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JP6382268B2 - スクロール流体機械 - Google Patents

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Description

本発明は、スクロール流体機械に関するものである。
一般に、端板上に渦巻状の壁体が設けられた固定スクロール部材と旋回スクロール部材とを噛み合わせ、公転旋回運動を行わせて流体を圧縮または膨張するスクロール流体機械が知られている。
このようなスクロール流体機械として、特許文献1に示すようないわゆる段付きスクロール圧縮機が知られている。この段付きスクロール圧縮機は、固定スクロールおよび旋回スクロールの渦巻状の壁体の歯先面および歯底面の渦巻き方向に沿う位置に各々段部が設けられ、各段部を境に壁体の外周側の高さが内周側の高さよりも高くされている。段付きスクロール圧縮機は、壁体の周方向だけでなく、高さ方向にも圧縮(三次元圧縮)されるため、段部を備えていない一般的なスクロール圧縮機(二次元圧縮)に比べ、押しのけ量を大きくし、圧縮機容量を増加することができる。
特開2015−55173号公報
しかし、段付きスクロール圧縮機は、段部における流体漏れが大きいという問題がある。また、段部の根元部分に応力が集中して強度が低下するという問題がある。
これに対して、発明者等は、壁体及び端板に設けられた段部に代えて連続的な傾斜部を設けることを検討している。
壁体の先端である歯先には、チップシールを収納するための溝部が壁体の渦巻き方向に沿って形成される。チップシールは、スクロール圧縮機の運転中に、歯先に対向する歯底に摺動しながら接触することで、流体漏れを抑制する。
壁体及び端板に連続的な傾斜部を設けると、両スクロール部材が公転旋回運動を行う際に歯先と歯底との位置が相対的にずれるため、歯先と歯底との間のチップクリアランスが旋回角度毎に変化する。このようにチップクリアランスが旋回角度毎に変化すると、チップシールが追従することができず、シール性能が低下するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、壁体及び端板に連続的な傾斜部を設けた場合であっても、チップシールの機能を有効に発揮させて性能を向上させることができるスクロール流体機械を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスクロール流体機械は以下の手段を採用する。
本発明のスクロール流体機械は、第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材とを備え、向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられ、前記第1壁体および前記第2壁体の少なくともいずれか一方の最外周部および最内周部には、高さが変化しない壁体平坦部が設けられ、前記第1端板および前記第2端板の少なくともいずれか一方には、前記壁体平坦部に対応した端板平坦部が設けられ、前記最外周部の前記壁体平坦部から前記最内周部の前記壁体平坦部との間にわたって、前記傾斜部を形成するように外周側から内周側に向かって前記壁体の高さが連続的に減少する壁体傾斜部が設けられ、前記最外周部の前記端板平坦部から前記最内周部の前記端板平坦部との間にわたって、前記壁体傾斜部の歯先に対向する歯底面が該壁体傾斜部の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部が設けられ、前記壁体傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、前記端板傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長いスクロール流体機械であって、前記傾斜部に対応する前記第1壁体及び前記第2壁体の歯先に形成された溝部には、対向する歯底に接触して流体をシールするチップシールが設けられ、前記チップシールと前記溝部の溝底との間には、前記チップシールを前記歯底側に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする。
第1端板と第2端板との対向面間距離が壁体の外周側から内周側に向かって連続的に減少する傾斜部が設けられているので、外周側から吸い込まれた流体は内周側に向かうにしたがい、壁体の渦巻形状に応じた圧縮室の減少によって圧縮されるだけでなく、端板間の対向面間距離の減少によって更に圧縮されることになる。
両スクロール部材が公転旋回運動を行うと、傾斜部では歯先と歯底との位置が相対的にずれるため、歯先と歯底との間のチップクリアランスが旋回角度毎に変化する。そこで、チップシールと溝底との間にチップシールを歯底側に付勢する付勢部材を設けることとして、旋回角度毎にチップクリアランスが変化した場合でもチップシールを追従させることができる。これにより、流体漏れを小さくすることにより、チップシールの機能を有効に発揮させてスクロール流体機械の性能を向上させることができる。
