JP6406761B2 - 把持状態検知装置 - Google Patents
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Description
[1.1 車両10]
図1を用いて車両10の説明をする。車両10は、走行用の駆動源として内燃機関を搭載する内燃機関自動車、又は、電動モータを搭載する電気自動車、又は、内燃機関及び電動モータを搭載するハイブリッド自動車等である。更に電気自動車は、燃料電池を搭載する燃料電池自動車を含む。
図1に示すように運転支援装置12は、支援情報取得部14と運転支援ECU16と加減速装置18と制動装置20と操舵装置22を有する。
図1に示すように把持状態検知装置40は、タッチセンサ42とタッチセンサECU44とトルクセンサ46とトルクセンサECU48と車速センサ50と車速センサECU52と警報ECU54と警報機56を有する。このうち、タッチセンサ42とタッチセンサECU44とトルクセンサ46とトルクセンサECU48と車速センサ50と車速センサECU52は、上述した支援情報取得部14に含まれる。
図2を用いて車両10(運転支援装置12及び把持状態検知装置40)で行われる警報処理について説明する。以下で説明する一連の処理は定期的に行われる。また、タッチセンサ42は定期的に接触信号を出力し、トルクセンサ46は定期的にトルク信号を出力し、車速センサ50は定期的に車速信号を出力する。
図5を用いてハンズオン判定処理について説明する。ステップ21において、把持状態検知部68は、タッチセンサECU44から送信される検知情報に基づいて、ステアリングホイール28に対する運転者の接触状態を判定する。接触、すなわちハンズオンを検知する場合(ステップS21:YES)、処理はステップS22に移行する。一方、非接触、すなわちハンズオフを検知する場合(ステップS21:NO)、処理はステップS23に移行する。
図6を用いてトルク判定第1処理について説明する。ステップ31において、把持状態検知部68は、トルクセンサECU48から送信される検知情報、ここでは操舵トルクTrから所定の基準トルクTr_sを減算してトルク差Trdを求める。基準トルクTr_sというのは、ステアリングホイール28に対する操舵入力がない場合にステアリングシャフト30に生じるトルクの目安となる値であり、予め記憶部66に記憶される。
[1.7.1 警報ECU54の処理]
警報ECU54で行われる正常動作の判定について、ハンズオン検知機器の正常判定を例にして説明する。タッチセンサ42は、タッチセンサECU44に対して、接触信号を定期的に送信し、タッチセンサECU44は、警報ECU54に対して、検知情報を定期的に送信する。タッチセンサECU44は、検知情報を送信する際に検知情報に符号を付加し、更に符号を周期的に変更する。
運転支援ECU16で行われる正常動作の判定について、ハンズオン検知機器の正常判定を例にして説明する。警報ECU54は、運転支援ECU16に対して、タッチセンサECU44から送信された検知情報を定期的に送信する。警報ECU54は、タッチセンサECU44と同様に、検知情報を送信する際に検知情報に符号を付加し、更に符号を周期的に変更する。
把持状態検知装置40は、ステアリングホイール28に対する運転者の接触状態を検知するタッチセンサ42と、操舵トルクTrを検知するトルクセンサ46と、タッチセンサ42及びトルクセンサ46の検知結果に基づいて運転者によるステアリングホイール28の把持状態を検知する把持状態検知部68とを備える。
第2実施形態は、第1実施形態で行われる一部の処理を変更したものであり、装置構成自体は図1に示す構成を使用できる。第2実施形態に係る車両10´は把持状態検知装置40´を有し、把持状態検知装置40´は警報ECU54´を有する。警報ECU54´は演算部64´を有し、演算部64´は記憶部66´に記憶されるプログラムを実行することにより把持状態検知部68´及び警報制御部70として機能する。
図7を用いて第2実施形態に係る把持状態検知装置40´が行う警報処理について説明する。なお、第2実施形態に係る把持状態検知装置40´が行う処理の多くは、第1実施形態に係る把持状態検知装置40が行う処理と共通する。このため、共通する処理についてはその説明を省略する。具体的には、図7に示すステップS41〜ステップS49及びステップS51の処理は、図2に示すステップS1〜ステップS9及びステップS12の処理と共通する。但し、共通する各処理の説明においては、「車両10、把持状態検知装置40、警報ECU54、記憶部66、把持状態検知部68」を「車両10´、把持状態検知装置40´、警報ECU54´、記憶部66´、把持状態検知部68´」に読み換えるものとする。
図8を用いてトルク判定第2処理について説明する。ステップS61において、把持状態検知部68´は、車速Vと車速閾値V_thとを比較する。図4A、図4Bを用いて説明したように、車両10が低速で走行するとき、トルク差Trdと所定のトルク差閾値Trd_thとの大小関係を比較して把持検知する方法の信頼性が低くなる。このため、第1実施形態では信頼性が低下する低速時には運転支援自体を停止している(図2のステップS12)。これに対して、第2実施形態では信頼性の低下を補完するための処理を行う。
把持状態検知装置40´は、車速Vを検知する車速センサ50を備える。把持状態検知部68´は、車速センサ50で検知される車速Vが車速閾値V_th(所定車速)未満である場合に、トルクセンサ46で検知される操舵トルクTrと所定の基準トルクTr_sとのトルク差Trdを求める。そして、トルク差Trdが第1トルク差閾値Trd_th1(第1トルク差)以上である場合にステアリングホイール28が把持されていることを検知する。また、車速センサ50で検知される車速Vが車速閾値V_th以上である場合に、トルクセンサ46で検知される操舵トルクTrと基準トルクTr_sとのトルク差Trdを求める。そして、トルク差Trdが第1トルク差閾値Trd_th1よりも大きい第2トルク差閾値Trd_th2(第2トルク差)以上である場合にステアリングホイール28が把持されていることを検知する。
図4A、図4Bを用いて説明したように、車両10が低速で走行するとき、トルク差Trdと所定のトルク差閾値Trd_thとの大小関係を比較して把持検知する方法、すなわちトルク検知機器による把持検知の信頼性が低くなる。そこで、低速時に、トルク検知機器による把持検知を停止してもよい。例えば、車速Vを検知し、車速Vが車速閾値V_th未満である場合に、ハンズオン検知機器による把持検知を行う一方で、トルク検知機器による把持検知を停止してもよい。
16…運転支援ECU 28…ステアリングホイール
40、40´…把持状態検知装置 42…タッチセンサ
44…タッチセンサECU 46…トルクセンサ
48…トルクセンサECU 54、54´…警報ECU
56…警報機 68、68´…把持状態検知部
70…警報制御部
Claims (5)
- ステアリングホイールに対する運転者の接触状態を検知するタッチセンサと、
操舵トルクを検知するトルクセンサと、
前記タッチセンサ及び前記トルクセンサの検知結果に基づいて前記運転者による前記ステアリングホイールの把持状態を検知する把持状態検知部と、
車速を検知する車速センサと、を備え、
前記把持状態検知部は、
前記車速センサで検知される前記車速が所定車速未満である場合に、前記タッチセンサの検知結果に基づく把持状態の検知を行う一方で前記トルクセンサの検知結果に基づく把持状態の検知を停止し、
前記車速センサで検知される前記車速が所定車速以上である場合に、前記タッチセンサ及び前記トルクセンサの検知結果に基づく把持状態の検知を行う
ことを特徴とする把持状態検知装置。 - 請求項1に記載の把持状態検知装置において、
前記把持状態検知部は、前記運転者による前記ステアリングホイールの把持状態に基づいて前記運転者の運転意思を検知し、
更に、前記把持状態検知部により前記運転者が運転意思を有さないことが検知された場合に警報信号を出力する警報制御部と、
前記警報信号を受信した場合に警報を発する警報機とを備える
ことを特徴とする把持状態検知装置。 - 請求項1又は2に記載の把持状態検知装置において、
前記把持状態検知部は、
前記トルクセンサで検知される前記操舵トルクと所定の基準トルクとのトルク差を求め、前記トルク差が所定トルク差以上である場合に前記ステアリングホイールが把持されていることを検知する
ことを特徴とする把持状態検知装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の把持状態検知装置において、
前記タッチセンサは、前記ステアリングホイールのリム部に設けられる
ことを特徴とする把持状態検知装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の把持状態検知装置において、
前記タッチセンサは、前記ステアリングホイールに塗布される導電性の塗料により形成される
ことを特徴とする把持状態検知装置。
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