JP6602149B2 - セメント用添加剤およびセメント組成物 - Google Patents
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一般式(1)で表される不飽和ポリアルキレングリコール系単量体(a)由来の構造単位(I)と一般式(2)で表される不飽和カルボン酸系単量体(b)由来の構造単位(II)とを有するポリカルボン酸系共重合体を含み、
該一般式(2)中の−COOM基および−COOX基の全量中の10モル%〜65モル%がアルカノールアミン塩であり、
該一般式(2)中の−COOM基および−COOX基の全量中の0モル%〜90モル%がアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩である。
本発明のセメント用添加剤は、一般式(1)で表される不飽和ポリアルキレングリコール系単量体(a)由来の構造単位(I)と一般式(2)で表される不飽和カルボン酸系単量体(b)由来の構造単位(II)とを有するポリカルボン酸系共重合体を含む。
本発明のセメント用添加剤に含まれるポリカルボン酸系共重合体は、一般式(1)で表される不飽和ポリアルキレングリコール系単量体(a)由来の構造単位(I)と一般式(2)で表される不飽和カルボン酸系単量体(b)由来の構造単位(II)とを含む。
本発明のセメント組成物は、本発明のセメント用添加剤を含む。
質量平均分子量は下記の条件で測定した。
装置:Waters Alliance(2695)
解析ソフト:Waters社製、Empowerプロフェッショナル+GPCオプション
使用カラム:東ソー社製、TSKguardcolumnsSWXL+TSKgel G4000SWXL+G3000SWXL+G2000SWXL
検出器:示差屈折率計(RI)検出器(Waters 2414)、多波長可視紫外(PDA)検出器(Waters 2996)
溶離液:水10999g、アセトニトリル6001gの混合溶媒に酢酸ナトリウム三水和物115.6gを溶解し、更に酢酸でpH6.0に調整したもの。
較正曲線作成用標準物質:ポリエチレングリコール(ピークトップ分子量(Mp)272500、219300、107000、50000、24000、12600、7100、4250、1470)
較正曲線:上記ポリエチレングリコールのMp値と溶出時間とを基礎にして3次式で作成した。
流量:1mL/分
カラム温度:40℃
測定時間:45分
試料液注入量:100μL
実施例、比較例で得られたセメント用添加剤を、それに含まれる固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液とし、2℃の条件下で、ボウ硝の副生量を観察した。下記の基準にしたがって、ボウ硝の副生量の評価を行った。
◎:ボウ硝の副生が観察されなかった。
○:ボウ硝の副生がわずかだけ観察された。
×:ボウ硝の副生が多く観察された。
JIS−R5201−1997に準拠した機械練り用練混ぜ機、さじ、フローテーブル、フローコーンおよび突き棒を使用した。この際、特記しない限りは、JIS−R5201−1997に準拠してモルタル試験を行った。
試験に使用した材料およびモルタルの配合は、太平洋セメント社製普通ポルトランドセメント587g、JIS−R5201−1997に準拠したセメント強さ試験用標準砂1350g、セメント混和剤用ポリマーの水溶液と消泡剤とを含むイオン交換水264g、である。消泡剤は、気泡がモルタル組成物の強度に及ぼす影響を避けることを目的に添加し、空気量が3.0%以下になるようにした。具体的には、オキシアルキレン系消泡剤を、セメント混和剤用共重合体に対して0.1%になるような量で使用した。なお、モルタルの空気量が3.0%より大きい場合には、空気量が3.0%以下になるように消泡剤の添加量を調節した。
モルタルは、室温(20±2℃)にてホバート型モルタルミキサー(型番N−50、ホバート社製)を用いて、4分30秒間で調製した。具体的には、練り鉢に規定量のセメントを入れ、練混ぜ機に取り付け低速で始動させた。パドルを始動させて15秒後に規定量のセメント混和剤用ポリマーおよび消泡剤を含んだ水を15秒間で入れた。その後、砂を入れ、低速で30秒間練混ぜた後、高速にして、引き続き30秒間練混ぜを続けた。練り鉢を練混ぜ機から取り外し、120秒間練混ぜを休止した後、再度練り鉢を練混ぜ機へ取り付け、高速で60秒間練混ぜた後(1番始めに低速で始動させてから4分30秒後)、さじで左右各10回かき混ぜた。練混ぜたモルタルをフローテーブル上に置いたフローコーンに2層に分けて詰めた。各層は、突き棒の先端がその層の約1/2の深さまで入るように、全面にわたって各々15回突き、最後に不足分を補い、表面をならし、1番始めに低速で始動させてから6分後に、フローコーンを垂直に持ち上げて取り去り、15秒間に15回の落下運動を与え、テーブルに広がったモルタルの直径を2方向について測定し、この平均値をフロー値とした。
混練後、フロー値と空気量を測定し、圧縮強度試験用試料を作成し、以下の条件にて、28日後の圧縮強度を測定した。
供試体作成:50mm×100mm
供試体養生(28日):温度20℃、湿度60%、恒温恒湿空気養生を24時間行った後、27日間水中で養生
供試体研磨:供試体面 研磨(供試体研磨仕上げ機使用)
圧縮強度測定:自動圧縮強度測定器(前川製作所)
ジムロート冷却管、テフロン(登録商標)製の撹拌翼と撹拌シール付の撹拌器、窒素導入管、温度センサーを備えたガラス製反応容器にイオン交換水:109.2部を仕込み、250rpmで撹拌下、窒素を200mL/分で導入しながら70℃まで加温した。次に、メトキシポリエチレングリコールモノメタクリル酸エステル(エチレンオキシドの平均付加モル数9個):100部、メタクリル酸:20部、メルカプトプロピオン酸:1.38部、およびイオン交換水:40部の混合溶液を4時間かけて滴下し、それと同時に、過硫酸アンモニウム:1.38部とイオン交換水:28部の混合溶液を5時間かけて滴下した。滴下完了後、1時間、70℃に保って重合反応を完結させることにより、ポリカルボン酸系共重合体(1)の水溶液を得た。得られたポリカルボン酸系共重合体(1)の質量平均分子量は12500、pHは1.8であった。
