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JP6311715B2 - 蛍光体分散ガラス及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光材料を失活させることなく封止可能なフッ化物ガラスに関するものである。
近年、照明光源である白熱球は白色LEDに置き換わりつつあり、省電力かつ高演色性な白色LEDが求められている。現在、白色LEDの多くは、YAG−Ce黄色酸化物蛍光体と青色GaN系LEDを組み合わせた疑似白色によって構成されている。
この従来の青色LEDとYAG−Ceの組み合わせでは、シアン色(〜500nm)、赤色(600nm)の成分が少ないため、複数の蛍光体を添加することによって、不足する波長成分を補っている。例えば、特許文献1では、YAG−Ce蛍光体に赤色に発光するEu錯体を添加することで高演色な白色光源を実現している。
また、近年、高効率な赤色蛍光体として窒化物蛍光体が提案されており、例えば特許文献1ではEuで賦活されたCaAlSiN3蛍光体粒子が作製されており、焼結時の含有成分の蒸発を防ぐために、高圧の窒素雰囲気下(〜10気圧)、かつ1600〜2000℃で原料を焼結することが提案されている。
照明で使用されているLED用蛍光体は一般に樹脂の封止材に混合され、LED発光素子の上に実装されているが、近年、蛍光体を励起する光源から発生する紫外光により上記樹脂が劣化したり、長期間の使用によって水分が樹脂中に浸透してLEDの動作が阻害されるなどの問題が指摘されている(例えば、特許文献2)。そこで、樹脂よりも耐久性が高く、かつ水バリア製の高い蛍光体を封止する封止材として、例えば特許文献2に示すような低融点酸化物ガラスを用いることが提案されている。
上記の特許文献2のように、ガラスを用いることにより耐候性の高いLEDが実現できるが、一方で蛍光体とガラスとの混合物を、少なくともそのガラス転移以上の温度に上昇させる必要があるため、ガラスを用いる場合は熱により蛍光体が劣化する可能性を考慮する必要がある。そのため、一般には低融点なガラスが用いられ、例えば、Sb23−B23系、Bi23−GeO2系ガラス、ZnO−B23系ガラス、CaO−B23系ガラス、CaO−P25系ガラス、フッ化物ガラスなどが利用されている(例えば、特許文献3、特許文献4)。
上記のように低融点なガラスを用いる際、ガラス融液の中に蛍光体粒子を投入することも可能であるが、ガラス融液と蛍光体の比重差のため蛍光体が沈降する恐れがあるため、あらかじめ作製したガラスを粉砕したガラス粉末と蛍光体粒子とを混合して焼結する方法が提案されている(例えば、特許文献5)。
特許第5045432 特開2008−19109 特開2012−178395 特許第4492378号 特開2010−280797 特開2006−248800
Yeh CW et al., "Origin of thermal degradation of Sr(2-x)Si5N8:Eu(x) phosphors in air for light-emitting diodes", J. Am. Chem. Soc., 134, 14108-14117 (2012)
近年、LEDの長寿命化および高演色化を達成するために様々な試みがなされている。前述したように、長寿命化を図ることを目的として、従来のように蛍光体粒子を樹脂と混合することではなく、ガラスと混合することが提案されている。
しかし一方で、窒化物蛍光体を酸素が存在する環境で加熱した場合、蛍光体が失活することが報告されている(非特許文献1)。非特許文献1では、Sr2-xSi58:Eu2+蛍光体は加熱時に酸素が存在すると、2価のEuが3価に酸化されることが報告されている。すなわち、蛍光体とガラスの組み合わせによっては、焼結時に発光効率が大幅に劣化する可能性があることが指摘されている。
従って、本発明では蛍光体の失活を抑えることが可能な蛍光体の封止材として使用できるガラスを得ることを目的とした。
本発明者らは、窒化物蛍光体とガラス組成中に酸素を含む酸化物ガラスとを混合した場合、該蛍光体が著しく失活することを見出した。上記で得た知見からさらに検討を進めた結果、特定組成のフッ化物ガラスを用いて酸素濃度が低い雰囲気下にて蛍光体分散ガラスを作製することによって、窒化物蛍光体の失活を抑制可能な封止材が得られることを見出した。また、さらに検討を行った結果、上記組成のフッ化物ガラスは蛍光体の種類に因らず、例えば酸化物蛍光体であっても窒化物蛍光体であっても、蛍光体の失活を抑制できることが明らかとなった。
すなわち本発明の第1の実施形態は、蛍光体粒子と蛍光体封止材を備えた蛍光体分散ガラスにおいて、該蛍光体封止材がフッ化物ガラスであり、該フッ化物ガラスは組成が、AlF3を1〜45モル%、Hfのフッ化物とZrのフッ化物を合計で30〜60モル%、アルカリ土類フッ化物を合計で20〜65モル%、Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物を合計で2〜25モル%、Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物を合計で0〜20モル%、含有することを特徴とする蛍光体分散ガラスである。
また、本発明の第2の実施形態は、蛍光体粒子と蛍光体封止材を備えた蛍光体分散ガラスにおいて、該蛍光体封止材がフッ化物ガラスであり、該フッ化物ガラスは組成が、AlF3を20〜45モル%、Hfのフッ化物とZrのフッ化物を合計で0〜30モル%、アルカリ土類フッ化物を合計で35〜65モル%、Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物を合計で2〜25モル%、Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物を合計で0〜9モル%、含有することを特徴とする蛍光体分散ガラスである。
本明細書においては、ガラス封止前の蛍光体粒子の発光効率に対し、ガラス封止後の蛍光体粒子の発光効率の低下分が30%以下である時、失活を抑制したとする。発光効率の低下分は、後述の方法で測定した内部量子効率を用いて、{(ガラス封止前の蛍光体粒子の内部量子効率)−(ガラス封止後の内部量子効率)}/(ガラス封止前の蛍光体粒子の内部量子効率)×100で算出される値によって評価を行った。
「蛍光体封止材」とは、蛍光体粒子の封止材である。本発明では前述したフッ化物ガラスを指し、該蛍光体粒子を封止している状態においては蛍光体粒子と接触する。前述したように、本発明は該蛍光体封止材と該蛍光体粒子とが接触した状態において、軟化温度+100℃以下の範囲で加熱しても該蛍光体粒子が失活するのを抑制する。また、蛍光体粒子を均一に分散させる為に、蛍光体封止材は、通常、蛍光体粒子との混合時にガラス粉末の形状で使用される。
また、本明細書では、上記の蛍光体封止材と蛍光体粒子とを混合し、焼結させたものを「蛍光体分散ガラス」と記載する。蛍光体分散ガラスは、蛍光体粒子が蛍光体封止材の内部に分散された状態となっている。
該蛍光体分散ガラスは酸素濃度を極力低くした雰囲気下で製造を行うことによって得ることが可能である。前述したガラス粉末の粉砕や、蛍光体粒子との混合、蛍光体分散ガラスを得る為の焼結等を行う過程で、雰囲気中から酸素や水分等の混入があると蛍光体粒子が失活したり、蛍光体封止材のガラス自体が着色したりすることがある。
従って、本発明の第3の実施形態は、蛍光体分散ガラスの製造方法であって、蛍光体粒子と、前記フッ化物ガラスのガラス粉末とを混合し混合物とする工程と、該混合物を焼結させる工程を有し、前記焼結させる工程が、酸素濃度が5000ppm未満となる雰囲気下で焼結することを特徴とする蛍光体分散ガラスの製造方法である。
本発明により、蛍光体の失活を抑えることが可能な蛍光体分散ガラスを得ることが可能となった。また、本発明により窒化物蛍光体の失活を抑制することが可能となったことから、高効率な赤色蛍光体を得ることが出来、高い演色性を示す白色LEDを得ることが可能となった。
実施例1のNo.6と比較例1のサンプルを波長450nmで励起したときの蛍光スペクトルである。
フッ化物ガラスは潜在的な反応性が高いフッ素イオン(F-)を組成中に有している。そのため、ガラスを溶融可能な高温状態では混合する蛍光体との間に反応が生じてしまうことが考えられ、ガラスの中では比較的取り扱いし難いガラスとして知られている。一方で前述したように窒化物蛍光体は高温、高圧の窒素雰囲気下で製造され、得られる窒化物蛍光体は他の酸化物蛍光体等と比較して失活し易いことが知られている。
本発明は上記のような技術常識を鑑みて、特定組成のフッ化物ガラスを選択して、窒化物蛍光体のように失活し易い蛍光体であっても失活を抑制可能であることを見出したものである。前述したように、本発明の該蛍光体分散ガラスは酸素濃度を極力低くした雰囲気下で得られることから、該蛍光体分散ガラスのガラス組成中には実質的に酸素(O)を含まないと推察される。
本発明の第1実施形態は、蛍光体粒子と蛍光体封止材を備えた蛍光体分散ガラスにおいて、該蛍光体封止材がフッ化物ガラスであり、該フッ化物ガラスは組成が、AlF3を1〜45モル%、Hfのフッ化物とZrのフッ化物を合計で30〜60モル%、アルカリ土類フッ化物を合計で20〜65モル%、Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物を合計で2〜25モル%、Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物を合計で0〜20モル%、含有することを特徴とする蛍光体分散ガラスである。
第1実施形態は軟化点を400℃以下として、蛍光体が熱によって失活するのを抑制するのに好適である。すなわち、第1実施形態のフッ化物ガラスは、軟化点が250〜400℃であることが好ましい。また、軟化温度は低い程良いが、軟化温度が低くなると耐水性が低下してしまう傾向にあるため、例えば250℃以上としてもよい。
以下、第1実施形態に用いるフッ化物ガラスの組成について記載する。
AlF3はフッ化物ガラスを構成するガラス形成成分であり、組成中に1〜45モル%含有される。AlF3が1モル%未満だと耐湿性が不十分となり易く、45モル%を超えるとガラス化が困難となり易い。また、上限値については好ましくは40モル%以下としてもよい。
Hfのフッ化物及びZrのフッ化物は、フッ化物ガラスの軟化点を低くする成分であり、Hfのフッ化物とZrのフッ化物の合計が30〜60モル%となるように含有される。また、Hfのフッ化物とZrのフッ化物は1種類含むものでも複数種類含むものでもよい。当該フッ化物としては、HfF4、ZrF4等が挙げられる。当該含有量が60モル%を超えると耐水性や耐候性が著しく低下しまうことから、蛍光体の封止材としては適当ではない。好ましくは35〜55モル%としてもよい。
アルカリ土類フッ化物は、前述したAlF3と同様、本発明のフッ化物ガラスを構成するガラス形成成分であり、組成中に合計で20〜65モル%含有される。含有量が20モル%未満、又は65モル%を超えると、ガラスが結晶化し易くなることがある。
前記のアルカリ土類フッ化物は、MgF2、CaF2、SrF2、及びBaF2からなる群から選ばれる少なくとも1つであり、単独で用いても複合して用いてもよい。また、上記アルカリ土類フッ化物成分の含有量は、それぞれMgF2は0〜15モル%、CaF2は0〜25モル%、SrF2は0〜30モル%、及びBaF2は0〜25モル%とするのが好ましい。該アルカリ土類フッ化物の各成分のバランスによっては発光時の色調が変化することがあるため、所望の色調が得られるように含有量は適宜選択されればよい。
Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物は、本発明のフッ化物ガラスを構成するガラス形成成分であり、組成中に合計で2〜25モル%含有される。本発明のようなフッ化物ガラスは潜在的にガラス化が困難な組成であるため、原料を溶融した後、融液を急冷する等の操作を行うが、該フッ化物が2モル%未満、又は25モル%を超えると、前述した操作の過程で好適なガラスが得られないことがある。また、好ましくは8〜20モル%としてもよい。
Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物は、フッ化物ガラスのガラス化範囲を広げる成分であり、ガラス化を容易にすることが可能であるため、合計で0〜20モル%含有される。含有量が20モル%を超えると耐候性や耐水性が劣化する可能性がある。
また、本発明の第2実施形態は、前記蛍光体封材のガラス組成が、AlF3を20〜45モル%、Hfのフッ化物とZrのフッ化物とを合計で0〜30モル%、アルカリ土類フッ化物を合計で35〜65モル%、Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物を合計で2〜25モル%、Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物を合計で0〜9モル%、含有するフッ化物ガラスを用いた蛍光体分散ガラスである。
第2実施形態のフッ化物ガラスについて、JIS 3254−1995「フッ化物ガラスの化学的耐久性試験方法」に準拠した方法で耐候性試験を行ったところ、いずれも良好な耐水性を有することがわかった。第2実施形態において、優れたな耐候性と、低い軟化点とを両立させるために、フッ化物ガラスは軟化点が380〜500℃であることが好ましい。
以下、第2実施形態において、第1の実施形態と異なる点について記載する。
第2実施形態において、AlF3はフッ化物ガラスの組成中に20〜45モル%含有されるのが好ましい。また、より好ましくは30〜40モル%としてもよい。
また、第2実施形態において、Hfのフッ化物及びZrのフッ化物の合計が0〜30モル%となるように含有される。また、Hfのフッ化物とZrのフッ化物は1種類含むものでも複数種類含むものでもよい。当該フッ化物としては、HfF4、ZrF4等が挙げられる。当該含有量を30モル%以下とすることにより、耐水性や耐候性を良好なものとすることが可能である。また、好ましくは上限値を10モル%としてもよい。また、Hfのフッ化物やZrのフッ化物を含むと軟化点が下がる事から、下限値を1モル%以上としてもよい。
また、第2実施形態において、アルカリ土類フッ化物は組成中に合計で35〜65モル%含有される。含有量が35モル%未満、又は65モル%を超えると、ガラスが結晶化し易くなることがある。また、好ましくは42〜55モル%としてもよい。
前記のアルカリ土類フッ化物は、MgF2、CaF2、SrF2、及びBaF2からなる群から選ばれる少なくとも1つであり、単独で用いても複合して用いてもよい。また、上記アルカリ土類フッ化物成分の含有量は、それぞれMgF2は0〜15モル%、CaF2は0〜25モル%、SrF2は0〜30モル%、及びBaF2は0〜25モル%とするのが好ましい。本実施形態の場合、各アルカリ土類フッ化物を2成分以上用いることにより、ガラスの軟化温度等が上昇するのを抑制することが可能であるため好ましい。上記の各成分は2成分以上であればよく、それぞれMgF2は3〜12モル%、CaF2は15〜24モル%、SrF2は10〜20モル%、及びBaF2は5〜22モル%の範囲内で、使用する成分と含有量を選択するのが好ましく、2成分以上であれば、3成分用いるものでも、4成分用いるものでもよい。
また、第2実施形態において、Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物は、組成中に合計で2〜25モル%含有される。また、好ましくは8〜20モル%としてもよい。
また、第2実施形態において、Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物は、合計で0〜9モル%含有される。含有量を9モル%以下とすることにより、耐候性や耐水性を向上させることが可能である。また、好ましくは0〜5モル%としてもよい。
本発明の蛍光体分散ガラスにおいて、前述したフッ化物ガラスはAlF3+ZrF4+HfF4+BaF2+SrF2+CaF2+MgF2+YF3+LaF3+GdF3+LuF3+NaF+LiF+KFが80〜100モル%となるのが好ましく、より好ましくは90〜100モル%、さらに好ましくは95〜100モル%としてもよい。また、上記の合計値が100モル%であってもよい。また、該フッ化物ガラスの軟化点や安定性を損ねない範囲であれば、前述した成分の他に任意成分を含有させてもよい。当該任意成分としては、例えばPb、Sn、Zn等のフッ化物が挙げられる。
本発明の蛍光体分散ガラスにおいて、前記蛍光体粒子は、窒化物、硫化物、セレン化物、テルル化物、塩化物、及びヨウ化物からなる群から選ばれる少なくとも1つであるのが好ましい。特に、前述したフッ化物ガラスに窒化物蛍光体粒子を分散させた蛍光体分散ガラスは、酸素雰囲気下で失活する窒化物蛍光体粒子をフッ化物ガラス中に封止したものであり、ガラス封止前の蛍光体粒子の発光効率に対し、その効率低下分を30%以下に抑制するものであり好適である。
上記の窒化物蛍光体としては、例えば赤色蛍光体として、(Ca,Sr)2Si58:Eu2+蛍光体、CaAlSiN3:Eu2+蛍光体、黄色蛍光体として、Ca−α−Sialon:Eu2+蛍光体、緑色蛍光体として、β−Sialon:Eu2+蛍光体、(Sr,Ba)Si222:Eu2+蛍光体、Ba3Si6122:Eu2+蛍光体、青色蛍光体としてSrSi9Al19ON31:Eu2+が挙げられる。
また、本発明の蛍光体分散ガラスにおいて、前記蛍光体粒子が、酸化物でも利用可能であり、好適に用いる事ができる。酸化物蛍光体としては、例えば、黄色蛍光体として、(Y,Gd)3Al512:Ce3+蛍光体、Tb3Al512:Ce3+蛍光体、Lu3Al512:Ce3+蛍光体、(Sr,Ca,Ba)2SiO4:Eu2+蛍光体、緑色蛍光体として、Y3(Al,Ga)512:Ce3+蛍光体、(Ba,Sr)2SiO4:Eu2+蛍光体、CaSc24:Ce3+蛍光体、BaMgAl1017:Eu2+、Mn2+蛍光体、SrAl24:Eu2+蛍光体、赤色蛍光体として、(Sr,Ba)3SiO5:Eu2+蛍光体等が挙げられる。
一般的に、フッ化物ガラスは、例えば特許文献6に開示するように、フッ化物ガラス中に蛍光体の発光中心となる希土類元素イオンを添加し、該希土類元素イオンを還元することによって蛍光を発光する発光材料を得られることが知られている。本発明のフッ化物ガラスにおいても、上記のように利用することはもちろん可能である。
また、本発明に用いるフッ化物ガラスは紫外領域から赤外領域(波長7〜8μm)の波長範囲に亘って透明であるため、可視光に限らず、赤外光を透過する封止材料としても利用することが可能である。
また、高演色の白色LEDを得るために、本発明の蛍光体分散ガラスを用いるのが好ましい。
本発明の蛍光体分散ガラスは、前述したフッ化物ガラスのガラス粉末と、蛍光体粒子とを混合した後、これを焼結することによって得ることが可能である。混合を行う際、蛍光体粒子の粒子径に近いサイズのガラス粉末を用いるのが好適であり、通常1〜100μm程度である。使用するガラス粉末は所望のサイズを得るために破砕してもよいが、粉砕を行う際、フッ化物ガラス表面の酸化を防ぐために、アルゴンガスや窒素ガスなどの不活性雰囲気中で行うのが望ましい。また、粉砕には、乳鉢やボールミルを用いて粉砕してもよいが、作業工程での汚染が少ないジェットミル方式の粉砕機を用いるのが好ましい。
ガラス粉末と蛍光体粒子とを混合する際、蛍光体粒子の含有量を0.01〜30質量%とするのが好ましい。蛍光体粒子が30質量%を超えると焼結しにくくなったり、励起光が効率良く蛍光体粒子に照射されない問題が生じる。また、0.01質量%未満だと含有量が少なすぎるため、十分に発光させることが難しくなる。
なお、本明細書の実施例ではメジアン径d50が上記の1〜100μmの範囲内に入るように粉砕を行った。メジアン径は、日機装株式会社製マイクロトラックMT3000を用いて、レーザ回折・散乱法により測定した。具体的には、溶媒にガラス粉末を分散させた後、レーザ光を照射して得られる粒度分布の積算値50%における粒子径の値をメジアン径d50とした。
上記のようにガラス粉末と蛍光体粒子とを所望の割合で混合した混合物を、加圧によりペレットに成型し、そのペレットを加熱し焼結して蛍光体分散ガラスを得ることが可能である。
焼結時の雰囲気は大気雰囲気でもよいが、フッ化物ガラス表面、又は蛍光体粒子表面の酸化を防ぐために、窒素ガスやArガスなどの不活性ガス雰囲気下で焼結を行うのが望ましい。
また、上記の焼結を行う際、ガラス粉末の軟化温度±100℃、特に軟化温度±50℃の温度範囲内で焼結させることが望ましい。軟化温度−100℃未満の低い温度ではガラスが流動しにくく、緻密な焼結体を得ることが難しくなる。軟化温度+100℃を超える高い温度では蛍光体粒子が失活することがあり、本発明の目的には適さない。
すなわち、本発明の好適な実施形態のひとつは、蛍光体分散ガラスの製造方法であって、蛍光体粒子と、前述したフッ化物ガラスのガラス粉末とを混合し混合物とする工程、該混合物を焼結させる工程を有し、前記焼結させる工程が、酸素濃度が5000ppm未満となる雰囲気下で焼結することを特徴とする蛍光体分散ガラスの製造方法である。
上記混合物の内部に含まれる気泡を抑制するため、減圧下での焼結や、焼結中の該混合物への加圧等を行うのが好ましい。
また、フッ化物ガラスのガラス粉末は本発明の蛍光体分散ガラスの組成となるように、組成の異なる複数のガラス粉末を混合してもよい。その際、軟化温度の低いガラス粉末を用いると、該ガラス粉末が蛍光体粒子やガラス粉末の隙間に浸透しフラックスのような働きをするため、低温での焼結に有利となり好ましい。また、本発明を使用する波長帯で透明となる材質であれば、結晶粉末を混合しても良い。
また、本発明の蛍光体分散ガラスは、前述したようにペレット状に成型した後焼結し、バルク体として使用するのが一般的だが、例えば、AlNやGaN等の放熱基板、AlやCu等の金属板、誘電体多層膜やAg、Au等の各種反射膜の表面に焼結し、蛍光体層として使用してもよい。上記の蛍光体層として使用する際は、隣接する基板や膜との熱膨張差を考慮して、蛍光体分散ガラスに低熱膨張セラミックスなどのフィラーを含有させてもよい。
本発明の実施例及び比較例を以下に記載する。
[実施例1]
表1に示したフッ素化合物を出発原料とし、表1中のNo.1〜No.9のようなモル割合になるように調合したガラス原料をグラッシーカーボンるつぼに投入し、塩素1%分圧含む99%の窒素雰囲気中において980℃で1時間溶融した後、融液を急冷しフッ化物ガラスを得た。
次に、ガラスの軟化温度(Ts)を測定した。軟化温度(Ts)の測定は広範囲粘度計(有限会社オプト企業製、WRVM-313)を用いて行った。ガラスの軟化温度(Ts)はいずれも500℃以下であった。
次に、得られたガラスをメジアン径d50=10μmに粉砕してガラス粉末とし、窒化物蛍光体(CaAlSiN3:Eu2+、発光中心波長630nm)粉末を5質量%添加して十分に混合した。混合した後、直径12mm、厚み2mmのペレットに加圧成型し、窒素中雰囲気下で各組成の軟化温度にて1分間加熱しサンプルを得た。その結果、得られたサンプルはいずれも橙色となった。
尚、上記の全工程は酸素濃度5000ppm未満の環境下で行った。酸素濃度が5000ppm以上になると、焼結体の色が灰色に変化し、蛍光体粒子の発光効率が低下した。
[比較例1]
23;43、ZnO;20、Bi23;37(以上モル%)の割合になるように調合した酸化物原料を白金るつぼに投入し、大気中において1100℃で1時間溶融した後、カーボン型の上にキャストして急冷した。得られたガラスの軟化温度(Ts)は445℃であった。
次に、得られたガラスをメジアン径d50=10μmに粉砕してガラス粉末とし、窒化物蛍光体(CaAlSiN3:Eu2+、発光中心波長630nm)粉末を5質量%添加して十分に混合した。混合した後、直径12mm、厚み2mmのペレットに加圧成型し、大気中で445℃、30分間加熱した。得られた焼結体の色は灰色となり、蛍光体分散ガラスとしては適さないものであった。
[比較例2]
表1に示したフッ素化合物を出発原料とし、表1中のNo.10〜No.15のようなモル割合になるように調合した他は、実施例1と同様の方法でフッ化物ガラスの作成を行ったが、いずれの組成もガラス化しなかった。
Figure 0006311715
[量子効率の測定]
No.1〜No.9のサンプルについて、内部量子効率(ηint)及び外部量子効率(ηext)を測定し、表1に示した。測定は積分球(日本分光製ILF−533)が接続された蛍光分光光度計(日本分光製FP−6500)を用いて、積分球内に進入した励起光スペクトルの積分強度をA、サンプルで吸収された励起光スペクトルの積分強度をB、サンプルから放出された蛍光スペクトルの積分強度をCとして、内部量子効率をC/B、外部量子効率をC/Aで求めた。
尚、検討に使用した窒化物蛍光体の内部量子効率を、ガラス封止する前に測定したところ、80%であった。それに対し、蛍光体分散ガラスの内部量子効率は表1に示すように61〜78%であった。一方で、比較例1についても同様に内部量子効率を測定したところ10%であった。このことから、フッ化物ガラスは窒化物蛍光体の失活を抑制することが可能であることが確認された。
[蛍光スペクトルの測定]
No.6のサンプルを波長450nmで励起したときの蛍光スペクトルを図1に示す。蛍光スペクトルは、蛍光分光光度計(日本分光製FP−6500)を用いて測定した。波長450nmのピークは蛍光体に吸収された励起光のピークである。No.6は630nm付近に発光が見られたが、比較例1は発光が著しく小さくなることが確認された。
[化学的耐久性試験]
No.1、4〜6のサンプルについて、JIS 3254−1995「フッ化物ガラスの化学的耐久性試験方法」に準拠した方法で耐候性試験を行った。これは、フッ化物ガラスを30℃の水中に浸し、質量減少からガラスの組成成分の溶出率を計算するものである。溶出率Qは次式で与えられる。
Q[g/cm2・d]=(W0−W1)/(t×s)
ただし、W0:試験前の質量[g]、W1:試験後の質量[g]、t:溶出時間[d]、s:試料表面積[cm2]である。
上記の結果、No.1、4〜6における溶出率は、それぞれ、3.61×10-2、4.86×10-3、6.08×10-3、7.29×10-4であり、No.4〜No.6のサンプルはZrF4を53モル%含有するNo.1のサンプルと比較すると、耐水性が良好なものであることがわかった。
[実施例2]
表1のNo.6と同様の組成のフッ化物ガラスを用い、蛍光体をYAG−Ceとした以外は実施例1と同様の方法でサンプルを得た。
検討に使用したYAG−Ce蛍光体粒子の内部量子効率をガラス封止する前に測定したところ、83%であった。実施例2で得たサンプルの内部量子効率は74%となり、蛍光体の失活を抑制可能なことがわかった。本発明で使用したフッ化物ガラスは酸化物蛍光体の封止にも利用できることが確認された。

Claims (8)

  1. 蛍光体粒子と蛍光体封止材を備えた蛍光体分散ガラスにおいて、該蛍光体封止材がフッ化物ガラスであり、該フッ化物ガラスは組成が、
    AlF3を1〜45モル%、
    Hfのフッ化物とZrのフッ化物を合計で30〜60モル%、
    アルカリ土類フッ化物を合計で20〜65モル%、
    Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物を合計で2〜25モル%、
    Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物を合計で0〜20モル%、含有することを特徴とする蛍光体分散ガラス。
  2. 前記フッ化物ガラスの軟化点が250〜400℃であることを特徴とする請求項1記載の蛍光体分散ガラス。
  3. 蛍光体粒子と蛍光体封止材を備えた蛍光体分散ガラスにおいて、該蛍光体封止材がフッ化物ガラスであり、該フッ化物ガラスは組成が、
    AlF3を20〜45モル%、
    Hfのフッ化物とZrのフッ化物を合計で0〜30モル%、
    アルカリ土類フッ化物を合計で35〜65モル%、
    Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素のフッ化物を合計で2〜25モル%、
    Na、Li、及びKからなる群から選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属のフッ化物を合計で0〜9モル%、含有することを特徴とする蛍光体分散ガラス。
  4. 前記フッ化物ガラスの軟化点が380〜500℃であることを特徴とする請求項3に記載の蛍光体分散ガラス。
  5. 前記蛍光体粒子が、窒化物、硫化物、セレン化物、テルル化物、塩化物、及びヨウ化物からなる群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の蛍光体分散ガラス。
  6. 前蛍光体粒子が、酸化物であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の蛍光体分散ガラス。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の蛍光体分散ガラスを有することを特徴とする白色LED。
  8. 蛍光体分散ガラスの製造方法であって、蛍光体粒子と、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のフッ化物ガラスのガラス粉末とを混合し混合物とする工程と、該混合物を焼結させる工程を有し、前記焼結させる工程が、酸素濃度が5000ppm未満となる雰囲気下で焼結することを特徴とする蛍光体分散ガラスの製造方法。
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