JP6364751B2 - 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤及び洗浄方法 - Google Patents
芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤及び洗浄方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6364751B2 JP6364751B2 JP2013239029A JP2013239029A JP6364751B2 JP 6364751 B2 JP6364751 B2 JP 6364751B2 JP 2013239029 A JP2013239029 A JP 2013239029A JP 2013239029 A JP2013239029 A JP 2013239029A JP 6364751 B2 JP6364751 B2 JP 6364751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- reverse osmosis
- compound
- osmosis membrane
- aromatic polyamide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
アルカリ剤(水酸化ナトリウムなど)
界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウムなど)
キレート剤(EDTAなど)
などがある(非特許文献1)。
[9] [1]ないし[4]のいずれかに記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤を製造する方法であって、前記クロラミン化合物を、1級アミノ基を有する化合物、アンモニア及びアンモニウム塩よりなる群から選ばれる1種又は2種以上(以下「NH 2 系化合物」と称す。)と、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩とを混合することにより生成させる工程を有することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
[10] [9]において、前記クロラミン化合物を生成させる工程において、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩と、前記NH 2 系化合物とを、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩由来の有効塩素濃度(Cl 2 )と、前記NH 2 系化合物由来の窒素原子Nとのモル比(Cl 2 /Nモル比)が0.1〜1となるように混合することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
[11] [9]又は[10]において、アルカリ剤の水溶液に前記NH2系化合物を添加して溶解し、得られたNH2系化合物水溶液に次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩を添加して混合する工程を有することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
[12] [11]において、前記アルカリ剤の水溶液は、水の量が50〜90重量%であり、アルカリ剤とNH2系化合物との割合がN/アルカリ金属(モル比)で0.5〜0.7となるようにNH2系化合物を添加し、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩を有効塩素(Cl2)濃度5〜20重量%の水溶液として添加することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
[13] [1]ないし[4]のいずれかに記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤を希釈して、pH10以上の水溶液とすることを特徴とする[5]ないし[7]のいずれかに記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄液を製造する洗浄液の製造方法。
クロラミン化合物としては、以下の反応式(1),(2)に示すような反応で次亜塩素酸(HOCl)と1級アミノ基を有する化合物(XNH2)とを反応させて得られる、アミノ基の水素原子が塩素原子に置換した化合物(XNHCl)が好ましい。この化合物は、膜に対する酸化作用が弱いため、塩素耐性の低い芳香族ポリアミド系RO膜であっても洗浄剤として用いることが可能となる。
XNH2+HOCl⇔XNHCl+H2O (1)
XNH2+OCl−⇔XNHCl+OH− (2)
本発明は、RO膜、特に塩素耐性の低い芳香族ポリアミド系RO膜(ナノ濾過(NF)膜を含む)を洗浄対象とする場合に、その洗浄効果が有効に発揮される。ただし、洗浄対象の透過膜は何ら芳香族ポリアミド系RO膜等のRO膜に限定されず、本発明は、UF膜、MF膜にも適用することができ、その膜素材も限定されない。また、膜の形式等にも何ら制限はなく、本発明は、幅広い分野における水処理用透過膜の洗浄に有効に適用される。
本発明において、塩素系洗浄剤成分として用いるクロラミン化合物は、1級アミノ基を有する化合物、アンモニア、及びアンモニウム塩のいずれか(以下、これらを「NH2系化合物」と称す。)と、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩とを混合することにより生成させることが好ましい。1級アミノ基を有する化合物としては、脂肪族アミン、芳香族アミン、スルファミン酸、スルファニル酸、スルファモイル安息香酸、アミノ酸などを挙げることができる。また、アンモニウム塩としては、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム等が挙げられる。これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。これらのNH2系化合物の中でもスルファミン酸(NH2SO2OH)が好ましい。スルファミン酸を用いてモノクロロスルファミンを生成させると安定なクロラミン化合物となる。スルファミン酸は、炭素を含まないため洗浄剤のTOC値を増加させない。スルファミン酸とアルカリ剤とを併用することで、非常に有効な洗浄剤となる。
なおこの場合、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩の量がクロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液中のクロラミン化合物量となる。
本発明の洗浄剤に用いるアルカリ剤は、クロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液中において可溶性を維持することができるものであり、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物を用いることができる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明で用いる界面活性剤としては、洗浄効果の面から、分子量1000以下のものが好ましい。分子量が過度に大きい界面活性剤では洗浄効果が得られないだけでなく、膜を汚染する場合がある。
本発明の洗浄液は、クロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液よりなり、pHが10以上であることを特徴とする。洗浄液のpHが10未満であると、透過流束を十分に回復させることができない。洗浄液のpHは高い方が洗浄効果に優れるが、高過ぎると、洗浄液としての取り扱い性が悪くなり、RO膜等の透過膜が劣化する危険性が高くなる。洗浄液のpHは好ましくは12以上13以下である。
本発明の洗浄剤は、前述のアルカリ剤の水溶液にスルファミン酸等のNH2系化合物を添加して溶解し、得られたNH2系化合物水溶液に、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩を添加して混合することにより調製することができる。上記アルカリ剤の水溶液は、水の量を50〜90重量%とすることが好ましい。界面活性剤は、洗浄剤の調製工程のうち、いずれの工程で添加されてもよく、前述のアルカリ剤の水溶液に予め含まれていてもよく、また、NH2系化合物水溶液に次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩を添加する際に添加してもよく、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩の添加の前後で添加してもよい。好ましくは、界面活性剤は次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩の添加の後に添加される。
本発明で用いる洗浄剤又は洗浄液には、その洗浄効果を損なわない範囲において、他の洗浄剤成分を添加してもよい。
例えば、膜汚染物質の剥離効果を高めるために、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、EGTA(エチレングリコールビス(アミノエチルエーテル)四酢酸)、IDA(イミノ二酢酸)等のキレート剤などの他の洗浄剤成分の1種又は2種以上を添加してもよい。
このようなポリオール化合物は、本発明の洗浄剤又は洗浄液に添加してもよく、以下のアルカリ水溶液や酸水溶液に添加して用いてもよい。
本発明の洗浄液である前記クロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液を用いて透過膜を洗浄する方法としては、このクロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液に透過膜を接触させればよく、特に制限はない。通常、透過膜モジュールの原水側にクロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液を導入して静置する浸漬洗浄が行われる。この浸漬洗浄に際して、透過膜に接触しているクロラミン化合物/界面活性剤含有アルカリ水溶液のpHが10以上、好ましくは12〜13でクロラミン化合物濃度が0.005〜0.5M、特に0.01〜0.2Mで、界面活性剤濃度が0.0001〜0.05M、特に0.001〜0.02Mである。
この平膜試験装置において、RO膜供給水は、配管11より高圧ポンプ4で、密閉容器1のRO膜をセットした平膜セル2の下側の原水室1Aに供給される。図2に示すように、密閉容器1は、原水室1A側の下ケース1aと、透過水室1B側の上ケース1bとで構成され、下ケース1aと上ケース1bとの間に、平膜セル2がOリング8を介して固定されている。平膜セル2はRO膜2Aの透過水側が多孔質支持板2Bで支持された構成とされている。平膜セル2の下側の原水室1A内はスターラー3で攪拌子5を回転させることにより攪拌される。RO膜透過水は平膜セル2の上側の透過水室1Bを経て配管12より取り出される。濃縮水は配管13より取り出される。密閉容器1内の圧力は、給水配管11に設けた圧力計6と、濃縮水取出配管13に設けた圧力調整バルブ7により調整される。
以下の洗浄液を用いて、以下に示す洗浄試験を行った。
実施例1:0.02Mモノクロロスルファミン酸及び0.0043Mドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含むpH12の水酸化ナトリウム水溶液
実施例2:0.02Mモノクロロスルファミン酸及び0.0052Mラウリル硫酸ナトリウムを含むpH12の水酸化ナトリウム水溶液
比較例1:pH12の水酸化ナトリウム水溶液
比較例2:0.0043Mドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含むpH12の水酸化ナトリウム水溶液
比較例3:0.0052Mラウリル硫酸ナトリウムを含むpH12の水酸化ナトリウム水溶液
比較例4:0.02Mモノクロロスルファミン酸を含むpH12の水酸化ナトリウム水溶液
日東電工社製芳香族ポリアミド系RO膜「ES20」を、図1,2に示す平膜試験装置に装填し、0.75MPa、25℃の条件で、汚染前の純水透過流束を測定した。その後、ノニオン界面活性剤を含むセミクリーンKG(横浜油脂工業社製)を375倍に希釈して、0.75MPa、25℃の条件で、72時間通水してRO膜を汚染させた。汚染後のRO膜の純水透過流束を同条件で測定した後、各洗浄液を供給して容器内を洗浄液で満たし、17時間浸漬させて洗浄した。浸漬洗浄後純水を供給して容器内の洗浄液を純水で押し出した後、洗浄後のRO膜の純水透過流束を同条件で測定した。結果を表1に示す。
以下の洗浄液を用いて、以下に示す洗浄試験を行った。
実施例3:1M次亜塩素酸ナトリウム、1.85Mスルファミン酸、0.1Mラウリル硫酸ナトリウム及び2.8M水酸化ナトリウムを含む水溶液よりなる洗浄剤を、2%に希釈して調製したpH12.3の水溶液
比較例5:pH12.3の水酸化ナトリウム水溶液
比較例6:1M次亜塩素酸ナトリウム、1.85Mスルファミン酸及び2.8M水酸化ナトリウムを含む水溶液よりなる洗浄剤を、2%に希釈して調製したpH12.3の水溶液
日東電工社製芳香族ポリアミド系RO膜「ES20」を試験研究所の排水回収システムにおけるRO膜分離装置に装填し、半年間運転した。運転後のRO膜をRO膜分離装置から取り出して解体し、平膜試料を入手した。平膜試料を円形に切り取り、図1,2の平膜試験装置に設置して、まず、0.75MPa、25℃の条件で、洗浄前の純水透過流束を測定した。その後、各洗浄液を供給して実施例1におけると同様に17時間の浸漬洗浄を行い、洗浄後の純水透過流束を同条件で測定した。結果を表2に示す。
