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JP6331913B2 - エアクリーナ - Google Patents

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Description

本発明は、インレット及びアウトレットの一方を有し、フィルタエレメントを固定する接着剤が塗布される環状の塗布面が形成されたケーシングを備えるエアクリーナに関する。
この種のエアクリーナとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載のエアクリーナにおいては、円筒状のケーシングの内部に円筒状のフィルタエレメントが設けられている。フィルタエレメントは、円筒状の濾材と、濾材の端部に設けられた円板状の支持枠とを有しており、支持枠の外周縁が接着剤により、ケーシングの内面に形成された環状の段差部に固定されている。また、ケーシングの端部の開口がカバーによって覆われている。カバーは接着剤や超音波溶接などによってケーシングの端部に固定されている。
特開昭58―155215号公報
ところで、特許文献1に記載のエアクリーナのように、ケーシングに接着剤を塗布する段差部などの環状の塗布面を有するものにおいては、以下の問題が生じるおそれがある。すなわち、接着剤は流動性を有しているため、塗布面に塗布された接着剤が内周側に流れ出てしまうことがある。そのため、塗布面上に接着剤が留まらず、フィルタエレメントを安定して固定することが難しい。これに対して、塗布面上に接着剤を留め置こうとすると、接着剤の使用量が増大するといった別の問題が生じる。
本発明の目的は、フィルタエレメントの固定に要する接着剤の使用量を低減することができるエアクリーナを提供することにある。
上記目的を達成するためのエアクリーナのケーシングは、インレット及びアウトレットの一方を有し、フィルタエレメントを固定する接着剤が塗布される環状の塗布面が形成されている。前記塗布面の内周側には周方向に沿って延びる微小突起が形成されている。
また、上記目的を達成するためのエアクリーナは、インレット及びアウトレットの一方を有する第1ケーシングと、前記微小突起が形成されているケーシングであって、前記インレット及び前記アウトレットの他方を有するとともに前記第1ケーシングの開口を覆う第2ケーシングと、前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの内部に設けられたフィルタエレメントとを備える。
上記構成によれば、微小突起が存在することにより、塗布面に塗布された接着剤の表面が表面張力によって丸みを帯びやすくなる。このため、塗布面に塗布された接着剤の内周側への移動が抑制され、接着剤が塗布面上に保持されやすくなる。従って、少ない量の接着剤によってフィルタエレメントを安定して固定することができる。
また、上記目的を達成するためのエアクリーナのケーシングの製造方法は、インレット及びアウトレットの一方を有し、フィルタエレメントを固定する接着剤が塗布される環状の塗布面が形成されたエアクリーナのケーシングを製造する方法であって、前記ケーシングを成形型により成形するとともに、その成形型の型割面によって前記塗布面の内周側に周方向に沿って延びる微小突起を形成する。
同方法によって製造されたケーシングによれば、前記エアクリーナのケーシング及び前記エアクリーナと同様な作用を奏する。
また、上記方法によれば、ケーシングが成形される際に成形型の型割面によって微小突起を形成することができる。このため、微小突起を形成するための成形型の設計変更が少なくて済む。従って、ケーシングを容易に形成することができる。
本発明によれば、フィルタエレメントの固定に要する接着剤の使用量を低減することができる。
一実施形態に係るエアクリーナが適用される蒸発燃料処理システムの概略構成を示す略図。 同実施形態のエアクリーナの分解斜視図。 同実施形態のフィルタエレメントの斜視図。 図2の4−4線に沿った断面図。 図2の5−5線に沿った断面図。 図4のA部を拡大して示す断面図。 図5のB部を拡大して示す断面図。 同実施形態の下側ケーシングを成形する成形型の部分断面図。 同実施形態の塗布面に接着剤が塗布された状態の下側ケーシングの断面図。
以下、図1〜図9を参照して、一実施形態について説明する。
図1に示すように、車載内燃機関には、燃料タンク93内の蒸発燃料を内燃機関の吸気通路95に導入して処理する蒸発燃料処理システム(以下、処理システム90と略称する。)が設けられている。
燃料タンク93はベーパ通路96を介してキャニスタ94の一端に接続されている。キャニスタ94には、燃料成分を吸着する吸着材941が収容されている。キャニスタ94の一端はパージ通路97を介して吸気通路95に接続されている。パージ通路97の途中には、制御弁971が設けられている。また、キャニスタ94の他端には、キャニスタ94内にエアを導入するための導入通路98が接続されている。
こうした処理システム90では、燃料タンク93内の蒸発燃料を含むガスがベーパ通路96を通じてキャニスタ94に導入されることで、ガスに含まれる燃料成分がキャニスタ94内の吸着材941に吸着される。そして、燃料成分の濃度が問題のないレベルまで低減されたガスが導入通路98を通じて大気に放出される。
こうした処理システム90では、内燃機関の運転中に制御弁971が開弁されると、吸気通路95内の負圧によってキャニスタ94内のガスがパージ通路97を通じて吸気通路95に吸引されるとともに、導入通路98を通じてキャニスタ94内にエアが導入される。このとき、吸着材941に吸着されていた燃料成分が脱離し、この燃料成分とエアとが混合されてパージガスとなり、このパージガスが吸気通路95に導入される。このようにしてキャニスタ94に吸着されていた燃料成分を脱離させ、パージガスを吸気通路95に導入することにより、キャニスタ94による燃料成分の吸着能力が回復される。また、吸気通路95に導入されたパージガスは内燃機関の燃焼室にて燃焼されることにより処理される。
導入通路98には、燃料タンク93からの蒸発燃料の漏れの有無を検出するための検出モジュール91が接続されている。
検出モジュール91は、圧力センサなどからなる周知の検出装置92と、検出装置92に導入されるエアを濾過するエアクリーナ10とを備えている。
図2、図4、及び図5に示すように、エアクリーナ10は、下部開口を有する上側ケーシング20、上側ケーシング20の下部開口を覆う下側ケーシング30、並びに上側ケーシング20及び下側ケーシング30の内部に設けられるフィルタエレメント40を備えている。上側ケーシング20及び下側ケーシング30は、硬質合成樹脂材料によって形成されている。
図2、図4、及び図6に示すように、下側ケーシング30は平面視長方形の底壁31を有しており、同底壁31には、円孔状のアウトレット36が形成されている。図2、図4〜図7に示すように、底壁31の外周部には、アウトレット36が形成された上面よりも一段高くされた四角環状の塗布面32が形成されている。図6及び図7に示すように、塗布面32の内周縁には周方向に沿って延びる微小突起34が全周にわたって形成されている。
図2、図4〜図7に示すように、塗布面32の外周側には、壁部33が全周にわたって突設されている。また、底壁31の外周面には、上下に延びる半円柱状の凸部311が周方向に間隔をおいて形成されている。底壁31の下端の外周縁には、フランジ35が全周にわたって形成されている。
図6及び図7に示すように、下側ケーシング30の塗布面32には、例えばポリウレタン系のホットメルト接着剤(以下、単に接着剤60と称する。)が塗布されている。
図2及び図3に示すように、フィルタエレメント40は濾紙を襞折りすることにより形成された角形の濾材41を有している。図3に示すように、濾材41の下側面の襞間には、襞の稜線の延びる方向Lにおける端部をシールするシール材42が設けられている。シール材42は、前記延びる方向Lの両端よりも僅かに内側の位置にそれぞれ設けられている。図3、図6、及び図7に示すように、シール材42は、濾材41の下端よりも下側、すなわち塗布面32側に突出している。なお、シール材42は、ポリウレタン系のホットメルト接着剤によって形成されている。
図6及び図7に示すように、塗布面32からの微小突起34の突出量は、濾材41の下端からのシール材42の突出量よりも小さくされており、微小突起34と濾材41の下端との間には隙間が形成されている。フィルタエレメント40の下端面の外周部は、シール材42の下端が塗布面32に当接された状態で接着剤60を介して塗布面32に固定されている。濾材41の下側面の襞間がシール材42によってシールされるとともにフィルタエレメント40の下端面の外周部が接着剤60を介して塗布面32に固定されることにより、下側ケーシング30とフィルタエレメント40との間がシールされている。
図2、図4、及び図5に示すように、上側ケーシング20は、四角筒状の周壁22及び周壁22の上側を覆う上壁21を有している。上壁21には、円筒状のインレット26が突設されている。
図2、図4〜図7に示すように、周壁22の下端部222の内面及び外面は上部221の内面及び外面よりも外周側にそれぞれ広げられている。図6及び図7に拡大して示すように、周壁22の上部221の内面には下方に延びる突起24が全周にわたって形成されている。突起24の内側面242は周壁22の上部221の内面と同一面上に形成されている。また、突起24の外側面241は下側ほど内周側に位置するように傾斜している。従って、突起24の断面は下方に向けて先細状をなしている。
突起24は、下側ケーシング30の壁部33よりも内周側に位置するとともに、フィルタエレメント40よりも外周側に位置しており、全周にわたって接着剤60に差し込まれている。また、下側ケーシング30の壁部33は、周壁22の下端部222と突起24との間にそれぞれ間隔をおいて位置している。すなわち、壁部33は、周壁22の下端部222によって外周側から間隔をおいて覆われている。また、周壁22の下端部222の内周面には、下側ケーシング30の凸部311が接している。周壁22の下部開口の外周縁には、フランジ25が全周にわたって形成されており、フランジ25の下面が下側ケーシング30のフランジ35の上面に当接している。
次に、下側ケーシング30の製造方法について説明する。
図8に示すように、成形型81は、下側ケーシング30の塗布面32、壁部33、及びフランジ35の上面及び外周面に対応した形状の凹部812を有している。成形型82は、下側ケーシング30における塗布面32よりも内周側の上面及びアウトレット36に対応する形状の凹部822を有しており、前記成形型81に対して内周側に隣接している。ここで、成形型81の凹部812には、成形型82の外周面に隣接し、微小突起34に対応する形状の面取り部813が含まれている。成形型83は、塗布面32の裏面に対応する形状の凸部を有している。凹部812,822及び凸部によってキャビティが形成される。
これら成形型81〜83を用いて射出成形を行なうことにより、下側ケーシング30が製造される。このとき、成形型81の型割面811に形成された面取り部813と、成形型82の型割面821とによって微小突起34が形成される。
次に、エアクリーナ10の組み付け手順について説明する。
まず、熱せられて溶融状態となっている接着剤60を下側ケーシング30の塗布面32に塗布する。次に、フィルタエレメント40の下端面の外周部を接着剤60が塗布された塗布面32上に載置する。次に、上側ケーシング20の周壁22の下端部222を下側ケーシング30の底壁31の外周面に形成された凸部311に外嵌し、上側ケーシング20のフランジ25を下側ケーシング30のフランジ35に当接させる。このとき、上側ケーシング20の突起24が接着剤60に差し込まれる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図9に示すように、下側ケーシング30の塗布面32の内周縁には周方向に沿って延びる微小突起34が全周にわたって存在するため、塗布面32に塗布された接着剤60の表面が表面張力によって丸みを帯びやすくなる。このため、塗布面32に塗布された接着剤60の内周側への移動が抑制され、接着剤60が塗布面32上に保持されやすくなる。従って、少ない量の接着剤60によってフィルタエレメント40を安定して固定することができる。
また、塗布面32に塗布された接着剤60が内周側に流れ落ちることが抑制されるため、アウトレット36の内周面などのクリーンサイドの部位に接着剤60が付着して異物となることを抑制することができる。
以上説明した本実施形態に係るエアクリーナのケーシング、エアクリーナ、及びエアクリーナのケーシングの製造方法によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)下側ケーシング30には、フィルタエレメント40を固定する接着剤60が塗布される環状の塗布面32が形成されている。塗布面32の内周側には周方向に沿って延びる微小突起34が形成されている。
こうした構成によれば、微小突起34が存在することにより、塗布面32に塗布された接着剤60の表面が表面張力によって丸みを帯びやすくなる。このため、塗布面32に塗布された接着剤60の内周側への移動が抑制され、接着剤60が塗布面32上に保持されやすくなる。従って、少ない量の接着剤60によってフィルタエレメント40を安定して固定することができる。従って、フィルタエレメント40の固定に要する接着剤60の使用量を低減することができる。
(2)微小突起34が全周にわたって形成されているため、塗布面32に塗布された接着剤60の内周側への移動が全周にわたって抑制される。従って、接着剤60を塗布面32上に適切に保持することができる。
(3)微小突起34は塗布面32の内周縁に形成されている。このため、下側ケーシング30の塗布面32に対応する成形型81の型割面811に形成された面取り部813と、同成形型81の内周側に隣接する成形型82の型割面821によって微小突起34を形成することが可能となる。従って、微小突起34を形成するために成形型81の設計変更が少なくて済む。また、成形型81,82の型割面811,821によって形成されたバリを微小突起34の一部として機能させればよいため、当該バリを除去する工程が不要となる。従って、下側ケーシング30を容易に形成することができる。
(4)塗布面32からの微小突起34の突出量は、濾材41の下端からのシール材42の突出量よりも小さくされている。
こうした構成によれば、濾材41の下端からのシール材42の突出量が塗布面32からの微小突起34の突出量よりも大きくなるため、微小突起34の先端が濾材41の下端に接触せず、シール材42の突出部と塗布面32との間隔が大きくなることを適切に回避することができる。従って、塗布面32に対してフィルタエレメント40を安定して固定することができる。
(5)下側ケーシング30を成形型81〜83により成形するとともに、成形型81の型割面811に形成された面取り部813と、成形型82の型割面821とによって前記微小突起34を形成するようにした。
こうした方法によって製造された下側ケーシング30によれば、上記効果(1)と同様な作用効果を奏することができる。
また、上記方法によれば、上記効果(3)と同様な作用効果を奏することができる。
(6)接着剤60には、上側ケーシング20の内面から延びる突起24が差し込まれている。
こうした構成によれば、フィルタエレメント40と上側ケーシング20との双方が共通の接着剤60を介して下側ケーシング30に接着されている。
また、上側ケーシング20の突起24が接着剤60に差し込まれているため、上側ケーシング20における接着剤60に接触する部位の幅を外周側に広げなくとも接着剤60と上側ケーシング20との接触面積を確保することができる。従って、エアクリーナ10の体格の増大を抑制しつつ接着剤60による上側ケーシング20の接着強度(剪断強度、引張強度)を確保することができる。
よって、エアクリーナ10の組み付けを容易に行なうことができるとともに、エアクリーナ10の体格の増大を抑制することができる。
(7)突起24が上側ケーシング20の周壁22の内面に全周にわたって形成されているため、接着剤60に接触する突起24の接触面積を大きくすることができ、接着剤60による上側ケーシング20の接着強度を高めることができる。
(8)突起24が塗布面32に向けて先細状をなしているため、突起24が接着剤60に対して円滑に差し込まれる。従って、突起24が差し込まれる際に接着剤60が盛り上がって塗布面32の外に流れ出すことを適切に抑制することができる。
(9)下側ケーシング30の塗布面32の外周側には壁部33が突設されている。
こうした構成によれば、下側ケーシング30の塗布面32に塗布された接着剤60が外周側に向けて移動することが壁部33によって規制される。このため、塗布面32に塗布された接着剤60は、反対側、すなわちフィルタエレメント40に向けて移動し、濾材41の襞間に入り込みやすくなる。従って、濾材41と接着剤60との接触面積を大きくすることが容易にでき、接着剤60によるフィルタエレメント40の接着強度を高めることができる。
(10)壁部33は上側ケーシング20の周壁22によって外周側から覆われており、壁部33と周壁22との間には隙間が形成されている。
上側ケーシング20と下側ケーシング30とを接着剤60により組み付ける際に、接着剤60の塗布量がばらつくことがある。特に、接着剤60の塗布量が多い場合には、突起24の外側面241と壁部33との間の隙間を通じて接着剤60の一部が外部にはみ出るおそれがある。この点、本実施形態によれば、上側ケーシング20の周壁22によって壁部33が外周側から覆われており、壁部33と周壁22との間に隙間が形成されている。このため、突起24の外側面241と壁部33との間を通じて接着剤60の一部がはみ出したとしても同接着剤60が前記隙間に留まることとなり、外部にはみ出ることを適切に阻止することができる。従って、外部にはみ出した接着剤60を除去するなどの工程が不要となる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・成形型81,82の型割面811,821によって微小突起として機能するバリを形成することができるのであれば、面取り部813を省略することもできる。
・塗布面32の内周縁よりも外周側に微小突起を形成することもできる。
・微小突起34を周方向において部分的に設けることもできる。
・本発明を円筒状のフィルタエレメントを備えるエアクリーナに対して適用することもできる。
・上側ケーシング20の周壁22の下端部222を省略するとともに、上部221の下端の外周縁にフランジを形成するようにしてもよい。すなわち、壁部33が上側ケーシング20の周壁22によって外周側から覆われていないものであってもよい。
・上側ケーシング20の突起24を周方向において部分的に省略することもできる。すなわち、突起24を周方向において部分的に設けることもできる。
・上側ケーシング20のインレット26をアウトレットとして使用するとともに、下側ケーシング30のアウトレット36をインレットとして使用することもできる。すなわち、第1ケーシングにアウトレットを形成するとともに、第2ケーシングにインレットを形成するようにしてもよい。
・本発明は、燃料タンク93からの蒸発燃料の漏れの有無を検出するための検出モジュール91に適用されるエアクリーナ10に限定されず、例えば内燃機関の排気管内にエアを導入する二次空気導入装置に適用されるエアクリーナなどの他のエアクリーナに対して適用することもできる。
10…エアクリーナ、20…上側ケーシング(第1ケーシング)、21…上壁、22…周壁、221…上部、222…下端部、24…突起、241…外側面、242…内側面、25…フランジ、26…インレット、30…下側ケーシング(第2ケーシング)、31…底壁、311…凸部、32…塗布面、33…壁部、34…微小突起、35…フランジ、36…アウトレット、40…フィルタエレメント、41…濾材、42…シール材、60…接着剤、81〜83…成形型、811,821…型割面、812,822…凹部、813…面取り部、90…処理システム。

Claims (1)

  1. インレット及びアウトレットの一方を有する第1ケーシングと、
    記インレット及び前記アウトレットの他方を有するとともに前記第1ケーシングの開口を覆う第2ケーシングと、
    前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの内部に設けられたフィルタエレメントと、を備えるエアクリーナであって、
    前記第2ケーシングには、前記フィルタエレメントを固定する接着剤が塗布される環状の塗布面が形成されていて、前記塗布面の内周縁には、前記塗布面の全周にわたって周方向に沿って延びて、前記塗布面上に接着剤を保持する微小突起が形成されており、
    前記フィルタエレメントは、襞折りされた角形の濾材と、前記濾材の前記第2ケーシングに対向する面の襞間に設けられて襞の稜線の延びる方向における端部をシールするシール材とを有し、
    前記シール材は同シール材が設けられた前記濾材の端よりも前記塗布面側に突出しており、
    前記塗布面からの前記微小突起の突出量は、前記濾材の前記端からの前記シール材の突出量よりも小さくされている、
    エアクリーナ
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