAN IDと同じVPAN IDを選択することを回避すべきである。2つの異なるVPANが同じVPAN IDを選択した場合、2つのVPANのVPAN IDは互いに衝突すると考えられる。この場合、VPAN ID衝突は解決される必要がある。ビーコンはVPAN ID情報を伝達するので、コーディネータ及び装置が別のVPANのコーディネータにより送信されたビーコンを検出できる場合、コーディネータ及び装置は、VPANのVPAN IDが近隣VPANのVPAN IDと衝突するか否かを決定できる。VPAN上のコーディネータが別のVPAN上のコーディネータのビーコンを検出し、VPANのVPAN IDが別のVPANのVPAN IDと同じであることを発見した場合、VPAN ID衝突イベントを検出するのはコーディネータである。VPAN上の装置が別のVPAN上のコーディネータのビーコンを検出し、VPANのVPAN IDが別のVPANのVPAN IDと同じであることを発見した場合、VPAN ID衝突を検出するのは装置である。この場合、装置は、VPAN ID衝突イベントを報告するために、VPAN ID衝突指示メッセージをコーディネータへ送信する必要がある。したがって、コーディネータは、依然として、装置の報告を通じてVPAN ID衝突を最終的に検出できる。VPAN ID衝突を検出するためにどの方法が使用されるかに拘わらず、コーディネータは、できるだけ早く、コーディネータの存在するVPANのために新しいVPAN IDを選択する必要がある。コーディネータは、VPANにおけるリソーススケジューリング及び管理を実行するための時間周期としてスーパーフレームを使用し、コーディネータは、各スーパーフレームの中で少なくとも1回、ビーコンをブロードキャストする。
前述の既存のIEEE802.15.7標準における調整によると、新しいVPANを確立する前、及びVPAN ID衝突イベントを検出した後に、コーディネータは、アクティブスキャンを実行し及びスキャン結果に基づきVPANのために適切なVPAN IDを選択する必要がある。ビーコンが正しく且つ確実に受信できない場合、コーディネータは、別のVPANのために選択されたVPAN IDを効率的に知ることができない。したがって、コーディネータは、VPAN確立プロセス及びVPAN ID衝突解消プロセスの中でVPANのための適切なVPAN IDを選択して良く、コーディネータにより選択されたVPAN IDは別のVPANのVPAN IDと再び衝突する可能性がある。この場合、VPANは、再びVPAN ID衝突を解消する必要があり、VPAN上のリソースはVPAN ID衝突を報告し及び解消する際に消費され、結果として低い効率のVPAN実行をもたらす。コーディネータの特定のアクティブスキャンプロセスは次の通りである。装置の隣接上位レイヤが、スキャン要求プリミティブ(MLME−SCAN.request)を装置のMLMEへ送信して、MLMEにアクティブスキャンプロセスを実行するよう要求する。アクティブスキャンのために必要な期間は、このプリミティブの中で指示される。プリミティブを受信した後に、装置のMLMEは、ビーコン要求メッセージを生成しブロードキャストする。装置は、アクティブスキャンの期間中、別のコーディネータによりブロードキャストされたビーコンを受信する。スキャンの期間が経過すると、装置のMLMEは、スキャン確認プリミティブ(MLME−SCAN.confirm)を装置の隣接上位レイヤへ送信し、MLMEにより検出された全てのVPANに関する情報を隣接上位レイヤに該プリミティブを用いて報告する。この情報は、VPANのVPAN ID情報を含む。
本発明の実施形態が具体的に適用されるシステムは、前述の可視光通信個人域ネットワークVPANシステムを含むが、これに限定されないことが分かる。本発明の実施形態は、Wi−Fiシステム、ZigBeeシステム、IRシステム、Bluetoothシステム、LTEシステム、又はGSMシステムのような、可視光通信個人域ネットワークVPANシステムの集められる異種集中型ネットワークシステムにも適用できる。本発明の可視光に基づく通信方法の適用可能な任意のシステムは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態による可視光に基づく通信方法の概略フローチャートである。方法は、図2に示すVPANシステムに適用できる。図3を参照して、以下は、VPANの相互作用側:第1VLC装置及びコーディネータから方法を記載する。第2VLC装置及び他のVLC装置は幾つかの動作を実行するよう更に構成される。留意すべきことに、第1VLC装置、第2VLC装置、コーディネータ、及び別の関連VLC装置は、同じVPAN上に配備された装置である。図3に示すように、方法はステップS301〜S303を含み得る。
ステップS301。VPANでVPAN ID衝突が生じると、第1VLC装置は、報告指示メッセージをコーディネータへ送信する。ここで、報告指示メッセージは、第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む。
ステップS302。コーディネータは、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信する。
ステップS303。コーディネータは、VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する。
具体的に、コーディネータは、コーディネータにより学習できるVPAN IDとの衝突(と同じであること)を可能な限り回避するために、VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択し、それにより後に再び生じる可能性のある衝突を回避する。さらに、コーディネータは、コーディネータ再調整メッセージを生成し、該コーディネータ再調整メッセージをVPAN上の少なくとも1つのVLC装置(これは、1つの、複数の、又は全部のVLC装置であって良い)へ送信する。コーディネータ再調整メッセージは、前述の新しいVPAN ID及び有効時間を含む。VPAN上の少なくとも1つのVLC装置は、コーディネータ再調整メッセージを受信する。有効時間に達すると、コーディネータ、及び新しいVPAN IDを学習したVLC装置は、新しいVPAN IDの使用を開始する。このように、VPAN上の前述のVPAN ID衝突は適正に解消される。
ステップS301で、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことが検出された場合は、以下の状況を含み得る。1つは、VPAN上のVLC装置がVPAN ID衝突を発見し、VPAN ID衝突をコーディネータに報告することである。もう1つは、コーディネータがスキャニングを通じてVPAN ID衝突を発見することであり、具体的に以下の実装を含み得る。
実装1
第1VLC装置が報告指示メッセージをコーディネータへ送信する前、且つ第1VLC装置がVPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、第1VLC装置は、プリセット時間期間内に近隣VPAN情報を検出し、報告指示メッセージを生成する。近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含み、VPAN ID衝突をコーディネータに報告するために報告指示メッセージが更に使用される。つまり、本方法では、VPAN ID衝突は、第1VLC装置により発見され及び報告され、報告される指示メッセージはプリセット時間期間内に検出された近隣VPAN情報を含む。したがって、より多くの近隣VPAN ID情報が検出でき、VPAN ID衝突が後に生じる可能性が低減される。留意すべきことに、本発明の実施形態における近隣VPANはVPANであり、関連VLC装置又はコーディネータにより検出でき、関連VLC装置又はコーディネータの存在するVPAN以外である。本発明の実施形態における近隣VPAN情報は、近隣VPANのVPAN ID、近隣VPANのコーディネータアドレス(ショートアドレス又はMACアドレス)、等を含むが、これらに限定されない。
VLC装置は、以下の方法:アクティブスキャンプロセスを通じて実行される検出、パッシブスキャンプロセスを通じて実行される検出、又はアクティブスキャン及びパッシブスキャン以外の検出プロセス、のうちの1つで、近隣VPAN情報を検出して良い。これは、本発明において限定されない。
アクティブスキャンプロセスは、前述の実施形態で記載され、詳細事項はここで再び記載されない。
パッシブスキャンプロセスは、以下の通りである。装置の隣接上位レイヤが、スキャン要求プリミティブ(MLME−SCAN.request)を装置のMLMEへ送信して、MLMEにパッシブスキャンプロセスを実行するよう要求する。パッシブスキャンのために必要な期間は、このプリミティブの中で指示される。プリミティブを受信した後に、装置のMLMEは、パッシブスキャンの期間中、別のコーディネータによりブロードキャストされたビーコンを受信する。パッシブスキャンの期間が経過すると、装置のMLMEは、スキャン確認プリミティブ(MLME−SCAN.confirm)を装置の隣接上位レイヤへ送信し、MLMEにより検出された全てのVPANに関する情報を隣接上位レイヤに該プリミティブを用いて報告する。この情報は、VPANのVPAN ID情報を含む。
アクティブスキャン及びパッシブスキャン以外の検出方法のうちの1つは次の通りである。装置は、近隣VPAN情報を検出するために、ビーコン以外の、近隣VPANのMACフレームを検出し受信する。ビーコンフレーム以外のこれらのMACフレームは、コマンドフレーム、データフレーム、制御フレーム、肯定応答フレーム、等を含む。ビーコン以外のMACフレームのフレームヘッダは、通常、MACフレームを生成するVLC装置の存在するVPANのVPAN ID情報を伝達する。したがって、近隣VPANのVPAN IDは、ビーコン以外の、近隣VPANのMACフレームを検出することによっても検出できる。
アクティブスキャン及びパッシブスキャン以外の検出方法のうちの別のは次の通りである。装置は、近隣VPANのビーコンフレーム、及びビーコンフレーム以外の、近隣VPANのMACフレームを検出する。
留意すべきことに、アクティブスキャン及びパッシブスキャン以外の検出方法は、コーディネータ又は装置により設定されて時間期間の間のみ継続して良く、又はVPAN実行プロセスの間中、実行されて良い。
実装1及びステップS301〜S303を参照して、図4に、本発明の本実施形態の特定実行プロセスのフローチャートが示される。特定実行プロセスは、次の通りであって良い。
(1)VPAN ID衝突イベントを検出した後に(つまり、VPAN IDがVPANのVPAN IDと同じであり且つコーディネータアドレスがVPANのコーディネータアドレスと異なるビーコンを第1VLC装置が受信した後に、VPAN ID衝突イベントが現在生じていると考えられる)、第1VLC装置は、プリセット時間(例えば、プリセット時間の長さはm個のスーパーフレームである)内に近隣VPAN情報を検出する。近隣VPAN情報を検出するプロセスは、実装1において記載され、詳細事項はここで再び記載されない。
(2)検出が完了した後に、第1VLC装置は、報告指示メッセージをコーディネータへ送信する。メッセージは、プリセット時間期間内に装置により検出された近隣VPAN情報を伝達する。
(3)第1VLC装置により送信されたVPAN ID衝突通知メッセージを受信した後に、コーディネータのMLMEは、プリミティブMLME−LOSS−SYNC.indicationをコーディネータのMLMEの隣接上位レイヤへ送信する。プリミティブは、第1VLC装置からコーディネータにより受信された近隣VPAN情報も伝達する。
任意で、第1VLC装置により送信されたVPAN ID衝突通知メッセージを受信した後に、コーディネータのMLMEは、先ず第1VLC装置へACKフレームを返し、次にプリミティブMLME−LOSS−SYNC.indicationをコーディネータのMLMEの隣接上位レイヤへ送信する。
(4)コーディネータの隣接上位レイヤは、MLMEによるプリミティブMLME−LOSS−SYNC.indicationの中で報告された近隣VPAN情報に基づきVPANの新しいVPAN IDを選択する。
任意で、以下の方法:報告された近隣VPAN情報の中の任意のVPANのVPAN IDと異なるVPAN IDを選択することで、VPANの新しいVPAN IDを選択する。
このように、コーディネータは、VPANの新しいVPAN IDを選択するタスクを完了する。
(5)隣接上位レイヤは、プリミティブMLME−START.requestを生成し、選択した新しいVPAN IDをプリミティブに追加する。プリミティブを受信した後に、コーディネータのMLMEは、コーディネータ再調整メッセージを生成し送信する。該メッセージは、新しいVPAN ID及び有効時間を示す。
(6)VPAN上の装置がコーディネータ再調整メッセージを受信した後に、VPAN上の装置のMLMEは、MLME−SYNC−LOSS.indicationを隣接上位レイヤへ送信する。プリミティブは、受信した新しいVPAN IDを示す。プリミティブを受信した後に、隣接上位レイヤは、プリミティブMLME−SET.requestを使用して、MLMEにVPAN IDを更新するよう指示する。有効時間に達すると、VPAN上のコーディネータ及びVLC装置は、新しいVPAN IDの使用を開始する。このように、VPAN ID衝突検出、報告、及び解消のプロセスが完了する。
実装2
前述の報告指示メッセージは、VPAN上のVPAN ID衝突が生じたことを第1VLC装置が検出した後に、且つ第1VLC装置が報告指示メッセージをコーディネータへ送信する前に、生成される。報告指示メッセージは、VPAN ID衝突をコーディネータに報告するために更に使用される。本実装は、衝突を検出した後に、第1VLC装置が、プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出することなく、報告指示メッセージを直ちに生成できる点が実装1と異なる。報告指示メッセージは、検出されたVPAN ID情報に基づき生成され、第1VLC装置がVPAN ID衝突を発見すると受信されて良く、又は前に検出され第1VLC装置により維持されている過去のVPAN ID情報に基づき生成されて良い。つまり、本方法では、VPAN ID衝突は、第1VLC装置により発見され報告され、衝突は発見された後に直ちに報告される。報告指示メッセージに含まれるVPAN ID情報は、現在検出されている又は前に検出されて第1VLC装置により維持されている近隣VPAN ID情報であって良い。このように、VLC装置が衝突を発見した後のVPAN ID衝突及びVPAN ID情報を報告する効率が向上できる。報告指示メッセージは、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを示す機能を有して良い。つまり、報告指示メッセージは、関連特徴情報を伝達することにより、又は関連特徴情報を何ら伝達しないことにより、衝突を示して良い。より具体的な実装の詳細については、実装1の特定プロセス(1)〜(6)を対応して参照して良い。
実装3
第1VLC装置がコーディネータに報告指示メッセージを送信する前に、第2VLC装置は、VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、コーディネータへVPAN ID衝突指示メッセージを送信し、ここで、VPAN ID衝突指示メッセージは、コーディネータにVPAN ID衝突を報告するために使用される。コーディネータは、第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信する。コーディネータは、第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信し、ここで、報告要求メッセージは、コーディネータへ検出した近隣VPAN情報を送信するようVLC装置に要求するために使用され、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。第1VLC装置は、コーディネータにより送信された報告要求メッセージを受信する。第1VLC装置は、検出した近隣VPAN情報に基づき報告指示メッセージを生成し、ここで、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を伝達する。留意すべきことに、本発明の実施形態における第1VLC装置により検出された近隣VPAN情報は、第1VLC装置が衝突を発見したとき検出され受信された近隣VPAN情報を含んで良く、第1VLC装置により前に検出され維持されている近隣VPAN情報を含んで良く、又は第1VLC装置がVPAN ID衝突を検出した後にプリセット時間内に実行される検出を通じて取得されたVPAN ID情報を含んで良い。つまり、近隣VPAN情報に基づき第1VLC装置が報告指示情報を生成した、該近隣VPAN情報が具体的にいつ得られるかは、本発明において具体的に限定されない。さらに、第1VLC装置により近隣VPAN情報を検出するプロセスは、実装1において記載され、詳細事項はここで再び記載されない。
実装3は次の点で実装1及び2と異なる。実装1及び実装2の両方では、第1VLC装置がVPAN ID衝突を検出した後にVPAN ID衝突イベントをコーディネータに報告する。しかしながら、実装3では、第2VLC装置がVPAN ID衝突を検出した直後に、VPAN ID衝突をコーディネータに報告するのは第2VLC装置であり、VPAN ID衝突の学習後に、コーディネータは、次に、VPAN上の第1VLC装置に、別VPANのVPAN情報を検出するよう指示する(第1VLC装置は第2VLC装置を含んで良い)。
実装3及びステップS301〜S303を参照して、図5に、本発明の本実施形態の特定実行プロセスのフローチャートが示される。特定実行プロセスは、次の通りであって良い。
(1)VPAN ID衝突イベントを検出した後に(つまり、VPAN IDがVPANのVPAN IDと同じであり且つコーディネータアドレスがVPANのコーディネータアドレスと異なるビーコンを第2VLC装置が受信した後に、VPAN ID衝突イベントが現在生じていると考えられる)、第2VLC装置は、VPAN ID衝突指示メッセージをコーディネータへ送信する。
(2)VPAN ID衝突指示メッセージを受信した後に、コーディネータのMLMEは、プリミティブMLME−LOSS−SYNC.indicationをコーディネータのMLMEの隣接上位レイヤへ送信する。
任意で、第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信した後に、コーディネータのMLMEは、先ず第2VLC装置へACKフレームを返し、次にプリミティブMLME−LOSS−SYNC.indicationをコーディネータのMLMEの隣接上位レイヤへ送信する。
(3)プリミティブMLME−LOSS−SYNC.indicationを受信した後に、コーディネータの隣接上位レイヤは、VPAN ID衝突イベントが現在生じていることを学習する。したがって、コーディネータの隣接上位レイヤは、報告要求プリミティブを生成し、コーディネータのMLMEに該プリミティブを送信する。
任意で、報告要求プリミティブは、検出の実行及び/又は検出種類情報を必要とする装置のアドレス情報を伝達する。検出を実行する必要のある装置のアドレス情報は、どの装置が近隣VPAN情報を検出する必要があるかを示すために使用される。検出種類情報は、アクティブスキャン、パッシブスキャン、又はアクティブスキャン及びパッシブスキャン以外の検出方法が装置により実行されるべきかを示すために使用される。前述の3つの検出方法の全ては、実装1において記載され、詳細事項は再びここで記載されない。
(4)報告要求プリミティブを受信した後に、コーディネータのMLMEは、報告要求メッセージを生成し、報告要求メッセージを第1VLC装置へ送信する。第1VLC装置は、VPAN上の全ての装置であって良く、又はコーディネータにより選択された、VPAN上の幾つかの装置であって良い。第1VLC装置は、第2VLC装置を含んで良く、又は第2VLC装置を含まなくて良いことが理解できる。図5に示すように、図5は、第2VLC装置が含まれる場合を示す。複数のVLC装置がある場合、コーディネータは、以下の送信方法:ブロードキャスト、マルチキャスト、又はユニキャスト、のうちのいずれか1つで、第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信することを選択して良い。
任意で、報告要求メッセージは、検出種類情報を更に伝達する。つまり、コーディネータは、報告要求メッセージの中で、近隣VPAN情報を検出するために、どの種類の検出が第1VLC装置により実行されるべきかを示す。
(5)報告要求メッセージを受信した後に、第1VLC装置は、近隣VPAN情報の検出を開始する。
任意で、報告要求メッセージが検出種類情報を伝達する場合、第1VLC装置は、メッセージ内に記述される要件に基づき、検出を実行する。
任意で、コーディネータの報告要求メッセージを受信した後に、第1VLC装置のMLMEは、先ず、損失同期指示プリミティブを第1VLC装置のMLMEの隣接上位レイヤへ送信し、次に検出プロセスを実行する。
(6)要件に基づき検出を実行した後に、第1VLC装置は、報告指示メッセージをコーディネータに返す。報告指示メッセージは、少なくとも、第1VLC装置により検出された、近隣VPANのVPAN ID情報を伝達する。
留意すべきことに、ステップ(5)及び(6)では、コーディネータにより送信された報告要求メッセージを受信した後に、第1VLC装置は、VPAN ID情報を検出し、次に、検出結果をコーディネータに報告する。しかしながら、本発明の本実施形態では、報告要求を受信した後に、第1VLC装置は、代替として、前に検出された又は維持されているVPAN ID情報をフィードバックして良い。したがって、ステップ(5)及び(6)は、本方法を用いて置き換えられて良く、詳細事項はここに記載されない。
(7)第1VLC装置の報告指示メッセージを受信した後に、コーディネータのMLMEは、報告確認プリミティブを生成し、報告確認プリミティブをコーディネータの隣接上位レイヤへ送信する。
任意で、コーディネータのMLMEは、コーディネータのMLMEが報告指示メッセージを受信する度に、報告確認プリミティブを隣接上位レイヤへ送信して良い。この場合、プリミティブは、報告指示メッセージを送信した装置により検出されたVPAN ID情報だけを含む。代替として、コーディネータのMLMEは、コーディネータのMLMEが全ての第1VLC装置の報告指示メッセージを受信した後にのみ、報告確認プリミティブをコーディネータのMLMEの隣接上位レイヤへ送信する。この場合、プリミティブは、全ての第1VLC装置により検出された、近隣VPANのVPAN ID情報を含む。代替として、コーディネータが指定時間内に全ての第1VLC装置の報告指示メッセージを収集できない場合、コーディネータは、報告指示メッセージを送信しない第1VLC装置が(又は第1VLC装置は報告指示メッセージを送信して良いが、報告指示メッセージはコーディネータにより受信されない、しかしながら、コーディネータが2つの場合を区別できないので、コーディネータは両方の場合を、第1VLC装置が報告指示メッセージを送信しないことと見なす)、検出の実行に失敗したと考え、コーディネータのMLMEも、報告指示プリミティブを用いて、検出の実行に失敗した装置に関する情報を隣接上位レイヤに報告する。
(8)コーディネータの隣接上位レイヤは、VPANのために新しいVPAN IDを選択する。
任意で、以下の方法:報告された近隣VPAN情報の中の任意のVPANのVPAN IDと異なるVPAN IDを選択することで、VPANの新しいVPAN IDを選択する。
このように、コーディネータは、VPANの新しいVPAN IDを選択するタスクを完了する。
(9)隣接上位レイヤは、プリミティブMLME−START.requestを生成し、選択した新しいVPAN IDをこのプリミティブに追加する。プリミティブを受信した後に、コーディネータのMLMEは、コーディネータ再調整メッセージを生成し送信する。該メッセージは、新しいVPAN ID及び有効時間を含む。
(10)VPAN上の装置がコーディネータ再調整メッセージを受信した後に、VPAN上の装置のMLMEは、MLME−SYNC−LOSS.indicationを隣接上位レイヤへ送信する。プリミティブは、受信した新しいVPAN IDを示す。プリミティブを受信した後に、隣接上位レイヤは、プリミティブMLME−SET.requestを使用して、MLMEにVPAN IDを更新するよう指示する。有効時間に達すると、VPAN上のコーディネータ及びVLC装置は、新しいVPAN IDの使用を開始する。このように、VPAN ID衝突検出、報告、及び解消のプロセスが完了する。
本実施形態に基づき、さらに、コーディネータが従来技術に従いアクティブスキャンを実行するが、いかなるビーコンも見付からないとき(又は、幾つかのビーコンが見付かるが)、コーディネータは、依然として、このスキャンプロセスの中で幾つかのコーディネータのビーコンがコーディネータにより受信されないと疑う理由を有する。したがって、コーディネータは、実装3で記載した方法に従い、VLC装置に探索を再び実行するよう指示する。又は、コーディネータは、以下に記載するバックホールリンクを用いて探索を実行する。
実装4
VPAN上にある少なくとも1つのVLC装置及びコーディネータは、それぞれ、個々のローカル近隣VPAN情報を維持し、少なくとも1つのVLC装置は、ローカル近隣VPAN情報をコーディネータに周期的に又はトリガ条件に基づき報告する。近隣VPAN情報は、VPAN ID情報を含む。コーディネータは報告されたローカル近隣VPAN情報を受信し、コーディネータは、受信された報告されたローカル近隣VPAN情報及びコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持する。具体的に、VPAN上の1又は複数のVLC装置は、又はVPAN上の全てのVLC装置及びコーディネータさえも、個々のローカル近隣情報を維持できる。ローカル近隣VPAN情報は、近隣VPANからビーコン又は別のMACフレームを受信することにより、VLC装置及びコーディネータにより検出される近隣VPAN情報である。ローカル近隣VPAN情報は、検出を実行する装置及びコーディネータにより別個に格納され維持される。さらに、VLC装置は、さらに、周期的に(例えば、2スーパーフレーム毎に1回報告する)又は条件に基づき(例えば、新しい近隣VPANが検出された、又は前に検出されたVPANが複数の連続スーパーフレームの中で検出されなかった)、VLC装置により別個に維持されているローカル近隣VPAN情報をコーディネータに報告する必要がある。VLC装置は、報告指示メッセージをコーディネータへ送信することにより、ローカル近隣VPAN情報を報告する。さらに、コーディネータは、グローバル近隣VPAN情報を更に維持する必要がある。グローバル近隣VPAN情報は、VLC装置により報告されたローカル近隣VPAN情報とコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報とを結合することにより、維持される。VLC装置のローカル近隣VPAN情報及びコーディネータのローカル近隣VPAN情報の両方は、リアルタイムに動的であり、VLC装置は、また、ローカル近隣VPAN情報をリアルタイムに報告する。したがって、コーディネータにより維持されるグローバル近隣VPAN情報は、動的に更新され得る。
実装4を参照すると、本発明の本実施形態のステップS303の特定実行プロセスは次の通りである。コーディネータは、報告指示メッセージ内のVPAN ID情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を更新し、更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択する。つまり、コーディネータは、コーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報及びVLC装置により報告された近隣VPAN情報に従い、グローバル近隣VPAN情報を維持する。したがって、VPAN ID衝突が後に生じると、コーディネータは、グローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択し、第1VLC装置が報告指示メッセージを送信した後に、報告指示メッセージ内のVPAN IDに基づきグローバル近隣VPAN情報を更新して、現在使用されていないVPAN IDを正しく選択し、VPAN ID衝突が再び生じるのを回避できる。
実装4は、次の点で実装1、2、及び3と異なる。実装4では、グローバル近隣VPAN情報はコーディネータにより維持され、コーディネータがVLC装置の報告を通じてVPAN ID衝突を発見した後に、コーディネータは、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージに基づき、維持されているグローバル近隣VPAN情報を更新し、更新したグローバルVPAN情報に基づき、新しいVPAN IDを選択して良い。留意すべきことに、実装4は、さらに、コーディネータがVPAN ID衝突をどのように学習するかを更に記載するために、実装1、2、又は3を別個に参照して組み合わせて実装されて良い。第1VLC装置が報告指示メッセージをコーディネータへ送信する条件及び報告指示メッセージの特定コンテンツ及び機能については、相応して、実装1、2、及び3を参照して良い。詳細事項は、ここで再び記載されない。
実装4及びステップS301〜S303を参照する。本発明の本実施形態の特定実行プロセスは、以下の通りであって良い。
(1)VPANシステム上のVLC装置及びコーディネータは、それぞれ、ローカル近隣VPAN情報を維持する。VLC装置及びコーディネータは、以下の方法で近隣VPAN検出情報を取得し維持する。
VPAN上の各VLC装置(コーディネータを含む)が別のVPANからのビーコンフレーム又は別のMACフレームを検出し受信すると、及びビーコンフレーム又はMACフレームが、前に検出されていないVPAN ID情報片を含む場合、VLC装置及びコーディネータは、VLC装置及びコーディネータにより別個に維持されているローカル近隣VPAN情報に新しいVPAN IDを追加し、VPAN IDの検出された時間を記録する。ローカル近隣VPAN情報内に記録された各アイテムについて時効時間がある。つまり、VPAN IDが記録された後に、VPAN IDが、時効時間内にVLC装置及びコーディネータにより再び検出できない場合、記録されたVPAN IDは、ローカル近隣VPAN情報から削除される。VLC装置及びコーディネータが時効時間内にVPAN IDを再び検出した場合、VLC装置及びコーディネータは、VPAN IDに対応する検出時間を、この検出の時間に更新する必要がある。さらに、VLC装置は、周期的に又は条件に基づき、VLC装置のローカル近隣VPAN情報をコーディネータに更に報告する必要がある。例えば、VLC装置は、2スーパーフレーム毎に1回、報告指示メッセージをコーディネータへ送信する。又は、VLC装置が新しいVPAN IDを検出する度に、VLC装置は、報告指示メッセージをコーディネータへ送信する。又は、VLC装置が近隣VPAN IDに対応する記録されたアイテムを削除した後に、報告指示メッセージをコーディネータへ送信する。代替として、VLC装置は、周期的に報告指示メッセージをコーディネータへ送信する必要があるだけでなく、前述の条件が満たされるとき、報告指示メッセージをコーディネータへ送信する必要もある。近隣VPAN情報は、VPAN ID、コーディネータアドレス(ショートアドレス又はMACアドレス)、等を含んで良い。
コーディネータは、各VLC装置により報告されたローカル近隣VPAN情報とコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報とに基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持する。コーディネータがグローバル近隣VPAN情報を維持するために、複数の方法が使用されて良く、具体的にどの方法が使用されるかは、本発明において限定されない。例えば、コーディネータは、全てのVLC装置により報告されたローカル近隣VPAN情報、及びコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報を収集し、表1に示されるグローバル近隣VPAN情報の表を維持する。グローバル近隣VPAN情報内に記録された各アイテム及び記録されたアイテムに対応する意味は、表中に示される。VLC装置が、新しい近隣VPANが検出されたことをコーディネータに報告した場合、又はコーディネータが新しい近隣VPANを検出した場合、コーディネータは、VPAN記述子及び対応する情報を表に追加する。新しいVLC装置が表1内にある近隣VPANを検出した場合、コーディネータは、表1内のVPAN記述子の対応する情報を更新する。VLC装置が、コーディネータに、前に検出された近隣VPANが時効時間内に検出できないことを報告した場合、又は、前に近隣VPANを検出できたVLC装置がVPANを離れた場合、又はコーディネータが時効時間内に、前に検出できた近隣VPANを検出できない場合、コーディネータは、コーディネータ又はVLC装置に対応する且つVPAN記述子に対応する情報を表から削除する。
Figure 0006727332
(2)VPAN ID衝突イベントを検出した後に(つまり、VPAN IDがVPANのVPAN IDと同じであり且つコーディネータアドレスがVPANのコーディネータアドレスと異なるビーコンを第2VLC装置が受信した後に、VPAN ID衝突イベントが現在生じていると考えられる)、第2VLC装置は、VPAN ID衝突指示メッセージをコーディネータへ送信する。
