JP6415392B2 - 信号処理装置 - Google Patents
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Description
DBF方式は、フェーズドアレーアンテナを構成しているサブアレー毎にAD変換器を設けて、複数のサブアレーの受信信号をデジタル信号に変換し、複数のデジタル信号をデジタル信号処理でアレー信号合成を行う方式である。
DBF方式では、アレー信号合成を行うことで、所望信号の利得を高めることができるほか、不要信号の利得を0に近づける処理であるNull形成の処理も可能である。
このアダプティブアレー処理は、複数のサブアレーの受信信号からDBF方式で用いる荷重ベクトルを計算し、その荷重ベクトルが示す荷重を複数のサブアレーの受信信号に乗算することが実現される。
この荷重ベクトルの計算は、複数のサブアレーの受信信号における相関行列の生成や逆行列演算などによって行われる。
また、所望信号の到来方位や電力と、不要波の到来方位、到来数や電力の関係によっては、アダプティブアレー処理によって得られるアンテナパターンにおけるメインローブの利得の低下や方位がずれてしまうことがあるという課題があった。
図1はこの発明の実施の形態1による信号処理装置を示す構成図であり、図2はこの発明の実施の形態1による信号処理装置のデジタル信号処理部2を示すハードウェア構成図である。
この信号処理装置は、レーダ装置として使用されるものを想定しており、この信号処理装置に入射される不要波として、他のレーダ装置、あるいは、電波塔などの既知の固定の電波源から放射される信号と、自身が放射している送信信号が建造物や山などに反射された信号であるグランドクラッタとを想定している。
図1の信号処理装置では、信号の受信系統のみを示しているが、この信号処理装置は信号の送信系統も実装しており、信号の送信処理も実施する。ただし、この信号処理装置においては、信号の送信処理は必須の処理ではなく、別の信号処理装置が実施するものであってもよい。
アンテナ装置1はサブアレー11−1〜11−MとRF部12−1〜12−MとAD変換器13−1〜13−Mから構成されている。Mは1以上の整数である。
サブアレー11−1〜11−Mは少なくとも1つ以上の素子アンテナから構成されており、各々の素子アンテナにより受信された信号の合成信号がサブアレー11−1〜11−Mの受信信号として出力される。
図1の例では、M個のサブアレー11−1〜11−Mが1次元に配置されており、M個のサブアレー11−1〜11−Mがフェーズドアレーアンテナを構成している。
図1では、M個のサブアレー11−1〜11−Mが1次元に配置されている例を示しているが、M個のサブアレー11−1〜11−Mが2次元又は3次元に配置されているものであってもよい。
AD変換器13−1〜13−MはRF部12−1〜12−Mにより周波数が変換された受信信号をデジタル信号に変換して、そのデジタル信号をデジタル信号処理部2に出力するアナログディジタル変換器である。
干渉電波入射有無判定部21は例えばCPU(Central Processing Unit)を実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されている判定処理回路31で実現されるものであり、m番目のAD変換器13−mから出力されたデジタル信号の中に、既知の干渉源から放射された干渉電波が含まれているか否かを判定する処理を実施する。
図1では、干渉電波入射有無判定部21が、m番目のAD変換器13−mから出力されたデジタル信号を受ける例を示しているが、AD変換器13−1〜13−Mのうち、いずれかの1つのAD変換器13から出力されたデジタル信号を受けることができればよく、m番目のAD変換器13−mから出力されたデジタル信号を受けるものに限るものではない。
荷重データ記憶部23は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置33で実現されるものであり、既知の干渉源から放射される干渉電波の入射の有無と、DBF処理部25により電子的に切り換えられるビーム方位との組み合わせ毎に、AD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタル信号に乗算する荷重を示す荷重データを記憶している。
レーダ信号処理部26は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されているレーダ信号処理回路36で実現されるものであり、DBF処理部25によるDBF処理後のデジタル信号を用いて、一般的なレーダ信号処理として、目標の検出処理、目標までの距離や測角の処理などを実施する。
図3はデジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合のハードウェア構成図である。
デジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合、荷重データ記憶部23をコンピュータのメモリ41上に構成するとともに、干渉電波入射有無判定部21、ビーム方位情報受信部22、荷重データ取得部24、DBF処理部25及びレーダ信号処理部26の処理内容を記述しているプログラムをメモリ41に格納し、コンピュータのプロセッサ42がメモリ41に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図4はこの発明の実施の形態1による信号処理装置の処理内容を示すフローチャートである。
図5において、周波数スペクトル算出部51はm番目のAD変換器13−mから出力されたデジタル信号をフーリエ変換することで、サブアレー11−mの受信信号の周波数スペクトルを算出する処理を実施する。
干渉電波周波数スペクトル記憶部52は既知の干渉源から放射された干渉電波がサブアレー11−mにより受信された場合のサブアレー11−mの受信信号の周波数スペクトルを記憶している。
判定処理部54は評価関数算出部53により算出された判定用評価関数を用いて、干渉電波の入射の有無を判定する処理を実施する。
この実施の形態1では、既知の干渉源から干渉電波が放射された場合、その干渉電波が放射されてくる方位に、DBF方式でNullを形成することを想定しているが、既知の干渉源がレーダである場合、その干渉源から放射される電波の方位が時々刻々と変動し、その電波が本信号処理装置のフェーズドアレーアンテナに入射されないこともある。
DBF方式でNullを形成する場合、観測目標がNullの形成方位に存在していると、観測目標からの到来信号である所望信号が抑圧されてしまう。そのため、干渉源から放射される電波がフェーズドアレーアンテナに入射されない状況下では、Nullの形成を行わないことが望ましい。
ここでは、既知の干渉源の個数がN個であるとしているので、DBF処理部25により電子的に切り換えられるビーム方位の切換数がPであるとすれば、N×P個の荷重データが計算されて、N×P個の荷重データがテーブル化される。
DBF荷重テーブルの生成方法は特に問わないが、例えば、以下に示すような方法がある。
既知の干渉源の設置位置の情報と、グランドクラッタ源の位置を示す地形データとを用いて、サブアレー11−1〜11−Mで受信される信号、即ち、干渉波とグランドクラッタが混在している受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬計算し、その受信信号x1’(t)〜xM’(t)に含まれている干渉波とグランドクラッタが十分に抑圧されるとともに、アンテナパターンにおけるメインローブの利得が十分に高くて、メインローブの方位が所望の方位と一致するDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算する。
各々のDBFビーム方位と、各々の干渉源から放射される干渉電波の入射の有無との全ての組み合わせについて、DBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mの計算を行うことで、DBF荷重テーブルを生成する。
[非特許文献2]
紀平一成他,“信号部分空間ブラインド抽出によるレーダ用アダプティブアレーアンテナ,”信学論 B, Vol.J88-B,°No.9,pp.1752-1759,2005.
既知の干渉源から放射された干渉波とグランドクラッタが混在している受信信号x1’(t)〜xM’(t)を実際に受信し、その受信信号x1’(t)〜xM’(t)からDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算する。
ただし、干渉波とグランドクラッタが混在している受信信号x1’(t)〜xM’(t)の受信処理は、観測目標がレーダの観測領域に存在しない状況で行う必要がある。
各々のDBFビーム方位と、各々の干渉源から放射される干渉電波の入射の有無との全ての組み合わせについて、DBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mの計算を行うことで、DBF荷重テーブルを生成する。
例えば、グランドクラッタのみが受信される状況で受信信号を受信し、また、既知の干渉源の設置位置の情報から受信信号を模擬計算し、双方の受信信号を合成して、その合成信号からDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算するものがある。
また、干渉源から放射される干渉電波が入射されていれば、その干渉電波がレーダ信号の反射波と一緒にサブアレー11−1〜11−Mに受信される(ステップST2)。
サブアレー11−1〜11−Mの受信信号x1(t)〜xM(t)は、下記の式(1)のように表される。
式(1)において、xm(t)はm番目のサブサレー11−mの受信信号を示しており、添字のTは転置を表している。
AD変換器13−1〜13−Mは、RF部12−1〜12−Mから周波数変換後の受信信号x1(t)〜xM(t)を受けると、その受信信号x1(t)〜xM(t)をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号をデジタル信号処理部2に出力する。
以下、干渉電波入射有無判定部21の判定処理を具体的に説明する。
この実施の形態1では、既知の干渉源の数がN個として、n番目の干渉源から放射された干渉電波がフェーズドアレーアンテナに入射されているか否かの判定処理について説明する。
式(2)において、FT[]はフーリエ変換を表している。
周波数スペクトルRn(f)は、干渉源から放射される干渉電波の波形や周波数等の情報から数値計算によって生成することが可能である。また、干渉源から放射される干渉電波を受信すれば、その干渉電波の受信信号から生成することも可能である。
式(3)において、FT−1[]は逆フーリエ変換、添字の*は複素共役を表している。
式(4)において、E[]は判定用評価関数gm,n(t)の信号強度である。
式(3)及び式(4)を用いた処理は、複素フーリエ変換と複素積和演算程度の計算であり、例えば、高速フーリエ変換であるFFT(Fast Fourier Transform)を利用すれば、高速に処理可能である。従来のアダプティブアレー処理で行われる複数のサブアレーの受信信号における相関行列の生成や逆行列演算などと比較して、演算負荷が小さいものとなっている。
ここでは、整合フィルタを用いて、n番目の干渉源から放射された干渉電波の入射の有無を判定する例を示しているが、例えば、干渉波源から放射された干渉電波の信号帯域を通過するバンドパスフィルタであるBPF(Band Pass Filter)を生成し、そのBPFの出力電力を用いて、n番目の干渉源から放射された干渉電波の入射の有無を判定する簡易な構成であってもよい。
デジタル信号処理部2の荷重データ取得部24は、荷重データ記憶部23に記憶されている荷重データの中から、干渉電波入射有無判定部21の判定結果及びビーム方位情報受信部22から出力されたビーム方位情報が示すビーム方位に対応する荷重データを取得する(ステップST5)。
例えば、干渉電波入射有無判定部21の判定結果が、N個の干渉源から放射された干渉電波のうち、2番目と5番目の干渉源から放射された干渉電波だけが入射されている旨を示しており、また、ビーム方位情報が示すビーム方位がθであれば、荷重データ記憶部23に記憶されている2N×P個の荷重データの中から、2番目と5番目の干渉源から放射された干渉電波が入射(他の干渉源から放射された干渉電波が非入射)で、かつ、ビーム方位θに対応している荷重データを取得する。
このDBF処理が実施されることで、下記の式(5)に示すように、不要波が抑圧されたDBF処理後の信号y(t)が生成される。
式(5)において、添字のHは複素共役転置を表している。
なお、実際のDBF処理では、複数の方位に並列処理的にDBMビームを形成することもある。その場合には、各ビーム方位に対応するDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを取得することで、並列処理で複数のDBF処理後の信号y(t)を生成することも可能である。
なお、図4においては、既知の干渉源から放射された干渉電波の入射の有無の判定処理からDBF処理までの一連の処理をセミアダプティブアレー処理と呼んでいる。
このレーダ信号処理の内容は、本装置を用いるレーダ装置自体の運用目的によって異なるものである。
以降、信号処理装置では、ステップST2〜ST7の処理が繰り返し実施される。
即ち、荷重データ記憶部23に記憶されている荷重データは、受信信号x1(t)〜xM(t)に含まれている干渉波とグランドクラッタが十分に抑圧されるとともに、アンテナパターンにおけるメインローブの利得が十分に高くて、メインローブの方位が所望の方位と一致するDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを事前に計算しているものであるため、所望信号や不要波が変化しても、アンテナパターンにおけるメインローブの利得の低下や方位ずれが発生することはない。
上記実施の形態1では、干渉電波入射有無判定部21が、サブアレー11−mの受信信号の周波数スペクトルに着目して、干渉電波の入射の有無を判定するものを示したが、既知の干渉源の方位に着目して、干渉電波の入射の有無を判定するようにしてもよい。
図6及び図7において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
干渉電波入射有無判定部60は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されている判定処理回路71で実現されるものであり、AD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタル信号の中に、既知の干渉源から放射された干渉電波が含まれているか否かを判定する処理を実施する。
デジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合、荷重データ記憶部23を図3に示すコンピュータのメモリ41上に構成するとともに、干渉電波入射有無判定部60、ビーム方位情報受信部22、荷重データ取得部24、DBF処理部25及びレーダ信号処理部26の処理内容を記述しているプログラムをメモリ41に格納し、コンピュータのプロセッサ42がメモリ41に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図8において、荷重ベクトル記憶部61はN個の既知の干渉源の方位に対応する荷重ベクトルw1〜wNを記憶している。
評価関数算出部62はAD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)と荷重ベクトル記憶部61に記憶されている荷重ベクトルw1〜wNから、既知の干渉源から放射された干渉電波の入射の有無を判定するための判定用評価関数f1(t)〜fN(t)を算出する処理を実施する。
判定処理部63は評価関数算出部62により算出された判定用評価関数f1(t)〜fN(t)を用いて、干渉電波の入射の有無を判定する処理を実施する。
ただし、干渉電波入射有無判定部60以外は、上記実施の形態1と同様であるため、干渉電波入射有無判定部60の処理内容についてのみ説明する。
ここでは、説明の便宜、n番目の干渉源から放射された干渉電波の入射の有無の判定処理について説明する。
式(6)において、d1〜dMはサブアレー11−1〜11−Mの位置ベクトル、λは波長である。
また、unはn番目の干渉源から放射される干渉電波の方位ベクトルであり、n番目の干渉源は既知の電波源であるため、干渉電波の方位ベクトルunも既知である。
式(8)において、E[]は判定用評価関数fn(t)の信号強度である。
上記実施の形態1では、干渉電波入射有無判定部21が、サブアレー11−mの受信信号の周波数スペクトルに着目して、干渉電波の入射の有無を判定し、上記実施の形態2では、干渉電波入射有無判定部60が、既知の干渉源の方位に着目して、干渉電波の入射の有無を判定するものを示したが、周波数スペクトルと干渉源の方位の両方に着目して、干渉電波の入射の有無を判定するようにしてもよい。
図9及び図10において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
干渉電波入射有無判定部80は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されている判定処理回路72で実現されるものであり、AD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)の中に、既知の干渉源から放射された干渉電波が含まれているか否かを判定する処理を実施する。
デジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合、荷重データ記憶部23を図3に示すコンピュータのメモリ41上に構成するとともに、干渉電波入射有無判定部80、ビーム方位情報受信部22、荷重データ取得部24、DBF処理部25及びレーダ信号処理部26の処理内容を記述しているプログラムをメモリ41に格納し、コンピュータのプロセッサ42がメモリ41に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図11において、図5及び図8と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
判定処理部81は評価関数算出部53により算出された判定用評価関数と評価関数算出部62により算出された判定用評価関数を用いて、干渉電波の入射の有無を判定する処理を実施する。
この実施の形態3では、評価関数算出部53が第1の評価関数算出部を構成し、評価関数算出部62が第2の評価関数算出部を構成している。
干渉電波入射有無判定部80の周波数スペクトル算出部51は、AD変換器13−1〜13−Mからデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)を受けると、そのデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)をフーリエ変換することで、そのデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)の周波数スペクトルX1(f)〜XM(f)を算出する。
上記実施の形態1では、m番目の受信信号xmの周波数スペクトルXm(f)だけを算出しているが、この実施の形態3では、M個の受信信号x1(t)〜xM(t)の周波数スペクトルX1(f)〜XM(f)を算出している点で相違している。
評価関数算出部53は、M個の判定用評価関数g1,n(t)〜gM,n(t)を算出すると、下記の式(9)に示すように、M個の判定用評価関数g1,n(t)〜gM,n(t)から判定用評価関数gn(t)を算出する。
式(11)において、E[]は判定用評価関数hn(t)の信号強度である。
上記実施の形態1〜3では、DBF処理部25がDBF荷重wNULL,1〜wNULL,MをAD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)に乗算するDBF処理を実施することで、フェーズドアレーアンテナのビーム方位を電子的に制御するものを示したが、ビーム方位を電子的に制御するものに加えて、フェーズドアレーアンテナのアンテナ開口を物理的に制御する機構が実装されているものであってもよい。
図12及び図13において、図9及び図10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
開口方位制御部90はフェーズドアレーアンテナを機械的に駆動するモータなどの駆動機構を備えており、そのフェーズドアレーアンテナの開口方位を制御する。
開口方位制御部90が備える駆動機構としては、例えば、方位角方向に対する1次元の回転機構や、2次元的な駆動機構などが考えられる。
荷重データ取得部92は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されているデータ取得処理回路74で実現されるものであり、荷重データ記憶部91に記憶されている荷重データの中から、干渉電波入射有無判定部80の判定結果、ビーム方位情報受信部22から出力されたビーム方位情報が示すビーム方位及び開口方位制御部90により制御された開口方位に対応する荷重データを取得する処理を実施する。
デジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合、荷重データ記憶部91を図3に示すコンピュータのメモリ41上に構成するとともに、干渉電波入射有無判定部80、ビーム方位情報受信部22、荷重データ取得部92、DBF処理部25及びレーダ信号処理部26の処理内容を記述しているプログラムをメモリ41に格納し、コンピュータのプロセッサ42がメモリ41に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
開口方位制御部90は、フェーズドアレーアンテナを機械的に駆動するモータなどの駆動機構を備えており、そのフェーズドアレーアンテナの開口方位を制御する。
開口方位制御部90がフェーズドアレーアンテナの開口方位を制御することで、フェーズドアレーアンテナのビーム方位が変化する。
したがって、この実施の形態4では、DBF処理部25によるDBF処理の実施によって、フェーズドアレーアンテナのビーム方位が電子的に変化するとともに、開口方位制御部90によるフェーズドアレーアンテナの開口方位の物理的な制御によって、フェーズドアレーアンテナのビーム方位が変化する。
ここでは、既知の干渉源の個数がN個であるとしているので、DBF処理部25により電子的に切り換えられるビーム方位の切換数がPであり、開口方位制御部90により切り換えられる開口方位の切換数がQであるとすれば、2N×P×Q個の荷重データが計算されて、2N×P×Q個の荷重データがテーブル化される。
例えば、干渉電波入射有無判定部80の判定結果が、N個の干渉源から放射された干渉電波のうち、3番目の干渉源から放射された干渉電波だけが入射されている旨を示しており、また、ビーム方位情報が示すビーム方位がθであって、開口方位制御部90により制御された開口方位がφであるとすれば、荷重データ記憶部91に記憶されているN×P×Q個の荷重データの中から、3番目の干渉源から放射された干渉電波が入射(他の干渉源から放射された干渉電波が非入射)で、ビーム方位θ及び開口方位φに対応している荷重データを取得する。
その他の処理は、上記実施の形態1〜3と同様であるため詳細な説明を省略する。
上記実施の形態1〜4では、事前に荷重データが荷重データ記憶部23,91に記憶されているものを示したが、荷重データ記憶部23,91に記憶されている荷重データが修正されるようにしてもよい。
図14及び図15において、図12及び図13と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
クラッタマップ生成部93は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されているマップ生成処理回路75で実現されるものであり、DBF処理部25又は開口方位制御部90によりフェーズドアレーアンテナのビーム方位が切り換えられる毎に、AD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)を取得し、複数のビーム方位に係る受信信号x1(t)〜xM(t)からクラッタマップを生成する処理を実施する。
デジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合、荷重データ記憶部91を図3に示すコンピュータのメモリ41上に構成するとともに、干渉電波入射有無判定部80、ビーム方位情報受信部22、荷重データ取得部92、DBF処理部25、レーダ信号処理部26、クラッタマップ生成部93及び荷重データ修正部94の処理内容を記述しているプログラムをメモリ41に格納し、コンピュータのプロセッサ42がメモリ41に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
クラッタマップ生成部93及び荷重データ修正部94を実装している点以外は、上記実施の形態4と同様であるため、クラッタマップ生成部93及び荷重データ修正部94の処理内容だけを説明する。
複数のビーム方位に係る受信信号x1(t)〜xM(t)からクラッタマップを生成する処理自体は公知の技術であるため詳細な説明を省略する。
ここでは、クラッタマップ生成部93が、フェーズドアレーアンテナのビーム方位が切り換えられる毎に、AD変換器13−1〜13−Mから出力されたデジタルの受信信号x1(t)〜xM(t)を取得して、複数のビーム方位に係る受信信号x1(t)〜xM(t)からクラッタマップを生成する例を示しているが、フェーズドアレーアンテナのビーム方位が切り換えられる毎に、DBF処理部25によるDBF処理後の信号y(t)を取得して、複数のビーム方位に係るDBF処理後の信号y(t)からクラッタマップを生成するようにしてもよい。
ただし、複数のビーム方位に係るDBF処理後の信号y(t)からクラッタマップを生成する場合、DBF処理によって、アンテナパターンにおけるメインローブの利得が高められていても、Null形成の処理は行われていないものとする。即ち、荷重データ記憶部91に記憶されている荷重データを修正する処理を行う際には、DBF処理部25によってNull形成の処理が行われていないものとする。
このクラッタマップから、既知の干渉源の設置位置とグランドクラッタ源の位置とが分かるので、既知の干渉源から放射される干渉波とグランドクラッタが混在している受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬計算することができる。
荷重データ修正部94は、受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬計算すると、その受信信号x1’(t)〜xM’(t)に含まれている干渉波とグランドクラッタが十分に抑圧されるとともに、アンテナパターンにおけるメインローブの利得が十分に高くて、メインローブの方位が所望の方位と一致するDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算する。
各々のDBFビーム方位と、各々の干渉源から放射される干渉電波の入射の有無との全ての組み合わせについて、DBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mの計算を行うことで、DBF荷重テーブルを生成する。
なお、模擬計算した受信信号x1(t)〜xM(t)からDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算する処理として、既存のアダプティブアレー処理のアルゴリズムを用いることができる。例えば、上記の非特許文献1に記載されているDCMPや、上記の非特許文献2に記載されている射影法などを用いることができる。
上記実施の形態5では、クラッタマップの電力分布から複数のサブアレーの受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬するものを示したが、レーダ信号処理部26により生成された測角スペクトルである到来信号電力の方位分布を取得し、その方位分布から複数のサブアレーの受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬するようにしてもよい。
図16及び図17において、図12及び図13と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
方位分布取得部95は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されている方位分布取得処理回路77で実現されるものであり、レーダ信号処理部26により観測目標の測角処理が実施される際に生成された測角スペクトルである到来信号電力の方位分布を取得する処理を実施する。
荷重データ修正部96は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されているデータ修正処理回路78で実現されるものであり、方位分布取得部95により取得された到来信号電力の方位分布から複数のサブアレーの受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬し、その模擬した受信信号x1’(t)〜xM’(t)を用いて、荷重データ記憶部91に記憶されている荷重データを修正する処理を実施する。
デジタル信号処理部2がコンピュータで構成される場合、荷重データ記憶部91を図3に示すコンピュータのメモリ41上に構成するとともに、干渉電波入射有無判定部80、ビーム方位情報受信部22、荷重データ取得部92、DBF処理部25、レーダ信号処理部26、方位分布取得部95及び荷重データ修正部96の処理内容を記述しているプログラムをメモリ41に格納し、コンピュータのプロセッサ42がメモリ41に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
方位分布取得部95及び荷重データ修正部96を実装している点以外は、上記実施の形態4と同様であるため、方位分布取得部95及び荷重データ修正部96の処理内容だけを説明する。
観測目標の測角処理が実施される際に測角スペクトルが生成されることは、レーダ信号処理において、一般的なことであるため、測角スペクトルの生成処理については詳細な説明を省略する。
測角スペクトルは、各ビーム方位から到来する信号の信号強度や電力を示す方位分布である。
なお、この実施の形態6では、荷重データ記憶部91に記憶されている荷重データを修正する処理を行う際には、DBF処理部25によってNull形成の処理が行われていないものとする。したがって、レーダ信号処理部26では、Null形成の処理が行われていないDBF処理後の信号y(t)を用いて、観測目標の測角処理を実施して測角スペクトルを生成している。
この到来信号電力の方位分布から、既知の干渉源の設置位置とグランドクラッタ源の位置とが分かるので、既知の干渉源から放射される干渉波とグランドクラッタが混在している受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬計算することができる。
荷重データ修正部96は、受信信号x1’(t)〜xM’(t)を模擬計算すると、その受信信号x1’(t)〜xM’(t)に含まれている干渉波とグランドクラッタが十分に抑圧されるとともに、アンテナパターンにおけるメインローブの利得が十分に高くて、メインローブの方位が所望の方位と一致するDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算する。
各々のDBFビーム方位と、各々の干渉源から放射される干渉電波の入射の有無との全ての組み合わせについて、DBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mの計算を行うことで、DBF荷重テーブルを生成する。
なお、模擬計算した受信信号x1(t)〜xM(t)からDBF荷重wNULL,1〜wNULL,Mを計算する処理として、既存のアダプティブアレー処理のアルゴリズムを用いることができる。例えば、上記の非特許文献1に記載されているDCMPや、上記の非特許文献2に記載されている射影法などを用いることができる。
Claims (9)
- 1つ以上の素子アンテナからなるサブアレーが複数配置されているフェーズドアレーアンテナと、
前記サブアレーの受信信号の中に、既知の干渉源から放射された干渉電波が含まれているか否かを判定する干渉電波入射有無判定部と、
前記干渉電波の入射の有無と前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位との組み合わせ毎に、前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーの受信信号に乗算する荷重を示す荷重データを記憶している荷重データ記憶部と、
前記荷重データ記憶部に記憶されている荷重データの中から、前記干渉電波入射有無判定部の判定結果及び前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位に対応する荷重データを取得する荷重データ取得部と、
前記荷重データ取得部により取得された荷重データが示す荷重を前記複数のサブアレーの受信信号に乗算するデジタルビームフォーミング処理部とを備え、
前記干渉電波入射有無判定部は、
既知の干渉源の方位に対応する荷重ベクトルを記憶している荷重ベクトル記憶部と、
前記サブアレーの受信信号と前記荷重ベクトル記憶部に記憶されている荷重ベクトルから、前記干渉電波の入射の有無を判定するための判定用評価関数を算出する評価関数算出部と、
前記評価関数算出部により算出された判定用評価関数を用いて、前記干渉電波の入射の有無を判定する判定処理部を有することを特徴とする信号処理装置。 - 1つ以上の素子アンテナからなるサブアレーが複数配置されているフェーズドアレーアンテナと、
前記サブアレーの受信信号の中に、既知の干渉源から放射された干渉電波が含まれているか否かを判定する干渉電波入射有無判定部と、
前記干渉電波の入射の有無と前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位との組み合わせ毎に、前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーの受信信号に乗算する荷重を示す荷重データを記憶している荷重データ記憶部と、
前記荷重データ記憶部に記憶されている荷重データの中から、前記干渉電波入射有無判定部の判定結果及び前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位に対応する荷重データを取得する荷重データ取得部と、
前記荷重データ取得部により取得された荷重データが示す荷重を前記複数のサブアレーの受信信号に乗算するデジタルビームフォーミング処理部とを備え、
前記干渉電波入射有無判定部は、
前記サブアレーの受信信号の周波数スペクトルを算出する周波数スペクトル算出部と、
既知の干渉源から放射された干渉電波が前記サブアレーにより受信された場合の前記サブアレーの受信信号の周波数スペクトルを記憶している干渉電波周波数スペクトル記憶部と、
前記周波数スペクトル算出部により算出された周波数スペクトルと前記干渉電波周波数スペクトル記憶部に記憶されている周波数スペクトルから、前記干渉電波の入射の有無を判定するための第1の判定用評価関数を算出する第1の評価関数算出部と、
既知の干渉源の方位に対応する荷重ベクトルを記憶している荷重ベクトル記憶部と、
前記サブアレーの受信信号と前記荷重ベクトル記憶部に記憶されている荷重ベクトルから、前記干渉電波の入射の有無を判定するための第2の判定用評価関数を算出する第2の評価関数算出部と、
前記第1及び第2の評価関数算出部により算出された第1及び第2の判定用評価関数を用いて、前記干渉電波の入射の有無を判定する判定処理部を有することを特徴とする信号処理装置。 - 前記フェーズドアレーアンテナの開口方位を制御する開口方位制御部を備え、
前記荷重データ記憶部は、前記干渉電波の入射の有無と前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位と前記フェーズドアレーアンテナの開口方位との組み合わせ毎に、前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーの受信信号に乗算する荷重を示す荷重データを記憶しており、
前記荷重データ取得部は、前記荷重データ記憶部に記憶されている荷重データの中から、前記干渉電波入射有無判定部の判定結果、前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位及び前記開口方位制御部により制御された開口方位に対応する荷重データを取得することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の信号処理装置。 - 前記フェーズドアレーアンテナのビーム方位が切り換えられる毎に、前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーの受信信号を取得し、複数のビーム方位に係る前記複数のサブアレーの受信信号からクラッタマップを生成するクラッタマップ生成部と、
前記クラッタマップ生成部により生成されたクラッタマップの電力分布から前記複数のサブアレーの受信信号を模擬し、その模擬した受信信号を用いて、前記荷重データ記憶部に記憶されている荷重データを修正する荷重データ修正部と
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。 - 前記デジタルビームフォーミング処理部によるデジタルビームフォーミング処理後のデジタル信号を用いて、観測目標の測角処理を実施する際に測角スペクトルを生成するレーダ信号処理部と、
前記レーダ信号処理部により生成された測角スペクトルである到来信号電力の方位分布を取得する方位分布取得部と、
前記方位分布取得部により取得された方位分布から前記複数のサブアレーの受信信号を模擬し、その模擬した受信信号を用いて、前記荷重データ記憶部に記憶されている荷重データを修正する荷重データ修正部と
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。 - 前記サブアレーの受信信号をデジタル信号に変換する複数のアナログディジタル変換器を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーが1次元に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーが2次元に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記フェーズドアレーアンテナを構成している複数のサブアレーが3次元に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
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