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JP6330287B2 - ロボット、ロボット用当接部材 - Google Patents

ロボット、ロボット用当接部材 Download PDF

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Description

本発明は、ロボット、ロボット用当接部材に関する。
特許文献1には、撮像手段と、可動部を逆入力可能に駆動する関節を持つ少なくとも1本の作業腕と、作業腕を支持する胴部と、作業場所の天井又は壁に基部を着脱可能に固定されて吊り下げられるとともに先端部で胴部と撮像手段とを支持する支持部材と、撮像手段が撮像した画像に基づき作業場所での作業対象物と作業ロボットとの相対位置を認識し、その相対位置に基づき作業対象物に対する作業を作業腕に行わせる作動制御手段と、作業が人と共存、協調して行う作業であることを認識すると、作業腕の関節を作動させるモータの出力を低下させる出力制御手段と、を具えてなる吊下げ型作業ロボットが開示されている。
特開2011−51056号公報
特許文献1に記載の発明は、ロボットを吊り下げる支柱を手動操作により伸縮させることで、ロボットの作業位置の高さや水平位置を容易に変更できる。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ロボットを異なる作業台に移動させる度に、ユーザーが手動操作によりロボットと作業台との距離を位置決めする必要があり、正確な位置決めができない可能性があり、この場合にはアームによる所望の作業が行えない場合がある。
特に、ロボットの基準点の位置を取得するためのキャリブレーション(calibration、校正ともいう)が行われていない場合や、行われていたとしても不十分な場合には、ロボットが設置された位置、姿勢により精度が確保されない。そのため、例えば、対象物を把持するハンドが意図せずに対象物に接触することや、対象物やハンド自体が破損するおそれがあった。
そこで、本発明は、ロボットと作業台との位置決めを容易かつ正確に行うことができるロボット、ロボット用当接部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第一の態様は、ロボットであって、ロボット本体と、前記ロボット本体に設けられ、複数のアーム部材と、2つのアーム部材を回転可能に連結する複数の軸とを有するアームと、前記ロボット本体の正面に設けられ、前記アームが作業を行う対象物が載置される作業台と当接する当接部を有する当接部材と、を備えたことを特徴とする。
第一の態様によれば、ロボット本体の正面には、アームが作業を行う対象物が載置される作業台と当接する当接部を有する当接部材が設けられる。これにより、ロボットと作業台との位置決めを容易かつ正確に行うことができる。
ここで、前記当接部材は、板状部材を折り曲げて形成され、前記当接部材が前記ロボット本体に取り付けられた状態を前記ロボット本体の上側から見たときに、前記当接部材及び前記ロボット本体の正面が為す形状が略多角形であり、前記当接部材の最も横幅の広い部分は、前記ロボット本体の横幅より広くてもよい。これにより、当接部材が弾性部材として機能する。また、当接部材が衝撃を吸収した後で形状が元に戻るため、ロボットと作業台との位置決めを行うことができる。
ここで、前記当接部材及び前記ロボット本体の正面が為す形状は、略台形であり、前記当接部が、前記当接部材の最も横幅の広い部分となってもよい。これにより、ロボットの正面にある作業台に対して、ロボットと作業台との位置決めを許容精度以内に行うことができる。
ここで、前記当接部材及び前記ロボット本体の正面が為す形状は、略六角形であってもよい。これにより、ロボットの正面及び斜めの位置にある作業台に対して、ロボットと作業台との位置決めを行うことができる。
ここで、前記当接部材の前記ロボット本体に設けられる部分と、前記当接部とは、水平方向に対して略45度の角度で傾いている傾斜面により連結されてもよい。これにより、衝撃吸収の効果と、たわみを元に戻す効果を効果的に発揮させることができる。
ここで、前記ロボット本体は、フレームと、当該フレームに対して移動可能に設けられた部材とを有し、前記当接部材は、前記フレームに固定されてもよい。これにより、ロボットの可動部(フレームに対して可動可能な部)に不具合が発生することを防止することができる。
