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JP6507728B2 - 昇降搬送装置 - Google Patents

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JP6507728B2
JP6507728B2 JP2015047126A JP2015047126A JP6507728B2 JP 6507728 B2 JP6507728 B2 JP 6507728B2 JP 2015047126 A JP2015047126 A JP 2015047126A JP 2015047126 A JP2015047126 A JP 2015047126A JP 6507728 B2 JP6507728 B2 JP 6507728B2
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Description

本発明は、昇降搬送装置、特に、複数段の棚を有する自動倉庫に荷物を搬入又は自動倉庫から荷物を搬出する昇降搬送装置に関する。
ラックの各段に対応して複数の搬送車を設けた自動倉庫が知られている。各搬送車は、各段においてラックの延びる方向に走行しながら、搬送車と各段の棚との間で荷物を移載する。このような自動倉庫では、ラックの各段に荷物を搬入又はラックの各段から荷物を搬出するための昇降搬送装置が設けられている。
特許文献1には、1本のマストに沿って昇降する昇降台を備えた昇降装置が開示されている。
特開2012−188225号公報
上記の昇降装置では、昇降搬送できる荷物は一度に1個だけである。つまり、昇降装置の搬送能力が十分ではない。したがって、昇降装置は、自動倉庫に対して大量の荷物を短時間で搬入・搬出できない。
本発明の課題は、昇降搬送装置において、荷物の搬送能力を向上させることにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る昇降搬送装置は、荷物を昇降して搬送する昇降搬送装置である。昇降搬送装置は、支柱と、無端駆動伝達部材と、第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールと、固定部材と、回動部材と、櫛歯状の支持部材と、ガイドローラと、を備えている。
支柱は、鉛直方向に延びる。
無端駆動伝達部材は、支柱に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に並んで配置された一対の昇降経路を確保する。
第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールは、一対の昇降経路の近傍において前後方向に互いに離れて配置されている。
固定部材は、無端駆動伝達部材に固定されている。
回動部材は、固定部材に回動自在に支持され、一対の昇降経路を移動する。
櫛歯状の支持部材は、回動部材に連結されており、荷物を下方から支持可能である。
昇降用ガイドローラは、回動部材に設けられ、第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールに案内されることで回動部材及び支持部材を水平状態に維持する。
この装置では、回動部材及び支持部材は、固定部材と共に無端駆動伝達部材によって昇降経路を移動する。櫛歯が通過可能な他の装置のコンベアが昇降経路に出されると、支持部材がコンベアを通過することで、支持部材とコンベアとの間で荷物の受け渡しが行われる。
回動部材が鉛直方向に移動しているときに、昇降用ガイドローラが第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールに案内されることで、回動部材及び櫛歯状の支持部材が水平状態に維持される。この場合、昇降用ガイドローラの第1鉛直ガイドレール及び第2鉛直ガイドレールによって案内される位置が無端駆動伝達部材から前後方向に離れているので、無端駆動伝達部材からの振動が昇降用ガイドローラに伝達されにくい。また、回動部材及び支持部材の姿勢が安定する。以上より、無端駆動伝達部材の周回移動を高速化でき、それにより昇降搬送装置が荷物を搬送する能力が向上する。
昇降用ガイドローラは、回動部材の前後方向両側に一対ずつ設けられ第1鉛直ガイドレール又は第2鉛直ガイドレールを間に挟む昇降用ローラを有していてもよい。この装置では、回動部材は支柱の上端及び下端で反転することなく昇降経路を移動する。したがって、一方の昇降経路では両対の昇降用ローラのうち無端駆動伝達部材から前後方向に離れた側にある一対の昇降用ローラが第1鉛直ガイドレールに案内され、他方の昇降経路では両対の昇降用ローラのうち無端駆動伝達部材から前後方向に離れた側にある一対の昇降用ローラが第2鉛直ガイドレールによって案内される。この装置では、一対の昇降用ローラが第1鉛直ガイドレール又は第2鉛直ガイドレールを間に挟んでいるので、回動部材及び支持部材の姿勢が安定する。
昇降搬送装置は、支柱の上端に配置された旋回レールと、回動部材に設けられ旋回レールに案内される旋回用ガイドローラと、をさらに備えていてもよい。
この装置では、旋回用ガイドローラが旋回レールに案内されることで、支柱の上端を移動する際に回動部材及び支持部材の姿勢が安定する。
本発明に係る昇降搬送装置では、荷物の搬送能力が向上する。
昇降搬送装置の正面図。 昇降搬送装置の平面図。 昇降搬送装置の部分拡大正面図。 昇降搬送装置の部分拡大正面図。 昇降搬送装置の部分拡大平面図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の移載動作を示す模式図。 昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図。 昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図。 昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図。 昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図。 昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図。
1.第1実施形態
(1)昇降搬送装置の概略構成
図1及び図2を用いて、第1実施形態の昇降搬送装置1を説明する。図1は、第1実施形態の昇降搬送装置の概略正面図である。図2は、昇降搬送装置の平面図である。
昇降搬送装置1は、複数段の棚を有する自動倉庫3に荷物Wを搬入又は自動倉庫3から荷物Wを搬出する装置である。なお、以下の説明では、図1の左右方向を前後方向(第1水平方向)といい、前後方向に直交する方向を左右方向(第2水平方向)という。
図1に示すように、昇降搬送装置1は、自動倉庫3の入出庫部5と、入出庫ステーション7との前後方向間に配置されており、両者の間で荷物Wを搬送する。自動倉庫3は、各段シャトル式の自動倉庫であり、ラックの段ごとに搬送車(図示せず)が往復移動可能に配置されている。入出庫部5は、自動倉庫3に荷物Wを搬入及び自動倉庫3から搬出するための装置である。入出庫部5は、複数の段5A〜5Kを有している。段5A〜5Kは、荷物Wを前後方向に搬送するためのコンベア9A〜9Kをそれぞれ有している。コンベア9A〜9Kの図右側には、自動倉庫3の各段を走行する搬送車(図示せず)が配置されている。コンベア9A〜9Kは、リニアガイドによって前後移動可能に支持されており、それぞれ、操作シリンダを有するプッシャー13A〜13Kによって前後方向に移動可能になっている。これにより、コンベア9A〜9Kは第1昇降経路25a(後述)における第1位置と、第1昇降経路25aから前後方向外側に外れた第2位置との間で移動できる。
入出庫ステーション7は、複数の段7A〜7Bをそれぞれ有している。段7Aは入出庫ステーション7の上側に配置され、段7Bは入出庫ステーション7の下側に配置されている。段7A〜7Bは、荷物Wを前後方向に搬送するためのコンベア11A〜11Bをそれぞれ有している。コンベア11A〜1Bは、リニアガイドによって前後移動可能に支持されており、それぞれ、操作シリンダを有するプッシャー14A〜14Bによって前後方向に移動可能になっている。これにより、コンベア11A〜11Bは第2昇降経路25b(後述)における第1位置と、第2昇降経路25bから前後方向外側に外れた第2位置との間で移動できる。
なお、コンベア9A〜9K、11A〜11Bは、図2に示すように、左右方向に延びており片持ちでスライド部材に支持された複数のローラを有している。
