JP4441972B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、便座を加熱する便座ヒータと洗浄水を加熱する洗浄水ヒータを備え、便座に着座した人体の局部を洗浄水で洗浄するようにした衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛生洗浄装置として、便座を加熱するための便座ヒータと、洗浄水タンクに貯められた洗浄水を加熱するための洗浄水ヒータとを備えたものがある。この種の従来装置では、洗浄を行った直後にタンク内の水位が不足することがあり、水位不足のままで洗浄水ヒータを作動(オン)させると、無駄な電力が消費されることになる。ここで、洗浄水タンクを空の状態から満水にするには、タンク容量にもよるが、通常は2分程度の給水時間がかかることになる。この給水を行う間にタンク内水位は一時的に不足することになるが、この不足状態を水位センサで監視して、水位不足のときには洗浄水ヒータをオンさせることを規制するようにした従来装置もある。
一方、便座ヒータと洗浄水ヒータを同時にオンさせたのでは、消費電力が増大することから、便座ヒータと洗浄水ヒータを同時にオンさせないようにした衛生洗浄装置もある。
【0003】
図5には、便座ヒータ41と洗浄水ヒータ42を上記のように制御するようにした衛生洗浄装置の電気的構成を例示する。この従来装置のコントローラ40は、便座ヒータ41を駆動するための便座ヒータ駆動素子43と、洗浄水ヒータ42を駆動するための洗浄水ヒータ駆動素子44と、便座温センサ45で検出される便座温度を判断するための便座温判断回路46と、水温センサ47で検出される洗浄水温度を判断するための水温判断回路48と、各判断回路46,48の判断結果から便座ヒータ駆動素子43へ駆動信号(オン信号)を出力するための便座温ゲート回路49と、水温判断回路48の判断結果及び水位センサ50からの水位信号に基づいて洗浄水ヒータ駆動素子44へ駆動信号(オン信号)を出力するための水温水位ゲート回路51とを備える。
【0004】
上記構成に係る制御ロジックを図6のロジック表に示す。便座温判断回路46は、便座温センサ45から出力される便座温度が所定値未満であれば「オン信号」を出力し、同センサ45から出力される便座温度が所定値以上であれば「オフ信号」を出力するものである。水温判断回路48は、水温センサ47から出力される洗浄水温度が所定値未満であれば「オン信号」を出力し、同センサ47から出力される洗浄水温度が所定値以上であれば「オフ信号」を出力するものである。水位センサ50は、タンク内水位が所定値以上であれば「充分信号」を出力し、タンク内水位が所定値未満であれば「不足信号」を出力するものである。
【0005】
そして、水温水位ゲート回路51は、水温判断回路48の出力が「オン信号」となり、かつ、水位センサ50の出力が「充分信号」となるときにのみ、洗浄水ヒータ42をオンさせるための「オン信号」を出力し、それ以外の条件では洗浄水ヒータ42をオフさせるための「オフ信号」を出力するようになっている。
一方、便座温ゲート回路49は、便座温判断回路46の出力が「オン信号」となり、かつ、水温判断回路48の出力が「オフ信号」となるときにのみ、便座ヒータ41をオンさせるための「オン信号」を出力し、それ以外の条件では便座ヒータ41をオフさせるための「オフ信号」を出力するようになっている。
【0006】
この制御ロジックでは、便座温判断回路46及び水温判断回路48の出力が共に「オン信号」となる場合に、水温判断回路48の出力を優先して水温水位ゲート回路51のみから「オン信号」を出力させるようになっている。即ち、洗浄水ヒータ42を便座ヒータ41に対して優先的にオンさせるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の衛生洗浄装置では、洗浄水ヒータ42を優先的にオンさせるために、水温判断回路48の出力を便座温ゲート回路49で参照するようになっていた。一方、水温判断回路48の出力が「オン信号」となっても、水位センサ50の出力が「不足信号」であれば、水温水位ゲート回路51の出力が「オフ信号」となっていた。このため、洗浄水ヒータ42がオフされても便座ヒータ41がオンされない状態が存在することになり、特別な理由もなく便座が暖められないというケースが存在することになった。このようなケースは、例えば、洗浄が行われてタンク内の洗浄水が不足する状態から給水で満たされるまでの間に起こりうるものである。この場合、洗浄水ヒータ42がオフされるにも拘わらず便座ヒータ41がオンされず、その分だけ便座が有効に暖められていなかった。
【0008】
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、便座ヒータに対して洗浄水ヒータを優先的にオンさせるものにおいて、便座を便座ヒータにより一層有効に暖めることを可能にした衛生洗浄装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、便器の上に設けられる便座と、便座を加熱するための便座ヒータと、便座の温度状態を検出するための便座温センサと、便座に着座した人体の局部に洗浄水を噴出するための噴水器と、噴水器に供給される洗浄水を貯めるための貯水タンクと、貯水タンクにおける貯水状態を検出するための貯水センサと、貯水タンクにおける洗浄水を加熱するための洗浄水ヒータと、洗浄水の温度状態を検出するための水温センサと、水温センサ及び貯水センサの検出結果に基づき、洗浄水の温度が所定値未満であると共に、貯水状態が充分であるときに、洗浄水を加熱するために洗浄水ヒータを作動させる洗浄水加熱制御手段と、水温センサ及び便座温センサの検出結果に基づき、洗浄水の温度が所定値以上である一方で、便座の温度が所定値未満であるときに、便座を加熱するために便座ヒータを作動させる便座加熱制御手段とを備え、便座加熱制御手段は、便座温センサの検出結果に基づき、便座の温度が所定値以上である場合に、便座ヒータの作動をオフにする一方で、便座の温度と洗浄水の温度とがいずれも所定値未満である場合には、洗浄水の加熱を便座の加熱より優先させ、便座ヒータへの作動をオフにする衛生洗浄装置において、便座温センサ、水温センサ及び貯水センサの検出結果に基づき、便座の温度と洗浄水の温度とがいずれも所定値未満である場合、洗浄水の貯水状態が不充分であるときに、便座ヒータの作動を洗浄水ヒータより優先して便座を加熱し、洗浄水の貯水状態が充分であるときには、便座ヒータによる便座の加熱を行わない便座加熱許容手段を備えたことを趣旨とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、水温センサ及び便座温センサの検出結果に基づき、洗浄水の温度が所定値以上である一方で、便座の温度が所定値未満である場合には、洗浄水ヒータによる洗浄水の加熱を行わず、便座加熱制御手段は、便座ヒータの作動をオンにして便座を加熱することを趣旨とする。
【0010】
上記発明の構成によれば、水温センサ及び貯水センサの検出結果に基づき、貯水タンクの中の洗浄水が加熱不足であり、その洗浄水の貯水タンクにおける貯水状態が充分であるときには、洗浄水を加熱するために洗浄水加熱制御手段により洗浄水ヒータを作動させる制御が行われる。一方、水温センサ及び便座温センサの検出結果に基づき、貯水タンクの中の洗浄水が加熱不足でなく、便座が加熱不足であるときには、便座を加熱するために便座加熱制御手段により便座ヒータを作動させる制御が行われる。そして、水温センサ及び貯水センサの検出結果に基づき、貯水タンクの中の洗浄水が加熱不足であっても、貯水タンクにおける洗浄水の貯水状態が不充分であるときには、便座を加熱するための便座加熱許容手段により便座ヒータを作動させることが許容される。従って、洗浄水が加熱不足であっても、洗浄水の貯水状態が不充分で洗浄水ヒータを作動させることがないときに、便座が加熱不足であれば、便座ヒータが作動するようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の衛生洗浄装置を具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図3には、便器1に設けられた本実施の形態の衛生洗浄装置の外観を斜視図に示す。
【0012】
本装置は、便器1の後部上面に設けられる本体2と、その本体2に回動可能に設けられた便蓋3及び便座4とを備える。便座4は便器1の上に載せられる。便座4の後部下方には、本体2に設けられたシャワーノズル5及びチャームノズル6が配置される。これらノズル5,6は、便座4に着座した人体の局部を洗浄するために同局部に洗浄水を噴出するためのものであり、本発明の噴水器に相当する。
【0013】
便座4の内部には、便座4を加熱するための便座ヒータ7が設けられる。便座ヒータ7は、通電により発熱するものである。便座4の内部には、便座ヒータ7による便座4の加熱状態を検出するために便座4の温度を検出する便座温センサ8が設けられる。
【0014】
本体2の上面には、各種操作スイッチ9が設けられる。本体2には、水道水圧源に通じる給水管10,11等が接続される。本体2には、コンセント12に装着された電源装置13が接続される。
【0015】
本体2の内部には、各ノズル5,6に供給される洗浄水を貯めるための貯水タンク14が設けられる。図4には、この貯水タンク14の一部を断面図に拡大して示す。貯水タンク14には、同タンク14における洗浄水Wを加熱するための洗浄水ヒータ15が設けられる。洗浄水ヒータ15は、通電により発熱するものである。貯水タンク14には、その洗浄水Wの温度を検出するための水温センサ16が設けられる。貯水タンク14には、同タンク14における洗浄水Wの水位を検出するための水位センサ17が設けられる。この水位センサ17は、貯水タンク14の内部を下方へ延びるロッド17aと、そのロッド17aに沿って昇降可能に支持されたフロート17bとを備える。この水位センサ17は、貯水タンク14が洗浄水Wで充分に満たされてその水位が所定値よりも高くなるときに、フロート17bが浮き上がり水位スイッチ(図示略)をオンさせて水位が充分であることを示す「充分信号」を出力するようになっている。
【0016】
図1には、本実施の形態の衛生洗浄装置の電気的構成をブロック図に示す。
この衛生洗浄装置は、本発明の洗浄水加熱制御手段、便座加熱制御手段及び便座加熱許容手段を構成するコントローラ21を備える。コントローラ21は、便座ヒータ7を駆動するための便座ヒータ駆動素子22と、洗浄水ヒータ15を駆動するための洗浄水ヒータ駆動素子23と、便座温センサ8で検出される便座温度を判断するための便座温判断回路24と、水温センサ16で検出される洗浄水温度を判断するための水温判断回路25と、水温判断回路25の判断結果及び水位センサ17からの水位信号に基づいて洗浄水ヒータ駆動素子23へ駆動信号(オン信号)を出力するための水温水位ゲート回路26と、便座温判断回路24の判断結果及び水温水位センサゲート回路26の出力結果から便座ヒータ駆動素子22へ駆動信号(オン信号)を出力するための便座温ゲート回路27とを備える。
【0017】
上記構成に係る制御ロジックを図2のロジック表に示す。便座温判断回路24は、便座温センサ8から出力される便座温度が所定値未満であれば「オン信号」を出力し、便座温センサ8から出力される便座温度が所定値以上であれば「オフ信号」を出力するものである。水温判断回路25は、水温センサ16から出力される洗浄水温度が所定値未満であれば「オン信号」を出力し、水温センサ16から出力される洗浄水温度が所定値以上であれば「オフ信号」を出力するものである。水位センサ17は、タンク内水位が所定値以上であれば「充分信号」を出力し、タンク内水位が所定値未満であれば「不足信号」を出力するものである。
【0018】
そして、水温水位ゲート回路26は、水温判断回路25の出力が「オン信号」となり、かつ、水位センサ17の出力が「充分信号」となるときにのみ、洗浄水ヒータ15をオンさせるための「オン信号」を出力し、それ以外の条件では洗浄水ヒータ15をオフさせるための「オフ信号」を出力するようになっている。即ち、コントローラ21は、水温センサ16及び水位センサ17の検出結果に基づき、洗浄水が加熱不足であり、水位が充分であるとき、洗浄水を加熱するために洗浄水ヒータ15を作動(オン)させるようになっている。
【0019】
一方、便座温ゲート回路27は、便座温判断回路24の出力が「オン信号」となり、かつ、水温判断回路25の出力が「オフ信号」となるときに、便座ヒータ7をオンさせるための「オン信号」を出力するようになっている。即ち、コントローラ21は、便座温センサ17の検出結果に基づき、洗浄水が加熱不足でなく、便座4が加熱不足であるとき、便座4を加熱するために便座ヒータ7をオンさせるようになっている。
【0020】
この制御ロジックでは、便座温判断回路24及び水温判断回路25の出力が共に「オン信号」となる場合には、水温判断回路25の出力を優先させて水温水位ゲート回路26から「オン信号」を出力させるようになっている。即ち、洗浄水ヒータ15を便座ヒータ7に対して優先的にオンさせるようになっている。ここで、前記従来装置では、水位センサ17の出力に拘わらず水温判断回路25の出力が「オン信号」となるときには、水温水位ゲート回路26からの「オン信号」の出力を優先させるために、便座温ゲート回路27からの出力を「オフ信号」とさせていた。
【0021】
しかしながら、この実施の形態では、便座温ゲート回路27は、便座温判断回路24の出力が「オン信号」となり、かつ、水温判断回路25の出力が「オン信号」となっていても、水位センサ17の出力が「不足信号」(水温水位ゲート回路26の出力が「オフ信号」)であれば、便座ヒータ7をオンさせるための「オン信号」を出力するようになっている(図2のロジック表に「☆」で示す。)。即ち、コントローラ21は、水温センサ16及び水位センサ17の検出結果に基づき、洗浄水が加熱不足であり、洗浄水の貯水状態が不充分であるとき、便座4を加熱するための便座ヒータ7をオンさせることを許容するようになっている。そして、それ以外の条件においては、便座温ゲート回路27は、便座ヒータ7をオフさせるための「オフ信号」を出力するようになっている。
【0022】
以上説明したように本実施の形態の衛生洗浄装置によれば、水温センサ16及び水位センサ17の検出結果に基づき、貯水タンク14の中の洗浄水が加熱不足であり、その洗浄水の貯水タンク14における貯水状態が充分であるときには、洗浄水を加熱するために、コントローラ21により洗浄水ヒータ15をオンされる。一方、便座温センサ8の検出結果に基づき、貯水タンク14の中の洗浄水が加熱不足でなく、便座4が加熱不足であるときには、便座4を加熱するために、コントローラ21により便座ヒータ7がオンされる。特に、この実施の形態では、水温センサ16及び水位センサ17の検出結果に基づき、貯水タンク14の中の洗浄水が加熱不足であっても、貯水タンク14における洗浄水の水位が不充分であるときには、便座4を加熱するために便座ヒータ7をオンさせることがコントローラ21により許容される。
従って、貯水タンク14の中の洗浄水が加熱不足であっても、その洗浄水の水位が不充分で洗浄水ヒータ15を作動させないときに、便座4が加熱不足であれば、便座ヒータ7がオンされることになる。このため、便座ヒータ7に対して洗浄水ヒータ15を優先的にオンさせるようにした衛生洗浄装置において、便座ヒータ7により便座4を加熱する機会を従来装置の場合よりも増やして、便座4を便座ヒータ7により一層有効に暖めることができるようになる。
【0023】
この実施の形態の衛生洗浄装置によれば、例えば、本装置による洗浄直後に貯水タンク14の中の洗浄水が不足する状態から給水により満たされるまでの間でも、便座ヒータ7をオンさせて便座4を暖めることができ、便座4の温度が低下するのを防止することができる。
【0024】
この実施の形態の衛生洗浄装置によれば、例えば、本装置を便器1に初めて設置したときに、貯水タンク14に水が満たされるまでの間で便座ヒータ7をオンさせることができる。このため、本装置の設置が完了した直後から便座4を暖めて使用することができるようになる。
【0025】
この実施の形態の衛生洗浄装置によれば、図1に示すように、洗浄水ヒータ15をオンさせないときに便座ヒータ7をオンさせるために、水温水位ゲート回路26からのオフ信号を便座温ゲート回路27に入力させるように構成している。ここで、水温水位ゲート回路26からのオン信号を使用せずに洗浄水ヒータ駆動素子23からの出力信号を使用したり、洗浄水ヒータ15のオン・オフ状態を示す信号を使用したりすることも考えられる。しかし、この場合には、商用電源であるAC100Vラインを使用することになるため、使用部品が大型化しコスト高になるおそれがあり、ノイズ侵入が発生しやすくなる等の問題もある。これに対して、この実施の形態の衛生洗浄装置の構成によれば、上記のような問題もなくなる。
