JP6255171B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
ここで、前記「接触操作」とは、開閉体を操作するために人の手やその他の物体等の操作物を前記非操作部に対し接触させる操作を意味する。また、前記「近接操作」とは、開閉体を操作するために人の手やその他の物体等の操作物を前記非操作部に対し接近させる非接触操作を意味する。
前記構成によれば、開閉体が開閉途中位置で停止している際に、操作物(例えば手等)を被操作部に接触又は近接すれば、開閉体を所定方向へ動作させたり警報を発したり等、所定の制御を速やかに行うことができる。
この構成によれば、停止中の開閉体に対し、その閉鎖方向側から接触又は近接するという自然な動作によって、開閉体を所定方向へ動作させることができ、その操作性及び操作感が良好である。
この構成によれば、停止中の開閉体に対し、その閉鎖方向側から可動座板に接触して該可動座板を相対的に開放方向へ移動させるという自然な動作によって、該開閉体を速やかに所定方向へ動作させることができ、その操作性及び操作感が良好である。
この構成によれば、開閉体が開閉途中で停止している際に、該開閉体の閉鎖方向端部側の被操作部を、接触操作又は近接操作することにより、開閉体を開放方向へ動作させることができ、特に、開閉体を開放動作させるのに緊急性を要する場合等に有用である。
この構成によれば、開閉体の最初の開放量を必要最小限に制限できる上、この開放量を再操作によって容易に大きくすることができる。
この構成によれば、開閉体の停止時間が所定の操作可能時間を超えた場合には、被操作部による開閉体の動作が不能になるため、防犯性の向上や、悪戯による開閉操作の防止等に有用である。
この構成によれば、より操作性及び利便性等を向上することができる。
この構成によれば、所定回数以上の意識的な操作によって所定の制御が行われるようにすることができ、例えば、被操作部が障害物に反応した場合や強風に煽られて反応した場合等とを区別した操作が可能になる。
この構成によれば、被操作部に対する操作回数に応じて異なる制御を行うことができ、より操作性及び利便性等を向上することができる。
この構成によれば、可動座板に対する接触操作の加減によって、異なる制御動作を行うことができる。
なお、この構成の具体例としては、前記開閉体本体の下端側に開閉方向へ並ぶ複数のセンサを設け、これら複数のセンサによってそれぞれ前記可動座板を感知可能にし、制御部は、感知のあったセンサに応じて異なる制御を行うようにすればよい。
この構成によれば、例えば、開閉体の閉鎖方向端部が障害物に接触した場合には、該開閉体を反転上昇停止し、意識的に可動座板を大きく持ち上げる操作である場合には、開閉体を全開位置まで上昇する等、可動座板に対する接触操作の加減に応じた適切な動作を行うことができる。
なお、本明細書中、「開閉体開閉方向」とは、当該開閉装置により開閉される開口部において、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。また、本明細書中、「開閉体厚さ方向」とは、全閉状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、本明細書中、「開閉体幅方向」又は「開閉体横幅方向」とは、開閉体開閉方向と略直交する方向であって、前記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
この接続部材12の開閉体横幅方向の両端部には、それぞれ、物体感知ユニット41,42を吊持するための吊持ブラケット12aが固定されている。
また、この吊持ブラケット12aは、揺動片14の揺動端側に対応する位置に、該揺動端側を外部に露出させる開口部12a2を形成している。この構成によれば、可動座板13の上昇に伴って揺動片14が揺動した際に、該揺動片14が、開口部12a2を介して、捕捉側の物体感知ユニット42の可動座板感知センサ42fにより感知される。
この可動座板13は、開閉体10の閉鎖動作中には該開閉体10よりも閉鎖方向側の物体Xを接触感知する接触感知手段として機能し、同開閉体10の開閉途中位置での停止中には、揺動片14、及び可動座板感知センサ42f等と協働して、開閉体10よりも閉鎖方向側からの接触操作によって操作信号を発する被操作部Aとして機能する。
この物体感知ユニットガイド部材21には、物体感知ユニット41(又は42)と係合する横断面コ字枠状のガイド部21aが、開閉体開閉方向へわたって形成されている。このガイド部21aは、物体感知ユニット41(又は42)を開閉体開閉方向へスライド自在に導くとともに、同物体感知ユニット41(又は42)の開閉体横幅方向及び開閉体厚さ方向への移動を阻む。
また、この開閉位置検出手段35の他例としては、駆動源33や巻取軸32の回転量をエンコーダ等により検出する態様や、全開位置や全閉位置にある開閉体10をガイドレール20に設けられた近接スイッチにより検出する態様等とすることも可能である。
制御部34は、通常の閉鎖動作中、図1に示すように、開閉体10よりも閉鎖方向側に物体Xが存在する場合には、放出部41bから放出される物体感知媒体bが物体Xにより遮られるのを検出すると、駆動源33を制御することにより、開閉体10の閉鎖動作を一旦停止し、所定時間反転動作(開放動作)した後に再度停止する。
また、万が一、故障や、放出面の汚れ等に起因して、放出部41b及び捕捉部42bによる感知が行われなかった場合には、可動座板13が物体Xに当接して開閉体本体11に対し相対的に上昇することで、揺動片14(図2参照)が揺動して物体感知ユニット42内の可動座板感知センサ42fにより感知され、可動座板感知センサ42fから感知信号が出力される。制御部34は、可動座板感知センサ42fからの感知信号を受信すると、駆動源33を制御することにより、開閉体10の閉鎖動作を一旦停止し、所定時間反転動作(開放動作)した後に再度停止する。
詳細に説明すれば、先ず、制御部34は、開閉体10が停止中であるか否かの判断をし(ステップ1)、停止中であれば次のステップ2へ処理を進め、そうでなければ開閉体10が停止するのを待つか、あるいは図示しない他のステップへ移行する。
開閉体10が停止中であるか否かの判断は、例えば、駆動源33をオンオフするリレーの接点信号等、制御回路上の信号による判断とすればよい。
すなわち、開閉体10の途中停止状態にて、可動座板13に操作物H(人の手等)が掛けられ(図1参照)、可動座板13が持ち上げられ開閉体本体11に相対して上昇した場合には、開閉体10下端側の内部で揺動片14が回動し(図2参照)、該揺動片14が可動座板感知センサ42fに感知されて、その感知信号が制御部34に入力される。そして、制御部34は、前記感知信号に応じて、処理を次のステップ5へ進める。
より詳細に説明すれば、制御部34は、駆動源33を開放方向へ駆動回転するとともに、図示しないタイマーを作動させ、該タイマーによるカウントが所定時間を超えたことを条件に、駆動源33の駆動回転を停止する。前記所定時間は、開閉体10の閉鎖方向側の物体Xを容易に除去でき、且つ開閉体10による閉鎖性が大幅に損なわれることのないように、適宜に設定される。
このため、例えば、開閉体10の開放方向側に物体Xが存在し、物体感知手段40の感知によって開閉体10が停止していた場合に、開閉体10の下端に手等を掛けて持ち上げるという自然な動作によって、開閉体10を速やかに開放動作させて、物体Xを容易に除去することができる。特に、例えば物体Xの除去に緊急性を要する場合であっても、操作者が操作スイッチのある場所に移動したりリモコン装置を探したりすることなしに、可動座板13(被操作部A)に対する速やかな操作が可能であり、その際の操作性も良好である。
ここで、前記開放動作時間は、開閉体10が開放動作を開始した時点から経過した時間であり、制御部34に内在するタイマー機能(図示せず)によってカウントされる。
ステップ24について詳細に説明すれば、制御部34は、タイマー機能(図示せず)を所定時間だけ作動させるとともに、そのタイマー作動時間内に可動座板13が操作された回数(すなわち被操作部Aからの操作信号の回数)をカウントして記憶装置(図示せず)に記憶し、そのカウントの後に、次のステップ25へ処理を進める。
ここで、前記所定時間(前記タイマー作動時間)は、数秒程度(例えば、1〜3秒程度)に設定される時間である。すなわち、例えば、可動座板13が数秒以内に2回操作されれば、その回数(2回)が記憶される。
ステップ26aでは、上記ステップ5(図4参照)と同様に、開閉体10を所定時間(所定量)だけ開放動作して停止し、ステップ21へ処理を戻す。
ステップ26bでは,開閉体10を全開位置まで開放動作して停止し、ステップ21へ処理を戻す。なお、開閉体10の全開位置での停止は、上記開閉位置検出手段35からの感知信号に基づいて行う。
この他例について、より具体的に説明すれば、開閉体本体11の下端側には、上記可動座板感知センサ42fと略同様の構造により、第一のセンサと、該第一のセンサよりも上側に位置する第二のセンサとを設け、これら二つのセンサによってそれぞれ揺動片14を感知可能にするとともに、制御部34は、図7の制御例に示すように、感知のあったセンサに応じて異なる制御を行うようにする。
ここで、前記停止時間は、開閉体10が閉鎖動作を停止した時点から経過した時間であり、制御部34に内在するタイマー機能によってカウントされる。
また、ステップ34における前記操作可能時間は、開閉体10の途中開放停止状態が長時間放置されることにより防犯性が低下したり悪戯による開閉操作が行われたりするのを防ぐように、適宜に設定される。
そして、開閉体10の停止の後、処理はステップ31へ戻される。
さらに、図4〜図7に示す複数の制御例を、必要に応じて適宜に組み合わせることも可能である。
更に、他例としては、開閉体10の閉鎖方向端部側に、可動座板13及び物体感知手段40とは別体の被操作部(例えば、センサや操作スイッチ等)を設け、この被操作部に対する接触操作又は近接操作によって所定の制御を行う態様とすることも可能である。
この構成によれば、例えば、全閉時の開閉体10を抉じ開ける等の行為があった場合に、開閉体10を強制的に閉鎖動作させて、防犯性を向上することができる。
前記所定範囲は、例えば、開閉体10の下端と当接対象部位pとの間の高さが、人の潜り抜けられない程度の高さ、あるいはバール等でこじ開けられない高さとなる範囲内であり、具体例としては40cm以下等とすればよく、この高さは防犯上支障がなければ任意とすることが可能である。
11:開閉体本体
13:可動座板
20:ガイドレール
30:巻取装置
33:駆動源
34:制御部
35:開閉位置検出手段
40:物体感知手段
41,42:物体感知ユニット
41b:放出部
42f:可動座板感知センサ
42b:捕捉部
A:被操作部
b:物体感知媒体
Claims (6)
- 空間を仕切るようにして閉鎖方向へ動作する開閉体と、該開閉体の動作を制御する制御部とを備えた開閉装置において、
前記開閉体は、開閉体本体と、該開閉体本体の閉鎖方向端部に対し相対的に開閉方向へ移動するように接続された可動座板とを具備し、
前記可動座板は、閉鎖方向側からの接触操作により前記開閉体本体に相対して開放方向へ移動した際に操作信号を出力する被操作部として構成され、
前記制御部は、前記開閉体が開閉途中位置で停止しており、且つ前記被操作部からの操作信号を受信したことを条件に、前記開閉体を所定方向へ動作させるように構成されていることを特徴とする開閉装置。 - 前記条件を、前記被操作部からの操作信号を所定時間内に所定の複数回数以上受信した場合としたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記開閉体の前記所定方向への動作の後、再度前記被操作部からの操作信号を受信した場合には、前記開放方向への動作を停止することを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
- 空間を仕切るようにして閉鎖方向へ動作する開閉体と、該開閉体の動作を制御する制御部とを備えた開閉装置において、
前記開閉体における閉鎖方向端部側には、接触操作又は近接操作されることによって操作信号を発する被操作部が設けられ、
前記制御部は、前記開閉体が開閉途中位置で停止しており、且つ前記被操作部からの操作信号を受信したことを条件に、前記開閉体を開放方向へ動作させることを特徴とする開閉装置。 - 前記制御部は、前記開閉体の前記開放方向への動作の後、この開放動作を所定量で停止し、前記被操作部からの操作信号を再度受信した場合に前記開放動作を再開することを特徴とする請求項4記載の開閉措置。
- 空間を仕切るようにして閉鎖方向へ動作する開閉体と、該開閉体の動作を制御する制御部とを備えた開閉装置において、
前記開閉体における閉鎖方向端部側には、接触操作又は近接操作されることによって操作信号を発する被操作部が設けられ、
前記制御部は、前記開閉体が開閉途中位置で停止しており、且つ前記開閉体の停止時間が所定の操作可能時間を超えていない場合には、前記被操作部からの操作信号を受信したことを条件に、所定の制御を行い、
前記制御部は、前記開閉体の停止時間が前記操作可能時間を超えた場合には、前記被操作部からの操作信号を受け付けないことを特徴とする開閉装置。
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