JP6261083B2 - 静電塗装ガン、静電塗装ガンの充電装置、及び静電塗装装置 - Google Patents
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Description
塗料を吐出するノズルと、
塗料に静電気を印加する高電圧発生器と、
充電可能であり、前記高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材と、
前記蓄電部材に接続された受電器とを備えて構成され、
非防爆域に設けた充電用電源からの電力を無接点で前記受電器に送電する送電器により、前記蓄電部材が充電されるようになっているところに特徴を有する。
静電塗装ガンに設けられて高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材を充電するための充電装置であって、
前記静電塗装ガンに設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
非防爆域に設けた充電用電源に接続され、前記受電器に無接点で送電可能な送電器とを備えているところに特徴を有する。
電力を供給されることにより機能する塗装用機器と、
前記塗装用機器に設けられた充電可能な蓄電部材と、
前記塗装用機器に設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
非防爆域に設けた充電用電源に接続され、前記受電器に無接点で送電可能な送電器とを備えているところに特徴を有する。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図3を参照して説明する。
本実施例の静電塗装装置の全体構成を説明する。図1に示すように、静電塗装装置は、二次電池41(請求項に記載の蓄電部材)を内蔵した静電塗装ガン10(請求項に記載の塗装用機器)と、静電塗装ガン10に塗料を供給するための塗料用ポンプ11と、静電塗装ガン10に洗浄液を供給するための洗浄液用ポンプ12と、静電塗装ガン10に加圧エアを供給するためのエア供給源13を備えている。静電塗装ガン10、塗料用ポンプ11、洗浄液用ポンプ12、エア供給源13は、塗装ブース(防爆域A)内に配されている。
静電塗装ガン10は、作業者が掴んで塗装作業を行うハンドガンである。図2,3に示すように、静電塗装ガン10は、ガン本体20と、高電圧発生器35と、電源装置30を備えて構成されている。ガン本体20は、電気的絶縁性を有する合成樹脂製の銃身部21と、電気伝導性を有する合成樹脂製のグリップ22とを備えている。グリップ22の上端部は銃身部21の後端部に組み付けられている。作業者はグリップ22を掴むことによって塗装作業を行うようになっている。銃身部21の前端部には、塗料と霧化用エアとパターン用エアを吐出するためのノズル23が取り付けられている。
本実施例の静電塗装装置は、静電塗装ガン10に内蔵されている二次電池41を充電するための充電装置40を備えている。充電装置40は、上記のように二次電池41に接続された状態で静電塗装ガン10に取り付けられている受電器42と、静電塗装ガン10の外部に配された送電器43とを備えて構成されている。送電器43は、静電塗装ガン10と同様、防爆域A内の所定の位置に固定して設けられている。送電器43は、非防爆域Bに配置されている商用交流電源77(請求項に記載の充電用電源)に接続されている。
静電塗装ガン10の二次電池41の容量が少なくなった場合には、静電塗装ガン10を防爆域A内における所定の充電位置まで移動させ、グリップ22の受電器42を充電装置40の送電器43に接近させる。手元スイッチ16の二次電池51の容量が少なくなった場合は、手元スイッチ16を防爆域A内における所定の充電位置まで移動させ、手元スイッチ16の受電器52を充電装置50の送電器53に接近させる。また、流量計17の二次電池61の容量が少なくなった場合は、充電装置60の送電器63を、防爆域A内で移動させ、流量計17の受電器62に接近させる。上記のように送電器43,53,63と受電器42,52,62とを接近させると、商用交流電源77から供給された電力が、送電器43,53,63から受電器42,52,62へ非接触(無接点)で伝送され、二次電池41,51,61が充電される。
本実施例の静電塗装装置は、電力を供給されることにより機能する塗装用機器(静電塗装ガン10、手元スイッチ16、流量計17)と、塗装用機器に設けられた充電可能な二次電池41,51,61と、塗装用機器に設けられた二次電池41,51,61を充電するための充電装置40,50,60とを備えている。充電装置40,50,60は、二次電池41,51,61に接続された状態で塗装用機器に設けられた受電器42,52,62と、防爆域A内に配置された受電器42,52,62とを備えて構成されている。受電器42,52,62は、非防爆域Aに配置された商用交流電源77に接続され、この商用交流電源77から供給された電力を無接点で受電器42,52,62に送電するようになっている。この充電装置40,50,60により、二次電池41,51,61が充電される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、静電塗装ガン(二次電池)の蓄電部材をエアによって冷却するようにしたが、エア流路は蓄電部材から離れた位置を通る経路で形成されていてもよい。
(2)上記実施例では、蓄電部材(二次電池)をガン本体(グリップ)内部に収容したが、蓄電部材の一部がガン本体の外部に露出していてもよい。
(3)上記実施例では、静電塗装ガンの蓄電部材(二次電池)をグリップに配置したが、蓄電部材は銃身部に配置してもよい。
(4)上記実施例では、蓄電部材として、電極での化学反応によって電気エネルギーを蓄える二次電池を用いたが、蓄電部材は、イオン分子によって電荷を蓄える電気二重層コンデンサであってもよい。
(5)上記実施例では、充電用電源として商用交流電源を用いたが、充電用電源は、商用交流電源に限らず、発電機等であってもよい。
(6)上記実施例では、静電塗装ガンが作業者に操作されるハンドガンである場合について説明したが、本発明は、静電塗装ガンがロボットやレシプロケータ等によって駆動される自動ガンである場合にも適用できる。
(7)上記実施例では、送電器を防爆域に設置しているが、送電器を非防爆域に設置し、防爆域と非防爆域とを仕切る壁越しに電力伝送を行ってもよい。
16…手元スイッチ(塗装用機器)
17…流量計(塗装用機器)
21…銃身部
22…グリップ
23…ノズル
27…エア流路
35…高電圧発生器
40,50,60…充電装置
41,51,61…二次電池(蓄電部材)
42,52,62…受電器
43,53,63…送電器
77…商用交流電源(充電用電源)
B…非防爆域
Claims (5)
- 塗料を吐出するノズルと、
塗料に静電気を印加する高電圧発生器と、
充電可能であり、前記高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材と、
前記蓄電部材に接続された受電器とを備えて構成され、
非防爆域に設けた充電用電源からの電力を無接点で前記受電器に送電する送電器により、前記蓄電部材が充電されるようになっていることを特徴とする静電塗装ガン。 - 前端部に前記ノズルが設けられて内部に前記高電圧発生器が収容された銃身部と、
前記銃身部の後端部から下方へ延出して作業者により把持されるグリップとを備えており、
前記蓄電部材が前記グリップの内部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の静電塗装ガン。 - 前記ノズルにエアを供給するためのエア流路を有しており、
前記エア流路が、前記蓄電部材の外面に臨むように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電塗装ガン。 - 静電塗装ガンに設けられて高電圧発生器に電力を供給する蓄電部材を充電するための充電装置であって、
前記静電塗装ガンに設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
非防爆域に設けた充電用電源に接続され、前記受電器に無接点で送電可能な送電器とを備えていることを特徴とする静電塗装ガンの充電装置。 - 電力を供給されることにより機能する塗装用機器と、
前記塗装用機器に設けられた充電可能な蓄電部材と、
前記塗装用機器に設けられ、前記蓄電部材に接続された受電器と、
非防爆域に設けた充電用電源に接続され、前記受電器に無接点で送電可能な送電器とを備えていることを特徴とする静電塗装装置。
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JP2014130726A JP6261083B2 (ja) | 2014-06-25 | 2014-06-25 | 静電塗装ガン、静電塗装ガンの充電装置、及び静電塗装装置 |
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