JP3435666B2 - ロボット - Google Patents
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- JP3435666B2 JP3435666B2 JP2000206530A JP2000206530A JP3435666B2 JP 3435666 B2 JP3435666 B2 JP 3435666B2 JP 2000206530 A JP2000206530 A JP 2000206530A JP 2000206530 A JP2000206530 A JP 2000206530A JP 3435666 B2 JP3435666 B2 JP 3435666B2
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- B25J17/00—Joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
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- B62D57/02—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
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Description
や動作を模した構造を有するリアリスティックなロボッ
トに係り、特に、例えばヒトやサルなどの直立歩行型の
身体メカニズムや動作を模した構造を有する脚式移動型
のロボットに関する。
よる脚式移動を行うとともに脚部の上には胴体や頭部、
腕などのいわゆる上半身が搭載されてなる直立歩行・脚
式移動型のロボットに係り、特に、人体など現実の身体
メカニズムよりもはるかに少ない自由度を用いてヒトに
近い自然な動作や表現力が豊かな動作を実現するロボッ
トに関する。
間の動作に似せた運動を行う機械装置のことを「ロボッ
ト」という。ロボットの語源は、スラブ語の"ROBO
TA(奴隷機械)"に由来すると言われている。わが国に
おいてロボットが普及し始めたのは1960年代末から
であるが、その多くは、工場における生産作業の自動化
・無人化などを目的としたマニピュレータや搬送ロボッ
トなどの産業用ロボット(industrial robot)であっ
た。
を行う動物の身体メカニズムや動作を模した脚式移動ロ
ボットに関する研究開発が進展し、実用化への期待も高
まってきている。2足直立による脚式移動は、階段の昇
降や障害物の乗り越え等、柔軟な走行動作を実現できる
点で優れている。
装備した形態ではなく、要素技術としての下肢部分のみ
による脚式移動に関する研究からスタートしたという歴
史的経緯がある。
は、脚式歩行ロボットのうち、胴体より下に相当する構
造体に適用される関節構造について開示している。
は、脚式移動ロボットの歩行制御装置について開示して
いる。同公報に記載の歩行制御装置は、ZMP(Zero M
omentPoint)すなわち歩行するときの床反力によるモー
メントがゼロとなる床面上の点を目標値に一致させるよ
うに制御するものである。但し、同公報に記載の図1を
見ても判るように、モーメントを作用する胴体24はブ
ラックボックス化されており、五体全てが完成した状態
ではなく、要素技術としての脚式移動の提案にとどま
る。
的は、言うまでもなく、五体を完備した構造体の完成で
ある。すなわち、2足歩行を行う下肢と、胴体や頭部、
腕などからなる上肢と、これら下肢と上肢を連結する体
幹部とで構成された構造体で2足による直立歩行を行う
ことにある。五体が完成したロボットは、2足を用いた
直立・脚式移動作業を前提とし、人間の住空間で行う作
業の各場面において、上肢、下肢、及び体幹部を所定の
優先順位に従って協調動作するように制御する必要があ
る。
ートした脚式移動ロボットのことを「人間形」、若しく
は「人間型」のロボット(humanoid robot)と呼ぶ。人
間型ロボットは、例えば、生活支援、すなわち住環境そ
の他の日常生活上の様々な場面における人的活動の支援
などを行うことができる。
のものと、エンターテイメント目的のものとに大別する
ことができよう。
生産活動等における各種の難作業をヒトに代行すること
を意図する。その一例は、原子力発電プラントや火力発
電プラント、石油化学プラントにおけるメンテナンス作
業、製造工場や高層ビルにおけるような危険作業・難作
業の代行である。この種のロボットは、産業上の特定の
用途若しくは機能を実現することが設計・製作上の至上
の主題であり、2足歩行を前提とはするものの、ヒトや
サルなど直立歩行動物が本来持つ身体メカニズムや動作
を機械装置として忠実に再現する必要は必ずしもない。
例えば、特定用途を実現するために手先など特定の部位
の自由度や動作機能を強化する一方で、用途には比較的
関係が低いとされる頭部や腰部などの自由度を制限し又
は省略される。この結果、2足歩行と謂えども、ロボッ
トの作業や動作の外観上で不自然さが残ることがある
が、設計の便宜上、このような点は妥協せざるを得な
い。
的の脚式移動ロボットは、難作業を代行するという生活
支援というよりも、生活そのものに密着した性質を持
す。すなわち、この種のロボットは、ヒトやサルなどの
2足の直立歩行を行う動物が本来持つメカニズムを忠実
に再現し、その自然に円滑な動作を実現することを至上
の目的とする。また、エンターティメント・ロボット
は、ヒトやサルなどの知性の高い直立動物をエミュレー
トする以上、表現力が豊かであることが望ましい。この
意味において、ヒトを模したエンターティメント・ロボ
ットは、まさに「人間型ロボット」と呼ぶに相応しい。
っても、エンターテイメント目的のロボットは、産業目
的ロボットとは要素技術を共有する反面、究極目標やこ
れを実現するハードウェア・メカニズム、動作の制御方
法は全く異なると言っても過言ではない。
わち数百に上る自由度を備えている。限りなくヒトに近
い動作を脚式移動ロボットに付与するためには、ほぼ同
じ自由度を与えることが好ましいが、これは技術的には
極めて困難である。何故ならば、1つの自由度に対して
各1つのアクチュエータを配設する必要があるが、数百
のアクチュエータをロボットという機械装置上に実装す
ることは、製造コストの点からも、重量やサイズなど設
計の観点からも不可能に等しい。また、自由度が多い
と、その分だけ位置・動作制御やバランス制御等のため
の計算量が指数関数的に増大してしまう。
限された自由度を用いて人体メカニズムをエミュレート
しなければならない。エンターテイメント目的のロボッ
トの場合、さらに、人体よりもはるかに少ない自由度を
用いてよりヒトに近い自然な動作や、表現力が豊かな動
作を実現しなければならないという要件が課される訳で
ある。
トは、柔軟な走行動作(例えば階段の昇降や障害物の乗
り越え等)を実現できる点で優れている反面、重心位置
が高くなるため、その分だけ姿勢制御や安定歩行制御が
難しくなる。特に、エンターティメント・タイプのロボ
ットの場合、ヒトやサルなどの知性動物における自然な
動作や感情を豊かに表現しながら姿勢や安定歩行を制御
しなければならない。
既に数多の提案がなされている。例えば、特開平5−3
05579号公報に記載の脚式移動ロボットは、ZMP
(Zero Moment Point)、すなわち歩行するときの床反
力によるモーメントがゼロとなる床面上の点を目標値に
一致させるようにして安定歩行を行うようになってい
る。
載の脚式移動ロボットは、ZMPが支持多面体(多角
形)内部、又は、着地、離床時にZMPが支持多面体
(多角形)の端部から少なくとも所定の余裕を有する位
置にあるように構成した。この結果、外乱などを受けて
も所定距離だけZMPの余裕があり、歩行の安定性の向
上を図 ることができる。
は、脚式移動ロボットの歩き速度をZMP目標位置によ
って制御する点について開示している。すなわち、同公
報に記載の脚式移動ロボットは、予め設定された歩行パ
ターン・データを用い、ZMPを目標位置に一致させる
ように脚部関節を駆動するとともに、上体の傾斜を検出
してその検出値に応じて設定された歩行パターン・デー
タの吐き出し速度を変更するようにしている。この結
果、予期しない凹凸を踏んでロボットが例えば前傾する
ときは吐き出し速度を速めることで姿勢を回復できる。
またZMPが目標位置に制御できるので、両脚支持機に
おいて吐き出し速度を変更しても支障がない。
は、脚式移動ロボットの着地位置をZMP目標位置によ
って制御する点について開示している。すなわち、同公
報に記載の脚式移動ロボットは、ZMP目標位置と実測
位置とのずれを検出して、それを解消する様に脚部の一
方または双方を駆動するか、又は、ZMP目標位置まわ
りにモーメントを検出してそれが零になる様に脚部を駆
動することで安定歩行を行うようになっている。
は、脚式移動ロボットの傾斜姿勢をZMP目標位置によ
って制御する点について開示している。すなわち、同公
報に記載の脚式移動ロボットは、ZMP目標位置まわり
のモーメントを検出し、モーメントが生じているとき
は、それが零になるように脚部を駆動することで安定歩
行を行うようになっている。
ヒトやサルなどの知性動物における自然な動作や感情を
豊かに表現しながら姿勢や安定歩行を制御する点につい
ては全く言及していない。
マノイド・ロボットの開発」(第3回ロボティックスシ
ンポジア(1998年5月7日,8日))に記載された
ロボット"WABIAN(Waseda Bipedal humANoid)"
は、下肢だけでなく、上肢及び体幹を装備した、すなわ
ち五体が完成した「人間型ロボット」である。WABI
ANは、全身協調型動歩行を目的として開発されたもの
であり、図13及び図14には、WABIANの模式的
な組立構成図を図解している。WABIANは、全身強
調運動による移動作業を解決課題として設計・製作さ
れ、体幹若しくは体幹・腰協調の3軸モーメント補償動
作によってZMP及びZMP上のヨー軸モーメントを制
御することで、任意の下肢及び手先軌道や体幹軌道にお
いて動歩行の実現を図ったものである。各図で示した機
械モデルは主要構成部材として超々ジュラルミンを使用
し、総重量107[kg]、直立静止状態での全長は
1.66[m]である。
の身体メカニズムや動作を模した構造を有する優れたロ
ボットを提供することにある。
式移動を行うとともに脚部の上には胴体や頭部、腕など
のいわゆる上半身が搭載されてなる、優れたロボットを
提供することにある。
に少ない自由度を用いてヒトに近い自然な動作や表現力
が豊かな動作を実現することができる、優れたロボット
を提供することにある。
知性動物における自然な動作や感情を豊かに表現しなが
ら姿勢や安定歩行を制御することができる、優れたロボ
ットを提供することにある。
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下肢による
脚式移動を行うタイプのロボットであって、前記下肢と
前記体幹部を連結する股関節が少なくとも股関節ヨー軸
を含む関節自由度を備えるとともに、前記股関節ヨー軸
の前記股関節位置に対するロール軸方向のオフセットを
任意に設定可能なオフセット設定機構を有する、ことを
特徴とするロボットである。
下肢と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行う
タイプのロボットであって、前記下肢と前記体幹部を連
結する股関節が少なくとも股関節ヨー軸を含む関節自由
度を備えるとともに、前記股関節ヨー軸は、前記股関節
に対するロール軸方向のオフセットが設定されている、
ことを特徴とするロボットである。
下肢と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行う
タイプのロボットであって、足先の方向転換を行うため
の股関節ヨー軸が足による歩行を行うための股関節の位
置に対してオフセットを有することを特徴とするロボッ
トである。
トは、股関節位置に対する股関節ヨー軸のオフセット量
を調節できる結果として、使用形態などに応じた重心移
動の影響を吸収して、上肢と下肢の重量バランスを柔軟
に調整して、滑らかで自然な直立歩行を実現することが
可能となる。
ことにより、腰に相当する部分の寸法をより小さくコン
パクトに形成することができ、各機構ユニット間の寸法
比率(均整)が整った、すなわち、ヒトやサルなどの直
立歩行動物の自然体により近い外観を持つ、均整のとれ
たロボットを形成することができる。
進行方向後方にオフセットを有する場合、ロボット全体
の重心位置は股関節ヨー軸よりも前方に存在する。した
がって、ピッチ方向の安定性を確保するには、股関節ヨ
ー軸は左右の各足平の中心位置よりも後方に置かれる。
このような場合、足平の方向転換のために一方の股関節
ヨー軸を回転させても、左右の足平どうしの干渉を軽減
することができる。すなわち、股幅を拡張せずに済むの
で、安定的な2足歩行を行うための姿勢制御が容易とな
る。
下肢と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行う
タイプのロボットであって、前記下肢と前記体幹部を連
結する股関節が少なくとも股関節ヨー軸を含む関節自由
度を備えるとともに、前記股関節ヨー軸の前記体幹部に
対するロール軸方向のオフセットを任意に設定可能なオ
フセット設定機構を有する、ことを特徴とするロボット
である。
下肢と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行う
タイプのロボットであって、前記下肢と前記体幹部を連
結する股関節が少なくとも股関節ヨー軸を含む関節自由
度を備えるとともに、前記股関節ヨー軸は、前記体幹部
に対するロール軸方向のオフセットが設定されている、
ことを特徴とするロボットである。
下肢と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行う
タイプのロボットであって、足先の方向転換を行うため
の股関節ヨー軸が前記体幹部に対してオフセットを有す
ることを特徴とするロボットである。
トは、体幹部に対する股関節ヨー軸のオフセット量を調
節できる結果として、このような重心移動の影響を吸収
して、上肢と下肢のとの重量バランスを柔軟に調整し
て、滑らかで自然な直立歩行を実現することが可能とな
る。
は、前傾姿勢を基調とする。したがって、ヒトの腰に相
当する体幹部が前方にあった方が、ヒトの自然な動作を
表現し易い。上記第4乃至第6の各側面に係るロボット
によれば、体幹部に対する股関節ヨー軸のオフセットを
ロール軸方向に設けることによって、ヒトの歩行動作を
忠実にエミュレートすることができる。
重心位置をやや前方に移動させることにより、歩行中の
動的な重量バランスをとり易くすることができる。
下肢と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行う
タイプのロボットであって、前記体幹部は前記下肢に対
してロール軸方向のオフセットを有することを特徴とす
るロボットである。
と体幹部とで構成され、下肢による脚式移動を行うタイ
プのロボットであって、前記上肢は前記下肢に対してロ
ール軸方向のオフセットを有することを特徴とするロボ
ットである。
下肢と体幹部とが略鉛直な体軸方向に沿って組み付けら
れ、股関節のロール軸、ピッチ軸、及び、ヨー軸の各回
転自由度によって開脚動作を実現するタイプのロボット
であって、前記股関節ヨー軸は前記体軸に対して所定の
オフセットを有することを特徴とするロボットである。
も下肢と体幹部とが略鉛直な体軸方向に沿って組み付け
られ、股関節のロール軸、ピッチ軸、及び、ヨー軸の各
回転自由度によって開脚動作を実現するタイプのロボッ
トであって、前記股関節ヨー軸は前記体軸に対してロー
ル軸負方向に所定のオフセットを有することを特徴とす
るロボットである。
構成されるロボット用の関節装置であって、少なくとも
ロール軸、ピッチ軸、及び、ヨー軸の各回転自由度を具
備するとともに、ヨー軸はロール軸及びピッチ軸に対す
る直交軸に対してロール軸方向にオフセットを有するこ
とを特徴とするロボット用の関節装置である。
構成されるロボット用の関節装置であって、少なくとも
ロール軸、ピッチ軸、及び、ヨー軸の各回転自由度を具
備するとともに、ヨー軸はロール軸及びピッチ軸の双方
に対してねじれの位置にあることを特徴とするロボット
用の関節装置である。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
本明細書においてロボットの自由度等を表現するために
用いる座標系について定義しておく。
とし、左右方向をY軸(但し、右方向を正方向とする)
とし、鉛直方向をZ軸とする。当業界においては、XZ
平面を「矢状(しじょう)面」と呼び、ロボットが正面
を向くYX平面を「前頭面」と呼ぶのが一般的である。
わちX軸まわりの回転を「ロール」と呼び、左右方向す
なわちY軸まわりの回転を「ピッチ」と呼び、鉛直方向
すなわちZ軸まわりの回転を「ヨー」と呼ぶ。
を詳解する。
人間型ロボット100を前方及び後方の各々から眺望し
た様子を示している。さらに、図3には、この人間型ロ
ボット100が具備する自由度構成を模式的に示してい
る。
は、2本の腕部と頭部1を含む上肢と、移動動作を実現
する2本の脚部からなる下肢と、上肢と下肢とを連結す
る体幹部とで構成される。
2と、首関節ピッチ軸3と、首関節ロール軸4という3
自由度を有している。
関節ロール軸9と、上腕ヨー軸10と、肘関節ピッチ軸
11と、前腕ヨー軸12と、手首関節ピッチ軸13と、
手首関節ロール軸14と、手部15とで構成される。手
部15は、実際には、複数本の指を含む多関節・多自由
度構造体である。但し、手部15の動作はロボット10
0の姿勢制御や歩行制御に対する寄与や影響が少ないの
で、本明細書ではゼロ自由度と仮定する。したがって、
各腕部は7自由度を有するとする。
ロール軸6と、体幹ヨー軸7という3自由度を有する。
本明細書中では、体幹ピッチ軸5と体幹ロール軸6の交
点は「体幹部」の位置を定義するものとする。
節ヨー軸16と、股関節ピッチ軸17と、股関節ロール
軸18と、膝関節ピッチ軸19と、足首関節ピッチ軸2
0と、足首関節ロール軸21と、足部22とで構成され
る。本明細書中では、股関節ピッチ軸17と股関節ロー
ル軸18の交点は「股関節」位置を定義するものとす
る。人体の足部22は実際には多関節・多自由度の足底
を含んだ構造体であるが、本実施例に係る人間型ロボッ
ト100の足底はゼロ自由度とする。したがって、各脚
部は6自由度で構成される。
ロボット100全体としては、合計で3+7×2+3+
6×2=32自由度を有することになる。但し、エンタ
ーティメント向けの人間型ロボット100が必ずしも3
2自由度に限定される訳ではない。設計・製作上の制約
条件や要求仕様等に応じて、自由度すなわち関節数を適
宜増減することができることは言うまでもない。
つ各自由度は、実際にはアクチュエータを用いて実装さ
れる。外観上で余分な膨らみを排してヒトの自然体形状
に近似させること、2足歩行という不安定構造体に対し
て姿勢制御を行うことなどの要請から、アクチュエータ
は小型且つ軽量であることが好ましい。本実施例では、
ギア直結型で且つサーボ制御系をワンチップ化してモー
タ・ユニットに内蔵したタイプの小型ACサーボ・アク
チュエータを搭載することとした。なお、この種のAC
サーボ・アクチュエータに関しては、例えば本出願人に
既に譲渡されている特願平11−33386号明細書に
開示されている。
ステム構成を模式的に示している。同図に示すように、
人間型ロボット100は、ヒトの四肢を表現した各機構
ユニット30,40,50R/L,60R/Lと、各機
構ユニット間の協調動作を実現するための適応制御を行
う制御ユニット80とで構成される(但し、R及びLの
各々は、右及び左の各々を示す接尾辞である。以下同
様)。
ユニット80によって統括的に制御される。制御ユニッ
ト80は、CPU(Central Processing Unit)やメモ
リ等の主要回路コンポーネント(図示しない)で構成さ
れる主制御部81と、電源回路やロボット100の各構
成要素とのデータやコマンドの授受を行うインターフェ
ース(いずれも図示しない)などを含んだ周辺回路82
とで構成される。
80の配備場所は特に限定されない。図4では胴体ユニ
ット40に搭載されているが、頭部ユニット30に搭載
してもよい。あるいは、ロボット100外に制御ユニッ
ト80を配備して、ロボット100本体とは有線若しく
は無線で交信するようにしてもよい。
は、それぞれに対応する関節アクチュエータによって実
現される。すなわち、頭部ユニット30には、首関節ヨ
ー軸2、首関節ピッチ軸3、首関節ロール軸4の各々を
表現する首関節ヨー軸アクチュエータA2、首関節ピッ
チ軸アクチュエータA3、首関節ロール軸アクチュエー
タA4が配設されている。
軸5、体幹ロール軸6、体幹ヨー軸7の各々を表現する
体幹ピッチ軸アクチュエータA5、体幹ロール軸アクチ
ュエータA6、体幹ヨー軸アクチュエータA7が配備され
ている。
ニット51R/Lと、肘関節ユニット52R/Lと、前
腕ユニット53R/Lに細分化されるが、肩関節ピッチ
軸8、肩関節ロール軸9、上腕ヨー軸10、肘関節ピッ
チ軸11、肘関節ロール軸12、手首関節ピッチ軸1
3、手首関節ロール軸14の各々を表現する肩関節ピッ
チ軸アクチュエータA8、肩関節ロール軸アクチュエー
タA9、上腕ヨー軸アクチュエータA10、肘関節ピッチ
軸アクチュエータA11、肘関節ロール軸アクチュエータ
A12、手首関節ピッチ軸アクチュエータA13、手首関節
ロール軸アクチュエータA14が配備されている。
ユニット61R/Lと、膝ユニット62R/Lと、脛部
ユニット63R/Lに細分化されるが、股関節ヨー軸1
6、股関節ピッチ軸17、股関節ロール軸18、膝関節
ピッチ軸19、足首関節ピッチ軸20、足首関節ロール
軸21の各々を表現する股関節ヨー軸アクチュエータA
16、股関節ピッチ軸アクチュエータA17、股関節ロール
軸アクチュエータA18、膝関節ピッチ軸アクチュエータ
A19、足首関節ピッチ軸アクチュエータA20、足首関節
ロール軸アクチュエータA21が配備されている。
しくは、ギア直結型で且つサーボ制御系をワンチップ化
してモータ・ユニット内に搭載したタイプの小型ACサ
ーボ・アクチュエータ(前述)である。
部ユニット50、各脚部ユニット60などの各機構ユニ
ット毎に、アクチュエータ駆動制御用の副制御部35,
45,55,65が配備されている。さらに、各脚部6
0R,Lの足底が着床したか否かを検出する接地確認セ
ンサ91及び92を装着するとともに、胴体ユニット4
0内には、姿勢を計測する姿勢センサ93を装備してい
る。
力に応答して副制御部35,45,55,65に対して
適応的な制御を行い、人間型ロボット100の上肢、体
幹、及び下肢の協調した動作を実現する。主制御部81
は、ユーザ・コマンド等に従って、足部運動、ZMP
(Zero Moment Point)軌道、体幹運動、上肢運動、腰
部の姿勢及び高さなどを設定するとともに、これらの設
定内容に従った動作を指示するコマンドを各副制御部3
5,45,55,65に転送する。そして、各々の副制
御部35,45…では、主制御部81からの受信コマン
ドを解釈して、各関節アクチュエータA2,A3…に対し
て駆動制御信号を出力する。
100を矢状面から眺望した様子を示している。但し、
図面の錯綜防止のため、図3で示した関節の一部の描写
を省略している。同図中で、紙面縦方向の一点鎖線は、
「体軸」すなわちロボット100の略重心位置を通過す
る鉛直軸であるとする。
1の特徴は、股関節に対する股関節ヨー軸16のオフセ
ット位置、すなわち、下肢に対する体幹部のオフセット
位置をロール軸方向に任意に設定できる機構にした点で
ある。
軸17と股関節ロール軸18とが交差する点で定義され
る(前述)。図5からも判るように、股関節ヨー軸16
のロール軸方向へのオフセット量は、上肢に対する下肢
の取り付け位置を定義するものである。股関節ヨー軸1
6の取り付け位置がオフセットを持たない場合、矢状面
において、股関節位置と股関節ヨー軸16とが鉛直方
向、すなわちロボット100全体のヨー軸方向に一直線
上に並ぶことを意味する。これに対し、オフセットが設
定された股関節ヨー軸16は、図5に示すように、股関
節位置の鉛直上方に対してオフセット量だけ離れた位置
にある。
間型ロボット100の使用態様は千差万別である。例え
ば、片腕若しくは両腕に荷物を持たせたり、両腕で重量
物を抱きかかえさせたり、あるいは背中に鞄を担がせた
りすることもあるが、各々の場合に応じて重心位置は大
きく変動する。股関節位置に対する股関節ヨー軸16の
オフセット量を調節できる結果として、このような重心
移動の影響を吸収して、上肢と下肢のとの重量バランス
を柔軟に調整することが可能となる。
してロール軸方向にオフセットを設けることの他の効果
として、股関節部分のサイズをコンパクト化することが
できる。
チュエータA2,A3…は、ギア直結型のACサーボ・ア
クチュエータ(前述)で、他のタイプのサーボ・アクチ
ュエータよりも小型化されているものの、アクチュエー
タはアクチュエータの回転軸方向及び半径方向に実寸法
を有する。股関節ヨー軸16に関して言えば、該ヨー軸
用のアクチュエータA16は、構造上、股関節部分の高さ
方向の寸法を拡張する作用を有する。
交するように配置したならば、股関節ピッチ軸17及び
股関節ロール軸18の各々を構成するアクチュエータA
17及びA18の直径寸法(仮に2Dとする)と股関節ヨー
軸アクチュエータA16の長手寸法(仮にLとする)の合
計(=2D+L)が人間型ロボット100の股部分の寸
法となり、各機構ユニット間の寸法比率上のバランスす
