[go: up one dir, main page]

JP6327198B2 - 電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6327198B2
JP6327198B2 JP2015092976A JP2015092976A JP6327198B2 JP 6327198 B2 JP6327198 B2 JP 6327198B2 JP 2015092976 A JP2015092976 A JP 2015092976A JP 2015092976 A JP2015092976 A JP 2015092976A JP 6327198 B2 JP6327198 B2 JP 6327198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
electric power
control device
power steering
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015092976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016210225A (ja
Inventor
雄一 南口
雄一 南口
資章 片岡
資章 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015092976A priority Critical patent/JP6327198B2/ja
Priority to US15/569,626 priority patent/US10407091B2/en
Priority to DE112016001949.1T priority patent/DE112016001949T5/de
Priority to CN201680023805.5A priority patent/CN107531279B/zh
Priority to PCT/JP2016/001955 priority patent/WO2016174829A1/ja
Publication of JP2016210225A publication Critical patent/JP2016210225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6327198B2 publication Critical patent/JP6327198B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • B62D5/0463Controlling the motor calculating assisting torque from the motor based on driver input
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • B62D5/0472Controlling the motor for damping vibrations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
    • B62D5/0484Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures for reaction to failures, e.g. limp home
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
    • B62D5/049Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures detecting sensor failures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/08Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
    • B62D6/10Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque characterised by means for sensing or determining torque

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、ドライバによるハンドル操作をモータによってアシストする電動パワーステアリング制御装置に関する。
上記の電動パワーステアリング制御装置として、操舵トルクを検知するトルクセンサの検知結果に基づいて基本制御量を演算し、トルクセンサの異常時にトルクセンサを用いない構成で操舵トルクを推定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この電動パワーステアリング制御装置では、トルクセンサの異常時に、別の信号から推定した推定操舵トルクに基づいて基本制御量を演算するが、取得できる推定操舵トルクの検出周期がトルクセンサの検出周期よりも粗い場合、検出周期の低下(検出周期が長くなること)によってトルク振動が増加する。このような課題に対して、特許文献1では基本制御量から操舵角に基づいて設定されるダンピングトルクを減算することで制御系を安定化させる。
特開2014−141173号公報
しかしながら、上記電動パワーステアリング制御装置では、トルクセンサ異常時に取得できる操舵トルクの検出周期が大きく低下するような場合、操舵角速度に基づいて設定されるダンピングトルクだけでは、振動を十分に抑制できないことがある。また場合によっては制御系が不安定になることがある。
そこで、このような問題点を鑑み、ドライバによるハンドル操作をモータによってアシストする電動パワーステアリング制御装置において、トルクセンサの異常時に、より制御系を安定化できるようにすることを本発明の目的とする。
本発明の電動パワーステアリング制御装置において、目標トルク演算手段は、ステアリング、車両、ドライバの操舵状態等に基づいた目標トルクを演算する。また、アシストトルク演算手段は、目標トルクと操舵トルクとの偏差に応じて操舵トルクを目標トルクに近づけるためのアシストトルクを演算する。また、モータ駆動手段は、車両の操舵角を変位させる操舵系メカに作用するモータをアシストトルクに応じて駆動させる。
