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JP6411285B2 - 充填ノズル、充填装置及び充填方法 - Google Patents

充填ノズル、充填装置及び充填方法 Download PDF

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JP6411285B2 JP2015110555A JP2015110555A JP6411285B2 JP 6411285 B2 JP6411285 B2 JP 6411285B2 JP 2015110555 A JP2015110555 A JP 2015110555A JP 2015110555 A JP2015110555 A JP 2015110555A JP 6411285 B2 JP6411285 B2 JP 6411285B2
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Description

本発明は、被充填物を容器に充填するための充填ノズル、充填装置及び充填方法に関し、特に固形物を含む液状物等の充填に用いて好適な充填ノズル、充填装置及び充填方法に関する。
固形物を含む液状物の充填においては、カットノズルと呼ばれる充填ノズルが用いられる場合がある。一般的なカットノズルは、下端に吐出開口が形成され且つ側面に被充填物の取入開口が形成される筒状のノズル本体と、ノズル本体内を昇降するピストンと、を備えている。このようなカットノズルでは、ピストン下端部がノズル本体の取入開口を通過するようにピストンを吐出開口に向けて下降させることで、取入開口の内周縁に引っ掛かった状態の液状物に含まれる固形物をピストン下端部によってカット(切断)することができる(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
上述のように固形物がカットされた場合には、固形物がノズル本体内から外部に吐出され易くなるため、ノズル本体内に残存する固形物が充填量に影響を及ぼすことが抑制される。これにより充填精度を向上させることができる。
一方、このようなカットノズルでは、比較的大型で切断され難い固形物を含む液状物(例えば、イカの塩辛)の充填に用いられる際に、固形物がカットされず、その結果、固形物がノズル本体の下端(吐出開口)から垂れ下がってしまう場合がある。詳しくは、固形物がカットされずにピストンによって引きずれ、この引きずられた固形物がピストンの外周面とノズル本体との間に挟まれる状態となることにより、吐出開口からの固形物の垂れ下がりが生じてしまう場合がある。この点を考慮し、上述の特許文献2に開示されたカットノズルでは、垂れ下がりを防止するための種々の工夫がなされている。
一例として、特許文献2には、ノズル本体内を昇降する上述と同様のピストンを備えるカットノズルにおいて、ノズル本体の取入開口に連通し且つその側面に被充填物の供給口が形成されるシリンダと、シリンダ内を往復移動するピストンと、がさらに設けられる構成が開示されている。このカットノズルでは、上述のシリンダがその側面の供給口から供給された被充填物をノズル本体に供給する通路として機能する。シリンダ内のピストンは、シリンダ軸方向に移動して上述の供給口を通過する際に当該供給口に引っ掛かった固形物をカットできる。このような構成によれば、2つのピストンによって固形物がカットされ得ることで、固形物がカットされない状況を抑制でき、これにより固形物の垂れ下がりの防止を図ることができる。
特開昭50−125896号公報 特開2000−264308号公報
ところで、この種のノズルにおいて、固形物の垂れ下がり防止効果を得るための最大のポイントは、液状物に含まれる固形物をピストンによって確実にカットできるか否かである。
しかしながら、上述の特許文献2に係る構成は、ピストンを2つ設けることで、固形物がカットされない状況を抑制することは可能であるが、各ピストンにおいて固形物を確実にカットする性能を向上させたものではない。したがって、固形物をピストンによって確実にカットし得るようにすることで、垂れ下がり防止効果を確実に且つ安定して得ることに改善の余地がある。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであって、被充填物の充填の際、被充填物に含まれる固形物がノズル先端(吐出開口)から垂れ下がることを確実に且つ安定して防止できる充填ノズル、充填装置及び充填方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するべく、本発明の充填ノズルは、一端に吐出開口を有すると共に側面に被充填物の取入開口を有する筒状に形成され、その内部における前記取入開口よりも前記吐出開口側の位置に、前記取入開口よりも径方向の内側に突出する段部が設けられるノズル本体と、前記ノズル本体内のうちの前記段部よりも前記取入開口側の領域に移動可能に配置され、前記段部に一端を当接させる当接位置と、前記段部から一端を離間させ且つ前記取入開口を開放させる開放位置との間を移動可能な筒状のスリーブと、前記スリーブ内に移動可能に配置され、前記段部よりも前記吐出開口側に突出する突出位置と、前記吐出開口側とは反対側の方向に前記取入開口から離間する待避位置との間を移動可能なピストンと、を備える。