得られたポリカルボン酸系共重合体(1)にトリイソプロパノールアミン(TIPA)を4.9g(COOHに対して11mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を13.1g(COOHに対して68mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(1)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(1)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.4であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを12.4g(COOHに対して28mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を12.0g(COOHに対して62mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(2)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(2)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.8であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを23.9g(COOHに対して54mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を7.0g(COOHに対して36mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(3)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(3)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.7であった。
結果を表1、表2に示した。
メトキシポリエチレングリコールモノメタクリル酸エステル(エチレンオキシドの平均付加モル数23個):110.2部、メタクリル酸:9.8部、メルカプトプロピオン酸:1.13部、およびイオン交換水:40部の混合溶液を4時間かけて滴下し、それと同時に、過硫酸アンモニウム:1.38部とイオン交換水:28.3部の混合溶液を5時間かけて滴下した以外は、実施例1と同様に行い、ポリカルボン酸系共重合体(2)の水溶液を得た。得られたポリカルボン酸系共重合体(2)の質量平均分子量は13300、pHは2.0であった。
得られたポリカルボン酸系共重合体(2)にトリイソプロパノールアミンを7.9g(COOHに対して46mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を2.0g(COOHに対して27mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(2)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(4)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(4)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.4であった。
結果を表1、表2に示した。
メトキシポリエチレングリコールモノメタクリル酸エステル(エチレンオキシドの平均付加モル数9個):100部、メタクリル酸:20部、メルカプトプロピオン酸:1.38部、およびイオン交換水:40部の混合溶液を4時間かけて滴下し、それと同時に、過硫酸アンモニウム:0.35部とイオン交換水:29.1部の混合溶液を5時間かけて滴下した以外は、実施例1と同様に行い、ポリカルボン酸系共重合体(3)の水溶液を得た。得られたポリカルボン酸系共重合体(3)の質量平均分子量は15100、pHは1.9であった。
得られたポリカルボン酸系共重合体(3)にトリイソプロパノールアミンを4.9g(COOHに対して11mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を11.8g(COOHに対して61mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(3)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(5)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(5)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.4であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにヒドロキシエチルジイソプロパノールアミン(EDIPA)を5.7g(COOHに対して14mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を14.7g(COOHに対して76mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(6)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(6)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.8であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリエタノールアミン(TEA)を19.7g(COOHに対して57mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を6.4g(COOHに対して76mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(7)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(7)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.8であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにテトラキス(2-ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン(THETA)を38.6g(COOHに対して57mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を5.0g(COOHに対して26mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(8)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(8)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.7であった。
結果を表1、表2に示した。
メトキシポリエチレングリコールモノメタクリル酸エステル(エチレンオキシドの平均付加モル数9個):100部、アクリル酸:20部、メルカプトプロピオン酸:1.38部、およびイオン交換水:40部の混合溶液を4時間かけて滴下し、それと同時に、過硫酸アンモニウム:0.35部とイオン交換水:29.1部の混合溶液を5時間かけて滴下した以外は、実施例1と同様に行い、ポリカルボン酸系共重合体(4)の水溶液を得た。得られたポリカルボン酸系共重合体(4)の質量平均分子量は18200、pHは1.7であった。
得られたポリカルボン酸系共重合体(4)にトリイソプロパノールアミンを6.3g(COOHに対して12mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を18.0g(COOHに対して78mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(4)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(9)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(9)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.7であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを4.9g(COOHに対して11mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を16.6g(COOHに対して86mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(10)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(10)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは7.0であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを4.9g(COOHに対して11mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を5.8g(COOHに対して30mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(11)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(11)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは5.6であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを4.9g(COOHに対して11mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和し、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(12)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(12)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは4.4であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gに、48%NaOH水溶液を14.7g(COOHに対して30mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカリ金属塩の水溶液であるセメント用添加剤(C1)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(C1)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.4であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例4で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(2)300gに、48%NaOH水溶液を5.7g(COOHに対して30mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカリ金属塩の水溶液であるセメント用添加剤(C2)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(C2)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.5であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを31.4g(COOHに対して71mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を3.7g(COOHに対して19mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(C3)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(C3)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.7であった。
結果を表1、表2に示した。
実施例1で得られたポリカルボン酸系共重合体水溶液(1)300gにトリイソプロパノールアミンを1.3g(COOHに対して3.0mol%)添加し、COOHの一部をアルカノールアミンで中和した後、48%NaOH水溶液を16.8g(COOHに対して87mol%)加え、ポリカルボン酸系共重合体(1)のアルカノールアミン塩とアルカリ金属塩の混合塩水溶液であるセメント用添加剤(C4)を得た。
また、得られたセメント用添加剤(C4)を固形分の濃度が40質量%となるように調整した水溶液のpHは6.8であった。
結果を表1、表2に示した。
Claims (3)
- 一般式(1)で表される不飽和ポリアルキレングリコール系単量体(a)由来の構造単位(I)と一般式(2)で表される不飽和カルボン酸系単量体(b)由来の構造単位(II)とを有するポリカルボン酸系共重合体を含み、
該一般式(2)中の−COOM基および−COOX基の全量中の10モル%〜65モル%がアルカノールアミン塩であり、
該アルカノールアミン塩が、エタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、ジイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパノールアミン塩、ヒドロキシエチルジイソプロパノールアミン塩、ジヒドロキシエチルイソプロパノールアミン塩、テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン塩、ペンタキス(2-ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン塩から選ばれる少なくとも1種であり、
該一般式(2)中の−COOM基および−COOX基の全量中の0モル%〜90モル%がアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩である、
セメント用添加剤。
- 前記一般式(2)中の−COOM基および−COOX基の全量中の前記アルカノールアミン塩と前記アルカリ金属塩と前記アルカリ土類金属塩の合計が10モル%〜100モル%である、請求項1に記載のセメント用添加剤。
- 請求項1または2に記載のセメント用添加剤を含む、セメント組成物。
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