JPH0640675A - エレベータの乗降人数検出装置およびエレベータ制御装置 - Google Patents
エレベータの乗降人数検出装置およびエレベータ制御装置Info
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- JPH0640675A JPH0640675A JP4193719A JP19371992A JPH0640675A JP H0640675 A JPH0640675 A JP H0640675A JP 4193719 A JP4193719 A JP 4193719A JP 19371992 A JP19371992 A JP 19371992A JP H0640675 A JPH0640675 A JP H0640675A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】同時乗降人数を補正し、より正確な乗降人数を
検出し、情報案内システムやビルない空調システム等に
対してより正しいデータを出力する。 【構成】かご内荷重検出装置RGの信号の他に、新たに
エレベータの運転方向信号をデジタル計算機MAに入力
することにより、エレベータの乗降人数を算出し同時乗
降人数の補正を実行する様に改善した。また、デジタル
計算機MAでは、エレベータの運転方向変化時には全員
が降りるものとして同時乗降人数による補正値を求め、
同時乗降による誤差を最小限に抑える。 【効果】同時乗降人数分を補正した、より正確な乗降人
数を出力するエレベータの乗降検出装置を提供出来る。
このデータを使用し、より適切なエレベータの制御が可
能となる。
検出し、情報案内システムやビルない空調システム等に
対してより正しいデータを出力する。 【構成】かご内荷重検出装置RGの信号の他に、新たに
エレベータの運転方向信号をデジタル計算機MAに入力
することにより、エレベータの乗降人数を算出し同時乗
降人数の補正を実行する様に改善した。また、デジタル
計算機MAでは、エレベータの運転方向変化時には全員
が降りるものとして同時乗降人数による補正値を求め、
同時乗降による誤差を最小限に抑える。 【効果】同時乗降人数分を補正した、より正確な乗降人
数を出力するエレベータの乗降検出装置を提供出来る。
このデータを使用し、より適切なエレベータの制御が可
能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの乗降人数
の検出装置に係り、特に、デジタル計算機を用いて乗降
人数を検出するものに関する。
の検出装置に係り、特に、デジタル計算機を用いて乗降
人数を検出するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレベータの制御方式の進歩に伴
いビル内の交通需要に適応した制御が可能となってきて
いる。その一つの例として、利用客数の多い階の戸開放
時限を長くしたり、乗り混雑階を帰着階床とする制御を
行っている。また、併設した複数台のエレベータを群管
理制御するものでは、混雑階に対して複数台配車や複数
台割当て制御を行っている。
いビル内の交通需要に適応した制御が可能となってきて
いる。その一つの例として、利用客数の多い階の戸開放
時限を長くしたり、乗り混雑階を帰着階床とする制御を
行っている。また、併設した複数台のエレベータを群管
理制御するものでは、混雑階に対して複数台配車や複数
台割当て制御を行っている。
【0003】また、特開昭59−48369 号公報に記載のよ
うにホール呼びを割り当てるエレベータを選択する制御
方式やパラメータを交通需要の特徴モードに応じて自動
変更する学習制御を実施している。このため、交通需要
データの精度が重要な役割を担っている。
うにホール呼びを割り当てるエレベータを選択する制御
方式やパラメータを交通需要の特徴モードに応じて自動
変更する学習制御を実施している。このため、交通需要
データの精度が重要な役割を担っている。
【0004】この交通需要の検出、すなわち、エレベー
タへの乗降人数の検出には、特開昭61−45872 号公報に
示されている様に、かご内の荷重変化に応じて乗降人数
を検出するものにおいて、荷重検出装置の検出精度を補
うために、特公昭63−65589号公報に示されている様
に、人の乗降を出入口付近に設けた光電装置と、ホール
呼びまたはかご呼びにより乗り客または降り客がいない
ことを確認した場合は、乗りまたは降り人数を0に補正
していた。
タへの乗降人数の検出には、特開昭61−45872 号公報に
示されている様に、かご内の荷重変化に応じて乗降人数
を検出するものにおいて、荷重検出装置の検出精度を補
うために、特公昭63−65589号公報に示されている様
に、人の乗降を出入口付近に設けた光電装置と、ホール
呼びまたはかご呼びにより乗り客または降り客がいない
ことを確認した場合は、乗りまたは降り人数を0に補正
していた。
【0005】また、特公平2−34872号公報に示す様に、
かご内に荷重検出装置を設け、更に各階床のホールに待
ち人数検出装置を設け、これらの出力値より一定の算出
式で、かごの奥にいる降りのために出入り口部の乗客が
一旦降りたさい乗客の分を補正する乗降人数の検出装置
があった。
かご内に荷重検出装置を設け、更に各階床のホールに待
ち人数検出装置を設け、これらの出力値より一定の算出
式で、かごの奥にいる降りのために出入り口部の乗客が
一旦降りたさい乗客の分を補正する乗降人数の検出装置
があった。
【0006】また、特開昭61−45872 号公報に示す様
に、昼食時に発生しやすい逆方向乗車を検出し、補正す
る装置があった。
に、昼食時に発生しやすい逆方向乗車を検出し、補正す
る装置があった。
【0007】また、先乗りや、乗りと降りが交互に発生
するような状況での検出精度を高める乗降人数検出方法
として荷重変化に増加分の累計をもとに乗り人数を求め
る検出方法が特開平3−61273号公報と特開平3−216478
号公報に開示されている。
するような状況での検出精度を高める乗降人数検出方法
として荷重変化に増加分の累計をもとに乗り人数を求め
る検出方法が特開平3−61273号公報と特開平3−216478
号公報に開示されている。
【0008】また、光学式の乗降中の客を検出する装置
に代わって客荷重の変化より降り中または乗り込み中を
検出し戸開放時間を延長する方法が特開平3−267288 号
公報に開示されている。
に代わって客荷重の変化より降り中または乗り込み中を
検出し戸開放時間を延長する方法が特開平3−267288 号
公報に開示されている。
【0009】更に、かご呼びと、乗場呼びとから乗り客
と降り客の両方が生じる時、かご内と乗場に、それぞれ
降車位置と乗車位置を表示する事により乗降をスムーズ
にし時間を短縮しエレベータの運転効率の向上を図るこ
とが特開昭60−161876号公報に開示されている。
と降り客の両方が生じる時、かご内と乗場に、それぞれ
降車位置と乗車位置を表示する事により乗降をスムーズ
にし時間を短縮しエレベータの運転効率の向上を図るこ
とが特開昭60−161876号公報に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】乗り降り混雑階床にサ
ービス時は、かご内からの降りが完了する前にホールか
らの乗りが開始することが起きる。すなわち、乗り客と
降り客が同時に発生すると、かごの荷重またはかご内荷
重またはかご内人数等検出値の変化状況より乗降人数を
求めると、過少値となる。つまり特公昭63−65589 号公
報による乗降人数検出装置では乗り,降り各1名までな
ら補正出来るが2人以上が同時乗降をすると補正出来な
い。また、特開平3−61273号公報では、同時乗降に関し
ては考慮されていなかった。
ービス時は、かご内からの降りが完了する前にホールか
らの乗りが開始することが起きる。すなわち、乗り客と
降り客が同時に発生すると、かごの荷重またはかご内荷
重またはかご内人数等検出値の変化状況より乗降人数を
求めると、過少値となる。つまり特公昭63−65589 号公
報による乗降人数検出装置では乗り,降り各1名までな