本発明の充填ノズルでは、スリーブが開放位置とされると共にピストンが待避位置とされた際に、取入開口からノズル本体内に被充填物を供給し、この被充填物を吐出開口から外部に向けて吐出させて容器に充填することができる。その後、スリーブの一端を段部に当接させるようにスリーブを当接位置に移動させることにより、取入開口が閉鎖される共に、段部に固形物が存在する場合には当該固形物をスリーブの一端と段部との間でカットすることができる。また、スリーブの一端と段部とによって固形物がカットされない場合でも、これらの間に固形物を挟み込むことができる。そして、この状態において、ピストンを突出位置に移動させた際には、スリーブの一端と段部とが固形物を挟み込んでいることで、ピストンの切断力が固形物に安定した状態で作用する。これにより、固形物を確実に且つ安定してカットできる。その結果、固形物がピストンによってカットされずに吐出開口側に引きずられることが防止される。また、仮に固形物が切断されない場合であっても、スリーブの一端と段部とが固形物を挟み込んでいることで、当該固形物がピストンによって引きずられて吐出開口近傍まで移動されることが防止される。
したがって、被充填物の充填の際、被充填物に含まれる固形物がノズル先端(吐出開口)から垂れ下がることを確実に且つ安定して防止できる。
前記スリーブの一端及び前記段部のうちの少なくとも一方に、他方に向けて突出する凸部が設けられていてもよい。
この構成によれば、固形物をスリーブの一端と段部との間に挟み込んだ際に凸部が固形物に局所的に当接することで、挟み込まれた固形物に作用する面圧を増加させることができるため、固形物をカットし易くなる。とりわけ、種々のサイズの固形物をカットし易くなる。これにより、垂れ下がり防止効果を向上できる。
詳しくは、スリーブの一端と段部とが平坦状である構成では、比較的大きい固形物を挟み込んだ際に、これら間に比較的大きい隙間が形成される。その結果、これらの間に小さい固形物を挟み込むことができず、ピストンの切断力を安定した状態で当該固形物に作用させることができない状況が生じ得る。これに対して、凸部が設けられる構成によれば、凸部によって、スリーブの一端と段部との間において比較的大きい固形物をカットして又は押しつぶして、小さい固形物をスリーブの一端と段部との間に挟み込み易くなることで、種々のサイズの固形物をカットし易くなる。その結果、垂れ下がり防止効果を向上できることになる。
好ましくは、前記凸部は、先細り形状に形成されていてもよい。
この構成によれば、凸部から固形物に作用する面圧が増加する。これにより、スリーブの一端と段部との間において固形物を効果的にカットできることで、垂れ下がり防止効果を向上できる。
また、前記段部は、前記ノズル本体の周方向の全周にわたって延びていてもよい。
この構成によれば、スリーブの一端と環状の段部の全域とで固形物を挟み込むことができる。これにより、多くの固形物をカットできることで、垂れ下がり防止効果を向上できる。
また、この場合、前記ノズル本体の内周面には、前記段部の内周縁から前記吐出開口側に向かうに従い内径寸法が漸減する面取り部が形成されていてもよい。
この構成によれば、ピストンが芯ずれした場合であっても、ピストンが段部の内周縁に干渉することが抑制される。これにより、ピストンを適切に移動させることが可能となる。
また、前記ノズル本体は、前記取入開口が形成される主通路筒部と、先端に前記吐出開口が形成され、前記主通路筒部内に着脱可能に設けられて先端の前記吐出開口を前記主通路筒部の外部に突出させるノズル先端筒部と、を有し、前記主通路筒部内に配置される前記ノズル先端筒部の基端が、前記段部を構成していてもよい。
この構成によれば、ノズル本体において、段部を構成するノズル先端筒部を主通路筒部から任意に取り外すことができるため、メンテナンスが容易になり、且つ例えば被充填物の種類に応じて所望の形状の段部を有するノズル先端筒部に容易に交換できたりする。これにより、使い勝手を向上させることができる。