さらに、本発明のスクロール流体機械では、前記付勢部材は、前記壁体の歯先と該歯先に対向する前記端板の歯底との間のチップクリアランスの変化量以上の変形量とされていることを特徴とする。
また、本発明のスクロール流体機械は、第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材とを備えたスクロール流体機械であって、向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部を備え、前記傾斜部に対応する前記第1壁体及び前記第2壁体の歯先に形成された溝部には、対向する歯底に接触して流体をシールするチップシールが設けられ、前記チップシールと前記溝部の溝底との間には、前記チップシールを前記歯底側に付勢する付勢部材が設けられており、前記付勢部材は、前記壁体の歯先と該歯先に対向する前記端板の歯底との間のチップクリアランスの変化量以上の変形量とされ、前記チップシールは、対向する前記歯底に常に接触していることを特徴とする。
チップクリアランスの変化量以上に付勢部材が変形することができるので、全ての旋回角度にわたって常にチップシールを歯底に押圧することができる。
チップクリアランスの変化量は、旋回半径をρ、傾斜部の傾きをφとすると、2ρ×tanφとなる。
さらに、本発明のスクロール流体機械では、前記付勢部材は、前記溝部の深さよりも小さい変形量とされていることを特徴とする。
付勢部材の変形量を溝部の深さよりも小さくすることで、組立時にチップシールが溝部から脱落してしまうことを防止できる。
さらに、本発明のスクロール流体機械では、前記付勢部材は、前記チップシールと前記溝底との間に配置されたばね部材とされていることを特徴とする。
付勢部材として、ばね部材をチップシールと溝底との間に配置する。ばね部材としては、例えば板ばねが用いられる。
さらに、本発明のスクロール流体機械では、前記付勢部材は、前記チップシールの底部に形成された複数の凸部とされていることを特徴とする。
チップシールの底部に形成された複数の凸部を付勢部材とする。凸部が伸縮や撓むことによって弾性変形が行われる。また、チップシールとともに凸部を形成することで、部品点数が減少するとともに組立が容易となる。
さらに、本発明のスクロール流体機械では、前記付勢部材は、前記壁体の歯先と該歯先に対向する前記端板の歯底との間のチップクリアランスの変化量未満の変形量とされるとともに、前記チップシールの底部に形成された複数の凸部とされていることを特徴とする。
付勢部材の変形量を、チップクリアランスの変化量未満とすることで、チップクリアランスが所定値以上になると、チップシールの底面側に入り込んだ流体の圧力によって、チップシールが溝底から浮き上がる。このとき、チップシール底部には複数の凸部が形成されているので、ラビリンスシール効果によって流体の流れが妨げられることになる。これにより、流体漏れを低減することができる。
また、チップシールが歯底に過度に押し付けられることを回避できるので、チップシールの信頼性を向上させることができる。
各凸部は、チップシールの渦巻き方向に繰り返すように設けることが好ましい。これにより、渦巻き方向の流体漏れを抑えることができる。
チップシールと溝底との間にチップシールを歯底側に付勢する付勢部材を設けることとして、旋回角度毎にチップクリアランスが変化した場合でもチップシールを追従させることができる。これにより、流体漏れを小さくすることにより、チップシールの機能を有効に発揮させてスクロール流体機械の性能を向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかるスクロール圧縮機の固定スクロール及び旋回スクロールを示し、(a)は縦断面図、(b)は固定スクロールの壁体側から見た平面図である。 図1の旋回スクロールを示した斜視図である。 固定スクロールに設けた端板平坦部を示した平面図である。 固定スクロールに設けた壁体平坦部を示した平面図である。 渦巻き方向に伸ばして表示した壁体を示す模式図である。 図1(b)の符号Zの領域を拡大して示した部分拡大図である。 図6で示した部分のチップクリアランスを示し、(a)はチップクリアランスが相対的に小さい状態を示した側面図であり、(b)はチップクリアランスが相対的に大きい状態を示した側面図である。 チップシールの底部に設けた板ばねを示し、(a)はチップクリアランスが最も小さい状態を示した側面図であり、(b)はチップクリアランスが最も大きい状態を示した側面図である。 チップシールの底部に設けた板ばねを示し、(a)はチップクリアランスが最も小さい状態を示した横断面図であり、(b)はチップクリアランスが最も大きい状態を示した横断面図である。 本発明の第2実施形態に係るチップシールの底部に設けた凸部を示し、(a)はチップクリアランスが最も小さい状態を示した側面図であり、(b)はチップクリアランスが最も大きい状態を示した側面図である。 本発明の第3実施形態に係るチップシールの底部に設けた凸部を示し、(a)はチップクリアランスが最も小さい状態を示した側面図であり、(b)はチップクリアランスが最も大きい状態を示した側面図である。 変形例を示し、(a)は段部を有していないスクロールとの組合せを示す縦断面図であり、(b)は段付きスクロールとの組合せを示した縦断面図である。
[第1実施形態]
以下に、本発明にかかる第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、スクロール圧縮機(スクロール流体機械)1の固定スクロール(第1スクロール部材)3と旋回スクロール(第2スクロール部材)5が示されている。スクロール圧縮機1は、例えば空調機等の冷凍サイクルを行うガス冷媒(流体)を圧縮する圧縮機として用いられる。
固定スクロール3及び旋回スクロール5は、アルミ合金製や鉄製等の金属製の圧縮機構とされ、図示しないハウジング内に収容されている。固定スクロール3及び旋回スクロール5は、ハウジング内に導かれた流体を外周側から吸い込み、固定スクロール3の中央の吐出ポート3cから外部へと圧縮後の流体を吐出する。
固定スクロール3は、ハウジングに固定されており、図1(a)に示されているように、略円板形状の端板(第1端板)3aと、端板3aの一側面上に立設された渦巻状の壁体(第1壁体)3bとを備えている。旋回スクロール5は、略円板形状の端板(第2端板)5aと、端板5aの一側面上に立設された渦巻状の壁体(第2壁体)5bとを備えている。各壁体3b,5bの渦巻形状は、例えば、インボリュート曲線やアルキメデス曲線を用いて定義されている。
固定スクロール3と旋回スクロール5は、その中心を旋回半径ρだけ離し、壁体3b,5bの位相を180°ずらして噛み合わされ、両スクロールの壁体3b、5bの歯先と歯底間に常温で僅かな高さ方向のクリアランス(チップクリアランス)を有するように組み付けられている。これにより、両スクロール3,5間に、その端板3a,5aと壁体3b、5bとにより囲まれて形成される複数対の圧縮室がスクロール中心に対して対称に形成される。旋回スクロール5は、図示しないオルダムリング等の自転防止機構によって固定スクロール3の周りを公転旋回運動する。
図1(a)に示すように、向かい合う両端板3a,5a間の対向面間距離Lが、渦巻状の壁体3b,5bの外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられている。
図2に示すように、旋回スクロール5の壁体5bには、外周側から内周側に向かって高さが連続的に減少する壁体傾斜部5b1が設けられている。この壁体傾斜部5b1の歯先が対向する固定スクロール3の歯底面には、壁体傾斜部5b1の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部3a1(図1(a)参照)が設けられている。これら壁体傾斜部5b1及び端板傾斜部3a1によって、連続的な傾斜部が構成されている。同様に、固定スクロール3の壁体3bにも高さが外周側から内周側に向かって連続的に傾斜する壁体傾斜部3b1が設けられ、この壁体傾斜部3b1の歯先に対向する端板傾斜部5a1が旋回スクロール5の端板5aに設けられている。
なお、本実施形態でいう傾斜部における連続的という意味は、滑らかに接続された傾斜に限定されるものではなく、加工時に不可避的に生じるような小さな段部が階段状に接続されており、傾斜部を全体としてみれば連続的に傾斜しているものも含まれる。ただし、いわゆる段付きスクロールのような大きな段部は含まれない。
壁体傾斜部3b1,5b1及び/又は端板傾斜部3a1,5a1には、コーティングが施されている。コーティングとしては、例えば、リン酸マンガン処理やニッケルリンめっき等が挙げられる。
図2に示されているように、旋回スクロール5の壁体5bの最内周側と最外周側には、それぞれ、高さが一定とされた壁体平坦部5b2,5b3が設けられている。これら壁体平坦部5b2,5b3は、旋回スクロール5の中心O2(図1(a)参照)まわりに180°の領域にわたって設けられている。壁体平坦部5b2,5b3と壁体傾斜部5b1とが接続される位置には、それぞれ、屈曲部となる壁体傾斜接続部5b4,5b5が設けられている。
旋回スクロール5の端板5aの歯底についても同様に、高さが一定とされた端板平坦部5a2,5a3が設けられている。これら端板平坦部5a2,5a3についても、旋回スクロール5の中心まわりに180°の領域にわたって設けられている。端板平坦部5a2,5a3と端板傾斜部5a1とが接続される位置には、それぞれ、屈曲部となる端板傾斜接続部5a4,5a5が設けられている。
図3及び図4にハッチングにて示すように、固定スクロール3についても、旋回スクロール5と同様に、端板平坦部3a2,3a3、壁体平坦部3b2,3b3、端板傾斜接続部3a4,3a5及び壁体傾斜接続部3b4,3b5が設けられている。
図5には、渦巻き方向に伸ばして表示した壁体3b,5bが示されている。同図に示されているように、最内周側の壁体平坦部3b2,5b2が距離D2にわたって設けられ、最外周側の壁体平坦部3b3,5b3が距離D3にわたって設けられている。距離D2及び距離D3は、それぞれ、各スクロール3,5の中心O1,O2まわりに180°とされた領域に相当する長さとなっている。最内周側の壁体平坦部3b2,5b2と最外周側の壁体平坦部3b3,5b3との間に、壁体傾斜部3b1,5b1が距離Dにわたって設けられている。最内周側の壁体平坦部3b2,5b2と最外周側の壁体平坦部3b3,5b3との高低差をhとすると、壁体傾斜部3b1,5b1の傾きφは下式とされる。
φ=tan -1 (h/D1) ・・・(1)
このように、傾斜部における傾きφは、渦巻状の壁体3b,5bが延在する周方向に対して一定とされている。
図6には、図1(b)の符号Zで示した領域の拡大図が示されている。図6に示されているように、固定スクロール3の壁体3bの歯先には、チップシール7が設けられている。チップシール7は樹脂製とされており、対向する旋回スクロール5の端板5aの歯底に接触して流体をシールする。チップシール7は、壁体3bの歯先に周方向にわたって形成されたチップシール溝3d内に収容されている。このチップシール溝3d内に圧縮流体が入り込み、チップシール7を背面から押圧して歯底側に押し出すことで対向する歯底に接触させるようになっている。なお、旋回スクロール5の壁体5bの歯先に対しても、同様にチップシールが設けられている。
図7に示すように、壁体3bの高さ方向におけるチップシール7の高さHcは、周方向に一定とされている。
両スクロール3,5が相対的に公転旋回運動を行うと、旋回直径(旋回半径ρ×2)分だけ歯先と歯底の位置が相対的にずれる。この歯先と歯底の位置ずれに起因して、傾斜部では、歯先と歯底との間のチップクリアランスが変化する。例えば、図7(a)ではチップクリアランスTが小さく、図7(b)ではチップクリアランスTが大きいことを示している。チップシール7は、このチップクリアランスTが旋回運動によって変化しても、背面から圧縮流体によって端板5aの歯底側に押圧されるので、追従してシールできるようになっている。
本実施形態では、図7のように旋回角度毎に変化するチップクリアランスTにチップシール7を追従させるため、以下の構成とされている。
図8に示すように、チップシール7の底部7aとチップシール溝3dの溝底3d1との間に、板ばね(ばね部材)11が設置されている。板ばね11は、チップシール7を対向する歯底側(同図において上側)に付勢する。
板ばね11の弾性変形量は、チップクリアランス変化量ΔT以上とされている。チップクリアランス変化量ΔTは、360°の旋回角度の中でチップクリアランスTが変化する量であり、旋回半径ρ及び壁体傾斜部3b1,5b1の傾きφを用いて下式で表される。
ΔT=2ρ×tanφ ・・・(2)
板ばね11の変形量は、チップシール溝3dの深さよりも小さくされている。すなわち、チップシール7の重量のみを板ばね11に付加した場合に、板ばね11の高さ(図8における上下方向の寸法)がチップシール溝3dよりも小さくなるように板ばね11のばね定数が設定されている。
図8(a)は、チップクリアランスTが360°の旋回角度の中で最も小さい状態を示し、板ばね11が大きく縮んでおり、チップシール7が対向する歯底側に押圧されている(図9(a)参照)。
図8(b)は、チップクリアランスTが360°の旋回角度の中で最も大きい状態を示している(図9(b)参照)。この状態であっても、板ばね11の弾性変形量が十分に確保されているので、チップシール7が対向する歯底側に押圧されている。
上述したスクロール圧縮機1は、以下のように動作する。
図示しない電動モータ等の駆動源によって、旋回スクロール5が固定スクロール3回りに公転旋回運動を行う。これにより、各スクロール3,5の外周側から流体を吸い込み、各壁体3b,5b及び各端板3a,5aによって囲まれた圧縮室に流体を取り込む。圧縮室内の流体は外周側から内周側に移動するに従い順次圧縮され、最終的に固定スクロール3に形成された吐出ポート3cから圧縮流体が吐出される。流体が圧縮される際に、端板傾斜部3a1,5a1及び壁体傾斜部3b1,5b1によって形成された傾斜部では壁体3b,5bの高さ方向にも圧縮されて、三次元圧縮が行われる。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
チップシール7と溝底3d1との間にチップシール7を歯底側に付勢する板ばね11を設けることとして、旋回角度毎にチップクリアランスTが変化した場合でもチップシール7を追従させることができる。これにより、流体漏れを小さくすることにより、チップシール7の機能を有効に発揮させてスクロール圧縮機1の性能を向上させることができる。
板ばね11の変形量をチップクリアランス変化量ΔT以上としたので、全ての旋回角度にわたって常にチップシール7を歯底に押圧することができる。
また、板ばね11の変形量をチップシール溝3dの深さよりも小さくすることとしたので、組立時にチップシール7がチップシール溝3dから脱落してしまうことを防止できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態の板ばね11に代えてチップシール7に凸部7cを設けた点が相違し、その他は同様である。したがって、以下では第1実施形態に対する相違点についてのみ説明する。
図10(a)に示されているように、チップシール7の底部7aには複数の凸部(付勢部材)7cが一体的に形成されている。各凸部7cは、底部7aから下方すなわち溝底3d1側に突出するように形成されている。各凸部7cは、チップシール7の渦巻き方向(長手方向)に沿って所定間隔をおいて設けられている。
凸部7cの延在方向(同図において略上下方向)における長さは、図10(b)に示されているように、チップクリアランスTが360°の旋回角度の中で最も大きくなっても溝底3d1に凸部7cの先端が接触して弾性変形可能な長さとされている。これにより、凸部7cの弾性変形量がチップクリアランス変化量ΔT以上となっている。
このように、本実施形態では、複数の凸部7cが撓むことによって、チップシール7に対して付勢力を与える。
なお、凸部7cを撓ませることに代えて(あるいは加えて)、凸部がその延在方向に伸縮するようにしてもよい。すなわち、凸部の延在方向における伸縮時に発生する弾性力を用いてチップシール7を付勢するようにしても良い。
本実施形態のように、チップシール7の底部7aに複数の凸部7cを一体的に形成することで、一つの部材として付勢手段をチップシールに付与することができ、部品点数が減るとともに組立が容易となる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第2実施形態の凸部の変形量がチップクリアランス変化量ΔT未満となっている点が相違し、その他は同様である。したがって、以下では第2実施形態に対する相違点についてのみ説明する。
図11に示されているように、本実施形態のチップシール7に設けた凸部7dは、第2実施形態の凸部7cよりも短い。また、凸部7dの変形量は、チップクリアランス変化量ΔT未満とされている。
したがって、図11(a)のようにチップクリアランスTが360°の旋回角度の中で最も小さい場合は溝底3d1に凸部7dの先端が接触してチップシール7を付勢することができるが、図11(b)のようにチップクリアランスTが360°の旋回角度の中で最も大きい場合には、チップシール7の底部7a側に入り込んだ流体の圧力によって、凸部7dの先端が溝底3d1から浮き上がる。
図11(b)のようにチップシール7の凸部7dの先端が溝底3d1から浮き上がると、複数の凸部7dがラビリンスシール効果を発揮する。すなわち、凸部7dがチップシール7の渦巻き方向に複数設けられているので、渦巻き方向に流れる流体の流れをラビリンスシール効果によって低減することができる。これにより、渦巻き方向の流体漏れを抑えることができ、スクロール圧縮機1の性能を向上させることができる。
また、凸部7dの変形量をチップクリアランス変化量ΔT未満としたので、チップシール7が歯底に過度に押し付けられることを回避でき、チップシール7の信頼性を向上させることができる。
なお、上述した各実施形態では、端板傾斜部3a1,5a1及び壁体傾斜部3b1,5b1を両スクロール3,5に設けることとしたが、いずれか一方に設けても良い。
具体的には、図12(a)に示すように、一方の壁体(例えば旋回スクロール5)に壁体傾斜部5b1を設け、他方の端板3aに端板傾斜部3a1を設けた場合には、他方の壁体と一方の端板5aは平坦としても良い。
また、図12(b)に示すように、従来の段付き形状と組み合わせた形状、すなわち、固定スクロール3の端板3aに端板傾斜部3a1を設ける一方で、旋回スクロール5の端板5aに段部が設けられた形状と組み合わせても良い。
上述の各実施形態では、壁体平坦部3b2,3b3,5b2,5b3および端板平坦部3a2,3a3,5a2,5a3を設けることとしたが、内周側及び/又は外周側の平坦部を省略して傾斜部を壁体3b,5bの全体に延長して設けるようにしてもよい。
上述の実施形態では、スクロール圧縮機として説明したが、膨張機として用いるスクロール膨張機に対しても本発明を適用することができる。
1 スクロール圧縮機(スクロール流体機械)
3 固定スクロール(第1スクロール部材)
3a 端板(第1端板)
3a1 端板傾斜部
3a2 端板平坦部(内周側)
3a3 端板平坦部(外周側)
3a4 端板傾斜接続部(内周側)
3a5 端板傾斜接続部(外周側)
3b 壁体(第1壁体)
3b1 壁体傾斜部
3b2 壁体平坦部(内周側)
3b3 壁体平坦部(外周側)
3b4 壁体傾斜接続部(内周側)
3b5 壁体傾斜接続部(外周側)
3c 吐出ポート
3d チップシール溝
3d1 溝底
5 旋回スクロール(第2スクロール部材)
5a 端板(第2端板)
5a1 端板傾斜部
5a2 端板平坦部(内周側)
5a3 端板平坦部(外周側)
5a4 端板傾斜接続部(内周側)
5a5 端板傾斜接続部(外周側)
5b 壁体(第2壁体)
5b1 壁体傾斜部
5b2 壁体平坦部(内周側)
5b3 壁体平坦部(外周側)
5b4 壁体傾斜接続部(内周側)
5b5 壁体傾斜接続部(外周側)
7 チップシール
7a 底部
7c 凸部(付勢部材)
7d 凸部(付勢部材)
11 板ばね(付勢部材)
L 対向面間距離
T チップクリアランス
φ 傾き

Claims (7)

  1. 第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、
    前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材と、
    を備え、
    向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられ
    前記第1壁体および前記第2壁体の少なくともいずれか一方の最外周部および最内周部には、高さが変化しない壁体平坦部が設けられ、
    前記第1端板および前記第2端板の少なくともいずれか一方には、前記壁体平坦部に対応した端板平坦部が設けられ、
    前記最外周部の前記壁体平坦部から前記最内周部の前記壁体平坦部との間にわたって、前記傾斜部を形成するように外周側から内周側に向かって前記壁体の高さが連続的に減少する壁体傾斜部が設けられ、
    前記最外周部の前記端板平坦部から前記最内周部の前記端板平坦部との間にわたって、前記壁体傾斜部の歯先に対向する歯底面が該壁体傾斜部の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部が設けられ、
    前記壁体傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
    前記端板傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長いスクロール流体機械であって、
    前記傾斜部に対応する前記第1壁体及び前記第2壁体の歯先に形成された溝部には、対向する歯底に接触して流体をシールするチップシールが設けられ、
    前記チップシールと前記溝部の溝底との間には、前記チップシールを前記歯底側に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 前記付勢部材は、前記壁体の歯先と該歯先に対向する前記端板の歯底との間のチップクリアランスの変化量以上の変形量とされていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械。
  3. 第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、
    前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材と、
    を備えたスクロール流体機械であって、
    向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部を備え、
    前記傾斜部に対応する前記第1壁体及び前記第2壁体の歯先に形成された溝部には、対向する歯底に接触して流体をシールするチップシールが設けられ、
    前記チップシールと前記溝部の溝底との間には、前記チップシールを前記歯底側に付勢する付勢部材が設けられており、
    前記付勢部材は、前記壁体の歯先と該歯先に対向する前記端板の歯底との間のチップクリアランスの変化量以上の変形量とされ、
    前記チップシールは、対向する前記歯底に常に接触していることを特徴とするスクロール流体機械。
  4. 前記付勢部材は、前記溝部の深さよりも小さい変形量とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスクロール流体機械。
  5. 前記付勢部材は、前記チップシールと前記溝底との間に配置されたばね部材とされていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のスクロール流体機械。
  6. 前記付勢部材は、前記チップシールの底部に形成された複数の凸部とされていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のスクロール流体機械。
  7. 前記付勢部材は、前記壁体の歯先と該歯先に対向する前記端板の歯底との間のチップクリアランスの変化量未満の変形量とされるとともに、前記チップシールの底部に形成された複数の凸部とされていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械。
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