ここで、前記フレームには、前記当接部材が取り付けられる取付部が、異なる高さに複数形成されてもよい。これにより、異なる高さの作業台に対応することができる。
ここで、前記取付部のうちの最も高さの低い位置に設けられた取付部は、前記ロボットの重心位置より高い位置に形成されてもよい。これにより、ロボットを移動させて当接部材が作業台に勢いよく当たったとしても、その衝撃によりロボットを安定して押し戻すことができる。
ここで、前記当接部材の高さを調整する高さ調整部を備えてもよい。これにより、異なる高さの作業台に対応することができる。
ここで、前記当接部は、衝撃吸収部を有してもよい。これにより、ロボットに加わる衝撃を減らすことができる。
ここで、前記ロボット本体の背面であって、前記フレームの内部にある重心より高い位置、かつ前記当接部材が前記フレームに固定される位置より低い位置に、前記ロボットを搬送するための搬送用ハンドルが設けられてもよい。これにより、当接部材が作業台に当たったとしても、当接部材に働くモーメントを小さくし、ロボットが倒れるリスクを低減することができる。さらに、当接部材が作業台に当たった衝撃によりロボットを安定して押し戻すことができる。
上記課題を解決するための第二の態様は、ロボット用当接部材であって、アームが作業を行う対象物が載置される作業台と当接する当接部と、一端が前記当接部と連結され、水平方向に対して略45度の角度で傾いている傾斜面と、を備え、最も横幅の広い部分が前記ロボット本体の横幅より広くなるように、板状部材を折り曲げて形成されたことを特徴とする。これにより、当接部材を弾性部材として機能させ、当接部材によりロボットと作業台との位置決めを行うことができる。
本発明の第1の実施形態におけるロボット1の正面斜視図である。 ロボット1の背面斜視図である。 ロボット1の正面斜視図であり、図1に示す状態に対して、肩部10A(後に詳述)が上昇した状態を示す。 バンパーの詳細を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 ロボット1を上から見た図である。 バンパーの変形例の詳細を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 ロボット1Aを上から見た図である。 バンパーの取付方法を説明する図であり、(A)は実施の形態であり、(B)は変形例である。
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるロボット1の正面斜視図である。図2は、ロボット1の背面斜視図である。図3は、ロボット1の正面斜視図であり、図1に示す状態に対して、肩部10A(後に詳述)が上昇した状態を示す。
本実施形態におけるロボット1は、主として、ロボット本体10と、アーム11と、タッチパネルモニター12と、搬送用ハンドル14と、電子カメラ15と、信号灯16と、電源スイッチ17と、外部I/F部18と、昇降ハンドル19と、を備える。ロボット本体10は、主として、肩部10Aと、胴部10Bと、脚部10Cと、フレーム10Baと、フレーム10Caとを備える。ロボット1は、人間型双腕ロボットであり、制御部からの制御信号に従い処理を行う。このロボット1は、例えば腕時計のような精密機器等を製造する製造工程で用いることができるものである。なお、この製造作業は、通常、作業台(図示せず)上で行なわれる。
なお、以下では、説明の都合上、図1、図2、図3中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1の手前側を「正面側」または「正面」といい、図2の手前側を「背面側」または「背面」という。
肩部10Aの両側面の上端近傍には、それぞれアーム11(いわゆるマニピュレーター)が設けられる。
アーム11は、複数のアーム部材11aがジョイント(図示せず)により連結されて構成される。ジョイントには、それらを動作させるためのアクチュエーター(図示せず)が設けられる。アクチュエーターは、例えば、サーボモーターやエンコーダーなどを備える。エンコーダーが出力するエンコーダー値は、制御部によるロボット1のフィードバック制御に使用される。また、アクチュエーターには、回転軸を固定する電磁ブレーキが設けられる。アーム部材11aは、本発明のマニピュレーター部材に相当し、ジョイントは本発明の軸に相当する。
アーム11の先端には、図示しない力覚センサーが設けられている。力覚センサーは、ロボット1が出している力に対する反力として受けている力や、モーメントを検出するセンサーである。力覚センサーとしては、例えば、並進3軸方向の力成分と、回転3軸回りのモーメント成分の6成分を同時に検出することができる6軸力覚センサーを用いることができる。なお、力覚センサーは、6軸に限らず、例えば3軸でもよい。
アーム11の先端には、ワークや道具を把持するハンド11c(いわゆるエンドエフェクター)が設けられる。アーム11のエンドポイントの位置は、ハンド11cの位置である。なお、エンドエフェクターはハンド11cに限られない。
また、アーム11には、作業台の上に載置されたワーク等を撮影するハンドアイカメラ11bが設けられる。
なお、ロボット1に設けられるのはアーム11に限られない。例えば、複数のジョイントとリンクとにより構成され、ジョイントを動かすことで全体が動くマニピュレーターであれば、どのような形態でもよい。
肩部10Aから上に突出する、頭部に当たる部分には、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を有する電子カメラ15と、信号灯16とが設けられる。電子カメラ15は、例えば、作業台等を撮像することができる。信号灯16は、例えば、赤色の光、黄色の光、青色の光をそれぞれ発するLEDを有し、これらのLEDがロボット1の現在の状態に応じて適宜選択されて発光する。
胴部10Bの正面(ロボット1がアーム11で作業する際に、作業台と対向する側の面)には、バンパー13が設けられる。バンパー13は、製造作業を正確に行なうために、作業用テーブルに当接させて、ロボット1と作業台との水平方向の距離を一定に保つための部材である。バンパー13は、胴部10Bの正面に2セット(横方向に並んだ2個で1セット)設けられた取付部10Dを介して、脚部10C内部のフレームに設けられたネジ穴にネジ止めされる。取付部10Dは、バンパー13の取付面13aとほぼ同一の大きさ、又は取付面13aの大きさより大きい孔である。バンパー13は、本発明の当接部材に相当する。
本実施の形態では、取付部10Dが上下方向に2セット設けられたが、取付部10Dの数は2セットには限定されない。取付部10Dは1つでも、複数でもよい。複数である場合には、複数の取付部10Dは、異なる高さに設けられていればよい。バンパー13については、後に詳述する。
胴部10Bの背面(正面と反対側の面)側には、ロボット1の背面側から視認可能なモニターを有するタッチパネルモニター12が配置されている。タッチパネルモニター12は、搬送用ハンドル14に設けられる。モニターは、例えばロボット1の現在の状態を表示することができる。また、モニターは、タッチパネル機能を有しており、ロボット1に対する動作の設定を行なう操作部としても用いられる。
また、胴部10Bの背面には、昇降ハンドル19が設けられる。昇降ハンドル19は、肩部10Aを、胴部10Bに対して上下方向に移動させる。図1は、昇降ハンドル19により肩部10Aが最も低い位置にある状態であり、図3は、昇降ハンドル19により肩部10Aが最も高い位置にある状態を示す。
図1に示す肩部10Aが最も低い位置にある状態では、上下に2セットある取付部10Dのうちの下側の取付部10Dを介して、当接部13b(図2、3参照)の高さが取付面13aの高さより低くなるようにバンパー13が取り付けられる。その結果、図1に示す肩部10Aが最も低い位置にある状態では、高さが約70cm程度の低い高さの作業台に当接部13bが当接する。
それに対し、図3に示す肩部10Aが最も高い位置にある状態では、上下に2セットある取付部10Dのうちの上側の取付部10Dを介して、当接部13bの高さが取付面13aの高さより高くなるように(図1に示す状態と上下逆)バンパー13が取り付けられる。その結果、図3に示す肩部10Aが最も高い位置にある状態では、高さが約100cm程度の高い高さの作業台に当接部13bが当接する。
このように、本実施の形態では、1つのバンパー13で異なる高さの作業台に当接可能に形成される。以下、バンパー13の形状について、詳細に説明する。
図4は、バンパー13の形状を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。バンパー13は、幅w、板厚tの金属の板状部材を折り曲げて形成される。バンパー13は、主として、取付面13aと、当接部13bと、穴13cと、傾斜面13dとを有する。
