JP6565649B2 - ケイ素含有膜除去方法 - Google Patents
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Description
本実施形態のケイ素含有膜除去方法は、
基板上にケイ素含有膜を形成するケイ素含有膜形成工程(1)、
還元性成分含有するガスを上記ケイ素含有膜を接触させる還元性成分接触工程(2)、
酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる酸化性成分接触工程(3)、及び
塩基性液を用いて上記ケイ素含有膜を除去する除去工程(4)
を有する。
上記ケイ素含有膜形成工程前に、有機下層膜を形成する有機下層膜形成工程(0)、基板上にケイ素含有膜を形成するケイ素含有膜形成工程(1’)、
還元性成分含有するガスを上記ケイ素含有膜を接触させる還元性成分エッチング工程(2’)、
酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる酸化性成分接触工程(3’)、及び
塩基性液を用いて上記ケイ素含有膜を除去する除去工程(4’)
を有する。
上記ケイ素含有膜上にレジストパターンを形成するレジストパターン形成工程(1’−1)、及び
上記レジストパターンをマスクとして上記ケイ素含有膜をエッチングするエッチング工程(1’−2)
をさらに有してもよい。
本工程では、基板上に有機下層膜を形成する。上記基板としては、例えば酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、ポリシロキサン等の絶縁膜、並びに市販品であるブラックダイヤモンド(AMAT社)、シルク(ダウケミカル社)、LKD5109(JSR社)等の低誘電体絶縁膜で被覆したウェハ等の層間絶縁膜が挙げられる。ポリシリコンや、ポリシリコン中へ金属成分を注入したいわゆるメタルゲート膜等も含まれる。また、この基板としては、配線溝(トレンチ)、プラグ溝(ビア)等のパターン化された基板を用いてもよい。
本工程では、上記基板の上側にケイ素含有膜を形成する。ケイ素含有膜は、例えばケイ素含有膜形成組成物等を上記有機下層膜上に塗布することにより形成される。ケイ素含有膜形成用組成物については後述する。ケイ素含有膜形成用組成物の塗布方法としては、例えば回転塗布、流延塗布、ロール塗布等が挙げられる。また、形成される塗膜の加熱温度は、通常、50〜450℃である。なお、形成されるケイ素含有膜の膜厚としては、通常10nm〜1,000nmであり、10nm〜500nmが好ましく、10nm〜300nmがより好ましい。
本工程では、上記有機下層膜形成工程(0)で形成した上記有機下層膜の上側にケイ素含有膜を形成する。ケイ素含有膜は、例えばケイ素含有膜形成組成物等を上記有機下層膜上に塗布することにより形成される。ケイ素含有膜形成用組成物については後述する。ケイ素含有膜形成用組成物の塗布方法としては、例えば回転塗布、流延塗布、ロール塗布等が挙げられる。また、形成される塗膜の加熱温度は、通常、50〜450℃である。なお、形成されるケイ素含有膜の膜厚としては、通常10nm〜1,000nmであり、10nm〜500nmが好ましく、10nm〜300nmがより好ましい。
ケイ素含有膜形成組成物は、少なくとも、(A)ポリシロキサン及び(B)有機溶媒を含有する。また、その他の成分を含有していてもよい。ケイ素含有膜形成組成物は、硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する成分を含有することが好ましく、スルフィド基(−S−)、スルホキシド基(−SO−)、スルホニル基(−SO2−)、スルファニル基(−SH)及びカルボニル基から選ばれる少なくとも一種を有することが好ましい。硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する成分としては、特に限定されるものではないが、硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する(A)ポリシロキサン、硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する化合物(但し、(A)成分を除く。)等が挙げられる。以下、詳細に説明する。
