JP6646397B2 - 固形化粧料 - Google Patents
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(A)25℃で固形の炭化水素系ワックス 0.1〜10質量%、
(B)合成金雲母 1〜20質量%、
(C)平均粒子径1〜50μmの球状弾性粉体 2〜30質量%、
(D)トリメチルシロキシケイ酸 0.1〜10質量%
を含有する固形化粧料に関する。
本発明において、固形化粧料の柔らかさとは、固形化粧料の表面を、表面に対して垂直方向に指で押した時の柔らかさをいい、指で取ったときのムース感とは、固形化粧料の表面に指をのせ、指先を横に滑らせて取ったときに、ふわふわとした弾力感のある感じをいう。
25℃で固形とは、25℃において半固体〜固体の性状を示し、融点が40℃以上のものを指す。
かかる炭化水素系ワックスとしては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、ポリエチレンワックス、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、フィッシャー・トロプシュワックス等が挙げられる。
これらのワックスは、市販品を使用することができ、例えば、ポリエチレンワックスとして、PERFORMALENE PL POLYETHYLENE、PERFORMA LENE 400、500、655(以上、NEW PHASE TECHNOLOGIES社製);セレシンとして、セレシン#810、セレシンB(以上、日興リカ社製);パラフィンワックスとして、パラフィンワックス125、140、150、155、HNP−3、9、10、11、12、51、SP−0135、0140、0145、0160、0165、3035、3040(以上、日本精鑞社製);マイクロクリスタリンワックスとして、Multiwax W−445、W−835(以上、SONNEBORN社製)、Hi−Mic−1045、1070、1080、1090、2045、2065、2095(以上、日本精鑞社製)、精製マイクロクリスタリンワックス(日興リカ社製)、155°マイクロワックス(日本石油社製);フィッシャー・トロプシュワックスとして、FT−0070、100、105、115、0165、5165、FNP−0115(以上、日本精鑞社製)等を使用することができる。
合成金雲母の形状は薄片状であるのが好ましく、平均粒子径は、肌への密着性に優れ、肌の皮溝及び皮丘にしっかりと均一な皮膜を形成しやすく、シミ・そばかすのカバー力に優れ、効果が長時間持続する点から、5〜100μmが好ましく、5〜40μmがより好ましい。また、アスペクト比は、15〜100のものが好ましく、20〜80がより好ましい。
また、アスペクト比は、平均粒子径と平均厚さとの比により計算されるものであり、アスペクト比=(平均粒子径/平均厚さ)で定義される。
粉体の粒子径は、レーザー回折/散乱法による粒度分布測定機によって、測定される。具体的には、エタノールを分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(例えば、堀場製作所製、LA−920)で測定する。
シリコーン樹脂球状弾性粉体は、ゴム弾性が5〜80の範囲であることが好ましく、10〜50がより好ましい。ゴム弾性は、JIS K 7215に従い、デュロメータAにより測定される。
シリコーン樹脂球状弾性粉体としては、シリコーンゴム粉体、又はシリコーンゴム粉体を母粉体とする複合球状粉体であっても良く、シリコーン樹脂被覆シリコーンゴム粉体などが挙げられる。
シリコーン樹脂被覆シリコーンゴム粉体は、シリコーンゴム粉体の表面をシルセスキオキサン樹脂で被覆したものであり、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマーが好ましい。市販品としては、KSP−100(平均粒子径5μm、ゴム弾性30)、KSP−101(平均粒子径12μm、ゴム弾性30)、KSP−102(平均粒子径30μm、ゴム弾性30)、KSP−105(平均粒子径2μm、ゴム弾性75)、KSP−300(平均粒子径5μm、ゴム弾性40)(以上、信越化学工業社製)などが挙げられる。
また、トリメチルシロキシケイ酸は、使用感と化粧持ちの点から、重量平均分子量が1000〜10000のものが好ましく、2000〜9000のものがより好ましく、3000〜6000のものがさらに好ましい。また、その性状は、25℃で液状、ガム状、ペースト状、固体状などのいずれでも良いが、得られる化粧持ちの観点から、固体状のものが好ましい。また、配合性の観点から、溶剤によって希釈された溶液や分散液であること、または、事前に混合して得られる溶液や分散液であることが好ましい。希釈又は分散させる溶剤としては、ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、イソドデカンから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、揮発性のジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンがより好ましい。なお、揮発性とは、35〜90℃の引火点を有するものである。
ここで、25℃で固形の植物系ワックスとしては、例えば、モクロウ、ライスワックス、カルナウバロウ、キャンデリラワックス、サンフラワーワックス等が挙げられる。
表面処理剤の具体例としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルアルコキシシラン、フッ素変性シリコーン等のフッ素系化合物;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シリコーン、片末端又は両末端トリアルコキシ基変性オルガノポリシロキサン、架橋型シリコーン、シリコーン樹脂、フッ素変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン等のシリコーン系化合物;ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸;プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン及びそれらの誘導体等のアミノ酸系化合物;レシチン、水添レシチン;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン等のアルキルシラン;ポリイソブチレン、ワックス、油脂等の油剤;トリイソステアリン酸イソプロピルチタン等の有機チタネートなどが挙げられる。