取付面13aは、胴部10B内部に設けられた、脚部10Cのフレーム10Caと一体に構成されたフレーム10Baに固定される。取付面13aには、穴13cが形成されている。取付面13aの当接部13b側から穴13cにネジを貫通させ、フレーム10Baに形成されたネジ穴にネジを締めることで、バンパー13がフレーム10Baに固定される。これにより、ロボット1の可動部(回転軸(後に詳述)や肩部10A等のフレーム10Ba、フレーム10Caに対して可動可能に設けられた部分)に対しに不具合が発生することを防止することができる。また、バンパー13に加わった衝撃をロボット1に直接伝えることができ、キャスター(後に詳述)が接地している場合には衝撃によりロボット1を移動させることができる。
取付面13aの両端の幅(x方向の最大値)W1は、フレーム10Baの幅と略同一となるように形成される。ここで、略同一とは、同一のみでなく、ある程度(例えば10%)の誤差を含む概念である。
なお、本実施の形態では、取付面13aが2つに分割されているが、2つの取付面13aを連結した一体の取付面としてもよい。
当接部13bは、取付面13aと略平行、かつ取付面13aとの距離が奥行きDとなるように形成される。当接部13bは、バンパー13の最も横幅の広い部分である。ここで、横幅とは、バンパー13をロボット1に取り付けたときにおけるロボット1の左右方向の幅である。本実施の形態では、当接部13bは、板状(面を有する)であるが、棒状でもよい。なお、略平行とは、完全に平行の場合のみでなく、ある程度(例えば10%)の誤差を含む概念である。
当接部13bは、取付面13aの両端の幅W1より、幅W2が広く、バンパー13を上(ロボット1の上)から見たときの形状が略台形(2個の取付面13aは架空の線で結んでいる)となるように形成される。また、バンパー13が板状部材により形成されるため、当接部13bに作業台が当接してバンパー13に荷重がかかったとしても、傾斜面13dがたわみ、奥行きD(y方向の距離)が変化することにより衝撃が吸収される。なお、略台形は、台形に限定されず、辺に曲線部分を含んだり、角にR形状を含んだりする形状を含む概念である。
ここで、幅W1及びW2について説明する。肩部10Aの幅が約500mmの場合には、作業台とロボット1との位置ずれ(水平方向)を約10mm程度とすることが望ましい。そうすると、作業台とロボット1との角度ずれ(水平方向)の許容範囲β(=バンパー13取り付けの許容傾きβ)は、tanβ=10mm/500mmと求められる。
奥行きDの機械的制度は±1.5mm程度であるため、3mm程度の誤差を考慮する必要がある。したがって、バンパー13の幅W2は、tanβ=3/W2より約172mmと算出される。したがって、幅W2は、約172mm以上とすればよい。本実施の形態では、幅W2は200mmとしている。
フレーム10Baの幅を考慮したバンパー13の幅W1は158mmである。したがって、許容精度の面からも、幅W2は幅W1より広くすべきだと分かる。
また、バンパー13が金属で形成されることで、傾斜面13dがたわんだ場合にも元の形状に戻る。したがって、当接部13bと胴部10Bとの距離は一定(ここでは、D)に保たれる。
取付面13aと当接部13bは、高さz方向の位置が異なっているため、取付面13aと当接部13bとが傾斜面13dにより連結される。傾斜面13dは、一端が当接部13bと連結され、他端が取付面13aと連結される。取付面13aと当接部13bとの高さz方向の差Hは任意であるが、衝撃吸収の効果と、たわみを元に戻す効果とを考えると、傾斜面13dと水平方向とのなす角度θが、45度近傍(略45度)であることが望ましい。本実施の形態では、θは47度である。なお、「45度近傍」や「略45度」等における「近傍」や「略」は、完全一致する場合に限定されるものではないことを示すものであり、数度の誤差を含む概念である。例えば、45度近傍や略45度は、45度に限定されず、数度の誤差を含む概念である。
なお、バンパー13の幅w、板厚tは、衝撃吸収の効果と、たわみを元に戻す効果を考慮し、バンパー13が弾性部材として機能するように決定される。また、当接部13bの前面(作業台と当接する側)には、衝撃を吸収するための衝撃吸収部(例えば、スポンジ、ゴム等)を設けてもよい。
取付面13aと当接部13bとの高さz方向の差Hは、取付部10Dの高さと、対応する作業台の高さの差(本実施の形態では、約70cm程度の作業台と、約100cm程度の作業台とに対応するため、その差は約30cm)とによって決定される。幅W1、W2及び奥行きDによっては、傾斜面13dと水平方向とのなす角度θが45度近傍にならない可能性がある。この場合には、傾斜面13dと水平方向とのなす角度θが45度より小さくなるように幅W1、W2、奥行きD及び高さHを設定することが望ましい。
本実施の形態では、昇降ハンドル19により肩部10Aの高さが無段階に調整できる。したがって、肩部10Aの高さと、バンパー13を取り付ける取付部10Dの位置とを調整することで、肩部10Aが最も下に位置するときに対応可能な作業台の高さと、肩部10Aが最も上に位置するときに対応可能な作業台の高さとの間の高さ(本実施の形態では約70〜100cmの間の高さ)の作業台であれば、どのような高さの作業台にも対応することができる。
図1〜3の説明に戻る。胴部10Bは、脚部10C内部のフレーム10Ca上に設けられる。フレーム10Caの内部には、ロボット1自身を制御する制御部等が設けられる。フレーム10Caとフレーム10Baは一体に構成される。フレーム10Caには回転軸(図示せず)が設けられ、この回転軸はフレーム10Ba内を上下動自在に設けられる。なお、回転軸の上端部には肩部10Aが設けられ、昇降ハンドル19により回転軸が上下動される。
脚部10Cの背面には、電源スイッチ17と、制御部と外部のPC等を接続する外部接続端子である外部I/F部18とが設けられる。電源スイッチ17は、ロボット1の電源を投入する電源ONスイッチ17aと、ロボット1の電源を遮断する電源OFFスイッチ17bとを有する。
また、脚部10Cの背面には、搬送用ハンドル14が設けられる。搬送用ハンドル14と脚部10Cの接続位置は、フレーム10Caの内部にある重心より高い位置である。また、搬送用ハンドル14と脚部10Cの接続位置は、取付部10Dより低い位置である。搬送用ハンドル14の作業者が把持する位置は、搬送用ハンドル14と脚部10Cの接続位置よりも高い位置である。
さらに、脚部10Cの最下部には、複数のキャスター及びアジャストフット(いずれも図示せず)が水平方向に間隔をおいて設置されている。これにより、作業者が搬送用ハンドル14を押すこと等によりロボット1を移動搬送し、かつロボット1を固定することができる。
なお、ロボット1の構成は、本実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。一般的な把持ロボットが備える構成を排除するものではない。例えば、図1〜3では7軸のアームが示されているが、軸数(ジョイント数)をさらに増加させてもよいし、減らしてもよい。アーム部材の数を増減させてもよい。また、アーム部材、ジョイント等の各種部材の形状、大きさ、配置、構造等も適宜変更してよい。さらに、本実施の形態では、制御部をフレーム10Caの内部に設けたが、制御部は、ロボット1の外部に設けてもよい。制御部をロボット1の外部に設ける場合には、制御部は、外部I/F部18を介して有線で又は無線でロボット1と接続される。
次に、このようなロボット1の、作業台とロボット1とを位置決めする方法について、図5を用いて説明する。図5は、ロボット1を上から見た図である。
アジャストフットを上にあげ、キャスターが接地した状態で、作業者が搬送用ハンドル14を押して、当接部13bを作業台Bの側面(縁)に当接させる。
当接部13bが作業台Bに当接した衝撃で、傾斜面13dがたわんだ後、元の形状に戻る。ロボット1にはキャスターがついているため、バンパー13が元の形状に戻る時に、ロボット1が後ろ(図5下方向)に移動する。
その結果、図5に示すように、胴部10B前面と作業台Bとの間隔がDに保たれる。ロボット1が停止したら、アジャストフットを下げてキャスターの接地を解除すると、胴部10B前面と作業台Bとの間隔がDに保たれた(位置決めされた)状態でロボット1が床に載置される。
本実施の形態によれば、ロボット1(ロボット本体10の前面、すなわち回転軸中心)と作業台との距離が所定の距離となるように、ロボット1と作業台との位置決めを容易かつ正確に行うことができる。また、バンパー13を取り付ける取付部10Dを異なる高さに複数設けることで、様々な高さの作業台に対応することができる。
また、本実施の形態によれば、肩部10Aの高さと、バンパー13を取り付ける取付部10Dの位置とを調整することで、肩部10Aが最も下に位置するときに対応可能な作業台の高さと、肩部10Aが最も上に位置するときに対応可能な作業台の高さとの間の高さの作業台であれば、どのような高さの作業台にも対応することができる。また、バンパー13に傾斜部を設けるため、取付部10Dが1個の場合にも、異なる高さの作業台に対応することができる。なお、取付部10Dを複数設け、バンパー13の取付位置を調整することで、より柔軟に、かつより多くの種類の(高さが異なる)作業台に対応可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、複数の取付部10Dのうちの下側の取付部10Dは、胴部10Bのフレーム10Caの内部にある重心より高い位置に設けられており、搬送用ハンドル14と脚部10Cの接続位置は、取付部10Dより低い位置であるため、作業者が搬送用ハンドル14を押すことでロボット1を楽に移動させ、かつバンパー13を作業台に当てることができる。そして、バンパー13が作業台に当たったとしても、バンパー13に働くモーメントを小さくし、ロボット1が倒れるリスクを低減することができる。さらに、バンパー13が作業台に当たった衝撃によりロボット1を安定して押し戻すことができる。
さらに、本実施の形態によれば、バンパー13により正確な位置決めができるため、キャリブレーションにかかる負担を軽減することができる。
ロボット1はアジャストフットにより位置決めを行うため、バンパー13を用いない場合には、ボルト等で床に固定する場合に比べて位置決めの精度が出にくく、精密なキャリブレーションを行う必要がある。特に、キャリブレーション精度を±0.2mm以内とした精密なキャリブレーションでは、キャリブレーションにかかる時間は数時間(一日以上係る場合有り)を要する。
それに対し、バンパー13をを用いることにより、正確な位置決めができるため、簡易なキャリブレーションとすることができる。例えば、キャリブレーション精度を±2mm以内とした簡易なキャリブレーションにかかる時間は数分〜数十分程度である。したがって、バンパー13を用いて正確な位置決めを行い、キャリブレーションを簡易なキャリブレーションとすることで、実用に耐えられる精度が得られ、かつ、作業時間を格段に低減することができる。
なお、本実施の形態では、取付面13aの両端の幅W1(x方向の最大値)より、当接部13bの幅W2(x方向の最大値)が広く、バンパー13を上から見たときの形状が略台形となるように形成されたが、バンパーの形状はこれに限られない。
図6は、変形例に係るバンパー13Aを示す図である。図6は正面図を示す。側面図は、図4(B)と略同一であるため、説明を省略する。また、バンパー13と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。バンパー13Aは、本発明の当接部材に相当する。
バンパー13Aは、主として、取付面13aと、穴13cと、第1当接部13eと、第2当接部13fと、傾斜面13gとを有する。
第1当接部13eは、取付面13aと略平行、かつ取付面13aとの距離が奥行きDとなるように形成される。第1当接部13eの横幅は、取付面13aの両端の幅W1より小さい。
第2当接部13fは、第1当接部13eの両端に、バンパー13Aを上(+z方向)から見たときに第1当接部13eと任意の角度γを成すように形成される。第2当接部13fは、バンパー13Aの最も横幅の広い部分である。
第2当接部13fは、取付面13aの両端の幅W1より、幅W3が広く、バンパー13を上(ロボット1の上)から見たときの形状が略六角形となるように形成される。なお、略六角形は、六角形に限定されず、辺に曲線部分を含んだり、角にR形状を含んだりする形状を含む概念である。
取付面13aと第1当接部13eとは、高さz方向の位置が異なっているため、取付面13aと第1当接部13eとが第2当接部13fの傾斜部及び傾斜面13gにより連結される。傾斜面13gは、一端が第2当接部13fと連結され、他端が取付面13aと連結される。
第1当接部13eが作業台と当接してバンパー13Aに荷重がかかった場合は、第2当接部13f及び傾斜面13gがたわんで衝撃を吸収すると共に、弾性により元の形状に戻る。また、第2当接部13fが作業台と当接してバンパー13Aに荷重がかかった場合は、第1当接部13e及び傾斜面13gがたわんで衝撃を吸収すると共に、弾性により元の形状に戻る。
なお、取付面13aと第2当接部13fとの高さz方向の差Hは任意であるが、衝撃吸収の効果と、たわみを元に戻す効果とを考えると、傾斜面13dと水平方向とのなす角度θが、45度近傍であることが望ましい。
図7は、バンパー13Aが設けられたロボット1Aを上から見た図である。
まず、ロボット1A正面に作業台がある場合について説明する。アジャストフットを上にあげ、キャスターが接地した状態で、作業者が搬送用ハンドル14を押して、第1当接部13eを作業台B(図7中実線で示す)に当接させる。
第1当接部13eが作業台B(図7中実線で示す)に当接した衝撃で、第2当接部13f及び傾斜面13gがたわんだ後、元の形状に戻る。ロボット1にはキャスターがついているため、バンパー13Aが元の形状に戻る時に、ロボット1が後ろに移動する。その結果、図7に示すように、胴部10B前面と作業台B(図7中実線で示す)との間隔がDに保たれる。
次に、ロボット1Aに対して傾いた位置に作業台B(図7中一点鎖線で示す)がある場合について説明する。アジャストフットを上にあげ、キャスターが接地した状態で、作業者が搬送用ハンドル14を押して、第2当接部13fを作業台B(図7中一点鎖線で示す)に当接させる。
第2当接部13fが作業台B(図7中一点鎖線で示す)に当接した衝撃で、第1当接部13e及び傾斜面13gがたわんだ後、元の形状に戻る。ロボット1にはキャスターがついているため、バンパー13Aが元の形状に戻る時に、ロボット1が斜め後ろに移動する。その結果、図7に示すように、胴部10B前面と作業台B(図7中一点鎖線で示す)との間隔がXに保たれる。
ロボット1が停止したら、アジャストフットを下げてキャスターの接地を解除すると、ロボット1が位置決めされた状態で床に載置される。
なお、バンパー13、13Aでは、バンパー13、13A(ロボット1、1A)を上から見たときの、バンパー13、13Aの形状は略台形、略六角形であったが、バンパーの形状はこれに限られない。バンパーの最も横幅の広い部分が、胴部10Bの横幅(バンパー13、13Aでは、取付面13aの幅W1)より広く、バンパー(ロボット)を上から見たときのバンパーの形状が略多角形であれば、バンパーが位置決め部材としての機能及び弾性部材として機能の両方を発揮することができる。当該条件を満たす多角形は、例えば、略台形、略六角形、略八角形、略十二角形等があげられる。ここで略多角形は、多角形と完全一致する形状のみに限定されない。例えば、略多角形は、直線からなる多角形に限定されず、辺に曲線部分を含んだり、角にR形状を含んだりする形状を含む概念である。
また、本実施の形態では、バンパー13、13Aは、板状部材を折り曲げて形成されたが、弾性部材として機能を有するのであれば、これに限定されない。例えば、取付面13aと当接部13bとをバネ等の弾性部材で連結してもよい。
また、本実施の形態では、バンパー13、13Aは、胴部10B内部のフレームに前面からネジ止め(図8(A)参照)することで、バンパー13、13Aをロボット本体10の前面に設けたが、バンパー13、13Aをフレーム10Baに固定する位置は前面に限られない。例えば、図8(B)に示すように、バンパー13を胴部10B内部のフレーム10Baの側面にネジ止めしてもよい。この場合には、バンパー13の最も横幅の広い部分が、胴部10Bの横幅より広く、バンパー13(ロボット1)を上から見たときのバンパー13とフレーム10Ba前面とがなす形状が略多角形であればよい。
また、本実施の形態では、バンパー13、13Aをロボット本体10の前面に設けたが、バンパー13、13Aを設けるのはロボット本体10の前面に限られない。例えば、ロボット本体10の側面に設けるようにしてもよい。これにより、ロボット本体10(回転軸)とロボット1の横に設けられた作業台との位置決めが可能となり、例えば肩部10Aを回転させて、ロボット1の横に設けられた作業台上で作業を行う時に好適である。
また、本実施の形態では、昇降ハンドル19により肩部10Aの高さを無段階に調整すること、及びバンパー13を取り付ける取付部10Dの位置を調整することにより、肩部10Aが最も下に位置するときに対応可能な作業台の高さと、肩部10Aが最も上に位置するときに対応可能な作業台の高さとの間の高さ(本実施の形態では約70〜100cmの間の高さ)の作業台であれば、どのような高さの作業台にも無段階で対応することができたが、様々な高さの作業台に対応する構成はこれに限られない。例えば、昇降ハンドル19により肩部10Aと同時に取付部10Dの高さが変化するように構成してもよい。また、本実施の形態では、昇降ハンドル19は手動であったが、自動(アクチュエータ等を使用)でもよい。昇降ハンドル19、取付部10Dの高さが変化するような構成等は、本発明の高さ調整部に相当する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。さらに、本発明の説明において、「略・・・」、「・・・近傍」は、完全同一に限定されず、課題、目的を達成可能な形態も含むことを意味する。
1、1A:ロボット、10:ロボット本体、10A:肩部、10B:胴部、10Ba:フレーム、10C:脚部、10Ca:フレーム、10D:取付部、11:アーム、11a:アーム部材、11b:ハンドアイカメラ、11c:ハンド、12:タッチパネルモニター、13、13A:バンパー、13a:取付面、13b:当接部、13c:穴、13d:傾斜面、13e:第1当接部、13f:第2当接部、13g:傾斜面、14:搬送用ハンドル、15:電子カメラ、16:信号灯、17:電源スイッチ、17a:電源ONスイッチ、17b:電源OFFスイッチ、18:外部I/F部、19:昇降ハンドル

Claims (11)

  1. ロボット本体と、
    前記ロボット本体に設けられたアームと、
    前記ロボット本体に設けられ、板状部材で形成され、作業台と当接する当接部を有する当接部材と、
    を備え、
    前記当接部材は、前記ロボット本体に設けられた第1の取付部と第2の取付部と、に取り付けられ、
    前記当接部材及び前記ロボット本体の正面により形成された形状を鉛直方向から平面視したとき、前記形状は多角形であり、
    鉛直方向から平面視したとき、前記当接部の幅の長さは、前記第1の取付部と前記第2の取付部との距離よりも長い
    ことを特徴とするロボット。
  2. 請求項1に記載のロボットにおいて、
    前記当接部材及び前記ロボット本体の正面により形成された形状を鉛直方向から平面視したとき、前記形状は略台形である
    ことを特徴とするロボット。
  3. 請求項に記載のロボットにおいて、
    前記当接部材及び前記ロボット本体の正面により形成された形状を鉛直方向から平面視したとき、前記形状は略六角形である
    ことを特徴とするロボット。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記当接部材の前記ロボット本体に設けられる部分と、前記当接部とは、水平方向に対
    して略45度の角度で傾いている傾斜面により連結される
    ことを特徴とするロボット。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記ロボット本体は、フレームと、当該フレームに対して移動可能に設けられた部材と
    を有し、
    前記当接部材は、前記フレームに固定される
    ことを特徴とするロボット。
  6. 請求項に記載のロボットにおいて、
    前記フレームには、水平方向から平面視したとき、取付部が、異なる高さに複数形成される
    ことを特徴とするロボット。
  7. 請求項に記載のロボットにおいて、
    水平方向から平面視したとき、前記取付部のうちの最も高さの低い位置に設けられた取付部は、前記ロボットの重心位置より高い位置に形成される
    ことを特徴とするロボット。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記当接部材の高さを調整する高さ調整部を備えた
    ことを特徴とするロボット。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記当接部は、衝撃吸収部を有する
    ことを特徴とするロボット。
  10. 請求項5から7のいずれか一項に記載のロボットにおいて、
    前記ロボット本体の背面であって、前記フレームの内部にある重心より高い位置、かつ
    前記当接部材が前記フレームに固定される位置より低い位置に、前記ロボットを搬送する
    ための搬送用ハンドルが設けられる
    ことを特徴とするロボット。
  11. アームが作業を行う対象物が載置される作業台と当接する当接部と、
    一端が前記当接部と連結され、水平方向に対して略45度の角度で傾いている傾斜面と、
    を備え、
    第1の取付部と第2の取付部と、に取り付けられ、
    前記当節部の幅の長さは、前記第1の取付部と前記第2の取付部との距離よりも長くなるように、板状部材を折り曲げて形成された
    ことを特徴とするロボット用当接部材
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