また、本発明の充填装置は、上記の充填ノズルと、被充填物を貯留するタンクと、前記タンクに貯留された被充填物を前記充填ノズルに供給する供給手段と、を備える充填装置、である。
また、本発明の充填方法は、一端に吐出開口を有すると共に側面に被充填物の取入開口を有する筒状に形成され、その内部における前記取入開口よりも前記吐出開口側の位置に、前記取入開口よりも径方向の内側に突出する段部が設けられるノズル本体と、前記ノズル本体内に移動可能に配置され、前記段部よりも前記吐出開口側に突出する突出位置と、前記吐出開口側とは反対側の方向に前記取入開口から離間する待避位置との間を移動可能なピストンと、を備える充填ノズルを用いた充填方法であって、前記ピストンが前記待避位置とされた状態において、前記取入開口から前記ノズル本体内に被充填物を供給し、この被充填物を前記吐出開口から外部に向けて吐出させて容器に充填する工程と、前記ノズル本体内に押さえ部材を配置して、当該押さえ部材を前記段部に押し付ける工程と、前記押さえ部材を通過するように、前記ピストンを前記突出位置に移動させる工程と、を備える充填方法、である。
本発明の充填方法によれば、被充填物を充填した後、押さえ部材を段部に押し付けることにより、段部に固形物が存在する場合には当該固形物を押さえ部材と段部との間でカットすることができる。また、押さえ部材と段部とによって固形物がカットされない場合でも、これらの間に固形物を挟み込むことができる。そして、この状態において、ピストンを突出位置に移動させた際には、押さえ部材と段部とが固形物を挟み込んでいることで、ピストンの切断力が固形物に安定した状態で作用する。これにより、固形物を確実に且つ安定してカットできる。その結果、固形物がピストンによってカットされずに吐出開口側に引きずられることが防止される。また、仮に固形物が切断されない場合であっても、押さえ部材と段部とが固形物を挟み込んでいることで、当該固形物がピストンによって引きずられて吐出開口近傍まで移動されることが防止される。
したがって、被充填物の充填の際、被充填物に含まれる固形物がノズル先端(吐出開口)から垂れ下がることを確実に且つ安定して防止できる。
本発明によれば、被充填物の充填の際、被充填物に含まれる固形物がノズル先端(吐出開口)から垂れ下がることを確実に且つ安定して防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係る充填ノズルを備える充填装置の断面図(初期状態)である。 第1の実施の形態に係る充填装置の断面図(計量工程)である。 第1の実施の形態に係る充填装置の断面図(充填準備工程)である。 第1の実施の形態に係る充填装置の断面図(充填工程)である。 第1の実施の形態に係る充填装置の断面図(第1カット工程)である。 第1の実施の形態に係る充填装置の断面図(第2カット工程)である。 図1に示した充填ノズルの拡大図である。 図7の要部拡大図である。 (A)は充填準備工程及び充填工程における充填ノズルの拡大図であり、(B)は第1カット工程における充填ノズルの拡大図であり、(C)は第2カット工程における充填ノズルの拡大図である。 (A)は充填工程後にノズル本体の取入開口周辺に固形物が存在する状態を示す取入開口周辺の断面図であり、(B)は(A)の状態から第1カット工程に移行した際の取入開口周辺の断面図であり、(C)は(B)の状態から第2カット工程に移行した際の取入開口周辺の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る充填ノズルの要部断面図であり、(A)は充填準備工程及び充填工程に対応する図であり、(B)は第1カット工程に対応する図である。 本発明の第3の実施の形態に係る充填ノズルの断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の各実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本実施の形態に係る充填装置1は、タンク2と、ロータリーバルブ3と、計量ポンプ4と、充填ノズル10と、を備えている。タンク2は、被充填物(本実施の形態では、固形物を含む液状物)100を貯留するタンクである。タンク2の下端には、被充填物100の供給口21が形成され、この供給口21にロータリーバルブ3が接続されている。
本実施の形態に係る充填装置1では、充填ノズル10が、タンク2からロータリーバルブ3を介して供給される被充填物100を図1中の矢印αに示すように下方に向けて吐出し、図示しない容器に供給する。以下では、図中矢印αが向く方向を下方と呼び、その反対の方向を上方と呼ぶ。但し、本発明は実施の形態で説明する方向に限定されて解釈されるものではない。