(A)ポリシロキサンは、従来公知のポリシロキサンを用いることができるが、本実施形態では特に、硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有することが好ましい。このような(A)ポリシロキサンを用いることにより、酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる工程において硫黄原子及び/又はカルボニル基が酸化されることで、親水性が付与され、塩基性液によるウェット剥離の際に優れた塩基性液剥離性能を示し、より効果的に上記ケイ素含有膜除去することができる。
(式(1)中、L,−SO2−O−*及びXが環を構成しない場合、Lは単結合又は2価の有機基であり、Xは水素原子又は1価の有機基である。L,−SO2−O−*及びXが環を構成する場合、Lは3価の有機基であり、Xは2価の有機基である。(なお、*はOとXとの結合位置を示す。))
Lの2価の有機基としては、例えば、2価の炭化水素基、2価の炭化水素基と炭素原子及び水素原子以外の原子を含む連結基とを組み合わせてなる基、又は、これらの基の水素原子の一部がハロゲン原子で置換された基等が挙げられる。
Xの1価の有機基とは、少なくとも1つの炭素原子を含む基であり、例えば、シアノ基、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜6のシアノアルキル基若しくはアルキルカルボニルオキシ基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数6〜10のアリール基又は炭素数7〜12のアラルキル基等が挙げられる。なお、これらの基に含まれる水素原子の一部または全部はフッ素原子に置換されていてもよい。
2価の有機基とは、2価の炭化水素基、2価の炭化水素基と炭素原子及び水素原子以外の原子を含む連結基とを組み合わせてなる基、又は、これらの基の水素原子の一部がハロゲン原子で置換された基等であって、L及び隣接する−SO2−O−*と共に環を構成する基が挙げられる。
構造単位(I)は、下記一般式(2)及び(3)で表される化合物からなる群より選ばれる1種以上の化合物から誘導される。
(式(2)及び(3)中、pは1以上の整数であり、R1は単結合又は(p+1)価の基である。R2及びR3は各々独立して水素原子、フッ素原子又は1価の有機基であり、R2及びR3は同一でも異なっていてもよい。nは1〜3の整数であり、mは1〜3の整数であり、lは0〜2の整数であり、m+l+nは4である。
式(2)中、Yは水素原子又は1価の有機基である。
式(3)中、q及びrは各々独立して0〜3の整数である。)
前記一般式(2)中、Yは特に限定されないが、アルキル基とすることができる。
また、前記(A)ポリシロキサン中の前記構造単位(I)の割合も特に限定されないが、原料モノマー基準で、1〜60mol%とすることもできる。
また、一般式(2)及び(3)のnは1〜3の整数であり、n=1であることが好ましい。
なお、一般式(2)及び(3)におけるR1の主鎖結合に関与しない部位は置換されていてもよい。
R1の主鎖結合に関与しない部位を置換する置換基は特に限定されないが、ハロゲン原子、炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシ基が好ましい。
また、前記炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、n−ブトキシ基、2−メチルプロポキシ基、1−メチルプロポキシ基、tert−ブトキシ基等が挙げられる。
なお、これらのアルキル基やアルコキシ基は、置換されていてもよく、該置換基としては、例えば、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ基等が挙げられる。
R3の1価の有機基としては、前述のR2の説明において例示した1価の有機基を挙げることができる。
Yの1価の有機基としては、前述のXの説明において例示した1価の有機基を挙げることができる。
(式(4)中、Zは水素原子又は1価の有機基である。)
(式(5)中、pは1以上の整数であり、R4は単結合又は(p+1)価の基である。R5及びR6は各々独立して水素原子、フッ素原子又は1価の有機基であり、R5及びR6は同一でも異なっていてもよい。nは1〜3の整数であり、mは1〜3の整数であり、lは0〜2の整数であり、m+l+nは4である。Zは水素原子又は1価の有機基である。)
また、前記Zは1価の酸解離性基とすることもできる。
