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JP6300064B2 - トナー量検知機構、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

トナー量検知機構、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、トナー量検知機構、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、感光ドラム等の潜像担持体にトナーを供給する現像装置が設けられる。一般に、現像装置は、内部にトナーを収容するトナー収容部と、トナー収容部に収容されたトナーを感光ドラムに供給する現像ローラとを備える。トナー収容部の内部に収容されたトナーが、現像ローラを介して感光ドラムに供給されることで、感光ドラム表面の静電潜像の現像が行われる。
現像装置は、小型化及び低コスト化を図るため、全てのトナーを内部に収容するのではなく、トナーを収容したカートリッジを設け、このカートリッジから現像装置にトナーを供給する方式が主流になってきている。この場合、現像装置内のトナー量を検知し、トナーが少なくなったら、カートリッジから現像装置へトナーが補給される。このとき、カートリッジから現像装置へのトナー補給量が多すぎると、装置内の粉圧が上昇して補給口からトナーが噴出する恐れがある。一方、カートリッジから現像装置へのトナー補給量が少なすぎると、現像ローラ、ひいては感光ドラムへのトナーの供給量が不足する恐れがある。何れの場合でも、画質の劣化や異常なトナー漏れなど、印刷物の品質に悪影響を及ぼす。従って、画質を安定させるためには、現像装置内のトナー量を正確に検知し、カートリッジから現像装置へトナーを安定して定量的に補給する必要がある。特に、現像装置が小型化されると、現像装置に設けられるトナー収容部の内部容積も小さくなるため、現像装置内の現像剤の残量をより高精度に検知し、最適なタイミングでカートリッジから現像装置へ現像剤を補給することが重要となる。
例えば特許文献1には、現像剤収容部の内部に収容された現像剤(トナー)の残量を検知するための現像剤量検知装置が示されている。この現像剤量検知装置は、発光素子及び受光素子と、第1及び第2の導光部材を備える。発光素子から発する光が第1の導光部材に一端部から入射し、他端部に設けられた光出力面から出射される。この光出力面から出射された光が、第2の導光部材の一端部に設けられた光入力面から入射し、他端部から受光素子へと出射される。このときに受光素子が検知する光量により、現像剤収容部内の現像剤の残量が検知される。
上記の現像剤量検知装置には、清掃部材が設けられる。この清掃部材を光出力面及び光入力面に摺擦させてこれらの面に付着した現像剤を除去することで、検知精度の低下を防止している。しかし、このように清掃部材と光出力面及び光入力面とを摺擦させると、光出力面及び光入力面に静電気が帯電し、かえって光出力面及び光入力面に現像剤(トナー)が付着して、トナー量の検知精度が低下する恐れがある。
以上の実情に鑑み、本発明は、トナー収容部に収容されたトナー量の検知精度を向上させることを目的とするものである。
上記の目的を達成するために創案された本発明は、トナー収容部の内部に収容されたトナー量を検知するトナー量検知機構であって、発光素子と、受光素子と、一端部が前記発光素子と対向して配設され、他端部が前記トナー収容部の内部に設けられた第1導光部材と、一端部が前記受光素子と対向して配設され、他端部が前記トナー収容部の内部に設けられた第2導光部材と、前記第1導光部材の他端部に設けられた光出力面と、前記第2導光部材の他端部に設けられ、前記光出力面と間隔をおいて対向する光入力面と、前記光出力面及び前記光入力面と摺擦してこれらの面に付着したトナーを除去する摺擦部を有する清掃部材とを備え、各導光部材が、本体部と、前記本体部の一部を被覆し、前記光出力面あるいは前記光入力面を形成する被覆材とを有し、前記被覆材が、透光性を有し、且つ、前記摺擦部の材料に対する帯電性が前記本体部の材料よりも低い材料で形成されたものである。
このように、本発明のトナー量検知機構では、各導光部材の本体部の一部を被覆材で被覆し、この被覆材で光出力面及び光入力面を形成したことにより、各導光部材の本体部と被覆材とを、それぞれに要求される特性に応じた材料で形成することができる。従って、清掃部材の摺擦部と摺擦する被覆材を、摺擦部の材料に対する帯電性が本体部の材料よりも低い材料で形成することにより、光出力面及び光入力面の帯電を抑えることができる。これにより、光出力面及び光入力面へのトナーの付着を防止して、トナー量の検知精度を高めることができる。
本発明を適用する画像形成装置の実施の一形態を示す概略断面図である。 プロセスユニットの着脱方法を示す図である。 現像装置の概略断面図である。 現像装置の上部を開口した状態の斜視図である。 現像装置の上部を閉鎖した状態の斜視図である。 第1現像剤搬送部材と各導光部材の位置関係を示す斜視図である。 光出力面と光入力面との間に透過光路が形成される様子を示す側面図である。 第2導光部材の光入力面周辺の斜視図である。 清掃部材周辺の平面図である。 清掃部材で光出力面及び光入力面を清掃する様子を示す斜視図である。 他の実施形態に係る第2導光部材の光入力面周辺の斜視図である。 他の実施形態に係る清掃部材周辺の平面図である。 本発明の効果確認試験の結果(波形)を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明を適用する画像形成装置の実施の一形態を示す概略構成図である。まず、図1を参照して、画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置は、モノクロ画像形成装置である。その装置本体(画像形成装置本体)100には、作像ユニットとしてのプロセスユニット1が着脱可能に装着されている。プロセスユニット1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備える。また、画像形成装置には、感光体2に対向する位置に、感光体2の表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が設けられる。
プロセスユニット1には、トナーカートリッジ7が着脱可能に設けられる。トナーカートリッジ7は、その容器本体22に、現像装置4へ補給する現像剤(トナー)を収容するトナー収容部8を有する。さらに、本実施形態のトナーカートリッジ7は、クリーニングブレード5で除去されたトナー(廃トナー)を回収するトナー回収部9も一体的に有している。尚、本実施形態では、現像剤として、キャリアを含まないトナーのみからなる一成分系現像剤が使用される。また、トナーとして、母体がポリエステル系樹脂であるポリエステル系トナーが使用される。
画像形成装置は、プロセスユニット1のほか、記憶媒体としての用紙に画像を転写する転写装置10と、用紙を供給する給紙装置11と、用紙に転写された画像を定着させる定着装置12と、用紙を装置外へ排出する排紙装置13とを備える。
転写装置10は、転写部材としての転写ローラ14を備える。転写ローラ14は、プロセスユニット1を装置本体100に装着した状態で感光体2と当接しており、両者の当接部において転写ニップが形成されている。また、転写ローラ14は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
給紙装置11は、用紙Pを収容した給紙カセット15や、給紙カセット15に収容されている用紙Pを給送する給紙ローラ16を備える。また、給紙ローラ16に対して用紙搬送方向下流側には、搬送タイミングを計って用紙を二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ17が設けてある。なお、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等も含まれる。また、用紙以外の記録媒体として、OHPシート等を用いることも可能である。
定着装置12は、定着部材としての定着ローラ18と、加圧部材としての加圧ローラ19とを備える。定着ローラ18は、ヒータ等の加熱源(図示省略)によって加熱されるようになっている。加圧ローラ19は、定着ローラ18側へ加圧されて定着ローラ18に当接し、その当接箇所において定着ニップが形成されている。
排紙装置13は、一対の排紙ローラ20を備える。排紙ローラ20によって装置外に排出された用紙は、装置本体100の上面を凹ませて形成された排紙トレイ21上に積載されるようになっている。
続けて、図1を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置の作像動作について説明する。
作像動作が開始されると、感光体2が回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。そして、図示しない読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づいて、LEDヘッドアレイ6からの露光により、感光体2の帯電面に静電潜像が形成される。このように感光体2上に形成された静電潜像に、現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ16の回転駆動が開始し、給紙カセット15から用紙Pが送り出される。送り出された用紙Pは、レジストローラ17によって搬送を一旦停止される。その後、所定のタイミングでレジストローラ17の回転駆動が開始し、感光体2上のトナー画像が転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙Pを転写ニップへ搬送する。
このとき、転写ローラ14には、感光体2上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、転写部において転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、感光体2上のトナー画像が用紙P上に転写される。なお、用紙Pに転写しきれなかった感光体2上の残留トナーは、クリーニングブレード5によって除去され、トナーカートリッジ7内のトナー回収部9へ回収される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置12へと搬送され、定着ローラ18と加圧ローラ19との間の定着ニップを通過することにより加熱及び加圧されて、用紙P上のトナー画像が定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ20によって装置外に排出され、排紙トレイ21上にストックされる。
図2は、プロセスユニットの着脱方法を示す図である。図2に示すように、本実施形態では、装置本体100の後部に設けられたカバー101が開閉可能となっている。また、カバー101を開いた状態にすると、図示しないリンク機構を介してLEDヘッドアレイ6が上方へ退避するようになっている。このように構成されていることで、カバー101を開いた状態で、プロセスユニット1をLEDヘッドアレイ6との干渉を回避しつつ後方(側方)から取り外すことが可能となっている。また、本実施形態では、トナーカートリッジ7がプロセスユニット1に装着された状態で、これらを一体的に装置本体100の後方(側方)から着脱可能となっている。さらに、トナーカートリッジ7は、プロセスユニット1が装置本体100に装着された状態と取り外された状態のいずれにおいても、プロセスユニット1に対して着脱可能となっている。
図3は、現像装置の概略断面図である。図3に示すように、現像装置4は、トナーを収容するトナー収容部としての現像ハウジング40と、トナーを担持する現像剤担持体としての現像ローラ41と、現像ローラ41にトナーを供給する現像剤供給部材としての供給ローラ42と、現像ローラ41上に担持されたトナー量を規制する規制部材としての現像ブレード43と、トナーを搬送する第1現像剤搬送部材44及び第2現像剤搬送部材45等を備える。
現像ローラ41は、図3において反時計回りの方向に回転し、表面に保持した現像剤を現像ブレード43及び感光体2との対向位置へと搬送する。
供給ローラ42は、現像ローラ41に当接しており、現像ローラ41に対してカウンター方向(図3において反時計回り)に回転することで、現像ハウジング40内のトナーを現像ローラ41の表層まで供給する。なお、本実施形態では、現像ローラ41と供給ローラ42の回転数比を1に設定することで、良好なトナー供給機能を確保している。
現像ブレード43は、その先端側で現像ローラ41の表面に当接している。供給ローラ42によって現像ローラ41上に供給されたトナーは、現像ローラ41と現像ブレード43とのニップ部を通過することにより、厚さが規制されると同時に摩擦荷電させられる。
現像ハウジング40の上部には、補給用のトナーを収容するトナーカートリッジ7が着脱可能に装着されている。なお、現像装置4及びトナーカートリッジ7とは、一体化されていてもよい。
現像ハウジング40の上部には、トナーカートリッジ7内のトナーを現像ハウジング40内へ補給するための補給口40aが形成されている。トナーの補給は、後述のトナー量検知機構による現像ハウジング40内のトナー残量の検知結果に基づいて行われる。具体的には、現像ハウジング40内のトナーが消費されてトナー量が所定値以下になったことをトナー量検知機構によって検知されると、予め設定されている時間だけトナーカートリッジ7が駆動され、所定量のトナーが現像ハウジング40へ補給されるようになっている。
現像ハウジング40の内部は、現像ローラ41の軸方向とほぼ平行に配設された仕切り壁46によって、補給口40aを配設した第1空間Aと、現像ローラ41や現像ブレード43等の現像手段を配設した第2空間Bとに分割されている。本実施形態では、仕切り壁46が上下方向に立設しており、第1空間Aと第2空間Bが水平方向に隣接して配設されている。第1空間A内には、第1現像剤搬送部材44が配設され、第2空間B内には、第2現像剤搬送部材45が配設されている。
図4に示すように、第1現像剤搬送部材44及び第2現像剤搬送部材45は、第1空間A及び第2空間Bを分割する仕切り壁46を挟んでほぼ対向する位置に配設されている。仕切り壁46は、現像ローラ41の軸方向の長さよりも短い。仕切り壁46の両端部には、それぞれ主連通口46aが設けられ、これら主連通口46aの間に位置する仕切り壁46の中間部には、補助連通口46bが設けられている。そして、これら主連通口46a及び補助連通口46bを介して、第1空間Aと第2空間Bが互いに連通している。第1現像剤搬送部材44と第2現像剤搬送部材45は、回転することによりトナーを軸方向に搬送するように構成されている。本実施形態では、第1現像剤搬送部材44は、回転軸44aの外周に螺旋状に搬送羽根44bを設けたスクリューで構成され、第2現像剤搬送部材45は、回転軸45aの外周に螺旋状に搬送羽根45bを設けたスクリューで構成される。図6に示すように、第1現像剤搬送部材44は、軸方向の一部に搬送羽根44bを設けない領域Qを有しおり、この領域Qに後述する第1及び第2導光部材53,54の互いに対向する端部(光出力面P1及び光入力面P2)を配設している。
第1空間Aには、仕切り壁46の補助連通口46bに隣接する位置に検知エリア(図7の透過光路L)を有する光透過方式のトナー量検知機構50が配設されている。トナー量検知機構50は、図6に示すように、光学素子としての発光素子51及び受光素子52と、現像ハウジング40に設けられた第1の導光部材53及び第2の導光部材54を有する。発光素子51及び受光素子52は、例えば、現像ハウジング40の外側に設けられ、画像形成装置本体100に取り付けられる。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、第1導光部材53及び第2導光部材54のそれぞれが、第1空間Aの上方から第1空間Aの内部に導入される。そして、第1導光部材53の一端部は、現像ハウジング40から外側に露出し、発光素子51と対向するように配設される。第1導光部材53の他端部は、現像ハウジング40の第1空間A内に配設される。一方、第2導光部材54の一端部は、現像ハウジング40から外側に露出し受光素子52と対向するように配設される。第2導光部材54の他端部は、現像ハウジング40の第1空間A内に配設される。図7に示すように、第1導光部材53の他端部には、光出力面P1が設けられる。第2導光部材54の他端部には、光入力面P2が設けられる。光出力面P1及び光入力面P2は、仕切り壁46の長手方向(現像剤搬送部材44,45の軸方向)に所定の間隔をおいて対向している。
第1導光部材53は、本体部53aと、本体部53aの一部を被覆する被覆材53bとを有する。第2導光部材54は、本体部54aと、本体部54aの一部を被覆する被覆材54bとを有する。
本体部53a,54aは、導光部材53,54の主要な部分を構成している。第1導光部材53の本体部53a一端部は発光素子51と対向し、他端部には平坦面53a1が設けられる。第2導光部材54の本体部54aの一端部は受光素子52と対向し、他端部には平坦面54a1が設けられる。各本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1は、軸方向と直交し、軸方向で互いに対向している。本実施形態では、本体部53a,54aの他端部に、下方に延在する延在部53a2,54a2が設けられ、この延在部53a2,54a2に、互いに対向する平坦面53a1,54a1が設けられる。本体部53a,54aの中間部には、現像ハウジング40に固定される平板状の固定部53a3,54a3が設けられる。本体部53a,54aは、透光性を有する材料で形成され、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂で形成される。この他、本体部53a,54aを光学ガラスや光ファイバーで形成することもできる。本実施形態では、本体部53a,54aがポリカーボネート樹脂で一体成形される。
被覆材53b,54bは、本体部53a,54aの一部を被覆する。具体的に、図7及び図8に示すように、被覆材53bは、本体部53aの他端部に設けられた平坦面53a1を被覆し、第1導光部材53の光出力面P1を形成する。同様に、被覆材54bは、本体部54aの他端部に設けられた平坦面54a1を被覆し、第2導光部材54の光入力面P2を形成する。尚、図8は、第2導光部材54の光入力面P2周辺を示しているが、第1導光部材53の光出力面P1周辺も同様であるため、図示は省略している。
被覆材53b,54bは、透光性を有し、且つ、後述する清掃部材60の摺擦部60aの材料(本実施形態ではPET)に対する帯電性が、本体部53a,54aの材料(本実施形態ではポリカーボネート樹脂)よりも低い材料で形成される。具体的には、ポリエチレンやポリエステル系樹脂(例えばPET)を使用することができる。尚、帯電性の測定は、JIS C61340−2−2:2013に記載された方法で行うことができる。また、透光性を有する材料とは、光を透過可能な材料のことを言い、有色か無色かは問わない。
被覆材53b,54bは、例えば透光性フィルムを有する構成とされ、本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1に貼付される。本実施形態では、被覆材53b,54bが、透光性フィルムの裏面に粘着層を有する透光性テープで構成され、透光性フィルムの表側の面(粘着層と反対側の面)が光出力面P1及び光入力面P2を構成する。透光性テープは、透光性フィルムだけでなく、粘着層も透光性を有する。透光性テープとしては、例えば、ポリエチレンフィルムの裏面に粘着層を有するポリエチレンテープを使用することができる。この他、透光性テープとして、PETテープや、いわゆるセロハンテープを使用することもできる。
被覆材53b,54bは、本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1の全面を覆うことが好ましい。しかし、上記のように、被覆材53b,54bが透光性フィルムあるいは透光性テープである場合、平坦面53a1,54a1に対し、この面と全く同じ大きさの透光性フィルムあるいは透光性テープをはみ出さずに貼付することは現実的には不可能である。従って、本実施形態では、図8に示すように、被覆材53b,54bが平坦面53a1,54a1よりも僅かに小さく形成され、被覆材53b,54bの外縁全周が平坦面53a1,54a1の外縁よりも内側に配される。この場合、被覆材53b,54bの平坦面53a1,54a1への貼付作業が容易化されると共に、被覆材53b,54bの使用量を抑えて材料コストを低減することができる。
透光性フィルムの厚さは、10μm以上、望ましくは50μm以上とすることが好ましい。また、透光性フィルムの厚さは、200μm以下、望ましくは150μm以下、より望ましくは100μm以下とすることが好ましい。また、透光性フィルムの表側の面(光出力面P1及び光入力面P2)の摩擦係数は、本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1の摩擦係数よりも小さい。
第1現像剤搬送部材44の回転軸44aには、図9に示すように、清掃部材60と、清掃部材60を回転方向後方側から押さえる押さえ部材61とが設けられている。清掃部材60は、第1導光部材53の光出力面P1及び第2導光部材54の光入力面P2と摺擦する摺擦部60aを有する。清掃部材60のうち、少なくとも摺擦部60aは、可撓性を有する部材からなり、例えば樹脂、具体的にはポリエステル系樹脂からなり、本実施形態ではポリエチレンテレフタラート(PET)からなる。本実施形態では、清掃部材60が一枚のPETシートで構成される。清掃部材60の先端の軸方向幅W1(摺擦部60a,60aの端部間距離、図9参照)は、光出力面P1と光入力面P2との軸方向間隔W2(透過光路Lの長さ、図7参照)よりも若干大きく設定される。なお、清掃部材60は、第1現像剤搬送部材44の回転軸44aに対して傾斜して配設されていない(すなわち、回転軸44aの軸方向を含む平面と平行である)ため、搬送羽根44bとは異なり、軸方向へのトナー搬送機能は有していない。
第1現像剤搬送部材44には、図6に示すように、清掃部材60よりもトナー搬送方向上流側に位置する回転軸44a上に、トナーを撹拌するための可撓性を有する撹拌羽根70が取り付けられている。撹拌羽根70は、例えばPETシートなどの可撓性を有する部材で構成されており、本実施形態では上記清掃部材60と一体化されている。撹拌羽根70は、清掃部材60と別体で構成してもよい。このように、撹拌羽根70を取り付けることにより、補給されたトナーと現像ハウジング40内のトナーとの混合が促進される。なお、撹拌羽根70は、回転軸44aに対して傾斜して配設されていないため、搬送羽根44bとは異なり、軸方向へのトナー搬送機能を有していない。また、撹拌羽根70が回転した際(撹拌時)に、撹拌羽根70がトナーから受ける負荷を軽減するために、撹拌羽根70には、トナーを通過させる通過孔70aが設けられる。
第1及び第2の現像剤搬送部材44,45が回転すると、それらは互いに反対方向にトナーを搬送する。各現像剤搬送部材44,45によって第1空間Aと第2空間Bのそれぞれの端部まで搬送されたトナーは、それ以上軸方向に移動できないので、各主連通口46aを通って他方の空間内(空間Aから空間B、又は空間Bから空間A)に送り込まれる。そして、各空間A,B内に送り込まれたトナーは、第1及び第2現像剤搬送部材44,45によって各空間A,Bの上記端部とは反対側の端部へと搬送され後、各主連通口46aを通って元の領域内に戻される。この動作を繰り返し行うことにより、トナーが第1空間Aと第2空間Bとの間で循環する。
これと同時に、トナー量検知機構50により、現像ハウジング40内のトナー残量が検知される。具体的に、発光素子51から発する光が、第1導光部材53の一端部に入射した後、第1の導光部材53の他端部に設けられた光出力面P1から出射する。そして、第1導光部材53の光出力面P1から出射した光が、透過光路L(図7参照)を通過して第2導光部材54の他端部に設けられた光入力面P2から入射した後、第2導光部材54の一端部から出射し、受光素子52へと到達する。
このとき、第1現像剤搬送部材44が回転することで、これに固定された清掃部材60が回転し、摺擦部60aが湾曲しながら光出力面P1及び光入力面P2の両方に摺擦する。これにより、光出力面P1及び光入力面P2に付着したトナーが掻き取られ、光出力面P1から光入力面P2への光の透過が良好に維持される。このとき、図10に示すように、清掃部材60の先端の軸方向中間部を押さえ部材61で押さえながら、清掃部材60を光出力面P1と光入力面P2との間を通過させることで、清掃部材60の先端の軸方向中間部が回転方向先行側に膨出するように湾曲し、これにより摺擦部60aを光出力面P1及び光入力面P2の全面に摺擦させることができる。
また、清掃部材60が回転することにより、現像ハウジング40内に収容されたトナーが掻き上げられ、この掻き上げられたトナーが光出力面P1と光入力面P2との間を通過する。こうしてトナーが光出力面P1と光入力面P2との間を通過するときは、透過光路Lがトナーにより遮断されるため、受光素子52まで光が到達しない。ここで、現像ハウジング40内にトナーが十分に存在する状態では、清掃部材60によって掻き上げられるトナーの量が多いため、掻き上げられたトナーで透過光路Lが遮断される時間は比較的長い。一方、印刷などでトナーが消費され、現像ハウジング40内のトナー量が少なくなると、清掃部材60によって掻き上げられるトナーの量が少なくなり、掻き上げられたトナーで透過光路Lが遮断される時間が短くなる。従って、受光素子52が所定以上の光量を受光する時間(受光時間)に基づいて、現像ハウジング40内のトナー量を検知することができる。具体的には、受光素子52の受光時間が所定以下であれば、現像ハウジング40内に十分な量のトナーが収容されていると判定される。一方、受光素子52の受光時間が所定値を超えていれば、現像ハウジング40内のトナー量が不足していると判定される。この場合、予め設定されている時間だけトナーカートリッジ7が駆動され、所定量のトナーが現像ハウジング40へ補給される。
上記のように、清掃部材60の摺擦部60aと光出力面P1及び光入力面P2とを摺擦させることで、光出力面P1及び光入力面P2への帯電が懸念される。しかし、本実施形態では、導光部材53,54の本体部53a,54aの他端部を被覆材53b,54bで被覆し、この被覆材53b,54bで光出力面P1及び光入力面P2を形成することで、本体部53a,54a及び被覆材53b,54bに、それぞれに適した材料を使用することができる。従って、被覆材53b,54bを、摺擦部60aの材料(PET)に対する帯電性が、本体部53a,54aの材料(ポリカーボネート樹脂)よりも低い材料で形成することで、被覆材53b,54bに設けられる光出力面P1及び光入力面P2の帯電を抑えることができる。本実施形態のように、清掃部材60の摺擦部60aがポリエステル系樹脂(特にPET)である場合、被覆材53b,54bをポリエチレンで形成すれば、両者の摺擦による帯電が抑えられる。また、本実施形態のようにトナーがポリエステル系である場合、上記のように被覆材53b,54bをポリエチレンで形成することで、トナーと光出力面P1及び光入力面P2との摺擦による帯電も抑えることができる。すなわち、摺擦部60aをPET、被覆材53b,54bをポリエチレンで形成し、トナーをポリステル系とすることで、光出力面P1及び光入力面P2の帯電を確実に防止することができる。
現像ハウジング40内のトナーは、通常、マイナスに帯電されるが、現像ローラ41に一旦担持され、規制ブレード43で規制されたトナーは、プラスに帯電することもある。上記のように、光出力面P1及び光入力面P2の帯電を防止することで、マイナスに帯電した通常のトナーだけでなく、プラスに帯電したトナーも、光出力面P1及び光入力面P2に付着することが防止される。
一方、本体部53a,54aは、清掃部材60の摺擦部60aやトナーとの摩擦による帯電を考慮しなくてよいため、材料の選択の幅が広がる。本実施形態では、上記のように、本体部53a,54aが透光性に優れたポリカーボネート樹脂で形成される。このとき、本体部53a,54aの他端部は、摩擦係数や表面粗さを小さくする必要がないため、成形精度が緩和される。また、アクリル樹脂は、透光性が高い一方で、帯電性が非常に高く、一般に導光部材の材料としては不向きであるが、上記のように被覆材53b,54bで光出力面P1及び光入力面P2を形成することで、本体部53a,54aをアクリル樹脂で形成することも可能となる。
また、被覆材53b,54bとしての透光性フィルム(本実施形態では透光性フィルム)を、本体部53a,54aの他端部に設けられた平坦面53a1,54a1に貼付することで、平坦面53a1,54a1の表面粗さが大きい場合でも、平滑な光出力面P1及び光入力面P2が得られる。また、被覆材53b,54bとして、透光性フィルムの裏面に粘着層を有する透光性テープ(本実施形態ではポリエチレンテープ)を使用することで、被覆材53b,54bの本体部53a,54aへの固定が容易化される。さらに、透光性テープの粘着層によって、本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1に設けられた微小凹部が埋められるため、光の乱反射を防いで透過光量を上げることができ、検知精度をさらに高めることができる。
また、上記のように、被覆材53b,54bを構成する透光性フィルムの厚さを10μm以上とすることで、清掃部材60の摺擦部60aとの摺擦による摩耗に対する耐久性を高めることができる。また、透光性フィルムの厚さを200μm以下とすることで、平坦面53a1,54a1と被覆材53b,54bとの境界に形成される段差を小さくすることができるため、この段差に清掃部材60の摺擦部60aが引っ掛かって清掃不良が生じる事態を防止できる。
なお、本発明の実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは可能である。例えば、被覆材53b,54bの貼付の仕方は上記に限らず、図11に示すように、被覆材53b,54bを、本体部54aの平坦面53a1,54a1とその両側の側面54a4に回り込ませて貼付してもよい。この場合、平坦面53a1,54a1の端部まで被覆材53b,54bを設けることができるため、被覆材53b,54bと平坦面53a1,54a1との境界の段差を減らすことができる。
また、上記の実施形態では、清掃部材60が1枚のPETシートで構成された場合を示したが、これに限られない。例えば、清掃部材60のうち、摺擦部60aをPETシートで形成し、他の部分を別体に形成してもよい。例えば図12に示すように、ステンレス鋼の薄板等からなる板状部材60bの軸方向両側にPETシートからなる一対の摺擦部60aを設けてもよい。あるいは、板状部材の表面に樹脂(例えばポリエチレン)をコーティングしたもので、清掃部材60を構成してもよい(図示省略)。
また、上記の実施形態では、被覆材53b,54bを透光性テープで構成した場合を示したが、これに限らず、例えば、被覆材53b,54bとしての透光性フィルムを、別途の接着剤等で平坦面53a1,54a1に貼付してもよい。また、被覆材53b,54bは透光性フィルムを有する構成に限らず、例えば、本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1にポリエチレンコーティングを施すことで、被覆材53b,54bを構成してもよい。
また、上記の実施形態では、本発明を、現像装置4の現像ハウジング40の内部に現像剤として収容されるトナーの量を検知するトナー量検知機構50に適用した場合を示したが、これに限られない。例えば、トナー回収部に収容された廃トナーの量を検知するために、本発明のトナー量検知機構を適用することができる。
また、上述の実施形態では、本発明のトナー量検知機構をモノクロ画像形成装置に適用した場合を説明したが、これに限らず、例えばカラー画像形成装置にも適用可能である。また、本発明を適用可能な画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等も含まれる。
本発明の効果を確認するために、以下の試験を行った。この試験では、図3〜10に示す実施形態の現像装置4を用いた。清掃部材60には、PETシートを用いた。トナーは、ポリエステル母体の一成分系トナーを用いた。そして、導光部材53,54の本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1に被覆材53b,54bとして厚さ100μmのポリエチレンテープを用いた状態で行った試験を実施例とした。一方、本体部53a,54aの平坦面53a1,54a1に被覆材を設けず、平坦面53a1,54a1で光出力面P1及び光入力面P2を形成した状態で行った試験を比較例とした。
発光素子51に電圧を入力し、受光素子52にオシロスコープを接続し、発光素子51を発光させながら現像剤搬送部材44,45を駆動した。このときの受光素子52の受光状態を、実施例及び比較例のそれぞれにおいてオシロスコープで検出した。その結果を図13に示す。受光素子52が受光した場合(透過光路Lが遮断されない場合)は電圧低下により0Vを検出し、受光素子52が受光しない場合(透過光路Lが遮断された場合)は5Vの電圧が検出される回路となっている。従って、基準値以上の電圧が検出された時間(図13の波形が基準値の線よりも上側にある時間、遮光時間)が所定値を超えていれば、トナー収容部内のトナー量が正常であり、遮光時間が所定値以下であれば、トナー収容部内のトナー量が不足していると判定される。
テープ(被覆材)を貼付しなかった比較品は、波形が不安定である。これは、光出力面P1及び光入力面P2にトナーが付着したことによると考えられる。このように波形が不安定であると、遮光時間を正確に検出できず、トナー量の検知精度が低下する。一方、テープ(被覆材)を貼付した実施品は、波形が安定している。従って、本発明によれば、遮光時間を正確に検出することができ、トナー収容部内に収容されたトナー量を正確に検知することができることが確認された。
1 プロセスユニット
4 現像装置
40 現像ハウジング(トナー収容部)
41 現像ローラ
42 供給ローラ
44,45 現像剤搬送部材
50 トナー量検知機構
51 発光素子
52 受光素子
53 第1導光部材
54 第2導光部材
53a,54a 本体部
53b,54b 被覆材
60 清掃部材
60a 摺擦部
L 透過光路
P1 光出力面
P2 光入力面
特開2012−155141号公報

Claims (10)

  1. トナー収容部の内部に収容されたトナー量を検知するトナー量検知機構であって、
    発光素子と、受光素子と、一端部が前記発光素子と対向して配設され、他端部が前記トナー収容部の内部に設けられた第1導光部材と、一端部が前記受光素子と対向して配設され、他端部が前記トナー収容部の内部に設けられた第2導光部材と、前記第1導光部材の他端部に設けられた光出力面と、前記第2導光部材の他端部に設けられ、前記光出力面と間隔をおいて対向する光入力面と、前記光出力面及び前記光入力面と摺擦してこれらの面に付着したトナーを除去する摺擦部を有する清掃部材とを備え、
    各導光部材が、本体部と、前記本体部の一部を被覆し、前記光出力面あるいは前記光入力面を形成し、前記摺擦部と摺擦する被覆材とを有し、
    前記被覆材が、透光性を有し、且つ、前記摺擦部の材料に対する帯電性が、前記本体部の材料よりも低い材料で形成され
    前記摺擦部を樹脂で形成すると共に、前記被覆材をポリエチレン又はポリエステル系樹脂で形成したトナー量検知機構。
  2. 前記摺擦部をポリエチレンテレフタラートで形成すると共に、前記被覆材をポリエチレンで形成した請求項1記載のトナー量検知機構。
  3. トナーの母体がポリエステル系樹脂である請求項2記載のトナー量検知機構。
  4. 前記被覆材が透光性フィルムを有する請求項1〜3の何れかに記載のトナー量検知機構。
  5. 前記被覆材が、前記透光性フィルムの裏面に粘着層を有する透光性テープからなる請求項4記載のトナー量検知機構。
  6. 前記透光性フィルムの厚さが、10μm以上200μm以下である請求項4又は5記載のトナー量検知機構。
  7. 前記本体部が、ポリカーボネート樹脂、又は、アクリル樹脂からなる請求項1〜6の何れかに記載のトナー量検知機構。
  8. トナーを収容するトナー収容部と、前記トナー収容部の内部に設けられ、回転することによりトナーを搬送する現像剤搬送部材と、前記トナー収容部に収容されたトナー量を検知する請求項1〜7の何れかに記載のトナー量検知機構とを備え、前記現像剤搬送部材に前記清掃部材が取り付けられ、前記現像剤搬送部材と共に前記清掃部材を回転させることにより、前記清掃部材の摺擦部で前記光出力面及び光入力面を清掃する現像装置。
  9. 請求項8記載の現像装置を備えたプロセスユニット。
  10. 請求項9記載のプロセスユニットを備えた画像形成装置。
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