JP6270341B2 - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents
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Description
1−1.光学系の構成
まず、本件発明に係るズームレンズの光学系の構成と動作について説明する。本件発明に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、及び、負の屈折力を有する第5レンズ群を備え、広角端から望遠端にかけて変倍する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が大きくなり、且つ、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が小さくなるようにレンズ群が移動し、全レンズ群のうち、絞りよりも像面側に配置された負レンズ群をフォーカス群とし、当該フォーカス群は最像面側面が像面に対して凹面であるメニスカス形状を呈した単一レンズブロックからなり、無限遠から近距離物体へのフォーカシングの際には、当該フォーカス群を像面側へ移動することによってフォーカスする。
次に、上記構成のズームレンズにおけるフォーカシング及びズーミングについて順に説明する。
まず、フォーカシングについて説明する。本件発明に係るズームレンズは、上記のとおり、全レンズ群のうち、絞りよりも像面側に配置された負レンズ群をフォーカス群とし、無限遠から近距離物体へのフォーカシングの際には、当該フォーカス群を像面側へ移動することによってフォーカスする。絞りよりも像面側に配置された負レンズ群をフォーカス群とし、これを像面側に移動させることにより、フォーカスの際にウォブリングに起因して変倍作用が生じるのを抑制することができる。
次に、ズーミングについて説明する。本件発明に係るズームレンズでは、上述のとおり広角端から望遠端にかけて変倍する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が大きくなり、且つ、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が小さくなるようにレンズ群が移動すれば、各レンズ群の具体的な動作は特に限定されるものではない。しかしながら、収差補正の自由度を向上させ、ズーム全域において高い結像性能を得るという観点から、変倍時に第1レンズ群〜第5レンズ群の各レンズ群間の間隔をそれぞれ変化させるように、各レンズ群を相対的に移動させることが好ましい。変倍時に各レンズ群間の間隔をそれぞれ変化させることにより、各変倍率において各レンズ群の位置を収差補正上好ましい位置に調整することが容易になるためである。このとき、変倍時に全レンズ群をそれぞれ別個に移動させることにより、各レンズ群間の間隔を変化させてもよいし、全レンズ群のうち一部のレンズ群を一体に移動させ、残りのレンズ群を別個に移動させてもよい。また、全レンズ群を全て移動群とするのではなく、一部のレンズ群を固定群としてもよい。
上記構成のズームレンズにおいて、本件発明では、第3レンズ群を、単一レンズブロックからなる防振群を設け、当該防振群を光軸に対して垂直方向に移動させることにより、手ぶれ補正を行うことができるように構成されていることが好ましい。防振群を第3レンズ群に配置し、当該防振群を単一レンズブロックにより構成することにより、防振群の小型・軽量化を図ることができるため、防振駆動系の負荷を減少させることができる。
次に、本件発明に係るズームレンズが満足すべき、或いは、満足することが好ましい条件式について説明する。本件発明に係るズームレンズは、下記条件式(1)及び後述する条件式(5)を満足することを特徴とし、後述する条件式(2)〜条件式(4)及び条件式(6)を満足することが好ましい。
まず、条件式(1)について説明する。条件式(1)は当該ズームレンズの光学系全体の実効焦点距離に対する第2レンズ群の移動距離を規定したものである。条件式(1)に関して、この数値が下限値を下回ると第2レンズ群が望遠端よりも広角端において、より物体側に位置するため、広角端状態における光学全長を短縮する事が困難となる。また、この数値が上限値を上回ると第2レンズ群が広角端よりも望遠端において、より物体側に位置する。このため、変倍比を確保するには望遠端では第1レンズ群がより物体側に位置するため、結果として望遠端状態における光学全長を短縮することが困難となる。
−0.80 ≦ m2/√(fw×ft) ≦ −0.15 ・・・・・・(1b)
次に、条件式(2)について説明する。本件発明に係るズームレンズは、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
1.20 ≦ f1/√(fw×ft) ≦ 1.70 ・・・・・・(2b)
次に、条件式(3)について説明する。本件発明に係るズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
1.50 ≦ β4W×β5W ≦ 3.00 ・・・・・・(3b)