ロータリーバルブ3は、内部に例えば円柱状のボア31Aが形成されたハウジング31と、ボア31A内に回転可能に配置されたロータ32と、を有しており、ハウジング31には、ボア31Aから外部に向けて3方向に開口する流路33(ポート)が形成されている。流路33は、タンク2の供給口21に接続されるタンク側流路33Aと、計量ポンプ4に接続される計量ポンプ側流路33Bと、配管部材34を介して充填ノズル10に接続されるノズル側流路33Cと、で構成されている。
ロータ32は円柱状であり、3方向に開口する流路36が形成されている。ロータ32は、図示しないモータ等の駆動源に連結され、ハウジング31内で第1位置(図1に示す位置)と第2位置(図3に示す位置)との間を往復回転するようになっている。ロータ32は、第1位置において、流路36を介してハウジング31のタンク側流路33Aと計量ポンプ側流路33Bとを連通させ、且つノズル側流路33Cを遮断するように構成されている。また、ロータ32は、第2位置において、流路36を介して計量ポンプ側流路33Bとノズル側流路33Cとを連通させ、且つタンク側流路33Aを遮断するように構成されている。
計量ポンプ4は、ロータリーバルブ3における計量ポンプ側流路33Bに上端部が接続された筒状のシリンダ41と、シリンダ41内に摺動可能に配置された計量ピストン42と、ピストン42に接続されて下方に延びるピストンロッド43と、を有している。ピストンロッド43は、図示しない駆動源によってシリンダ41内を昇降するように構成されている。これにより、計量ピストン42は、図1に示すように計量ポンプ側流路33Bに近接する前進位置と、図2に示すように計量ポンプ側流路33Bから所定距離だけ離間する後退位置との間を昇降するようになっている。
計量ポンプ4では、ロータリーバルブ3においてタンク側流路33Aと計量ポンプ側流路33Bとが連通された際に、計量ピストン42が前進位置から後退位置へ移動することにより、所定の充填量の被充填物100がシリンダ41内で計量されるようになっている。また、ロータリーバルブ3において計量ポンプ側流路33Bとノズル側流路33Cとが連通された際に、計量ピストン42が後退位置から前進位置へ移動することにより、所定の充填量の被充填物100が充填ノズル10側に供給されるようになっている。ここで、本実施の形態では、ロータリーバルブ3及び計量ポンプ4が、本発明でいう供給手段に対応する。
次に図7に拡大して示すように、本実施の形態の充填ノズル10は、下端に吐出開口11Aを有すると共に側面に被充填物100の取入開口11Bを有する筒状に形成されたノズル本体11と、ノズル本体11内に配置され当該ノズル本体11の軸方向に沿って移動可能な押さえ部材としての筒状のスリーブ12と、スリーブ12内に配置され当該スリーブ12の軸方向に沿って移動可能なピストン13と、を有している。
ノズル本体11においては、その内部における取入開口11Bよりも吐出開口11A側の位置に、取入開口11Bよりも径方向の内側に突出する段部11Cが設けられている。本実施の形態では、ノズル本体11の内周面が、取入開口11Bよりも吐出開口11A側(下方側)の位置を基準に、上方側に位置する大径部LDと、大径部LDよりも小径で且つ当該大径部LDよりも下方側に位置する小径部SDと、に区分けされており、これら大径部LDと小径部SDとの間に段差面が形成される。この段差面によって、段部11Cが形成されており、段部11Cは、ノズル本体11の周方向の全周にわたって延びている。
図8には段部11Cの周辺が拡大して示されており、本実施の形態では、ノズル本体11の内周面のうちの小径部SDに、段部11Cの内周縁から吐出開口11A側に向かうに従い内径寸法が漸減する面取り部11Dが形成されている。
また、図7に示すように、ノズル本体11における取入開口11Bの外部側の周縁部には、径方向の外側に突出する筒状のポート部11Eが一体に形成され、このポート部11Eには上述した配管部材34が接続されている(図1参照)。これにより、ロータリーバルブ3側から取入開口11Bに、配管部材34及びポート部11Eを介して被充填物100が供給されることになる。
スリーブ12は、ノズル本体11内のうちの段部11Cよりも取入開口11B側の領域、すなわち大径部LD内に配置され、図7に示すように段部11Cに下端12Aを当接させる当接位置と、段部11Cから下端12Aを離間させ且つ取入開口11Bを開放させる開放位置(図9(A)参照)との間を移動可能となっている。スリーブ12は、図示しない空圧シリンダ等の駆動源によって、上述の当接位置と開放位置との間を移動可能となっている。スリーブ12の外径は、その外周面と大径部LDの内周面との間にわずかな隙間が形成されるように設定されている。これにより、充填ノズル10内における焼き付きや金属粉(摩耗粉)の被充填物へ混入の発生が防止される。
また、ピストン13は、スリーブ12の内周側において、図7に示すように下端13Aが段部11Cよりも吐出開口11A側(下方側)に突出する突出位置と、下端13Aが吐出開口11A側とは反対側の方向(上方側)に取入開口11Bから離間する待避位置(9(A)参照)との間を移動可能となっている。このピストン13は、スリーブ12と同様に、図示しない空圧シリンダ等の駆動源によって、上述の突出位置と待避位置との間を移動可能となっている。ピストン13は、待避位置から突出位置に移動する際に、段部11Cを通過後にノズル本体11の小径部SD内を通過し、この例では、その下端13Aを吐出開口11Aから外部に突出させる。
ピストン13の外径は、その外周面とスリーブ12の内周面及び小径部SDの内周面(面取り部11Dよりも下方側の内周面)との間に、わずかな隙間が形成されるように設定されている。これにより、充填ノズル10内における焼き付きや金属粉(摩耗粉)の被充填物への混入の発生が防止される。なお、本実施の形態では、スリーブ12の内周面の内径と、小径部SDのうちの面取り部11Dよりも下方側の内周面の内径とが、実質的に同一に設定されている。
次に、本実施の形態に係る充填装置1による充填動作について説明する。
図1に示す充填装置1は初期状態となっている。この初期状態では、計量ポンプ4の計量ピストン42が計量ポンプ側流路33Bに近接した前進位置となっている。ロータリーバルブ3が上述の第1位置となっており、タンク側流路33Aと計量ポンプ側流路33Bとが連通している。充填ノズル10では、スリーブ12が上述の当接位置となっており、ピストン13が上述の突出位置となっている。
充填を行う際には、まず、初期状態から図2に示す計量工程が行われる。図2に示すように、計量工程では、計量ポンプ4の計量ピストン42が下降して上述の後退位置まで移動する。これにより、タンク2内の被充填物100がシリンダ41内に吸引される。
続いて、図3に示す充填準備工程が行われ、この充填準備工程では、ロータリーバルブ3のロータ32が上述の第2位置に向けて回転し、ハウジング31の計量ポンプ側流路33Bとノズル側流路33Cとが連通し、且つタンク側流路33Aは遮断される。充填ノズル10では、スリーブ12が上述の開放位置に向けて移動し、ピストン13が上述の待避位置に向けて移動する(図9(A)参照)。
その後、図4に示す充填工程が行われる。この充填工程では、計量ポンプ4の計量ピストン42が上昇して上述の前進位置に向けて移動し、被充填物100をシリンダ41内から押し出す。押し出された被充填物100は、ロータリーバルブ3を介して充填ノズル10の取入開口11Bに流入する。そして、被充填物100は、吐出開口11Aから吐出され、下方に設置された図示しない容器に充填される。
その後、図5に示す第1カット工程が行われる。この第1カット工程では、充填ノズル10において、スリーブ12が上述の当接位置に向けて移動する。図9(B)は、第1カット工程における充填ノズル10の拡大図である。同図に示すように、スリーブ12は、その下端12Aを段部11Cに当接させるように当接位置に向けて移動する。一方で、第1カット工程では、スリーブ12の当接位置への移動前、移動後、又は同時に、ロータリーバルブ3のロータ32が第1位置に向けて回転される。
ここで、図10(A)に示すように、充填工程の後には、段部11C或いは取入開口11Bの内周縁に被充填物100に含まれる固形物101が引っ掛かっている場合がある。このような場合に、第1カット工程では、図10(B)に示すように、スリーブ12の下端12Aを段部11Cに当接させるようにスリーブ12を当接位置に移動させることにより、取入開口11Bが閉鎖される共に、段部11Cに存在する固形物101を下端12Aと段部11Cとの間でカットすることができる。また、図10(B)に示すように、下端12Aと段部11Cとによって固形物101の一部(図中の101Aで示す部分)がカットされない場合でも、これらの間に固形物101Aを挟み込むことができる。
その後、図6に示す第2カット工程が行われる。この第2カット工程では、充填ノズル10において、ピストン13が上述の突出位置に向けて移動する。図9(C)は、第2カット工程における充填ノズル10の拡大図である。同図に示すように、ピストン13は、段部11Cを通過後にノズル本体11の小径部SD内を通過し、その下端13Aを吐出開口11Aから外部に突出させる。ここで、上述のように、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとによって固形物101Aが挟まれている場合には、図10(C)に示すように、ピストン13を突出位置に移動させた際に、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとが固形物101Aを挟み込んでいることで、ピストン13の切断力が固形物101Aに安定した状態に作用する。これにより、固形物101Aを確実に且つ安定してカットできる。
