JP6328705B2 - スクロール流体機械 - Google Patents
スクロール流体機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6328705B2 JP6328705B2 JP2016161208A JP2016161208A JP6328705B2 JP 6328705 B2 JP6328705 B2 JP 6328705B2 JP 2016161208 A JP2016161208 A JP 2016161208A JP 2016161208 A JP2016161208 A JP 2016161208A JP 6328705 B2 JP6328705 B2 JP 6328705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- wall body
- wall
- flat
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
しかし、傾斜部を設けるとしても、どの程度の傾きを有する傾斜部とすれば適切なのかが従来では確立されていなかった。
すなわち、本発明にかかるスクロール流体機械は、第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材とを備えたスクロール流体機械であって、向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられ、前記第1壁体および前記第2壁体の少なくともいずれか一方の最外周部および最内周部には、高さが変化しない壁体平坦部が設けられ、前記第1端板および前記第2端板の少なくともいずれか一方には、前記壁体平坦部に対応した端板平坦部が設けられ、前記最外周部の前記壁体平坦部から前記最内周部の前記壁体平坦部との間にわたって、前記傾斜部を形成するように外周側から内周側に向かって前記壁体の高さが連続的に減少する壁体傾斜部が設けられ、前記最外周部の前記端板平坦部から前記最内周部の前記端板平坦部との間にわたって、前記壁体傾斜部の歯先に対向する歯底面が該壁体傾斜部の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部が設けられ、前記壁体傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、前記端板傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、前記傾斜部に対応する前記第1壁体及び前記第2壁体の歯先に形成された溝部には、対向する歯底に接触して流体をシールするチップシールが設けられ、前記スクロール部材の旋回半径をρ、前記傾斜部の渦巻方向における傾きをφとした場合に、チップクリアランス変化量ΔTが、下式により定義され、
ΔT=2ρ×tanφ
前記チップクリアランス変化量ΔTが、前記壁体の高さ方向における前記チップシールの高さ寸法の50%以下とされていることを特徴とする。
傾斜部が設けられているので、旋回運動に応じて歯先と歯底との間のチップクリアランスが変化する。この旋回運動に応じたチップクリアランス変化量ΔTは、旋回スクロールの旋回半径をρ、傾斜部の渦巻き方向における傾きをφとすると、下式のようになる。
ΔT=2ρ×tanφ
このチップクリアランス変化量ΔTに応じた分だけ、チップシールは溝部から高さ方向に進退することになる。したがって、チップクリアランス変化量ΔTが大きいと、チップシールが溝部から外れてしまうおそれがある。
そこで、チップクリアランス変化量ΔTを、チップシールの高さ寸法の50%以下とすることで、チップシールの脱落を防止することとした。
なお、より好ましくは、チップクリアランス変化量ΔTは、チップシールの高さ寸法の20%以下とされる。
ΔT=2ρ×tanφ
前記チップクリアランス変化量ΔTを前記壁体の最外周の高さで除した値が、0.01以下とされていることを特徴とする。
傾斜部が設けられているので、旋回運動に応じて歯先と歯底との間のチップクリアランスが変化する。この旋回運動に応じたチップクリアランス変化量ΔTは、旋回スクロールの旋回半径をρ、傾斜部の渦巻き方向における傾きをφとすると、下式のようになる。
ΔT=2ρ×tanφ
歯先と歯底との間には、潤滑油による油膜シールが形成される。しかし、チップクリアランス変化量ΔTが大きくなると、歯先と歯底との間の油膜シールが切れてしまい、圧縮室のシール性が低下して効率が低下するおそれがある。
本発明者等が鋭意検討したところ、チップクリアランス変化量ΔTを壁体の最外周の高さで除した値が0.01以下であれば、油膜シールが維持されて大きな性能低下が見られず、所期の効率を維持できることを見出した。
スクロール流体機械は、第1スクロール部材と第2スクロール部材とを組み付ける際に、オルダムリングの寸法精度や芯出しピン等の位置精度等によって組付け誤差が不可避的に生じる。組付け誤差が生じると、スクロール部材がその中心回りに捩れると、その捩れ角に基づいて、傾斜部の歯先と歯底との間のチップクリアランスが減少することになる。
そこで、歯先と歯底のチップクリアランスを、組付け誤差によるスクロール部材の中心回りの捩れ角に基づくチップクリアランス減少量よりも大きく設定することとして、歯先と歯底との干渉を回避することとした。
以下に、本発明にかかる第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、スクロール圧縮機(スクロール流体機械)1の固定スクロール(第1スクロール部材)3と旋回スクロール(第2スクロール部材)5が示されている。スクロール圧縮機1は、例えば空調機等の冷凍サイクルを行うガス冷媒(流体)を圧縮する圧縮機として用いられる。
旋回スクロール5の端板5aの歯底についても同様に、高さが一定とされた端板平坦部5a2,5a3が設けられている。これら端板平坦部5a2,5a3についても、旋回スクロール5の中心まわりに180°の領域にわたって設けられている。端板平坦部5a2,5a3と端板傾斜部5a1とが接続される位置には、それぞれ、屈曲部となる端板傾斜接続部5a4,5a5が設けられている。
φ=tan -1 (h/D1) ・・・(1)
このように、傾斜部における傾きφは、渦巻状の壁体3b,5bが延在する周方向に対して一定とされている。
ΔT=2ρ×tanφ ・・・(2)
ここで、ρは旋回半径である。
図示しない電動モータ等の駆動源によって、旋回スクロール5が固定スクロール3回りに公転旋回運動を行う。これにより、各スクロール3,5の外周側から流体を吸い込み、各壁体3b,5b及び各端板3a,5aによって囲まれた圧縮室に流体を取り込む。圧縮室内の流体は外周側から内周側に移動するに従い順次圧縮され、最終的に固定スクロール3に形成された吐出ポート3cから圧縮流体が吐出される。流体が圧縮される際に、端板傾斜部3a1,5a1及び壁体傾斜部3b1,5b1によって形成された傾斜部では壁体3b,5bの高さ方向にも圧縮されて、三次元圧縮が行われる。
そこで、チップクリアランス変化量ΔTを、チップシール7の高さ寸法Hcの50%以下とした。これにより、チップクリアランス変化量ΔTに応じた分だけ、チップシール7がチップシール溝3dから高さ方向に進退したとしても、チップシール7がチップシール溝3dから外れてしまうことを回避して、チップシール7の脱落を防止することができる。
なお、チップクリアランス変化量ΔTは、チップシール7の高さ寸法Hcの20%以下としても良い。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、チップクリアランス変化量ΔTの上限の設定の考え方が異なり、その他の構成については同様である。したがって、以下の説明では、第1実施形態に対する相違点のみを説明し、その他の構成は同様であるので説明を省略する。
図8は、横軸がΔT/Lout、縦軸が効率変化割合とされている。効率変化割合は、チップクリアランス変化量ΔTがゼロの場合、すなわち壁体高さの傾斜がないいわゆる二次元スクロールの場合の効率を1とした場合に対する、所定のΔT/Loutのときの効率の割合を示す。図8に示されているように、ΔT/Loutが0.01のとき、効率変化割合の低下は1%未満となる。したがって、ΔT/Loutを0.01以下にすると、効率変化割合の低下を1%未満に抑えることができる。
一方、ΔT/Loutが0.01よりも大きくなると、チップクリアランスTが大きくなり、図9(b)に示すようにチップクリアランスTにおいて油膜が分離して油膜シールOS(図9(a)参照)がなくなり、圧縮室の流体漏れが発生する。これにより、効率変化割合が大きく低下することになる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、チップクリアランスTの下限の設定について説明する。その他の構成については上記各実施形態と同様である。したがって、以下の説明では、上記各実施形態に対する相違点のみを説明し、その他の構成は同様であるので説明を省略する。本実施形態は、第1実施形態や第2実施形態と組み合わせて用いることができる。
δT=r×δθ×tanφ ・・・(3)
ここで、rは傾斜部が開始する外周側における半径、すなわち壁体3b、5bの外周側の壁体傾斜接続部3b5,5b5(図2,5参照)における半径である。φは傾斜部における傾きである(図5参照)。捩れ角δθは、現物の計測によって得ることができる。または、オルダムリングの寸法精度や芯出しピンの位置精度等、スクロールのねじれを生じさせる部位の寸法を個別に計測し、これらの寸法から捩れ角δθを計算によって求めることもできる。
具体的には、図11(a)に示すように、一方の壁体(例えば旋回スクロール5)に壁体傾斜部5b1を設け、他方の端板3aに端板傾斜部3a1を設けた場合には、他方の壁体と一方の端板5aは平坦としても良い。
また、図11(b)に示すように、従来の段付き形状と組み合わせた形状、すなわち、固定スクロール3の端板3aに端板傾斜部3a1を設ける一方で、旋回スクロール5の端板5aに段部が設けられた形状と組み合わせても良い。
3 固定スクロール(第1スクロール部材)
3a 端板(第1端板)
3a1 端板傾斜部
3a2 端板平坦部(内周側)
3a3 端板平坦部(外周側)
3a4 端板傾斜接続部(内周側)
3a5 端板傾斜接続部(外周側)
3b 壁体(第1壁体)
3b1 壁体傾斜部
3b2 壁体平坦部(内周側)
3b3 壁体平坦部(外周側)
3b4 壁体傾斜接続部(内周側)
3b5 壁体傾斜接続部(外周側)
3c 吐出ポート
3d チップシール溝
5 旋回スクロール(第2スクロール部材)
5a 端板(第2端板)
5a1 端板傾斜部
5a2 端板平坦部(内周側)
5a3 端板平坦部(外周側)
5a4 端板傾斜接続部(内周側)
5a5 端板傾斜接続部(外周側)
5b 壁体(第2壁体)
5b1 壁体傾斜部
5b2 壁体平坦部(内周側)
5b3 壁体平坦部(外周側)
5b4 壁体傾斜接続部(内周側)
5b5 壁体傾斜接続部(外周側)
7 チップシール
Hc チップシールの高さ寸法
L 対向面間距離
OS 油膜シール
T チップクリアランス
ΔT チップクリアランス変化量
δT チップクリアランス減少量
φ 傾き
δθ 捩れ角
Claims (3)
- 第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、
前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材と、
を備えたスクロール流体機械であって、
向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられ、
前記第1壁体および前記第2壁体の少なくともいずれか一方の最外周部および最内周部には、高さが変化しない壁体平坦部が設けられ、
前記第1端板および前記第2端板の少なくともいずれか一方には、前記壁体平坦部に対応した端板平坦部が設けられ、
前記最外周部の前記壁体平坦部から前記最内周部の前記壁体平坦部との間にわたって、前記傾斜部を形成するように外周側から内周側に向かって前記壁体の高さが連続的に減少する壁体傾斜部が設けられ、