ら補正出来るが2人以上が同時乗降をすると補正出来な
い。また、特開平3−61273号公報では、同時乗降に関し
ては考慮されていなかった。
【0011】また、この問題点を解決するために特公平
2−34872号公報では、かごと各階床のホールに荷重検出
装置を設けることによって解決を図っているが、これに
はカメラの設置場所等と設備費の大幅増加や他にもホー
ル待ち客と通行人との区別が困難であるなどの実用上の
問題点があり、特殊なレイアウトのビル以外においては
実用が出来なかった。
2−34872号公報では、かごと各階床のホールに荷重検出
装置を設けることによって解決を図っているが、これに
はカメラの設置場所等と設備費の大幅増加や他にもホー
ル待ち客と通行人との区別が困難であるなどの実用上の
問題点があり、特殊なレイアウトのビル以外においては
実用が出来なかった。
【0012】本発明の目的は、より正確な乗降人数を検
出し、より適切なエレベータ制御を可能とする実用的な
乗降人数検出装置を提供することにある。
出し、より適切なエレベータ制御を可能とする実用的な
乗降人数検出装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、かご内
乗客数検出手段は、かご内に取り付けたITVや床マッ
トスイッチ群によるかご内人数検出装置、または、かご
内荷重検出装置、または、かごロープを含めた乗りかご
牽引に要する全荷重を検出するかご荷重検出装置などに
よる事が出来る。この様に、かご内人数検出に役立つ信
号を出力する各種検出装置を以下かご内人数検出装置と
総称する。このかご内人数検出信号とエレベータの運転
状況信号をデジタル計算機に入力する。
乗客数検出手段は、かご内に取り付けたITVや床マッ
トスイッチ群によるかご内人数検出装置、または、かご
内荷重検出装置、または、かごロープを含めた乗りかご
牽引に要する全荷重を検出するかご荷重検出装置などに
よる事が出来る。この様に、かご内人数検出に役立つ信
号を出力する各種検出装置を以下かご内人数検出装置と
総称する。このかご内人数検出信号とエレベータの運転
状況信号をデジタル計算機に入力する。
【0014】デジタル計算機では、エレベータのかご内
人数検出装置の出力信号とエレベータの運転方向信号や
乗降呼びの有無、出入り中乗降客検出信号によって乗降
人数を算出する様にした事である。
人数検出装置の出力信号とエレベータの運転方向信号や
乗降呼びの有無、出入り中乗降客検出信号によって乗降
人数を算出する様にした事である。
【0015】
【作用】本発明による乗降人数検出装置は、エレベータ
の運転方向が反転する時は、到着時にかご内にいた人が
ほぼ全員降りる事を利用して乗降人数を求める。
の運転方向が反転する時は、到着時にかご内にいた人が
ほぼ全員降りる事を利用して乗降人数を求める。
【0016】即ち、かご内荷重の最小値を反対方向乗車
人数値または0人に補正してから乗り降り人数をもとめ
る。
人数値または0人に補正してから乗り降り人数をもとめ
る。
【0017】また同一方向運転継続時は、乗り降り共に
多い混雑階床をサービスするとき、またはホール呼び登
録信号とかご呼び登録信号の両方が登録してある階床を
サービスする時、かご内人数検出装置の出力信号で特開
平3−61273号など乗降人数検出装置の様に荷重変化で求
めた乗り人数または降り人数に対し、かご内人数の変化
または、かご出入りを検出する光電装置PHOTO等に
よる乗降中検出装置が出力する乗降中信号PI0によって
同時乗降人数分の補正値を求め、これを基本式で求めた
乗降人数に加算し、より正しい乗降人数を求めて出力す
る。
多い混雑階床をサービスするとき、またはホール呼び登
録信号とかご呼び登録信号の両方が登録してある階床を
サービスする時、かご内人数検出装置の出力信号で特開
平3−61273号など乗降人数検出装置の様に荷重変化で求
めた乗り人数または降り人数に対し、かご内人数の変化
または、かご出入りを検出する光電装置PHOTO等に
よる乗降中検出装置が出力する乗降中信号PI0によって
同時乗降人数分の補正値を求め、これを基本式で求めた
乗降人数に加算し、より正しい乗降人数を求めて出力す
る。
【0018】すなわち、戸開開始から扉閉完了までのか
ご内負荷変化から乗降人数を算出し、かご内荷重変化が
少ないのに乗降中信号がある期間を同時乗降時間T1 と
して求め、この値と乗降人数換算係数K1 とより同時乗
降人数の補正値PS を求め、荷重変化で求めた乗り人数
PI1または、降り人数PO1を大きな値に補正する。
ご内負荷変化から乗降人数を算出し、かご内荷重変化が
少ないのに乗降中信号がある期間を同時乗降時間T1 と
して求め、この値と乗降人数換算係数K1 とより同時乗
降人数の補正値PS を求め、荷重変化で求めた乗り人数
PI1または、降り人数PO1を大きな値に補正する。
【0019】いずれにしても、一般階での同時乗降人数
を正確に検出することは出来ないし、同時乗降は狭い出
入り口に乗降客が一度に集中するため乗降時間を延長す
ることとなるので同時乗降の多い階床や時間帯を検出
し、『降り客につづいて乗車する』正しい乗降をする様
に促す案内報知を実施する。
を正確に検出することは出来ないし、同時乗降は狭い出
入り口に乗降客が一度に集中するため乗降時間を延長す
ることとなるので同時乗降の多い階床や時間帯を検出
し、『降り客につづいて乗車する』正しい乗降をする様
に促す案内報知を実施する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図8を用い
て説明する。
て説明する。
【0021】図1中1F〜4Fは、1階から4階の乗場
を示す。1HU,2HD,2HU,…4HDはそれぞれ
各階の運転方向別のエレベータ呼び寄せのホール呼び登
録釦を示す。
を示す。1HU,2HD,2HU,…4HDはそれぞれ
各階の運転方向別のエレベータ呼び寄せのホール呼び登
録釦を示す。
【0022】乗かごCはロープによりシーブSで駆動す
る。乗かごには、出入り口部での乗客を検出する光電装
置PHTO、エレベータのドアの戸閉を確認するゲート
スイッチGS、行き先停止階を指示するかご呼び登録釦
1C〜4C、かご内荷重検出装置RGがついている。
る。乗かごには、出入り口部での乗客を検出する光電装
置PHTO、エレベータのドアの戸閉を確認するゲート
スイッチGS、行き先停止階を指示するかご呼び登録釦
1C〜4C、かご内荷重検出装置RGがついている。
【0023】この装置の信号は信号線を通してデジタル
計算機MAに入力されている。
計算機MAに入力されている。
【0024】図2は乗降人数検出の基本機能の説明であ
り、図4はデジタル計算機MAのシステムプログラムO
Sより例えば100ms毎に定期起動されるタスクの一
つある乗降人数検出の基本処理フローを示す。図2と図
4により乗降人数検出の基本機能を説明する。
り、図4はデジタル計算機MAのシステムプログラムO
Sより例えば100ms毎に定期起動されるタスクの一
つある乗降人数検出の基本処理フローを示す。図2と図
4により乗降人数検出の基本機能を説明する。
【0025】図2は、エレベータの一回の戸開閉の期間
に、降り客に続いて乗り客が発生した時のかご荷重検出
装置RGの出力値の変化を示したグラフで、横軸に時間
を縦軸に荷重検出値を示す。戸開を開始後、人が降りて
行く期間aは軽負荷になっていくため、出力は下がって
くる。その後の人が乗ってくる期間bでは、かご内人数
が増加し出力は増加する。ここで、降り人数POUT に相
当する負荷変動量はNOUT 、乗り人数PINに相当する負
荷変動量はNINで示される。
に、降り客に続いて乗り客が発生した時のかご荷重検出
装置RGの出力値の変化を示したグラフで、横軸に時間
を縦軸に荷重検出値を示す。戸開を開始後、人が降りて
行く期間aは軽負荷になっていくため、出力は下がって
くる。その後の人が乗ってくる期間bでは、かご内人数
が増加し出力は増加する。ここで、降り人数POUT に相
当する負荷変動量はNOUT 、乗り人数PINに相当する負
荷変動量はNINで示される。
【0026】デジタル計算機MAは、図4に示すフロー
チャートのステップP110からP140により、かご
内荷重検出装置RGの出力を戸開の開始時点から戸閉完
了時点まで監視し、戸開開始時の検出値RG1、または
かご内人数換算値P1、最小検出値RG2または人数換
算値P2、戸閉完了時の検出値RG3または人数換算値
P3とを検出する。
チャートのステップP110からP140により、かご
内荷重検出装置RGの出力を戸開の開始時点から戸閉完
了時点まで監視し、戸開開始時の検出値RG1、または
かご内人数換算値P1、最小検出値RG2または人数換
算値P2、戸閉完了時の検出値RG3または人数換算値
P3とを検出する。
【0027】ステップP110で戸開開始から1秒経過
または、エレベータの減速制御に伴うかご内荷重の自然
変化が収束したのを判定し、ステップP115で到着時
のかご内人数を記憶する。またこの時、かご内人数最小
値P2に最大人数または、到着時の人数P1を代入す
る。この処理はステップP100でYの判定をした時に
実行する構成としても良い。
または、エレベータの減速制御に伴うかご内荷重の自然
変化が収束したのを判定し、ステップP115で到着時
のかご内人数を記憶する。またこの時、かご内人数最小
値P2に最大人数または、到着時の人数P1を代入す
る。この処理はステップP100でYの判定をした時に
実行する構成としても良い。
【0028】ステップP100は乗降が生じない期間を
判定し、不要な計算処理と、異常な処理が生じないよう
にしている。例えば、加速中はその加速度の大きさによ
りかご内荷重がその分変化するが、この影響を除去する
のに有効である。
判定し、不要な計算処理と、異常な処理が生じないよう
にしている。例えば、加速中はその加速度の大きさによ
りかご内荷重がその分変化するが、この影響を除去する
のに有効である。
【0029】ステツプP150で、降り人数をP1−P
2(またはRG1−RG2)の計算を求め、降り人数検
出値POUT(PO1)を出力する。また、乗り人数をP3−
P2(またはRG3−RG2)の計算で求め、乗り人数
検出値PIN(PI1)を出力する。
2(またはRG1−RG2)の計算を求め、降り人数検
出値POUT(PO1)を出力する。また、乗り人数をP3−
P2(またはRG3−RG2)の計算で求め、乗り人数
検出値PIN(PI1)を出力する。
【0030】尚、ここで人数換算は荷重検出量を一人当
たりの荷重、例えば、60〔kg/人〕で割る事で求められ
る。もし、平均体重が不明の場合には、この換算係数の
値は定格の100%の負荷変動量が検出された時に定員
相当の人数を出す様に設定する。
たりの荷重、例えば、60〔kg/人〕で割る事で求められ
る。もし、平均体重が不明の場合には、この換算係数の
値は定格の100%の負荷変動量が検出された時に定員
相当の人数を出す様に設定する。
【0031】次に、ステップP155で出発または戸閉
完了または戸開状態であっても待機の状態になったかを
判定するとステップP160で乗り降り人数の統計処理
を行い、図4に示す様に方向別で階床ごとの乗降人数の
学習を実行する。
完了または戸開状態であっても待機の状態になったかを
判定するとステップP160で乗り降り人数の統計処理
を行い、図4に示す様に方向別で階床ごとの乗降人数の
学習を実行する。
【0032】このように構成することにより、従来の乗
降人数検出装置と比較して以下の効果がある。
降人数検出装置と比較して以下の効果がある。
【0033】(1)ステップP130からP150を戸開
中も処理しているので図2における区間aの後半よりそ
の時点またの降り人数POUT′ を得ることが出来る。ま
た区間bでは正しい降り人数POUT とその時点までの乗
り人数PIN′を得ることが出来る。
中も処理しているので図2における区間aの後半よりそ
の時点またの降り人数POUT′ を得ることが出来る。ま
た区間bでは正しい降り人数POUT とその時点までの乗
り人数PIN′を得ることが出来る。
【0034】これにより、今回のサービス時の降りと乗
り人数の状況に応じた戸開放時間の選択制御や登録許可
のかご呼び数制限などの運転制御や『奥の方に詰めてく
ださい。』などの案内制御を実行出来る。
り人数の状況に応じた戸開放時間の選択制御や登録許可
のかご呼び数制限などの運転制御や『奥の方に詰めてく
ださい。』などの案内制御を実行出来る。
【0035】(2)ステップP155で戸閉待機出きず戸
開時でも待機状態になったら一旦乗降人数の統計処理を
実行する様に構成したので、昼食時や退勤時など降り混
雑階となる出発基準階に帰着後、戸開待機した時点ない
しは戸閉待機した時点で大量の降り客の統計処理が出
来、合理的な学習が出来る。これにより、より早く交通
需要モードの切り代わりを判定出来る利点も生じる。
開時でも待機状態になったら一旦乗降人数の統計処理を
実行する様に構成したので、昼食時や退勤時など降り混
雑階となる出発基準階に帰着後、戸開待機した時点ない
しは戸閉待機した時点で大量の降り客の統計処理が出
来、合理的な学習が出来る。これにより、より早く交通
需要モードの切り代わりを判定出来る利点も生じる。
【0036】(3)ステップP150で光電装置などによ
る乗降の検出を記憶し従来技術として紹介した特公昭63
−65589 号公報による補正処理を実行し、乗降人数の統
計処理の学習精度の向上を図る事が出来る。さらにこの
技術を発展させ、降り客によりエレベータ停止時かご内
が所定の値PK2より混雑している時は、出入り口付近
の人が一旦降りる事が多いので、ホール呼びが登録され
ていないときはかご内最小人数P2を出発時のかご内人
数P3とし、降り人数はP1−P2で求め、乗り人数は
0とする補正を実行する。
る乗降の検出を記憶し従来技術として紹介した特公昭63
−65589 号公報による補正処理を実行し、乗降人数の統
計処理の学習精度の向上を図る事が出来る。さらにこの
技術を発展させ、降り客によりエレベータ停止時かご内
が所定の値PK2より混雑している時は、出入り口付近
の人が一旦降りる事が多いので、ホール呼びが登録され
ていないときはかご内最小人数P2を出発時のかご内人
数P3とし、降り人数はP1−P2で求め、乗り人数は
0とする補正を実行する。
【0037】以上に説明した乗降人数検出の基本機能だ
けでは、図6に示すように同時乗降や先乗りなど、いろ
んな乗降形態において正確な乗降人数を求めることが出
来ない。
けでは、図6に示すように同時乗降や先乗りなど、いろ
んな乗降形態において正確な乗降人数を求めることが出
来ない。
【0038】しかし、先乗りや逆方向乗車などはエレベ
ータ利用のマナーに反するものであり実際の運転に際し
てはほとんど発生しないビルも多い。また、発生しても
昼食時に限って発生する事があるだけであり、さして問
題とならない事が多い。ところが、特に問題となるの
は、図5に示すように、エレベータの間口が広い、また
はエレベータ乗場ドア部または乗場の床部またはかご内
のドア部に乗り側にマークS1,降り側にマークS2が
張られるなど、ビル内乗客が左側通行または右側通行が
習慣化している等の場合には、日常的に乗り場の待ち客
PH とかご内乗客PC が整然と同時に乗降を繰り返す現
象が発生し、それによる検出誤差は50%にも達する場
合がある。
ータ利用のマナーに反するものであり実際の運転に際し
てはほとんど発生しないビルも多い。また、発生しても
昼食時に限って発生する事があるだけであり、さして問
題とならない事が多い。ところが、特に問題となるの
は、図5に示すように、エレベータの間口が広い、また
はエレベータ乗場ドア部または乗場の床部またはかご内
のドア部に乗り側にマークS1,降り側にマークS2が
張られるなど、ビル内乗客が左側通行または右側通行が
習慣化している等の場合には、日常的に乗り場の待ち客
PH とかご内乗客PC が整然と同時に乗降を繰り返す現
象が発生し、それによる検出誤差は50%にも達する場
合がある。
【0039】そこで、図6と図7を用いて同時乗降があ
っても正確に乗降人数を検出するための補正機能を備え
た乗降人数検出装置の動作を以下に説明する。
っても正確に乗降人数を検出するための補正機能を備え
た乗降人数検出装置の動作を以下に説明する。
【0040】図6の(a)は、エレベータの一回の戸開
閉の期間に、降り客に続いて同時乗降が発生し、その後
は乗り客が続いた時のかご内荷重検出値PC の変化をグ
ラフL1で、横軸に時間を縮軸にかご内荷重検出値PC
を示す。戸開を開始後、人が降りて行く期間は軽負荷に
なっていくため、出力が下がってくる。その後の同時乗
降が始まっているが、これをステップE350でかご内
荷重検出値が最少荷重値P2Aに対し所定の値KP2内に近
づき、かつ複雑に変動すると共に、乗降検出信号PI0が
動作し続ける期間を判定し同時乗降時間T1 とする。降
りる人が無くなり乗り継続する期間では、かご内人数が
増加する。このような同時乗降が発生すると、基本機能
による乗降人数検出値はPO1とPI1となり実際の乗り降
り人数PO2とPI2より共に同時乗降人数PS だけ小さな
値となる。
閉の期間に、降り客に続いて同時乗降が発生し、その後
は乗り客が続いた時のかご内荷重検出値PC の変化をグ
ラフL1で、横軸に時間を縮軸にかご内荷重検出値PC
を示す。戸開を開始後、人が降りて行く期間は軽負荷に
なっていくため、出力が下がってくる。その後の同時乗
降が始まっているが、これをステップE350でかご内
荷重検出値が最少荷重値P2Aに対し所定の値KP2内に近
づき、かつ複雑に変動すると共に、乗降検出信号PI0が
動作し続ける期間を判定し同時乗降時間T1 とする。降
りる人が無くなり乗り継続する期間では、かご内人数が
増加する。このような同時乗降が発生すると、基本機能
による乗降人数検出値はPO1とPI1となり実際の乗り降
り人数PO2とPI2より共に同時乗降人数PS だけ小さな
値となる。
【0041】同時乗降をしないで降り,乗りであったと
仮定した時の人数の推移を破線グラフL12で示す。グラ
フL1 とL12の最少値の差P2Cを同時乗降時間T1 求め
乗降人数換算係数K1 をもちいて乗降人数補正値P2Cを
下式で求め、荷重変化より検出した最小値P2Aからこの
補正値P2Cを引いて処理上の最少かご内人数P2Bを求め
る。
仮定した時の人数の推移を破線グラフL12で示す。グラ
フL1 とL12の最少値の差P2Cを同時乗降時間T1 求め
乗降人数換算係数K1 をもちいて乗降人数補正値P2Cを
下式で求め、荷重変化より検出した最小値P2Aからこの
補正値P2Cを引いて処理上の最少かご内人数P2Bを求め
る。
【0042】 P2C=T1/K1 …(数1) 図6(b)の様に先乗りや後降りが発生した場合には乗
降検出信号PI0の動作と荷重値の変化より同時乗降時間
T1 はT21とT22を加算した時間とし、乗降がとだえた
区間dの時間を含めない。
降検出信号PI0の動作と荷重値の変化より同時乗降時間
T1 はT21とT22を加算した時間とし、乗降がとだえた
区間dの時間を含めない。
【0043】また先乗りの区間aや後降りの区間gは同
時乗降には含めず、区間bのかご内荷重値より先乗り補
正計算のための到着時のかご内人数P1Hを求め図2と図
4で説明した基本機能を改善した降り人数PO2と乗り人
数PI2を下式で求める。
時乗降には含めず、区間bのかご内荷重値より先乗り補
正計算のための到着時のかご内人数P1Hを求め図2と図
4で説明した基本機能を改善した降り人数PO2と乗り人
数PI2を下式で求める。
【0044】 PO2=P1H−P2B …(数2) PI2=P3−P2B …(数3) 図7,図8に補正機能付の乗降人数検出処理フローチャ
ートを示す。この処理は大きく分けると、エレベータの
サービス状況と利用状況に応じて次の3ケースがある。
ートを示す。この処理は大きく分けると、エレベータの
サービス状況と利用状況に応じて次の3ケースがある。
【0045】(1)運転方向反転時は、逆方向乗車人数P
SSによる仮想最少人数P2Bを求め図4で説明の基本機能
で乗降人数を求める。
SSによる仮想最少人数P2Bを求め図4で説明の基本機能
で乗降人数を求める。
【0046】(2)同時乗降が発生しない時は図6(b)
の区間aの先乗り、区間gの後降りを考慮した補正機能
付の乗降人数を数1〜数3で算出する。
の区間aの先乗り、区間gの後降りを考慮した補正機能
付の乗降人数を数1〜数3で算出する。
【0047】(3)運転方向が同一で同時乗降が発生する
時は同時乗降人数PS を求め、上記(2)項で求めた乗降
人数PO1とPI1をP2Cだけ大きな値に修正する。
時は同時乗降人数PS を求め、上記(2)項で求めた乗降
人数PO1とPI1をP2Cだけ大きな値に修正する。
【0048】図7は補正機能付き乗降人数検出の全体フ
ローチャートであり、図8はステップE315の一部を
成す先乗り検出用の人数値P1Hと最小人数値P2Aを求め
る乗り降り検出準備フローチャートである。
ローチャートであり、図8はステップE315の一部を
成す先乗り検出用の人数値P1Hと最小人数値P2Aを求め
る乗り降り検出準備フローチャートである。
【0049】ステップE305で戸閉待機または走行中
で、人の乗降が生じない事を判定し、ステップE395
で乗降人数検出用テーブルをクリアするなどの初期処理
を実行する。
で、人の乗降が生じない事を判定し、ステップE395
で乗降人数検出用テーブルをクリアするなどの初期処理
を実行する。
【0050】ステップE310で図6に示すかご内荷重
検出値または人数値のグラフL1 ,L2 の推移をテーブ
ルに経過時間tと共に変化状況を記録する。記録方法は
いろいろある。例えば時間tに代わって100ms毎の
定期起動の場合には実行毎にその時々の値を記録するよ
うに構成しても良い。
検出値または人数値のグラフL1 ,L2 の推移をテーブ
ルに経過時間tと共に変化状況を記録する。記録方法は
いろいろある。例えば時間tに代わって100ms毎の
定期起動の場合には実行毎にその時々の値を記録するよ
うに構成しても良い。
【0051】ステップE315は図7に示す処理に続い
て次の数4と数5による乗降人数の計算を実行する。
て次の数4と数5による乗降人数の計算を実行する。
【0052】 PO1=P1H−P2A …(数4) PI1=P3−P2A …(数5) 図8は図4のステップP135の詳細な実施例の一つを
示す。ステップP20とP23でかご内人数の最小値P
2Aを求める。ステップP21とP22で先乗り検出のた
めの先乗り時のかご内人数P1Hを求めるための最大人数
検出ワークP1Wを作成する。
示す。ステップP20とP23でかご内人数の最小値P
2Aを求める。ステップP21とP22で先乗り検出のた
めの先乗り時のかご内人数P1Hを求めるための最大人数
検出ワークP1Wを作成する。
【0053】ステップP20とP24とP25で先乗り
時のかご内人数P1Hを作成する。すなわち区間cまたは
dの時にP1Wの値がPIHに記録される。
時のかご内人数P1Hを作成する。すなわち区間cまたは
dの時にP1Wの値がPIHに記録される。
【0054】ステップE320運転方向反転時かを判定
し、ステップE330からE337によりケース1の方
法により乗降人数を求める。まず、ステップE330で
逆方向乗車を誘導するUターン案内と運転制御する許可
指令が出ているが、または、かご呼びや到着時のかご内
人数や過去の交通需要の発生状況や時刻などより実際に
逆方向乗車が発生しているかを事前にステップE370
とE375で作成しておいたUターン乗車人数PUW>0
で判定する。Nと判定すると補正値の制限値PSSが0と
なり、仮想の最小かご内人数P2Bを0とする。また、Y
と判定するとステップE335で、事前にステップE3
70とE375で作成しておいたUターン乗車人数PUW
を補正制限値PSSとし、仮想かご内人数P2Bとする。
し、ステップE330からE337によりケース1の方
法により乗降人数を求める。まず、ステップE330で
逆方向乗車を誘導するUターン案内と運転制御する許可
指令が出ているが、または、かご呼びや到着時のかご内
人数や過去の交通需要の発生状況や時刻などより実際に
逆方向乗車が発生しているかを事前にステップE370
とE375で作成しておいたUターン乗車人数PUW>0