そして、ピストン13が突出位置に到達したとき、ノズル本体11内に残留していた被充填物100が前記容器内に充填される。このような第2カット工程の後、充填装置1は、図1に示す初期状態に戻る。
以上に説明した本実施の形態の充填装置1では、スリーブ12が開放位置とされると共にピストン13が待避位置とされた際に、取入開口11Bからノズル本体11内に被充填物100を供給し、この被充填物100を吐出開口11Aから外部に向けて吐出させて容器に充填することができる。その後、スリーブ12の下端12Aを段部11Cに当接させるようにスリーブ12を当接位置に移動させることにより、取入開口11Bが閉鎖される共に、段部11Cに固形物が存在する場合には当該固形物をスリーブ12の下端12Aと段部11Cとの間でカットすることができる。また、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとによって固形物がカットされない場合でも、これらの間に固形物を挟み込むことができる。そして、この状態において、ピストン13を突出位置に移動させた際に、スリーブ12の下端12Aと段部13とが固形物を挟み込んでいることで、ピストン13の切断力が固形物に安定した状態で作用する。これにより、固形物を確実に且つ安定してカットできる。その結果、固形物がピストン13によってカットされずに吐出開口11A側に引きずられることが防止される。また、仮に固形物が切断されない場合であっても、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとが固形物を挟み込んでいることで、当該固形物がピストン13によって引きずられて吐出開口11A近傍まで移動されることが防止される。
したがって、被充填物100の充填の際、被充填物100に含まれる固形物がノズル先端(吐出開口11A)から垂れ下がることを確実に且つ安定して防止できる。
また、段部11Cは、ノズル本体11の周方向の全周にわたって延びているため、スリーブ12の下端12Aと環状の段部11Cの全域とで固形物を挟み込むことができる。よって、多くの固形物をカットできることで、垂れ下がり防止効果を向上できる。
また、ノズル本体11の内周面に、段部11Cの内周縁から吐出開口11A側に向かうに従い内径寸法が漸減する面取り部11Eが形成されているため、ピストン13が芯ずれした場合であっても、段部11Cの内周縁に干渉することが抑制される。よって、ピストン13を適切に移動させることが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図11(A)は充填準備工程及び充填工程に対応する第2の実施の形態に係る充填ノズルの要部断面図であり、図11(B)は第1カット工程に対応する第2の実施の形態に係る充填ノズルの要部断面図である。本実施の形態における構成部分のうちの第1の実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図11(A)に示すように、本実施の形態では、スリーブ12の下端12A及び段部11Cの形状が第1の実施の形態と異なっている。すなわち、スリーブ12の下端12Aには、段部11Cに向けて突出するスリーブ側凸部121が設けられており、段部11Cには、スリーブ12の下端12Aに向けて突出する段部側凸部111が設けられている。
本実施の形態では、ノズル本体11の軸方向に見た場合に、段部側凸部111がスリーブ側凸部121よりも径方向の内側に形成されている。そして、軸方向において、段部側凸部111は、下端12Aにおいてスリーブ側凸部121の径方向の内側に位置する平坦部122に対向しており、スリーブ側凸部121は、段部11Cにおいて段部側凸部111の径方向の外側に位置する平坦部112に対向している。
また、スリーブ側凸部121及び段部側凸部111は共に、先細り形状に形成されている。このうち、スリーブ側凸部121は、その径方向の内側の面が段部11C側に延びるに従い径方向の外側に延びるように形成されている。一方、段部側凸部111は、その径方向の内側の面がスリーブ11側に延びるに従い径方向の外側に延び、且つその径方向の外側の面がスリーブ11側に延びるに従い径方向の内側に延びるように形成されている。そして、本実施の形態では、スリーブ側凸部121の径方向の内側の面と、段部側凸部111の径方向の外側の面とが略平行となっている。さらに、段部側凸部111の径方向の内側の面は、第1の実施の形態と同様の面取り部11Eに接続しており、段部側凸部111の径方向の内側の面と面取り部11Eとは、直線状に連続している。
以上に説明した本実施の形態では、固形物をスリーブ12の下端12Aと段部11Cとの間に挟み込んだ際に凸部111,121が固形物に局所的に当接することで、挟み込まれた固形物に作用する面圧を増加させることができるため、固形物をカットし易くなる。とりわけ、種々のサイズの固形物をカットし易くなる。これにより、垂れ下がり防止効果を向上できる。
詳しくは、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとが平坦状である構成では、比較的大きい固形物を挟み込んだ際に、これらの間に比較的大きい隙間が形成される。その結果、これらの間に小さい固形物を挟み込むことができず、当該固形物をピストン13によってカットできない状況が生じ得る。これに対して、図11(B)に示すように、本実施の形態による構成によれば、凸部111,121によって、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとの間において比較的大きい固形物101’をカットして又は押しつぶして(図の例では、押しつぶしている)、小さい固形物(図示省略)をスリーブ12の下端12Aと段部11Cとの間に挟み込み易くなることで、種々のサイズの固形物をカットし易くなる。その結果、垂れ下がり防止効果を向上できることになる。
また、凸部111,121が先細り形状であるので、凸部111,121から固形物に作用する面圧が増加する。これにより、スリーブ12の下端12Aと段部11Cとの間において固形物を効果的にカットできることで、垂れ下がり防止効果を向上できる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図12は第3の実施の形態に係る充填ノズルの断面図である。本実施の形態における構成部分のうちの第1,第2の実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図12に示すように、本実施の形態では、ノズル本体11の構成が第1,第2の実施の形態と異なっている。すなわち、本実施の形態のノズル本体11は、取入開口11Bが形成される主通路筒部210と、先端に吐出開口11Aが形成され、主通路筒部210内に着脱可能に設けられて先端の吐出開口11Aを主通路筒部210の外部に突出させるノズル先端筒部220と、を有している。そして、主通路筒部210内に配置されるノズル先端筒部220の基端が、段部11Cを構成している。
詳しくは、本実施の形態では、主通路筒部210の内周面が、取入開口11Bよりも一方側(この例では下方側)の位置を基準に、上方側に位置する大径部と、大径部よりも小径で且つ当該大径部よりも下方側に位置する小径部とに区分けされており、これら大径部と小径部との間に段差面が形成される。この段差面が、ノズル先端筒部220を設置するための設置面211として機能する。
ノズル先端筒部220は、吐出開口11Aが形成される側の端部とは反対側の端部の外周面に径方向の外側に張り出す環状のフランジ部221が形成され、このフランジ部221の端面(上面)はノズル先端筒部220の基端を構成している。そして、ノズル先端筒部220は、主通通路筒部210の大径部内を通されて、そのフランジ部221の下面を軸方向で設置面211に当接させることで位置決めされている。この位置決め状態において、フランジ部221の上面は、ノズル本体11の内部において取入開口11Bよりも吐出開口11A側に位置し且つノズル本体11の軸方向に見て取入開口11よりも径方向の内側に突出することにより段部11Cとして機能するようになっている。
また主通路筒部210のノズル先端筒部220が配置される側の側面には、径方向に貫通するピン通し孔212が形成され、ピン通し孔212にはピン213が挿入されている。ピン213は、ノズル先端筒部220の外周面に形成された図示しない係止孔に挿入されている。これにより、ノズル先端筒部220は軸方向及び周方向で位置決めされている。
以上に説明した本実施の形態では、ノズル本体11において、段部11Cを構成するノズル先端筒部220を主通路筒部210から任意に取り外すことができるため、メンテナンスが容易になり、且つ例えば被充填物の種類に応じて所望の段部11Cを有するノズル先端筒部220に容易に交換できたりする。これにより、使い勝手を向上させることができる。