加えて、前記(A)ポリシロキサン中の前記構造単位(II)の割合も特に限定されないが、原料モノマー基準で、5〜30mol%とすることもできる。
また、一般式(5)のnは1〜3の整数であり、n=1であることが好ましい。
なお、一般式(5)におけるR4の主鎖結合に関与しない部位は置換されていてもよい。
R4の主鎖結合に関与しない部位を置換する置換基は前述のR1の説明において例示した主鎖結合に関与しない部位を置換する置換基を挙げることができる。
なお、これらの基に含まれる水素原子の一部又は全部はフッ素原子に置換されていてもよい。
R6の1価の有機基としては、前述のR5の説明において例示した1価の有機基を挙げることができる。
Xの1価の有機基としては、前述のR5の説明において例示した1価の有機基を挙げることができる。
Zの酸解離性基としては、例えば、下記一般式(Z−1)で表される基等が挙げられる。
(式(Z−1)中、R7は、それぞれ独立して、炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、又は炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基若しくはその置換誘導体であるか、或いは何れか2つのR7が相互に結合して、それぞれが結合している炭素原子と共に炭素数4〜20の2価の脂環式炭化水素基若しくはその置換誘導体を形成し、残りのR7が炭素数1〜5の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、又は炭素数4〜20の1価の脂環式炭化水素基若しくはその置換誘導体である。)
これらの置換基は、各置換誘導体中に1個以上、或いは1種以上存在していてもよい。
また、(A)ポリシロキサンは、耐酸素アッシング性の観点から、構造単位(I)及び(II)以外に、テトラアルコキシシラン由来の構造単位(III)を含有していてもよい。
また、前記アルコキシ基は、直鎖状のものに限られず、分岐状若しくは環状であってもよい。
また、(A)ポリシロキサンは、下記一般式(6)で表される化合物由来の構造単位(IV)を含有していてもよい。
(式(6)中、R8は、吸光性基であり、R9及びR10は、1価の有機基である。aは1〜3の整数であり、bは1〜3の整数であり、cは0〜2の整数であり、a+b+cは4である。)
なお、一般式(6)において、bが2又は3の場合、2又は3つのR8は、全て同一であってもよいし、全て又は一部が異なっていてもよい。
R9及びR10の1価の有機基としては、前述のXの説明において例示した1価の有機基を挙げることができる。
なお、一般式(6)において、aが2又は3の場合、酸素原子に結合する2又は3つのR9は、全て同一であってもよいし、全て又は一部が異なっていてもよい。
また、一般式(6)において、cが2の場合、2つのR10は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
このような各構造単位の含有割合は、例えば、29Si−NMRスペクトルの解析結果から推定することができる。
本実施形態に係るケイ素含有膜形成用組成物は、(A)ポリシロキサン以外に、本実施形態に係るケイ素含有膜形成用組成物を得るため、(A)ポリシロキサンを溶解又は分散させる目的で、(B)有機溶媒を含有していてもよい。
グリコール系溶媒としては、例えば、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル、酢酸プロピレングリコールモノエチルエーテル、酢酸プロピレングリコールモノプロピルエーテル等が挙げられる。
なお、これらの(B)有機溶媒は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態に係るケイ素含有膜形成用組成物は、(A)ポリシロキサン以外に、本実施形態の効果を損なわない範囲で、その他の成分を含有していてもよい。その他の成分としは、硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する化合物、界面活性剤、水等が挙げられる。
上記ケイ素含有膜形成用組成物が硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する化合物を含有することが好ましい。上記ケイ素含有膜形成用組成物が硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する化合物を含有することにより、酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる工程において硫黄原子及び/又はカルボニル基が酸化されることで、親水性が付与され、塩基性液によるウェット剥離の際に優れた塩基性液剥離性能を示し、より効果的に上記ケイ素含有膜除去することができると推察される。
上記硫黄原子を有する化合物はスルフィド基、スルホキシド基、スルホニル基、スルファニル基及びカルボニル基から選ばれる少なくとも一種を有することがさらに好ましい。また、スルホニル基を有する基としては、スルホ基、スルホン酸エステル基が好ましい。これらの基を有することにより、形成されるレジストパターンのパターン倒れ耐性を向上させることができる。
また、還元性成分を含有するガスを上記ケイ素含有膜に接触させる工程で還元されると考えられるスルホキシド基、スルホニル基又はカルボニル基は、酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる工程において酸化されることで、親水性が再度付与され、塩基性液によるウェット剥離の際に優れた塩基性液剥離性能を示し、より効果的に上記ケイ素含有膜除去することができると推察される。また、スルフィド基又はスルファニル基は、酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる工程において硫黄原子が酸化され、親水性が付与され、塩基性液によるウェット剥離の際に優れた塩基性液剥離性能を示し、より効果的に上記ケイ素含有膜除去することができると推察される。これらの中でも、スルホニル基がより好ましい。スルホニル基を有する基としては、スルホン酸基、スルホン酸エステル基が特に好ましい。
(式(1)中、L,−SO2−O−*及びXが環を構成しない場合、Lは単結合又は2価の有機基であり、Xは水素原子又は1価の有機基である。L,−SO2−O−*及びXが環を構成する場合、Lは3価の有機基であり、Xは2価の有機基である。(なお、*はOとXとの結合位置を示す。))
なお、これらの硫黄原子及びカルボニル基の少なくともいずれかを有する化合物は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態に係るケイ素含有膜形成用組成物は、塗布性、ストリエーション等を改良する目的で、界面活性剤を含有していてもよい。
前記界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等のノニオン系界面活性剤の他、以下商品名として、KP341〔信越化学工業社製〕、ポリフローNo.75、同No.95〔以上、共栄社化学社製〕、エフトップEF301、同EF303、同EF352〔以上、トーケムプロダクツ社製〕、メガファックF171、同F173〔以上、大日本インキ化学工業社製〕、フロラードFC430、同FC431〔以上、住友スリーエム社製〕、アサヒガードAG710、サーフロンS−382、同SC−101、同SC−102、同SC−103、同SC−104、同SC−105、同SC−106〔以上、旭硝子社製〕等が挙げられる。
なお、これらの界面活性剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、界面活性剤の配合量は、その目的に応じて適宜決定することができる。
本実施形態に係るケイ素含有膜形成用組成物は、水を含有してもよい。水を含有すると、(A)ポリシロキサンが水和されるため、当該ケイ素含有膜形成用組成物の保存安定性が向上する。また、水を含有すると、ケイ素含有膜の成膜時の硬化が促進され、緻密な膜を得ることができる。当該ケイ素含有膜形成用組成物における水の含有率としては、0.01質量%〜30質量%が好ましく、0.1質量%〜20質量%がより好ましく、0.2質量%〜15質量%がさらに好ましい。水の含有量が上記上限を超えると、当該ポリシロキサン組成物の保存安定性が低下し、また塗布膜の均一性が低下する場合がある。
本実施形態に係るケイ素含有膜形成用組成物の調製方法は特に限定されず、例えば、(A)ポリシロキサンと、(B)溶媒と、その他の成分と、を所定の割合で混合することにより調製することができる。上記ケイ素含有膜形成組成物の固形分濃度としては、通常、0.5質量%〜20質量%であり、1質量%〜15質量%が好ましく、1質量%〜10質量%がより好ましい。