【0026】
この実施の形態の衛生洗浄装置によれば、貯水タンク14に洗浄水が充分に入っていない場合にも便座4を暖めることができる。このことから、洗浄水ヒータ15を操作スイッチ9により選択的にオフさせることができない構成であっても、便座4を暖めて使用することができる。このため、洗浄水ヒータ15が常にオフとなり、かつ、便座4が暖かいといった節電と快適性を半々に両立させた状態で衛生洗浄装置を使用することができるようになる。
【0027】
尚、この発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明の構成によれば、便座ヒータに対して洗浄水ヒータを優先的にオンさせる衛生洗浄装置において、便座を便座ヒータでより一層有効に暖めることができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、衛生洗浄装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同じく、制御ロジックを示すロジック表である。
【図3】同じく、衛生洗浄装置の外観を示す斜視図である。
【図4】同じく、貯水タンクの一部を示す断面図である。
【図5】従来装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】従来装置の制御ロジックを示すロジック表である。
【符号の説明】
1 便器
4 便座
5 シャワーノズル(噴水器)
6 チャームノズル(噴水器)
7 便座ヒータ
8 便座温センサ
14 貯水タンク
15 洗浄水ヒータ
16 水温センサ
17 水位センサ(貯水センサ)
21 コントローラ(洗浄水加熱制御手段、便座加熱制御手段、便座加熱許容
手段)
Claims (2)
- 便器の上に設けられる便座と、
前記便座を加熱するための便座ヒータと、
前記便座の温度状態を検出するための便座温センサと、
前記便座に着座した人体の局部に洗浄水を噴出するための噴水器と、
前記噴水器に供給される洗浄水を貯めるための貯水タンクと、
前記貯水タンクにおける貯水状態を検出するための貯水センサと、
前記貯水タンクにおける洗浄水を加熱するための洗浄水ヒータと、
前記洗浄水の温度状態を検出するための水温センサと、
前記水温センサ及び前記貯水センサの検出結果に基づき、前記洗浄水の温度が所定値未満であると共に、前記貯水状態が充分であるときに、前記洗浄水を加熱するために前記洗浄水ヒータを作動させる洗浄水加熱制御手段と、
前記水温センサ及び前記便座温センサの検出結果に基づき、前記洗浄水の温度が所定値以上である一方で、前記便座の温度が所定値未満であるときに、前記便座を加熱するために前記便座ヒータを作動させる便座加熱制御手段とを備え、
前記便座加熱制御手段は、前記便座温センサの検出結果に基づき、前記便座の温度が所定値以上である場合に、前記便座ヒータの作動をオフにする一方で、
前記便座の温度と前記洗浄水の温度とがいずれも所定値未満である場合には、前記洗浄水の加熱を前記便座の加熱より優先させ、前記便座ヒータへの作動をオフにする衛生洗浄装置において、
前記便座温センサ、前記水温センサ及び前記貯水センサの検出結果に基づき、前記便座の温度と前記洗浄水の温度とがいずれも所定値未満である場合、前記洗浄水の貯水状態が不充分であるときに、前記便座ヒータの作動を前記洗浄水ヒータより優先して前記便座を加熱し、前記洗浄水の貯水状態が充分であるときには、前記便座ヒータによる前記便座の加熱を行わない便座加熱許容手段を備えたこと、を特徴とする衛生洗浄装置。 - 請求項1に記載の衛生洗浄装置において、
前記水温センサ及び前記便座温センサの検出結果に基づき、前記洗浄水の温度が所定値以上である一方で、前記便座の温度が所定値未満である場合には、前記洗浄水ヒータによる前記洗浄水の加熱を行わず、前記便座加熱制御手段は、前記便座ヒータの作動をオンにして前記便座を加熱することを特徴とする衛生洗浄装置。
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