JP6573197B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
入力される直流電圧を変換して交流電圧を出力可能なブリッジ回路(21)と、
前記ブリッジ回路(21)の出力する前記交流電圧の高周波成分を減衰するフィルタ回路(23)と、
前記ブリッジ回路(21)と前記フィルタ回路(23)の間に介在し、前記ブリッジ回路(21)の出力側を短絡可能なクランプ回路(22)と、
前記ブリッジ回路(21)及び前記クランプ回路(22)に含まれるスイッチング素子(Q1〜Q6)を制御する制御回路(24)と、を備え、
前記制御回路(24)は、
前記フィルタ回路(23)に3つ以上の電圧レベルを有する前記交流電圧を出力するように前記スイッチング素子(Q1〜Q6)を制御する第1モードと、前記フィルタ回路(23)に2つの電圧レベルを有する前記交流電圧を出力するように前記スイッチング素子(Q1〜Q6)を制御する第2モードとを有し、前記フィルタ回路(23)から出力される交流電圧のゼロクロスを含む所定の期間、前記第2モードを選択することを特徴とする電力変換装置(20)。
これによれば、高効率で歪が小さい電力変換装置(20)を実現することができる。
[項目2]
前記制御回路(24)は、
前記スイッチング素子(Q1〜Q6)のオン/オフを指定するための電圧指令値の絶対値、前記フィルタ回路(23)から出力される交流電圧の絶対値、または前記フィルタ回路から出力される交流電流の絶対値が所定値以下のとき前記第2モードを選択することを特徴とする項目1に記載の電力変換装置(20)。
これによれば、交流電圧の単位周期の、ゼロクロス付近に近い範囲を第2モードで動作させることができる。
[項目3]
前記ブリッジ回路(21)は、直列接続された第1のスイッチング素子(Q1)及び第2のスイッチング素子(Q2)と、直列接続された第3のスイッチング素子(Q3)及び第4のスイッチング素子(Q4)を含み、
前記第1のスイッチング素子(Q1)及び前記第2のスイッチング素子(Q2)の両端と、前記第3のスイッチング素子(Q3)及び前記第4のスイッチング素子(Q4)の両端は、直流電源(10)に並列に接続され、
前記クランプ回路(22)は、互いに逆向きになるように直列に接続された第5のスイッチング素子(Q5)と第6のスイッチング素子(Q6)を含み、
前記制御回路(24)は、
前記第1モードにおいて前記複数のスイッチング素子(Q1〜Q6)のオン/オフを指定する電圧指令値が正のとき、前記第2のスイッチング素子(Q2)及び前記第3のスイッチング素子(Q3)をオフ状態に制御し、前記第6のスイッチング素子(Q6)をオン状態に制御し、前記第1のスイッチング素子(Q1)及び前記第4のスイッチング素子(Q4)の2つと、前記第5のスイッチング素子(Q5)とを相補的にオン/オフさせるように制御し、
前記第1モードにおいて前記電圧指令値が負のとき、前記第1のスイッチング素子(Q1)及び前記第4のスイッチング素子(Q4)をオフ状態に制御し、前記第5のスイッチング素子(Q5)をオン状態に制御し、前記第2のスイッチング素子(Q2)及び前記第3のスイッチング素子(Q3)の2つと、前記第6のスイッチング素子(Q6)とを相補的にオン/オフさせるように制御し、
前記第2モードにおいて、前記第5のスイッチング素子(Q5)及び前記第6のスイッチング素子(Q6)をオフ状態に制御し、前記第1のスイッチング素子(Q1)及び前記第4のスイッチング素子(Q4)の2つと、前記第2のスイッチング素子(Q2)及び前記第3のスイッチング素子(Q3)の2つとを相補的にオン/オフさせるように制御することを特徴とする項目1または2に記載の電力変換装置(20)。
これによれば、第1モードにおいて3レベルの電圧を出力することができ、第2モードにおいて2レベルの電圧を出力することができる。
[項目4]
前記制御回路(24)は、
前記第1モードにおいて前記電圧指令値が正のとき、前記第1のスイッチング素子(Q1)、前記第4のスイッチング素子(Q4)、及び前記第5のスイッチング素子(Q5)のそれぞれのオン期間の開始から所定期間、デッドタイムを設け、
前記第1モードにおいて前記電圧指令値が負のとき、前記第2のスイッチング素子(Q2)、前記第3のスイッチング素子(Q3)、及び前記第6のスイッチング素子(Q6)のそれぞれのオン期間の開始から所定期間、デッドタイムを設け、
前記第2モードにおいて、前記第1のスイッチング素子(Q1)、前記第4のスイッチング素子(Q4)、前記第2のスイッチング素子(Q2)、及び第3のスイッチング素子(Q3)のそれぞれのオン期間の開始から所定期間、デッドタイムを設けることを特徴とする項目3に記載の電力変換装置(20)。
これによれば、短絡電流または貫通電流の発生を防止することができる。
[項目5]
前記制御回路(24)は、前記電圧指令値に、前記デッドタイムにより発生する電圧誤差分を補償するためのデッドタイム誤差補償値を加える際、前記第1モードと前記第2モードとで異なる補償値を加えることを特徴とする項目4に記載の電力変換装置(20)。
これによれば、モードに応じて適切なデッドタイム誤差補償を行うことができる。
[項目6]
前記第2モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値は、前記第1モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値の略2倍であることを特徴とする項目5に記載の電力変換装置(20)。
これによれば、第2モードと第1モードの電圧振幅の差によるデッドタイム誤差電圧の大きさの違いを考慮した適切な補償を行うことができる。
[項目7]
前記第1モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値は所定値(≠0)であり、
前記第2モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値はゼロであることを特徴とする項目5にに記載の電力変換装置。
これによれば、電流方式を用いたデッドタイム補償を行う場合において、電流極性判定部を省略することができる。
Claims (7)
- 入力される直流電圧を変換して交流電圧を出力可能なブリッジ回路と、
前記ブリッジ回路の出力する前記交流電圧の高周波成分を減衰するフィルタ回路と、
前記ブリッジ回路と前記フィルタ回路の間に介在し、前記ブリッジ回路の出力側を短絡可能なクランプ回路と、
前記ブリッジ回路及び前記クランプ回路に含まれるスイッチング素子を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記フィルタ回路に3つ以上の電圧レベルを有する前記交流電圧を出力するように前記スイッチング素子を制御する第1モードと、前記フィルタ回路に2つの電圧レベルを有する前記交流電圧を出力するように前記スイッチング素子を制御する第2モードとを有し、前記フィルタ回路から出力される交流電圧のゼロクロスを含む所定の期間、前記第2モードを選択することを特徴とする電力変換装置。 - 前記制御回路は、
前記スイッチング素子のオン/オフを指定するための電圧指令値の絶対値、前記フィルタ回路から出力される交流電圧の絶対値、または前記フィルタ回路から出力される交流電流の絶対値が所定値以下のとき前記第2モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記ブリッジ回路は、直列接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子と、直列接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を含み、
前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子の両端と、前記第3のスイッチング素子及び前記第4のスイッチング素子の両端は、直流電源に並列に接続され、
前記クランプ回路は、互いに逆向きになるように直列に接続された第5のスイッチング素子と第6のスイッチング素子を含み、
前記制御回路は、
前記第1モードにおいて前記複数のスイッチング素子のオン/オフを指定する電圧指令値が正のとき、前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第6のスイッチング素子をオン状態に制御し、前記第1のスイッチング素子及び前記第4のスイッチング素子の2つと、前記第5のスイッチング素子とを相補的にオン/オフさせるように制御し、
前記第1モードにおいて前記電圧指令値が負のとき、前記第1のスイッチング素子及び前記第4のスイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第5のスイッチング素子をオン状態に制御し、前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子の2つと、前記第6のスイッチング素子とを相補的にオン/オフさせるように制御し、
前記第2モードにおいて、前記第5のスイッチング素子及び前記第6のスイッチング素子をオフ状態に制御し、前記第1のスイッチング素子及び前記第4のスイッチング素子の2つと、前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子の2つとを相補的にオン/オフさせるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。 - 前記制御回路は、
前記第1モードにおいて前記電圧指令値が正のとき、前記第1のスイッチング素子、前記第4のスイッチング素子、及び前記第5のスイッチング素子のそれぞれのオン期間の開始から所定期間、デッドタイムを設け、
前記第1モードにおいて前記電圧指令値が負のとき、前記第2のスイッチング素子、前記第3のスイッチング素子、及び前記第6のスイッチング素子のそれぞれのオン期間の開始から所定期間、デッドタイムを設け、
前記第2モードにおいて、前記第1のスイッチング素子、前記第4のスイッチング素子、前記第2のスイッチング素子、及び第3のスイッチング素子のそれぞれのオン期間の開始から所定期間、デッドタイムを設けることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。 - 前記制御回路は、前記電圧指令値に、前記デッドタイムにより発生する電圧誤差分を補償するためのデッドタイム誤差補償値を加える際、前記第1モードと前記第2モードとで異なる補償値を加えることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
- 前記第2モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値は、前記第1モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値の略2倍であることを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
- 前記第1モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値は所定値(≠0)であり、
前記第2モードにおいて前記電圧指令値に加えられるデッドタイム誤差補償値はゼロであることを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
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