なわち均整を損なうことになる。これに対し、股関節ヨ
ー軸16にオフセットを与えることにより、腰に相当す
る部分の丈寸法を2D+Lよりも小さくコンパクトに形
成することができ、各機構ユニット間の寸法比率が整っ
た、すなわち、よりヒトの自然体に近い外観を持つ均整
のとれた人間型ロボット100を形成することができ
る。この点は、後に図8を参照しながら後述する。
してロール軸方向にオフセットを設けることの他の効果
として、歩行時(とりわけ、足平を回転させて方向転換
を行うような場合)における左右の足平どうしの干渉を
回避することができる。この点を、図6及び図7を参照
しながら以下に説明する。2足歩行式のロボットにおけ
る方向転換は、一般には、転換方向に足平すなわち足首
を回転させて該方向に足を踏み出すことによって実現さ
れる。
フセットを持たない、すなわち、股関節位置と股関節ヨ
ー軸16とが鉛直方向すなわちヨー軸方向に一直線上に
並んだ場合、重量物が集中し、人間型ロボット100全
体の重心位置が股関節ヨー軸16近傍に収斂してしま
う。このため、安定歩行すなわちピッチ方向の安定性を
確保するには、図6に示すように、左右の各足首は、足
平22R/Lの中心と略一致するように取り付けなけれ
ばならない。
踏み出すことによって、2足歩行式ロボットは方向転換
する。この足平の回転は、具体的には股関節ヨー軸16
を回転させることによって行われる。そして、股関節ヨ
ー軸16が股関節位置に対してオフセットを持たない場
合には、足平の回転中心は足首の中心とほぼ一致する。
図6に示すように足首が足平の中心と略一致する場合、
一方の足平に回転を加えるとその踵が他方の足平と干渉
してしまい、所定角度以上の極端な方向転換を行うのは
不可能である。
Lの間隔を拡張することによっても、図6に示すような
左右の足平どうしの干渉を回避することができよう。し
かしながら、股幅の広い2足ロボットは、静的すなわち
歩行しない状態では姿勢が安定化するものの、動的すな
わち歩行時においては重心の左右移動が大きくなり、慣
性モーメントが作用する結果として姿勢制御が著しく困
難になる。
軸16が股関節位置に対して進行方向後方にオフセット
を有する場合、重量物が分散し、人間型ロボット100
全体の重心位置は股関節ヨー軸16よりも前方に存在す
る。また、股関節ヨー軸16が股関節位置に対してオフ
セットを持つので、左右の足平の回転中心は、それぞれ
の足首よりも後方に置かれる(図7を参照のこと)。
股関節ヨー軸16を回転させても、足平22R及び22
L間の干渉を軽減することができる。すなわち、股幅を
拡張せずに済むので、安定的な2足歩行を行うための姿
勢制御が容易となる。
0の第2の特徴は、上体すなわち体幹部に対する股関節
ヨー軸16のオフセット位置をロール軸方向に任意に設
定できる機構にした点である。
チ軸5と体幹ロール軸6とが交差する点で定義される
(但し、本発明の要旨を判断する上で、体幹部の位置を
限定的に解釈すべきではなく、ヒトやサルなどの生体の
メカニズムとの対比により定義すべきである)。図5か
らも判るように、股関節ヨー軸16のロール軸方向への
オフセット量は、下肢に対する上体の取り付け位置を定
義するものである。股関節ヨー軸16の取り付け位置が
オフセットを持たない場合、矢状面において、体幹部の
位置と股関節ヨー軸16とが鉛直方向、すなわちロボッ
ト100全体のヨー軸方向に一直線上に並ぶことを意味
する。これに対し、オフセットが設定された股関節ヨー
軸16は、図5に示すように、体幹部位置の鉛直下方に
対してオフセット量だけ離れた位置にある。
密着を目的とする人間型ロボット100の使用態様は千
差万別であり、且つ、使用態様に応じて重心位置は大き
く変動する。体幹部位置に対する股関節ヨー軸16のオ
フセット量を調節できる結果として、このような重心移
動の影響を吸収して、上肢と下肢のとの重量バランスを
柔軟に調整することが可能となる。この結果、重心位置
が比較的高い構造体であるロボット100の直立歩行動
作を容易に安定させることができる。
傾姿勢を基調とする。すなわち、ヒトの腰に相当する体
幹部が前方にあった方が、ヒトの自然な動作を表現し易
い。本実施例に係る人間型ロボット100によれば、体
幹部位置に対する股関節ヨー軸16のオフセットをロー
ル軸方向に設けることによって、ヒトの歩行動作を忠実
にエミュレートすることができる。
全体の重心位置をやや前方に移動させることにより、歩
行中の動的な重量バランスをとり易くすることができ
る。
の股間及び大体部分を抽出して、矢状面及び前頭面の各
々の面上で拡大して描いている。
軸アクチュエータA17及び股関節ロール軸アクチュエー
タA18は大腿部ユニット61上に取り付けられ、また、
股関節ヨー軸アクチュエータA16はブラケット(体幹側
骨盤部)61'上に取り付けられている。
17と股関節ロール軸18は直交している。しかしなが
ら、現実には、ボリュームのあるアクチュエータA17及
びA 18を互いの回転軸が直交するように配置することは
できない。そこで、本実施例では、図8及び図9に示す
ように、直交軸のうちの一方であるアクチュエータA 17
をピッチ軸17から離間させて配置するとともに、プー
リ伝達系によって現実のピッチ軸17まで駆動力を伝達
するように構成することで、ピッチ軸及びロール軸の交
差を実現している。
ロボット100では、股関節位置に対する股関節ヨー軸
16のオフセットO1を設定しているとともに、股関節
ヨー軸16に対する体幹部位置のオフセットO2を設定
している。
り、重心バランスの調整や歩行時の姿勢制御を容易にす
ることができる点は既に述べた通りである。
ータA5を配置した場合、体幹ロール軸6と股関節ロー
ル軸18との間隔は、図示の通りH1となる。これに対
して、オフセットO2が設定されていない、すなわちO2
=0にした場合、体幹ピッチ軸アクチュエータA5を図
8中の破線で示した位置に配設するより他ない。この結
果、体幹ロール軸6と股関節ロール軸18との間隔は、
図示の通りH2にまで拡張される。これは、人間型ロボ
ット100の腰丈が大きくなることを意味し、全身の均
整を失うことになる。逆に言えば、本実施例のようにオ
フセットO2を設定することによって、人間型ロボット
100は全体的な均整を保つことができる訳である。
部品を拡大して図解している。
エータA17及び股関節ロール軸アクチュエータA18は大
腿部ユニット61上に取り付けられ、また、股関節ヨー
軸アクチュエータA16はブラケット(体幹側骨盤部)6
1'上に取り付けられている。また、図10に示すよう
に、大腿部ユニット61とブラケット(体幹側骨盤部)
61'とは、股関節可変取付部61−1の4個の螺子穴
を介して螺着される。図示の通り、螺子穴はオフセット
方向に伸びる長穴形状を有しているので、下肢に対する
股関節ヨー軸16のオフセット位置を螺着位置に応じて
自在に設定することができる。
6をロール軸方向の最大オフセット位置にて螺着した様
子を断面図で示している。
せず)とブラケット(体幹側骨盤部)61'とは、体幹
可変取付部61−2の4個の螺子穴を介して螺着され
る。図示の通り、螺子穴はオフセット方向に伸びる長穴
形状を有しているので、上記と同様に、上肢に対する股
関節ヨー軸16のオフセット位置を螺着位置に応じて自
在に設定できる訳である。
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
チ軸5と体幹ロール軸6の交点は「体幹部」位置を定義
し、また、股関節ピッチ軸17と股関節ロール軸18の
交点は「股関節」位置を定義するものとしたが、体幹部
や股関節の位置は人間型ロボット100と現実のヒトの
関節構成などの身体メカニズムとの対比により柔軟に解
釈されたい。また、身体の鉛直方向の中心軸を意味する
「体軸」という用語についても、同様に、柔軟に解釈さ
れたい。
ト」と称される製品には限定されない。すなわち、電気
的若しくは磁気的な作用を用いて人間の動作に似せた運
動を行う機械装置であるならば、例えば玩具等のような
他の産業分野に属する製品であっても、同様に本発明を
適用することができる。
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
構成を図15に図解しておく。同図に示す例では、肩関
節5から上腕3、肘関節6、前腕4、手首関節7及び手
部8からなる部分を「上肢部」17と呼ぶ。また、肩関
節5から体幹関節10までの範囲を「体幹部」9と呼
び、ヒトの胴体に相当する。また、股関節11から体幹
関節10までの範囲を「腰部」18と呼ぶ。体幹関節1
0は、ヒトの背骨が持つ自由度を表現する作用を有す
る。また、股関節11より下の大腿部12、膝関節1
4、下腿部13、足首関節15及び足部16からなる部
分を「下肢部」19と呼ぶ。一般には、体幹関節10よ
り上方を「上体(又は上半身)」と呼び、それより下方
を「下体(又は下半身)」と呼ぶ
関節モデル構成を図解している。同図に示す例は、体幹
関節10を有しない点で図15に示した例とは相違す
る。各部の名称については図を参照されたい。背骨に相
当する体幹関節が省略される結果として人間型ロボット
の上体の動きは表現力を失う。但し、危険作業やなお作
業の代行など、産業目的の人間型ロボットの場合、上体
の動きを要しない場合がある。なお、図15及び図16
で用いた参照番号は、それ以外の図面とは一致しない点
を理解されたい。
ヒトの身体メカニズムや動作を模した構造を有する優れ
た人間型ロボットを提供することができる。
式移動を行うとともに脚部の上には胴体や頭部、腕など
のいわゆる上半身が搭載されてなる、優れた人間型ロボ
ットを提供することができる。
に少ない自由度を用いてヒトに近い自然な動作や、表現
力が豊かな動作を実現することができる、優れた人間型
ロボットを提供することができる。
肢と体幹部とで構成され、下肢の2足歩行による脚式移
動を行うタイプの人間型ロボットであって、前記下肢と
前記体幹部を連結する股関節が股関節ヨー軸、股関節ロ
ール軸及び股関節ピッチ軸からなる自由度を備えている
が、ロール軸方向に対する股関節ヨー軸のオフセットを
任意に設定することができる。
なう重心移動の影響を吸収して、上肢と下肢の重量バラ
ンスを柔軟に調整することが可能となる。
ことにより、腰丈すなわち腰に相当する部分の長さ寸法
をより小さくコンパクトに形成することができ、各機構