本工程では、[ケイ素含有膜形成工程]で形成したケイ素含有膜上にレジストパターンを形成する。本工程において、レジストパターンを形成する方法としては、例えばレジスト組成物を用いる方法、ナノインプリントリソグラフィー法を用いる方法等の従来公知の方法で形成することができる。
本工程では、上記レジストパターンをマスクとして上記ケイ素含有膜をエッチングして、ケイ素含有膜にパターンを形成する。
このエッチングは、例えば、公知のドライエッチング装置を用いて行うことができる。ドライエッチングに使用するエッチングガスとしては、エッチングされるケイ素含有膜の元素組成等により、適宜選択することができ、例えば、CHF3、CF4、C2F6、C3F8、SF6等のフッ素系ガス、Cl2、BCl3等の塩素系ガス、O2、O3、H2O等の酸素系ガス、H2、NH3、CO、CO2、CH4、C2H2、C2H4、C2H6、C3H4、C3H6、C3H8、HF、HI、HBr、HCl、NO、NH3、BCl3等の還元性ガス、He、N2、Ar等の不活性ガス等が用いられ、これらのガスは混合して用いることもできる。ケイ素含有膜のドライエッチングには、通常、フッ素系ガスが用いられ、これに酸素系ガスと不活性ガスとを混合したものが好適に用いられる。
本工程では、還元性成分を含有するガスを上記ケイ素含有膜に接触させる。例えば、エッチング工程(1’−2)において、還元性成分を含有するガスを用いてケイ素含有膜をドライエッチングすれば、還元性成分を含有するガスがケイ素含有膜と接触する。還元性成分を含有するガスとしては、H2、CH4、C2H2、C2H4、C2H6、C3H4、C3H6、C3H8、HF、HI、HBr、HCl、CO、NO、NH3、BCl3等が挙げられる。これらの中でもH2を含むガスが好適に用いられる。なお、これらのガスは混合して用いることもできる。より具体的には、N2/H2混合ガスが挙げられる。
なお、還元性成分接触工程は、複数回の異なるガスにより、行ってもよい。
エッチング工程(1’−2)で得られた上記ケイ素含有膜パターンをマスクとして、還元性成分を含有するガスを用いて有機下層膜をドライエッチングして、有機下層膜にパターンを形成する。この際、還元性成分を含有するガスは、ケイ素含有膜パターンと接触する。その後、後述のケイ素含有膜除去工程においてケイ素含有膜が除去されるので、パターニングされた有機下層膜を有する基板が得ることができ、これを用い、基板にパターンを形成することができる。このドライエッチングは、公知のドライエッチング装置を用いて行うことができる。ドライエッチングに使用する還元性成分を含有するエッチングガスとしては、H2、NH3、CO、CO2、CH4、C2H2、C2H4、C2H6、C3H4、C3H6、C3H8、HF、HI、HBr、HCl、NO、NH3、BCl3等が挙げられる。これらの中でもH2を含むガスが好適に用いられる。なお、これらのガスは混合して用いることもできる。より具体的には、N2/H2混合ガスが挙げられる。複数回の異なるエッチングガスにより、エッチングを行ってもよい。
本工程では、酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる。酸化性の気体としては、O2が挙げられる。
酸化性の液体の接触方法としては、例えば、酸化性の液体が満たされた槽中に基板を一定時間浸漬する方法(ディップ法)、基板表面に酸化性の液体を表面張力によって盛り上げて一定時間静止する方法(パドル法)、基板表面に酸化性の液体を噴霧する方法(スプレー法)、一定速度で回転している基板上に一定速度で酸化性の液体塗出ノズルをスキャンしながら酸化性の液体を塗出しつづける方法(ダイナミックディスペンス法)等が挙げられる。
浸漬時間としては、通常1秒〜1時間であり、10秒〜30分が好ましい。その後、純水リンス等を行い、使用した酸化性の液体を除去する。酸化性の液体には、必要に応じて界面活性剤を適当量添加することができる。界面活性剤としては例えば、イオン性や非イオン性のフッ素系界面活性剤及び/又はシリコン系界面活性剤等を用いることができる。
酸化性の液体としては、過酸化水素と水を含有する液が挙げられる。過酸化水素水の場合、過酸化水素の水に対する含有割合の下限は、1%以上が好ましく、3%以上がさらに好ましく、5%以上がさらに好ましい。過酸化水素の水に対する含有割合の上限は、安全性の観点から、40%以下が好ましく、30%以下がさらに好ましい。本工程は、100℃未満で行われることが好ましい。酸化性の気体又は液体の温度の下限は、20℃以上が好ましく、50℃以上がさらに好ましく、60℃以上が特に好ましい。上限は、100℃以下が好ましく、90℃以下がさらに好ましく、80℃以下が特に好ましい。
本工程では、塩基性液を用い、上記ケイ素含有膜を除去する。上記除去工程は100℃未満で行われることが好ましい。本工程のケイ素含有膜の除去は、例えば加温した塩基性液にケイ素含有膜が形成された基板を浸漬させて処理することにより行うことができる。塩基性液の温度としては、通常30℃〜100℃であり、40℃〜95℃が好ましく、50℃〜90℃がより好ましい。浸漬時間としては、通常1秒〜1時間であり、10秒〜30分が好ましい。その後、純水リンス等を行い、使用した塩基性液を除去する。
有機アミンとしては、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンが好ましい。
テトラアルキルアンモニウム塩としては、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシドが好ましい。上記塩基性液は、上記窒素化合物の水溶液であることが好ましい。
アンモニア水溶液、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液が特に好ましい。
過酸化水素の含有割合としては、塩基性液中の窒素化合物に対する質量比で、窒素化合物:過酸化水素=1:1/500〜1:500が好ましい。
樹脂溶液0.5gを30分間250℃で焼成することで、樹脂溶液0.5gに対する固形分の重量を測定し、固形分の含有割合を決定した。
GPCカラム〔東ソー社製〕(商品名「G2000HXL」2本、商品名「G3000HXL」1本、商品名「G4000HXL」1本)を使用し、流量:1.0mL/分、溶出溶媒:テトラヒドロフラン、カラム温度:40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定した。
後述する各合成例においては、下記化学式(M−1)〜(M−7)に示す化合物を単量体として用いて、(A)ポリシロキサンの合成を行った。
シュウ酸0.45gを水21.6gに加熱溶解させて、シュウ酸水溶液を調製した。その後、化学式(M−1)に示す化合物10.65g、化学式(M−2)に示す化合物0.99g、化学式(M−4)に示す化合物4.74g、及びプロピレングリコールモノエチルエーテル53.5gを入れたフラスコに、冷却管と、調製したシュウ酸水溶液を入れた滴下ロートをセットした。次いで、オイルバスにて60℃に加熱した後、シュウ酸水溶液をゆっくり滴下し、60℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレーターにセットし、反応により生成したメタノールを除去して樹脂溶液45.4gを得た。この樹脂溶液中における固形分を(A−1)ポリシロキサンとした。
得られた樹脂溶液中の固形分の含有割合は、焼成法により測定した結果、7.0%であった。また、固形分の重量平均分子量(Mw)は2,000であった。
シュウ酸0.45gを水21.6gに加熱溶解させて、シュウ酸水溶液を調製した。その後、化学式(M−1)に示す化合物10.80g、化学式(M−2)に示す化合物0.50g、化学式(M−3)に示す化合物2.03g、化学式(M−4)に示す化合物2.37g、及びプロピレングリコールモノエチルエーテル53.5gを入れたフラスコに、冷却管と、調製したシュウ酸水溶液を入れた滴下ロートをセットした。次いで、オイルバスにて60℃に加熱した後、シュウ酸水溶液をゆっくり滴下し、60℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレーターにセットし、反応により生成したメタノールを除去して樹脂溶液45.4gを得た。この樹脂溶液中における固形分を(A−2)ポリシロキサンとした。
得られた樹脂溶液中の固形分の含有割合は、焼成法により測定した結果、7.5%であった。また、固形分の重量平均分子量(Mw)は2,000であった。
シュウ酸0.45gを水21.6gに加熱溶解させて、シュウ酸水溶液を調製した。その後、化学式(M−1)に示す化合物10.65g、化学式(M−3)に示す化合物1.35、化学式(M−5)に示す化合物3.44g、及びプロピレングリコールモノエチルエーテル53.5gを入れたフラスコに、冷却管と、調製したシュウ酸水溶液を入れた滴下ロートをセットした。次いで、オイルバスにて60℃に加熱した後、シュウ酸水溶液をゆっくり滴下し、60℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレーターにセットし、反応により生成したメタノールを除去して樹脂溶液45.4gを得た。この樹脂溶液中における固形分を(A−3)ポリシロキサンとした。
得られた樹脂溶液中の固形分の含有割合は、焼成法により測定した結果、7.0%であ
った。また、固形分の重量平均分子量(Mw)は2,000であった。
シュウ酸0.45gを水21.6gに加熱溶解させて、シュウ酸水溶液を調製した。その後、化学式(M−1)に示す化合物10.65g、化学式(M−3)に示す化合物1.35、化学式(M−6)に示す化合物3.33g、及びプロピレングリコールモノエチルエーテル53.5gを入れたフラスコに、冷却管と、調製したシュウ酸水溶液を入れた滴下ロートをセットした。次いで、オイルバスにて60℃に加熱した後、シュウ酸水溶液をゆっくり滴下し、60℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレーターにセットし、反応により生成したメタノールを除去して樹脂溶液45.4gを得た。この樹脂溶液中における固形分を(A−4)ポリシロキサンとした。
得られた樹脂溶液中の固形分の含有割合は、焼成法により測定した結果、7.0%であ
った。また、固形分の重量平均分子量(Mw)は2,000であった。
シュウ酸0.45gを水21.6gに加熱溶解させて、シュウ酸水溶液を調製した。その後、化学式(M−1)に示す化合物10.65g、化学式(M−3)に示す化合物1.35、化学式(M−7)に示す化合物2.05g、及びプロピレングリコールモノエチルエーテル53.5gを入れたフラスコに、冷却管と、調製したシュウ酸水溶液を入れた滴下ロートをセットした。次いで、オイルバスにて60℃に加熱した後、シュウ酸水溶液をゆっくり滴下し、60℃で4時間反応させた。反応終了後、反応溶液の入ったフラスコを放冷してからエバポレーターにセットし、反応により生成したメタノールを除去して樹脂溶液45.4gを得た。この樹脂溶液中における固形分を(A−5)ポリシロキサンとした。
得られた樹脂溶液中の固形分の含有割合は、焼成法により測定した結果、7.0%であった。また、固形分の重量平均分子量(Mw)は2,000であった。
合成例1〜5において得られた樹脂溶液における単量体の使用量、固形分濃度、及び固形分の重量平均分子量(Mw)について、表1に示す。
なお、表1には、各単量体の使用量により求められる樹脂組成(理論値、単位:mol%)を併記した。
前述の各合成例で得られた(A−1)〜(A−5)のポリシロキサン及び(B)溶媒を用いて、以下に示すように、合成例1〜5のケイ素含有膜形成用組成物を調製した。
なお、本実施例において、「部」とあるのは、全て質量部を示す。また、本実施例では、溶媒の一例として、プロピレングリコールモノエチルエーテル(B−1)を用いた。
表2に示すように、合成例1で得られた(A−1)ポリシロキサン1.2部を(B)溶媒98.8部に溶解させた後、この溶液を孔径0.2μmのフィルターでろ過して、調製例1のケイ素含有膜形成用組成物を得た。
表2に示す割合で各成分を用いる以外は、調製例1と同様の手法により、調製例2〜5のケイ素含有膜形成用組成物(J−1)〜(J−5)を調製した。
前述のようにして得られた調製例1〜5のケイ素含有膜形成用組成物(J−1)〜(J−5)を用いてケイ素含有膜付き基板を形成し、以下の各種評価を行った。
前述のようにして得られた各ケイ素含有膜形成用組成物(J−1)〜(J−5)をシリコンウェハ(基板)上に、スピンコート法により塗布した。
その後、大気雰囲気下にて、温度220℃及び時間60sのベーク条件でベークし、膜厚30nmのケイ素含有膜を形成し、基板上にケイ素含有膜が形成された「ケイ素含有膜付き基板」を得た。
上記で得られた基板を、シクロヘキサノン(室温)10秒間浸漬した。
浸漬前後の膜厚を分光エリプソメーターUV1280E(KLA−TENCOR製)を用いて測定し、測定値から膜厚変化率を算出した。溶媒耐性は、膜厚変化率が1%未満の場合は「〇」(良好)と、1%以上の場合は「×」(不良)と評価した。
上記で得られた基板を、2.38%TMAH現像液(室温)に60秒間浸漬した。
浸漬前後の膜厚を、分光エリプソメーターUV1280E(KLA−TENCOR製)を用いて測定し、測定値から膜厚変化率を算出した。溶媒耐性は、膜厚変化率が1%未満の場合は「〇」(良好)と、1%以上の場合は「×」(不良)と評価した。
上記で得られた基板を、エッチング装置(東京エレクトロン社の「TACTRAS」)を用いて、還元性成分を含有するガスの一例としてN2/H2混合ガスを用い、N2/H2=250/150sccm、PRESS.=30mT、HF RF=350W、LF RF=50W、DCS=−10V、RDC=70%、60sec条件にて処理し、処理前後の平均膜厚からエッチングレート(nm/分)を算出した。エッチング耐性はエッチングレート(nm/分)が10未満の場合は「〇」(良好)と、10以上の場合は「×」(不良)と評価した。
前述のエッチング後の基板を、酸化性物質の一例として9%過酸化水素水(65℃)に10分間浸漬した。
浸漬前後の膜厚を、分光エリプソメーターUV1280Eを用いて測定し、測定値から膜厚変化率を算出した。酸化性物質耐性は、膜厚変化率が1%未満の場合は「〇」(良好)と、1%以上の場合は「×」(不良)と評価した。
上記酸化性物質耐性の評価前の基板(過酸化水素水処理無し)を比較例1〜5とし、上記酸化性物質耐性の評価後の基板(過酸化水素水処理有り)を実施例1〜5として、65℃に加温した塩基性液(25%アンモニア水溶液/30%過酸化水素水溶液/水=1/1/5混合水溶液)に5分間浸漬した。浸漬後の膜厚を分光エリプソメーターUV1280E(KLA−TENCOR製)を用いて測定し、2分以内で剥離可能な場合「○」、2〜3分間で剥離可能場合「△」、3分以上で剥離可能な場合「×」と評価した。
Claims (9)
- 基板上にケイ素含有膜を形成するケイ素含有膜形成工程(1)、
還元性成分を含有するガスを上記ケイ素含有膜に接触させる還元性成分接触工程(2)、
酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる酸化性成分接触工程(3)、及び
塩基性液を用いて上記ケイ素含有膜を除去する除去工程(4)
を有し、
上記ケイ素含有膜が、ポリシロキサン、及び有機溶媒を含有するケイ素含有膜形成用組成物により形成され、
上記ケイ素含有膜形成用組成物が硫黄原子を有する成分を含有することを特徴とするケイ素含有膜除去方法。 - 基板上に有機下層膜を形成する有機下層膜形成工程(0)、
上記有機下層膜上にケイ素含有膜を形成するケイ素含有膜形成工程(1’)、
還元性成分を含有するガスを用いて上記有機下層膜をエッチングする還元性成分エッチング工程(2’)、
酸化性の気体又は液体を上記ケイ素含有膜に接触させる酸化性成分接触工程(3’)、及び
塩基性液を用いて上記ケイ素含有膜を除去する除去工程(4’)
を有し、
上記ケイ素含有膜が、ポリシロキサン、及び有機溶媒を含有するケイ素含有膜形成用組成物により形成され、
上記ケイ素含有膜形成用組成物が硫黄原子を有する成分を含有することを特徴とするケイ素含有膜除去方法。 - 上記ケイ素含有膜形成工程(1’)後かつ上記還元性成分エッチング工程(2’)前に、
上記ケイ素含有膜上にレジストパターンを形成するレジストパターン形成工程(1’−1)、及び
上記レジストパターンをマスクとして上記ケイ素含有膜をエッチングするエッチング工程(1’−2)
をさらに有する請求項2に記載のケイ素含有膜除去方法。 - 上記塩基性液が、アンモニア、有機アミン及びテトラアルキルアンモニウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の窒素化合物を含有する液である請求項1から3のいずれか一項に記載のケイ素含有膜除去方法。
- 上記酸化性の気体又は液体が、過酸化水素を含む液体である請求項1から4のいずれか一項に記載のケイ素含有膜除去方法。
- 上記酸化性成分接触工程は100℃未満で行われる、請求項1から5のいずれか一項に記載のケイ素含有膜除去方法。
- 上記除去工程は100℃未満で行われる、請求項1から6のいずれか一項に記載のケイ素含有膜除去方法。
- 上記還元性成分として水素を含有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のケイ素含有膜除去方法。
- 上記ケイ素含有膜形成用組成物がスルフィド基、スルホキシド基、スルホニル基及びスルファニル基から選ばれる少なくとも一種を有する成分を含有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のケイ素含有膜除去方法。
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