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JP6415166B2 - バイク用車体カバーの底面部構造 - Google Patents

バイク用車体カバーの底面部構造 Download PDF

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Description

本発明は、モーターバイク(自動二輪車)の底面部をも含めて、その車体の全体を被覆することができるバイク用車体カバーに関し、とりわけ、その車体カバーの底面部の構造に関するものである。
従来のバイク用車体カバーとしては各種のものが存在するが、通常は表面に防水加工が施されたポリエステル等の合成繊維製生地を使用し、上面被覆部、両側面被覆部等の複数枚のシート状構成部材を縫製し、車体の外形形状に適合するように立体的に形成したものが存在する。
そして、当該カバーの底面部が開口して二輪車の上から被覆するタイプのものと、二輪車の底面部をも含めて、二輪車の全体を被覆してしまう車体カバーも存在する。
後者のタイプのものは、一般的には、毎日使用するようなシティサイクルでなく、マウンテンバイクやロードバイク等、休暇を利用して自然の中でのスポーツサイクリングを楽しむタイプの二輪車に使用するものであり、不使用時には、その全体を被覆して室内やベランダ、或いは集合住宅の階段の踊り場や通路に保管したりして使用するものである。
下記特許文献1に記載の二輪車カバーにおいては、二輪車の全体をカバーすることができ、風雨・塵挨から守ることができると共に、二輪車の窃盗を困難にすることを課題とするものである。
その構成は、二輪車を包み込むことが可能な大きさを有する略矩形のシート部材と、該シート部材の周縁に設けられ、該シート部材を二つ折にした状態で内部を閉塞するためのスライドファスナーとを備え、前記スライドファスナーの操作部(スライダー)、及び該スライドファスナーを閉じた際に該操作部が位置する前記シート部材の端部位置に、夫々、施錠用のリングを設けたことを特徴とするものである。
実用新案登録第3040524号公報
上記従来例においては、バイク等を内部に収納した際に、そのバイクの重量等により、前後輪の車輪部及び支持スタンド部の劣化、汚損、破損等の考慮が全くなされていなかったのである。
そこで、本発明においては、先ず、モーターバイク等の自動二輪車の底面部をも含みその全体を簡単に被覆することができ、更に、その底面部が容易に汚損又は破損しないものを提供することをその第一の課題としている。
本発明の第1のものは、少なくとも底面部と両側の側面部との複数のシート状構成部材を縫製してバイクの車体全体を被覆できる立体的形状に形成し、適宜位置には開閉自在の開口部を形成したバイク用車体カバーにおいて、前記底面部を防水性を有するシート状部材から形成し、この底面部上で被覆されるバイクの前輪及び支持スタンドの位置に対応する部位にそれぞれ前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットを配置し、前記前輪載置用マットは上から、可撓性を有する硬質シート部材、弾性シート部材及び防水性シート部材の三層構造から形成し、前記支持スタンド載置用マットは上から、防水性シート部材、弾性シート部材、可撓性を有する硬質シート部材、弾性シート部材及び防水性シート部材の五層構造から形成し、前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットは、それぞれ上に乗る前輪及び支持スタンドの動きに応じて、底面部上で移動でき、更に、前輪載置用マットの上面では前輪の動きに拘わらず、その上面で前輪が滑ることができ、前記支持スタンド載置用マットの上面では支持スタンドの先端部が食い込み且つ移動できることを特徴とするバイク用車体カバーの底面部構造である。
本発明の第2のものは、上記第1の発明において、前記底面部の長手方向にバイクの前後輪を案内するための案内表示ラインが設けられ、当該案内表示ラインの前方部分に前輪載置用マットを載置したことを特徴とするバイク用車体カバーの底面部構造である。
本発明の第3のものは、上記第2の発明において、前記開口部を開放して、底面部を外側に露出することにより、前記案内表示ラインが現出することを特徴とするバイク用車体カバーの底面部構造である。
本発明の第4のものは、上記第1乃至第3の何れかの発明において、前記底面部の内側面に防汚用シート部材を更に接合したことを特徴とするバイク用車体カバーの底面部構造である。
本発明の第1のものは、バイクの底面部を含めて、その全体を被覆することができ、底面部を防水性を有するシート状部材から形成し、この底面部上で被覆されるバイクの前輪及び支持スタンドの位置に対応する部位にそれぞれ前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットを配置しているために、当該底面部上にバイクを載置した際に、その前輪は前記前輪載置用マットの上に載置され、その支持スタンドは前記支持スタンド載置用マットの上に載置されることとなるために、その部分の汚損、破損等が防止される。
特に、この前輪載置用マットと支持スタンド載置用マットの部分は、バイクをこのカバーの底面部上に乗せた際に、これらのマットは、前者がバイクの前輪を、後者がバイクの支持スタンドを載置でき、これらのマットの敷設により、この部分からの汚損又は破損を防止することが出来るのである。
更に、これらのマット部材は、底面部上に固定されているものではなく、この底面部上で可動で単に載置されているだけなのである。
その理由は、前輪載置用マットにおいては、被覆されるバイクを底面部上に転がして、載置し、支持スタンドを取り出して自立させて、カバー全体をバイクに被覆することとなるが、この支持スタンドを下方に回動させて取り出し、車体を自立させる際に、前輪がハンドルと共に約20度乃至45度程度左に回動をするのである。
この前輪が左回動する際に、マットがない場合、この前輪に接した車体カバーの底面部が引きつられてしまい、それが繰り返される結果、その部分が汚損又は破損してしまうという問題があったのであるが、本発明においては前輪載置用マットを載置しているために、その恐れが極めて少なくなるのである。
このことは、支持スタンドの部位でも同じであり、上記支持スタンド載置用マットの存在により、カバー底面部の汚損及び破損を防止することができるのである。
即ち、バイクをカバー底面部に載置して、支持スタンドを引き出し、この支持スタンドの先端を支持スタント載置用マットの上面に当接させた状態で、今度は前輪から手を放そうとすると前記した通り、前輪は少し左方向に回動する。
その際に、つまり、前輪の左回動に伴って、支持スタンドの支持位置も少し移動するのである。
つまり、前輪が左に回動することにより、車体の全体が少し移動し、これにより支持スタンドの先端の支持位置も最初の位置から少し移動するのである。
その際に、支持スタンドの先端部の移動及び支持スタンド載置用マット自体の底面部上での移動が許容されることにより本発明に係る底面部の汚損及び破損がより適切に保護されることとなるのである。
前記前輪載置用マットにおいては、上から、ターポリン等の防水性シート部材、ペフ(登録商標)等の弾性シート部材、ベルポーレン等の可撓性を有する硬質シート部材の三層に積層され、つまり、上面の滑り可能素材、中間のクッション部材、一番下の可撓性硬質素材の積層により、その弾力性と強度及び滑り性能が確保されている。
他方、支持スタンド載置用マットにおいては、上から、ターポリン等の防水性シート部材、ペフ(登録商標)等の弾性シート部材、ベルポーレン等の可撓性を有する硬質シート部材、ペフ(登録商標)等の弾性シート部材及びターポリン等の防水性シート部材の五層構造からなり、同様にその弾力性、強度及び滑り効果が確保されているのである。
つまり、前輪載置用マットの上面では前輪の動きに拘わらず、その上面で前輪が滑ることができ、前記支持スタンド載置用マットの上面でも支持スタンドの先端部が適度に食い込み且つ移動できるような効果を発揮するのである。
また、前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マット自体もカバーの底面部上で可動に載置されているのである。
本発明の第2のものにおいては、底面部の長手方向にバイクの前後輪を案内するための案内表示ラインを設け、案内表示ラインの前方部分に前輪載置用マットを載置したものであり、この案内表示ラインに沿って、バイクの前後輪を底面部上に転がして容易に載置することが出来、その際に、前方の前輪載置用マットの上に適切に前輪を載置することができるものとなるのである。
本発明の第3のものにおいては、カバーの開口部を開放して、底面部が外側に露出し、前記案内表示ラインが現出するようにして、前記案内表示ライン及び底面部を外部に良好に露出させることができることを限定したものである。
本発明の第4のものにおいては、カバー底面部の内側面に防汚用シート部材を更に接合し、底面部の汚れ防止機能を向上させたものである。
この防汚用シート部材は、底面部の全面又はその一部の何れに接合敷設してもよい。
本発明のバイク用車体カバーの一実施形態に係る全体説明図であり、その(A)が内部にモーターバイクを収納した状態を示し、その(B)が開口部を開放した状態を示している。 上記実施形態に係る車体カバーの開口部を開放し、底面部を現出させた状態示す平面図である。 上記実施形態に係る車体カバーの底面部に載置した前輪載置用マット部分の拡大説明図である。 上記実施形態に係る車体カバーの底面部に載置した支持スタンド載置用マット部分の拡大説明図である。
以下、添付の図面と共に、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のバイク用車体カバーの一実施形態に係る全体説明図であり、その(A)が内部にモーターバイクを収納した状態を示し、その(B)が開口部を開放した状態を示している。
本発明に係る車体カバー(以下単に「カバー」という。)は、合成繊維製生地の複数枚のシート状構成部材を用いて二輪車を内部に収納できるような立体的な形状に縫製したものから成る。
かかるシート状構成部材の形状及び枚数は、自由に設計することができ、より多くのシート状構成部材を使用することにより、よりモーターバイクMの外形形状に適切に適合する立体的形状に形成することができるが、本発明においては、少なくともバイクMを載置するための底面部11と左右両側の側面部12、12とから形成することができる。
しかし、この実施形態では、バイクMの前輪部分を被覆できる前面部13と、バイクの上方部分を被覆する上面部14のシート状構成部材をも使用している。
但し、上記した通り本発明においては、最低、底面部11と左右両側の側面部12、12とから形成することができるものである。
他方、開口部は、カバーの両側の側面部12の略中央部横方向に設けた切込ライン15の上下の縁部に設けたスライドファスナー15fの開閉によって形成される。
このスライドファスナー15fは、図1の紙面裏側の側面部にも同位置に横方向に配設されている。
切込ライン15の前端部15aにスライダー15sが位置し、このスライダー15sを前端部から後方に向かってスライド移行させることにより、切込ライン15の上下の縁部に設けられたスライドファスナー15f、15fの歯部が噛合して、切込ライン15が閉鎖されるのである。
切込ライン15の後方側の後端部においては、手前側側面部に設けた切込ライン15と紙面裏側側面部に設けた切込ライン15とが連続(連結)している。
従って、手前側と向う側の切込ライン15のそれぞれの前端部15aは、相互に連続しておらず、両側の側面部の切込ライン15に設けたスライドファスナー15fを完全に開放すると、切込ライン15、15の前端部15a、15aの間でカバーは接続し、この切込ライン15、15を境にして側面部12の下半部12dと上半部12uとが分離し、開口部が出現する。
この切込ライン15は、それぞれの側で、中央高さ位置横方向に又は中間高さ位置の上方で横方向に形成されている。
このようにすることにより、カバーの使用者がバイクの手前側に位置していても、腰を屈めた状態で、向う側の切込ライン15に設けたスライドファスナー15fのスライダー15sの移行操作を行うことができることとなる。
他方、この実施形態では、手前側と向う側の側面部に設けた切込ライン15の後端部の上下の縁部に係着部材を設け、これらの係着部材として雄雌の面ファスナー22fを使用している。
また、この実施形態では、切込ライン15に設けたスライドファスナー15fを被覆するように、側面部12の上半部12uの開口部縁部に下方に延長する延長部19を設けている。
この延長部19は、切込ライン15の全体を被覆できるように、スライドファスナー15fの前端部15aから後端部までの全体に渡り形成されている。
これにより、スライドファスナー15f、15fが閉鎖されると、このスライドファスナー15f、15fの部分を被覆することができ、仮にこの車体カバーが屋外で使用されたとしても、スライドファスナー15f、15fの部分から雨水等が侵入することを防止することができる。
以下、上記実施形態における底面部の形態について更に説明する。
底面部11は、本実施形態においては、その素材としてターポリンを用いている。
ターポリンは、フィラメント糸(長繊維)に樹脂フィルム貼りをしたもので、防水性を付与したシート状のものである。
勿論、この底面部の素材として、帆布やキャンバスを用いることもできる。
そして、この底面部11には、更に他の部材をも付加しているが、その説明は図2以降で行う。
図2は、上記実施形態に係る車体カバーの開口部を開放し、底面部を現出させた状態示す平面図である。
開口部のスライドファスナー15f、15fを開放し、側面部の上半部12uを前方に捲り上げ、内部の底面部11を現出させることができる。
図2中、左側が前方となり、右側が後方となる。
底面部11は、平面視略舟形をしており、幅方向(図2中上下方向)の略中央よりもやや上寄りの前後方向(底面部の長手方向)に案内表示ライン20を設けている。
この実施形態では、黄色地に黒の矢印先端図案を連続的に施したものから形成している。
この案内表示ライン20は、上記図案をプリントした合成樹脂製フィルムを貼着したものであってもよい。
この案内表示ライン20に沿って、バイクの前輪及び後輪を底面部11の後部から前方に(図中右から左に)向かって転がして行くのである。
そして、この案内表示ライン20の前方部分には、前輪載置用マット22を載置し、この前輪載置用マット22の上に、バイクの前輪を位置させ載置することができる。
更に、底面部11の略中央部の図中下方位置には、支持スタンド載置用マット25を載置している。
この支持スタンド載置用マット25には、前記案内表示ライン20に沿ってその上をバイクの前輪及び後輪を転がして行き、前輪が前輪載置用マット22の上に乗った状態でバイクの支持スタンドを引き出して、その先端部をこの支持スタンド載置用マット25の上に当接させることができる。
その後、バイクを完全に自立させるために、ハンドル及び前輪を所定角度、例えば左方向に20度乃至30度程度回動させるのである。
このときに、前輪載置用マット22も、引き摺られて底面部11上を多少ずれるし、前輪が回動すると、今度は、支持スタンド載置用マット25上の支持スタンドも少しマット上でずれるのである。
図2中、底面部11の略中央部の上下方向に設けたのは、防汚用シート30である。
この防汚シート30は、この実施形態では、底面部11の一部に設けているが、その全体に設けることもでき、その際には、案内表示ライン20は、その防汚シートの上に設けることができる。
図3は、上記底面部に載置した前輪載置用マット部分の拡大説明図である。
バイクの前輪Tは、底面部11上の案内表示ライン20に沿って、転がされ、前輪Tが前輪載置用マット22の上に位置したときに、バイクを止め、支持スタンドを引き出すのである。
支持スタンドを引き出し、この支持スタンドの先端部を支持スタンド載置用マットの上に当接させて、前輪Tを回動させる。
この図では、この前輪Tを回動させ、バイクが自立した状態を示している。
ここで、前輪載置用マット22の構造を更に説明すると、この前輪載置用マット22は、三層構造を有しており、上からベルポーレン、ペフ(登録商標)、及び、ターポリンを順次積層し、接着したものから成る。
ベルポーレンは、可撓性を有する合成樹脂製(ポリエチレンの発泡シート)の硬質シート部材であり、ペフ(登録商標)は、やはり合成樹脂製の発泡性(ポリオレフィン発泡体)弾性シート部材であり、ターポリンは、上に述べたような防水性シート状部材である。
従って、適度な弾力性を有し、上面は硬質で滑り易く形成され、その底面にあっても底面部と同じ素材を用いて形成しており、この前輪載置用マット22が前輪の回動動作につられて多少回動又は移動しても問題は生じない。
図4は、上記底面部に載置した支持スタンド載置用マット部分の拡大説明図である。
バイクは、底面部11に設けられた案内表示ラインに沿って、その前輪及び後輪が転がされ、上記の通り、前輪が前輪載置用マット上に位置させて停止させ、支持スタンドSを引き出すのである。
支持スタンドSが引き出され、支持スタンドSの先端を支持スタンド載置用マット25の上面に当接させ、バイクを自立させるのである。
このバイクを自立させる際には、前輪は多少左方向に回動させるのであるが、この回動に際して、支持スタンドSも多少移動する。
即ち、前輪が左方向に回動すると、支持スタンドSは、図4中矢印Dの方向(図中略上方)に移動するのである。
この支持スタンドSの動きを許容できるように、支持スタンド載置用マット25は底面部11上に単に載置しているのである。
この支持スタンド載置用マット25の構造は、五層構造を成し、上からターポリン、ペフ(登録商標)、ベルポーレン、ペフ(登録商標)、ターポリンの順に積層し、接着されたものである。
このマット25は、上下対象なので、何れを上面にしても同じである。
中心部にベルポーレンという可撓性を有する合成樹脂製の硬質シート状部材を配し、上下に弾性を有する弾性シート部材を積層している関係上、支持スタンドSは、支持スタンド載置用マット25の上面に少し食い込むような状態となる。
また、最上面部及び最下面部は、何れも防水性のシート状部材であるターポリンを使用しているために、底面部と同じ素材であり、支持スタンド載置用マット25が底面部11上で多少動いても問題は生じないのである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り種々設計変更が可能である。
車体カバーのサイズやその形状は、バイクの種々のタイプに適合するように設計変更可能である。
そのシート状構成部材のサイズ及び形状並びに枚数も自由に設計変更することができる。
本発明においては、その底面部の構造が特徴であり、この底面部とこの上に載置される前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットとの構成がその要旨となる。
前輪載置用マットは、三層構造からなり、その各構成要素の材質は自由であるが、上面の可撓性を有する硬質シート状部材と、中間部の弾性シート状部材と、下面の防水性のシート状部材との積層体から構成されたものであればよい。
同様に、支持スタンド載置用マットにおいても、それが五層構造からなり、その各構成要素の材質は自由であるが、中心部の可撓性を有する硬質シート状部材と、その上下の弾性シート状部材とその上下面の防水性を有するシート状部材の積層体であればよいものである。
そして、前輪載置用マットは、底面部の前輪が位置する部位に、また支持スタンド載置用マットは、バイクの支持スタンドが引き出されたその先端部に対応する位置の底面部上に載置されていればよいものである。
前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットの平面視サイズは自由に設定することができ、前輪及び支持スタンドを適切に載置できる大きさであればよいものである。
また、底面部の素材に関しても、自由に選択することができ、防水性を付与されたものであれば、自由に選択して利用することができる。
底面部に内装する防汚用シート状部材の材質に関しても自由に選択することができ、ある程度のクッション性と防油性、防水性、撥水性を有するものであればよいものである。
この防汚用シート部材は、補強効果も発揮するが、底面部の全体又はその一部に内装するものであってもよい。
最後に、本発明に係る車体カバーは、少なくとも底面部と両側面部をそのシート状構成部材とすることができるが、更に前面部、上面部及び後面部等のシート状構成部材を使用して縫製することも当然可能である。
以上、本発明は、バイクの底面を含めてその全体をカバーすることができる車体カバーであって、その底面部構造に特徴があり、その底面部とこの上に載置する前輪載置用マットと支持スタンド載置用マットを有し、これらのマットの上にバイクの前輪及び支持スタンドを載置してその効果を発揮できる極めて便利な車体カバーの底面部構造を提供することができたものである。
11 底面部
12 側面部
12u 上半部(側面部の)
12d 下半部(側面部の)
15a 前端部(切込ラインの)
15f スライドファスナー
15s スライダー
20 案内表示ライン
22 前輪載置用マット
25 支持スタンド載置用マット
M モーターバイク
S 支持スタンド
T 前輪

Claims (4)

  1. 少なくとも底面部と両側の側面部との複数のシート状構成部材を縫製してバイクの車体全体を被覆できる立体的形状に形成し、適宜位置には開閉自在の開口部を形成したバイク用車体カバーにおいて、
    前記底面部を防水性を有するシート状部材から形成し、
    この底面部上で被覆されるバイクの前輪及び支持スタンドの位置に対応する部位にそれぞれ前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットを配置し、
    前記前輪載置用マットは上から、可撓性を有する硬質シート部材、弾性シート部材及び防水性シート部材の三層構造から形成し、
    前記支持スタンド載置用マットは上から、防水性シート部材、弾性シート部材、可撓性を有する硬質シート部材、弾性シート部材及び防水性シート部材の五層構造から形成し、
    前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットは、それぞれ上に乗る前輪及び支持スタンドの動きに応じて、底面部上で移動でき、
    更に、前輪載置用マットの上面では前輪の動きに拘わらず、その上面で前輪が滑ることができ、前記支持スタンド載置用マットの上面では支持スタンドの先端部が食い込み且つ移動できることを特徴とするバイク用車体カバーの底面部構造。
  2. 前記底面部の長手方向にバイクの前後輪を案内するための案内表示ラインが設けられ、当該案内表示ラインの前方部分に前輪載置用マットを載置したことを特徴とする請求項1に記載のバイク用車体カバーの底面部構造。
  3. 前記開口部を開放して、底面部を外側に露出することにより、前記案内表示ラインが現出することを特徴とする請求項2に記載のバイク用車体カバーの底面部構造。
  4. 前記底面部の内側面に防汚用シート部材を更に接合したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のバイク用車体カバーの底面部構造。
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