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JP6212711B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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JP6212711B2 JP2013179037A JP2013179037A JP6212711B2 JP 6212711 B2 JP6212711 B2 JP 6212711B2 JP 2013179037 A JP2013179037 A JP 2013179037A JP 2013179037 A JP2013179037 A JP 2013179037A JP 6212711 B2 JP6212711 B2 JP 6212711B2
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Description

本発明は、温水タンク内の温度センサーにより空焚き検知をする衛生洗浄装置に関するものである。
従来、この種の衛生洗浄装置においては、電源投入直後の前記温水ヒータの通電開始時には、前記サーミスタが温水タンク内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返しさせるシーケンスを搭載することにより、いかなる状態、状況下で温水タンク内が空水だとしても、温水ヒータの熱が放熱部材を介してサーミスタに伝えられるため、温水タンク内の温水設定温度で温水ヒータへの通電を遮断することを可能とし、さらに温水タンク内の複数の温水設定温度と、その複数の設定温度毎に別々の前記温水設定温度より高い空焚き検知温度を有し、サーミスタの検知温度が、前記温水タンク内の前記温水設定温度で温水ヒータへの通電遮断後、前記空焚き検知温度に達した場合は、復帰動作を行うまで、前記温水ヒータへの通電を遮断するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−3228号公報
しかしながら、前記従来の構成では、空焚き検知温度に達した場合、空焚き異常判定後、温水タンク内の温度が冷めるまで温水タンクへの給水動作ができず、使用できるまでに時間がかかるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、空焚き異常判定後も、すぐに給水動作が可能で使い勝手がよい衛生洗浄装置を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衛生洗浄装置は、便座と、人体局部を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段に温水を供給する温水タンクユニットと、製品全体を制御する制御手段と、操作部と、表示部を備え、前記温水タンクユニットは、温水を貯湯する温水タンクと、温水ヒータと、温度センサーと、前記温水ヒータと前記温度センサーとを互いに接触し前記温水ヒータの熱を前記温度センサーに熱伝導させる放熱部材からなり、前記制御手段は、電源投入直後の前記温水ヒータの通電開始時には、少なくとも前記温度センサーによる検出温度が温水タンク内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行うとともに、前記温水ヒータへの通電遮断後、前記温水タンク内の温水設定温度より低い温度領域において、前記温度センサーによる検出温度が特定温度以上昇温した場合は、温水タンク内が空焚きしていると判定し、温水ヒータの通電を停止し、前記表示部からの異常表示をするものである。
これにより、温水タンク内の温水温度が、設定温度付近までの低い温度である状態において空焚き検知がされ、温水ヒータの通電を停止し、表示部による異常表示をすることで使用者に異常であることを促すことができる。また、高温になる前に空焚き異常判定ができ、空焚き異常判定後も、すぐに温水タンクに給水動作が可能で使い勝手がよい衛生洗浄装置を提供することができる。
本発明の衛生洗浄装置は、空焚き異常判定後も、すぐに給水動作が可能で使い勝手を損なうことなく使用することができる。
本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置の本体の上ケースを外した状態の斜視図 本発明の実施の形態1における温水タンクユニットの外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1における温水タンクユニットの部分断面図 本発明の実施の形態1における温水タンクユニットの放熱部材部拡大図 本発明の実施の形態1における所定時間ON−OFF通電繰返しさせた場合の温水ヒータ表面温度を示す図 本発明の実施の形態1における常に通電し続けた場合の温水ヒータ表面温度を示す図 本発明の実施の形態1における制御手段のフローチャート 本発明の実施の形態1における制御手段のフローチャート
第1の発明は、便座と、人体局部を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段に温水を供給する温水タンクユニットと、製品全体を制御する制御手段と、操作部と、表示部を備え、前記温水タンクユニットは、温水を貯湯する温水タンクと、温水ヒータと、温度センサーと、前記温水ヒータと前記温度センサーとを互いに接触し前記温水ヒータの熱を前記温度センサーに熱伝導させる放熱部材からなり、前記制御手段は、電源投入直後の前記温水ヒータの通電開始時には、少なくとも前記温度センサーによる検出温度が温水タンク内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行うとともに、前記温水ヒータへの通電遮断後、前記温水タンク内の温水設定温度より低い温度領域において、前記温度センサーによる検出温度が特定温度以上昇温した場合は、温水タンク内が空焚きしていると判定し、温水ヒータの通電を停止し、前記表示部からの異常表示をする衛生洗浄装置である。
これにより、空焚き異常判定となる事態が生じた場合でも、温度センサーで検出される温水温度が、設定温度付近までの低い温度の状態で温水ヒータが遮断され、表示部に空焚きの異常表示をすることで使用者に異常であることを促すことができる。また、高温になる前の安全な低い温度において空焚き異常判定ができ、空焚き異常判定後も、すぐに温水タンクに給水動作が可能で使い勝手がよい衛生洗浄装置を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記温水タンクには止水弁を介して外部から水を供給する構成とし、前記制御手段は、前記操作部の洗浄操作により前記止水弁を開いた後、所定時間遅延させて前記温水ヒータに通電制御することにより、温水タンク空水状態から温水タンクに水を入れ始める時に、温水ヒータが水没した後、温水ヒータに通電されるため、温水ヒータの輻射熱による温水タンクへの悪影響を防止することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記制御手段は、電源投入直後の前記温水ヒータの通電開始時に、前記温度センサーが温水タンク内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行う前記温水ヒータのON時間をOFF時間より短くしたことにより、温水タンク内が空水だとしても、温水ヒータの熱が放熱部材を介して温度センサーへ伝達される伝達遅れを防止でき、温水ヒータが高温になり過ぎることを防止することができる。
第4の発明は、特に、第2の発明において、前記制御手段は、温水タンク内が空焚きしていると判定して温水ヒータの通電を停止するとともに、前記表示部により異常表示した後、前記操作部の洗浄操作により空焚きエラーを解除し前記止水弁を開く構成とすることにより、空焚き異常判定後、温水タンク内の温度が冷めるまで温水タンクへの給水動作ができず、使用できるまでに時間がかかるということがなく、空焚き異常判定後、時間をかけず、すぐに温水タンクに給水動作ができ、使用することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記制御手段が前記空焚きを判定する制御を開始する温度領域は、前記温度センサーによる検出温度が温水設定温度より特定温度低い温度である場合に限ることにより、空焚き異常判定後の温水タンク内の温水温度を、温水設定温度以下にすることができ、すぐに温水タンクに給水動作をしても安全で、使い勝手を損なうことなく使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態における衛生洗浄装置を便器上に設置した状態の外観の斜視図を示し、図2は衛生洗浄装置の本体のカバーを取り外した状態の斜視図を示すものである。
<1>衛生洗浄装置の構成
図1に示すように、衛生洗浄装置100は、本体200、便座300、便蓋400により構成され、便器110の上面に設置される。
なお、本実施の形態においては衛生洗浄装置100の本体200の設置側を後方、便座300の設置側を前方とし、前方に向かって右側を右側、後方に向かって左側を左側として各構成要素の配置を説明する。
本体200には、便座300および便蓋400が回動機構を介して開閉可能に取り付けられている。図1に示すように便蓋400を開放した状態においては、便蓋400は衛生洗浄装置100の最後部に位置するように起立し、便蓋400を閉蓋した状態では便座300の上面と本体200の一部を隠蔽する。便座300は図1に示すように便器110の上面に載置された状態から、便蓋400と同様に本体の前面部に起立する。
本体200の前面部には着座センサー201が設置してある。この着座センサー201は非接触式着座センサーであり反射型の赤外線センサーである。すなわち、発光部から赤外線を発光し人体によって反射された赤外線を受光部が受光検出することにより、便座300上に使用者が着座していることを検知する。なお、着座センサー201は赤外線センサーに限らず、着座による体重でスイッチが入る重力式や、着座により静電容量の変化で検知する静電容量式など他の着座検知方式であってもよい。
また、本体200の右側部には前方に突出するように袖部210が設けてあり、袖部210の上面には操作部211が設けてあり衛生洗浄装置の各機能を操作する複数の操作スイッチ212と表示部である表示灯213が設置されている。
図2に示すように、本体200の内部には、中央部に洗浄ノズル220が設置されており、本体200の左側には脱臭装置230と制御部240等が設置してある。また、本体200の右側には、洗浄水供給機構250と温水タンクユニット500が設置してある。洗浄ノズル220と洗浄水供給機構250とで人体局部を洗浄する洗浄手段を構成してい
る。
温水タンクユニット500は洗浄ノズル220に接続されており、水道配管から止水弁12(図示せず)を有する洗浄水供給機構250を介して供給される洗浄水を温水タンクユニット500で加熱し、温水を洗浄ノズル220に供給し、洗浄ノズル220から使用者の局部に向けて温水を噴出し、使用者の局部を洗浄するものである。
洗浄ノズル220は、お尻を洗浄するお尻洗浄ノズル部と女性の局部を洗浄するビデ洗浄ノズル部を有し、洗浄ノズル220を本体200内に収容した収納位置と本体200から突出して洗浄動作を行う洗浄位置との間を進退移動する駆動手段(図示せず)と、温水タンクユニット500からの洗浄水をお尻洗浄ノズル部とビデ洗浄ノズル部に切換えて供給する切換弁(図示せず)等が一体に組み込まれている。
脱臭装置230は、便器110内の臭気を吸引するために、本体200の底面に吸気口が設けてある。
衛生洗浄装置全体を制御する制御手段である制御部240は、操作部211に配置され操作スイッチ212の操作信号と、着座センサー201から送信される信号に基づいて衛生洗浄装置100の各部の動作を制御する。
なお、本実施の形態における衛生洗浄装置は、本体200の袖部210に操作部211や表示部213が設置されているが、操作部211や表示部213が本体200と信号を送受信する遠隔操作用のリモートコンコントローラ(図示せず)に設置されているものでであってもよい。
<2>温水タンクユニットの構成
図3は温水タンクユニットの外観を示す斜視図であり、図4は温水タンクユニットの構成を模式的に示す部分断面図であり、図5は温水タンクユニットの放熱部材部拡大断面図を示すものである。
図3に示すように温水タンクユニット500の温水タンク510はABS樹脂にガラス繊維を添加して強度を増した樹脂材料で成型した上部材511と下部材512を溶着して一体に形成したものである。
温水タンク510の側面の前方下部には洗浄水が流入する給水口513を備え、上部後方には洗浄水を送水する送水口514を備えている。また温水タンク510の上面にはタンク内の圧力が負圧になった場合外部から空気を導入するバキュームブレーカ520が設置してある。
温水タンクユニット500の下部の底面515に近い位置には洗浄水を加熱する加熱手段である温水ヒータとしてU字形状のシーズヒータ530が設置してあり、シーズヒータ530の近くには湯温を検知する温度センサーとしてサーミスタ502(図4)が設置してある。
また、温水タンク510の底面515の一番低い位置にはタンク内の水を全て排出することができる排水バルブ540が設置してあり、排水バルブ540は温水タンク510前部より斜め下方に向けて設置してある。排水バルブ540は寒冷地における凍結防止や長期間使用しない場合の汚損水の排出時に使用される。
図4に示すように、温水タンクユニット500は、温水を貯湯する温水タンク510と
、温水ヒータ530と、サーミスタ502と、温水ヒータ530の熱をサーミスタ502に熱伝導させる放熱部材503とで構成され、制御手段である制御部240によって制御される。放熱部の構成の一例を図5に示すが、温水ヒータ530、放熱部材503、サーミスタ502は互いに接触しあう構成である。3部品は温水タンク510内で接触しあっているが、放熱部材503の形状によっては、温水ヒータ530の熱を、温水タンク510外部の放熱部材503を介して、サーミスタ502に熱伝導させることも可能である。また、放熱部材503なしで直接、温水ヒータ530とサーミスタ502とを接触させ、熱伝導させる手段も考えられる。ここでは腐食対策、また部品間に電位差を生じさせないために、温水ヒータ530、放熱部材503、サーミスタ502の表面材料はC1220とするが、場合によっては3部品とも同じ材料にする必要はないし、C1220でなくても良い。
<3>衛生洗浄装置の動作、作用
以上のように構成された衛生洗浄装置について、以下その動作、作用を説明する。
温水タンク510内の水温をサーミスタ502で検知し、所定の設定温度になる様、制御手段240は、温水ヒータ530を制御している。通常に水が温水タンク510に入っている時は、温水ヒータ530の熱はサーミスタ502まで伝わる前に、放熱部材503で水中に放熱されるため、サーミスタ502は実際の水温のみを検知することとなる。ここで温水タンク510内の水が抜けたとし、本体200を傾けて持ったりしたとしても、温水ヒータ530の熱はサーミスタ502まで伝わる構成のため、制御手段240は温水ヒータ530の制御が可能であるため、温水タンク510が焼損することはない。また、温水ヒータ530の通電開始時には、所定時間ON−OFF通電を複数回繰返し行う構成であるため、温水タンク510空水時に、サーミスタ検知温度が、温水タンク内の温水設定温度に達したときの温水ヒータ530表面温度が、常に温水ヒータ530に通電して、温水タンク内の温水設定温度に到達させる場合より低いため、温水ヒータ530の輻射熱による温水タンク510への影響をなくすこととなる。図6、図7に所定時間ON−OFF通電を複数回繰返し行う場合(図6)と、常に通電し続けた場合(図7)の温水ヒータ表面温度の時間関係を示すが、構成から分かるように、同じ温度の、温水タンク内の温水設定温度を、サーミスタ502が検知するときは、両者とも基本的には、温水ヒータ530からの熱量を同容量、放熱部材503が受けたときであるため、同容量受け取るためには、所定時間ON−OFF通電を複数回行うと、α時間余計にかかるが、β℃温水ヒータ表面温度は下がることとなる。
図8、図9に本実施の形態1における制御手段である制御部240の制御フローチャートを示す。まず、図8のフローチャートのように衛生洗浄装置の電源がオンされた場合、通電1回目は、購入直後の設置の可能性があるので、(A)のステップ領域で示すように60秒間経過してから止水弁12(図示せず)が開栓される。
そして、フローチャートの(B)のステップ領域で示すように止水弁がONされた後、温度センサーであるサーミスタ502が水没する所定時間である30秒間待機する。
その30秒経過して、水没したサーミスタ502が温水タンク510内の水温になってから、その時点の温水タンク510内の温水の温度として入力され、入力温度(X℃)が設定温度−5℃より高い状態であれば、設定温度−5℃より低い温度に下がるまで待機する(図9のフローチャートの(C)のステップ領域)。
そして、フローチャートの(D)のステップ領域で示すように、温度センサーであるサーミスタ502からの入力温度(X℃)が、設定温度の−5℃より低い温度である状態で温水ヒータ530を1.5秒ON・8.5秒OFFし、温度センサーであるサーミスタ502が温水タンク510内の温水設定温度に到達するまでに、通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行う。この複数回のON−OFF通電の間に、前記した温水ヒー