以上、本発明の各実施の形態を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、充填ノズル10において、ピストン13を中空として下端13A又は下端部側面にエア穴を形成し、且つこのエア穴からのエアによってピストン13に付着した被充填物を容器内に吹き飛ばす構成が採用されてもよい。また、ピストン13を軸方向移動と同時に回転させる構成が採用されてもよい。また、ピストン13の下端部における径寸法を、上方側で小径に、下方側で大径に設定する構成が採用されてもよい。さらに、以上に説明した各構成を組み合わせた構成が採用されてもよい。
また、上述の各実施の形態では、充填ノズル10の軸方向が上下方向に沿う構成であるが、充填ノズル10の軸方向は例えば水平方向に沿っていてもよい。また、第2の実施の形態では、スリーブ12の下端12A及び段部11Cの両方に凸部が形成されるが、これらのうちの一方のみに凸部が形成されてもよい。
1 充填装置
2 タンク
3 ロータリーバルブ
4 計量ポンプ
10 充填ノズル
11 ノズル本体
11A 吐出開口
11B 取入開口
11C 段部
11D 面取り部
12 スリーブ
12A 下端
13 ピストン
13A 下端
31 ハウジング
32 ロータ
33 流路
33A タンク側流路
33B 計量ポンプ側流路
33C ノズル側流路
36 流路
41 シリンダ
42 計量ピストン
43 ピストンロッド
100 被充填物
111 段部側凸部
121 スリーブ側凸部
210 主通路筒部
220 ノズル先端筒部

Claims (8)

  1. 一端に吐出開口を有すると共に側面に被充填物の取入開口を有する筒状に形成され、その内部における前記取入開口よりも前記吐出開口側の位置に、前記取入開口よりも径方向の内側に突出する段部が設けられるノズル本体と、
    前記ノズル本体内のうちの前記段部よりも前記取入開口側の領域に移動可能に配置され、前記段部に一端を当接させる当接位置と、前記段部から一端を離間させ且つ前記取入開口を開放させる開放位置との間を移動可能な筒状のスリーブと、
    前記スリーブ内に移動可能に配置され、前記段部よりも前記吐出開口側に突出する突出位置と、前記吐出開口側とは反対側の方向に前記取入開口から離間する待避位置との間を移動可能なピストンと、を備える充填ノズル。
  2. 前記スリーブの一端及び前記段部のうちの少なくとも一方に、他方に向けて突出する凸部が設けられている、請求項1に記載の充填ノズル。
  3. 前記凸部は、先細り形状に形成されている、請求項2に記載の充填ノズル。
  4. 前記段部は、前記ノズル本体の周方向の全周にわたって延びている、請求項1乃至3のいずれかに記載の充填ノズル。
  5. 前記ノズル本体の内周面には、前記段部の内周縁から前記吐出開口側に向かうに従い内径寸法が漸減する面取り部が形成されている、請求項4に記載の充填ノズル。
  6. 前記ノズル本体は、前記取入開口が形成される主通路筒部と、先端に前記吐出開口が形成され、前記主通路筒部内に着脱可能に設けられて先端の前記吐出開口を前記主通路筒部の外部に突出させるノズル先端筒部と、を有し、
    前記主通路筒部内に配置される前記ノズル先端筒部の基端が、前記段部を構成している、請求項1乃至5のいずれかに記載の充填ノズル。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の充填ノズルと、
    被充填物を貯留するタンクと、
    前記タンクに貯留された被充填物を前記充填ノズルに供給する供給手段と、を備える充填装置。
  8. 一端に吐出開口を有すると共に側面に被充填物の取入開口を有する筒状に形成され、その内部における前記取入開口よりも前記吐出開口側の位置に、前記取入開口よりも径方向の内側に突出する段部が設けられるノズル本体と、前記ノズル本体内に移動可能に配置され、前記段部よりも前記吐出開口側に突出する突出位置と、前記吐出開口側とは反対側の方向に前記取入開口から離間する待避位置との間を移動可能なピストンと、を備える充填ノズルを用いた充填方法であって、
    前記ノズル本体内のうちの前記段部よりも前記取入開口側の領域に移動可能に配置され、前記段部に一端を当接させる当接位置と、前記段部から一端を離間させ且つ前記取入開口を開放させる開放位置との間を移動可能な押さえ部材を設け、
    前記ピストンが前記待避位置とされ、且つ前記押さえ部材が開放位置とされた状態において、前記取入開口から前記ノズル本体内に被充填物を供給し、この被充填物を前記吐出開口から外部に向けて吐出させて容器に充填する工程と、
    前記押さえ部材を前記当接位置に移動させる工程と、
    前記当接位置にある前記押さえ部材を通過するように、前記ピストンを前記突出位置に移動させる工程と、を備える充填方法。
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