JP2004354252A - Dbfレーダ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対象領域内におけるクラッタ状況を単位セル毎にクラッタマップ記憶部23に記憶しておく。そして、ビーム形成部21におけるビーム形成時に、その記憶内容に基づいて、抑圧すべきクラッタが存在しない単位セルには受信ビーム形成のウェイト値を、また抑圧すべきクラッタの存在する単位セルには受信ウェイト値としてゼロウェイトを適用してDBF受信信号としてのIQ信号を生成してクラッタを抑圧した後、パルス圧縮処理部15にてパルス圧縮処理を行なう。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーダ受信装置に係り、特に任意の方向にビームを形成できるDBFレーダ装置に用いられるDBFレーダ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
任意の方向にビームを形成して目標からの反射信号を受信し、この受信結果から目標検出を行なうDBF(Digital Beam Forming)レーダ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1のDBFレーダ装置では、送信されたパルス信号が目標物によって反射されてクラッタとともに受信され、この受信された信号は、デジタル信号に変換後ビーム形成がなされ、更にパルス圧縮処理が施された上で目標検出が行なわれる。
【0003】
このようなDBFレーダ装置に用いられる従来のDBFレーダ受信装置のブロック図の一例を図3に示す。このDBFレーダ受信装置は、空中線部11、受信部12、AD変換部13、ビーム形成部14、パルス圧縮部15、目標検出部16、及び表示部17を備えている。ここで、空中線部11はn個の空中線素子111〜11nから構成されている。また、これらn個の空中線素子に対応して、受信部12にはn個の受信機121〜12nが、更に、AD変換部13にはn個のAD変換器131〜13nがそれぞれ設けられている。
【0004】
目標からの反射信号は、クラッタとともに空中線部11の各空中線素子111〜11nによって受信され、受信信号としてそれぞれの空中線素子111〜11nに対応して設けられた受信機121〜12nに送出される。これらの受信信号は各受信機121〜12nで受信処理された後、更にAD変換器131〜13nによりデジタル信号に変換され、デジタル受信信号としてビーム形成部14に送られる。
【0005】
ビーム形成部14は、AD変換器131〜13nにてデジタル変換された受信信号に対してIQ直交検波を行なった後、検波後の各信号に対して所定の受信ウェイト値を適用することによって所望する方向にビーム形成を行ない、レンジセル毎のIQ信号を生成する。
【0006】
パルス圧縮部15は、生成された上記のIQ信号に対してパルス圧縮処理を行なって目標検出部16に送出する。目標検出部16では、このパルス圧縮処理されたIQ信号から目標を検出し、その結果を表示部17に送出する。そして、表示部17は目標検出部16から目標の検出結果を受けとってこれを表示する。このようにして、DBFレーダ装置に用いられる従来のレーダ受信装置は、受信信号から目標を検出し表示している。
【0007】
ところで、空中線部11で受信される信号には、対象目標からの反射信号とともに、クラッタと呼ばれる固定目標等からの反射信号も含まれている。クラッタは対象目標の検出を妨げ誤警報を発生させるとともに、表示ビデオの視認性を劣化させる。これらクラッタを抑圧する方法としては、従来よりMTI(Moving Target Indicator)が良く知られている(例えば、非特許文献1参照。)。これは、固定目標からのクラッタがほとんどドプラ周波数を持たないことを利用し、受信信号の周波数軸上においてドプラ周波数を有する移動目標を分離し抽出する方法である。
【0008】
しかしながら、実際にはレーダ受信装置にMTIだけを適用してクラッタを十分に抑圧することは難しい。すなわち、固定目標からのクラッタも周波数スペクトラムの広がりを持っており、その振幅及び位相は絶えず変動しているため、クラッタの消え残りが生ずる。また、レーダ装置を構成する高周波系の振幅特性及び位相特性や送信タイミング等の安定度も、MTIのクラッタ抑圧性能に影響を及ぼす。更に、アンテナのサイドローブ方向に強大なクラッタが存在する場合は、受信されるクラッタの位相が不安定なためにMTIでは必ずしもクラッタを良好に抑圧することができない。
【0009】
サイドローブ方向からのクラッタの影響に対処した事例としては、反射波がサイドローブ方向から入射していることが判定される場合は認識した目標の表示を禁止するという、いわゆるSLB(Side Lobe Blanking)を有するレーダ装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。しかし、消え残りのクラッタがパルス圧縮部15を通過すると、例えば図4に示すように間延びしたエコーとなって目標検出部16を経て表示部17に表示されるが、この場合に、間延びしたエコー全体の表示を上記のSLBにより禁止することは、監視不能な領域が広がってDBFレーダ装置での監視領域を大幅に狭めてしまうことになり、得策ではない。
【0010】
【特許文献1】
特開平11−160414号公報(第7頁、図1)
【0011】
【特許文献2】
特開2000−180531号公報(第10頁、図1)
【0012】
【非特許文献1】
吉田孝監修「レーダ技術」電子通信学会、昭和59年1月20日、P.65−97
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、DBFレーダ装置に用いられる従来のレーダ受信装置では、アンテナのメインローブ方向及びサイドローブ方向のどちらからの反射信号に対しても、MTIだけではクラッタの消え残りが生じ、必ずしも良好なクラッタ抑圧が得られなかった。このため、目標の誤検出が増加するとともに、ビデオの視認性が劣化していた。また、サイドローブ方向からのクラッタ抑圧にSLBを適用すると監視領域が制限され、装置の運用に影響を及ぼしていた。
【0014】
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、装置の運用に影響を及ぼすことなくクラッタを抑圧して目標の誤検出を減少させるとともに、良好なビデオの視認性を有するDBFレーダ受信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のDBFレーダ受信装置は、対象領域に照射したレーダパルス波の反射信号を複数の空中線素子で受信し、DBF処理を施して任意の方向にビームを形成することにより目標を検出するDBFレーダ受信装置において、前記複数の空中線素子で受信した前記反射信号を前記複数の空中線素子に対応付けて受信処理し、これら処理結果をデジタル信号として出力する受信処理手段と、前記受信処理手段からの各デジタル信号に適用する第1及び第2のウェイト値を所定の距離単位及び角度単位毎に記憶するウェイト値記憶手段と、前記所定の距離単位及び角度単位毎に設定された選択情報に基づいて前記第1のウェイト値または前記第2のウェイト値のいずれか一方を選択し、受信ウェイト値として出力するウェイト値選択手段と、このウェイト値選択手段からの受信ウェイト値を前記受信処理手段からの各デジタル信号に適用し、前記所定の距離単位及び角度単位毎にビーム形成を行なってDBF受信信号を生成するビーム形成手段と、このDBF受信信号から目標を検出する目標検出手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、装置の運用に影響を及ぼすことなくクラッタを抑圧して目標の誤検出を減少させるとともに、良好なビデオの視認性を有するDBFレーダ受信装置を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るDBFレーダ受信装置の実施の形態を、図1及び図2を参照して説明する。なお、図3に示した従来のDBFレーダ受信装置と同一構成には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0018】
図1は、本発明に係るDBFレーダ受信装置の一実施の形態を示すブロック図である。このDBFレーダ受信装置は、空中線部11、受信部12、AD変換部13、ビーム形成部21、パルス圧縮部15、目標検出部16、及び表示部17を有している。ここで、空中線部11はn個の空中線素子111〜11nから構成され、これらn個の空中線素子に対応して、受信部12にはn個の受信機121〜12nが、更に、AD変換部13にはn個のAD変換器131〜13nがそれぞれ設けられている。
【0019】
空中線部11はn個の空中線素子111〜11nでレーダパルス波の反射信号を受信し、受信信号として各空中線素子111〜11nに対応して接続された受信部12の各受信機121〜12nに送出する。受信部12は、空中線部11からの受信信号をそれぞれの受信機121〜12nで受けとって低雑音増幅や周波数変換等の受信処理を施し、各受信機121〜12nに対応して接続されたAD変換部13の各AD変換器131〜13nに送出する。AD変換部13では、受信部12で受信処理された信号をそれぞれのAD変換器131〜13nで受けとってAD変換し、デジタル受信信号としてビーム形成部21に送出する。
【0020】
ビーム形成部21は、AD変換部13から送られてくる複数n個のデジタル受信信号に対してそれぞれIQ直交検波を行なった後、検波後の各信号に対して後述するウェイト選択部22からの受信ウェイト値を適用することによってビームの形成を行ない、所定の距離単位及び角度単位(以下、単位セルという)毎にDBF受信信号としてのIQ信号を生成する。また、生成対象とする単位セルを指定するためのセル指定情報を、後述するクラッタマップ記憶部23、受信ビームウェイト記憶部24、及びクラッタ抑圧ウェイト記憶部25に送出する。
【0021】
パルス圧縮部15は、ビーム形成部21で生成されたIQ信号に対してパルス圧縮処理を施し、パルス圧縮信号を目標検出部16に送出する。目標検出部16は、このパルス圧縮信号から目標を検出し、その検出結果を表示部17に送出する。そして、表示部17は目標検出部16からの検出結果を受けとって、これを表示する。
【0022】