タ530への通電開始前の入力温度(X℃)より5℃上昇した場合は、空焚きと判定し、温水タンク510内が空焚きしていると判定し、温水ヒータ530の通電を停止し、表示部213に空焚きの異常表示(エラー表示)をする。
このステップ領域の(C)と(D)からもわかるように、電源投入直後の温水ヒータ530の通電開始時には、温度センサーであるサーミスタ502で検出される温水温度が、設定温度から5℃以上低い温度である状態でなければ、温水ヒータ530への通電は開始されないし、また、通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返しながら、温水ヒータ530への通電開始前の入力温度(X℃)より5℃上昇したかどうかによる空焚き判定制御も開始されないわけである。
したがって、たとえ空焚き異常判定となった場合でも、温度センサーであるサーミスタ502で検出される温水温度が、設定温度付近までの低い温度の状態で温水ヒータ530が遮断され、表示部213に空焚きの異常表示(エラー表示)がされるため、温水タンク510内の温水は人体に触れて問題があるような高温になることがなく、すぐに止水弁を開栓して温水タンクに給水動作することが可能である。
また、電源投入直後の温水ヒータ530の通電開始時に空焚き判定をする場合、図6および図9のステップ領域の(D)とからわかるように、温水タンク510の温水温度を検出する温度センサーであるサーミスタ502からの入力温度(X℃)が、設定温度の−5℃より低い温度である状態から、温水ヒータ530を1.5秒ON、8.5秒OFFするON−OFF通電を6回繰返すまでに、温度センサーであるサーミスタ502の検出温度が入力温度(X℃)より5℃上昇したら空焚き異常と判定される。
たとえば購入直後の設置等で、水道の元栓を開き忘れた状態で電源を入れて試運転しようとした場合、温水タンク510内には水が入っていないので温水ヒータ530に通電されると短時間で温度センサー502が昇温され、温水ヒータ530を1.5秒ON、8.5秒OFFするON−OFF通電を6回繰返すまでに、温度センサーであるサーミスタ502の検出温度が入力温度(X℃)より5℃上昇し、空焚き異常となり、温水ヒータ530の通電が停止され、表示部213に空焚き異常のエラー表示がされる。
また、水道の元栓の開き度合いが少なすぎたり、温水タンク510の水が抜けていたりして、たとえば温水ヒータ530の一部が少し水に浸かる程度のような場合でも、温水ヒータ530に通電されると短時間で温度センサー502が昇温され、温水ヒータ530を1.5秒ON、8.5秒OFFするON−OFF通電を6回繰返すまでに、温度センサーであるサーミスタ502の検出温度が入力温度(X℃)より5℃上昇し、空焚き異常となり、温水ヒータ530の通電が停止され、表示部213に空焚き異常のエラー表示がされる。
また、温水ヒータ530が水没する状態や、温水タンク510内が満水の状態の場合は、温水ヒータ530に通電されると短時間で温度センサー502が昇温され、温水ヒータ530を1.5秒ON、8.5秒OFFするON−OFF通電を6回繰返すまでに、温度センサーであるサーミスタ502の検出温度が入力温度(X℃)より5℃上昇することはなく、空焚きの判定にはならず、通常温調モードとなって前記のON−OFF通電ではない連続通電により設定温度になるように制御される。
なお、上記の1.5秒ON、8.5秒OFFのON時間およびOFF時間の絶対値はこれに限られるものではなく、温水ヒータ530の入力ワット数等によっても最適値は異なる。ただし、ON時間よりもOFF時間を短くしてON−OFF通電を繰返すことによって、空焚きの場合でも温水ヒータ530の温度が放熱部材503を介して温度センサー502への伝達遅れによる問題がなく、温度センサーであるサーミスタ502で検出される温
水温度が、設定温度付近までの低い温度状態で温水ヒータ530が遮断されるため、温水タンク510内の温水は人体に触れて問題があるような高温になることがなく、すぐに止水弁を開栓して温水タンクに給水動作することが可能である。
