JP6716877B2 - 化粧板 - Google Patents
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Description
1.表面の一部の領域に離型層を有し、前記離型層を有しない表面の残部の領域に、熱硬化性樹脂層を有する、ことを特徴とする化粧板。
2.前記熱硬化性樹脂層は、メラミン樹脂を含有する、項1に記載の化粧板。
3.前記離型層は、硬化性樹脂を含有する、項1又は2に記載の化粧板。
4.前記硬化性樹脂は、電離放射線硬化型樹脂である、項3に記載の化粧板。
5.前記電離放射線硬化型樹脂は、重量平均分子量が500以上である、項4に記載の化粧板。
6.多孔質基材の表面の一部の領域に前記離型層を有し、前記離型層有しない、前記多孔質基材の表面の残部の領域に、前記熱硬化性樹脂層を有する、項1〜5のいずれかに記載の化粧板。
7.前記多孔質基材と、前記熱硬化性樹脂層及び/又は前記離型層との間に、更に、絵柄模様層を有する、項6に記載の化粧板。
8.前記多孔質基材の、前記熱硬化性樹脂層及び前記離型層を有する側とは反対側の面に、フェノール樹脂含浸紙を有する、項6又は7に記載の化粧板。
離型層は、本発明の化粧板の表面の一部の領域に形成される。上記離型層は、後述する本発明の化粧板の製造工程において、熱硬化性樹脂層を形成する際に、離型層の表面に一旦形成される熱硬化性樹脂の樹脂膜に対して離型性を有していれば特に限定されない。離型層は、例えば、多孔質基材等の表面に離型インキを塗布して硬化させることにより形成することができる。
熱硬化性樹脂層は、本発明の化粧板の表面の上記離型層が形成されていない残部の領域に形成される。なお、上記熱硬化性樹脂層は、離型層の一部を被覆していてもよい。離型層の面積の50%以上の部分が露出して、化粧板の表面から視認されていれば、グロスマット調の意匠感を示すことができる。
樹脂含浸率(質量%)=[(含浸後の多孔質基材重量−含浸前の多孔質基材重量)/含浸前の多孔質基材重量]×100
多孔質基材としては、熱硬化性樹脂層を形成するための熱硬化性樹脂が含浸できるものであれば、特に制限されない。このような多孔質基材として、浸透性のある繊維質基材が挙げられる。浸透性のある繊維質基材としては、紙、合成紙、不織布等のシート状のものを用いることができる。多孔質基材として用いられる紙としては、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏ボード紙、紙にポリ塩化ビニル樹脂をゾル又はドライラミネートしたいわゆるビニル壁紙原反、上質紙、コート紙、パーチメント紙、和紙等が挙げられる。紙類似シートとしては、ガラス繊維、石綿、チタン酸カリウム繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、炭素繊維等の無機等繊維質のシート状のもの;ポリエステル、ビニロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂繊維からなる不織布又は織布等を使用することができる。これらの多孔質基材のうち、熱硬化性樹脂の含浸性の点で、チタン紙、薄葉紙、クラフト紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙、和紙が好ましく、チタン紙がより好ましい。
本発明の化粧板には、必要に応じて、多孔質基材と、熱硬化性樹脂層及び/又は離型層との間に、更に、絵柄模様層が形成されていてもよい。
多孔質基材又は絵柄模様層と、離型層及び熱硬化性樹脂層との密着性を高めるため、多孔質基材又は絵柄模様層の上に接着剤層を形成してもよい。接着剤層は、透明性接着剤層であることが好ましく、当該透明性接着剤層としては、無色透明、着色透明、半透明等のいずれも含む。
本発明の化粧板には、必要に応じて、フェノール樹脂含浸紙が積層されていてもよい。上記フェノール樹脂含浸紙は、多孔質基材の、熱硬化性樹脂層及び離型層が形成されている側とは反対側の面に積層するとよい。
多孔質基材の裏面(絵柄模様層、又は、離型層及び熱硬化性樹脂層が積層される面と反対側の面)又はフェノール樹脂含浸紙の裏面(多孔質基材が積層される面と反対側の面)には、必要に応じて、裏面プライマー層を設けてもよい。裏面プライマー層を設けると、例えば、本発明の化粧板と被着材とを積層する際に効果的である。
本発明の化粧板の製造方法としては特に限定されないが、例えば、本発明の化粧板が多孔質基材を有する場合、下記工程1〜3を有する製造方法により製造することができる。(1)多孔質基材の表面の一部の領域に離型層を設ける工程1、