ユニット間の寸法比率が整った、すなわち、よりヒトの
自然体に近い外観を持つ人間型ロボットを形成すること
ができる。
進行方向後方にオフセットを有する場合、人間型ロボッ
ト全体の重心位置は股関節ヨー軸よりも前方に存在す
る。したがって、ピッチ方向の安定性を確保するには、
左右の各足首はそれぞれ足平の中心位置よりも後方に置
かれる。このような場合、足平の方向転換のために一方
の股関節ヨー軸を回転させても、左右の足平どうしの干
渉(図6に示すような、一方の足の踵が他方の足平と衝
突する事態)を軽減することができる。
ば、前傾姿勢を基調とする2足歩行を行うヒトの基本動
作を忠実にエミュレートすることができる。
重心位置をやや前方に移動させることにより、歩行中の
動的な重量バランスをとり易くすることができる。
を前方から眺望した様子を示た図である。
を後方から眺望した様子を示た図である。
る自由度構成モデルを模式的に示した図である。
ステム構成を模式的に示した図である。
眺望した図である。
方向にオフセットを持たない場合の、左右足平22R/
Lと股関節ヨー軸16との位置関係を模式的に示した図
である。
方向にオフセットを持たない場合の、左右足平22R/
Lと股関節ヨー軸16との位置関係を模式的に示した図
である。
出し且つ拡大して描いた矢状面図である。
出し且つ拡大して描いた前頭面図である。
するための機構を説明するための図である。
向の最大オフセット位置にて螺着した様子を示した断面
図である。
系を表した図である。
BIAN"の模式的な構成図(前頭面図)を図解したも
のである。
BIAN"の模式的な構成図(矢状面図)を図解したも
のである。
示した図である。
示した図である。
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下
肢による脚式移動を行うタイプのロボットであって、 前記下肢と前記体幹部を連結する股関節が股関節ロール
軸、股関節ピッチ軸、及び股関節ヨー軸を含む関節自由
度を備えるとともに、前記股関節ロール軸と前記股関節ピッチ軸との交点に対
する前記股関節ヨー軸のロール軸方向のオフセット を任
意に設定可能なオフセット設定機構を有する、ことを特
徴とするロボット。 - 【請求項2】少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下
肢による脚式移動を行うタイプのロボットであって、 前記下肢と前記体幹部を連結する股関節が股関節ロール
軸、股関節ピッチ軸、及び股関節ヨー軸を含む関節自由
度を備えるとともに、 前記股関節ヨー軸は、前記股関節ロール軸と前記股関節
ピッチ軸との交点に対するロール軸方向のオフセットが
設定されている、ことを特徴とするロボット。 - 【請求項3】少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下
肢による脚式移動を行うタイプのロボットであって、前記体幹部は体幹ロール軸、体幹ピッチ軸、及び体幹ヨ
ー軸を含む自由度を備え、 さらに、 前記下肢と前記体幹部を連結する股関節が少な
くとも股関節ヨー軸を含む関節自由度を備えるととも
に、前記体幹ロール軸と前記体幹ピッチ軸との交点に対する
前記股関節ヨー軸のロール軸方向のオフセット を任意に
設定可能なオフセット設定機構を有する、ことを特徴と
するロボット。 - 【請求項4】少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下
肢による脚式移動を行うタイプのロボットであって、前記体幹部は体幹ロール軸、体幹ピッチ軸、及び体幹ヨ
ー軸を含む自由度を備え、 さらに、 前記下肢と前記体幹部を連結する股関節が少な
くとも股関節ヨー軸を含む関節自由度を備えるととも
に、前記股関節ヨー軸は、前記体幹ロール軸と前記体幹ピッ
チ軸との交点に対するロール軸方向のオフセット が設定
されている、ことを特徴とするロボット。 - 【請求項5】少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下
肢による脚式移動を行うタイプのロボットであって、 前記下肢と前記体幹部を連結する股関節が股関節ロール
軸及び股関節ピッチ軸を含む関節自由度を備えるととも
に、 前記体幹部は体幹ロール軸及び体幹ピッチ軸を含む自由
度を備え、 前記股関節ピッチ軸は、前記体幹部ピッチ軸に対し、前
記体幹部ロール軸方向又は前記股関節ロール軸方向へオ
フセットを有する、 ことを特徴とするロボット。 - 【請求項6】少なくとも下肢と体幹部とで構成され、下
肢による脚式移動を行うロボットであって、 前記下肢の端部に足首部を介して接続される足平部と、 前記下肢と前記体幹部とを連結する股関節が股関節ロー
ル軸、股関節ピッチ軸、及び股関節ヨー軸を含む関節自
由度を備えるとともに、 前記股関節ヨー軸が前記股関節ロール軸と前記股関節ピ
ッチ軸との交点に対してオフセットを有することによ
り、前記足平部の回転中心が前記足首部よりも後方位置
に設けられている、 ことを特徴とするロボット。
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