以上のように、本実施の形態1は、便座300と、人体局部を洗浄する洗浄手段220と、洗浄手段220に温水を供給する温水タンクユニット500と、製品全体を制御する制御手段240と、操作部211と、表示部213を備え、温水タンクユニット500は、温水を貯湯する温水タンク510と、温水ヒータ530と、温度センサー502と、温水ヒータ530と温度センサー502とを互いに接触し温水ヒータ530の熱を温度センサー502に熱伝導させる放熱部材503からなり、制御手段240は、電源投入直後の温水ヒータ530の通電開始時には、少なくとも温度センサー502による検出温度が温水タンク510内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行うとともに、温水ヒータ530への通電遮断後、温水タンク510内の温水設定温度より低い温度領域において、温度センサー502による検出温度が特定温度(5℃)以上昇温した場合は、温水タンク内が空焚きしていると判定し、温水ヒータ530の通電を停止し、表示部213からの異常表示をする構成である。
これにより、温水タンク510内の温水温度が、設定温度付近までの低い温度である状態において空焚き検知がされ、温水ヒータ530の通電を停止し、表示部213による異常表示をすることで使用者に異常であることを促すことができる。また、高温になる前に空焚き異常判定ができ、空焚き異常判定後も、すぐに温水タンクに給水動作が可能で使い勝手がよい衛生洗浄装置を提供することができる。
ちなみに、表示部213による異常表示(エラー表示)は、他の異常状態と違うLEDを点滅させ(点灯でもかまわないし、同じLEDでも点滅周期を変える構成でも良い)、使用者に温水タンクに水が入っていないことを知らせる構成としている。LEDではなく液晶の表示部を搭載すれば、異常表示(エラー表示)を文字やエラーコードで表示でき、何によるエラーかを、より分かりやすく表示することができる。
なお、ステップ領域(C)において、空焚き判定制御を開始する条件として、入力温度(X℃)が設定温度−5℃より低い状態にあるかどうか、また、ステップ領域(D)において、空焚きと判定される条件として、入力温度(X℃)より5℃上昇したかどうか、について本実施の形態1においては、これらいずれも5℃に設定しているが、5℃に限られる訳ではなく、温水ヒータのワット数および温水タンクの容積によっては4℃や6℃の方が最適な場合もあり得る。必要なことは、空焚き判定制御を開始する条件として、「入力温度(X℃)が設定温度より特定温度低い状態にあるかどうか」、また空焚きと判定される条件として、「入力温度(X℃)より特定温度上昇したかどうか」、である。
この入力温度(X℃)が設定温度より特定温度低い状態から空焚き判定制御を開始する、すなわち温水ヒータ530のON−OFF通電を複数回繰返しが開始され、入力温度(X℃)より特定温度上昇した場合に空焚き異常と判定して温水ヒータ530の通電が停止されることにより、空焚き異常判定となった場合でも、温度センサーであるサーミスタ502で検出される温水温度が、設定温度付近までの低い安全な温度であり、すぐに止水弁を開栓して温水タンクに給水動作することが可能となるわけである。
また、「電源投入直後の温水ヒータ530の通電開始時」については、購入直後の設置後の電源投入の場合のみならず、たとえば、長期留守にするなどで衛生洗浄装置の電源を切っていて、再度、電源投入する場合だとか、水道の断水等で衛生洗浄装置の電源を切っていて、再度、電源投入する場合などいろいろあり得る。いずれの場合においても、温水タンク510内の温水温度が、設定温度付近までの低い温度である状態において空焚き検知がされ、温水ヒータ530の通電を停止し、表示部213による異常表示をすることで使用者に異常であることを促すことができる。また、高温になる前に空焚き異常判定がで
き、空焚き異常判定後も、すぐに温水タンクに給水動作が可能で使い勝手がよい。
また、本実施の形態1における衛生洗浄装置は、図8のフローチャートの(B)のステップ領域で説明したように、温水タンク510に止水弁を介して外部から水を供給する構成とし、制御手段240は、操作部211の洗浄操作により止水弁を開いた後、所定時間(30秒)遅延させて温水ヒータ530に通電制御することにより、温水タンク空水状態から温水タンク510に水を入れ始める時に、温水ヒータ530が水没した後、温水ヒータ530に通電されるため、温水ヒータ530の輻射熱による温水タンク510への悪影響を防止することができる。
なおここで、上記の操作部211の洗浄操作により止水弁を開いた後、温水ヒータ530に通電開始するまでの待機する所定時間は30秒に限定するものではなく、止水弁を開いた後に温水ヒータ530および温度センサーであるサーミスタ502が充分に水没し得る時間であればよい。
また、本実施の形態1の衛生洗浄装置において、制御手段240は、温水タンク510内が空焚きしていると判定して温水ヒータ530の通電を停止するとともに、表示部213により異常表示した後、操作部211の洗浄操作により空焚きエラーを解除し、止水弁を開く構成とすることにより、空焚き異常判定後、温水タンク内の温度が冷めるまで温水タンク510への給水動作ができず、使用できるまでに時間がかかるということがなく、空焚き異常判定後、時間をかけず、すぐに温水タンクに給水動作ができ、使用することができる。
また、本実施の形態1の衛生洗浄装置は、図9のフローチャートの(C)(D)のステップ領域で説明したように、制御手段240が空焚き判定をする制御を開始する温度領域は、温度センサー502による検出温度が温水設定温度より特定温度低い温度である場合に限ることにより、空焚き異常判定後の温水タンク内の温水温度を、温水設定温度以下にすることができ、すぐに温水タンク510に給水動作をしても安全で、使い勝手を損なうことなく使用することができる。
以上のように、本発明にかかる衛生洗浄装置は、空焚き異常判定後も、すぐに給水動作が可能で使い勝手を損なうことなく使用することができるため、衛生洗浄装置のみならず、温水タンクにヒータを備えた他の温水供給機器等の用途にも適用できる。
12 止水弁
100 衛生洗浄装置
200 本体
211 操作部
213 表示部(表示灯)
220 洗浄手段(洗浄ノズル)
240 制御手段(制御部)
300 便座
500 温水タンクユニット
502 温度センサー(サーミスタ)
503 放熱部材
510 温水タンク
530 温水ヒータ(シーズヒータ)

Claims (5)

  1. 便座と、人体局部を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段に温水を供給する温水タンクユニットと、製品全体を制御する制御手段と、操作部と、表示部を備え、
    前記温水タンクユニットは、温水を貯湯する温水タンクと、温水ヒータと、温度センサーと、前記温水ヒータと前記温度センサーとを互いに接触し前記温水ヒータの熱を前記温度センサーに熱伝導させる放熱部材からなり、
    前記制御手段は、電源投入直後の前記温水ヒータの通電開始時には、少なくとも前記温度センサーによる検出温度が温水タンク内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行うとともに、前記温水ヒータへの通電遮断後、前記温水タンク内の温水設定温度より低い温度領域において、前記温度センサーによる検出温度が特定温度以上昇温した場合は、温水タンク内が空焚きしていると判定し、温水ヒータの通電を停止し、前記表示部からの異常表示をする衛生洗浄装置。
  2. 前記温水タンクには止水弁を介して外部から水を供給する構成とし、前記制御手段は、前記操作部の洗浄操作により前記止水弁を開いた後、所定時間遅延させて前記温水ヒータに通電制御する請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記制御手段は、電源投入直後の前記温水ヒータの通電開始時に、前記温度センサーが温水タンク内の温水設定温度に到達するまでに通電と通電遮断のON−OFF通電を複数回繰返し行う前記温水ヒータのON時間をOFF時間より短くした請求項1または2記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記制御手段は、温水タンク内が空焚きしていると判定して温水ヒータの通電を停止するとともに、前記表示部により異常表示した後、前記操作部の洗浄操作により空焚きエラーを解除し前記止水弁を開く構成とした請求項2記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記制御手段が前記空焚きを判定する制御を開始する温度領域は、前記温度センサーによる検出温度が前記温水タンク内の温水設定温度より特定温度低い温度である場合に限る請求項1〜4のいずれか1項記載の衛生洗浄装置。
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