JP6488457B2 - 配管構造 - Google Patents
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Description
しかし、前記捕集部材や被覆部材は排水栓内部に設けられた段部上に配置されているだけであり、多量の排水が排出された場合、上記捕集部材や排水プレートが外れてしまうことがあった。
又、特許文献2に記載の浴室に配置された排水栓のように、排水栓内部に突出部分を設け、該突出部分と捕集部材等を螺合させることで取り付けるものが知られているが、当該方法は捕集部材等が円形である場合に限られるものであり、非円形の捕集部材や被覆部材を採用した場合には当該構造を使用することができない。
排水栓の内側に配置される捕集部材若しくは被覆部材から成る配管構造において、
排水栓は全周に亘って内側に突出する内鍔部と、
当該内鍔部の下方に設けられた段部を有し、
前記捕集部材若しくは被覆部材は、縁部より外周へ向けて突設する突起部を有し、
当該突起部が前記内鍔部を乗り越えて段部に載置されることを特徴とする配管構造である。
排水栓の内側に配置される捕集部材若しくは被覆部材から成る配管構造において、
排水栓は全周に亘って内側に突出する内鍔部と、
当該内鍔部の下方に設けられた段部を有し、
前記捕集部材若しくは被覆部材は、前記内鍔部を乗り越えて縁部が段部に載置されることを特徴とする配管構造である。
当該金属板によって内鍔部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項3のいずれか1つに記載の配管構造である。
請求項2に記載の本発明によれば、突起部によって容易に弾性変形可能であることから、捕集部材若しくは被覆部材を取り付ける際に、過剰な力を必要としない。
請求項4に記載の本発明によれば、内鍔部が金属板によって形成されているとから、排水栓内部をアンダーカット若しくは金型を無理抜きしなければ成形することが出来ない形状にすることなく、内鍔部を形成することが可能となる。
槽体200はシンクであって、上方が開放された箱状に形成されたステンレス等の金属材から成り、底面に略正方形の開口が設けられている。
排水配管300は排水栓1、L字管12、排水トラップ13、直管14より構成され、内部に侵入した排水を更に下流側の配管へと排出する。又、排水栓1の内部には捕集部材としてのストレーナ15と、被覆部材としての排水プレート19が配置されている。
外フランジ部4は排水栓1の外周面上端より外側へ向けて設けられた突条部であり、槽体200の開口周縁にパッキンを介して当接し、槽体200の裏面より固定部材9によって固定されている。固定部材9は図2に示すように、外周に雄螺子部を有する分割ナット10と、内周に雌螺子部を有する固定ナット11より構成されている。分割ナット10は内周が排水栓1の外周と合致する形状の2つの弧状部材より構成されており、排水栓1の外周に取り付けた後に外周に雄螺子部を形成し、固定ナット11と螺合させることによって排水栓1を槽体200に固定することが可能となる。
図3及び図4に示すように、内鍔部5は排水栓1の内周面上端が内側に向けて突出することによって形成されており、内鍔部5の下方には、下方に向かうに従い緩やかに拡径するテーパ部7によってストレーナ15等が載置されるスペースが形成されている。
段部6はテーパ部7の下端より内側に向けて略水平に形成された段状部分であって、当該段部6には後述するストレーナ15及び排水プレート19が載置されている。
ここで、縁部16の突起部18を含めない場合の一辺の外寸L1は内鍔部5の内寸よりも短いが、突起部18の先端を含めた場合の一辺の外寸L2は前記内鍔部5の内寸よりもやや長くなるように構成されている。
又、排水トラップ13はその下端において直管14とパッキンを介してナットによって螺合され、当該直管14はキャビネット100下方において床面から立ち上がる配管(図示せず)と接続されている。
次に、槽体200の裏面より、分割ナット10を排水栓1の外周に取り付ける。排水栓1はその外周面が平面視略正方形であるとともに、分割ナット10の内周面が前記排水栓1の外周面と略同一の形をしているため、取り付けられた状態の分割ナット10が排水栓1に対して回転してしまうことはない。又、分割ナット10が取り付けられた状態において、2つの分割ナット10の外周面に設けられた雄螺子は連続する螺旋状となる。そして、当該分割ナット10に対して固定ナット11を螺合させることによって、排水栓1の固定が完了する。
次に、排水栓1の排出口3、L字管12、排水トラップ13、直管14を、それぞれパッキンを介してナットにより螺合させる。
次に、排水口2よりストレーナ15を段部6上に載置する。この時、ストレーナ15の外寸L2は内鍔部5の内寸よりも大きく形成されているが、突起部18は弾性を有する合成樹脂から成るため、ストレーナ15を内鍔部5に対して押し付けることによって突起部18が撓み、該突起部18が内鍔部5を乗り越えてストレーナ15は排水栓1の内部に嵌入され、段部6上に載置することができる。
最後に、排水プレート19を排水栓1の段部6に載置することで施工が完了する。
又、内鍔部5が排水栓1の上端に設けられていることから意匠性が高く、且つ使用者はストレーナ15を取り付けた際に突起部18が内鍔部5を乗り越えたか否かを視認し易い。更に、段部6が内鍔部5の下方に設けられていることから、ストレーナ15が内鍔部5と段部6の間に配置され、ガタつきが生じにくい。
即ち、ストレーナ15(捕集部材)だけ、排水プレート19(被覆部材)だけに突起部18を設けても良く、逆に、ストレーナ15と排水プレート19の両方に突起部18を設けても良い。又、縁部16自体が弾性変形することによって内鍔部5を乗り越える構造としても良く、必ずしも突起部18を設ける必要はない。
2 排水口
3 排出口
4 外フランジ部
5 内鍔部
6 段部
7 テーパ部
8 金属板
9 固定部材
10 分割ナット
11 固定ナット
12 L字管
13 排水トラップ
14 直管
15 ストレーナ
16 縁部
17 捕集部
18 突起部
19 排水プレート
100 キャビネット
200 槽体
300 排水配管
Claims (5)
- 槽体の底面に取り付けられて排水口を形成する排水栓と、
排水栓の内側に配置される捕集部材若しくは被覆部材から成る配管構造において、
排水栓は全周に亘って内側に突出する内鍔部と、
当該内鍔部の下方に設けられた段部を有し、
前記捕集部材若しくは被覆部材は、縁部より外周へ向けて突設する突起部を有し、
当該突起部が前記内鍔部を乗り越えて段部に載置されることを特徴とする配管構造。 - 前記突起部が弾性変形することによって内鍔部を乗り越えることを特徴とする請求項1に記載の配管構造。
- 槽体の底面に取り付けられて排水口を形成する排水栓と、
排水栓の内側に配置される捕集部材若しくは被覆部材から成る配管構造において、
排水栓は全周に亘って内側に突出する内鍔部と、
当該内鍔部の下方に設けられた段部を有し、
前記捕集部材若しくは被覆部材は、前記内鍔部を乗り越えて縁部が段部に載置されることを特徴とする配管構造。 - 前記排水栓はその上面が金属板によって覆われており、
当該金属板によって内鍔部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項3のいずれか1つに記載の配管構造。 - 前記捕集部材若しくは被覆部材が非円形であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の配管構造。
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- 2014-09-30 JP JP2014200257A patent/JP6488457B2/ja active Active
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