JP6379485B2 - 非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法 - Google Patents
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Description
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法であって、前記(2)で検出された電圧が前記閾値より大きい場合に前記(3)で決定されるチョッピング・デューティー比は、前記閾値以下にある所定範囲の各電圧時に発生する前記単位時間当たりのエネルギー平均値に基づいて設定されていること、を特徴とする。
また、請求項1,2に係る発明である非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法では、(2)で検出されたサーマルヘッドの電圧が閾値以下である場合には、(3)で決定されるチョッピング・デューティー比を「1」にし、印加エネルギーを十分に確保するようにしているので、低電圧時でも、サーマルヘッドの通電時間を適切に制御することができる。
また、請求項4に係る発明である非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法では、(2)で検出されたサーマルヘッドの電圧が閾値より大きい場合には、(3)で決定されるチョッピング・デューティー比は、閾値以下にある低電圧時の所定範囲の各電圧時に発生する単位時間当たりのエネルギー平均値に基づいて設定されている。よって、高電圧時でも、サーマルヘッドの通電時間を適切に制御することができる。
先ず、本発明の一実施形態に係る「非安定通電制御方法」を実行するテープ印刷装置1の概略構成について、図1及び図3を参照しつつ説明する。
図1に示すように、テープ印刷装置1は、筐体内部に内蔵されたテープカセット5(図3参照)から排出されるテープに対して印刷を行う印刷装置であり、筐体上面にキーボード3と液晶ディスプレイ4を有している。また、同じく筐体上面には平面視矩形状のテープカセット5を収納するカセット収納部8(図3参照)が収納カバー9で覆われて配設されている。また、このキーボード3の下側には、制御回路部が構成される制御基板(図示せず)が配設されている。また、カセット収納部8の左側面部には、印字されたテープが排出されるテープ排出口10が形成されている。また、テープ印刷装置1の右側面部には、接続インターフェイス(図示せず)が配設されている。この接続インターフェースは、外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)と有線または無線接続をする際に用いられる。従って、テープ印刷装置1は、外部機器から送信された印字データを印刷することも可能である。
一方、液晶ディスプレイ4は、文字等のキャラクタを複数行に渡って表示する表示装置であり、キーボード3によって作成される印字データ等を表示しうる。
テープカセット5は、その内部に、テープスプール32、リボン供給スプール34、巻取スプール35、基材供給スプール37、接合ローラ39を備えており、夫々回転自在に軸支されている。テープスプール32には、表層テープ31が巻回されている。表層テープ31は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等からなる透明なテープである。そして、リボン供給スプール34には、インクリボン33が巻回されている。このインクリボン33には、インク加熱により溶融或いは昇華するインクが塗布され、インク層を形成している。巻取スプール35は、印刷に使用されたインクリボン33を巻き取る。そして、基材供給スプール37には、二重テープ36が巻回されている。この二重テープ36は、表層テープ31と同一幅で両面に接着剤層を有する両面接着テープの片面に対して、剥離テープを貼り合わせて構成されている。また、当該二重テープ36は、剥離テープが外側に位置するように、基材供給スプール37に巻回されている。そして、接合ローラ39は、二重テープ36と表層テープ31とを重ねて接合させる際に用いられる。
アーム20が最も時計回りに揺動すると、プラテンローラ21は、表層テープ31及びインクリボン33を、後述するサーマルヘッド41に対して圧接する。また、この時、搬送ローラ22は、表層テープ31及び二重テープ36を、接合ローラ39に対して圧接する。
また、カセット収納部フレーム18には、プレート42が立設されている。このプレート42のプラテンローラ21側側面には、サーマルヘッド41が配設されている。サーマルヘッド41は、図2に示すように表層テープ31及び二重テープ36の幅方向と同方向に、複数(例えば、1024個や2048個)の発熱素子41Aを1列に列設させたラインヘッド41B等で構成される。
すなわち、発熱素子41Aが1列に並んだ方向が「サーマルヘッド41の主走査方向D1」である。これに対して、「サーマルヘッド41の副走査方向D2」は、サーマルヘッド41上を表層テープ31及びインクリボン33が移動する方向と一致する。
図3に戻り、テープカセット5が所定位置に装着されると、プレート42は、テープカセット5の凹部43に嵌め込まれる。
また、カセット収納部フレーム18には、テープ搬送モータ2(後述する図4参照)が配設されている。テープ搬送モータ2による駆動力は、カセット収納部フレーム18に沿って配設されたギア列を介して、プラテンローラ21、搬送ローラ22、リボン巻取ローラ46及び接合駆動用ローラ47等に夫々伝達される。
従って、テープ搬送モータ2に対する電力供給により、テープ搬送モータ2の出力軸の回転が開始されると、巻取スプール35、接合ローラ39、プラテンローラ21、搬送ローラ22も連動して回転を開始する。これにより、テープカセット5内の表層テープ31、インクリボン33、二重テープ36は、テープスプール32、リボン供給スプール34、基材供給スプール37からそれぞれ巻き解かれ、下流方向(テープ排出口10、巻取スプール35方向)へと搬送される。
ここで、各発熱素子41Aは、通電により発熱し、インクリボン33に塗布されているインクを溶融或いは昇華させるので、インクリボン33に形成されたインク層のインクは、表層テープ31にドット単位で転写される。この結果、表層テープ31には、印字データに基づくユーザ所望のドット画像が鏡像で形成される。
その後、積層テープ38は、搬送ローラ22の更に下流に搬送され、カッター17を含むテープ切断機構に到達する。テープ切断機構は、カッター17と、切断用モータ72(図4参照)により構成されている。そして、カッター17は、固定刃17Aと、回動刃17Bを備えており、固定刃17Aに対して回動刃17Bを回動させることで切断対象物を剪断する鋏形式のカッターである。そして、回動刃17Bは、切断用モータ72によって支点を中心に往復揺動可能に配設されている。従って、切断用モータ72の駆動により、積層テープ38は、固定刃17A、回動刃17Bに剪断される。
切断された積層テープ38は、テープ排出口10を介して、テープ印刷装置1の外部へ排出される。そして、当該積層テープ38は、二重テープ36の剥離紙を剥がし、接着剤層を露出させれば、任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして使用可能である。
次に、テープ印刷装置1の制御構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図4に示すように、テープ印刷装置1内には、制御基板(図示せず)が配設されており、この制御基板上には、制御部60、タイマ67、ヘッド駆動回路68、切断用モータ駆動回路69、搬送モータ駆動回路70が配設されている。
そして、制御部60は、CPU61、CG−ROM62、EEPROM63、ROM64、RAM66により構成されている。また、当該制御部60は、タイマ67、ヘッド駆動回路68、切断用モータ駆動回路69、搬送モータ駆動回路70、電池電源81、及びヘッド駆動電圧検出回路82と接続されている。更に、制御部60は、液晶ディスプレイ4、カセットセンサ7、サーミスタ73、キーボード3、接続インターフェース71にも接続されている。
CPU61は、テープ印刷装置1における各種制御の中枢を担う中央演算処理装置である。従って、このCPU61は、キーボード3等からの入力信号及び各種制御プログラム等に基づいて、液晶ディスプレイ4等の各周辺装置を制御する。
そして、ROM64には、テープ印刷装置1における各種制御プログラムやデータが格納されている。従って、後述する「非安定通電制御方法」に関するプログラムやデータは、このROM64に格納されている。
また、RAM66は、CPU61での演算結果等を一時的に格納する記憶装置である。このRAM66には、キーボード3の入力により生成された印字データや、外部機器78から接続インターフェース71を介して取り込まれた印字データも格納される。
そして、タイマ67は、テープ印刷装置1の制御を実行する際に所定期間の経過を計時する計時装置である。具体的には、タイマ67は、後述する「非安定通電制御方法」に関するプログラムにおいて、印字周期や、単位時間(250μ秒)や、サーマルヘッド41の発熱素子41Aに対する通電(パルス印加)等の開始・終了を判断する際に参照される。また、サーミスタ73はサーマルヘッド41の温度を検出する為のセンサであり、サーマルヘッド41に取り付けられている。また、ヘッド駆動電圧検出回路82は、ヘッド駆動検出電圧として、サーマルヘッド41の電圧を検出する為の回路である。
次に、上述したテープ印刷装置1で実行される本実施形態に係る「非安定通電制御方法」について説明する。
「非安定通電制御方法」では、印字周期内におけるサーマルヘッド41の通電を打ち切る決定を、非安定制御の短い時間で、サーマルヘッド41の印加電圧を監視しながら行う制御である。その結果、サーマルヘッド41の通電時間は、サーマルヘッド41の印加電圧の積分値と比例関係になる。
チョッピング・デューティー比は、サーマルヘッド41の電圧と、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値に応じて決定される第2固定値とに基づいて決定される。サーマルヘッド41の抵抗値の測定値に応じて決定される第2固定値とは、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値を図8(a)に示すようにランク分けし、図8(b)に示すように各ランクに応じて設定された定数K(R)(の「0.9」「1.0」「1.1」のいずれか)である。
よって、ランクAの中心はサーマルヘッド41の抵抗値の真値×90%であり、ランクBの中心はサーマルヘッド41の抵抗値の真値×100%であり、ランクCの中心はサーマルヘッド41の抵抗値の真値×110%である。
図8(b)に示すように各ランクに応じた第2固定値として定数K(R)を決定する際には、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクAに含まれる場合には「0.9」の定数K(R)が第2固定値として決定され、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクBに含まれる場合には「1.0」の定数K(R)が第2固定値として決定され、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクCに含まれる場合には「1.1」の定数K(R)が第2固定値として決定される。
このようにして、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値に応じた第2固定値が決定される。
また、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値に応じた第2固定値が「0.9」に決定された場合、つまり、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクAに含まれる場合には、図9のデータ・テーブルの「duty」の欄に示すように、チョッピング・デューティー比は100%未満となる。そのようなケースでは、当該単位時間(250μ秒)が開始されてから、当該単位時間(250μ秒)にチョッピング・デューティー比を乗算して得られた時間が経過するまで、サーマルヘッド41の通電(パルス印加)が継続される。その後は、当該単位時間(250μ秒)が経過するまで、サーマルヘッド41の通電(パルス印加)が中止される。つまり、7.2Vより大きい電圧時は、単位時間(250μ秒)毎のチョッピング・デューティー比によるサーマルヘッド41への通電が行われる。
また、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値に応じた第2固定値が「1.1」に決定された場合、つまり、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクCに含まれる場合には、図11のデータ・テーブルの「duty」の欄に示すように、サーマルヘッド41の電圧が7.2V〜7.7Vの範囲内にあるときは、チョッピング・デューティー比は100%であり、当該単位時間(250μ秒)中はサーマルヘッド41の通電(パルス印加)が継続される。つまり、低電圧時は、サーマルヘッド41への通電は一括通電である。
この点、図11(サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクCに含まれる場合)のデータ・テーブルの「duty」の欄の各値については、図10(サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクBに含まれる場合)のデータ・テーブルの「duty」の欄の各値に対して、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクCに含まれる場合に決定される第2固定値の「1.1」を乗じることによって算出される。
具体的には、図11(サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクCに含まれる場合)のデータ・テーブルの欄の「Power」によれば、サーマルヘッド41の電圧が7.2Vにあるときに単位時間(250μ秒)中に与えられるサーマルヘッド41のエネルギーは「598」である。サーマルヘッド41の電圧が7.3Vにあるときに単位時間(250μ秒)中に与えられるサーマルヘッド41のエネルギーは「600」である。サーマルヘッド41の電圧が7.4Vにあるときに単位時間(250μ秒)中に与えられるサーマルヘッド41のエネルギーは「596」である。サーマルヘッド41の電圧が7.5Vにあるときに単位時間(250μ秒)中に与えられるサーマルヘッド41のエネルギーは「608」である。サーマルヘッド41の電圧が7.6Vにあるときに単位時間(250μ秒)中に与えられるサーマルヘッド41のエネルギーは「595」である。サーマルヘッド41の電圧が7.7Vにあるときに単位時間(250μ秒)中に与えられるサーマルヘッド41のエネルギーは「603」である。
このようにして、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値によって決定されるランクに応じたデータ・テーブルに基づきながら、単位時間(250μ秒)毎に、サーマルヘッド41の通電(パルス印加)がチョッピング・デューティー比によって制御される。このようなチョッピング・デューティー比による制御は、単位時間(250μ秒)が経過する毎に算出される変数Cが「0」以上であれば、現在の印字周期Tsが経過していない限り、次の単位時間でも繰り返し行われる。しかしながら、このようなチョッピング・デューティー比による制御は、単位時間(250μ秒)が経過する毎に算出される変数Cが「0」未満になると、変数Cが「0」未満になった単位時間(250μ秒)が経過した以降は、次の印字周期Tsが開始されるまで中断され、サーマルヘッド41の通電(パルス印加)の中止が維持される。
尚、サーマルヘッド41の電圧や周辺温度に基づいて決定される値は、以下のようにして算出される。すなわち、先ず、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値によって決定されるランクに応じた図9乃至11のいずれかのデータ・テーブルの「C(V)」の欄により、サーマルヘッド41の電圧に対応する値が読み取られる。次に、図12のデータ・テーブルの「補正係数」の欄により、サーマルヘッド41の周辺温度に対応する補正係数が読み取られる。それぞれ読み取られた値と補正係数とを乗算することにより、サーマルヘッド41の電圧や周辺温度に基づいて決定される値が算出される。
これに対し、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値によって決定されたランクがランクCの場合において、一つの印字周期Tsにおいてサーマルヘッド41の電圧が7.2V〜7.7Vの範囲内にあるときは、例えば、図13(b)に示されるように、当該印字周期Tsが開始された時点から変数Cが「0」となる印字周期Tsの途中まで、単位時間(250μ秒)毎に、チョッピング・デューティー比が100%であるサーマルヘッド41の通電(パルス印加)が継続される。尚、図13(b)に示される場合には、当該印字周期Tsが開始された時点から変数Cが「0」となる時点までが通電時間Tである。
その後、当該印字周期Tsにおいてサーマルヘッド41の電圧が7.2V〜7.7Vの範囲内になると、上述したように、変数Cが「0」となる印字周期Tsの途中までは、単位時間(250μ秒)毎に、チョッピング・デューティー比が100%であるサーマルヘッド41の通電(パルス印加)が継続される。
さらに、図9(サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクAに含まれる場合)のデータ・テーブルの各電圧に対する「Power」の各値と、図10(サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクBに含まれる場合)のデータ・テーブルの各電圧に対する「Power」の各値と、図11(サーマルヘッド41の抵抗値の測定値がランクCに含まれる場合)のデータ・テーブルの各電圧に対する「Power」の各値は、それぞれ同じ値(エネルギー)である。それぞれ同じ値(エネルギー)であるのは、ランクA・ランクB・ランクCの各第2固定値の比と、ランクA・ランクB・ランクCの「duty」の欄の各値の比とが同じためである。
また、図9乃至図11の各データ・テーブルはROM64に格納されている。図8(b)のデータ・テーブルもROM64に格納されている。さらに、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値もROM64に格納されている。
次に、図5に示されたメインプログラムのフローチャートについて説明する。図5に示されたメインプログラムは、制御部60により実行される。
図5に示されたメインプログラムでは、テープ印刷装置1の電池電源81がONされると(S10)、先ず、S11において、本体処理が行われる。この処理では、印刷キー3Bによる印刷指示の受付が主に行われるが、さらに、印字データの表示や、印字データの編集、エラー時の処理等も、キーボード3や液晶ディスプレイ4等を用いて行われる。その後は、S12に進む。
S13では、サーミスタ73を用いてサーマルヘッド41の周辺温度がアナログ−デジタル変換されながら読み取られる。この処理による温度情報の入手は、環境温度に応じた制御を行うためである。その後は、S14に進む。
S15では、テープ搬送モータ2がONされる。その後は、S16に進む。
S16では、テープカセット5内の表層テープ31が余白送りされたか否かが判定される。この判定により、いわゆる前余白が確保される。ここで、テープカセット5内の表層テープ31が余白送りされていない場合(S16:NO)には、上記S15に戻って、上記S15の処理と当該S16の処理が繰り返される。これに対して、テープカセット5内の表層テープ31が余白送りされている場合(S16:YES)には、S17に進む。
S18では、データ処理が行われる。この処理により、上記S17における1ラインのデータをサーマルヘッド41の通電制御を可能にするデータに変換される。その後は、S19に進む。
S19では、上記S18で処理されたデータがヘッド駆動回路68を介してサーマルヘッド41に転送される。この時点で、サーマルヘッド41のシフトレジスタには印字データが転送されており、ラッチが終了している状態にある。その後は、S20に進む。
S21では、エラーが起きたか否かが判定される。ここでのエラーには、電池交換エラー等がある。ここで、エラーが起きた場合(S21:YES)には、印字を強制終了させた後に、上記S11に戻って、上記S11以降の各処理が繰り返される。これに対して、エラーが起きていない場合(S21:NO)には、S22に進む。
S22では、サーマルヘッド41の副走査方向D2の全ラインについて上記S17乃至上記S20の各処理が終了したか否かが判定される。ここで、サーマルヘッド41の副走査方向D2の全ラインについて上記S17乃至上記S20の各処理が終了していない場合(S22:NO)には、上記S17に戻って、上記S17以降の各処理が繰り返される。これにより、上記S20の非安定通電制御がサーマルヘッド41の副走査方向D2の各ライン毎に行われる。これに対して、サーマルヘッド41の副走査方向D2の全ラインについて上記S17乃至上記S20の各処理が終了した場合(S22:YES)には、S23に進む。
S24では、テープ搬送モータ2がOFFされる。その後は、S25に進む。
S25では、印字に関する制御を終了させる。その後は、上記S11に戻って、上記S11以降の各処理が繰り返される。
ここで、テープカセット5の種類に応じた定数について説明する。テープカセット5の種類に応じた定数とは、必要な印字エネルギーに関連した固定値であり、印字媒体別に設定されたものである。具体的には、テープカセット5の種類に応じた定数は、図7に示されたデータ・テーブルによると、例えば、テープカセット5の種類がAテープの場合には「55440」、Bテープの場合には「60440」、Cテープの場合には「52440」である。図7に示されたデータ・テーブルは、ROM64に格納されている。つまり、テープカセット5の種類に応じた定数が予め定められたデータ・テーブルがROM64に格納されている。
S33では、サーマルヘッド41への通電が開始される。その後は、S34に進む。
S34では、通常状態にあるサーマルヘッド41の電圧がアナログ−デジタル変換されながら読み取られる。その読み取られた電圧を変数Vに代入する。変数Vは、RAM66に確保される。その後は、S35に進む。
S35では、チョッピング・デューティー比である変数CHP_Dutyを決定する。その決定の際には、上記S34の変数V(サーマルヘッド41の電圧)をパラメータにしながら、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値が含まれるランクのデータ・テーブルに基づいて決定される。尚、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値が含まれるランクの求め方は、上記[3.「非安定通電制御方法」の概要]の中で詳細に説明したので省略する。そのデータ・テーブルの具体例を図9乃至図11に示す。図9乃至図11に示されたデータ・テーブルの「duty」の欄が、チョッピング・デューティー比である変数CHP_Dutyである。尚、変数CHP_Dutyは、RAM66に確保される。図9乃至図11に示されたデータ・テーブルは、ROM64に格納されている。その後は、S36に進む。
S37では、サーマルヘッド41への通電が中止される。その後は、S38に進む。
S38では、上記S33の通電開始から単位時間(250μ秒)が経過したか否かが判定される。ここで、上記S33の通電開始から単位時間(250μ秒)が経過していない場合(S38:NO)には、当該S38自身に戻って、この判定処理が繰り返される。これに対して、上記S33の通電開始から単位時間(250μ秒)が経過した場合(S38:YES)には、S39に進む。
S39では、上記S34の変数V(サーマルヘッド41の電圧)に関連した値C(V)を変数Cから減算した値が変数Cに代入される。上記S34の変数V(サーマルヘッド41の電圧)に関連した値C(V)は、図9乃至図11に示されたデータ・テーブルの「C(V)」の欄から読み出される。具体的には、例えば、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値が含まれるランクがランクBの場合、図10に示すように、サーマルヘッド41の電圧が9.0Vであれば「4564」が、上記S34の変数V(サーマルヘッド41の電圧)に関連した値C(V)として読み出される。また、サーマルヘッド41の電圧が7.5Vであれば「4164」が、上記S34の変数V(サーマルヘッド41の電圧)に関連した値C(V)として読み出される。
尚、S39で使用されるサーマルヘッド41の周辺温度やサーマルヘッド41の電圧については、上記S32の変数TH(サーマルヘッド41の周辺温度)と上記S34の変数V(サーマルヘッド41の電圧)とがそのまま使用される。その後は、S40に進む。
S40に進むと、変数Cが「0」以下である否かが判定される。ここで、変数Cが「0」以下でない場合(S40:NO)には、上記S32に戻って、上記S32以降の処理が繰り返される。これに対して、変数Cが「0」以下である場合(S40:YES)には、S41に進む。
S42では、印字周期Tsが過ぎたか否かが判定される。ここで、印字周期Tsが過ぎていない場合(S42:NO)には、当該S42に戻って、この判定処理が繰り返される。これに対して、印字周期Tsが過ぎた場合(S42:YES)には、上記図5に示されたメインプログラムに戻って、上記S21の処理に進む。
すなわち、本実施の形態に係る「非安定通電制御方法」を実行するテープ印刷装置1は、発熱素子41Aの熱によって表層テープ31への記録を行うサーマルヘッド41の発熱素子41Aと、サーマルヘッド41に電圧を印加するヘッド駆動回路68と、サーマルヘッド41の印加電圧を検出するヘッド駆動電圧検出回路82と、サーマルヘッド41の発熱素子41Aの周辺温度を検出するサーミスタ73と、表層テープ31(テープカセット5)の種類に応じた第1固定値としての定数を記憶するROM64と、単位時間(250μ秒)の経過を計測するタイマ67と、制御部60とを備える。さらに、ROM64には、サーマルヘッド41の抵抗値の測定値に応じた第2固定値としての定数K(R)が記憶される。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、上記図6の非安定通電制御において、通常状態にあるサーマルヘッド41の電圧を変数Vに代入すること(S34)は、サーマルヘッド41への通電が開始される処理(S33)の前に行ってもよい。
また、テープ印刷装置1で実行される本実施の形態に係る「非安定通電制御方法」では、図8(a)(b)に示すように、サーマルヘッド41の抵抗値の真値を中心とした一定範囲(真値×85%以上〜真値×105%未満)が等しい範囲で3分けにされているが、3等分に限る趣旨ではなく、2分け・4分け・5分け…等のように、サーマルヘッド41の抵抗値の真値を中心とした一定範囲を複数分にしてもよい。尚、その変更にあわせて、第2固定値である定数K(R)の値も変更される。
5 テープカセット
31 表層テープ
41 サーマルヘッド
41A 発熱素子
60 制御部
68 ヘッド駆動回路
64 ROM
67 タイマ
73 サーミスタ
C 変数
CHP_Duty チョッピング・デューティー比が代入される変数
C(V) サーマルヘッドの電圧に基づいて決定される値
K(TH) サーマルヘッドの周辺温度に基づいて決定される補正係数
K(R) サーマルヘッドの抵抗値の測定値に応じて決定される第2固定値
T 通電時間
TH サーマルヘッドの周辺温度が代入される変数
Ts 印字周期
V サーマルヘッドの電圧が代入される変数
Claims (4)
- 非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法であって、
印字周期毎に以下(1)〜(7)の各ステップが実行され、
(1)前記サーマルヘッドで印字される印字媒体の種類に応じた第1固定値が変数に設定されるとともに、前記サーマルヘッドの抵抗値の測定値に応じた第2固定値が決定され、(2)前記サーマルヘッドの通電が当該印字周期の直後に開始されると共に、前記サーマルヘッドの温度及び電圧が検出され、
(3)前記検出された電圧と前記決定された第2固定値を介してチョッピング・デューティー比が決定され、
(4)前記サーマルヘッドの通電が開始された時点から前記決定されたチョッピング・デューティー比に基づいて算出されたパルスオン時間が経過する時点まで前記サーマルヘッドの通電が維持され、
(5)前記サーマルヘッドの通電が開始された時点から単位時間が経過する時点までの間のうち、前記決定されたチョッピング・デューティー比に基づいて算出されたパルスオン時間が経過した時点から前記単位時間が経過する時点まで前記サーマルヘッドの通電が中止され、
(6)前記検出された温度及び電圧のみを介して算出された計算値が前記変数から減算され、
(7)前記減算された変数が所定値より大きければ前記(2)〜前記(6)の各ステップが繰り返し実行される一方、前記減算された変数が前記所定値以下であれば当該印字周期が終わる時点まで前記サーマルヘッドの通電中止が維持され、
前記サーマルヘッドの抵抗値の真値を中心とした一定範囲が複数分割され、
前記複数分割した各範囲に対してそれぞれ値が異なる前記第2固定値が設定され、
前記サーマルヘッドの抵抗値の測定値を含む範囲に設定された前記第2固定値が前記(1)で使用され、
前記(2)で検出された電圧が閾値以下である場合には、前記(3)で決定されるチョッピング・デューティー比を「1」にし、前記(6)の減算では、前記(2)で検出された電圧に関連づけられた関連値が使用され、
前記関連値は、
前記(2)で検出された電圧が前記閾値以下の範囲では前記電圧が小さくなるに連れて小さい値が関連づけられ、
前記(2)で検出された電圧が前記閾値より大きい範囲では前記電圧に対して一定値が関連づけられていること、
を特徴とする非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法。 - 非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法であって、
印字周期毎に以下(1)〜(7)の各ステップが実行され、
(1)前記サーマルヘッドで印字される印字媒体の種類に応じた第1固定値が変数に設定されるとともに、前記サーマルヘッドの抵抗値の測定値に応じた第2固定値が決定され、(2)前記サーマルヘッドの通電が当該印字周期の直後に開始されると共に、前記サーマルヘッドの温度及び電圧が検出され、
(3)前記検出された電圧と前記決定された第2固定値を介してチョッピング・デューティー比が決定され、
(4)前記サーマルヘッドの通電が開始された時点から前記決定されたチョッピング・デューティー比に基づいて算出されたパルスオン時間が経過する時点まで前記サーマルヘッドの通電が維持され、
(5)前記サーマルヘッドの通電が開始された時点から単位時間が経過する時点までの間のうち、前記決定されたチョッピング・デューティー比に基づいて算出されたパルスオン時間が経過した時点から前記単位時間が経過する時点まで前記サーマルヘッドの通電が中止され、
(6)前記検出された温度及び電圧のみを介して算出された計算値が前記変数から減算され、
(7)前記減算された変数が所定値より大きければ前記(2)〜前記(6)の各ステップが繰り返し実行される一方、前記減算された変数が前記所定値以下であれば当該印字周期が終わる時点まで前記サーマルヘッドの通電中止が維持され、
前記サーマルヘッドの抵抗値の真値を中心とした一定範囲が複数分割され、
前記複数分割した各範囲に対してそれぞれ値が異なる前記第2固定値が設定され、
前記サーマルヘッドの抵抗値の測定値を含む範囲に設定された前記第2固定値が前記(1)で使用され、
前記サーマルヘッドの抵抗値の測定値を含む範囲が特定範囲であることを条件に前記(2)で検出された電圧が閾値以下である場合には、前記(3)で決定されるチョッピング・デューティー比を「1」にすること、を特徴とする非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法。 - 請求項1に記載する非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法であって、
前記(6)の減算では、前記複数分割した範囲毎において、前記(2)で検出された電圧に関連づけられた関連値が使用され、
前記関連値は、前記複数分割した各範囲で共通すること、を特徴とする非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載するサーマルヘッドの通電時間を制御する方法であって、
前記(2)で検出された電圧が前記閾値より大きい場合に前記(3)で決定されるチョッピング・デューティー比は、前記閾値以下にある所定範囲の各電圧時に発生する前記単位時間当たりのエネルギー平均値に基づいて設定されていること、を特徴とする非安定電圧時におけるサーマルヘッドの通電時間を制御する方法。
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