JP6507586B2 - カーテンエアバッグ搭載車両のルーフサイド補強構造 - Google Patents
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Description
カーテンエアバッグ搭載車両のルーフサイド補強構造であって、
車室上部に配設されたルーフパネル(3)と、前記ルーフパネルの側縁に沿って車両前後方向に延在する左右一対のルーフサイドレール(4)と、前記ルーフサイドレールに上端が結合されたセンターピラー(5)と、前記センターピラーの結合部の上方で前記左右一対のルーフサイドレールの間に車幅方向に延在するルーフクロスメンバ(31)と、を備え、
前記ルーフサイドレール(4)は、サイドボディアウターパネル(51)、その車室側に配設されたレールサイドパネル(41)、および、それらの間に配設されたルーフサイドリンフォース(42)で構成され、前記レールサイドパネルの上縁フランジ(41a)に前記ルーフサイドリンフォースの上縁(42a)が接合され、前記レールサイドパネルの下端(41b)と前記ルーフサイドリンフォースの下端(42b)は、センターピラーインナーパネル(52)の上端(52b)と接合され、前記レールサイドパネル(41)と前記ルーフサイドリンフォース(42)との間に閉断面(B)が画成されており、
前記レールサイドパネルの上縁フランジ(41a)と前記サイドボディアウターパネルの上縁フランジ(4a)との接合部の上に、前記ルーフクロスメンバの端部(31a)および前記ルーフパネルの前記側縁(3a)が重ねて接合され、車両前後方向に延在するフランジ接合部(34)が形成されており、
前記カーテンエアバッグ(2)は、細長く巻かれた状態(21)で前記レールサイドパネルの前記車室側に沿って配設され、前記エアバッグ(21)を膨張展開させるインフレータ(22)と前記エアバッグの展開方向を規制する展開補助部材(8)とを備え、
前記展開補助部材(8)は、前記センターピラー(5)の上方で前記レールサイドパネル(41)に固定される基端固定部(83)と、前記基端固定部(83)から前記エアバッグ(21)の下側で前記車室内に向けて斜め下方に配向された第一展開補助面(81)と、前記基端固定部(83)から前記エアバッグ(21)の上側で前記車室内に向けて斜め上方に配向された第二展開補助面(82)と、前記第二展開補助面の上端にて前記ルーフクロスメンバ(31)に固定された上端固定部(84)とを含み、
前記レールサイドパネル(41)は、前記センターピラーインナーパネル(52)との接合部(41b)の基部から車両内側に延出した下面と、前記下面の車両内側の屈曲部から前記上縁フランジ(41a)の基部に向けて直線的かつ斜めに延在する傾斜面を有し、前記屈曲部に隣接した前記傾斜面の最下部に前記基端固定部(83)が固定され、
前記第二展開補助面(82)は、前記基端固定部(83)と前記上端固定部(84)との間に前記フランジ接合部(34)を跨ぎ直線的に延在するブレース(82)を兼ねており、前記レールサイドパネル(41)と前記ブレース(82)との間に前記閉断面(B)に隣接した三角形状の空間(D)が画成されており、
前記インフレータ(22)は、前記展開補助部材(8)の車両前後方向の後方または前方に配置されていることを特徴とする。
展開補助部材が、エアバッグの下側で展開方向を規制する第一展開補助面に加えて、エアバッグの上側で展開方向を規制する第二展開補助面を備えたので、上下両方向にて良好な展開方向の規制が行えるとともに、第二展開補助面が、基端固定部と上端固定部との間に直線的に延在するブレースを兼ねているので、ルーフサイドレールとルーフクロスメンバとの結合部の剛性が向上し、車両側方からの衝撃荷重により入力されるエネルギーをルーフサイドレールおよびルーフクロスメンバを通じて広範囲に分散させることができ、車室の変形を抑制する上で有利である。
図1において、カーテンエアバッグ2は、主に乗員の頭部保護を目的として車両1の側面窓部分に展開できるように、フロントピラー6の上部からルーフサイドに沿って、フロントピラートリム60およびルーフライニング30の裏側に、細長く巻かれた状態で格納されている。カーテンエアバッグ2の膨張展開時には、フロントピラートリム60の縁部やルーフサイドに沿ったルーフライニング30の縁部が、センターピラー5のピラートリム50やクォーターピラー7のクォータートリム70との合せ部から開放される。
2 カーテンエアバッグ
3 ルーフパネル
3a 側縁
4 ルーフサイドレール
4a 上縁フランジ
5 センターピラー
8 展開補助部材
10 車室
21 エアバッグ
22 インフレータ
23 固定金具
30 ルーフライニング
31 ルーフクロスメンバ
31a 端縁フランジ
34 フランジ固定部
41 レールサイドパネル
41a 上縁フランジ
42 ルーフサイドリンフォース
50 ピラートリム
51 サイドボディアウターパネル
81 第一展開補助面
82 第二展開補助面(ブレース)
82b 補強ビード
83 基端固定部
84 上端固定部
Claims (2)
- カーテンエアバッグ搭載車両のルーフサイド補強構造であって、
車室上部に配設されたルーフパネルと、前記ルーフパネルの側縁に沿って車両前後方向に延在する左右一対のルーフサイドレールと、前記ルーフサイドレールに上端が結合されたセンターピラーと、前記センターピラーの結合部の上方で前記左右一対のルーフサイドレールの間に車幅方向に延在するルーフクロスメンバと、を備え、
前記ルーフサイドレールは、サイドボディアウターパネル、その前記車室側に配設されたレールサイドパネル、および、それらの間に配設されたルーフサイドリンフォースで構成され、前記レールサイドパネルの上縁フランジに前記ルーフサイドリンフォースの上縁が接合され、前記レールサイドパネルの下端と前記ルーフサイドリンフォースの下端は、センターピラーインナーパネルの上端と接合され、前記レールサイドパネルと前記ルーフサイドリンフォースとの間に閉断面が画成されており、
前記レールサイドパネルの上縁フランジと前記サイドボディアウターパネルの上縁フランジとの接合部の上に、前記ルーフクロスメンバの端部および前記ルーフパネルの前記側縁が重ねて接合され、車両前後方向に延在するフランジ接合部が形成されており、
前記カーテンエアバッグは、細長く巻かれた状態で前記レールサイドパネルの前記車室側に沿って配設され、前記エアバッグを膨張展開させるインフレータと前記エアバッグの展開方向を規制する展開補助部材とを備え、
前記展開補助部材は、前記センターピラーの上方で前記レールサイドパネルに固定される基端固定部と、前記基端固定部から前記エアバッグの下側で前記車室内に向けて斜め下方に配向された第一展開補助面と、前記基端固定部から前記エアバッグの上側で前記車室内に向けて斜め上方に配向された第二展開補助面と、前記第二展開補助面の上端にて前記ルーフクロスメンバに固定された上端固定部とを含み、
前記レールサイドパネルは、前記センターピラーインナーパネルとの接合部の基部から車両内側に延出した下面と、前記下面の車両内側の屈曲部から前記上縁フランジの基部に向けて直線的かつ斜めに延在する傾斜面を有し、前記屈曲部に隣接した前記傾斜面の最下部に前記基端固定部が固定され、
前記第二展開補助面は、前記基端固定部と前記上端固定部との間に前記フランジ接合部を跨ぎ直線的に延在するブレースを兼ねており、前記レールサイドパネルと前記ブレースとの間に前記閉断面に隣接した三角形状の空間が画成されており、
前記インフレータは、前記展開補助部材の車両前後方向の後方または前方に配置されていることを特徴とするカーテンエアバッグ搭載車両のルーフサイド補強構造。 - 前記ブレースは、前記基端固定部と前記上端固定部との間に直線的に延在する補強ビードが形成されていることを特徴とする請求項1記載のカーテンエアバッグ搭載車両のルーフサイド補強構造。
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