例えば、アラビアゴム、トラガカント、アラビノガラクタン、ローカストビーンガム(キャロブガム)、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、デオキシリボ核酸(DNA)及びその塩等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールシラン等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル酸アミド等のアクリル系高分子など、さらに、シリカなど無機ケイ酸系化合物などが挙げられる。
かかる25℃で液状の油成分としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、ミネラルオイル、スクワラン、スクワレン等の直鎖又は分岐の炭化水素油;アボガド油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、パーム油。ヤシ油、ヒマシ油、ホホバ油、ヒマワリ油、ツバキ油、トウモロコシ油等の植物油;液状ラノリン等の動物油;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オレイル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール等の脂肪酸エステル;ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン油;フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン等のフッ素油;クリーム状やペースト状の油成分として、トリラノリン脂肪酸グリセリル、軟質ラノリン脂肪酸、ワセリン、分岐又はヒドロキシル化した脂肪酸コレステリル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット等)、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、乳酸ミリスチル、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ダイマージリノール酸(フィトルテリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、オレイン酸フィトステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2−オクチルドデシル)等が挙げられる。なかでも、25℃で液状の直鎖又は分岐の炭化水素油、25℃で液状の脂肪酸エステル、25℃で液状のシリコーン油が好ましく、ミネラルオイル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがより好ましい。
本発明の固形化粧料は、例えば、ファンデーション、化粧下地、コンシーラー、リップクリーム、頬紅、アイシャドウ等のメイクアップ化粧料として好適である。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
(A)25℃で固形の炭化水素系ワックス 0.1〜10質量%、
(B)合成金雲母 1〜20質量%、
(C)平均粒子径1〜50μmの球状弾性粉体 2〜30質量%、
(D)トリメチルシロキシケイ酸 0.1〜10質量%
を含有する固形化粧料。
<3>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成物中に0.3質量%以上であって、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、7質量%以下が好ましく、4質量%がより好ましく、3質量%以下がさらに好ましい前記<1>又は<2>記載の固形化粧料。
<4>成分(B)が、好ましくは、平均粒子径5〜100μmであって、5〜40μmがより好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の固形化粧料。
<5>成分(B)が、好ましくは、アスペクト比15〜100であって、20〜80がより好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載の固形化粧料。
<6>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に2質量%以上であって、4質量%以上がより好ましく、6質量%以上がさらに好ましく、18質量%以下が好ましく、16質量%がより好ましく、14質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の固形化粧料。
<8>成分(C)が、好ましくは、シリコーン樹脂球状弾性粉体である前記<1>〜<7>のいずれか1記載の固形化粧料。
<9>シリコーン樹脂球状弾性粉体が、好ましくは、ゴム弾性5〜80であって、10〜50がより好ましい前記<8>記載の固形化粧料。
<10>シリコーン樹脂球状弾性粉体が、好ましくは、シリコーンゴム粉体、シリコーン樹脂被覆シリコーンゴム粉体であって、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマーがより好ましい前記<8>又は<9>記載の固形化粧料。
<11>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に3質量%以上であって、4質量%以上がより好ましく、20質量%以下が好ましく、11質量%がより好ましく、9質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の固形化粧料。
<12>成分(B)に対する成分(C)の質量割合(C)/(B)が、好ましくは、0.1以上であって、0.2以上がより好ましく、0.3以上がさらに好ましく、0.5以上がよりさらに好ましく、8以下が好ましく、3以下がより好ましく、1.2以下がさらに好ましく、0.9以下がよりさらに好ましい前記<1>〜<11>のいずれか1記載の固形化粧料。
<14>成分(D)のトリメチルシロキシケイ酸が、好ましくは、固体状のものであって、溶剤によって希釈された溶液や分散液であるか、または、事前に混合して得られる溶液や分散液であることがより好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載の固形化粧料。
<15>成分(D)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.5質量%以上であって、1質量%以上がより好ましく、3質量%以上がさらに好ましく、9質量%以下が好ましく、8質量%がより好ましく、7質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の固形化粧料。
<16>成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)が、好ましくは、0.3以上であって、0.4以上がより好ましく、0.6以上がさらに好ましく、0.8以上がよりさらに好ましく、10以下が好ましく、4以下がより好ましく、2.2以下がさらに好ましく、1.7以下がよりさらに好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の固形化粧料。
<18>水の含有量が、好ましくは、全組成中に40質量%以下であって、10質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましく、実質的に含まないのがよりさらに好ましい前記<1>〜<17>のいずれか1記載の固形化粧料。
表1に示す組成の油性固形化粧料を製造し、振動テスト(よれ、表面の割れ)、柔らかさ、指で取ったときのムース感、並びに、肌に塗布した直後のパウダリー感、ムラづきのなさ及び自然な仕上がり感を評価した。結果を表1に併せて示す。
成分(A)〜(D)を含む油相・粉体相を85℃に加熱して均一に分散させ、容器に充填し、冷却することで、油性固形化粧料を得た。
(1)振動テスト:
各固形化粧料15gを透明ガラス瓶(内直径3.8cm×内高さ1.7cm)の高さ1.0cmまで満了充填し、スクリューキャップを閉め、水平式振動試験機(振幅(左右動)66mm×160回/min〕を用いて60分間振動させた後、「固形化粧料のよれ」及び「固形化粧料の表面の割れ」の状態を目視により観察し、以下の基準で評価した。
5:ガラス瓶と固形化粧料の間にまったく隙間が空いていない。
4:ガラス瓶と固形化粧料の間にやや隙間が空いている。
3:ガラス瓶と固形化粧料の間に隙間が空いている。
2:ガラス瓶と固形化粧料の間に隙間が広く空いている。
1:ガラス瓶と固形化粧料の間、全周に亘って隙間が空いている。
5:ガラス瓶に充填された固形化粧料の表面に割れがまったくない。
4:ガラス瓶に充填された固形化粧料の表面に小さなクラックが僅かにある。
3:ガラス瓶に充填された固形化粧料の表面に複数の小さなクラックがある。
2:ガラス瓶に充填された固形化粧料の表面に大きな割れがある。
1:ガラス瓶に充填された固形化粧料の表面に複数の大きな割れがある。
5名の専門パネラーが、固形化粧料の表面を、表面に対して垂直方向に指で押した時の固形化粧料の柔らかさを、以下の基準で官能評価した。結果を5名の積算値で示した。
5;非常に柔らかい。
4;柔らかい。
3;やや柔らかい。
2;あまり柔らかくない。
1;柔らかくない。
5名の専門パネラーが、固形化粧料の表面に指をのせ、指先を横に滑らせて取った時のムース感を、以下の基準で官能評価した。結果を5名の積算値で示した。
5;ふわふわとした弾力感を非常に感じる。
4;ふわふわとした弾力感を感じる。
3;ふわふわとした弾力感をやや感じる。
2;ふわふわとした弾力感をあまり感じない。
1;ふわふわとした弾力感を感じない。
5名の専門パネラーが、固形化粧料を肌に塗布した直後のパウダリー感を、以下の基準で官能評価した。結果を5名の積算値で示した。
5;パウダリー感を非常に感じる。
4;パウダリー感を感じる。
3;パウダリー感をやや感じる。
2;パウダリー感をあまり感じない。
1;パウダリー感を感じない。
5名の専門パネラーが、固形化粧料を肌に塗布した直後のムラづきのなさを、以下の基準で官能評価した。結果を5名の積算値で示した。
5;ムラづきをほとんど感じない。
4;ムラづきを感じない。
3;ムラづきをあまり感じない。
2;ムラづきをやや感じる。
1;ムラづきを感じる。
5名の専門パネラーが、固形化粧料を肌に塗布した直後の自然な仕上がり感を、以下の基準で官能評価した。結果を5名の積算値で示した。
5;自然な仕上りをかなり感じる。
4;自然な仕上りを感じる。
3;自然な仕上りをやや感じる。
2;自然な仕上りをあまり感じない。
1;自然な仕上りを感じない。
Claims (4)
- 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)25℃で固形の炭化水素系ワックス 0.1〜10質量%、
(B)合成金雲母 1〜20質量%、
(C)平均粒子径1〜50μmの球状弾性粉体 2〜30質量%、
(D)トリメチルシロキシケイ酸 0.1〜10質量%
を含有し、成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)が、0.3〜2.2である固形化粧料。 - 成分(C)が、シリコーン樹脂球状弾性粉体である請求項1記載の固形化粧料。
- 成分(B)に対する成分(C)の質量割合(C)/(B)が、0.1〜8である請求項1又は2記載の固形化粧料。
- 25℃で固形の植物系ワックスの含有量が1質量%以下である請求項1〜3のいずれか1項記載の固形化粧料。
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