JP6445669B1 - エレベータの遠隔診断運転方法、エレベータ群管理装置、及びエレベータの遠隔診断運転プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 実施形態によればエレベータの群管理装置は、複数台のエレベータを群管理しつつ、予め設定されたタイミングで複数台のエレベータの機器の動作状態を診断するための遠隔診断運転を実行させる。群管理装置は、複数台のエレベータで呼びが発生していないときに各乗りかごを建物内の異なる階床に分散させて待機させ、遠隔診断運転の実行タイミングが到来すると、各乗りかごを、待機時に着床させた階床から同一の周回方向に1階床ずつ移動させることで全階床に順次着床させつつ、着床した各階床においてドア開閉診断を実行させる。
【選択図】図1
Description
本発明の一実施形態によるエレベータの遠隔診断システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータの遠隔診断システム1は、監視センタ装置10と、監視センタ装置10に通信ネットワークを介して接続され、遠隔監視対象の7階建ての建物内に設置された遠隔監視装置20と、当該建物内に設置された第1エレベータ30−1、第2エレベータ30−2、第3エレベータ30−3、および第4エレベータ30−4と、建物内の1階〜7階それぞれのエレベータ乗場に設置され、これらの第1エレベータ30−1〜第4エレベータ30−4で共有される乗場操作盤41−1〜41−7、42−1〜42−7、および43−1〜43−7と、遠隔監視装置20、第1エレベータ30−1〜第4エレベータ30−4、および乗場操作盤41−1〜41−7、42−1〜42−7、43−1〜43−7に接続された群管理装置50とを備える。以下、第1エレベータ30−1〜第4エレベータ30−4の中のいずれかが特定されないときには、エレベータ30と記載する。また、乗場操作盤41−1〜41−7、42−1〜42−7、43−1〜43−7のうちいずれかが特定されないときには、乗場操作盤41、42、43と記載する。
次に、本実施形態による遠隔診断システム1の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。群管理装置50が通常運転モードで稼働しているときには(S1)、いずれかの乗場操作盤41、42、43で乗場呼び操作が行われると、乗場呼び登録部54に該当する階床の乗場呼びが登録される(S2の「YES」)。乗場呼びが登録されると、応答かご決定部56において、かご位置情報取得部53で取得された乗りかご32−1〜32−3の位置情報に基づいて、当該乗場呼びに応答させる乗りかごが決定される。そして、運転指令部57により、応答かご決定部56で決定された乗りかごを当該乗場呼びに応答させるための運転指令が生成され、該当するエレベータ制御装置33に送信される。乗場呼びに応答させるための運転指令を取得したエレベータ制御装置33では、当該運転指令に基づいて、乗場呼び操作が行われた階床に乗りかご32が移動され、乗場呼びへの応答が行われる(S3)。乗場呼びへの応答が終了した後、乗りかご32に乗り込んだ利用者がかご内操作盤(図示せず)で行先階指定操作を行うと、乗りかご32が当該指定階に移動する。
Claims (9)
- 建物内に設置された複数台のエレベータを群管理しつつ、予め設定されたタイミングで前記複数台のエレベータの機器の稼動状態を診断するための遠隔診断運転を実行させるエレベータ群管理装置が、
前記複数台のエレベータで呼びが発生していないときに、前記複数台のエレベータの乗りかごを前記建物内の異なる階床に分散させて待機させ、前記遠隔診断運転の実行タイミングが到来すると、各乗りかごを、待機時に着床させた階床から同一の周回方向に1階床ずつ移動させることで全階床に順次着床させつつ、着床した各階床において各乗りかごのドア開閉動作が正常に行われるか否かを判定するためのドア開閉診断を実行させる
ことを特徴とするエレベータの遠隔診断運転方法。 - 前記エレベータ群管理装置は、前記ドア開閉診断において、前記複数台のエレベータの乗りかごがそれぞれ着床している階床で前記ドア開閉診断を実行させた後、前記複数台のエレベータの中で予めマスター号機として設定されたエレベータの乗りかごを次の階床に移動および着床させ、これに追従させて他のエレベータの乗りかごを次の階床に移動および着床させてそれぞれ移動先の階床でドア開閉診断を実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。 - 前記エレベータ群管理装置は、前記ドア開閉診断の実行中にいずれかの階床で乗場呼び操作が行われると、前記複数台のエレベータの乗りかごの位置に基づいて選択した号機を前記乗場呼びに応答させ、応答が終了すると、前記乗場呼びに応答しなかった場合の当該乗りかごの現在位置を判断し、判断した位置に当該乗りかごを移動させて前記ドア開閉診断を再開させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。 - 前記エレベータ群管理装置は、ドア開閉診断の実行中、診断終了の予定時刻まで所定時間以内のときに乗場呼びが発生した場合には、ドア開閉診断が終了してから、いずれかの号機を当該乗場呼びに応答させる
ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。 - 前記複数台のエレベータの中の少なくとも1台が、該当する乗りかごの2方向にかごドアを有し、各階床の乗場に前記2方向のいずれかに対応した乗場ドアを有する2方向エレベータであり、
前記エレベータ群管理装置は、前記2方向エレベータの乗りかごが着床した階床において、乗場ドアがある方向のかごドアのドア開閉診断を実行させる
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。 - 前記複数台のエレベータの中の少なくとも1台が、乗場ドアが設置されていない不停止階を含むエレベータであり、
前記エレベータ群管理装置は、前記不停止階を含むエレベータの乗りかごが、乗場ドアが設置されていない階床に着床したときには、当該エレベータにはドア開閉診断を実行させない
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。 - 前記エレベータ群管理装置は、同一のサービス階床群が設定された複数バンクのエレベータをそれぞれ群管理対象とし、バンクごとに異なるタイミングで、前記ドア開閉診断を実行させる
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載のエレベータの遠隔診断運転方法。 - 請求項1〜7いずれか1項に記載の遠隔診断運転方法を実行することを特徴とするエレベータ群管理装置。
- 請求項1〜7いずれか1項に記載の遠隔診断運転方法を、エレベータの遠隔診断装置で実行させるためのエレベータの遠隔診断運転プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021011365A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ遠隔診断方法およびエレベータ遠隔診断装置 |
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2017
- 2017-12-14 JP JP2017239222A patent/JP6445669B1/ja active Active
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