で判定する。Nと判定すると補正値の制限値PSSが0と
なり、仮想の最小かご内人数P2Bを0とする。また、Y
と判定するとステップE335で、事前にステップE3
70とE375で作成しておいたUターン乗車人数PUW
を補正制限値PSSとし、仮想かご内人数P2Bとする。
【0055】いずれの場合もステップE337で仮想の
かご内人数P2Bで乗降人数PO2とPI2を下式で算出す
る。
かご内人数P2Bで乗降人数PO2とPI2を下式で算出す
る。
【0056】 PO2=P1−P2B …(数6) PI2=P3−P2B …(数7) 一方、同一方向運転時はステップE340とステップE
345で同時乗降が発生する可能性が高いかを判定し、
ステップE350とステップE355で同時乗降時間T
1 をステップE310で記録したデータより測定し、数
1で同時乗降人数P2Cを求め、乗降人数PO1とPI1にこ
の値を加算し補正後の乗降人数PO2、とPI2を求める。
また、他の方法は、かご内最小人数P2Aよりこの同時乗
降人数P2Cを差し引いた補正かご内最小人数P2Bを求
め、補正後の乗降人数を数2と数3で求める構成とする
こともできる。
345で同時乗降が発生する可能性が高いかを判定し、
ステップE350とステップE355で同時乗降時間T
1 をステップE310で記録したデータより測定し、数
1で同時乗降人数P2Cを求め、乗降人数PO1とPI1にこ
の値を加算し補正後の乗降人数PO2、とPI2を求める。
また、他の方法は、かご内最小人数P2Aよりこの同時乗
降人数P2Cを差し引いた補正かご内最小人数P2Bを求
め、補正後の乗降人数を数2と数3で求める構成とする
こともできる。
【0057】また、同時乗降の可能性が低い階床ではス
テップE315で数4と数5で求めた値を使用する。
テップE315で数4と数5で求めた値を使用する。
【0058】ステップE360で出発または戸閉待機を
判定すると、ステップE365で各階・方向別乗降人数
データの統計処理を行う。尚、ステップE315からス
テップE365までの一連の処理をステップE360で
の出発判定時1回のみ実行する構成としても良い。
判定すると、ステップE365で各階・方向別乗降人数
データの統計処理を行う。尚、ステップE315からス
テップE365までの一連の処理をステップE360で
の出発判定時1回のみ実行する構成としても良い。
【0059】ステップE370でUターン乗車の運転制
御と案内制御を実行するかを判定し、ステップE375
で累計値ワークPUWの更新を行い、ステップE380で
運転方向の反転を検出し、ステップE390でこの累計
値ワークPUWのクリアを行う。
御と案内制御を実行するかを判定し、ステップE375
で累計値ワークPUWの更新を行い、ステップE380で
運転方向の反転を検出し、ステップE390でこの累計
値ワークPUWのクリアを行う。
【0060】以上説明したように、この実施例による
と、設備が容易で、検出精度が高く出来るかご内荷重検
出装置の出力信号を使用して、乗降人数を検出する装置
において生じる同時乗降による乗り降り人数検出値の誤
差を補正する事が出来る。
と、設備が容易で、検出精度が高く出来るかご内荷重検
出装置の出力信号を使用して、乗降人数を検出する装置
において生じる同時乗降による乗り降り人数検出値の誤
差を補正する事が出来る。
【0061】次に図9から図11を用いて本発明を複数
台のエレベータを群管理制御するシステムに適用した実
施例を説明する。
台のエレベータを群管理制御するシステムに適用した実
施例を説明する。
【0062】図9は、群管理システムのハードウェアの
ブロック図である。群管理エレベータ制御1は群管理制
御装置10と各号機制御装置20〜22により構成され
ており、その構成は公知のマイコン制御方式である。群
管理制御装置10の入力には各階のホール呼び登録装置
11の信号やビル管理装置12からの信号があり出力に
は乗り場の音声案内装置13や乗り場の全台共通の乗場
表示装置14の信号等がある。号機制御装置20から2
2は各エレベータの乗かご30〜32の走行制御や戸の
制御を行い、かご内ディスプレーやかご内音声案内装置
等のかご内の報知器15やホールランタンやチャイム等
の号機別の乗り場報知器16の制御を行う。また、保守
・管理装置によりシステムの点検,保守と学習改善の許
可などを指令する。
ブロック図である。群管理エレベータ制御1は群管理制
御装置10と各号機制御装置20〜22により構成され
ており、その構成は公知のマイコン制御方式である。群
管理制御装置10の入力には各階のホール呼び登録装置
11の信号やビル管理装置12からの信号があり出力に
は乗り場の音声案内装置13や乗り場の全台共通の乗場
表示装置14の信号等がある。号機制御装置20から2
2は各エレベータの乗かご30〜32の走行制御や戸の
制御を行い、かご内ディスプレーやかご内音声案内装置
等のかご内の報知器15やホールランタンやチャイム等
の号機別の乗り場報知器16の制御を行う。また、保守
・管理装置によりシステムの点検,保守と学習改善の許
可などを指令する。
【0063】図10は群管理制御装置10の一実施例を
示すソフトウェアのブロック図である。乗降人数補正ル
ールテーブルからのデータでより正しい乗降人数検出を
行うと共に、過去のエレベータの運転結果より設定した
運転と案内の制御ルール並びにパラメータのテーブルS
F14からの情報をもとに呼び割り当て処理や、エレベ
ータの分散待機処理等エレベータの群管理制御を直接実
行指令し、群管理運転制御をする運転制御プログラムS
F10がある。このプログラムSF10の入力情報とし
て、号機制御装置20〜22から送信されてきたエレベ
ータの位置,方向,かご呼び等のエレベータ制御データ
テーブルSF11,ホール呼びテーブルSF12,エレ
ベータの群管理台数などのエレベータ仕様テーブルSF
13、ならびに、運転と案内の制御ルールとパラメータ
のテーブルSF14,乗降人数補正ルールテーブルSF
22がある。もう一つのプログラムは外部に設けた制御
目標や乗降人数換算係数K1 などの補正ルールやUター
ン乗車などの運転と案内の制御ルールを与える設定装置
との通信を行うための通信プログラムSF20である。
示すソフトウェアのブロック図である。乗降人数補正ル
ールテーブルからのデータでより正しい乗降人数検出を
行うと共に、過去のエレベータの運転結果より設定した
運転と案内の制御ルール並びにパラメータのテーブルS
F14からの情報をもとに呼び割り当て処理や、エレベ
ータの分散待機処理等エレベータの群管理制御を直接実
行指令し、群管理運転制御をする運転制御プログラムS
F10がある。このプログラムSF10の入力情報とし
て、号機制御装置20〜22から送信されてきたエレベ
ータの位置,方向,かご呼び等のエレベータ制御データ
テーブルSF11,ホール呼びテーブルSF12,エレ
ベータの群管理台数などのエレベータ仕様テーブルSF
13、ならびに、運転と案内の制御ルールとパラメータ
のテーブルSF14,乗降人数補正ルールテーブルSF
22がある。もう一つのプログラムは外部に設けた制御
目標や乗降人数換算係数K1 などの補正ルールやUター
ン乗車などの運転と案内の制御ルールを与える設定装置
との通信を行うための通信プログラムSF20である。
【0064】この通信プログラムによる出力情報は、図
3に示した各階床での乗降人数の学習値や、待時間等の
エレベータサービス性能や運転状態やホール呼び割当て
状況などを統計処理したテーブルSF23だけでなく、
エレベータ制御システムを診断評価するために、これら
を時間情報付または時系列に記録した制御状態記録テー
ブルSF21である。
3に示した各階床での乗降人数の学習値や、待時間等の
エレベータサービス性能や運転状態やホール呼び割当て
状況などを統計処理したテーブルSF23だけでなく、
エレベータ制御システムを診断評価するために、これら
を時間情報付または時系列に記録した制御状態記録テー
ブルSF21である。
【0065】また学習データテーブルSF23の記録デ
ータを元に、学習,調整プログラムSF30にて、乗降
人数換算係数K1 などの自動調節を行う。
ータを元に、学習,調整プログラムSF30にて、乗降
人数換算係数K1 などの自動調節を行う。
【0066】例えば、方向反転時に図6(a)に示すの
と同一の乗降状態モードが発生した時に下式でK1 に関
する学習,結果を求める。
と同一の乗降状態モードが発生した時に下式でK1 に関
する学習,結果を求める。
【0067】 K1(n,i)=(P2C+KP2)/(T1−TK1) …(数8) この式の計算結果は階別i毎にn回学習を繰り返し記録
し、所定の期間毎に(3日毎またはエレベータ3周運転
毎に異常に大きな値や過少な値の記録を除いて平均値を
求め係数k1 とする。ここで、常数KP2 は同時乗降時
間T1 の測定時に使用するのと同一であり乗降人数補正
ルールテーブルSF22に記憶しており、数8と常数T
K1 は学習のためのルールやパラメータの一部であり、
共に通信プログラムSF20で再設定可能な構成とす
る。
し、所定の期間毎に(3日毎またはエレベータ3周運転
毎に異常に大きな値や過少な値の記録を除いて平均値を
求め係数k1 とする。ここで、常数KP2 は同時乗降時
間T1 の測定時に使用するのと同一であり乗降人数補正
ルールテーブルSF22に記憶しており、数8と常数T
K1 は学習のためのルールやパラメータの一部であり、
共に通信プログラムSF20で再設定可能な構成とす
る。
【0068】図11は群管理制御装置10による運転制
御プログラムの全体処理フローチャートである。
御プログラムの全体処理フローチャートである。
【0069】運転制御プログラムE5は電源投入後、ま
たはリスタートにより起動される。まず、イニシャル処
理E10で制御データテーブルSF11などのクリア処
理などの初期処理を実行する。
たはリスタートにより起動される。まず、イニシャル処
理E10で制御データテーブルSF11などのクリア処
理などの初期処理を実行する。
【0070】次に、ステップE20からE70を電源ダ
ウンか、またはプログラム異常が発生するまで繰り返し
実行し群管理制御を実行する。
ウンか、またはプログラム異常が発生するまで繰り返し
実行し群管理制御を実行する。
【0071】ステップE20では全階床のホール呼びを
入力し、ホール呼びテーブルにセットする登録処理を行
う。ステップE25では号機制御装置からの通信データ
をエレベータ制御データテーブルSF11に格納する。
入力し、ホール呼びテーブルにセットする登録処理を行
う。ステップE25では号機制御装置からの通信データ
をエレベータ制御データテーブルSF11に格納する。
【0072】ステップE30で図7,図8で説明した乗
降人数検出処理をエレベータ台数分実行する。
降人数検出処理をエレベータ台数分実行する。
【0073】ステップE35では現在の交通需要のモー
ドの識別を行い、それに応じて運行管理方法の選択やホ
ール呼び割当てのルールを選択する。
ドの識別を行い、それに応じて運行管理方法の選択やホ
ール呼び割当てのルールを選択する。
【0074】ステップE40ではホール呼びテーブルS
F12やエレベータ仕様テーブルSF13と交通需要モ
ードまたは時間帯別に設定または自動学習調整する運転
パラメータテーブルSF14と上記で識別した運転用交
通需要モードに応じてエレベータ制御データテーブルS
F11を作成する。
F12やエレベータ仕様テーブルSF13と交通需要モ
ードまたは時間帯別に設定または自動学習調整する運転
パラメータテーブルSF14と上記で識別した運転用交
通需要モードに応じてエレベータ制御データテーブルS
F11を作成する。
【0075】ステップE45では登録したホール呼びを
サービスするエレベータを選択する割り当て処理を行
う。ステップE50では利用状況に応じた案内方法と制
御方法の決定を行う。ステップE55ではこの決定され
た制御方法に従って、例えばUターン乗車の誘導案内と
呼びリセット制御ならびにUターン乗車しなかった時の
ペナルティ制御として、呼び登録の一時阻止または、遠
いエレベータの選択などの運転制御をするが内容や到着
案内等のエレベータのサービス情報案内やビル内情報な
どの案内報知処理を行う。
サービスするエレベータを選択する割り当て処理を行
う。ステップE50では利用状況に応じた案内方法と制
御方法の決定を行う。ステップE55ではこの決定され
た制御方法に従って、例えばUターン乗車の誘導案内と
呼びリセット制御ならびにUターン乗車しなかった時の
ペナルティ制御として、呼び登録の一時阻止または、遠
いエレベータの選択などの運転制御をするが内容や到着
案内等のエレベータのサービス情報案内やビル内情報な
どの案内報知処理を行う。
【0076】ステップE60で、ホール呼びのリセット
制御や、サービスした階床の混雑状況に応じた戸開時間
による戸開閉などの運転制御を行う。
制御や、サービスした階床の混雑状況に応じた戸開時間
による戸開閉などの運転制御を行う。
【0077】また、ステップE65で混雑階床にサービ
スエレベータが到着時の予測かご内混雑度が混雑度許容
値WGCを越え、積み残しを発生する可能性を検出し、
第二のエレベータによる追加サービスを要求する。ま
た、かご呼びの多発や荷物の出し入れなどによる異常に
長待ちとなった時に再割当てを要求する。
スエレベータが到着時の予測かご内混雑度が混雑度許容
値WGCを越え、積み残しを発生する可能性を検出し、
第二のエレベータによる追加サービスを要求する。ま
た、かご呼びの多発や荷物の出し入れなどによる異常に
長待ちとなった時に再割当てを要求する。
【0078】ステップE70では運転と案内の制御ルー
ル並びにパラメータテーブルSF14の値に応じて、エレ
ベータの分散処理や、ロビー階での出発間隔調整や、サ
ービス階床の自動設定と、ホールとかご内と通路等への
案内制御など、その他の運行管理と案内の制御処理を行
う。
ル並びにパラメータテーブルSF14の値に応じて、エレ
ベータの分散処理や、ロビー階での出発間隔調整や、サ
ービス階床の自動設定と、ホールとかご内と通路等への
案内制御など、その他の運行管理と案内の制御処理を行
う。
【0079】この実施例によると、乗降人数を正しく学
習出来るので、利用状況に応じた正しい運転制御と案内
制御が出来る。
習出来るので、利用状況に応じた正しい運転制御と案内
制御が出来る。
【0080】図5と図6で同時乗降の状況説明をした
が、図12を用いて補足説明する。図12の(a)〜
(c)は沢山の待ち客がいる階床にエレベータが到着し
た際の状況を説明する者である。乗り客の移動により乗
客がエレベータの乗口から遠のくこととなり、アイドル
時間t2が生じることがある。この時間を学習し、混雑
階における乗降非検出による戸閉猶予時間を設定するこ
とも必要である。このような状況に対し、図12の
(d)から(f)に同時乗降に活発に行う場合の状況を
示す。図より分かるように、人の流れがスムーズで有ト
ータルの停留時間t14をt4よりもかなり短縮でき
る。即ち、図5に示すステッカーS1やS2などにより
待ち客の位置を整えることには効果がある。そして、こ
のようにした際に発生しやすい同時乗降による乗降人数
の検出困難を本発明で改善する。
が、図12を用いて補足説明する。図12の(a)〜
(c)は沢山の待ち客がいる階床にエレベータが到着し
た際の状況を説明する者である。乗り客の移動により乗
客がエレベータの乗口から遠のくこととなり、アイドル
時間t2が生じることがある。この時間を学習し、混雑
階における乗降非検出による戸閉猶予時間を設定するこ
とも必要である。このような状況に対し、図12の
(d)から(f)に同時乗降に活発に行う場合の状況を
示す。図より分かるように、人の流れがスムーズで有ト
ータルの停留時間t14をt4よりもかなり短縮でき
る。即ち、図5に示すステッカーS1やS2などにより
待ち客の位置を整えることには効果がある。そして、こ
のようにした際に発生しやすい同時乗降による乗降人数
の検出困難を本発明で改善する。
【0081】図13はホールに設置する表示器を用いて
他階でのサービス状況を案内する一実施例を示す。
(a)は乗り込み中表示H101を、(b)は降り中の
表示H112を含む案内表示である。これに対し、(c)は
同時乗降中の表示H101とH112と積み残し表示H12
1を含む案内である。また、(e)はエレベータホール
の水平断面図であり、(f)は乗降時間をさらに短縮す
るための改善後の到着案内の実施例を示す。これらの表
示は図14で制御する。
他階でのサービス状況を案内する一実施例を示す。
(a)は乗り込み中表示H101を、(b)は降り中の
表示H112を含む案内表示である。これに対し、(c)は
同時乗降中の表示H101とH112と積み残し表示H12
1を含む案内である。また、(e)はエレベータホール
の水平断面図であり、(f)は乗降時間をさらに短縮す
るための改善後の到着案内の実施例を示す。これらの表
示は図14で制御する。
【0082】図14は図11のステップE55の詳細な
一実施例を示すフローチャートであり、記号などは図1
3と対応している。この処理は各表示器ごとに実行す
る。ステップ500で図11のステップE45でのホー
ル呼び割り当てを受けたエレベータの乗り口に設置の表
示器であるかを判定し、ステップ520から585まで
の他階床でのサービス状況案内を実行する。
一実施例を示すフローチャートであり、記号などは図1
3と対応している。この処理は各表示器ごとに実行す
る。ステップ500で図11のステップE45でのホー
ル呼び割り当てを受けたエレベータの乗り口に設置の表
示器であるかを判定し、ステップ520から585まで
の他階床でのサービス状況案内を実行する。
【0083】また、ステップ510でホール呼び登録階
かまたは乗り混雑階に設置の表示器かを判定し、ステッ
プ515でサービスの可能性のある『空いていて、近い
エレベータ』であるかを判定し、ステップ555から5
85のシンプルなサービス状況案内を実行する。場合に
よってはステップ560のかご位置のみを案内する様に
構成してもよい。また、ステップ610〜620で表示
器を設置した階に到着する時の案内表示制御を行う。
かまたは乗り混雑階に設置の表示器かを判定し、ステッ
プ515でサービスの可能性のある『空いていて、近い
エレベータ』であるかを判定し、ステップ555から5
85のシンプルなサービス状況案内を実行する。場合に
よってはステップ560のかご位置のみを案内する様に
構成してもよい。また、ステップ610〜620で表示
器を設置した階に到着する時の案内表示制御を行う。
【0084】このように、他階でのサービス状況を案内
することにより、表示器を設置した階床での待ち客は待
ち時間を間接的に知ることができ、情報不足からくるい
らいらを半減できる効果がある。
することにより、表示器を設置した階床での待ち客は待
ち時間を間接的に知ることができ、情報不足からくるい
らいらを半減できる効果がある。
【0085】
【発明の効果】本発明は、かご内負荷検出装置の信号を
デジタル計算機に入力することにより、エレベータの乗
降人数を算出に当たって、運転方向等の運転状態信号に
より同時乗降人数と先き乗り人数の補正値を求め、補正
する構成としたので、同時乗降等の発生による検出誤差
を少なくでき、より正確な乗降人数を出力するエレベー
タの乗降人数検出装置を提供出来る。また、この信号に
より、適切なエレベータ制御とホール待ち客への多彩な
案内が可能となる。
デジタル計算機に入力することにより、エレベータの乗
降人数を算出に当たって、運転方向等の運転状態信号に
より同時乗降人数と先き乗り人数の補正値を求め、補正
する構成としたので、同時乗降等の発生による検出誤差
を少なくでき、より正確な乗降人数を出力するエレベー
タの乗降人数検出装置を提供出来る。また、この信号に
より、適切なエレベータ制御とホール待ち客への多彩な
案内が可能となる。
【図1】エレベータのシステム系統図。
【図2】乗降人数検出の基本機能の説明図。
【図3】乗降人数の学習結果を示す説明図。
【図4】乗降人数検出の基本処理フローチャート。
【図5】乗降状態の説明図。
【図6】乗降人数の補正の方法の説明図。
【図7】乗降人数の検出処理のフローチャート。
【図8】乗降人数の算出の前処理フローチャート。
【図9】群管理のハードウェアのブロック図。
【図10】群管理制御装置のソフトウェアのブロック
図。
図。
【図11】群管理の全体処理フローチャート。
【図12】乗降状態説明図。
【図13】群管理制御システム用のホール表示装置によ
る状況案内図。
る状況案内図。
【図14】群管理の案内表示処理フローチャート。
C…乗かご、GS…ゲートスイッチ、PHOTO…光電
装置、1C〜4C…かご呼び釦、RG…かご内負荷検出
装置、MA…デジタル計算機、PC …かご内人数検出
値、PIN,PI1,PI2…乗り人数、POUT ,PO1,PO2
…乗り人数、T1…同時乗降時間、P2B,PS …同時乗
降の補正人数。
装置、1C〜4C…かご呼び釦、RG…かご内負荷検出
装置、MA…デジタル計算機、PC …かご内人数検出
値、PIN,PI1,PI2…乗り人数、POUT ,PO1,PO2
…乗り人数、T1…同時乗降時間、P2B,PS …同時乗
降の補正人数。
Claims (13)
- 【請求項1】多階床間に就役するエレベータと、前記エ
レベータを運転するための呼び登録装置と、前記エレベ
ータを呼びに応じて運転制御するエレベータ制御装置と
前記乗かごの荷重を検出する荷重検出装置と、サービス
による戸開放の期間における前記荷重検出装置の出力信
号の変化値に応じて乗り人数または降り人数を検出する
乗降人数検出装置を備えたエレベータ制御装置におい
て、前記エレベータ制御装置の制御信号または、荷重信
号の変化状況に応じて同時乗降人数による乗降人数検出
誤差を補正する補正値を出力する乗降人数補正値作成手
段と、前記乗降人数検出装置で検出した乗り人数値と降
り人数値を、それぞれ上記補正値で補正をする乗降人数
補正手段を備え、同時乗降による検出誤差を補正するこ
とを特徴とするエレベータの乗降人数検出装置。 - 【請求項2】請求項1において、乗降人数補正値作成手
段は、前記荷重検出装置の出力とエレベータの運転方向
の信号より推定する構成とし、エレベータの運転方向が
変化したとき補正人数値を大きく推定するエレベータの
乗降人数検出装置。 - 【請求項3】請求項2において、乗降人数補正値作成手
段は逆方向に運転中に乗り込んだ逆方向利用の累積乗客
数を検出する逆方向乗車人数検出手段により前記補正値
を制限し、運転方向変化時にかご内にとどまる前記補正
人数の過大分を補正するエレベータの乗降人数検出装
置。 - 【請求項4】多階床間に就役するエレベータと、前記エ
レベータを運転するための呼び登録装置と、前記エレベ
ータを呼びに応じて運転制御するエレベータ制御装置と
前記乗かごの荷重を検出する荷重検出装置と、サービス
による戸開放の期間における前記荷重検出装置の出力信
号の変化値に応じて乗り人数または降り人数を検出する
乗降人数検出装置を備えたエレベータ制御装置におい
て、エレベータの運転方向が変化したときは、逆方向に
乗り込んだ累積乗客数、またはかご呼び登録数により仮
想のかご内最小人数を設定し、前記荷重検出値の到着時
の値と出発時の値より乗降人数を算出することを特徴と
するエレベータの乗降人数検出装置。 - 【請求項5】請求項1において、乗降人数補正人数手段
は、前記乗りに関する呼び登録と降りに関する呼び登録
の両方がなされている階床をサービス時に、エレベータ
戸開時の荷重検出装置の出力の変化状況より補正人数を
求める構成とし、乗降人数を大きく補正するエレベータ
の乗降人数検出装置。 - 【請求項6】多階床間に就役するエレベータと、前記エ
レベータを呼び寄せるためのホール呼び登録装置と、前
記エレベータの乗かご内に設けた行先階を指示するため
のかご呼び登録装置と、前記エレベータの前記乗りかご
のドアの出入り口部に設けた乗降検出装置と前記エレベ
ータを前記呼び登録装置の信号に応じて運転制御するエ
レベータ制御装置と前記乗かごの荷重を検出する荷重検
出装置と、前記荷重検出装置の出力信号の変化値に応じ
て乗降人数を検出する乗降人数検出手段と、前記乗降検
出装置の信号に応じて乗降人数を補正する乗降人数補正
手段とを備え、前記乗降人数検出手段の出力に前記乗降
