JP6370642B2 - 上吊り式の引き戸装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、補強フレームは冂字形をし、上枠の前後両面板と上面板に固定することで補強していることを特徴とする請求項1記載の上吊り式の引き戸装置である。
請求項3の発明は、上枠は、開口部の全幅に亘って設けられ、前後方向一方側面および上面を覆い、他方側面が開口した前後方向一方側の板材を備えて構成されるものであることを特徴とする請求項1または2記載の上吊り式の引き戸装置である。
請求項4の発明は、戸袋パネルは、冂字形をした下端縁部が床面に設けたレール状の床側材に外嵌して支持され、戸尻側端部が床と天井とのあいだに支持される支柱に固定の戸尻側縦枠に設けた係止金具に係止することで支持されたものであり、上枠は、下端部が戸袋パネル上端部に前後方向内側から螺入するビスを介して支持されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の上吊り式の引き戸装置である。
請求項5の発明は、前後方向一方側の板材の内面には補強板が設けられ、上枠の戸尻側半部の上面は、補強板の上側片、一方側の板材の上側片並びに塞ぎ板の上側片が上下方向に積層された状態でビス固定されていることを特徴とする請求項3または4記載の上吊り式の引き戸装置である。
請求項2の発明とすることにより、上枠の前後両面板及び上面板の補強ができることになる。
請求項3の発明とすることにより、上枠に形成される点検口を幅広いものにして点検しやすいものにできながら、さらに戸枠中間部の補強ができることになる。
請求項4の発明とすることにより、間仕切りのように縦枠が躯体に取付けられないようなものにおいて、戸袋パネルの上下および戸尻側端部を強度を持たせた状態で組付けられることになって、戸袋パネルの変形防止を図ることができる。
請求項5の発明とすることにより、上枠の戸尻側半部の上側部の強度アップが図れることになる。
尚、説明の便宜上、戸体1が移動する方向を左右方向、開口部の出入り方向を前後方向として説明するが、これに限定されるものではない。
尚、10は戸尻側縦枠8の跨片8cと支柱7の左右方向内側面板7aとのあいだに適宜間隔を存して介装された戸尻側中材(補強材)、11は戸尻側縦枠8の跨片8cの戸先側面に取付けられた弾性を有した戸当り材である。
尚、前後方向片9cの上端部には、後述する蓋材17の戸先側下端部に設けた止めネジ17cを螺入するための螺子受け9gが設けられている。
また、上枠13の戸尻側半部の上端部は、前後方向他方側に向けて前後方向に幅を存する状態で折返し形成されたものが下方に向けて折曲され、その下端部がさらに前後方向他方側に向けて折曲された上側片13gが形成されるが、該上側片13gは、後述する塞ぎ板14に至る少し前位置で上方に折曲されたものがさらに前後方向他方側に向けて折曲形成された上端片13hとなっている。
尚、上側片13gには、冂字形をした塞ぎ材13iが嵌入取付けされている。
一方、前記本体板上端片13hの戸先側半部には、蓋材17を取付けるためのベース材19がビス19aを介して取付けられている。該ベース材19は、下側にフック部19bが形成され、上側に前記本体板13aの上端片13hに上側から積層する取付け片19cが形成され、該取付け片19cと本体板上端片13hとを前記ビス19aで固定するようになっている。
前記フック部19bは、前記係止片17aの切欠きに対応して左右両端部が切欠かれた切欠き部19eが形成されており、そして蓋材17は、下側が前後方向他方側に傾斜する姿勢にして切残された左右両端部の係止片17aをフック部19bの前記切欠き部19eに挿入した後、下側を前後方向一方側に移動させて起立姿勢とすることで、係止片17aがフック部19bの先端に載る状態で係止する一方、係止部17aの挿入した部位がフック部19bの前後方向他方片19dに前後方向一方側から当接することで外れ防止がなされるようになっている。
因みに塞ぎ板14の戸先側下端部には後述する蓋材17の戸尻側下端部に設けた止めネジ17cを螺入するための螺子受け14gが設けられている。
この場合において、戸先側縦枠9の跨片9bの上端部は切欠かれた切欠き部9fとなっており、該切欠き部9fに本体板上側片13gの戸先側端に設けた凸片14gを挿入することで位置決めできるようになっている。
さらに戸先側補助プレート20の下側板20dには、蓋材17に設けた図示しない錠装置のラッチを受けるためのストライク20eが設けられている。
また戸先側ブラケット3aには、緩衝具(例えばエアダンパ)21を取付けるための取付金具21aが設けられているが、該緩衝具21は、全閉する少し前位置からロッド21bが戸先側補助プレート20に設けた緩衝受け板20gに当接してシリンダ筒21cに抵抗を受ける状態で没入することにより全閉時の衝撃吸収をするようになっている。
さらにまた、戸尻側ブラケット3bには、弾性板材から形成されたストッパ22が設けられているが、該ストッパ22は、戸体1を全開した場合に本体板13aに設けたストッパ受け22aに弾性係止して戸体1が自閉移動しないようになっている。
また補強フレームの上枠への固定は溶着に限定されず、ビス等の適宜固定手段で固定するようにしても勿論よい。
2 戸袋パネル
3 走行ローラ
4 走行レール
13 上枠
13a 本体板
14 塞ぎ板
15 補強板
16 補強フレーム
17 蓋材
Claims (5)
- 出入り口等の開口部の上部に設けた上枠と、該上枠に設けられた走行レールと、戸体と、該戸体の上端部に設けられ、前記走行レールを転動する走行ローラと、開口部の戸尻側半部を覆うべく設けた戸袋パネルとを備えて構成される上吊り式の引き戸装置において、前記上枠は、前後方向一方側面及び上面が覆われ、他方側面が開口し、該開口の戸尻側半部を塞ぐ塞ぎ板と、戸先側半部の点検口を開閉自在に覆蓋する蓋体とを備えて構成されるものであり、上枠には、前記開口戸尻側半部を塞ぐ塞ぎ板の戸先側部位に配設される補強フレームが固定されていることを特徴とする上吊り式の引き戸装置。
- 補強フレームは冂字形をし、上枠の前後両面板と上面板に固定することで補強していることを特徴とする請求項1記載の上吊り式の引き戸装置。
- 上枠は、開口部の全幅に亘って設けられ、前後方向一方側面および上面を覆い、他方側面が開口した前後方向一方側の板材を備えて構成されるものであることを特徴とする請求項1または2記載の上吊り式の引き戸装置。
- 戸袋パネルは、冂字形をした下端縁部が床面に設けたレール状の床側材に外嵌して支持され、戸尻側端部が床と天井とのあいだに支持される支柱に固定の戸尻側縦枠に設けた係止金具に係止することで支持されたものであり、上枠は、下端部が戸袋パネル上端部に前後方向内側から螺入するビスを介して支持されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の上吊り式の引き戸装置。
- 前後方向一方側の板材の内面には補強板が設けられ、上枠の戸尻側半部の上面は、補強板の上側片、一方側の板材の上側片並びに塞ぎ板の上側片が上下方向に積層された状態でビス固定されていることを特徴とする請求項3または4記載の上吊り式の引き戸装置。
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JP2014175102A JP6370642B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 上吊り式の引き戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014175102A JP6370642B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 上吊り式の引き戸装置 |
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JP6370642B2 true JP6370642B2 (ja) | 2018-08-08 |
Family
ID=55658118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014175102A Active JP6370642B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 上吊り式の引き戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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2014
- 2014-08-29 JP JP2014175102A patent/JP6370642B2/ja active Active
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