2 平膜セル
2A RO膜
2B 多孔質支持板
3 スターラー
4 高圧ポンプ
5 攪拌子
6 圧力計
7 圧力調整バルブ
8 Oリング
Claims (13)
- クロラミン化合物、分子量1000以下のアニオン系界面活性剤及びアルカリ剤を含むpH13以上の水溶液よりなることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤。
- 請求項1において、前記水溶液中のクロラミン化合物の濃度が0.2〜2Mで、界面活性剤の濃度が0.01〜1Mで、アルカリ剤の濃度が1〜3Mであることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤。
- 請求項1又は2において、前記クロラミン化合物がモノクロロスルファミン酸を含むことを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記アニオン系界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩及びアルキル硫酸塩よりなる群から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤。
- クロラミン化合物、分子量1000以下のアニオン系界面活性剤及びアルカリ剤を含むpH10以上の水溶液よりなることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄液。
- 請求項5において、前記水溶液のpHが12以上13以下であることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄液。
- 請求項5又は6において、前記水溶液中のクロラミン化合物の濃度が0.005〜0.5Mで、界面活性剤の濃度が0.0001〜0.05Mであることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄液。
- 請求項5ないし7のいずれか1項に記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄液に芳香族ポリアミド系逆浸透膜を接触させることを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄方法。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤を製造する方法であって、前記クロラミン化合物を、1級アミノ基を有する化合物、アンモニア及びアンモニウム塩よりなる群から選ばれる1種又は2種以上(以下「NH2系化合物」と称す。)と、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩とを混合することにより生成させる工程を有することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
- 請求項9において、前記クロラミン化合物を生成させる工程において、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩と、前記NH2系化合物とを、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩由来の有効塩素濃度(Cl2)と、前記NH2系化合物由来の窒素原子Nとのモル比(Cl2/Nモル比)が0.1〜1となるように混合することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
- 請求項9又は10において、
アルカリ剤の水溶液に前記NH2系化合物を添加して溶解し、得られたNH2系化合物水溶液に次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩を添加して混合する工程を有することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。 - 請求項11において、前記アルカリ剤の水溶液は、水の量が50〜90重量%であり、アルカリ剤とNH2系化合物との割合がN/アルカリ金属(モル比)で0.5〜0.7となるようにNH2系化合物を添加し、次亜塩素酸及び/又は次亜塩素酸塩を有効塩素(Cl2)濃度5〜20重量%の水溶液として添加することを特徴とする芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤の製造方法。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤を希釈して、pH10以上の水溶液とすることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄液を製造する洗浄液の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239029A JP6364751B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤及び洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239029A JP6364751B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤及び洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015097991A JP2015097991A (ja) | 2015-05-28 |
JP6364751B2 true JP6364751B2 (ja) | 2018-08-01 |
Family
ID=53375000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013239029A Active JP6364751B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤及び洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6364751B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190028476A (ko) * | 2016-08-23 | 2019-03-18 | 오르가노 코포레이션 | 역침투막을 이용하는 수처리 방법 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105214506A (zh) * | 2015-10-23 | 2016-01-06 | 邯钢集团邯宝钢铁有限公司 | 冶金废水深度脱盐处理中超滤膜的高效清洗方法 |
JP6610776B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2019-11-27 | 栗田工業株式会社 | 接水部材の洗浄液および洗浄方法 |
JP6406394B1 (ja) | 2017-05-29 | 2018-10-17 | 栗田工業株式会社 | ノニオン界面活性剤含有水の処理方法及び水処理方法 |
WO2023053504A1 (ja) | 2021-09-29 | 2023-04-06 | 栗田工業株式会社 | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤、洗浄液及び洗浄方法 |
KR20240070500A (ko) | 2021-09-29 | 2024-05-21 | 쿠리타 고교 가부시키가이샤 | 방향족 폴리아미드계 역침투막의 세정제, 세정액 및 세정 방법 |
CN114130204B (zh) * | 2021-12-11 | 2022-11-15 | 青岛沁安化工科技有限公司 | 一种正渗透、反渗透和纳滤膜抗衰减药剂及其制备方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56111052A (en) * | 1980-02-05 | 1981-09-02 | Tokuyama Soda Co Ltd | Washing method of ion exchange membrane |
US4988444A (en) * | 1989-05-12 | 1991-01-29 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Prevention of biofouling of reverse osmosis membranes |
JP2001294895A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-23 | Miura Co Ltd | 膜洗浄剤 |
JP2003164737A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Ebara Corp | 分離膜の洗浄方法及びその装置 |
US20080008621A1 (en) * | 2004-11-24 | 2008-01-10 | Maruishi Pharmaceutical Co., Ltd. (80%) | Hypochlorous Acid Based Sterilizing Composition |
JP2006263510A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Kurita Water Ind Ltd | 膜分離用スライム防止剤及び膜分離方法 |
US9388044B2 (en) * | 2006-12-29 | 2016-07-12 | Nalco Company | Methods for the on-site production of chloramine and uses thereof |
JP2010201312A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Kurita Water Ind Ltd | 膜分離方法 |
JP6289802B2 (ja) * | 2011-07-06 | 2018-03-07 | 三菱ケミカル株式会社 | 濾過膜洗浄剤および濾過膜の洗浄方法 |
-
2013
- 2013-11-19 JP JP2013239029A patent/JP6364751B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190028476A (ko) * | 2016-08-23 | 2019-03-18 | 오르가노 코포레이션 | 역침투막을 이용하는 수처리 방법 |
KR102164160B1 (ko) | 2016-08-23 | 2020-10-12 | 오르가노 코포레이션 | 역침투막을 이용하는 수처리 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015097991A (ja) | 2015-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6459512B2 (ja) | 透過膜の洗浄方法 | |
JP6364751B2 (ja) | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤及び洗浄方法 | |
TWI704221B (zh) | 逆滲透膜之洗淨液、及洗淨方法 | |
EP3205389B1 (en) | Cleaning method for reverse osmosis membrane | |
JP6468305B2 (ja) | 水処理薬品及びその調製方法、並びにポリアミド系逆浸透膜の洗浄方法 | |
EP3329984B1 (en) | Cleaning method for a reverse osmosis polyamide membrane | |
JP7136385B1 (ja) | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤、洗浄液及び洗浄方法 | |
CN110248723B (zh) | 水接触构件的洗涤液、洗涤剂及洗涤方法 | |
JP2013248547A (ja) | 逆浸透膜の洗浄方法及び洗浄液 | |
WO2017017993A1 (ja) | 逆浸透膜用洗浄剤、洗浄液、および洗浄方法 | |
JP5839087B1 (ja) | 酢酸セルロース系逆浸透膜の洗浄液及びその製造方法 | |
JP7552743B2 (ja) | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤、洗浄液及び洗浄方法 | |
WO2023053504A1 (ja) | 芳香族ポリアミド系逆浸透膜の洗浄剤、洗浄液及び洗浄方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170516 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180123 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6364751 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |