JP6388525B2 - ペット用トイレシートのカバー部材及びこれを用いたペット用トイレ - Google Patents
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Description
しかしながら、このようなペット用トイレは、トレイとトイレシートと枠部材の3つの層からなる積層構造であり、必然的にトイレの高さ、特に床面から枠部材の最も高い部分までの高さが高くなる。そのため、特に犬などのペットは、床面から高さが高い枠部材を越えるのを嫌ってトイレシートに入らない傾向にあり、トイレで排泄を行いにくい場合があった。
しかも、ペットがカバー部材付近で尿を勢いよく出した場合、カバー部材の底面とトイレシートの上面との間の隙間を通して、トイレシートの外に流れてしまう可能性があった。
(1)床面に敷いたペットの排泄物を吸収するペット用トイレシート上に載置されて、前記トイレシートの一部を覆った状態で押さえるためのカバー部材であって、
前記カバー部材は、第1端及び前記第1端とは水平方向において相対する方向に位置する第2端を有し、上部及び底部を備え、前記底部は、前記第1端の端縁部を含む第1端側領域と、前記第2端の端縁部を含む第2端側領域と、前記第2端側領域と前記第1端側領域との間の中間領域とを有し、前記第1端側領域には、床面と接触させるための下面を有する第1部材が配設されており、前記中間領域には、前記トイレシートの上面に少なくとも一部を接触させるための下面を有するリブが設けられており、前記リブは、前記第1端から前記第2端に向けて延びており、前記第2端側領域は、下面において前記トイレシートの上面と接触させるための第2部材が設けられていて、前記第2部材は、前記第2端の端縁部に沿って延びるように配設されている、ペット用トイレシート。
(7)前記(1)〜(6)のいずれか1つに記載のペット用トイレシートのカバー部材と、前記カバー部材が上面に載置される、液透過性のトップシート及び液不透過性のバックシート並びにこれらのトップシートとバックシートの間に配設された吸液性を有する吸収体とを備えた前記ペット用トイレシートとを備えたペット用トイレ。
したがって、全体としての構成が簡易な構成とし、高さをコンパクトに抑えながら、ペット用トイレシートのずれを防止し且つトイレシート上の尿を塞き止めることが可能となる。
この実施の形態のペット用トイレ110は、ペットの排泄物を吸収するペット用トイレシート120と、このトイレシート120上に載置されてトイレシート120の一部を覆った状態で押さえるためのカバー部材130とを備えている。このペット用トイレ110は、トイレシート120を床面111の所望の位置に直接敷き、トイレシート120をカバー部材130によって一部を覆った状態で押さえるように置いて用いられる。
この実施の形態においては、カバー部材130は、平面視略正方形状の内周縁及び外周縁を有する、略正方形状の枠状に形成されたものとなっている。
なお、本発明における「床面」とは、従来のような受け皿状のトレイを介さない床そのものの面を意味し、例えばフローリングや畳はもちろん、ペット用トイレを構成しない絨毯等の敷物が敷かれた床面を含む概念である。
この目印は、例えばトップシート121に印刷される。これにより、使用者がカバー部材130をトイレシート120上の適切な位置に置くことができるため、後述するようなペットの動作に起因するカバー部材130とトイレシート120との位置ずれや、ペットの尿のペットシート外への流出をより安定的に抑えることができる。
上部131は、主に、カバー部材130(基体部133)上に落下した尿をトイレシート120へ案内する機能を有し、底部132は、カバー部材130と床面111との間のずれ及びカバー部材130とトイレシート120の間のずれを防止する機能と、トイレシート120上の尿を塞き止める機能とを有している。
より具体的には、本実施形態のカバー部材130は、一方向に長い4つの基体部133によって、平面視略正方形状の枠状に形成されたものとなっていて、各基体部133が枠状のカバー部材130の一辺をなす構成となっている。そして、各基体部133の幅方向の一方である第1端141が枠の外周側に位置すると共に、幅方向の他方である第2端151が枠の内周側に位置する構成となっている。
なお、基体部133の第2端151の端縁(カバー部材130の内周縁)と、第1端141の端縁(カバー部材130の外周縁)における第2端151の端縁と対応する部分とはほぼ平行な方向に延びている。
また、隣接する基体部133、133における外周側(第1端141側)は、平面視において緩やかに湾曲した状態で一体に連結されていて、カバー部材130全体としては、四隅が緩やかに湾曲するように面取りされた態様となっている。これにより、犬等のペットが、どの位置からでもできるだけ容易にカバー部材130に脚を踏み入れられるようにしている。
なお、立壁部134は、カバー部材130の外周縁に沿うように、カバー部材130の全周にわたって連続的に設けられている。また、この立壁部134の上端部はカバー部材130において最も高い位置となっている。
これにより、ペットの尿が傾斜面131a上に落下した場合には、その尿をカバー部材130に留まることなく上部131から第2端151に向けて流し、最終的にはトイレシート120上に落下させて吸収体123に吸収させることができるようになっている。
一方、傾斜面131a上に落下したペットの尿は、落下時の勢いによって、傾斜面131aの傾斜に逆らって第1端141側に移動しようとした場合であっても、立壁部134によってその移動が抑止され、第1端141側から尿が飛び出ることを可及的に抑えることが可能となっている。また、立壁部134は、カバー部材130の全周にわたって連続的に設けられているため、第1端141側からの尿の飛び出しをより安定的に抑えることができる。
この実施の形態においては、図4に示すように、第1滑り止め部材171は、軸線が鉛直方向に延び、下面172が平坦な面である略円柱状に形成されていて、基体部133から下方に延びている円筒状の収容部172a内に、上方側の一部が収容された状態で接着されている。また、第1滑り止め部材171の下面172は、本実施形態では、平坦に形成されている。
なお、前述のように、この実施の形態の第1滑り止め部材171は、略円柱状に形成されているが、角柱状等や半球状等、任意の形状とすることができる。また、この実施の形態では、下面172は平坦面となっているが半球状等の他の形状であってもよい。さらには、基体部133の長さ方向に連続的に延びる態様であってもよい。
この構成により、トイレシート120の一部を覆った状態でカバー部材130を押さえるように置いた場合に、カバー部材130の第1滑り止め部材171の下面172のみを床面111と接触させることができる。したがって、例えば、ペットがカバー部材130を蹴ったとしても、カバー部材130の重力下でカバー部材130と床面111の間で摩擦力が作用するためカバー部材130の動きが抑止され、カバー部材130と床面111の間のずれを防止することができる。したがって、トイレ110全体が床面111上において位置ずれしない。
ここで、第1滑り止め部材171は、第1端141の端縁部142から第2端151の方向に1mm〜50mm程度離間されていることが好ましく、さらに好ましくは3mm〜30mm程度、より好ましくは5mm〜10mm程度とすることである。5mm未満であると、外側に落ちた液が第1滑り止め部材171に入り込んでしまい、摩擦力が弱くなってしまい滑り止め部材として機能せず、10mm超であると、トイレが不安定でペットがカバー部材の外側に乗った場合に外側に傾き、カバー部材の内側面がシートに接しなくなってしまうという問題がある。
また、第2滑り止め部材181の下面182の鉛直方向高さが、第2端151の下面の鉛直方向高さよりも低く、且つ後述するリブ164の下面及び第1端141の下面の鉛直方向高さよりも高くなっている。このような位置関係としたことにより、トイレシート120の一部を覆った状態でカバー部材130を押さえるように置いた場合には、カバー部材130の重力作用によって、第2滑り止め部材181をトイレシート120の上面に押圧力をもって接触させることができる。これにより、ペットがトイレシート120を蹴っても、第2滑り止め部材181とトイレシート120との間で摩擦力が発生し、トイレシート120とカバー部材130との間での相対的なずれを防止することができ、カバー部材130のずれに起因してトイレシート120に皺が寄ったりすることを防ぐことができる。
さらに、第2滑り止め部材181の長さは、基体部133の第2端151の端縁部152(即ち、カバー部材130の内周縁の一辺)とほぼ同じ長さとなっている。
この構成によって、第2滑り止め部材181の下面182が、トイレシート120に面接触して、トイレシート120とカバー部材130の間のずれを防止することが可能となっている。
さらに、第2滑り止め部材181の下面182がトイレシート120に面接触することにより、この下面182とトイレシート120との間の隙間が塞がれるため、仮にペットの尿がトイレシート120のトップシート121上を伝って、第2端151の端縁部152からカバー部材130の底部132側に流入してきた場合には、この第2滑り止め部材181がその尿の流れを塞き止めることができるようになっている。これにより、第2滑り止め部材181に塞き止められた尿を、トイレシート120の外縁にあるフラップ部124まで到達させることなく、トップシート121を通して吸収体123に吸収させて、尿が底部132を通じてトイレシート120外に流出することを安定的に防止することが可能となっている。
また、このとき、基体部133が、前述のように第2端側に行くにしたがって下方に傾斜しているため、第2滑り止め部材181と第2端151の端縁部152との間の空間154の高さは、第2端151の端縁部152の位置よりも高くなっている。したがって、カバー部材130をトイレシート120上に置いた状態においては、第2端151の端縁部152とトイレシート120のトップシート121との間の隙間に比べて、第2滑り止め部材181と第2端151の端縁部152とトップシート121で囲まれた空間は大きくなっている。
この距離が3mm未満であると、カバー部材130の第2端151の端縁部152から第1端141の方向に向けた距離が短すぎて、勢いを弱める効果が小さくなり、逆に30mm超となると、距離が長すぎると、中間領域163が小さくなるため後述のリブの長さが短くなり、トイレシート120を押さえる効果が弱まってしまう可能性があり、ひいては、吸収体と第2滑り止め部材が接しなくなるため塞き止め機能がしなくなるという可能性がある。
この第2滑り止め部材181と第2端151の端縁部152との間の距離については、基体部133の大きさにもよるが、例えば、基体部133の幅が95mmの場合には、端縁部152から3mm〜30mm程度の位置に第2滑り止め部材181を配置することが好ましい。
このリブ164は、基体部133の第1端141から第2端151に向けて延びていて、特に、下面165の大部分は、略水平方向に延びている。また、この実施の形態においては、リブ164は、その上端が基体部133の下面に位置不動に固定されていて、その基体部133の下面から下方に向けて突設された態様となっている。この実施の形態においては、リブ164は、カバー部材130における枠の一辺に相当する各基体部133の長さ方向に一定の間隔で複数(この実施の形態の場合は5つ)配設されている。
さらに、同一の基体部133に形成されているリブ164は、相互に平行となるように配設され、カバー部材130の四隅にあたる部分については、隣接する他のリブ164に対して平面視において45°程度の角度をつけた状態で1つのリブ164を設けた態様となっている。なお、本実施形態では、正方形の枠状のカバー部材130の各辺に5つずつ設けているが、他の任意の数のリブ164を設けてもよい。
また、リブ164の下面165の鉛直方向高さは、第1滑り止め部材171の下面172の鉛直方向高さよりも高く、且つ第2滑り止め部材181の下面182の鉛直方向高さよりも低くなっている。これにより、カバー部材130の第1端141から第2端151に向かう方向の強度を確保することはもちろんのこと、リブ164によってトイレシート120、特にフラップ部124を確実に押さえることができるため、カバー部材130のトイレシート120に対するずれをより安定的に防止することができる。
この凹部166は、リブ164の下面165から、この下面165よりも上方に位置する基体部133の下面にかけて、凹状に連続的に湾曲する曲面を形成していて、凹部166の上方部分は、トイレシート120のトップシート121における吸収体123の外周縁部分と重なる位置に当接して押圧し、凹部166の下方部分は、トイレシート120のフラップ部124に当接して押圧することができるようになっている。即ち、この凹部は、トイレシート120において、吸収体123の存在によって生じるトップシート121の段差部分に当接して、リブ164全体としてその段差に関わらずトイレシート120を安定的に押さえることを可能としている。
したがって、ペットがトイレシート120上で勢いよく走った場合など、トイレシート120がカバー部材130に向けて移動しようとした時に、吸収体123の存在によって生じるトップシート121の段差部分を押さえて、カバー部材130とトイレシート120との間のずれを防止することができる。特に、この実施の形態の場合、カバー部材130が平面視正方形状の枠状に形成されたものであることから、相対する位置に配設された基体部133,133におけるリブ164の凹部166は、湾曲する方向(凸となる方向)が相反する方向となる。したがって、ペットの動きによって、仮にカバー部材130が一方の基体部133の方向に移動する力が作用したとしても、その方向と反対側に位置する基体部133のリブ164の凹部166の曲面が、トイレシート120のトップシート121の段差部分に引っ掛かり、カバー部材130の移動を抑止するため、トイレシート120を一層安定的に押さえることができる。
これにより、このカバー部材130の底部132は、トイレシート120の上面の形状(より具体的には、吸収体の平面視形状やトイレシート120の外周縁の形状に伴う凹凸)に応じて各部分の突出具合が調整されているため、底部132の各部分の機能が安定的に発揮される。即ち、第1滑り止め部材171の床面111との間のずれ防止の滑り止めの機能、第2滑り止め部材181のトイレシート120との間の滑り止め機能及び尿の塞き止め機能、床面111との間でトイレシート120のトップシート121を押さえる機能、及びリブ164が床面111との間でトイレシート120を押さえる機能を確保することができる。
また、カバー部材の形成に際しては、材料が樹脂材料である場合には、射出成形で形成されることが好ましいが、材料が樹脂材料以外の材料である場合には、射出成形に限らず、アクリル樹脂では、切断加工した後に接着剤で接着して成形し、金属では、切断加工した後に溶着して成形してもよい。
また、上部131のうち、基体部133の傾斜面131aについては、ペットが脚を滑らせないように、滑り止め加工、例えばシボ加工等を施すことが好ましい。
また、ペットの尿がトイレシート120のトップシート121上でカバー部材130の底面側において第2滑り止め部材181に向けて流れる場合にも、トップシート121上の尿の流れを第2滑り止め部材181が塞き止めることができる。
しかも、カバー部材130は、構成する第1の滑り止め部材171や、第2の滑り止め部材181、リブ164によって、カバー部材130と床面111の間のずれや、カバー部材130とトイレシート120との間のずれを防止する構成であり、全体としてきわめて簡易な構成である上、カバー部材130の高さに関わらず、比較的簡単に配設することができる。そのため、トイレ110全体としての高さを抑えることができ、犬等のペットがカバー部材130を跨いだり、踏んだりすることに対して、トイレの高さに起因する恐怖感を可及的に抑えて、できるだけ抵抗なくトイレシート120に移動させることが可能である。
また、前記実施の形態においては、カバー部材130は、平面視略正方形状の枠状に形成されているが、カバー部材の平面視形状は、略コの字状や略L字状であってもよい。
これにより、ペットがカバー部材のない領域を通してペット用トイレシートに出入りすることができるので、ペットがカバー部材に接触する機会を減らし、ペットがトイレシートまで比較的容易に移動することができる上、カバー部材とトイレシートとのずれ、あるいはカバー部材と床面とのずれが生じる機会を少なくすることができる。なお、このような略コの字状や略L字状のカバー部材を2つ組み合わせ、全体として平面視枠状にして使用してもよい。
これにより、カバー部材が枠状や略コの字状や略L字状である場合に比べ、カバー部材430を狭い空間にも自由に配置することができる。また、ペットがカバー部材430のない領域を通してペット用トイレシートに出入りすることができるので、ペットがカバー部材430に接触する機会を減らし、カバー部材とトイレシートとのずれ、あるいはカバー部材と床面とのずれが生じる機会を少なくすることができる。なお、このとき、カバー部材430については、第1部材が床面に当接するようにし、第2部材がトイレシートのトップシート(特に吸収体が存在する部分)に当接した状態で、該トイレシート上に置くことが肝要である。また、必要に応じて複数個のカバー部材430を併用してトイレシートを押さえることができる。
なお、このカバー部材430については、前記実施形態とは平面視形状が異なっているが、その他の基本的な構成や効果は実質的に同じであるため、詳細な説明は省略する。
また、カバー部材は、平面視円形枠状(図示せず)であってもよく、あるいは前記平面視円弧状のカバー部材530を2つ使用して、全体として平面視円形枠状としてもよい。
このとき、カバー部材が平面視円弧状あるいは平面視円形枠状である場合には、トイレシートの平面視形状は、円形であることが好ましい。
なお、カバー部材530については、前記実施形態とは平面視形状が異なっているが、その他の基本的な構成や効果は実質的に同じであるため、詳細な説明は省略する。
111 床面
120 ペット用トイレシート
130 カバー部材
131 上部
132 底部
141 第1端
142 第1端の端縁部
143 第1端側領域
151 第2端
152 第2端の端縁部
153 第2端側領域
163 中間領域
164 リブ
165 リブの下面
171 第1滑り止め部材
181 第2滑り止め部材
Claims (7)
- 床面に敷いたペットの排泄物を吸収するペット用トイレシート上に載置されて、前記トイレシートの一部を覆った状態で押さえるためのカバー部材であって、
前記カバー部材は、所定の幅を有し、直線状又は曲線状に延びる基体部を備え、前記基体部の幅方向の一方の端である第1端及び前記幅方向の他方の端であって、前記第1端とは水平方向において相対する方向に位置する第2端を有し、上部及び底部を備え、
前記底部は、前記第1端の端縁部を含む第1端側領域と、前記第2端の端縁部を含む第2端側領域と、前記第2端側領域と前記第1端側領域との間の中間領域とを有し、
前記第1端側領域には、床面と接触させるための下面を有する第1部材が配設されており、
前記中間領域には、前記トイレシートの上面に少なくとも一部を接触させるための下面を有するリブが設けられており、前記リブは、前記第1端から前記第2端に向けて延びており、
前記第2端側領域は、下面において前記トイレシートの上面と接触させるための第2部材が設けられていて、前記第2部材は、前記第2端の端縁部に沿って延びるように配設されている、ペット用トイレシートのカバー部材。 - 前記第2部材は、前記第2端の端縁部から第1端の方向に離間した位置に配設されている、請求項1に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
- 前記リブは、前記第2端側領域と隣り合う位置に、上方に凸となるように湾曲した曲面状に形成された凹部を有している、請求項1又は2に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
- 前記第2端の前記下面の鉛直方向高さは、前記第2部材の前記下面の鉛直方向高さよりも高く、
前記第2部材の前記下面の鉛直方向高さは、前記リブの前記下面及び前記第1端の前記下面の鉛直方向高さよりも高く、
前記リブの前記下面及び前記第1端の前記下面の鉛直方向高さは、前記第1部材の前記下面の鉛直方向高さよりも高い、請求項1〜3のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。 - 前記第1部材は、前記第1端の端縁部から前記第2端の方向に離間して配設されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
- 前記カバー部材は、前記第2端が内周側に位置する枠状に形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
- 前記請求項1〜6のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材と、前記カバー部材が上面に載置される、液透過性のトップシート及び液不透過性のバックシート並びにこれらのトップシートとバックシートの間に配設された吸液性を有する吸収体とを備えた前記ペット用トイレシートとを備えたペット用トイレ。
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