次に、条件式(4)について説明する。本件発明に係るズームレンズにおいて、第3レンズ群が上記防振群を備える場合、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。なお、この場合において、防振群は上述したとおり、単一のレンズブロックにより構成されており、光軸方向に対して垂直に移動することにより手ぶれ補正を行うものであり、第3レンズ群の一部を構成するものであることが好ましい。
−0.95 ≦ ra3/rb3 ≦ −0.70 ・・・・・・(4b)
次に、条件式(5)について説明する。本件発明に係るズームレンズにおいては、上述のとおり、高速オートフォーカスの実現、当該ズームレンズの小型軽量化等の観点から、上記フォーカス群を単一レンズブロックから構成する。このとき、当該単一レンズブロックを像面側に凹を向けたメニスカス形状を呈する単レンズ又は接合レンズであるものとし、この場合、当該フォーカス群は以下の条件式を満足する。
3.50 ≦ ra4/rb4 ≦ 170.00 ・・・・・・(5b)
次に、条件式(6)について説明する。条件式(6)は第5レンズ群に関する式である。本件発明に係るズームレンズにおいて、上記第5レンズ群は、物体側面が凹面であるメニスカス形状を有する単一レンズブロックを備えることが好ましい。この場合、当該メニスカス形状の単一レンズブロックは負の焦点距離を持ち、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
0.02 ≦ ra5/rb5 ≦ 2.20 ・・・・・・(6b)
次に、本件発明に係る撮像装置について説明する。本件発明に係る撮像装置は、上記ズームレンズと、その像面側に当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする。ここで、撮像素子等に特に限定はない。しかしながら、上述したとおり、本件発明に係るズームレンズのフランジバックは短くすることができるため、当該ズームレンズは、光学式ファインダーやレフレックスミラ−等を備えていないタイプの撮像装置に好適である。特に、本件発明に係るズームレンズは小型で高い変倍率を実現することができるため、いわゆるミラーレス一眼カメラ等の小型の固体撮像素子を搭載した小型の撮像装置とすることが好ましい。また、本件発明においては、動画撮影においても高速オートフォーカスを実現することができるため、動画撮影が可能な撮像装置に適用することも好ましい。
f = 18.36 − 43.50 − 102.77
ω = 38.81 − 16.39 − 6.92
f = 72.09 − 119.95 − 203.44
ω = 10.97 − 6.48 − 3.82
f = 72.14 −120.11 −203.68
ω = 11.00 − 6.48 − 3.83
f = 72.08 −120.11 −203.44
ω = 11.02 − 6.49 − 3.82
f =72.10−120.03−203.58
ω =10.87−6.40−3.74
G2・・・第2レンズ群
G3・・・第3レンズ群
G4・・・第4レンズ群
G5・・・第5レンズ群
F・・・フォーカス群
VC・・・防振群
S・・・開口絞り
Claims (5)
- 物体側から順に配置された正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、及び、負の屈折力を有する第5レンズ群から構成され、各レンズ群の間隔を変化させることにより変倍するズームレンズであって、
広角端から望遠端にかけて変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が大きくなり、且つ、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が小さくなるようにレンズ群が移動し、
全レンズ群のうち、絞りよりも像面側に配置された負レンズ群をフォーカス群とし、当該フォーカス群は最像面側面が像面に対して凹面であるメニスカス形状を呈した単一レンズブロックからなり、無限遠から近距離物体へのフォーカシングの際には、当該フォーカス群を像面側へ移動することによってフォーカスし、
前記第3レンズ群は、単一レンズブロックからなる防振群を少なくとも備え、
当該防振群を光軸に対して垂直方向に移動させることにより、手ぶれ補正を行い、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
−0.95 ≦ ra3/rb3 ≦ −0.70 ・・・・・・(4b)
但し、
ra3:防振群の最物体側面の曲率半径
rb3:防振群の最像面側面の曲率半径 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のズームレンズと、その像面側に当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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