人数補正手段による補正の人数を乗り人数と降り人数に
それぞれ加算したものを乗りまたは降り人数として出力
することを特徴とするエレベータの乗降人数検出装置。 - 【請求項7】請求項6において、乗り,降りが重複する
混雑階にサービス時、前記補正を実行するエレベータの
乗降人数検出装置。 - 【請求項8】請求項6においてホール呼びと、かご呼び
が重複する階にサービス時、上記補正を実行するエレベ
ータの乗降人数検出装置。 - 【請求項9】請求項6において戸開放釦操作やSW動作
やドア安全装置が動作の期間は同時乗降の時間に含めな
いエレベータの乗降人数検出装置。 - 【請求項10】請求項1から9のいずれかにおいて、前
記補正手段の補正値で戸開時の最少かご荷重値を小さく
する補正を行い、推定最小かご内荷重を作り、この値と
エレベータ到着時と出発前のかご荷重値より乗降人数を
求めるエレベータの荷重検出装置。 - 【請求項11】請求項1から10のいずれかにおいて、
前記補正機能付のエレベータの乗降人数検出装置の出力
を統計処理し、その記録データを元に前記エレベータの
運転制御をするエレベータ制御装置。 - 【請求項12】請求項1から10のいずれかにおいて、
同時乗降に関するデータをもとに任意の階に設置の乗場
表示器へ案内表示する手段を備え、少なくとも他階での
同時乗降の状況を案内表示出来るエレベータ制御装置。 - 【請求項13】請求項1から10のいずれかにおいて、
同時乗降に関するデータをもとに任意の階に設置の乗場
表示器へ案内表示する手段を備え、少なくとも他階での
降り、または乗り、または荷物の出し入れ、または開放
の状況と、同時乗降の状況とを区別して案内表示するエ
レベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193719A JPH0640675A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | エレベータの乗降人数検出装置およびエレベータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4193719A JPH0640675A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | エレベータの乗降人数検出装置およびエレベータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640675A true JPH0640675A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16312660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4193719A Pending JPH0640675A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | エレベータの乗降人数検出装置およびエレベータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640675A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404476B1 (ko) * | 1999-01-29 | 2003-11-05 | 오티스엘지엘리베이터 유한회사 | 엘리베이터의 부하량 및 부하보상량 검출방법 |
JP2009120348A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの群管理制御装置 |
US7552802B2 (en) | 2004-07-08 | 2009-06-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Controller for elevator |
JP2010208726A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの群管理制御装置 |
JP2012218898A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Toshiba Elevator Co Ltd | 群管理制御システム |
JP2014097874A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの乗車検知システム |
JP2019123593A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | フジテック株式会社 | エレベータ装置の制御装置 |
WO2020026538A1 (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社日立製作所 | マルチカーエレベーターシステム及び建築構造物 |
CN111320042A (zh) * | 2018-12-14 | 2020-06-23 | 奥的斯电梯公司 | 具有负载因子检测的输送系统 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP4193719A patent/JPH0640675A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100404476B1 (ko) * | 1999-01-29 | 2003-11-05 | 오티스엘지엘리베이터 유한회사 | 엘리베이터의 부하량 및 부하보상량 검출방법 |
US7552802B2 (en) | 2004-07-08 | 2009-06-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Controller for elevator |
JP2009120348A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの群管理制御装置 |
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JP2012218898A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Toshiba Elevator Co Ltd | 群管理制御システム |
JP2014097874A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの乗車検知システム |
JP2019123593A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | フジテック株式会社 | エレベータ装置の制御装置 |
WO2020026538A1 (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社日立製作所 | マルチカーエレベーターシステム及び建築構造物 |
JP2020019610A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社日立製作所 | マルチカーエレベーターシステム及び建築構造物 |
CN112469655A (zh) * | 2018-07-31 | 2021-03-09 | 株式会社日立制作所 | 多轿厢电梯系统和建筑结构物 |
CN112469655B (zh) * | 2018-07-31 | 2022-05-17 | 株式会社日立制作所 | 多轿厢电梯系统和建筑结构物 |
CN111320042A (zh) * | 2018-12-14 | 2020-06-23 | 奥的斯电梯公司 | 具有负载因子检测的输送系统 |
CN111320042B (zh) * | 2018-12-14 | 2023-04-07 | 奥的斯电梯公司 | 具有负载因子检测的输送系统 |
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