JP6470099B2 - 澱粉分解物、並びに該澱粉分解物を用いた粉飴、シラップ及び飲食品 - Google Patents
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Description
(1)x≦4.0
(2)5.0≦y≦25.0
(3)z≦−2.2x+9.8
本発明に係る澱粉分解物において、前記zは、下記(3’)を満たしていてもよい。
(3’)z≦−1.3x+6.2
また、前記yは、下記(2’)を満たしていてもよい。
(2’)5.0≦y≦23.0
本発明に係る澱粉分解物は、ヨウ素液を混合したときの660nmの吸光度vが、下記(4)を満たしていてもよい。
(4)v≦0.6
また、前記vが、下記(4’)を満たしていてもよい。
(4’)v≦0.5
本発明に係る澱粉分解物は、初期濁度が0.2以下であり、かつ、7日保存後の濁度の増加が2.0以下であってもよい。
より具体的には、本発明では、本発明に係る澱粉分解物を粉末化した粉飴、本発明に係る澱粉分解物を含むシラップ及び飲食品を提供する。
本発明に係る澱粉分解物は、DP1〜2の含有量(質量%)x、分子量1500〜14000の含有量(質量%)y、及び、分子量80000〜900000の含有量(質量%)zが、下記(1)〜(3)を満たす澱粉分解物である。
(1)x≦4.0
(2)5.0≦y≦25.0
(3)z≦−2.2x+9.8
(3’)z≦−1.3x+6.2
(4)v≦0.6
(4’)v≦0.5
なお、ヨウ素呈色値は、分岐構造含有量の程度を示し、濁りやすさと相関があると考えられる。
固形分濃度55%となるように調製した糖液を、沸騰浴中で10分間加熱したものを、固形分30%となるように希釈して、100mm幅のガラスセルに入れ、分光光度計UV−1600(株式会社島津製作所製)を用いて、720nmにおける吸光度を測定した値を、濁度とした。
DP1〜2の含有量(質量%)xが、0.5≦x≦2.2のとき、
(5−1)w≦−400x+1200
DP1〜2の含有量(質量%)xが、2.2<x≦4.0のとき、
(5−2)w≦−65x+463
本発明に係る澱粉分解物は、その組成自体が新規であって、その収得の方法については特に限定されることはない。例えば、澱粉原料を、一般的な酸や酵素を用いた処理や、各種クロマトグラフィー、膜分離、エタノール沈殿等の所定操作を適宜、組み合わせて行うことによって得ることができる。
本発明に係る澱粉分解物は、濁りにくく、低粘度であるため、イオン精製し易く、また、高濃度のまま噴霧することが可能であるといった特徴がある。そこで、本発明に係る澱粉分解物は、粉末化して粉飴として適用したり、液状にしてシラップとして適用したりすることができる。本発明に係る粉飴やシラップの用途としては、例えば、食品などの増量剤、粉末化基材、味質調整剤、浸透圧調整剤等に用いることができる。
実験例1では、澱粉分解物の具体的な糖組成が、濁度や粘度にどのように影響するかを検討した。
[枝作り酵素]
本実験例では、枝作り酵素の一例として、Eur. J. Biochem. 59, p615-625 (1975)の方法に則って、精製した馬鈴薯由来の酵素(以下「馬鈴薯由来枝作り酵素」とする)と、WO00/58445の方法に則って、精製したRhodothermus obamensis由来の酵素(以下「細菌由来枝作り酵素」とする)を用いた。
基質溶液として、0.1M酢酸 緩衝液(pH5.2)にアミロース(Sigma社製,A0512)を0.1重量%溶解したアミロース溶液を用いた。
50μLの基質液に50μLの酵素液を添加し、30℃で30分間反応させた後、ヨウ素-ヨウ化カリウム溶液(0.39mMヨウ素−6mMヨウ化カリウム−3.8mM塩酸混合用液)を2mL加え反応を停止させた。ブランク溶液として、酵素液の代わりに水を添加したものを調製した。反応停止から15分後に660nmの吸光度を測定した。枝作り酵素の酵素活性量1単位は、上記の条件で試験する時、660nmの吸光度を1分間に1%低下させる酵素活性量とした。
セラミッククロスフローろ過装置Membralox(日本ポール株式会社製)を使用した。孔径1nmのセラミックフィルターを使用し、固形分10%になるように調整した糖液を供して、膜分離を行った。分画して得られた糖液を、所定の組成となるように混合した。
固形分濃度10%になるように調整した糖液を、3種類のゲルろ過用樹脂(TOYOPEARL HW-65、TOYOPEARL HW-55、TOYOPEARL HW-50、全て各樹脂容量400mL)を3本連結したものに供し、溶離液:水、流速:0.5mL、カラム温度:60℃の条件でクロマト分離を行った。フラクションコレクターで回収した糖液を、所定の組成となるように混合した。
「澱粉糖関連工業分析法」(澱粉糖技術部会編)のレインエイノン法に従って算出した。
下記の表1に示す条件で、ゲルろ過クロマトグラフィーにて分析を行った。
分子量スタンダードとして、ShodexスタンダードGFC(水系GPC)カラム用Standard P-82(昭和電工株式会社製)を使用し、分子量スタンダードの溶出時間と分子量の相関から算出される検量線に基づいて、試作品の分子量を測定した。
下記の表2に示す条件で液体クロマトグラフィーにて分析を行い、保持時間に基づいて、DP1およびDP2の含量を測定した。
5mLの水に対し、澱粉分解物を固形分25mgとなるように加えて混合した。さらに、100μLのヨウ素−ヨウ化カリウム溶液(0.2w/v%ヨウ素、2w/v%ヨウ化カリウム)を加えて混合し、30℃の恒温槽で20分間保持した。この溶液の660nmにおける吸光度を、10mm幅のガラスセル、分光光度計UV−1600(株式会社島津製作所製)を用いて測定し、サンプル測定値から、ブランク測定値(水5mLと100μLのヨウ素−ヨウ化カリウム溶液を混合したものの測定値)を差し引いた値をヨウ素呈色値とした。
固形分濃度55%となるように調整した糖液を、測定温度:50℃、パラレルプレート:40mm、トルク:一定 30μN・mの条件でレオメータ(AR1000型、ティー・エイ・インスツルメント社製)を用いて、粘度を測定した。
〔初期濁度〕
固形分濃度55%となるように調製した糖液を、沸騰浴中で10分間加熱したものを、固形分30%となるように希釈して、100mm幅のガラスセルに入れ、分光光度計UV−1600(株式会社島津製作所製)を用いて、720nmにおける吸光度を測定した値を、初期濁度とした。
固形分濃度55%となるように調製した糖液を、沸騰浴中で10分間加熱したものを、密封容器に入れ、4℃で7日間保管した。その後、固形分30%となるように希釈して、初期濁度と同様に、吸光度を測定した値から、初期濁度の値を差し引いたものを、7日保存後の濁度の増加量とした。
10人の専門パネルにて、以下の3種類の試験を行い、平均点を総合評価とした。
(1)澱粉分解物溶液の甘味
実施例または比較例の澱粉分解物を、固形分5質量%になるように水に溶解した。この溶液について、甘味が最も低いと感じるものを5点、最も高いと感じるものを1点とし、5点満点で評価を行った。評価は、10人の専門パネルの平均点とした。
市販の中華スープ100gに、実施例または比較例の澱粉分解物を、固形分5質量%になるように溶解した。この澱粉分解物添加中華スープについて、最もコクがあると感じるものを5点、最もコクがないと感じるものを1点として、5点満点で評価を行った。評価は、10人の専門パネルの平均点とした。
市販の果汁100%のオレンジジュース100gに、実施例または比較例の澱粉分解物を、固形分5質量%になるように溶解した。この澱粉分解物添加オレンジジュースについて、最も後味がよいと感じるものを5点、最も後味が悪いと感じるものを1点として、5点満点で評価を行った。評価は、10人の専門パネルの平均点とした。
[実施例1]
10%塩酸にてpH2.5に調整した30質量%のコーンスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE6まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を、固形分(g)当たり1000ユニット添加し、65℃で12時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度40質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、実施例1の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30質量%のタピオカスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE6まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、95℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DEが8になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、馬鈴薯由来枝作り酵素を固形分(g)当たり5000ユニット添加し、35℃で10時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分40質量%)して、実施例2の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30重量%のコーンスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE8まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(クライスターゼT10S、天野エンザイム株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、95℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DEが10になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり500ユニット添加し、65℃で24時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分55質量%)して、実施例3の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30重量%のコーンスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE6まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを6.0に調整した後、馬鈴薯由来枝作り酵素を固形分(g)当たり4000ユニット添加し、35℃で12時間反応させた。この糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、80℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DEが12になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度45質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、実施例4の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30重量%のコーンスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE9まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(クライスターゼT10S、天野エンザイム株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、95℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DEが12になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、馬鈴薯由来枝作り酵素を固形分(g)当たり3000ユニット添加し、35℃で16時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度55質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、実施例5の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30重量%のワキシーコーンスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE10まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを6.0に調整した後、馬鈴薯由来枝作り酵素を固形分(g)当たり2000ユニット添加し、35℃で12時間反応させた。この糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、80℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DEが15になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分75質量%)して、実施例6の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化した。この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE18になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製を行った。次に、前述した条件で膜分離を行い、分画して得られた糖液を混合、濃縮(固形分濃度40質量%)し、スプレードライヤーで粉末化し、実施例7の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化した。この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE20になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製を行った。次に、前述した条件でゲルろ過を行い、フラクションコレクターで回収した糖液を混合、濃縮(固形分40質量%)して、実施例8の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化して、この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE5になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり750ユニット添加し、65℃で6時間反応させた。この糖液を90℃に昇温して、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、DE8になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度45質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、実施例9の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化して、この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE10になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり500ユニット添加し、65℃で4時間反応させた。この糖液を90℃に昇温して、αアミラーゼ(クライスターゼT10S、天野エンザイム株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、DE14になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分70質量%)して、実施例10の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%の甘藷澱粉スラリーに、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化して、この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE4になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり750ユニット添加し、65℃で5時間反応させた。この糖液を90℃に昇温して、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、DE7になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分30質量%)して、実施例11の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化して、この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE8になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり750ユニット添加し、65℃で6時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度45質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、比較例1の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(クライスターゼT10S、天野エンザイム株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化して、この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE14になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり500ユニット添加し、65℃で4時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分65質量%)して、比較例2の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%の甘藷澱粉スラリーに、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化して、この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE7になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この糖液のpHを6.0に調整した後、細菌由来枝作り酵素を固形分(g)当たり750ユニット添加し、65℃で5時間反応させた。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分30質量%)して、比較例3の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30重量%のタピオカスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE3まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、95℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DE10になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度55質量%に濃縮した。濃縮液はスプレードライヤーで粉末化し、比較例4の澱粉分解物を得た。
10%塩酸にてpH2.5に調整した30重量%のタピオカスターチスラリーを、140℃の温度条件でDE2まで分解した。常圧に戻した後、消石灰を用いて中和することにより反応を停止した糖液のpHを5.8に調整した後、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.02%添加し、95℃で反応を行い、経時的にDEを測定して、DE14になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製し、固形分濃度55質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、比較例5の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のワキシーコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(リコザイムスープラ、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化した。この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE13になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製、濃縮(固形分60質量%)して、比較例6の澱粉分解物を得た。
10重量%消石灰にてpH5.8に調整した30重量%のコーンスターチスラリーに、αアミラーゼ(ターマミルSC、ノボザイムズ ジャパン株式会社製)を、固形分(g)当たり0.2%添加し、ジェットクッカー(温度110℃)で液化した。この液化液を95℃で保温して、経時的にDEを測定して、DE16になった時点で、塩酸でpH4に調整し、煮沸により反応を停止した。この澱粉分解物の溶液を、活性炭脱色、イオン精製を行った。次に、前述した条件でゲルろ過を行い、フラクションコレクターで回収した糖液を混合し、固形分濃度50質量%に濃縮した。更に濃縮液をスプレードライヤーで粉末化し、比較例7の澱粉分解物を得た。
前記で得られた実施例1〜11及び比較例1〜7について、それぞれ、DE、分子量、DP1〜2の含有量、ヨウ素呈色値、粘度、濁度を、前述した方法で測定した。また、官能評価として、前述した方法で味の評価も行った。結果を下記の表3に示す。
また、粘度に関しては、粘度そのものの数値を比べると、実施例と比較例に大きな差はないように思えるが、DP1〜2の含有量と粘度との関係を考慮すると、実施例1〜11の粘度は、全て、式(5−1)又は(5−2)を満たすものであった。
更に、味の総合評価についても、実施例1〜11は、全ての比較例1〜7に比べて、良好な結果であった。
比較例2は、分子量1500〜14000の含有量(y)としては、25.0質量%以下であるが、DP1〜2の含有量が4質量%を超えているために、味の総合評価が劣る結果であった。また、7日保存後の濁度の増加量も高かった。
比較例1及び3のDP1〜2の含有量(x)と分子量1500〜14000の含有量(y)は本発明の範囲内であったが、DP1〜2の含有量と分子量80000〜900000の含有量との関係が式(3)を満たしていないために、7日保存後の濁度の増加量が高く、味の総合評価も劣る結果であった。また、DP1〜2の含有量と粘度との関係も、式(5−1)を満たさない結果であった。
また、DP1〜2の含有量と分子量80000〜900000の含有量との関係が式(3’)を満たしていない実施例9〜11に比べ、式(3’)を満たしている実施例1〜8の方が、濁りにくいことが分かった。
更に、製造方法で比較すると、澱粉原料の酸液化及び枝作り酵素処理を行って製造された実施例1〜6が、更に、濁りにくいことが分かった。
実験例2では、前記実験例1で製造した澱粉分解物を、実際の食品に適用した場合の風味、後味又はコクについて、検証した。
なお、風味、後味及びコクの評価は、10名の専門パネルが、各項目に5〜1点の5段階で評価し、その平均点を評価点とした。
食塩:0.5g、ビタミンC:0.03g、ビタミンB1ソーダ:0.03g、塩化マグネシウム:0.2g、乳酸カルシウム:0.2g、クエン酸:2.4g、クエン酸ソーダ:1.7g、フレーバー:2g、ぶどう糖:80g、果糖:13g、水:1500gに、実施例1、4、9又は比較例1、4の澱粉分解物を60gを混合し、加熱殺菌してスポーツ飲料を製造した。製造した澱粉分解物含有スポーツ飲料について、風味及び後味を評価した。結果を表4に示す。
乳カゼイン:34g、分離大豆たんぱく質:23g、実施例5又は比較例1、4の澱粉分解物:150g、大豆油:12.2g、塩化カリウム:1.5g、塩化カルシウム:750mg、グルコン酸第一鉄:325mg、β-カロテン:1.8mg、ビタミンB1:1.6mg、ビタミンB2:1.8mg、大豆レシチン:1.5g、グリセリン脂肪酸エステル:0.75gを混合し、全量が1000mLになるように加水した。これを70℃に加温した状態で、高圧ホモジナイザーで乳化させた。次に、乳化させた経腸栄養剤200gをアルミパウチに充填し、レトルトを用いて121℃の温度で15分間レトルト殺菌を行ったのち、常温まで冷却して経腸栄養剤を製造した。
実際に、チューブで送液したときの通液性についても、比較例1又は比較例4を用いた澱粉分解物含有経腸栄養剤に比べ、実施例5を用いた澱粉分解物含有経腸栄養剤の方が、良好であった。
脱イオン水:4000mLに、実施例1又は比較例1、4の澱粉分解物を、固形分100gとなるように添加し溶解させた。この溶液を80℃に昇温させ、市販の緑茶葉40gを添加し、2分間撹拌して抽出を行った。この緑茶抽出液をNo.5Cのろ紙でろ過し、ロータリーエバポレーターで全量が400mLになるまで濃縮した。この濃縮液をスプレードライヤーにて噴霧乾燥し、粉末茶を製造した。製造した澱粉分解物含有粉末茶2.5gに、80℃に昇温した脱イオン水100mLを添加して溶解させたものについて、風味及び後味の評価を行った。結果を表6に示す。
濃口醤油:240g、砂糖:200g、リンゴペースト:45g、ガーリックペースト:45g、生姜ペースト:45g、ごま油:10g、実施例2又は比較例2、6の澱粉分解物を固形分として100g添加し、合計1000gになるように加水した。これを混合して、焼き肉のタレを製造した。製造した澱粉分解物含有焼肉のタレについて、風味、コク及び後味の評価を行った。結果を表7に示す。
小麦粉:350g、砂糖:15g、乾燥酵母:30g、イーストフード:1.5g、食塩:10g、脱脂粉乳:15g、水:200gを混合した。更に、実施例2又は比較例2、6の澱粉分解物を固形分換算で33g添加した後、ミキサーで15分混捏した。次に、混捏したパン生地を分割して丸め、中間生地を製造した。次に、中間生地をポリエチレンの袋に入れ、急速冷凍後、−30℃の冷凍庫に一週間保管した。一週間の冷凍保管の後、ドウコンディショナーを用いて、解凍・発酵した。そして、発酵させた生地を成形し、ホイロで再発酵させた後、焼成して食パンを製造した。製造した澱粉分解物含有食パンについて、風味及び後味の評価を行った。結果を表8に示す。
ボールに水:51.3gにて水戻しした乾燥卵黄:26.7gと、砂糖:36.0g、実施例1又は比較例1、4の澱粉分解物:36gを入れ、泡だて器で混ぜ合わせた。篩った小麦粉:16.0gを加えて、更に泡だて器で混ぜ合わせた。これに、50℃に温めた牛乳:200gを少しずつ加えて、ときのばし、裏ごし器を通した後、中火でクリーム状になるまで掻き混ぜて、カスタードクリームを製造した。製造した澱粉分解物含有カスタードクリームについて、風味、コク及び後味の評価を行った。結果を表9に示す。
Claims (9)
- DP1〜2の含有量(質量%)x、分子量1500〜14000の含有量(質量%)y、及び、分子量80000〜900000の含有量(質量%)zが、下記(1)〜(3)を満たす澱粉分解物。
(1)x≦4.0
(2)5.0≦y≦25.0
(3)z≦−2.2x+9.8 - 前記zが、下記(3’)を満たす請求項1記載の澱粉分解物。
(3’)z≦−1.3x+6.2 - 前記yが、下記(2’)を満たす請求項1又は2に記載の澱粉分解物。
(2’)5.0≦y≦23.0 - ヨウ素液を混合したときの660nmの吸光度vが、下記(4)を満たす請求項1から3のいずれか一項に記載の澱粉分解物。
(4)v≦0.6 - 前記vが、下記(4’)を満たす請求項4記載の澱粉分解物。
(4’)v≦0.5 - 初期濁度が0.2以下であり、かつ、7日保存後の濁度の増加が2.0以下である請求項1から5のいずれか一項に記載の澱粉分解物。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の澱粉分解物を粉末化した粉飴。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の澱粉分解物を含むシラップ。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の澱粉分解物を含む飲食品。
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