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JP6171295B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子が搭載された発光装置に関する。
従来より、発光素子を載置するパッド部とワイヤボンディング部とが凸状とされたリードフレームと、その周囲を高反射性の樹脂で充填することが開示されている。例えば、特許文献1では厚さが一様のリードフレームを折り曲げて凸としており、特許文献2及び特許文献3ではリードフレームの厚さを変化させて凸としている。このような発光装置では、リードフレームの上面のうち、凸状部分以外が樹脂に覆われているため、高い反射率を得ることができる。
特表2002−520823号公報 特表2011−517125号公報 特開2010−135718号公報
リードフレームに設けられた凸部の上面を露出させて、その周囲を樹脂で覆うためには、金型に樹脂を流し込んで成形する際に、金型にリードフレームの凸部の上面を接触させて成形することで形成することができる。しかしながら、このような構成ではリードフレームの凸部の上面のみを金型で押さえるため、この押さえ部分が小さくなり、樹脂充填の際の樹脂バリが生じやすくなり、これにより露出させたい面が安定的に露出されないという問題があった。
そこで本発明は、成形時に樹脂バリの生じにくい発光装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、次の手段により解決される。
本発明は、樹脂を含んでなる成形部材と、前記成形部材の内部に配置された1つ以上のリードフレームとを有する発光装置であって、前記成形部材は凹部を有しており、前記リードフレームの少なくとも1つは上面に凸部を有し、前記凸部は、前記凹部の底面においてその上面が露出され、かつ、その側面が前記成形部材により囲まれた第1凸部と、前記凹部の底面においてその上面の一部が露出され、かつ、その側面の一部が前記成形部材の側面から露出される第2凸部とを有することを特徴とする発光装置である。
また、本発明は、前記第1凸部の上面にワイヤが接続されてなることを特徴とする上記した発光装置である。
また、本発明は、前記第1凸部の上面に発光素子が載置されてなることを特徴とする上記した発光装置である。
また、本発明は、前記第2凸部は、平面視において前記凹部の底面において線対称の位置に少なくとも一対設けられていることを特徴とする上記した発光装置である。
また、本発明は、前記成形部材は熱硬化性樹脂からなることを特徴とする上記した発光装置である。
また、本発明は、前記成形部材の表面と前記凸部の上面とが同一平面上にあることを特徴とする上記した発光装置である。
また、本発明は、前記凸部の上面が、前成形部材の表面から突出していることを特徴とする上記した発光装置である。
また、本発明は、前記第2凸部の上面にワイヤが接続されてなることを特徴とする上記した発光装置である。
本発明によれば、成形時に樹脂バリの生じにくい発光装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る発光装置100の斜視図である。 本発明の実施形態に係る発光装置100の平面図である。 発光装置100のリードフレームを説明するための透過図である。 図2のA−A断面を示す断面図である。 発光装置100の成形部材及びリードフレームを示す平面図である。 発光装置100の底面と側面を示す斜視図である。 図7(A)、図7(B)は本発明の実施形態に係るリードフレーム28を示す平面図である。
以下、本発明に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
なお、以下の説明では必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る発光装置100の斜視図であり、図2は発光装置100の平面図であり、図3は発光装置100のリードフレームを説明するための透過図であり、図4は図2のA−A断面を示す断面図である。また、図5は、図2に示す発光装置100のうち発光素子50とワイヤ42、保護素子60の記載を省略した平面図であり、すなわち発光装置100の成形部材10及び一対のリードフレーム20、22を示す。図6は、発光装置100の底面と側面を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る発光装置100は、図1〜図6に示すように、樹脂を含んでなる成形部材10と、成形部材10の内部に配置された1つ以上のリードフレーム20、22とを有している。本実施形態ではリードフレーム20、22の2つのリードフレームを有しており、図4に示すようにリードフレーム20の表面(上部)に形成された凸部20a及び20bに、それぞれ発光素子50が固定部材(図示せず)により固定されており、リードフレーム22の上面に形成された凸部22aに保護素子60が導電性の固定部材(図示せず)により固定されている。
図3は、リードフレーム20、22の形状を説明するために成形部材10を透過して示した図である。図3に示すように、リードフレーム20、22の少なくとも1つは上面に凸部を有し、リードフレーム20、22の下面は成形部材10から外部に露出されている。成形部材10は、図1及び図5に示すように、底面14と側面16とを有する凹部を形成しており、底面14において凸部20a、20b、20c、20d、22a、22b、24a、24b、24c、26が露出されている。
ここで、本実施形態においては、凸部は、その側面の全周が成形部材により囲まれ、上面が成形部材から露出された第1凸部20a、20b、20c、20d、22a、22bと、上面の一部が成形部材から露出され、かつ側面の一部が成形部材10の側面21から露出される第2凸部24a、24b、24c、26と、を有している。
本実施形態における第1凸部は、成形部材10の底面14において、凸部の上面が浮島状に露出するように形成されている。つまり、凸部の上面以外、すなわち側面の全周が成形部材により被覆されている。図3で示されるように、第1凸部20a、20b、20c、20dは、成形部材10の内部で繋がっており、1つのリードフレーム20を形成する。第1凸部20a、20bの上面には、発光素子50が載置されている。すなわち、第1凸部20a及び20bの上面は、発光素子実装パターンとして機能する。
また、第1凸部22aの上面には、保護素子60が載置されており、第1凸部22aの上面は、保護素子実装パターンとして機能する。
さらに、図1及び図2に示されるように、第1凸部20c、22bの上面は発光素子50の電極とワイヤ42によって接続される領域とされており、第1凸部20dの上面は保護素子60の電極とワイヤ42とによって接続される領域とされている。すなわち、第1凸部20c、22d、20dはワイヤボンド用のパターンとして機能する。このように、本実施形態では、発光素子50の載置領域の周囲は成形部材により被覆されているため、高い反射率を得ることができる。
第2凸部24a、24b、24c、26は、第1凸部と同様にその上面が凹部の底面14において露出されているが、第1凸部のようにその側面の周囲が成形部材により被覆されているのではなく、図1および図3に示されるように、その側面の一部が成形部材10の側面21から露出されている。
第2凸部の上面は、凹部の側面16に接するように配置されることが好ましい。図1および図3に示されるように、第2凸部24a、24b、24c、26の上面は、その一部が底面14にて露出されており、その一部が凹部の側面16から成形部材10の内部に埋設されている。成形部材10に埋設された第2凸部は成形部材10の側面21まで貫通して露出されている。
このように、第2凸部は成形部材10内に埋め込まれて成形部材10の外側面まで貫通して成形部材10に固定されて配置されているため、金型で第2凸部を押さえる際に安定して押さえることができる。
また、本実施形態において、第2凸部の上面には、発光素子等の半導体素子が配置されておらず、ワイヤも接続されていない。このように、半導体素子が搭載される凸部やワイヤボンディング面となる凸部を島状に独立させて、成形部材10の側面21から露出される凸部と切り離すことにより、側面21に応力がかかったとしても、半導体素子やワイヤに応力がかかりにくくすることができ、信頼性の高い発光装置とすることができる。
第1凸部及び第2凸部の上面は、成形部材10の表面(底面14)と略同一平面に配置されている。このため、成形部材10を成形する際に、金型に第1凸部の上面のみならず、第2凸部の上面の一部を接触させて成形することができる。これにより同一平面上において金型と接する面が多くなるため金型押さえが安定し、露出させたい面を安定的に露出させることができる。なお、第2凸部は、成形部材10の凹部底面の外周に2箇所以上設けることが好ましく、特に、図1に示すように4箇所以上設けることが好ましい。
本実施形態において、第2凸部24aおよび24bは図2に示すように、平面視したときに凹部の底面14において線対称の位置に少なくとも一対設けられている。これにより、金型で押さえる箇所が凹部の底面14の領域内で偏ることがないため、安定した成形が可能となる。
本実施形態では、第2凸部24cおよび26もまた、図2に示すように平面視したときに凹部の底面14において線対称の位置に配置されている。このように2対設けることで、より成形性を向上させることができる。
第1凸部および第2凸部の上面は、略同一平面上にある。このような凸部は、平板状のリードフレームに、エッチングやプレスにより凸部と凸部の間の隙間(凹部)を形成することで設けることができる。
第1凸部および第2凸部は、好ましくは、高さ(図4、図5のz方向)が、リードフレーム20の厚みの略半分もしくはそれよりも小さい。具体的には、リードフレームから突出されている部分の高さが0.2mm以下、さらには0.01mm〜0.1mmであることが好ましい。
第1凸部の縦(図4、図5のx方向)及び上面の横(図4、図5のy方向)は、上面に載置される発光素子50、保護素子60、ワイヤ42等の接着に十分な面積となるように設定することが好ましい。発光素子50を載置する場合には、発光素子50の底面の面積が、第1凸部20a、20b、22aそれぞれの面積に対して50%〜150%であることが好ましい。これによって、良好な放熱性と良好な発光素子実装性とを両立させることができる。ワイヤ42が接合される第1凸部20c、20d、22bの面積は、発光素子50が載置される第1凸部20a、20bのそれぞれの面積又はリードフレーム22側に載置される保護素子60が載置される第1凸部22aの面積と略同一か、それよりも小さくてもよい。
底面14において露出される全ての凸部の上面の面積の和(すなわち、第1凸部及び第2凸部の上面のうち、底面14において露出されている部分の面積)は、底面14の面積に対して、15%〜30%であることが好ましく、20〜25%であることがより好ましい。これによって、樹脂成形の安定性と光反射性とを両立させることができる。なお、第2凸部の上面は、半導体素子の実装パターンとして用いてもよいし、半導体素子の電極とワイヤにより接続されるワイヤボンド用パターンとして用いてもよい。
このような、複数のリードフレーム20、22及びこれらの複数のリードフレームを保持する成形部材は、通常、単一の金属板から形成されたリードフレーム28を用いて形成される。つまり、リードフレーム20及び22は、図7(A)に示されるように、1枚の金属板から、エッチング加工やプレス加工(打ち抜き加工)等により形成されるため、形成された当該リードフレーム28は、後に第2凸部となる部分である24a、24b、24c、26により連結されて隣り合うリードフレーム20、22と繋がっている。
このリードフレーム28を金型内に配置して、例えばトランスファーモールド法により樹脂を流し込んで成形部材10を形成する際に、金型に第1の凸部の上面及び第2凸部の上面を接触させることで形成することができる。金型は、例えば上型と下型とから成る分離可能な金型を用いることが作業性向上のために好ましい。
図7(B)は、成形部材10で樹脂成形されたリードフレーム28(発光装置の集合体)を示す図である。成形部材10は図7(B)で図示される点線で示す分離部にて切断されて個片化され、この際に第2凸部24a、24b、24c、26が個々の成形部材10の側面から露出され、発光装置100となる。
以下、発光装置100の構成部材について詳述する。
(リードフレーム20、22)
リードフレーム20、22は例えば、鉄、リン青銅、銅合金、クラッド材等の電気良導体を用いて形成される。また、必要に応じて、例えば反射率向上を目的に銀、アルミニウム、銅及び金などの金属メッキをすることができる。
本実施形態では、発光素子50の載置面とワイヤ42が接続される部分以外の部分は、極力成形部材10に埋設されており、リードフレーム20及び22の表面が露出されない構成とされている。これにより、成形材料10よりも発光素子からの光の反射率が低い材料を用いる場合であっても、反射率の高い成形部材を用いることで、発光素子50からの光を効率よく反射させて外部に取り出すことが可能となり、発光効率の高い発光装置とすることができる。
通電することにより、発光素子50を発光させた際に生ずる発熱は、凸部20a、20bの上面を介してリードフレーム20内を伝導する。発光素子50の直下においてリードフレーム20の底面(下面)が成形部材10から露出していることで、効率的に放熱することができる。図4に示すように、発光素子50が載置された凸部20a及び20bは、発光素子50の載置面と対向する面(裏面)が、成形部材10から露出していることが好ましい。
(成形部材10)
成形部材10は、リードフレーム20及び22をその内部に配置させる部材であり、樹脂を含有して成る。透光性の樹脂に光反射性物質を高充填したものを使用することが好ましい。樹脂材料としては、熱可塑性樹脂、または熱硬化性樹脂を用いるが熱硬化性樹脂を用いるのが好ましく、そのうち、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂からなる群から選択される少なくとも1種により形成することが好ましい。
熱硬化性樹脂は高温で劣化しにくいため好適に用いられるが、熱可塑性樹脂よりも樹脂の粘度が低いため、金型での成形時に樹脂バリが発生しやすいが、本実施形態によれば樹脂バリの発生を少なくすることができる。
なお、本実施形態において第1凸部および第2凸部の上面は、成形部材の表面と同一面上になるように形成されているが、成形部材の表面(凹部の底面14)から突出するように形成してもよい。この場合には、金型形状を調整して凸部の上面が底面14よりも突出するように成形部材を形成してもよいし、同一平面上に露出された凸部の上面にめっき処理をしてめっき層を形成することにより、底面14よりも突出させてもよい。
めっき層は、例えば、銀、金、ニッケル、パラジウム、銅、錫等より選択される金属めっきまたはこれらを組み合わせた合金めっきより成る。好ましくは反射率の高い銀や、ワイヤと良好な密着性を有する金を選択する。めっき層は成形部材10を形成後、電解めっきにより形成することで、凸部の上面にのみ選択的に形成することができる。
成形部材10に形成される凹部は外上面側から見て、略円形形状、略楕円形状、略四角形形状、略多角形形状及びこれらの組み合わせなど種々の形状を採ることができる。凹部は開口方向に拡がる形状となっていることが好ましいが、筒状を含む他の形状であってもよい。
(発光素子50)
発光素子50としては、いわゆる発光ダイオードと呼ばれる素子が好適に用いられる。例えば、基板上に、InN、AlN、GaN、InGaN、AlGaN、InGaAlN等の窒化物半導体、III−V族化合物半導体、II−VI族化合物半導体等、種々の半導体によって、発光層を含む積層構造が形成されたものが挙げられる。
発光素子50は、フェイスアップ構造のものを使用することができる他、フェイスダウン構造のものも使用することができる。発光素子50の大きさは特に限定されない。また、発光素子50は、1つであっても良いし、複数個使用してもよい。複数使用する場合には、全て同種類のものでもよく、光の三原色となる赤・緑・青の発光色を示す異種類のものでもよい。
発光素子50は、Au−Sn合金等を用いた共晶接合で固定されることが好ましい。金属材料により発光素子を接合することで、樹脂材料で生じるような熱や光による変色劣化が生じないため、光出力の減少を抑制することができる。また、金属材料であることから発光素子から生じる熱の放熱性にも優れており、高温動作にも耐えうる発光装置とすることができる。
なお、発光素子の固定は共晶接合に限られず、例えば、エポキシ、シリコーン等の樹脂、銀、金、パラジウム等の導電性ペースト、低融点を有する金属等のろう材等の固定部材を用いることができる。樹脂に、金、銀、銅やカーボンなどの導電性材料を含有させることにより電気的接続をとることもできる。
発光素子50は、リードフレーム20、22と電気的に接続されている。好ましい接続形態の1つは、図示するように、第1凸部の上面と発光素子50とをワイヤで接続することである。なお、ワイヤ42は、電気伝導性を有する金属等の各種材料であってよい。好ましくは、金、銅、アルミニウム、または金合金、銀合金などからなる。
なお、発光素子50はリードフレームの第1凸部の上面に載置されていることが好ましいが、リードフレームではなく、成形部材10に載置されていてもよい。
(保護素子60)
保護素子60は、通常、発光装置に搭載される公知のもののいずれでもよい。例えば、発光素子に印加される逆方向の電圧を短絡したり、発光素子の動作電圧より高い所定の電圧以上の順方向電圧を短絡したりさせることができる素子、つまり、過熱、過電圧、過電流、保護回路、静電保護素子等が挙げられる。具体的には、ツェナーダイオード、トランジスタのダイオード等が利用できる。
保護素子60を接合する接合部材(図示しない)は、発光素子50の固定と同様の部材を用いることができる。
(封止部材18)
成形部材10により形成される凹部は、図4で図示されるように、好ましくは封止部材により満たされている。なお、説明をわかり易くするために、図1及び図2では封止部材は省略されている。
封止部材18の材質は、例えば熱可塑性樹脂、または熱硬化性樹脂である。熱硬化性樹脂のうち、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタン樹脂からなる群から選択される少なくとも1種により形成することが好ましく、特にエポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂が好ましい。
封止部材18は、所定の機能を持たせるため、フィラー、拡散剤、顔料、蛍光物質、反射性物質からなる群から選択される少なくとも1種を混合することもできる。封止部材18中には拡散剤を含有させてもよい。具体的な拡散剤としては、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化珪素等を好適に用いることができる。また、所望外の波長をカットする目的で、封止部材18に有機や無機の着色染料や着色顔料を含有させることができる。さらに、封止部材18は、発光素子50からの光を吸収し、波長変換する蛍光物質を含有させることもできる。
100 発光装置
10 成形部材
14 凹部の底面
16 凹部の側面
18 封止部材
20、22、28 リードフレーム
20a、20b、20c、20d、22a、22b 第1凸部
24a、24b、24c、26 第2凸部
21 成形部材の側面
42 ワイヤ
50 発光素子
60 保護素子

Claims (7)

  1. 樹脂を含んでなる成形部材と、前記成形部材の内部に配置された第1リードフレームおよび第2リードフレームと、を有する発光装置であって、
    前記発光装置は前記成形部材の内側面と前記第1リードフレームおよび前記第2リードフレームそれぞれの上面の一部とで構成される凹部を有しており、
    前記第1リードフレームは、前記凹部の底面において上面が露出され、かつ、側面の全周が前記成形部材により囲まれた少なくとも1つの第1凸部と、前記凹部の底面において上面の一部が露出され、前記上面の他の一部が前記凹部の側面から前記成形部材の内部に埋設され、かつ、側面の一部が前記成形部材の外側面から露出される少なくとも1つの第2凸部とを有し、
    前記少なくとも1つの第1凸部のいずれかの第1凸部の上面に発光素子が実装され、
    前記凹部の底面において、前記少なくとも1つの第1凸部の上面と前記少なくとも1つの前記第2凸部の上面とは、前記成形部材の一部を介して離間している発光装置。
  2. 前記少なくとも1つの第1凸部の1つの第1凸部の上面にワイヤが接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記少なくとも1つの第2凸部は、平面視において前記凹部の底面において線対称の位置に少なくとも一対設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記成形部材に含まれる樹脂は熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記少なくとも1つの第1凸部の上面と前記少なくとも1つの第2凸部の上面とが、前記成形部材の表面と同一平面上にあることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記少なくとも1つの第1凸部の上面と前記少なくとも1つの第2凸部の上面とが、前記成形部材の表面から突出していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記少なくとも1つの第2凸部の1つの第2凸部の上面にワイヤが接続されてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発光装置。
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