(2)昇降搬送装置の詳細構成
図3〜図5を用いて、昇降搬送装置1の詳細構成を説明する。図3及び図4は、昇降搬送装置の部分拡大正面図である。図5は、昇降搬送装置の部分拡大平面図である。
昇降搬送装置1は、複数の櫛歯トレイ17を周回移動させ、支持部材35に対して上下方向に通過可能なコンベア9A〜9K、11A〜11Bとの間で荷物Wを移載する装置である。
(2−1)昇降搬送装置の周回構造
昇降搬送装置1は、支柱21を有している。支柱21は、鉛直方向に延びる。
昇降搬送装置1は、無端駆動伝達部材23を有している。無端駆動伝達部材23は、支柱21に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に昇降経路25を確保する。鉛直面は、前後方向に平行である。昇降経路25は、自動倉庫3側の第1昇降経路25aと、入出庫ステーション7側の第2昇降経路25bとを有する。具体的には、無端駆動伝達部材23は、チェーンである。昇降搬送装置1は、無端駆動伝達部材23の上側部分と下側部分とを支持する第1方向転換部材51及び第2方向転換部材53を有している。第1方向転換部材51及び第2方向転換部材53はスプロケットである。昇降搬送装置1は、昇降モータ55を有している。昇降モータ55は第1方向転換部材51を駆動することで、無端駆動伝達部材23を周回移動させる。この実施形態では、図1において、無端駆動伝達部材23は反時計回りに周回し続ける。
昇降搬送装置1は、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29を有している。第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29は、図3に示すように、昇降経路25の近傍において前後方向に互いに離れて配置されている。より詳細には、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29は、昇降経路25の左右方向片側の領域において前後方向両側にそれぞれ配置されている。第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29は、上端及び下端が、途中で終了しており、したがって後述するように櫛歯トレイ17は支柱21の上端及び下端において第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29から離れて旋回可能である。
この実施形態では、図5に示すように、第1鉛直ガイドレール27は、左右方向に延びる第1プレート39と、前後方向に延びる第2プレート41とを有する。また、第2鉛直ガイドレール29は、左右方向に延びる第3プレート43と、前後方向に延びる第4プレート45とを有する。
(2−2)昇降搬送装置の櫛歯トレイの構造
櫛歯トレイ17は、無端駆動伝達部材23に装着された機構であり、荷物Wを搬送する。櫛歯トレイ17は、固定部材31を有している。固定部材31は、無端駆動伝達部材23に連結されている。固定部材31は、無端駆動伝達部材23から外側に延びた部材である。固定部材31は、無端駆動伝達部材23ともに周回し、支柱21の上端と下端で反転する。
櫛歯トレイ17は、複数の回動部材33を有している。回動部材33は、固定部材31に回動自在に支持され第1昇降経路25a及び第2昇降経路25bを移動する。具体的には、回動部材33は、固定部材31の回動支持部31aによって吊り下げられるように支持されている。回動部材33は、固定部材31に対して回動自在であるので、反転することなく周回移動する。
櫛歯トレイ17は、複数の櫛歯状の支持部材35(以下、支持部材35という)を有する。支持部材35は、回動部材33に固定されている。具体的には、支持部材35は、回動部材の下端において、左右方向に延びる複数の櫛歯35aを有している。支持部材35は、回動部材33に固定されているので、支柱21の上端及び下端で反転しない。
櫛歯35aは、図3に示すように、左右方向の一端が片持ちで支持された構造である。櫛歯35aは、コンベア9A〜9K、11A〜11Bが昇降経路25にあるときに、各コンベアのローラ間を通過可能になっている。
(2−3)昇降搬送装置のガイド構造
昇降搬送装置1は、昇降用ガイドローラ37を有する。昇降用ガイドローラ37は、回動部材33に設けられ、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで回動部材33及び支持部材35を水平状態に維持する。
具体的には、昇降用ガイドローラ37は、第1鉛直ガイドレール27又は第2鉛直ガイドレール29を間に挟む一対の第1昇降用ローラ47を有している。第1昇降用ローラ47は、回動部材33の前後方向両側に一対ずつ設けられている。一対の第1昇降用ローラ47は、回転軸が左右方向を向いている。支持部材35が第1昇降経路25aを移動しているときには、自動倉庫3側の一対の第1昇降用ローラ47(無端駆動伝達部材23から前後方向に離れた側にある一対の第1昇降用ローラ47)が第1鉛直ガイドレール27の第1プレート39に案内されている。支持部材35が第2昇降経路25bを移動しているときには、入出庫ステーション7側の一対の第1昇降用ローラ47(無端駆動伝達部材23から前後方向に離れた側にある一対の第1昇降用ローラ47)が第2鉛直ガイドレール29の第3プレート43に案内されている。
回動部材33が鉛直方向に移動しているときに、昇降用ガイドローラ37が第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで、回動部材33及び支持部材35が水平状態に維持される。この場合、昇降用ガイドローラ37が第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内される位置が無端駆動伝達部材23から前後方向に離れているので、無端駆動伝達部材23からの振動が昇降用ガイドローラ37に伝達されにくい。また、回動部材33及び支持部材35の姿勢が安定する。以上より、無端駆動伝達部材23の周回移動を高速化でき、それにより昇降搬送装置1の荷物Wの搬送能力が向上する。
また、昇降用ガイドローラ37が第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内される位置が無端駆動伝達部材23から前後方向に離れているので、無端駆動伝達部材23からの振動が昇降用ガイドローラ37に伝達される荷重が小さくなっている。また、昇降用ガイドローラ37のメンテナンスが容易になる。
固定部材31には、上下方向両側にそれぞれ配置された一対の第2昇降用ローラ49が設けられている。一対の第2昇降用ローラ49は回転軸が前後方向を向いている。支持部材35が第1昇降経路25aを移動しているときには、一対の第2昇降用ローラ49が第1鉛直ガイドレール27の第2プレート41に案内されている。支持部材35が第2昇降経路25bを移動しているときには、一対の第2昇降用ローラ49が第2鉛直ガイドレール29の第4プレート45に案内されている。
(3)昇降搬送装置の移載動作
昇降搬送装置1では、回動部材33及び支持部材35は、固定部材31と共に無端駆動伝達部材23によって昇降経路25を移動する。そして、櫛歯35aが通過可能なコンベア9A〜9K又は11A〜11Bが昇降経路25に出されたときに支持部材35がコンベア9A〜9K又は11A〜11Bを通過することで、支持部材35とコンベア9A〜9K又は11A〜11Bとの間で荷物Wの受け渡しを行う。
図6〜図11を用いて、移載動作の一例として、コンベア9Bから支持部材35に荷物Wが移載される動作を説明する。図6〜図11は、昇降搬送装置の移載動作を示す模式図である。
図6では、空の支持部材35が第2昇降経路25bをコンベア9Bに向かって上昇していく。
図7では、プッシャー13Bが、荷物Wが載ったコンベア9Bを第2昇降経路25b側に移動させる。
図8では、コンベア9Bが第2昇降経路25b内で停止する。
図9では、支持部材35がコンベア9Bの下面に近接している。
図10では、支持部材35が荷物Wをすくい上げて、コンベア9Bを通過してさらに上昇する。また、コンベア9Bはプッシャー13Bによって第2昇降経路25bから外れように移動させられる。
図11では、コンベア9Bは第2昇降経路25bから外れており、荷物Wが載った次の支持部材35が通過可能になる。
図12〜図15を用いて、移載動作の一例として、支持部材35からコンベア11Bに荷物Wが移載される動作を説明する。図12〜図15は、昇降搬送装置の移載動作を示す模式図である。
図12では、荷物Wが載った支持部材35が、第1昇降経路25aをコンベア11Bに向かって下降していく。
図13では、プッシャー14Bが、空のコンベア11Bを第1昇降経路25a側に移動させる。
図14では、コンベア11Bが第1昇降経路25aで停止する。
図15では、支持部材35が、コンベア11Bに荷物Wを残してコンベア11Bを通過している。
図16では、支持部材35がさらに下降する。また、コンベア11Bはプッシャー14Bによって第1昇降経路25aから外れように移動させられる。
図17では、コンベア11Bは第1昇降経路25aから外れており、そのため次の荷物Wが載った支持部材35が通過可能になる。
上記の実施形態では、荷物Wが自動倉庫3から昇降搬送装置1に搬送され、次に荷物Wが昇降搬送装置1から入出庫ステーション7に搬送される例を説明した。しかし、荷物Wが入出庫ステーション7から昇降搬送装置1に搬送され、次に荷物Wが昇降搬送装置1から自動倉庫3に搬送される例も同様に成立する。
(4)旋回構造及び旋回動作
図3及び図18〜図22を用いて、支持部材35の昇降搬送装置1の上端での旋回動作を説明する。図18〜図22は、昇降搬送装置の旋回動作を示す模式図である。
昇降搬送装置1は、昇降搬送装置1の上端に配置された旋回レール61を有している。旋回レール61は、前後方向両側に離れて配置された第1レール61aと第2レール61bとを有している。第1レール61aと第2レール61bは、円弧状の内周面を有しており、第1レール61aは第1昇降経路25aの上方に配置され、第2レール61bは第2昇降経路25bの上方に配置されている。つまり、旋回レール61は、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29の上方に配置されている。第1レール61a及び第2レール61bは、前後方向中間の両端が同じ高さに配置されている。ただし、第1レール61aと第2レール61bは左右方向にずれて配置されている。
昇降搬送装置1は、回動部材33に設けられ旋回レール61に案内される旋回用ガイドローラ63を有している。旋回用ガイドローラ63は、第1旋回用ローラ63aと第2旋回用ローラ63bとを有している。第1旋回用ローラ63aと第2旋回用ローラ63bは、回転軸が左右方向を向いている。第1旋回用ローラ63aと第2旋回用ローラ63bは前後方向に並んで配置されている。第1旋回用ローラ63aと第2旋回用ローラ63bは、正面視において、回動支持部31aを前後方向に挟む位置に配置されている。ただし、第1旋回用ローラ63aと第2旋回用ローラ63bは、左右方向にずれて配置されている。
図18に示すように櫛歯トレイ17が昇降搬送装置1の上端に接近すると、それ以降は、図19〜図21に示すように、第1旋回用ローラ63aが第1レール61aの内周面に当接して案内され、第2旋回用ローラ63bが第2レール61bの内周面に当接して案内される。このように第1旋回用ローラ63a及び第2旋回用ローラ63bがそれぞれ第1レール61a及び第2レール61bに案内されるので、昇降搬送装置1の上端での周回動作において回動部材33及び支持部材35が水平状態に維持される。
最後に、櫛歯トレイ17が昇降搬送装置1の上端から離れていく。
2.実施形態の特徴
昇降搬送装置1(昇降搬送装置の一例)は、荷物Wを昇降して搬送する装置である。昇降搬送装置1は、支柱21(支柱の一例)と、無端駆動伝達部材23(無端伝達駆動部材の一例)と、第1鉛直ガイドレール27(第1鉛直ガイドレールの一例)及び第2鉛直ガイドレール29(第2鉛直ガイドレールの一例)と、固定部材31(固定部材の一例)と、回動部材33(回動部材の一例)と、櫛歯状の支持部材35(支持部材の一例)と、昇降用ガイドローラ37(昇降用ガイドローラの一例)と、を備えている。
支柱21は、鉛直方向に延びる。
無端駆動伝達部材23は、支柱に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に並んで配置された一対の昇降経路25(昇降経路の一例)を確保する。
第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29は、一対の昇降経路25の近傍において前後方向に互いに離れて配置されている。
固定部材31は、無端駆動伝達部材23に連結されている。
回動部材33は、固定部材31に回動自在に支持され、一対の昇降経路25を移動する。
櫛歯状の支持部材35は、回動部材33に固定されており、荷物Wを支持可能である。
昇降用ガイドローラ37は、回動部材33に設けられ、第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで回動部材33及び支持部材35を水平状態に維持する。
昇降搬送装置1では、回動部材33及び支持部材35は、固定部材31と共に無端駆動伝達部材23によって昇降経路25を移動する。櫛歯35aが通過可能な他の装置のコンベアが昇降経路25に出されると、支持部材35がコンベアを通過することで、支持部材35と荷台との間で荷物Wの受け渡しが行われる。
回動部材33が鉛直方向に移動しているときに、昇降用ガイドローラ37が第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29に案内されることで、回動部材33及び櫛歯状の支持部材35が水平状態に維持される。この場合、昇降用ガイドローラ37の第1鉛直ガイドレール27及び第2鉛直ガイドレール29によって案内される位置が無端駆動伝達部材23から前後方向に離れているので、無端駆動伝達部材23からの振動が昇降用ガイドローラ37に伝達されにくい。また、回動部材33及び支持部材35の姿勢が安定する。以上より、無端駆動伝達部材23の周回移動を高速化でき、それにより昇降搬送装置1が荷物を搬送する能力が向上する。
3.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
前記実施形態では昇降搬送装置は自動倉庫への荷物の搬入及び自動倉庫からの搬出の両方に用いられていたが、搬入のみ又は搬出のみに用いられてもよい。
無端駆動伝達部材はベルトでもよい。
本発明は、複数段の棚を有する自動倉庫に荷物を搬入又は自動倉庫から荷物を搬出する昇降搬送装置に広く適用できる。
1 :昇降搬送装置
3 :自動倉庫
5 :入出庫部
7 :入出庫ステーション
17 :櫛歯トレイ
21 :支柱
23 :無端駆動伝達部材
25 :昇降経路
25a :第1昇降経路
25b :第2昇降経路
27 :第1鉛直ガイドレール
29 :第2鉛直ガイドレール
31 :固定部材
31a :回動支持部
33 :回動部材
35 :支持部材
35a :櫛歯
37 :昇降用ガイドローラ
39 :第1プレート
41 :第2プレート
43 :第3プレート
45 :第4プレート
47 :第1昇降用ローラ
49 :第2昇降用ローラ
51 :第1方向転換部材
53 :第2方向転換部材
55 :昇降モータ
61 :旋回レール
61a :第1レール
61b :第2レール
63 :旋回用ガイドローラ
63a :第1旋回用ローラ
63b :第2旋回用ローラ
W :荷物

Claims (1)

  1. 荷物を昇降して搬送する昇降搬送装置であって、
    鉛直方向に延びる支柱と、
    前記支柱に支持され、鉛直面内で周回移動することで前後方向に並んで配置された一対の昇降経路を確保する無端駆動伝達部材と、
    前記一対の昇降経路の近傍において前後方向に互いに離れて配置され、左右方向に延びる第1プレートと前後方向に延びる第2プレートとを有する第1鉛直ガイドレール及び左右方向に延びる第3プレートと前後方向に延びる第4プレートとを有する第2鉛直ガイドレールと、
    前記無端駆動伝達部材に固定された固定部材と、
    前記固定部材に回動自在に支持され、前記一対の昇降経路を移動する回動部材と、
    前記回動部材に連結されており、前記荷物を下方から支持可能な櫛歯状の支持部材と、
    前記回動部材に設けられ、前記第1鉛直ガイドレール及び前記第2鉛直ガイドレールに案内されることで前記回動部材及び前記支持部材を水平状態に維持するものであり、前記回動部材の前後方向両側に一対ずつ設けられ各対が前記第1プレート及び前記第3プレートをそれぞれ挟んだ姿勢で案内される第1昇降用ローラと、前記固定部材に一対設けられ前記第2プレート及び前記第4プレートを挟んだ姿勢で案内される第2昇降用ローラを有している昇降用ガイドローラと、
    前記支柱の上端に配置された旋回レールと、
    前記回動部材に設けられ、前記旋回レールに案内される旋回用ガイドローラと、
    を備えた昇降搬送装置。
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