さらに、図1のDBFレーダ受信装置は、ビーム形成部21においてビーム形成時に適用する受信ウェイト値を制御するため、ウェイト選択部22、クラッタマップ記憶部23、受信ビームウェイト記憶部24、クラッタ抑圧ウェイト記憶部25、及び操作部26を有している。
【0023】
ウェイト選択部22は、受信ビームウェイト記憶部24からの受信ビームウェイト値、またはクラッタ抑圧ウェイト記憶部25からのクラッタ抑圧ウェイト値のいずれか一方を、クラッタマップ記憶部23からの選択情報に基づいて選択し、受信ウェイト値としてビーム形成部21に送出する。
【0024】
クラッタマップ記憶部23は、対象領域内のクラッタ状況を単位セル毎に記憶したクラッタマップを有しており、ビーム形成部21からのセル指定情報によって指定された単位セルの記憶内容に基づいて、この単位セルに適用する受信ウェイト値を選択するための選択情報をウェイト選択部22に送出する。クラッタマップの一例を図2に示す。この図に示すように、本実施の形態においては、クラッタマップの記憶内容は、対象領域である自位置を中心にした方位角全周分の各単位セル毎に、例えば抑圧すべきクラッタが存在するか否かを数値に対応させて、存在する場合は1、存在しない場合は0としている。
【0025】
受信ビームウェイト記憶部24は、所定の受信ビームを形成するための受信ビームウェイトを、例えば図2と同様に構成した単位セル毎に記憶しており、ビーム形成部21からのセル指定情報によって指定された単位セルの受信ビームウェイト値をウェイト選択部22に送出する。
【0026】
クラッタ抑圧ウェイト記憶部25も、例えば図2と同様に構成した単位セル毎にクラッタ抑圧ウェイトを記憶しており、ビーム形成部21からのセル指定情報によって指定された単位セルのクラッタ抑圧ウェイト値をウェイト選択部22に送出する。本実施の形態では、クラッタ抑圧ウェイトとしては、例えばビーム形成結果であるDBF受信信号がゼロとなるウェイト値(以下、ゼロウェイトという)を設定している。
【0027】
操作部26は、設定操作を受けつけてクラッタマップ記憶部23、受信ビームウェイト記憶部24、及びクラッタ抑圧ウェイト記憶部25の記憶内容を設定・更新する。
【0028】
次に、前述の図1及び図2を参照して、上述した本発明の実施の形態によるDBFレーダ受信装置の動作を説明する。
【0029】
まず、あらかじめ操作部26からの設定操作により、受信ビームウェイト記憶部24に受信ビームウェイトの設定データが、またクラッタ抑圧ウェイト記憶部25にクラッタ抑圧ウェイトの設定データがそれぞれ送られ、記憶される。同様に、対象領域のクラッタマップの設定データが操作部26からの設定操作によりクラッタマップ記憶部23に送られ、クラッタマップとして記憶される。
【0030】
目標からの反射信号は、クラッタとともに空中線部11の各空中線素子111〜11nによって受信され、受信信号としてそれぞれの空中線素子111〜11nに対応して接続された受信機121〜12nに送出される。これら複数n個の受信信号は、受信部12内の各受信機121〜12nで低雑音増幅や周波数変換等の受信処理を施された後、さらに各受信機に対応して接続されたAD変換部13の各AD変換器131〜13nに送出される。そして、これらAD変換器131〜13nによりデジタル信号に変換され、複数n個のデジタル受信信号としてビーム形成部21に送られる。
【0031】
ビーム形成部21においては、各デジタル受信信号はIQ直交検波された後、各信号に対してウェイト選択部22からの受信ウェイト値を適用することによって、単位セル毎にビーム形成を行ない、IQ信号が生成される。このときに適用される受信ウェイト値は次のように選択される。
【0032】
すなわち、まず、ビーム形成部21からビーム形成の対象とする単位セルのセル指定情報が、クラッタマップ記憶部23、受信ビームウェイト記憶部24、及びクラッタ抑圧ウェイト25に送出される。このセル指定情報に基づいて、受信ビームウェイト記憶部24及びクラッタ抑圧ウェイト記憶部25は、それぞれ指定された単位セルの受信ビームウェイト値及びクラッタ抑圧ウェイト値をウェイト選択部22に送出する。
【0033】
一方、クラッタマップ記憶部23は、前記のセル指定情報により指定された単位セルの記憶内容を参照して、この単位セルに抑圧すべきクラッタが存在するか否かを選択情報としてウェイト選択部22に通知する。ウェイト選択部22ではこの選択情報を受けとって、抑圧すべきクラッタが存在しない場合には、ビーム形成部21への受信ウェイト値として受信ビームウェイト記憶部24からの受信ビームウェイト値を選択し、これを送出する。また、抑圧すべきクラッタが存在する場合には、ウェイト選択部22はクラッタ抑圧ウェイト記憶部25からのクラッタ抑圧ウェイト値を選択し、これを送出する。
【0034】
このようにして選択された受信ウェイト値をIQ直交検波された後の信号に適用すると、抑圧すべきクラッタの存在しない単位セルに対しては所定の受信ビームにより受信したIQ信号が生成され、抑圧すべきクラッタが存在する単位セルにはゼロウェイトが適用されて生成されるIQ信号はゼロとなって、後続のパルス圧縮部15に送出される。
【0035】
パルス圧縮部15においては、ビーム形成部21からのIQ信号に対して相関処理等を繰り返すことによりパルス圧縮処理が施され、パルス圧縮信号となってさらに目標検出部16に送出され、このパルス圧縮信号から対象目標の検出処理が行なわれる。そして、その検出結果は目標検出部16から表示部17に送られ、表示部17に表示される。
【0036】
以上説明したように、本実施の形態においては、対象領域内におけるクラッタ状況を単位セル毎にクラッタマップ記憶部23に記憶しておき、ビーム形成部21におけるビーム形成時に、抑圧すべきクラッタの存在する単位セルにはIQ検波後の信号に対する受信ウェイト値としてゼロウェイトを適用している。これにより、クラッタの存在する単位セルのみのIQ信号がゼロとなって、クラッタ抑圧されたIQ信号がパルス圧縮処理部15に送出され、目標の誤検出を減少させることができるとともに、良好なビデオの視認性を得ることができる。
【0037】
また、クラッタの抑圧の設定は、クラッタマップ記憶部23に記憶されるクラッタマップ中の必要な単位セルのみについて行なえば良い。これにより、監視不能となる領域も最小限に留めることができ、装置の運用に対する制限を軽減することができる。
【0038】
さらに、クラッタマップ記憶部23に設定するクラッタマップは、操作部26から設定している。これにより、運用場所の変更等、装置の運用状況の変更に対しても最適なクラッタマップを設定することができ、良好なクラッタ抑圧特性を得ることができる。
【0039】
なお、本実施の形態においては、単位セルとしては図2に示すように、方位角及び距離により構成しているが、仰角及び距離により構成しても良く、また、方位角、仰角、及び距離の3次元構成とすることもできる。さらに、クラッタ抑圧ウェイト記憶部25にはゼロウェイトを設定しているが、例えばビーム形成後のIQ信号がノイズ相当となるようなウェイト値を設定したり、単位セル毎に異なるウェイト値を設定するなど、種々の変形が可能である。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、装置の運用に影響を及ぼすことなくクラッタを抑圧して目標の誤検出を減少させるとともに、良好なビデオの視認性を有するDBFレーダ受信装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDBFレーダ受信装置の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】クラッタマップの一例を示す説明図。
【図3】従来のDBFレーダ受信装置の一例を示すブロック図。
【図4】パルス圧縮前後でのクラッタの波形をモデル化して示す説明図。
【符号の説明】
11 空中線部
12 受信部
13 AD変換部
14、21 ビーム形成部
15 パルス圧縮部
16 目標検出部
17 表示部
22 ウェイト選択部
23 クラッタマップ記憶部
24 受信ビームウェイト記憶部
25 クラッタ抑圧ウェイト記憶部
26 操作部
Claims (3)
- 対象領域に照射したレーダパルス波の反射信号を複数の空中線素子で受信し、DBF処理を施し任意の方向にビームを形成して目標を検出するDBFレーダ受信装置において、
前記複数の空中線素子で受信した前記反射信号を前記複数の空中線素子に対応付けて受信処理し、これら処理結果をデジタル信号として出力する受信処理手段と、
前記受信処理手段からの各デジタル信号に適用する第1及び第2のウェイト値を所定の距離単位及び角度単位毎に記憶するウェイト値記憶手段と、
前記所定の距離単位及び角度単位毎に設定された選択情報に基づいて前記第1のウェイト値または前記第2のウェイト値のいずれか一方を選択し、受信ウェイト値として出力するウェイト値選択手段と、
このウェイト値選択手段からの受信ウェイト値を前記受信処理手段からの各デジタル信号に適用し、前記所定の距離単位及び角度単位毎にビーム形成を行なってDBF受信信号を生成するビーム形成手段と、
このDBF受信信号から目標を検出する目標検出手段とを具備したことを特徴とするDBFレーダ受信装置。 - 前記第1のウェイト値及び前記第2のウェイト値のいずれか一方は所定の受信ビームを形成するためのウェイト値とし、他方はクラッタを抑圧するためのウェイト値としたことを特徴とする請求項1に記載のDBFレーダ装置。
- 前記所定の距離単位及び角度単位毎に設定された選択情報は、前記対象領域のクラッタ分布に基づいて設定することを特徴とする請求項2に記載のDBFレーダ受信装置。
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JP2003153401A JP2004354252A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | Dbfレーダ受信装置 |
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JPWO2016125399A1 (ja) * | 2015-02-02 | 2017-11-24 | 古野電気株式会社 | 探知装置、および、探知方法 |
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2003
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