JP6507728B2 - 昇降搬送装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、1本のマストに沿って昇降する昇降台を備えた昇降装置が開示されている。
支柱は、鉛直方向に延びる。
無端駆動伝達部材は、支柱に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に並んで配置された一対の昇降経路を確保する。
第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールは、一対の昇降経路の近傍において前後方向に互いに離れて配置されている。
固定部材は、無端駆動伝達部材に固定されている。
回動部材は、固定部材に回動自在に支持され、一対の昇降経路を移動する。
櫛歯状の支持部材は、回動部材に連結されており、荷物を下方から支持可能である。
昇降用ガイドローラは、回動部材に設けられ、第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールに案内されることで回動部材及び支持部材を水平状態に維持する。
この装置では、旋回用ガイドローラが旋回レールに案内されることで、支柱の上端を移動する際に回動部材及び支持部材の姿勢が安定する。
(1)昇降搬送装置の概略構成
図1及び図2を用いて、第1実施形態の昇降搬送装置1を説明する。図1は、第1実施形態の昇降搬送装置の概略正面図である。図2は、昇降搬送装置の平面図である。
昇降搬送装置1は、複数段の棚を有する自動倉庫3に荷物Wを搬入又は自動倉庫3から荷物Wを搬出する装置である。なお、以下の説明では、図1の左右方向を前後方向(第1水平方向)といい、前後方向に直交する方向を左右方向(第2水平方向)という。
なお、コンベア9A〜9K、11A〜11Bは、図2に示すように、左右方向に延びており片持ちでスライド部材に支持された複数のローラを有している。
図3〜図5を用いて、昇降搬送装置1の詳細構成を説明する。図3及び図4は、昇降搬送装置の部分拡大正面図である。図5は、昇降搬送装置の部分拡大平面図である。
昇降搬送装置1は、複数の櫛歯トレイ17を周回移動させ、支持部材35に対して上下方向に通過可能なコンベア9A〜9K、11A〜11Bとの間で荷物Wを移載する装置である。
昇降搬送装置1は、支柱21を有している。支柱21は、鉛直方向に延びる。
昇降搬送装置1は、無端駆動伝達部材23を有している。無端駆動伝達部材23は、支柱21に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に昇降経路25を確保する。鉛直面は、前後方向に平行である。昇降経路25は、自動倉庫3側の第1昇降経路25aと、入出庫ステーション7側の第2昇降経路25bとを有する。具体的には、無端駆動伝達部材23は、チェーンである。昇降搬送装置1は、無端駆動伝達部材23の上側部分と下側部分とを支持する第1方向転換部材51及び第2方向転換部材53を有している。第1方向転換部材51及び第2方向転換部材53はスプロケットである。昇降搬送装置1は、昇降モータ55を有している。昇降モータ55は第1方向転換部材51を駆動することで、無端駆動伝達部材23を周回移動させる。この実施形態では、図1において、無端駆動伝達部材23は反時計回りに周回し続ける。
この実施形態では、図5に示すように、第1鉛直ガイドレール27は、左右方向に延びる第1プレート39と、前後方向に延びる第2プレート41とを有する。また、第2鉛直ガイドレール29は、左右方向に延びる第3プレート43と、前後方向に延びる第4プレート45とを有する。
櫛歯トレイ17は、無端駆動伝達部材23に装着された機構であり、荷物Wを搬送する。櫛歯トレイ17は、固定部材31を有している。固定部材31は、無端駆動伝達部材23に連結されている。固定部材31は、無端駆動伝達部材23から外側に延びた部材である。固定部材31は、無端駆動伝達部材23ともに周回し、支柱21の上端と下端で反転する。
櫛歯トレイ17は、複数の回動部材33を有している。回動部材33は、固定部材31に回動自在に支持され第1昇降経路25a及び第2昇降経路25bを移動する。具体的には、回動部材33は、固定部材31の回動支持部31aによって吊り下げられるように支持されている。回動部材33は、固定部材31に対して回動自在であるので、反転することなく周回移動する。
櫛歯35aは、図3に示すように、左右方向の一端が片持ちで支持された構造である。櫛歯35aは、コンベア9A〜9K、11A〜11Bが昇降経路25にあるときに、各コンベアのローラ間を通過可能になっている。
昇降搬送装置1は、昇降用ガイドローラ37を有する。昇降用ガイドローラ37は、回動部材33に設けられ、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで回動部材33及び支持部材35を水平状態に維持する。
また、昇降用ガイドローラ37が第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内される位置が無端駆動伝達部材23から前後方向に離れているので、無端駆動伝達部材23からの振動が昇降用ガイドローラ37に伝達される荷重が小さくなっている。また、昇降用ガイドローラ37のメンテナンスが容易になる。
昇降搬送装置1では、回動部材33及び支持部材35は、固定部材31と共に無端駆動伝達部材23によって昇降経路25を移動する。そして、櫛歯35aが通過可能なコンベア9A〜9K又は11A〜11Bが昇降経路25に出されたときに支持部材35がコンベア9A〜9K又は11A〜11Bを通過することで、支持部材35とコンベア9A〜9K又は11A〜11Bとの間で荷物Wの受け渡しを行う。
図6では、空の支持部材35が第2昇降経路25bをコンベア9Bに向かって上昇していく。
図7では、プッシャー13Bが、荷物Wが載ったコンベア9Bを第2昇降経路25b側に移動させる。
図8では、コンベア9Bが第2昇降経路25b内で停止する。
図10では、支持部材35が荷物Wをすくい上げて、コンベア9Bを通過してさらに上昇する。また、コンベア9Bはプッシャー13Bによって第2昇降経路25bから外れように移動させられる。
図11では、コンベア9Bは第2昇降経路25bから外れており、荷物Wが載った次の支持部材35が通過可能になる。
図12では、荷物Wが載った支持部材35が、第1昇降経路25aをコンベア11Bに向かって下降していく。
図13では、プッシャー14Bが、空のコンベア11Bを第1昇降経路25a側に移動させる。
図15では、支持部材35が、コンベア11Bに荷物Wを残してコンベア11Bを通過している。
図16では、支持部材35がさらに下降する。また、コンベア11Bはプッシャー14Bによって第1昇降経路25aから外れように移動させられる。
図17では、コンベア11Bは第1昇降経路25aから外れており、そのため次の荷物Wが載った支持部材35が通過可能になる。
図3及び図18〜図22を用いて、支持部材35の昇降搬送装置1の上端での旋回動作を説明する。図18〜図22は、昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図である。
昇降搬送装置1は、昇降搬送装置1の上端に配置された旋回レール61を有している。旋回レール61は、前後方向両側に離れて配置された第1レール61aと第2レール61bとを有している。第1レール61aと第2レール61bは、円弧状の内周面を有しており、第1レール61aは第1昇降経路25aの上方に配置され、第2レール61bは第2昇降経路25bの上方に配置されている。つまり、旋回レール61は、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29の上方に配置されている。第1レール61a及び第2レール61bは、前後方向中間の両端が同じ高さに配置されている。ただし、第1レール61aと第2レール61bは左右方向にずれて配置されている。
最後に、櫛歯トレイ17が昇降搬送装置1の上端から離れていく。
昇降搬送装置1(昇降搬送装置の一例)は、荷物Wを昇降して搬送する装置である。昇降搬送装置1は、支柱21(支柱の一例)と、無端駆動伝達部材23(無端伝達駆動部材の一例)と、第1鉛直ガイドレール27(第1鉛直ガイドレールの一例)及び第2鉛直ガイドレール29(第2鉛直ガイドレールの一例)と、固定部材31(固定部材の一例)と、回動部材33(回動部材の一例)と、櫛歯状の支持部材35(支持部材の一例)と、昇降用ガイドローラ37(昇降用ガイドローラの一例)と、を備えている。
支柱21は、鉛直方向に延びる。
無端駆動伝達部材23は、支柱に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に並んで配置された一対の昇降経路25(昇降経路の一例)を確保する。
第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29は、一対の昇降経路25の近傍において前後方向に互いに離れて配置されている。
固定部材31は、無端駆動伝達部材23に連結されている。
回動部材33は、固定部材31に回動自在に支持され、一対の昇降経路25を移動する。
櫛歯状の支持部材35は、回動部材33に固定されており、荷物Wを支持可能である。
昇降用ガイドローラ37は、回動部材33に設けられ、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで回動部材33及び支持部材35を水平状態に維持する。
回動部材33が鉛直方向に移動しているときに、昇降用ガイドローラ37が第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで、回動部材33及び櫛歯状の支持部材35が水平状態に維持される。この場合、昇降用ガイドローラ37の第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29によって案内される位置が無端駆動伝達部材23から前後方向に離れているので、無端駆動伝達部材23からの振動が昇降用ガイドローラ37に伝達されにくい。また、回動部材33及び支持部材35の姿勢が安定する。以上より、無端駆動伝達部材23の周回移動を高速化でき、それにより昇降搬送装置1が荷物を搬送する能力が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
無端駆動伝達部材はベルトでもよい。
3 :自動倉庫
5 :入出庫部
7 :入出庫ステーション
17 :櫛歯トレイ
21 :支柱
23 :無端駆動伝達部材
25 :昇降経路
25a :第1昇降経路
25b :第2昇降経路
27 :第1鉛直ガイドレール
29 :第2鉛直ガイドレール
31 :固定部材
31a :回動支持部
33 :回動部材
35 :支持部材
35a :櫛歯
37 :昇降用ガイドローラ
39 :第1プレート
41 :第2プレート
43 :第3プレート
45 :第4プレート
47 :第1昇降用ローラ
49 :第2昇降用ローラ
51 :第1方向転換部材
53 :第2方向転換部材
55 :昇降モータ
61 :旋回レール
61a :第1レール
61b :第2レール
63 :旋回用ガイドローラ
63a :第1旋回用ローラ
63b :第2旋回用ローラ
W :荷物
Claims (1)
- 荷物を昇降して搬送する昇降搬送装置であって、
鉛直方向に延びる支柱と、
前記支柱に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に並んで配置された一対の昇降経路を確保する無端駆動伝達部材と、
前記一対の昇降経路の近傍において前後方向に互いに離れて配置され、左右方向に延びる第1プレートと前後方向に延びる第2プレートとを有する第1鉛直ガイドレール、及び左右方向に延びる第3プレートと前後方向に延びる第4プレートとを有する第2鉛直ガイドレールと、
前記無端駆動伝達部材に固定された固定部材と、
前記固定部材に回動自在に支持され、前記一対の昇降経路を移動する回動部材と、
前記回動部材に連結されており、前記荷物を下方から支持可能な櫛歯状の支持部材と、
前記回動部材に設けられ、前記第1鉛直ガイドレール及び前記第2鉛直ガイドレールに案内されることで前記回動部材及び前記支持部材を水平状態に維持するものであり、前記回動部材の前後方向両側に一対ずつ設けられ各対が前記第1プレート及び前記第3プレートをそれぞれ挟んだ姿勢で案内される第1昇降用ローラと、前記固定部材に一対設けられ前記第2プレート及び前記第4プレートを挟んだ姿勢で案内される第2昇降用ローラを有している昇降用ガイドローラと、
前記支柱の上端に配置された旋回レールと、
前記回動部材に設けられ、前記旋回レールに案内される旋回用ガイドローラと、
を備えた昇降搬送装置。
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