前記最外周部の前記端板平坦部から前記最内周部の前記端板平坦部との間にわたって、前記壁体傾斜部の歯先に対向する歯底面が該壁体傾斜部の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部が設けられ、
前記壁体傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
前記端板傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
前記傾斜部に対応する前記第1壁体及び前記第2壁体の歯先に形成された溝部には、対向する歯底に接触して流体をシールするチップシールが設けられ、
前記スクロール部材の旋回半径をρ、前記傾斜部の渦巻方向における傾きをφとした場合に、チップクリアランス変化量ΔTが、下式により定義され、
ΔT=2ρ×tanφ
前記チップクリアランス変化量ΔTが、前記壁体の高さ方向における前記チップシールの高さ寸法の50%以下とされていることを特徴とするスクロール流体機械。 - 第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、
前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材と、
を備えたスクロール流体機械であって、
向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられ、
前記第1壁体および前記第2壁体の少なくともいずれか一方の最外周部および最内周部には、高さが変化しない壁体平坦部が設けられ、
前記第1端板および前記第2端板の少なくともいずれか一方には、前記壁体平坦部に対応した端板平坦部が設けられ、
前記最外周部の前記壁体平坦部から前記最内周部の前記壁体平坦部との間にわたって、前記傾斜部を形成するように外周側から内周側に向かって前記壁体の高さが連続的に減少する壁体傾斜部が設けられ、
前記最外周部の前記端板平坦部から前記最内周部の前記端板平坦部との間にわたって、前記壁体傾斜部の歯先に対向する歯底面が該壁体傾斜部の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部が設けられ、
前記壁体傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
前記端板傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
前記スクロール部材の旋回半径をρ、前記傾斜部の渦巻き方向における傾きをφとした場合に、チップクリアランス変化量ΔTが、下式により定義され、
ΔT=2ρ×tanφ
前記チップクリアランス変化量ΔTを前記壁体の最外周の高さで除した値が、0.01以下とされていることを特徴とするスクロール流体機械。 - 第1端板上に渦巻状の第1壁体が設けられた第1スクロール部材と、
前記第1端板に向かい合うように配置された第2端板上に渦巻状の第2壁体が設けられ、該第2壁体が前記第1壁体と噛み合って相対的に公転旋回運動を行う第2スクロール部材と、
を備えたスクロール流体機械であって、
向かい合う前記第1端板と前記第2端板との対向面間距離が、前記第1壁体及び前記第2壁体の外周側から内周側に向かって、連続的に減少する傾斜部が設けられ、
前記第1壁体および前記第2壁体の少なくともいずれか一方の最外周部および最内周部には、高さが変化しない壁体平坦部が設けられ、
前記第1端板および前記第2端板の少なくともいずれか一方には、前記壁体平坦部に対応した端板平坦部が設けられ、
前記最外周部の前記壁体平坦部から前記最内周部の前記壁体平坦部との間にわたって、前記傾斜部を形成するように外周側から内周側に向かって前記壁体の高さが連続的に減少する壁体傾斜部が設けられ、
前記最外周部の前記端板平坦部から前記最内周部の前記端板平坦部との間にわたって、前記壁体傾斜部の歯先に対向する歯底面が該壁体傾斜部の傾斜に応じて傾斜する端板傾斜部が設けられ、
前記壁体傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記壁体平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
前記端板傾斜部の渦巻き方向の長さは、前記最外周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、かつ、前記最内周部の前記端板平坦部の渦巻き方向の長さよりも長く、
前記壁体の歯先と前記端板の歯底との間のチップクリアランスが、組付け誤差による前記スクロール部材の中心回りの捩れ角に基づくチップクリアランス減少量よりも大きく設定されていることを特徴とするスクロール流体機械。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016161208A JP6328705B2 (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | スクロール流体機械 |
PCT/JP2017/029242 WO2018034255A1 (ja) | 2016-08-19 | 2017-08-14 | スクロール流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016161208A JP6328705B2 (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | スクロール流体機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018028303A JP2018028303A (ja) | 2018-02-22 |
JP6328705B2 true JP6328705B2 (ja) | 2018-05-23 |
Family
ID=61196685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016161208A Active JP6328705B2 (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | スクロール流体機械 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6328705B2 (ja) |
WO (1) | WO2018034255A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2807196C1 (ru) * | 2020-06-01 | 2023-11-10 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Шиповая шпилька и пневматическая шина, снабженная шиповой шпилькой |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6679633B2 (ja) * | 2018-02-21 | 2020-04-15 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | スクロール流体機械 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4301713B2 (ja) * | 2000-08-28 | 2009-07-22 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
JP2009228476A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Daikin Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
JP2010196663A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧縮機 |
JP5931689B2 (ja) * | 2012-10-18 | 2016-06-08 | 三菱重工業株式会社 | スクロール型圧縮機 |
JP2016102486A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 株式会社豊田自動織機 | スクロール型圧縮機 |
-
2016
- 2016-08-19 JP JP2016161208A patent/JP6328705B2/ja active Active
-
2017
- 2017-08-14 WO PCT/JP2017/029242 patent/WO2018034255A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2807196C1 (ru) * | 2020-06-01 | 2023-11-10 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Шиповая шпилька и пневматическая шина, снабженная шиповой шпилькой |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2018034255A1 (ja) | 2018-02-22 |
JP2018028303A (ja) | 2018-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6325041B2 (ja) | スクロール流体機械およびチップシール | |
JP6336534B2 (ja) | スクロール流体機械およびスクロール部材の加工方法 | |
JP6352509B1 (ja) | チップシールおよびこれを用いたスクロール流体機械 | |
JP6328705B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
WO2019163323A1 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6328706B2 (ja) | スクロール流体機械およびその製造方法 | |
JP6336530B2 (ja) | スクロール流体機械およびこれに用いられるスクロール部材 | |
JP6336531B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6325035B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
WO2019163331A1 (ja) | スクロール流体機械およびこれに用いられるスクロール部材 | |
JP6336533B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6386144B1 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6382268B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6612376B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP6336535B2 (ja) | スクロール流体機械およびスクロール部材の加工方法 | |
JP2019143553A (ja) | スクロール流体機械およびスクロール部材の加工方法 | |
JP2019035399A (ja) | スクロール流体機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20171122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180320 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6328705 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |