JP6415166B2 - バイク用車体カバーの底面部構造 - Google Patents
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Description
後者のタイプのものは、一般的には、毎日使用するようなシティサイクルでなく、マウンテンバイクやロードバイク等、休暇を利用して自然の中でのスポーツサイクリングを楽しむタイプの二輪車に使用するものであり、不使用時には、その全体を被覆して室内やベランダ、或いは集合住宅の階段の踊り場や通路に保管したりして使用するものである。
その構成は、二輪車を包み込むことが可能な大きさを有する略矩形のシート部材と、該シート部材の周縁に設けられ、該シート部材を二つ折にした状態で内部を閉塞するためのスライドファスナーとを備え、前記スライドファスナーの操作部(スライダー)、及び該スライドファスナーを閉じた際に該操作部が位置する前記シート部材の端部位置に、夫々、施錠用のリングを設けたことを特徴とするものである。
そこで、本発明においては、先ず、モーターバイク等の自動二輪車の底面部をも含みその全体を簡単に被覆することができ、更に、その底面部が容易に汚損又は破損しないものを提供することをその第一の課題としている。
その理由は、前輪載置用マットにおいては、被覆されるバイクを底面部上に転がして、載置し、支持スタンドを取り出して自立させて、カバー全体をバイクに被覆することとなるが、この支持スタンドを下方に回動させて取り出し、車体を自立させる際に、前輪がハンドルと共に約20度乃至45度程度左に回動をするのである。
即ち、バイクをカバー底面部に載置して、支持スタンドを引き出し、この支持スタンドの先端を支持スタント載置用マットの上面に当接させた状態で、今度は前輪から手を放そうとすると前記した通り、前輪は少し左方向に回動する。
その際に、つまり、前輪の左回動に伴って、支持スタンドの支持位置も少し移動するのである。
その際に、支持スタンドの先端部の移動及び支持スタンド載置用マット自体の底面部上での移動が許容されることにより本発明に係る底面部の汚損及び破損がより適切に保護されることとなるのである。
他方、支持スタンド載置用マットにおいては、上から、ターポリン等の防水性シート部材、ペフ(登録商標)等の弾性シート部材、ベルポーレン等の可撓性を有する硬質シート部材、ペフ(登録商標)等の弾性シート部材及びターポリン等の防水性シート部材の五層構造からなり、同様にその弾力性、強度及び滑り効果が確保されているのである。
また、前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マット自体もカバーの底面部上で可動に載置されているのである。
この防汚用シート部材は、底面部の全面又はその一部の何れに接合敷設してもよい。
図1は、本発明のバイク用車体カバーの一実施形態に係る全体説明図であり、その(A)が内部にモーターバイクを収納した状態を示し、その(B)が開口部を開放した状態を示している。
但し、上記した通り本発明においては、最低、底面部11と左右両側の側面部12、12とから形成することができるものである。
このスライドファスナー15fは、図1の紙面裏側の側面部にも同位置に横方向に配設されている。
従って、手前側と向う側の切込ライン15のそれぞれの前端部15aは、相互に連続しておらず、両側の側面部の切込ライン15に設けたスライドファスナー15fを完全に開放すると、切込ライン15、15の前端部15a、15aの間でカバーは接続し、この切込ライン15、15を境にして側面部12の下半部12dと上半部12uとが分離し、開口部が出現する。
このようにすることにより、カバーの使用者がバイクの手前側に位置していても、腰を屈めた状態で、向う側の切込ライン15に設けたスライドファスナー15fのスライダー15sの移行操作を行うことができることとなる。
この延長部19は、切込ライン15の全体を被覆できるように、スライドファスナー15fの前端部15aから後端部までの全体に渡り形成されている。
底面部11は、本実施形態においては、その素材としてターポリンを用いている。
ターポリンは、フィラメント糸(長繊維)に樹脂フィルム貼りをしたもので、防水性を付与したシート状のものである。
そして、この底面部11には、更に他の部材をも付加しているが、その説明は図2以降で行う。
開口部のスライドファスナー15f、15fを開放し、側面部の上半部12uを前方に捲り上げ、内部の底面部11を現出させることができる。
図2中、左側が前方となり、右側が後方となる。
この実施形態では、黄色地に黒の矢印先端図案を連続的に施したものから形成している。
この案内表示ライン20は、上記図案をプリントした合成樹脂製フィルムを貼着したものであってもよい。
そして、この案内表示ライン20の前方部分には、前輪載置用マット22を載置し、この前輪載置用マット22の上に、バイクの前輪を位置させ載置することができる。
この支持スタンド載置用マット25には、前記案内表示ライン20に沿ってその上をバイクの前輪及び後輪を転がして行き、前輪が前輪載置用マット22の上に乗った状態でバイクの支持スタンドを引き出して、その先端部をこの支持スタンド載置用マット25の上に当接させることができる。
このときに、前輪載置用マット22も、引き摺られて底面部11上を多少ずれるし、前輪が回動すると、今度は、支持スタンド載置用マット25上の支持スタンドも少しマット上でずれるのである。
この防汚シート30は、この実施形態では、底面部11の一部に設けているが、その全体に設けることもでき、その際には、案内表示ライン20は、その防汚シートの上に設けることができる。
バイクの前輪Tは、底面部11上の案内表示ライン20に沿って、転がされ、前輪Tが前輪載置用マット22の上に位置したときに、バイクを止め、支持スタンドを引き出すのである。
この図では、この前輪Tを回動させ、バイクが自立した状態を示している。
ベルポーレンは、可撓性を有する合成樹脂製(ポリエチレンの発泡シート)の硬質シート部材であり、ペフ(登録商標)は、やはり合成樹脂製の発泡性(ポリオレフィン発泡体)弾性シート部材であり、ターポリンは、上に述べたような防水性シート状部材である。
バイクは、底面部11に設けられた案内表示ラインに沿って、その前輪及び後輪が転がされ、上記の通り、前輪が前輪載置用マット上に位置させて停止させ、支持スタンドSを引き出すのである。
このバイクを自立させる際には、前輪は多少左方向に回動させるのであるが、この回動に際して、支持スタンドSも多少移動する。
この支持スタンドSの動きを許容できるように、支持スタンド載置用マット25は底面部11上に単に載置しているのである。
このマット25は、上下対象なので、何れを上面にしても同じである。
また、最上面部及び最下面部は、何れも防水性のシート状部材であるターポリンを使用しているために、底面部と同じ素材であり、支持スタンド載置用マット25が底面部11上で多少動いても問題は生じないのである。
車体カバーのサイズやその形状は、バイクの種々のタイプに適合するように設計変更可能である。
そのシート状構成部材のサイズ及び形状並びに枚数も自由に設計変更することができる。
前輪載置用マットは、三層構造からなり、その各構成要素の材質は自由であるが、上面の可撓性を有する硬質シート状部材と、中間部の弾性シート状部材と、下面の防水性のシート状部材との積層体から構成されたものであればよい。
そして、前輪載置用マットは、底面部の前輪が位置する部位に、また支持スタンド載置用マットは、バイクの支持スタンドが引き出されたその先端部に対応する位置の底面部上に載置されていればよいものである。
また、底面部の素材に関しても、自由に選択することができ、防水性を付与されたものであれば、自由に選択して利用することができる。
この防汚用シート部材は、補強効果も発揮するが、底面部の全体又はその一部に内装するものであってもよい。
12 側面部
12u 上半部(側面部の)
12d 下半部(側面部の)
15a 前端部(切込ラインの)
15f スライドファスナー
15s スライダー
20 案内表示ライン
22 前輪載置用マット
25 支持スタンド載置用マット
M モーターバイク
S 支持スタンド
T 前輪
Claims (4)
- 少なくとも底面部と両側の側面部との複数のシート状構成部材を縫製してバイクの車体全体を被覆できる立体的形状に形成し、適宜位置には開閉自在の開口部を形成したバイク用車体カバーにおいて、
前記底面部を防水性を有するシート状部材から形成し、
この底面部上で被覆されるバイクの前輪及び支持スタンドの位置に対応する部位にそれぞれ前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットを配置し、
前記前輪載置用マットは上から、可撓性を有する硬質シート部材、弾性シート部材及び防水性シート部材の三層構造から形成し、
前記支持スタンド載置用マットは上から、防水性シート部材、弾性シート部材、可撓性を有する硬質シート部材、弾性シート部材及び防水性シート部材の五層構造から形成し、
前輪載置用マット及び支持スタンド載置用マットは、それぞれ上に乗る前輪及び支持スタンドの動きに応じて、底面部上で移動でき、
更に、前輪載置用マットの上面では前輪の動きに拘わらず、その上面で前輪が滑ることができ、前記支持スタンド載置用マットの上面では支持スタンドの先端部が食い込み且つ移動できることを特徴とするバイク用車体カバーの底面部構造。 - 前記底面部の長手方向にバイクの前後輪を案内するための案内表示ラインが設けられ、当該案内表示ラインの前方部分に前輪載置用マットを載置したことを特徴とする請求項1に記載のバイク用車体カバーの底面部構造。
- 前記開口部を開放して、底面部を外側に露出することにより、前記案内表示ラインが現出することを特徴とする請求項2に記載のバイク用車体カバーの底面部構造。
- 前記底面部の内側面に防汚用シート部材を更に接合したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のバイク用車体カバーの底面部構造。
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