任意で、VPAN ID衝突イベントを検出した後に、第2VLC装置は、実装1で記載した検出方法に従い、時間期間の間、検出を実行し続け、次に、検出を完了した後にVPAN ID衝突指示メッセージをコーディネータへ送信する。
(3)第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信した後に、コーディネータは、コーディネータにより維持されているグローバル近隣VPAN情報に基づき、VPANのための新しいVPAN IDを選択する。
任意で、VPANのための新しいVPAN IDを選択する前に、コーディネータは、先ず、VPAN上にある指定VLC装置(例えば、第1VLC装置)に、時間期間の間、検出を実行するよう指示し、次に、VPAN ID情報を報告する。コーディネータは、第1VLC装置により今回報告されたVPAN ID情報に基づき、コーディネータにより維持されているグローバル近隣VPAN情報を更新し、更新したグローバル近隣VPAN情報に基づきVPANのための新しいVPAN IDを選択する。コーディネータがVPAN上にある指定VLC装置に、時間期間の間検出を実行し、次にVPAN ID情報を報告するよう、又はVPAN ID情報を直ちに報告するよう指示する方法については、実装3における関連する方法の対応する記載を参照して良い。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本実施形態に基づき、コーディネータがVPAN上の指定VLC装置に検出を実行するよう要求するとき、幾つかの方法は、VLC装置を指定するためにコーディネータにより選択できる。例えば、表1のアイテム「装置アドレス」にアドレスの現れるVLC装置が、指定VLC装置として選択される。これらのVLC装置は、近隣VPANを検出できる。したがって、これらのVLC装置が検出を実行するために指定VLC装置として使用されるとき、これらのVLC装置が別のVPANのビーコンを検出できる可能性は、アドレスが該アイテムに現れないVLC装置の確率よりも大きい。
本実施形態に基づき、さらに、コーディネータが従来技術に従いアクティブスキャンを実行するが、いかなるビーコンも見付からないとき(又は、幾つかのビーコンが見付かるが)、コーディネータは、依然として、このスキャンプロセスの中で幾つかのコーディネータのビーコンがコーディネータにより受信されないと疑う理由を有する。したがって、コーディネータは、実装3で記載した方法に従い、VLC装置に探索を再び実行するよう指示する。又は、コーディネータは、以下に記載するBackhaulリンクを用いて探索を実行する。
以上は、VPAN上の第1VLC装置及びコーディネータの方法の相互作用側から実装される実施形態に関する記載である。方法の相互作用プロセスの中の実行動作に別個に参加する第1VLC装置及びコーディネータも本発明の保護範囲に含まれるべきであることが理解できる。第1VLC装置側の観点から、第1VLC装置は、以下の方法プロセスを実行して良い。
VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、第1VLC装置は、報告指示メッセージを生成する。報告指示メッセージは、第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む。
第1VLC装置は、報告指示メッセージをコーディネータへ送信するよう構成される。
任意で、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、第1VLC装置は、第1プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出する。近隣VPAN情報は、VPAN ID情報を伝達する。第1VLC装置は、報告指示メッセージを生成する。報告指示メッセージは、VPAN ID衝突をコーディネータに報告するために更に使用される。
任意で、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、第1VLC装置は、報告指示メッセージを生成する。報告指示メッセージは、VPAN ID衝突をコーディネータに報告するために更に使用される。
任意で、第1VLC装置は、コーディネータにより送信された報告要求メッセージを受信する。報告要求メッセージは、VLC装置に、検出した近隣VPAN情報をコーディネータへ送信するよう要求するために使用され、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含み、報告要求メッセージは、コーディネータがVPAN ID衝突指示メッセージを受信した後にコーディネータにより第1VLC装置へ送信されるメッセージであり、VPAN ID衝突指示メッセージは、第2VLC装置がVPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に第2VLC装置によりコーディネータへ送信されるメッセージである。
第1VLC装置は、検出した近隣VPAN情報に基づき報告指示メッセージを生成し、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を伝達する。
任意で、VPAN ID情報は、VPAN ID情報に基づきグローバル近隣VPAN情報を更新するためにコーディネータにより使用され、更新されたグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択するようにする。グローバル近隣VPAN情報は、受信された報告されたローカル近隣VPAN情報及びコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報に基づき、コーディネータにより維持されている近隣VPAN情報である。報告されたローカル近隣VPAN情報は、VPAN上の少なくとも1つのVLC装置により維持されている且つ周期的に又はトリガ条件に基づきコーディネータに報告された近隣VPAN情報である。コーディネータにより維持されている近隣VPAN情報は、コーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報である。近隣VPAN情報は、VPAN ID情報を含む。
第1VLC装置により実行される方法プロセスについては、相応して、図3〜図5に示される方法の実施形態における前述の特定の実装を参照して良いことが理解できる。詳細事項は、ここで再び記載されない。
コーディネータ側の観点から、コーディネータは、以下の方法プロセスを実行して良い。
VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、コーディネータは、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信する。報告指示メッセージは、第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む。
コーディネータは、VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択する。
任意で、コーディネータは、VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択する。
任意で、コーディネータは、コーディネータ再調整メッセージを生成し、コーディネータ再調整メッセージをVPAN上の少なくとも1つのVLC装置へ送信する。コーディネータ再調整メッセージは、新しいVPAN ID及び有効時間を含む。コーディネータ及び少なくとも1つのVLC装置は、有効時間で新しいVPAN IDを使用する。
任意で、報告指示メッセージは、第1VLC装置が、第1プリセット時間内に、近隣VPAN情報を検出し、及び第1VLC装置が、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたと検出した後に、生成されたメッセージであり、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を伝達し、報告指示メッセージはコーディネータにVPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
任意で、報告指示メッセージは、第1VLC装置が、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、生成されたメッセージであり、報告指示メッセージは、コーディネータにVPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
任意で、コーディネータは、第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信し、VPAN ID衝突指示メッセージはVPAN ID衝突をコーディネータに報告するために使用される。
コーディネータは、報告要求メッセージを第1VLC装置へ送信する。報告要求メッセージは、VLC装置に、検出したVPAN情報をコーディネータへ送信するよう要求するために使用され、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。
任意で、コーディネータは、ローカル近隣VPAN情報を維持する。
コーディネータは、報告されたローカル近隣VPAN情報を受信する。報告されたローカル近隣VPAN情報は、VPAN上の少なくとも1つのVLC装置により維持されている且つ周期的に又はトリガ条件に基づきコーディネータに報告された近隣VPAN情報であり、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。
コーディネータは、受信された報告されたローカル近隣VPAN情報とコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報とに基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持する。コーディネータは、報告指示メッセージ内のVPAN ID情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を更新し、更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択する。
コーディネータにより実行される方法プロセスについては、相応して、図3〜図5に示される方法の実施形態における前述の特定の実装を参照して良い。詳細事項は、ここで再び記載されない。
図3〜図5に対応する前述の方法の実施形態は、主に、VPAN上で生じるVPAN ID衝突を解消するために使用される。前述の実施形態では、別のVPANのVPAN ID情報が効率的に取得され、主にBackhaulリンクに基づく実装においてVPAN IDが正しく選択される。図6を参照すると、図6は、本発明の一実施形態による別の可視光に基づく通信方法の概略フローチャートである。以下は、図6を参照して、第1コーディネータの片側からの方法を記載する。図6に示すように、方法はステップS601及びS602を含み得る。
ステップS601。第1コーディネータは、Backhaulリンクを用いて、スキャン要求メッセージを第1装置へ送信する。ここで、第1装置は第2コーディネータ及び/又は中央制御部を含み、第1装置及び第1コーディネータはBackhaulリンクを用いて接続され、スキャン要求メッセージは第1装置からVPAN ID情報を要求するために使用される。
具体的に、Backhaulリンクは有線リンク又は無線リンクを含み、有線リンクは、電力線通信PLCリンク、イーサネットEthernetリンク、又は光ファイバリンクを含んで良く、無線リンクは、Wi−Fiリンク、セルラリンク、WiMaxリンク、Bluetoothリンク、又はZigBeeリンクを含む。
可能な実装では、第1装置は中央制御部を含み、第1コーディネータは、Backhaulリンクを用いて、周期的に又はトリガ条件に基づき、第1コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を中央制御部に更に報告する。つまり、これは、Backhaulリンクを用いて中央制御部に接続された全てのコーディネータがVPAN ID情報を中央制御部に周期的に又はトリガ条件に基づき報告する必要があることと等価である。したがって、コーディネータが後にVPAN ID衝突を発見し、近隣VPAN ID情報を取得する必要があるとき、参照が存在し得る。
可能な実装では、第1コーディネータが、バックホールBackhaulリンクを用いて第1装置にスキャン要求メッセージを送信する前に、第1コーディネータは、第2装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信し、VPAN ID衝突指示メッセージは、第1コーディネータにVPAN ID衝突を報告するために使用される。つまり、第1コーディネータが第2装置(第1コーディネータの存在するVPAN上にあるVLC装置)から衝突指示メッセージを受信するという前提の下で、第1コーディネータは、スキャン要求メッセージを第1装置へ送信する。
可能な実装では、第1コーディネータがバックホールBackhaulリンクを用いてスキャン要求メッセージを第1装置へ送信することは、具体的に以下の通りである。VPANを確立する前に、第1コーディネータは、バックホールBackhaulリンクを用いて、スキャン要求メッセージを第1装置へ送信する。つまり、第1コーディネータに対応するVPANを確立する始めに、第1コーディネータは、処置をとり、事前に、第1コーディネータに接続された別のVPANのVPAN IDを学習し、それにより、VPANを確立するためにVPAN IDが盲目的に選択された後にVPAN ID衝突が生じることを回避する。
ステップS602。第1コーディネータは、第1装置により送信されたスキャン確認メッセージを受信し、VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択する。ここで、スキャン確認メッセージは、第1装置がスキャン要求メッセージを受信した後に第1コーディネータへ送信され、スキャン確認メッセージは第1装置により維持されているVPAN ID情報を伝達する。
具体的に、第1装置は、コーディネータ、中央制御部、又はそれらの組み合わせであって良い。したがって、第1装置により維持されているVPAN ID情報は、相応して変化する。第1装置が第2コーディネータを含むとき、第1装置により維持されているVPAN ID情報は、第2コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を含む。VPAN上の各コーディネータは、VPANのVPAN ID情報を格納する。したがって、これは、第1コーディネータが、各コーディネータからBackhaulリンクを用いて、コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を取得することと等価である。第1装置が中央制御部を含むとき、第1装置により維持されるVPAN ID情報は、Backhaulリンクを用いて中央制御部に接続されたコーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を含む。この場合、これは、全てのVPANのVPAN ID情報が中央制御部に格納されることと等価である。したがって、第1コーディネータが関連情報を取得する必要のあるとき、第1コーディネータは、スキャン要求を各コーディネータへ送信することなく、中央制御部から関連情報を取得して良い。
可能な実装では、VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択した後に、第1コーディネータは、コーディネータ再調整メッセージを生成し、コーディネータ再調整メッセージをVPAN上の少なくとも1つのVLC装置へ送信する。コーディネータ再調整メッセージは、選択したVPAN ID及び有効時間を含む。コーディネータ及び少なくとも1つのVLC装置は、有効時間で選択されたVPAN IDを使用する。
可能な実装では、VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択した後に、第1コーディネータはビーコンをブロードキャストし、ビーコンは選択されたVPAN IDを含む。つまり、VPANが最初に確立され、VPAN IDが選択されるとき、VPAN上の関連装置は未だVPAN IDを学習していない。したがって、関連装置がVPAN IDを学習し及びVPAN IDに基づく同期化又は通信のような後続の相互作用を実行できるように、コーディネータは、選択されたVPAN IDを伝達するビーコンをブロードキャストする必要がある。
可能な実装では、第1コーディネータがVPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択する特定の実装は次の通りである。第1コーディネータは、VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択する。
以下は、第1装置が第2コーディネータ又は中央制御部であるときの、本発明の本実施形態の特定の実行プロセスを詳細に別個に記載する。
(分散型構造に基づき)第1装置が第2コーディネータであるとき、図7は分散型LED光(コーディネータ)レイアウトを示す。各コーディネータはLED光である。図7では、異なるコーディネータは、Backhaulリンクを用いて接続される。Backhaulリンクは、電力線通信(PLC、power line communication)リンク、イーサネット(Ethernet)リンク、又は光ファイバリンクのような種々の有線接続であって良く、又はWi−Fiリンク、セルラリンク、WiMaxリンク、Bluetoothリンク、又はZigBeeリンクのような無線接続リンクであって良い。これは、本発明において具体的に限定されない。説明の容易さのために、以下の方法の記載では、コーディネータ1(第1コーディネータに対応する)が方法を実行する。つまり、コーディネータ1は、確立されるべきVPANのコーディネータ、又はVPAN ID衝突を解消するために必要なコーディネータである。解決されるべき問題は、ビーコン内で伝達されるVPAN IDを発見し及び適切なVPAN IDを選択するために、別のコーディネータから送信されたビーコンをコーディネータ1にどのように受信させるかである。本方法は図中の任意のコーディネータに適用可能であることが理解できる。つまり、第1装置は、前述の分散型LED光レイアウトに基づく任意のコーディネータであって良い。図8に、本発明の本実施形態におけるステップS601及びS602の特定実行プロセスのフローチャートが示される。特定実行プロセスは、次の通りであって良い。
(1)隣接上位レイヤのスキャン要求プリミティブを受信した後に、コーディネータ1のMLMEはスキャン要求メッセージを生成する。
(2)コーディネータ1のMLMEは、Backhaulリンクを用いて、スキャン要求メッセージを第2コーディネータへ送信する。
(3)第2コーディネータ(第2コーディネータはコーディネータ2であると仮定する)は、スキャン要求メッセージを受信する。
(4)コーディネータ2のMLMEは、スキャン確認メッセージを生成し、Backhaulリンクを用いてコーディネータ1へスキャン確認メッセージを送信する。ここで、スキャン確認メッセージは、コーディネータ2の存在するVPANのVPAN ID情報を含む。
(5)スキャン確認メッセージを受信した後に、コーディネータ1のMLMEは、スキャン確認プリミティブを生成し、該プリミティブを用いて、別のVPANの受信したVPAN ID情報をコーディネータ1の隣接上位レイヤに提供する。このように、コーディネータ1のスキャンプロセスは完了する。
(集中型構造に基づき)第1装置が中央制御部であるとき、LED光は、図9に示される集中型LED光レイアウトに基づき配備される。図9の中央制御部は、Backhaulリンクを用いてコーディネータに接続され、中央制御部は、VPAN間の干渉の調整、及び異なるVPAN間での装置切り替えを担う。中央制御部は、各VPANの基本情報を有し、情報は、少なくともVPAN ID及び/又はVPANのコーディネータアドレス、等を含む。中央制御部がこの情報を取得するアプローチは以下の通りである。VPANが確立されると、VPANのコーディネータは、Backhaulリンクを用いて中央制御部に情報を報告する。VPAN実行プロセスでは、前述の情報が変化した場合、コーディネータは、前述の情報をBackhaulリンクを用いて中央制御部に再び報告しても良い。前述の集中型LED光レイアウトに基づき、本発明の本実施形態におけるステップS601及びステップS602の特定実行プロセスは、以下の通りであって良い。
図10に、本発明の本実施形態におけるステップS601及びステップS602の特定実行プロセスのフローチャートが示される。特定実行プロセスは、次の通りであって良い。
(1)隣接上位レイヤのスキャン要求プリミティブを受信した後に、コーディネータ1のMLMEはスキャン要求メッセージを生成する。
(2)コーディネータ1のMLMEは、Backhaulリンクを用いて、スキャン要求メッセージを中央制御部へ送信する。
(3)中央制御部は、Backhaulリンクを用いて、スキャン要求メッセージを受信する。
(4)中央制御部は、スキャン確認メッセージを生成し、Backhaulリンクを用いてコーディネータ1へスキャン確認メッセージを送信する。ここで、スキャン確認メッセージは、中央制御部により取得された、全てのVPANのVPAN ID情報を含む。
(5)スキャン確認メッセージを受信した後に、コーディネータ1のMLMEは、スキャン確認プリミティブを生成し、該プリミティブを用いて、別のVPANの受信したVPAN ID情報をコーディネータ1の隣接上位レイヤに提供する。このように、コーディネータ1のスキャンプロセスは完了する。本発明の本実施形態の前述のソリューションを実施するために、本発明は、前述のソリューションの実施を助けるよう構成される関連装置を更に提供する。
添付の図面を参照して、以下は、本発明の一実施形態による、前述の方法の実施形態を実施するよう構成される機器を記載する。
図11を参照すると、図11は、本発明の一実施形態による第1VLC装置の概略的構造図である。装置10は、処理モジュール101及び送信モジュール102を含んで良い。
処理モジュール101は、VPANでVPAN ID衝突が生じると、報告指示メッセージを生成するよう構成される。ここで、報告指示メッセージは、第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む。
送信モジュール102は、報告指示メッセージをコーディネータへ送信するよう構成される。
任意的ソリューションでは、処理モジュール101は、
VPAN上でVPAN ID衝突が生じたと検出した後に、第1プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出し、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を伝達し、報告指示メッセージを生成し、報告指示メッセージはコーディネータにVPAN ID衝突を報告するために更に使用される、よう更に構成される。
別の任意的ソリューションでは、処理モジュール101は、
VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、報告指示メッセージを生成し、報告指示メッセージは、コーディネータにVPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
別の任意的ソリューションでは、第1VLC装置10は、受信モジュール103を更に含んで良い。
受信モジュール103は、コーディネータにより送信された報告要求メッセージを受信するよう構成され、報告要求メッセージは、VLC装置に、検出した近隣VPAN情報をコーディネータへ送信するよう要求するために使用され、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含み、報告要求メッセージは、コーディネータがVPAN ID衝突指示メッセージを受信した後にコーディネータにより第1VLC装置へ送信されるメッセージであり、VPAN ID衝突指示メッセージは、第2VLC装置がVPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に第2VLC装置によりコーディネータへ送信されるメッセージである。
処理モジュール101は、検出した近隣VPAN情報に基づき報告指示メッセージを生成するよう更に構成され、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を伝達する。
別の任意的ソリューションでは、VPAN ID情報は、更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択するために、VPAN ID情報に基づきグローバル近隣VPAN情報を更新するためにコーディネータにより使用され、グローバル近隣VPAN情報は、受信された報告されたローカル近隣VPAN情報及びコーディネータにより維持されるローカル近隣VPAN情報に基づき、コーディネータにより維持される近隣VPAN情報であり、報告されたローカル近隣VPAN情報は、VPAN上にある少なくとも1つのVLC装置により維持され且つ周期的に又はトリガ条件に基づきコーディネータに報告される近隣VPAN情報であり、コーディネータにより維持されるローカル近隣VPAN情報は、コーディネータにより維持される近隣VPAN情報であり、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。
第1VLC装置10内のモジュールの機能については、相応して、図3〜図9に示される方法の実施形態における前述の特定の実装を参照して良いことが理解できる。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本実施形態では、第1VLC装置10は、モジュール形式で表現され得る。ここで、「モジュール」は、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供可能な別のコンポーネントであって良い。
図12を参照すると、図12は、本発明の一実施形態によるコーディネータの概略構造図である。装置20は、受信モジュール201及び処理モジュール202を含んで良い。
受信モジュール201は、VPANでVPAN ID衝突が生じると、第1装置により送信された報告指示メッセージを受信するよう構成される。ここで、報告指示メッセージは、第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む。
処理モジュール202は、VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択するよう構成される。
任意的ソリューションでは、処理モジュールは、具体的に、
VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するよう構成される。
別の任意的ソリューションでは、処理モジュール202は、
コーディネータ再調整メッセージを生成し、前記コーディネータ再調整メッセージをVPAN上の少なくとも1つのVLC装置へ送信するよう更に構成され、コーディネータ再調整メッセージは新しいVPAN ID及び有効時間を含み、コーディネータ及び少なくとも1つのVLC装置は有効時間で新しいVPAN IDを使用する。
別の任意的ソリューションでは、報告指示メッセージは、第1VLC装置が、第1プリセット時間内に、近隣VPAN情報を検出し、及び第1VLC装置が、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたと検出した後に、生成されたメッセージであり、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を伝達し、報告指示メッセージはコーディネータにVPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
別の任意的ソリューションでは、報告指示メッセージは、第1VLC装置が、VPAN上でVPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、生成されたメッセージであり、報告指示メッセージは、コーディネータにVPAN ID衝突を報告するために更に使用される。
別の任意的ソリューションでは、装置は、送信モジュール203を更に含んで良い。
受信モジュール201は、第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信するよう更に構成され、VPAN ID衝突指示メッセージはVPAN ID衝突をコーディネータに報告するために使用される。
送信モジュール203は、第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信するよう構成され、報告要求メッセージは、検出したVPAN情報をコーディネータへ送信するようVLC装置に要求するために使用され、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。
別の任意的ソリューションでは、処理モジュール202は、ローカル近隣VPAN情報を維持するよう更に構成される。
受信モジュール201は、報告されたローカル近隣VPAN情報を受信するよう更に構成され、ここで、報告されたローカル近隣VPAN情報は、VPAN上の少なくとも1つのVLC装置により維持されている且つ周期的に又はトリガ条件に基づきコーディネータに報告された近隣VPAN情報であり、近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含む。
処理モジュール202は、受信された報告されたローカル近隣VPAN情報とコーディネータにより維持されているローカル近隣VPAN情報とに基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持するよう更に構成される。選択モジュールは、具体的に、報告指示メッセージ内のVPAN ID情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を更新し、更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択するよう構成される。
コーディネータ20内のモジュールの機能については、相応して、図3〜図9に示される方法の実施形態における特定の実装を参照して良いことが理解できる。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本実施形態では、コーディネータ20は、モジュール形式で表現され得る。ここで、「モジュール」は、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供可能な別のコンポーネントであって良い。
図13は、本発明の一実施形態による通信システムの概略構造図である。システム30は、VLC装置301及びネットワークアクセス装置302を含む。
VLC装置301は、図11に示される前述の実施形態における第1VLC装置10であって良い。ネットワークアクセス装置302は、図12に示される前述の実施形態におけるコーディネータ20であって良い。本発明の本実施形態におけるシステム30は、別のVLC装置又は中央制御部のような装置を更に含んで良いことが理解できる。
図14を参照すると、図14は、本発明の一実施形態による第1コーディネータの概略構造図である。装置40は、送信モジュール401、受信モジュール402、及び処理モジュール403を含んで良い。
送信モジュール401は、バックホールBackhaulリンクを用いて、スキャン要求メッセージを第1装置へ送信するよう構成される。ここで、第1装置は第2コーディネータ及び/又は中央制御部を含み、第1装置及び第1コーディネータはBackhaulリンクを用いて接続され、スキャン要求メッセージは第1装置からVPAN ID情報を要求するために使用される。
受信モジュール402は、第1装置により送信されたスキャン確認メッセージを受信するよう構成される。ここで、スキャン確認メッセージは、第1装置がスキャン要求メッセージを受信した後に、第1コーディネータへ送信され、スキャン確認メッセージは第1装置により維持されているVPAN ID情報を伝達する。
処理モジュール403は、VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択するよう構成される。
任意的ソリューションでは、第1装置は第2コーディネータを含み、第1装置により維持されているVPAN ID情報は、第2コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を含む。
別の任意的ソリューションでは、第1装置は中央制御部を含み、第1装置により維持されるVPAN ID情報は、Backhaulリンクを用いて中央制御部に接続されたコーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を含む。
別の任意的ソリューションでは、送信モジュール401は、
バックホールリンクを用いて、周期的に又はトリガ条件に基づき、第1コーディネータの存在するVPANのVPAN ID情報を中央制御部に報告するよう更に構成される。
別の任意的ソリューションでは、受信モジュール402は、
第2装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信するよう更に構成され、VPAN ID衝突指示メッセージはVPAN ID衝突を第1コーディネータに報告するために使用される。
別の任意的ソリューションでは、処理モジュール403は、
VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択した後に、コーディネータ再調整メッセージを生成し、コーディネータ再調整メッセージをVPAN上の少なくとも1つのVLC装置へ送信するよう更に構成され、コーディネータ再調整メッセージは選択したVPAN ID及び有効時間を含み、コーディネータ及び少なくとも1つのVLC装置は有効時間で選択したVPAN IDを使用する。
別の任意的ソリューションでは、送信モジュール401は、具体的に、VPANを確立する前に、バックホールBackhaulリンクを用いて第1装置へスキャン要求メッセージを送信するよう構成される。
別の任意的ソリューションでは、送信モジュール401は、VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択した後に、ビーコンをブロードキャストするよう更に構成され、ビーコンは選択したVPAN IDを含む。
別の任意的ソリューションでは、処理モジュール403は、具体的に、
VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するよう構成される。
別の任意的ソリューションでは、Backhaulリンクは有線リンク又は無線リンクを含み、有線リンクは、電力線通信PLCリンク、イーサネットEthernetリンク、又は光ファイバリンクを含み、無線リンクは、Wi−Fiリンク、セルラリンク、WiMaxリンク、Bluetoothリンク、又はZigBeeリンクを含む。
第1コーディネータ40内のモジュールの機能については、相応して、図3〜図9に示される方法の実施形態における特定の実装を参照して良いことが理解できる。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本実施形態では、第1コーディネータは、モジュール形式で表現される。ここで、「モジュール」は、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供可能な別のコンポーネントであって良い。
図15に示されるように、第1VLC装置10、コーディネータ20、第1コーディネータ40、及び第2VLC装置、第2コーディネータ、又は中央制御部のような関連装置は、全て図15に示される構造で実装されて良い。装置50は、少なくとも1つのプロセッサ501、少なくとも1つのメモリ502、及び少なくとも1つの通信インタフェース503を含む。さらに、装置は、アンテナのような一般的コンポーネントを更に含んで良く、詳細時効はここに記載されない。
プロセッサ501は、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、又は、本発明の前述のソリューションプログラムの実行を制御する1又は複数の集積回路であって良い。
通信インタフェース503は、別の装置、又はイーサネット、無線アクセスネットワーク(RAN)、又は無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)のような通信装置と通信するよう構成される。
メモリ502は、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)又は静的情報及び命令を格納し得る別の種類の静的記憶装置、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)又は情報及び命令を格納し得る別の種類の動的記憶装置であって良く、電気的消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory、EEPROM)、読み出し専用光ディスク(Compact Disc Read−Only Memory、CD−ROM)、別の光ディスク記憶媒体、光ディスク記憶媒体(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク、ブルーレイディスク、等を含む)、又は磁気ディスク記憶媒体、別の磁気ディスク記憶装置、又は命令若しくはデータの構造型の予測プログラムコードを伝達し又は格納するために使用可能な且つコンピュータによりアクセス可能な任意の他の媒体であって良いが、これらに限定されない。メモリは、独立に存在して良く、バスを用いてプロセッサに接続される。メモリは、プロセッサと統合されても良い。
メモリ502は、前述のソリューションのアプリケーションプログラムコードを格納し実行するよう構成され、プロセッサ501は実行を制御する。プロセッサ501は、メモリ502に格納されたアプリケーションプログラムコードを実行するよう構成される。
図15に示される装置が第1VLC装置であるとき、メモリ502に格納されたコードは、第1VLC装置により実行される先に提供された可視光に基づく通信方法、例えばVPAN上でVPAN ID衝突が生じるとコーディネータに報告指示メッセージを送信するステップであって、報告指示メッセージは第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む、ステップ、を実行するために使用されて良い。
図15に示される装置がコーディネータであるとき、メモリ502に格納されたコードは、コーディネータにより実行される先に提供された可視光に基づく通信方法、例えばVPAN上でVPAN ID衝突が生じると、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信するステップであって、報告指示メッセージは第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含む、ステップと、コーディネータにより、VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択するステップと、を実行するために使用されて良い。
図15に示される装置が第1コーディネータであるとき、メモリ502に格納されたコードは、第1コーディネータにより実行される先に提供された可視光に基づく通信方法、例えば、バックホールBackhaulリンクを用いて第1装置へスキャン要求メッセージを送信するステップであって、第1装置は第2コーディネータ及び/又は中央制御部を含み、スキャン要求メッセージは第1装置からVPAN ID情報を要求するために使用される、ステップと、第1装置により送信されたスキャン確認メッセージを受信するステップと、VPAN ID情報に基づきVPAN IDを選択するステップであって、スキャン確認メッセージは第1装置がスキャン要求メッセージを受信した後に第1コーディネータへ送信され、スキャン確認メッセージは第1装置により維持されているVPAN ID情報を伝達する、ステップと、を実行するために使用されて良い。
装置50内の機能モジュールの機能については、相応して、図3〜図9に示される方法の実施形態における特定の実装を参照して良いことが理解できる。詳細事項は、ここで再び記載されない。
本発明の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体を更に提供する。コンピュータ記憶媒体はプログラムを格納して良く、該プログラムが実行されると、前述の方法の実施形態において記載された任意の可視光に基づく通信方法の一部の又は全部のステップが実行されて良い。
本発明は実施形態を参照して記載されるが、保護を請求する本発明を実施するプロセスでは、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び添付の請求項を見ることにより、開示の実施形態の別の変形を理解し実施し得る。請求項中、「含む」(comprising)は、別のコンポーネント又は別のステップを排除せず、「ある」又は「1つの」は複数の場合を排除しない。単一のプロセッサ又は別のユニットが、請求項中に列挙された幾つかの機能を実施して良い。幾つかの手段が、互いに異なる従属請求項に記録されるが、これは、これらの手段が更に良好な効果を生み出すために結合できないことを意味するものではない。
当業者は、本発明の実施形態が方法、機器(装置)、又はコンピュータプログラム製品として提供されて得ることを理解すべきである。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せを有する実施形態の形式を使用して良い。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1又は複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリ、等を含むが、これらに限定されない)に実装されるコンピュータプログラム製品の形式を使用して良い。コンピュータプログラムは、適正な媒体に格納され/分散され、ハードウェアの一部として別のハードウェアと一緒に提供され又は使用され、或いはインターネット又は別の有線若しくは無線電気通信システムを用いるような別の割り当て形式を使用しても良い。
本発明は、本発明の実施形態による方法、機器(装置)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して記載される。理解されるべきことに、コンピュータプログラム命令は、フローチャート及び/又はブロック図の中の各々の処理及び/又は各々のブロック、及び/又はフローチャート及び/又はブロック図の中の処理及び/又はブロックの組合せを実施するために使用されて良い。これらのコンピュータプログラム命令は、機械を生成するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、内蔵プロセッサ、又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに対して提供されて良く、したがって、コンピュータ又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサにより実行される命令は、フローチャートの中の1又は複数の処理及び/又はブロック図の中の1又は複数のブロックの中の特定の機能を実装する装置を生成できるようにする。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方法で動作するよう指示できるコンピュータ可読メモリに格納されても良く、したがって、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、命令装置を含む製品を生成できる。命令装置は、フローチャートの中の1又は複数の処理の中の及び/又はブロック図の中の1又は複数のブロックの中の特定の機能を実装する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置にロードされても良く、したがって、一連の動作及びステップが該コンピュータ又は別のプログラマブル装置で実行され、それによりコンピュータにより実施される処理を生成する。したがって、コンピュータ又は別のプログラマブル装置で実行される命令は、フローチャートの中の1又は複数の処理の中の及び/又はブロック図の中の1又は複数のブロックの中の特定の機能を実施するステップを提供する。
本発明は特定の特徴及びその実施形態を参照して記載されたが、明らかに、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更及び結合がそれらに対して行われ得る。本発明は、これらの変更及び変形が以下の請求項により定められる保護範囲及びそれらの等価技術に包含される場合、これらの変更及び変形をカバーすることを意図する。

Claims (13)

  1. 可視光通信個人域ネットワーク(VPAN)通信システムであって、第1可視光通信(VLC)装置及びコーディネータを含み、
    前記第1VLC装置は、
    前記VPAN上でVPAN ID衝突が生じると報告指示メッセージを生成し、前記報告指示メッセージは前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含み、前記報告指示メッセージを前記コーディネータへ送信するよう構成され、
    前記コーディネータは、
    前記第1VLC装置から前記報告指示メッセージを受信し、前記報告指示メッセージは前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含み、前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択し、
    コーディネータ再調整メッセージを生成し、前記VPAN上の前記第1VLC装置へ前記コーディネータ再調整メッセージを送信し、前記コーディネータ再調整メッセージは前記新しいVPAN ID及び有効時間を含み、前記コーディネータ及び前記第1VLC装置は前記有効時間で前記新しいVPAN IDを使用する、
    よう構成される、
    VPAN通信システム。
  2. 前記第1VLC装置は、
    前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、第1プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出し、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達し、前記報告指示メッセージを生成し、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、
    よう更に構成される、請求項1に記載のVPAN通信システム。
  3. 前記第1VLC装置は、
    前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、前記報告指示メッセージを生成するよう構成され、前記報告指示メッセージは、前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、請求項1に記載のVPAN通信システム。
  4. 前記コーディネータは、
    前記VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するよう構成される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のVPAN通信システム。
  5. 前記通信システムは、第2VLC装置を更に含み、
    前記コーディネータは、
    前記第2VLC装置からVPAN ID衝突指示メッセージを受信し、前記VPAN ID衝突指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために使用され、前記第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信するよう構成され、
    前記第1VLC装置は、
    前記コーディネータから前記報告要求メッセージを受信し、前記報告要求メッセージは、検出した近隣VPAN情報を前記コーディネータへ送信するよう前記第1VLC装置に要求するために使用され、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を含み、前記検出した近隣VPAN情報に基づき前記報告指示メッセージを生成し、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達する、よう構成される、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のVPAN通信システム。
  6. 前記コーディネータは、
    ローカル近隣VPAN情報を維持し、
    報告されたローカル近隣VPAN情報を受信し、前記報告されたローカル近隣VPAN情報は、前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置により維持され且つ周期的に又はトリガ条件に基づき前記コーディネータに報告された近隣VPAN情報であり、前記近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含み、
    受信された前記報告されたローカル近隣VPAN情報及び前記コーディネータにより維持される前記ローカル近隣VPAN情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持し、前記報告指示メッセージ内の前記VPAN ID情報に基づき、前記グローバル近隣VPAN情報を更新し、前記更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択する、
    よう更に構成される、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のVPAN通信システム。
  7. 可視光通信(VLC)装置であって、前記VLC装置は、コーディネータを用いて可視光通信個人域ネットワーク(VPAN)にアクセスし、前記VLC装置は、第1VLC装置であり、
    命令を格納するメモリと、
    前記命令を実行するために前記メモリに結合されるプロセッサと、
    を含み、前記命令は、
    前記VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、報告指示メッセージを生成し、前記報告指示メッセージは前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含み、
    前記コーディネータへ前記報告指示メッセージを送信し、
    前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたと検出した後に、第1プリセット時間内に近隣VPAN情報を検出し、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達し、前記報告指示メッセージを生成し、前記報告指示メッセージは前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、
    ためのものである、装置。
  8. 前記プロセッサは前記命令を実行するために前記メモリに結合され、前記命令は、
    前記VPAN上で前記VPAN ID衝突が生じたことを検出した後に、前記報告指示メッセージを生成し、前記報告指示メッセージは、前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために更に使用される、ためのものである、請求項に記載の装置。
  9. 前記プロセッサは前記命令を実行するために前記メモリに結合され、前記命令は、
    前記コーディネータにより送信された報告要求メッセージを受信し、前記報告要求メッセージは検出した近隣VPAN情報を前記コーディネータへ送信するよう前記VLC装置に要求するために使用され、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を含み、
    前記検出した近隣VPAN情報に基づき、前記報告指示メッセージを生成し、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を伝達する、
    ためのものである、請求項7又は8に記載の装置。
  10. ネットワークアクセス装置であって、前記ネットワークアクセス装置は、可視光通信(VLC)装置に可視光通信個人域ネットワーク(VPAN)アクセスを提供するよう構成され、前記ネットワークアクセス装置は、コーディネータであり、
    命令を格納するメモリと、
    前記命令を実行するために前記メモリに結合されるプロセッサと、
    を含み、前記命令は、
    VPAN上でVPAN ID衝突が生じると、第1VLC装置により送信された報告指示メッセージを受信し、前記報告指示メッセージは、前記第1VLC装置により検出されたVPAN ID情報を含み、
    前記VPAN ID情報に基づき新しいVPAN IDを選択し、
    コーディネータ再調整メッセージを生成し、前記コーディネータ再調整メッセージを前記VPAN上の少なくとも1つのVLC装置へ送信し、前記コーディネータ再調整メッセージは前記新しいVPAN ID及び有効時間を含み、前記コーディネータ及び前記少なくとも1つのVLC装置は前記有効時間で前記新しいVPAN IDを使用する、
    ためのものである、装置。
  11. 前記プロセッサは前記命令を実行するために前記メモリに結合され、前記命令は、
    前記VPAN ID情報に含まれるVPAN IDと異なるVPAN IDを選択するためのものである、請求項10に記載の装置。
  12. 前記プロセッサは前記命令を実行するために前記メモリに結合され、前記命令は、
    第2VLC装置により送信されたVPAN ID衝突指示メッセージを受信し、前記VPAN ID衝突指示メッセージは、前記コーディネータに前記VPAN ID衝突を報告するために使用され、
    前記第1VLC装置へ報告要求メッセージを送信するよう構成され、前記報告要求メッセージは、前記コーディネータへ検出した近隣VPAN情報を送信するよう前記VLC装置に要求するために使用され、前記近隣VPAN情報は前記VPAN ID情報を含む、
    ためのものである、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記プロセッサは前記命令を実行するために前記メモリに結合され、前記命令は、
    ローカル近隣VPAN情報を維持し、
    報告されたローカル近隣VPAN情報を受信し、前記報告されたローカル近隣VPAN情報は、前記VPAN上の前記少なくとも1つのVLC装置により維持され且つ周期的に又はトリガ条件に基づき前記コーディネータに報告された近隣VPAN情報であり、前記近隣VPAN情報はVPAN ID情報を含み、
    受信された前記報告されたローカル近隣VPAN情報及び前記コーディネータにより維持される前記ローカル近隣VPAN情報に基づき、グローバル近隣VPAN情報を維持し、前記報告指示メッセージ内の前記VPAN ID情報に基づき、前記グローバル近隣VPAN情報を更新し、前記更新したグローバル近隣VPAN情報に基づき新しいVPAN IDを選択する、
    ためのものである、請求項10乃至12のいずれか一項に記載の装置。
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