(2)上記多孔質基材に熱硬化性樹脂を含浸させるとともに上記熱硬化性樹脂により上記離型層を被覆した後、加熱することにより上記熱硬化性樹脂を熱硬化させる工程2、及び(3)離型層の上を被覆している領域の熱硬化した樹脂膜を剥離する工程3。
工程1は、多孔質基材の表面の一部の領域に離型層を設ける工程である。上記工程1において用いられる多孔質基材は、上述のものを用いることができる。また、多孔質基材の表面の一部の領域に離型層を設ける方法としては、上述の方法を用いることができる。
工程2は、上記多孔質基材に熱硬化性樹脂を含浸させるとともに上記熱硬化性樹脂により上記離型層を被覆した後、加熱することにより上記熱硬化性樹脂を熱硬化させる工程である。上記工程2において用いられる熱硬化性樹脂は、上述のものを用いることができる。また、多孔質基材に熱硬化性樹脂を含浸させるとともに上記熱硬化性樹脂により上記離型層を被覆した後、加熱する方法としては、上述の方法を用いることができる。
工程3は、離型層の上を被覆している熱硬化した樹脂膜を剥離する工程である。離型層の上を被覆している熱硬化した樹脂膜を剥離する方法は特に限定されない。例えば、化粧板表面に、マスキングフィルム等の保護フィルムを貼り付け、その後に該フィルムを剥がす方法や、熱硬化した樹脂膜の表面をバフ研磨する方法等が挙げられる。
(1)離型インキの調製
電離放射線硬化性モノマー(東亞合成株式会社製、アロニックスM400)60質量部、反応性シリコーン(信越化学株式会社製、X−22−164B)0.6質量部、及びメチルエチルケトン(丸善石油化学株式会社)40質量部を、プロセスホモジナイザーPH91(株式会社エスエムテー製)を用いて、回転数2000rpmで1時間撹拌して離型インキを調製した。
原紙として坪量100g/m2の白チタン紙(KJ特殊紙株式会社製、KW−1002P)を使用し、絵柄印刷インキ(DICグラフィックス株式会社製、オーデSPTI)を用いて絵柄を印刷した後、上記(1)で製造した離型インキを用いて木目柄を印刷し、165kVの加速電圧にて5Mradの電子線照射を行い、離型層を形成した。離型層は、木目柄であるため、厚みが厚い箇所と薄い箇所とが存在しており、離型層の厚みは0.2〜3μmであった。
離型インキの組成を表1のように変更した以外は実施例1と同様にして、化粧板を製造した。
木目柄を印刷しなかった以外は実施例1と同様にして、化粧板を製造した。
離型インキを構成する樹脂として表3に示す樹脂を用い、表4に示すシリカ、表5に示すシリコーンを用いて離型インキの組成を表6及び7のように変更した以外は実施例1と同様にして、化粧板を製造した。
化粧板の表面を目視により観察し、下記の評価基準に基づいて評価した。
◎:グロスマット感が十分に鮮明であり、良好
○:グロスマット感が鮮明であり、良好
△:グロスマット感が鮮明でないが、使用可能
×:グロスマット感が鮮明でなく、使用不可
化粧板の表面高低差を、株式会社小坂研究所製 三次元表面粗さ測定器SE−30Kを使用して、JIS B 0601:2013に規定された方法に従って測定した。具体的には、化粧板表面の離型層が形成されていない領域(熱硬化性樹脂層が形成されている領域)と離型層が形成されている領域(熱硬化した樹脂膜が剥離した部分)との高低差を測定した。表面の最大高さ粗さ(Rz)を表面高低差のパラメ−タ−として用いた。10箇所の平均値を表1に記載した。
1’.多孔質基材
2.離型層
3.熱硬化性樹脂層
3’.熱硬化した樹脂膜
Claims (7)
- 多孔質基材の表面の一部の領域に離型層を有し、前記離型層を有しない、前記多孔質基材の表面の残部の領域には、熱硬化性樹脂層を有すると共に前記多孔質基材中に熱硬化性樹脂が含侵され硬化されており、
前記多孔質基材は、繊維質基材であり、
前記熱硬化性樹脂層と前記離型層との高低差は、5μm以上である、
ことを特徴とする化粧板。 - 前記熱硬化性樹脂層は、メラミン樹脂を含有する、請求項1に記載の化粧板。
- 前記離型層は、硬化性樹脂を含有する、請求項1又は2に記載の化粧板。
- 前記硬化性樹脂は、電離放射線硬化型樹脂である、請求項3に記載の化粧板。
- 前記電離放射線硬化型樹脂は、重量平均分子量が500以上である、請求項4に記載の化粧板。
- 前記多孔質基材と、前記熱硬化性樹脂層及び/又は前記離型層との間に、更に、絵柄模様層を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の化粧板。
- 前記多孔質基材の、前記熱硬化性樹脂層及び前記離型層を有する側とは反対側の面に、フェノール樹脂含浸紙を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の化粧板。
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