また、操舵トルク演算手段は、操舵トルクを検知するトルクセンサの異常を検知し、該異常を検知した際に、複数系統のトルクセンサを搭載している構成の場合は、異常が発生していない側のトルクセンサの信号から操舵トルクの取得し、アシストトルク演算手段に対して取得した操舵トルクを用いて演算させる。また1系統のトルクセンサしか搭載していない構成の場合はトルクセンサの信号を用いることなく別の信号から操舵トルクを推定し、アシストトルクを演算手段に対して推定した操舵トルクを用いて演算させる。そして、追従性変更手段は、トルクセンサの異常が検知された際に、トルクセンサの異常が検知されていないときよりも、アシストトルク演算手段が操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させる。
このような電動パワーステアリング制御装置によれば、トルクセンサの異常時において正常時と比較して操舵トルクの検出周期や検出精度が低下しても、操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させることで振動を抑制することができ、制御系を安定に動作させることができる。
なお、各請求項の記載は、可能な限りにおいて任意に組み合わせることができる。この際、一部構成を除外してもよい。
実施形態の電動パワーステアリング制御装置の概略構成を表す構成図である。 ECUの制御機構の概略構成を表す構成図である。 実際の操舵トルクとサンプリングされた操舵トルクとの相違を示すグラフである。 第1実施形態のコントローラ部の概略構成を表す構成図である。 第1実施形態における制御ゲインの変更例を示すグラフである。 発明の効果を示すグラフである。 第2実施形態のコントローラ部の概略構成を表す構成図である。 フィルタの周波数特性を表す特性図である。 その他の実施形態のコントローラ部の概略構成を表す構成図である。 その他の実施形態における制御ゲインの変更例を示すグラフである。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態の構成]
本実施形態の電動パワーステアリング制御装置1は、乗用車等の車両に搭載されており、図1に示すように、ドライバによるハンドル2の操作をモータ6によってアシストするものである。ハンドル2は、ステアリングシャフト3の一端に固定され、ステアリングシャフト3の他端にはトルクセンサ4が接続されており、このトルクセンサ4の他端には、インターミディエイトシャフト5が接続されている。なお、以下の説明では、ステアリングシャフト3からトルクセンサ4を経てインターミディエイトシャフト5に至る軸体全体を、まとめてハンドル軸ともいう。
トルクセンサ4は、操舵トルクTsを検出するためのセンサである。具体的には、ステアリングシャフト3とインターミディエイトシャフト5とを連結するトーションバーを有し、このトーションバーのねじれ角に基づいてそのトーションバーに加えられているトルクを検出する。
モータ6は、ハンドル2の操舵力をアシスト(補助)するものであり、減速機構6aを介してその回転がインターミディエイトシャフト5に伝達される。すなわち、減速機構6aは、モータ6の回転軸の先端に設けられたウォームギアと、このウォームギアと噛み合った状態でインターミディエイトシャフト5に同軸状に設けられたウォームホイールとにより構成されており、これにより、モータ6の回転がインターミディエイトシャフト5に伝達される。逆に、ハンドル2の操作や路面からの反力(路面反力)によってインターミディエイトシャフト5が回転されると、その回転が減速機構6aを介してモータ6に伝達され、モータ6も回転されることになる。
また、モータ6は、例えばブラシレスモータとして構成されており、内部にレゾルバ等の回転センサを備え、モータ6の回転状態を出力可能に構成されている。本実施形態のモータ6は、回転センサからの回転状態として、少なくともモータ速度ω(回転角速度を示す情報)を出力可能に構成されている。
インターミディエイトシャフト5における、トルクセンサ4が接続された一端とは反対側の他端は、ステアリングギアボックス7に接続されている。ステアリングギアボックス7は、ラックとピニオンギアからなるギア機構にて構成されており、インターミディエイトシャフト5の他端に設けられたピニオンギアに、ラックの歯が噛み合っている。そのため、ドライバがハンドル2を回すと、インターミディエイトシャフト5が回転(すなわちピニオンギアが回転)し、これによりラックが左右に移動する。ラックの両端にはそれぞれタイロッド8が取り付けられており、ラックとともにタイロッド8が左右の往復運動を行う。これにより、タイロッド8がその先のナックルアーム9を引っ張ったり押したりすることで、操舵輪である各タイヤ10の向きが変わる。
このような構成により、ドライバがハンドル2を回転(操舵)させると、その回転がステアリングシャフト3、トルクセンサ4、およびインターミディエイトシャフト5を介してステアリングギアボックス7に伝達される。そして、ステアリングギアボックス7内で、インターミディエイトシャフト5の回転がタイロッド8の左右移動に変換され、タイロッド8が動くことによって、左右の両タイヤ10が操舵される。
ECU15は、図示しない車載バッテリからの電力によって動作し、トルクセンサ4にて検出された操舵トルクTs、モータ6のモータ速度ω、および車速センサにて検出された車両速度Vに基づいて、アシストトルク指令Taを演算する。そして、その演算結果に応じた駆動電圧Vdをモータ6へ印加することにより、ドライバがハンドル2を回す力(延いては両タイヤ10を操舵する力)のアシスト量を制御するものである。
本実施形態ではモータ6がブラシレスモータであるため、ECU15からモータ6へ出力(印加)される駆動電圧Vdは、詳しくは、3相(U,V,W)の駆動電圧Vdu,Vdv,Vdwである。ECU15からモータ6へこれら各相の駆動電圧Vdu,Vdv,Vdwを印加(各相の駆動電流を通電)することで、モータ6の回転が制御される。ブラシレスモータを3相の駆動電圧で駆動(例えばPWM駆動)する方法やその3相の駆動電圧を生成する駆動回路(例えば3相バイポーラ駆動回路)についてはよく知られているため、ここではその詳細説明は省略する。
ECU15は、直接的にはモータ6へ印加する駆動電圧Vdを制御することによりモータ6を制御するものであるが、モータ6を制御することで結果としてそのモータ6により駆動される操舵系メカ100を制御するものであるといえ、よってECU15の制御対象はこの操舵系メカ100であるといえる。なお、操舵系メカ100は、図1に示したシステム構成図のうちECU15を除く機構全体、すなわちハンドル2から各タイヤ10に至る、ハンドル2の操舵力が伝達される機構全体を示す。
次に、ECU15の概略構成(制御機構)について、図2のブロック図を用いて説明する。なお、図2に示したECU15の制御機構のうち、電流フィードバック(FB)部42を除く各部、および電流FB部42の機能の一部は、実際には、ECU15が備える図示しないCPUが所定の制御プログラムを実行することによって実現されるものである。つまり、CPUによって実現される各種機能を機能ブロック毎に分けて図示したものが図2である。ただし、これら各図に示した制御機構がソフトウェアにて実現されることはあくまでも一例であり、図2等に示した制御機構全体または一部を例えばロジック回路等のハードウェアにて実現するようにしてもよいことはいうまでもない。
ECU15は、図2に示すように、ベースアシスト部20と、補正部30と、加算器41と、電流FB部42と、異常判定部40と、操舵トルク演算手段45とを備えている。
ベースアシスト部20は、ベースアシスト指令Tbを生成する。ベースアシスト部20は、路面反力(路面負荷)に応じた操舵反力(操舵トルク)の特性の実現、すなわち路面負荷に対応した反応(反力)が準定常的にドライバへ伝達されるようにすることで車両の状態や路面の状態をドライバが把握しやすくなるようにすることを実現するためのブロックである。
ベースアシスト部20は、負荷推定器21と、目標生成部22と、偏差演算器23と、コントローラ部24とを備えている。すなわち、このベースアシスト部20は、操舵トルクTsに基づき、その操舵トルクTsが路面から各タイヤ10に加えられる路面負荷に応じて変化するようにハンドル2の操作をアシストするための、ベースアシスト指令Tbを生成するものである。
負荷推定器21は、ベースアシスト指令Tbと操舵トルクTsに基づいて路面負荷を推定する。目標生成部22は、負荷推定器21にて推定された路面負荷(推定負荷Tx)に基づいて、操舵トルクの目標値である目標操舵トルクTsを生成する。偏差演算器23は、操舵トルクTsと目標操舵トルクTsとの差であるトルク偏差ΔTsを演算する。そして、そのトルク偏差ΔTsに基づき、コントローラ部24が、トルク偏差ΔTsが0になるよう、すなわち路面負荷に応じたアシスト操舵力(アシストトルクまたはアシスト量ともいう)を発生させるための、そのアシスト操舵力を示すベースアシスト指令Tbを生成する。
このようにして生成されたベースアシスト指令Tbは、路面負荷に応じたアシスト操舵力を発生させるためのトルク指令であるため、このベースアシスト指令Tbを電流FB部42に入力するだけでも、少なくとも路面負荷に応じた操舵反力の特性を実現することは可能である。
補正部30は、補正トルク指令Trを生成する。補正部30は、車両全体としての操作安定性(車両運動特性)の実現、すなわち、車両の挙動が不安定となることによってハンドルに伝わる不安定な挙動(振動的な挙動等)を抑制して、車両の挙動(各タイヤ10の操舵時の挙動)が所望の挙動特性となるように(具体的には車両が適切に収斂するように)するためのブロックであり、トルク補正部31を備えている。このトルク補正部31は、操舵トルクTsとモータ速度ωに基づき、上述した不安定な挙動を抑制(収斂)するための補正トルク指令Trを生成する。
加算器41は、ベースアシスト指令Tbと補正トルク指令Trを加算することによりアシストトルク指令Taを生成する。つまり、ベースアシスト部20で生成されたベースアシスト指令Tbと補正部30で生成された補正トルク指令Trとが加算器41で加算されることにより、アシストトルク指令Taが生成される。
電流FB部42は、アシストトルク指令Taに基づいてモータ6へ駆動電圧Vdを印加することによりモータ6を通電駆動する。つまり、電流FB部42は、アシストトルク指令Taに対応したトルク(アシスト操舵力)がハンドル軸(特にトルクセンサ4よりもタイヤ10側)に付与されるようにモータ6へ駆動電圧Vdを印加する。具体的には、アシストトルク指令Taに基づいて、モータ6の各相へ通電すべき目標電流(相毎の目標電流)を設定する。そして、各相の通電電流値Imを検出・フィードバックして、その検出値(各相の通電電流Im)がそれぞれ目標電流と一致するように駆動電圧Vdを制御(通電電流を制御)することで、ハンドル軸に対して所望のアシスト操舵力を発生させる。
異常判定部40は、トルクセンサ4からの信号をモニタリングすることでトルクセンサ4の異常を検知する。異常判定部40は、例えば、予め設定された基準時間内にトルクセンサ4からの信号が得られない場合や、信号値が変化しない場合等に、トルクセンサ4に異常があるものと判定する。
異常判定部40は、トルクセンサ4に異常がない場合には、トルクセンサ4によって検出された操舵トルクTsがコントローラ部24に入力される。
ここで、トルクセンサに異常がある判定された場合、操舵トルク演算部45において、複数系統のトルクセンサを搭載するような構成の場合は、異常が発生していないトルクセンサの信号を用いて操舵トルクを検出する。このとき、異常が発生しているトルクセンサの監視に時間を要するため、正常時と比較して操舵トルクの検出周期(サンプリング周期)が粗くなることがある。一方、トルクセンサが1系統しか搭載されない構成の場合、操舵トルク演算部45ではヨーレートセンサ12等の別の信号から操舵トルクを推定する。このとき、トルクセンサのサンプリング周期より遅い信号を用いると、前例と同様に正常時と比較して操舵トルクの検出周期(サンプリング周期)が粗くなる。操舵トルクの検出周期が粗くなると、操舵トルクに基づいて演算されるアシストトルクに影響を与える。結果、正常時に比べて制御系の振動が増加する。またトルクの検出周期が大きく低下するような場合には制御系が不安定となり、電動パワーステアリングに悪影響を与えることもある。
このため、異常判定部40は、トルクセンサ4の異常が検知された際に、トルクセンサ4の異常が検知されていないときよりも、コントローラ部24が操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させるための変更指令CHを出力する。すなわち、操舵トルクTsのサンプリング周期が粗くなると、制御系が不安定になりやすくなるが、操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させることで制御系が不安定になることを抑制する。
詳細には、コントローラ部24は、図4に示すように、特性決定器25を備えている。特性決定器25は、トルク偏差ΔTsにPIDゲインを付与することで制御特性を決定づける。なお、特性決定器25は、一般的なPID制御を表す数式を、離散化のために双一次変換し、その変換により得られた数式に基づく制御構造を実現する周知のものである。
また、特性決定器25は、比例ゲイン付与器251、積分ゲイン付与器252、および微分ゲイン付与器253を備えている。比例ゲイン付与器251は、偏差ΔTsに比例した比例値成分にゲインKpを与える。
また、積分ゲイン付与器252は、偏差ΔTsの積分に用いる積分値成分にゲインKiを与える。また、微分ゲイン付与器253は、偏差ΔTsを微分した微分値成分にゲインKdを与える。
これらゲイン付与器251〜253のゲインは、異常判定部40による変更指令CHに従って設定される。具体的には、図5に示すように、例えばトルクセンサ4の異常時に設定される比例ゲインKp’においては、トルクセンサ4の正常時に設定される比例ゲインKpに対して小さな値に設定される。また、トルクセンサ4の異常時に設定される積分ゲインKi’、微分ゲインKd’についても同様に、トルクセンサ4の正常時に設定される積分ゲインKi、微分ゲインKdに対して小さな値に設定される。
なお、操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性(応答性)は、ゲイン付与器251〜323によって付与されるゲインが大きいほど向上し、ゲインが小さいほど低下する。すなわち、トルクセンサ4の異常が検知された際には追従性を低下させる。
[第1実施形態による効果]
上記の電動パワーステアリング制御装置1において、負荷推定器21、目標生成部22は、車両における操舵の際に回転するハンドル軸に加えられる軸方向のトルクである操舵トルクに基づいて目標トルクを演算する。また、コントローラ部24は、目標トルクと操舵トルクとの偏差に応じて操舵トルクを目標トルクに近づけるためのアシストトルクを演算する。また、電流FB部42は、車両の操舵角を変位させる制御対象100に作用するモータ6をアシストトルクに応じて駆動させる。また、異常判定部40は、操舵トルクを検知するトルクセンサ4の異常を検知する。
そして、異常判定部40は、トルクセンサ4の異常が検知された際に、トルクセンサ4の異常が検知されていないときよりも、コントローラ部24が操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させる。
このような電動パワーステアリング制御装置1によれば、トルクセンサ4の異常時において、操舵トルクの検出周期が低下しても、適切にハンドル操作をアシストすることができる。特に、トルクセンサ4の異常時には、アシストトルクを演算する際に、操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させるので、操舵トルクの検出周期が低下しても振動を抑制することができ、制御系を安定に動作させることができる。
例えば、トルクセンサ4の異常時においても追従性を変化させない場合には、図6(a)に示すように、操舵角(StrAng)が変化に対して操舵トルク(StrTrq)が振動するように変化する。これに対して、本実施形態の構成では、図6(b)に示すように、操舵角(StrAng)が変化に対して操舵トルク(StrTrq)が振動することなく滑らかに変化することが分かる。
また、上記の電動パワーステアリング制御装置1において異常判定部40は、トルクセンサ4の異常が検知された際に、コントローラ部24がアシストトルクの演算の際に用いる制御ゲインを変更することによって追従性を低下させる。
このような電動パワーステアリング制御装置1によれば、制御ゲインを変更する簡素な構成で制御系を安定に動作させることができる。
また、上記の電動パワーステアリング制御装置1において制御ゲインを変更する構成は、PID制御器として構成されている。
このような電動パワーステアリング制御装置1によれば、制御器がPID制御器として構成されるので、制御ゲインの変更を容易に行うことができる。
[第2実施形態]
[第2実施形態の構成]
次に、別形態の電動パワーステアリング制御装置について説明する。本実施形態(第2実施形態)では、第1実施形態の電動パワーステアリング制御装置1と異なる箇所のみを詳述し、第1実施形態の電動パワーステアリング制御装置1と同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の電動パワーステアリング制御装置においては、トルクセンサ4の異常が検知された際に、フィルタ251F,252F,253Fを用いて制御器の特性を変更する。詳細には、図7に示すように、コントローラ部24の特性決定器25において、フィルタ251F,252F,253Fおよびスイッチ251S,252S,253Sを備えている。
比例ゲイン付与器251の出力側の配線においては、2つの系統に分岐されており、一方の系統はスイッチ251Sにおけるある端子に直接接続されており、他方の系統はフィルタ251Fを介してスイッチ251Sにおける他の端子に接続されている。
また、同様に、フィルタ252Fおよびスイッチ252Sは、積分ゲイン付与器252の出力側に配置され、フィルタ253Fおよびスイッチ253Sは、微分ゲイン付与器253の出力側に配置されている。
そして、異常判定部40は、トルクセンサ4の異常の有無に応じて、各スイッチ251S,252S,253Sに対して変更指令CHを送ることによって、各スイッチ251S,252S,253Sによる接点を切り替える。すなわち、トルクセンサ4の異常が検知されないときには各付与器251,252,253からフィルタ251F,252F,253Fを介することなく出力が成されるようフィルタ251F,252F,253Fが存在しない接点側に各スイッチ251S,252S,253Sによる接点を切り替える。また、トルクセンサ4の異常が検知されたときには各ゲイン付与器251,252,253からフィルタを介して出力が成されるようフィルタ251F,252F,253Fが存在する接点側に各スイッチ251S,252S,253Sによる接点を切り替える。
なお、フィルタ251F,252F,253Fは、例えば図8に示すような特性に設定される。すなわち、フィルタ251F,252F,253Fは、2次の位相補償フィルタとして構成される。これらのフィルタ251F,252F,253Fは、制御対象(操舵系メカ)100の共振周波数において最もゲインが小さくなるよう設定されており、同時に位相遅れを補償する機能を有する。
[第2実施形態による効果]
上記第2実施形態の電動パワーステアリング制御装置において異常判定部40は、トルクセンサ4の異常が検知された際に、トルクセンサ4の異常が検知されていない場合に用いる制御器に対してフィルタ251F,252F,253Fを直列に挿入することによって制御器の特性を変更する。
このような電動パワーステアリング制御装置によれば、トルクセンサ4の異常が検知された際にもトルクセンサ4の異常が検知されていない場合に用いる制御器を用いる構成とすることができる。
また、上記の電動パワーステアリング制御装置においては、フィルタ251F,252F,253Fは、位相補償のための2次の位相補償フィルタとして構成されている。
このような電動パワーステアリング制御装置1によれば、制御器に対するフィルタ251F,252F,253Fとして2次の位相補償フィルタ251F,252F,253Fを用いるので、共振周波数での減衰を高め、位相遅れを補償することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、上記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
上述した電動パワーステアリング制御装置の他、当該電動パワーステアリング制御装置を構成要素とするシステム、当該電動パワーステアリング制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、電動パワーステアリング制御方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
例えば、上記実施形態において、上記の電動パワーステアリング制御装置においては、トルクセンサ4の異常時に、各ゲイン付与器251,252,253によるゲインを変更したり、各ゲイン付与器251,252,253からの出力をフィルタ251F,252F,253Fによって変更したりすることによって操舵トルクTsの追従性を変更したが、他の手法によって操舵トルクTsの追従性を変更してもよい。例えば、異常判定部40は、トルクセンサ4の異常が検知された否かに応じて制御ゲインの異なる制御器を切り替えて利用させるようにしてもよい。
具体的には、その他の実施形態におけるパワーステアリング装置においては、図9に示すように、コントローラ部24の特性決定器25において、異常時用ゲイン付与器251CH,252CH,253CHを備えている。この異常時用ゲイン付与器251CH,252CH,253CHは、前述のゲイン付与器251,252,253に対してそれぞれ並列に配置されており、スイッチ251S,252S,253Sによって何れのゲイン付与器かを選択できるよう構成されている。
異常時用ゲイン付与器251CH,252CH,253CHは、前述のゲイン付与器251,252,253に対してゲインが小さくなるよう設定されている。そして、異常判定部40は、トルクセンサ4に異常がない場合には、前述のゲイン付与器251,252,253側に接点を接続させ、トルクセンサの異常時には、異常時用ゲイン付与器251CH,252CH,253CHに接点を接続させる。
このような変形例の電動パワーステアリング制御装置によれば、利用する制御器を変更することで制御ゲインを変更することができる。
また、上記の電動パワーステアリング制御装置において異常判定部40は、トルクセンサ4の異常が検知された際に、変更前ゲインから目標ゲインまで制御ゲインを瞬間的に変更したが、制御ゲインを徐々に変更してもよい。具体的には、図10に示すように、トルクセンサ4の異常が検知されると、ΔT秒後に目標ゲインに達するように、制御ゲインを変更前ゲインから徐々に変更する。
このような電動パワーステアリング制御装置1によれば、制御ゲインを徐々に変更するので、制御ゲインを変更する際にステアリングに衝撃が発生することを抑制することができる。
[実施形態の構成と本発明の手段との対応関係]
上記実施形態においてECU15は本発明でいう電動パワーステアリング制御装置に相当する。また、上記実施形態において負荷推定器21、目標生成部22は本発明でいう目標トルク演算手段に相当し、上記実施形態においてコントローラ部24は本発明でいうアシストトルク演算手段に相当する。
また、上記実施形態において電流FB部42は本発明でいうモータ駆動手段に相当し、上記実施形態において異常判定部40は本発明でいう追従性変更手段に相当する。また、上記実施形態において異常判定部40、操舵トルク演算部45は本発明でいう操舵トルク演算手段に相当する。
1…電動パワーステアリング制御装置、2…ハンドル、3…ステアリングシャフト、4…トルクセンサ、5…インターミディエイトシャフト、6…モータ、6a…減速機構、7…ステアリングギアボックス、8…タイロッド、9…ナックルアーム、10…タイヤ、11…車速センサ、12…ヨーレートセンサ、15…ECU、20…ベースアシスト部、21…負荷推定器、22…目標生成部、23…偏差演算器、24…コントローラ部、25…特性決定器、30…補正部、31…トルク補正部、40…異常判定部、41…加算器、42…電流FB部、45…操舵トルク演算部、100…制御対象、251,252,253…ゲイン付与器、251CH,252CH,253CH…異常時用ゲイン付与器、251F,252F,253F…フィルタ、251S,252S,253S…スイッチ。

Claims (7)

  1. ドライバによるハンドル操作をモータ(6)によってアシストする電動パワーステアリング制御装置(15)であって、
    操舵トルクの目標値を演算する目標トルク演算手段(21、22)と、
    前記目標トルクと前記操舵トルクとの偏差に応じて前記操舵トルクを前記目標トルクに近づけるためのアシストトルクを演算するアシストトルク演算手段(24)と、
    車両の操舵角を変位させる操舵系メカ(100)に作用するモータを前記アシストトルクに応じて駆動させるモータ駆動手段(42)と、
    操舵トルクを検知するトルクセンサの異常を検知し、該異常を検知した際に、前記トルクセンサの異常が検知されていないときよりも、前記アシストトルク演算手段が操舵トルクを目標トルクに近づける際の追従性を低下させる追従性変更手段(40)と、
    を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記追従性変更手段は、前記トルクセンサの異常が検知された際に、前記アシストトルク演算手段がアシストトルクの演算の際に用いる制御ゲインを変更することによって前記追従性を低下させること
    を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  3. 請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記追従性変更手段は、前記トルクセンサの異常が検知された際に、変更前ゲインから目標ゲインまで前記制御ゲインを徐々に変更すること
    を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  4. 請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記追従性変更手段は、前記トルクセンサの異常が検知された否かに応じて特性の異なる制御器を切り替えて利用すること
    を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  5. 請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記追従性変更手段は、前記トルクセンサの異常が検知された際に、前記トルクセンサの異常が検知されていない場合に用いる制御器に対してフィルタ(251F,252F,253F)を直列に挿入することによって制御器の特性を変更すること
    を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  6. 請求項5に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記フィルタは、位相補償のための2次の位相補償フィルタとして構成されていること
    を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  7. 請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置において、
    前記制御ゲインを変更する構成は、PID制御器(25)として構成されていること
    を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
JP2015092976A 2015-04-30 2015-04-30 電動パワーステアリング制御装置 Expired - Fee Related JP6327198B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092976A JP6327198B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 電動パワーステアリング制御装置
US15/569,626 US10407091B2 (en) 2015-04-30 2016-04-08 Electric power steering control apparatus
DE112016001949.1T DE112016001949T5 (de) 2015-04-30 2016-04-08 Elektrische Servolenksteuervorrichtung
CN201680023805.5A CN107531279B (zh) 2015-04-30 2016-04-08 电动助力转向控制装置
PCT/JP2016/001955 WO2016174829A1 (ja) 2015-04-30 2016-04-08 電動パワーステアリング制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092976A JP6327198B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 電動パワーステアリング制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016210225A JP2016210225A (ja) 2016-12-15
JP6327198B2 true JP6327198B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=57198658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015092976A Expired - Fee Related JP6327198B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 電動パワーステアリング制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10407091B2 (ja)
JP (1) JP6327198B2 (ja)
CN (1) CN107531279B (ja)
DE (1) DE112016001949T5 (ja)
WO (1) WO2016174829A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3473527B1 (en) * 2016-07-05 2020-08-26 Uisee Technologies (Beijing) Ltd Steering control method and system of self-driving vehicle
JP6705314B2 (ja) * 2016-07-05 2020-06-03 株式会社デンソー ステアリング制御装置
JP6737026B2 (ja) * 2016-07-20 2020-08-05 株式会社デンソー ステアリング制御装置
WO2018111216A1 (en) * 2016-12-12 2018-06-21 Ford Motor Company Anti-vibration driver assist
EP3640118A4 (en) * 2017-10-13 2020-11-11 NSK Ltd. ELECTRIC ASSISTED STEERING DEVICE
SE544243C2 (en) * 2018-09-05 2022-03-15 Sentient Ip Ab Method and device for combined hydraulic and electric power assisted steering
JP7139895B2 (ja) * 2018-11-06 2022-09-21 株式会社デンソー ステアリング制御装置
US20220097760A1 (en) * 2019-02-19 2022-03-31 Nsk Ltd. Vehicle steering device
JP7211149B2 (ja) * 2019-02-21 2023-01-24 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
DE102019206980B4 (de) * 2019-05-14 2023-06-22 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren und Lenkungssteuergerät zum Ermitteln einer Stellgröße für das Einstellen eines Servolenkmoments bei einem Fahrzeuglenksystem
FR3103776B1 (fr) * 2019-11-29 2022-12-30 Jtekt Europe Sas Procédé de contrôle d’un moteur d’assistance d’un système de direction assistée comprenant un algorithme de compensation des oscillations d’un volant liées à la présence d’un balourd
JP7283410B2 (ja) * 2020-02-14 2023-05-30 株式会社デンソー 操舵制御装置、操舵制御方法、および操舵制御プログラム
JP7156329B2 (ja) * 2020-03-25 2022-10-19 株式会社デンソー 操舵制御装置、操舵制御方法、操舵制御プログラム
JP7303153B2 (ja) * 2020-05-18 2023-07-04 トヨタ自動車株式会社 車両用運転支援装置
JP7235015B2 (ja) * 2020-07-17 2023-03-08 トヨタ自動車株式会社 自動操舵システム
JP7039747B1 (ja) * 2021-04-23 2022-03-22 ナブテスコ株式会社 コラムアシスト式操舵装置、操舵ユニット、補助力演算方法、およびプログラム
JP7616125B2 (ja) * 2022-03-02 2025-01-17 トヨタ自動車株式会社 制御装置、操舵装置、制御方法、プログラム

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5198981A (en) * 1990-10-09 1993-03-30 General Motors Corporation Closed-loop torque control for electric power steering
US5473539A (en) * 1992-12-11 1995-12-05 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electrically operated power steering apparatus
US6152254A (en) * 1998-06-23 2000-11-28 Techco Corporation Feedback and servo control for electric power steering system with hydraulic transmission
US6370459B1 (en) * 1998-07-21 2002-04-09 Techco Corporation Feedback and servo control for electric power steering systems
US20020124663A1 (en) * 1999-04-07 2002-09-12 Yoshitomo Tokumoto Rotational angle detecting device, torque detecting device and steering apparatus
JP2003312515A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Koyo Seiko Co Ltd 車両用操舵装置
JP4135537B2 (ja) 2003-03-14 2008-08-20 三菱自動車工業株式会社 電動パワーステアリング装置
US7459879B2 (en) * 2004-03-19 2008-12-02 Mitsubishi Electric Corporation Motor controller
JP4737402B2 (ja) * 2005-09-21 2011-08-03 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
EP2022700B1 (en) * 2006-05-30 2013-07-03 Mitsubishi Electric Corporation Steering control device
JP2009119899A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Hitachi Ltd パワーステアリング装置
JP2009269540A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP4728406B2 (ja) * 2009-01-07 2011-07-20 本田技研工業株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5326889B2 (ja) * 2009-07-13 2013-10-30 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
JP5541456B2 (ja) 2010-08-25 2014-07-09 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
DE102010043915B4 (de) * 2010-11-15 2021-07-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Hilfskraftlenkung
EP2626278B1 (en) * 2010-11-29 2015-07-22 Honda Motor Co., Ltd. Electronic power steering apparatus
CN103298687B (zh) * 2011-02-10 2016-04-27 株式会社捷太格特 电动助力转向设备和传感器异常检测设备
US9018876B2 (en) * 2011-02-21 2015-04-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric power steering apparatus
JP2012254649A (ja) 2011-06-07 2012-12-27 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
EP2559985B1 (en) * 2011-06-21 2016-10-19 NSK Ltd. Abnormality diagnosis method for torque detection device, and electric power steering device
JP5803422B2 (ja) * 2011-08-22 2015-11-04 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2013052792A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Denso Corp 電動パワーステアリング制御装置
JP5533822B2 (ja) 2011-09-05 2014-06-25 株式会社デンソー 電動パワーステアリング制御装置
DE102011055339B4 (de) * 2011-11-15 2018-06-14 Robert Bosch Automotive Steering Gmbh Verfahren zum bestimmen einer zahnstangenkraft für eine lenkvorrichtung und lenkvorrichtung
JP2013147175A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Toyota Motor Corp 車両の電動パワーステアリング装置
JP2013216276A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2014024423A (ja) 2012-07-26 2014-02-06 Toyota Motor Corp 車両の電動パワーステアリング装置
JP6030459B2 (ja) 2013-01-24 2016-11-24 トヨタ自動車株式会社 車両の操舵制御装置
DE102014201100B4 (de) * 2013-02-14 2016-01-14 Ford Global Technologies, Llc Bestimmungs verfahren und Kraftfahrzeug

Also Published As

Publication number Publication date
DE112016001949T5 (de) 2018-01-11
JP2016210225A (ja) 2016-12-15
US10407091B2 (en) 2019-09-10
US20180118253A1 (en) 2018-05-03
CN107531279A (zh) 2018-01-02
WO2016174829A1 (ja) 2016-11-03
CN107531279B (zh) 2019-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6327198B2 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP6314752B2 (ja) 電動ステアリング制御装置
JP6252027B2 (ja) ステアリング制御装置
JP2009096265A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6044440B2 (ja) ステアリング制御装置
JP2014040179A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6299087B2 (ja) ステアリング制御装置
JP2017024520A (ja) ステアリング制御装置
CN109484470A (zh) 转向操纵控制装置
JP5174596B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6387657B2 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2010202062A (ja) 電動パワーステアリング装置
CN104276207A (zh) 电动动力转向装置
JP6036522B2 (ja) 電動ステアリング制御装置
JP3915595B2 (ja) レゾルバを用いた回転角度検出装置およびこの装置を用いた制御装置
JP6252062B2 (ja) ステアリング制御装置
JP6326171B1 (ja) 操舵制御装置、電動パワーステアリング装置
JP6252059B2 (ja) ステアリング制御装置
JP2015003549A (ja) 電動ステアリング制御装置
KR101172098B1 (ko) 능동조향장치의 반력저감을 위한 전동식 파워스티어링시스템
JP6044439B2 (ja) 電動ステアリング制御装置
JP2012240440A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2021041784A (ja) 操舵制御装置
JP2014000930A (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
JP7578076B2 (ja) ステアリング制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180402

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6327198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees