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JP6152717B2 - ブラシ体 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の毛体を保持体に保持させるブラシ体に関するものであり、電動式等の回転ブラシに用いられるのに適したブラシ体に関するものである。
従来、この種のブラシ体としては、多数の条体からなる束(本願発明の毛体に相当する)を緊締体(本願発明の結束帯)によって緊締し、前記緊締体の延設部と条体保持器(本願発明の保持体)の挿入孔に挿入した状態で、緊締体の延設部と条体保持器を固定したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなブラシ体は、多数の条体の束を緊締体で緊締した後、この緊締体の延設部を条体保持器の挿入孔に挿入し、固定用係合部で固定することで製造されるので、効率的に製造することができる。
特開2013−39253号公報
このようなブラシ体は、条体の束が条体保持器に対し一箇所で固定される。そして、この構造は、手持ち型で且つ柄体が条体保持器に対して傾斜して設けられるようなものであれば、問題は表面化しない。しかしながら、上述の構造を回転ブラシに応用しようとすると、以下のような問題が生ずる。即ち、回転ブラシでは、条体保持体の中央に、回転軸に取り付けるための取付部を設ける必要があるため、挿入孔を条体保持器の中央に設けることができない。従って、挿入孔は、前記条体保持器の中心からずれた位置に設けざるを得ない。そして、条体の束を緊締体によって条体保持器の中央からずれた位置で固定したブラシ体を回転ブラシ本体に取り付け、回転させると、条体の束に加わる力で回転中心を基準として不均衡となり、最悪の場合、条体の束が条体保持器の椀形内面部から外れてしまう虞があった。
本発明は以上の問題点を解決し、回転ブラシに用いたとしても毛体を保持体に対し安定して保持することができるブラシ体を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のブラシ体は、中央部が固定された多数の毛体と、この多数の毛体を保持する保持体とを有するブラシ体において、前記保持体が有底で上部が開口した箱形をなし、この保持体の底部に対の孔を貫通形成すると共に、これらの孔に通される帯状部を有する保持体用結束帯を用いて、前記多数の毛体の中央部を前記保持体内に保持して構成し、前記多数の毛体の中央部が、帯状部を有する毛束用結束帯によって結束されており、前記対の孔の間隔が前記多数の毛体の中央部の幅より狭いことを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載のブラシ体は、請求項1において、前記保持体の中心を基準として、前記対の孔をほぼ対称位置に設けたことを特徴とする。
更に、本発明の請求項に記載にブラシ体は、請求項1又は2において、前記保持体の底部に凹部を設けると共に、この凹部の深さを、前記結束帯の頭部の寸法よりも大きくしたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のブラシ体は、以上のように構成することにより、このブラシ体を回転ブラシに適用したとしても、ブラシ体の回転によって毛体が保持体から外れるのを防止することができる。
なお、前記毛体の中央部を他の結束帯によって結束しておくことで、結束帯を用いて前記毛体を前記保持体に取り付ける際の作業性を向上させることができる。
また、前記保持体の中心と基準として、前記対の孔をほぼ対称位置に設けたことで、このブラシ体を回転ブラシに適用した場合、ブラシ体の回転中心付近で毛体を保持体に保持することができるので、安定して毛体を保持体に保持することができる。
更に、前記保持体の底部に凹部を設けると共に、この凹部の深さを、前記結束帯の頭部の寸法よりも大きくしたことで、前記結束帯の頭部が露出しないようにして、外観上良好にすることができる。
本発明の実施例1を示すブラシ体の断面図である。 同上、結束帯により結束した毛体の束の断面図である。 同上、ブラシ体の取付状態の断面図である。 同上、保持体の断面図である。 同上、保持体の底面図である。 同上、一部を切り欠いた従動軸とスナップリングの正面図である。 同上、電動ブラシ全体の側面図である。 同上、折り畳んだフィルムの斜視図である。 同上、折り畳んだフィルムを結束帯により結束する状態を説明する斜視図である。 同上、結束帯により結束した毛体の束と保持体の分解斜視図である。 同上、ブラシ体の斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図11は実施例1を示す。1はブラシ体である。このブラシ体1は、浴槽、浴室、或いは車両等の対象物の洗浄に用いるものである。なお、このブラシ体1は、合成樹脂製、金属製、或いはタイル製の浴槽又は浴室内面の洗浄に特に適する。
前記ブラシ体1は、多数の毛体2からなる束3と、この束3の中央部3Aを結束した毛束用結束帯4と、保持体5と、前記毛束用結束帯4により結束された束3を前記保持体5に保持するための保持体用結束帯6とを備える。また、前記ブラシ体1は、電動ブラシ本体7に取り付けられる。この電動ブラシ本体7には、前記ブラシ体1を回動駆動するための回動駆動手段8が設けられる。そして、これらブラシ体1と電動ブラシ本体7とにより、電動ブラシ9が構成される。
前記毛体2は、ポリプロピレンフィルムを一方向に延伸した後、多数の細い繊維に割いて作られた、いわゆるスプリットヤーンと呼ばれるものである。
前記束3は、上述した多数のポリプロピレン製スプリットヤーンの毛体2からなるものである。そして、これらの毛体2からなる束3は、同方向を向くようにして全体として長方形の厚めのシート状に配列される。そして、この束3は、その中央部3Aにおいて熱熔着された後、熔着帯の両側が縫製される。なお、ここで言う中央部3Aとは、前記毛体2の長さ方向の中央部という意味である。このようにして、前記毛体2は、中央部3Aにおいて固定され、前記束3が構成される。更に、このように中央部3Aが固定された前記束3を複数回折り畳んだ後、この束3の中央部3Aが前記毛束用結束帯4の結束部11により緊締される。これにより、多数の前記毛体2は、中央部3Aの被緊締箇所よりも外側が広がった状態となる。
前記毛束用結束帯4は、長さ方向に沿ってセレーション12Aが設けられた可撓性の帯状部12と、この帯状部12を挿通する貫通孔(図示せず)を有すると共に前記セレーション12Aに対応する爪が設けられた頭部13とが、ポリアミド樹脂等の合成樹脂により一体成形されたものである。なお、この結束帯4の構造は、一般によく知られたもの(例えば、『インシュロック』(ヘラマンタイトン株式会社の登録商標)等がよく知られている)なので、詳細な説明は省略する。そして、前記帯状部12を前記頭部13の図示しない貫通孔に挿通することにより、これらの帯状部12と頭部13とが環状をなして前記結束部11が構成される。なお、前記帯状部12のうち、前記頭部13の孔を通過した部分が余部14となる。また、前記頭部13は、略直方体状をなす。
よって、前記帯状部12を、前記頭部13の図示しない貫通孔に通し、前記結束部11を締める向きに移動させることにより、この結束部11は、前記毛体2の束3を緊締する内周の長さを漸次縮小させて締め付けることができる。そして、前記結束部11により前記毛体2の束3を締め付けることで前記結束部11が縮小すると同時に、この結束部11を構成していた部分が前記余部14の一部になって余部14が延長される。
図4及び図5等に示すように、前記保持体5は、上部が開口した有底丸箱形をなし、合成樹脂等から構成される。なお、ここで言う丸箱状とは、必ずしも円筒状のものを指すのではなく、本実施例のように、椀形状であってもよい。本実施例の前記保持体5は、略半球面状の側面部21と、下部の底部22とを一体に有する椀状をなし、その側面部21の上部に略円形の上部開口縁23を有する。なお、ここで言う上部及び下部とは、図1及び図4における上下を示すものであり、使用状態における上下を示すものではない。前記底部22は、前記上部開口縁23より小さな径の筒部24と、この筒部24の上側を閉塞する底板部25とからなる。また、前記上部開口縁23と前記筒部24の下縁は、それぞれ前記保持体5の中心軸線5Sと直交すると共に、相互に平行をなす。なお、前記中心軸線5Sは、前記保持体5の中心である。
前記底板部25には、下方に向かって従動軸27が突設される。この従動軸27は、前記保持体5の中心軸線5Sに沿って設けられる。また、図6に示すように、前記従動軸27内には、断面が非円形の係合孔28が設けられる。本実施例では、この係合孔28の断面形状は、平面部28Aを有する略D字状をなす。
また、前記従動軸27には、連結手段となるスナップピン29の直線ピン部29Aが係合するための直線状の切欠溝30と、前記スナップピン29の係合ピン部29Bが係合するための係合溝31が設けられる。前記切欠溝30は、前記平面部28Aの逆側において、前記係合孔28に連通する。なお、前記スナップピン29は、バネ性を有するバネ鋼等からなる。
前記保持体用結束帯6は、前記毛束用結束帯4と同一のものである。従って、前記保持体用結束帯6の各部の名称は、前記毛束用結束帯4と同一とし、区別のため符号のみ違える。即ち、前記保持体用結束帯6では、結束部を15、帯状部を16、頭部を17、余部を18とする。なお、19は頭部であり、前記毛束用結束帯4及び保持体用結束帯6と同一の結束帯から頭部のみを切り離したものである。従って、前記頭部19は、前記頭部13,17と同一のものである。なお、後述するように、前記保持体用結束帯6は、前記毛束用結束帯4により緊締された前記毛体2の束3を、前記保持体5に取付保持するためのものである。
前記保持体5の内部には、前記毛体2の束3の中央部3Aが挿入される受筒部32が設けられる。この受筒部32は、前記側面部21の内面下側から上方に、短円筒状に突設される。また、前記受筒部32は、その内径が前記底板部25より大きく、その上部開口縁32Fが上部開口縁23位置に近接すると共に、その上部開口縁32Fが前記上部開口縁23より下方に位置する。また、前記受筒部32の内面には、周方向に略等間隔で複数のリブ部33が縦設される。そして、これらのリブ部33の上端には、上側外向きに傾斜した傾斜部33Aが形成される。また、図5に示すように、前記底板部25には、前記従動軸27を挟んだ両側に対をなす孔34,35が穿設される。これらの孔34,35は、前記保持体用結束帯6の帯状部16が挿通可能で、且つ前記頭部17,19が挿通不可能な大きさに形成される。更に、前記各孔34,35の周囲を囲むように、前記底部22に凹部36,37がそれぞれ形成される。なお、これらの凹部36,37の深さは、前記頭部17,19の高さ、幅、奥行きの何れの寸法よりも大きい。
図7に示すように、前記電動ブラシ本体7は、ケース状の先端部41と、ケース状の基端部42と、これら先端部41と基端部42を連結する杆状の連結部43とを有する。前記先端部41は、その先端側に、前記連結部43の軸方向に対して傾斜して設けられた傾斜頭部44を備える。この傾斜頭部44は、その内部に、電動機45と、この電動機45の回転軸の回転を減速する減速機46と、この減速機46により回転する駆動軸47とを有する。そして、この駆動軸47の先端は、外部に突出する。
前記基端部42内には、図示しない二次電池が設けられる。そして、前記基端部42には、前記二次電池の電力により前記電動機45を動作させるための操作を行うスイッチ等の操作部42Sが設けられる。なお、電源として、二次電池以外に、一次電池や家庭用電源を用いても良い。
前記駆動軸47は、その外周に、前記切欠溝30に対応して、軸側切欠溝47Aが形成される。また、前記駆動軸47の断面形状は、前記係合孔28に対応して、略D字型をなす。そして、前記スナップピン29が前記従動軸27の切欠溝30及び係合溝31に装着された状態で、前記駆動軸47を前記係合孔28に挿入することで、前記ブラシ体は前記電動ブラシ本体7に装着される。詳述すると、前記駆動軸47を前記係合孔28に挿入することで、前記スナップピン29の直線ピン部29Aは、前記駆動軸47の先端部に押されて、前記係合ピン部29Bから離れる方向に弾性変形し、前記係合孔28から出る。このように、前記直線ピン部29Aが前記係合孔28から出ることで、前記駆動軸27は前記係合孔28の奥に挿入可能となる。そして、前記軸側切欠溝47Aが前記切欠溝30と重なると、前記直線ピン部29Aが復元し、この直線ピン部29Aが前記軸側切欠溝47Aと係合する。このように、前記直線ピン部29Aが前記軸側切欠溝47Aと係合することで、前記駆動軸47に従動軸27が抜け止め状態で連結される。
また、前記保持体5の基端側である下部の左右には、湾曲状板材からなる把持板48,48が下方に向って突設される。使用者は、この把持板48,48を把持することで、前記ブラシ体1を電動ブラシ本体7に対し容易に着脱することができる。また、前記ブラシ体1を電動ブラシ本体7に取り付けた状態で、前記駆動軸47と従動軸27との連結箇所の一部が、前記把持板48,48により覆われて隠される。これによって、例えば風呂を清掃する際に、風呂の栓を繋いでいるチェーン等が前記駆動軸47や従動軸27に絡むのを抑制することができる。
次に、前記保持体5への毛体2の取付保持方法の一例を説明する。前述した通り、前記束3は、多数のポリプロピレン製スプリットヤーンの毛体2からなる。このポリプロピレン製スプリットヤーンは、ポリプロピレンフィルムを一方向に延伸した後、多数の細い繊維に割くことで、予め生成される。そして、このようにして生成されたスプリットヤーンからなる毛体2を、同方向を向くように配列して、全体として長方形の厚めのシート状とする。このように配列された前記毛体2の長さ方向中央部を熱熔着した後、熔着帯の両側をミシン等で縫製する。このようにして、中央部3Aにおいて前記毛体2が固定された前記束3が構成される。更に、このように中央部3Aが固定された前記束3を、前記毛体2の配列方向に沿って複数回折り畳んで重ね合わせる(図8)。そして、前記束3の中央部3Aに前記毛束用結束帯4の帯状部12を巻き付けた後、前記帯状部12の端部を前記頭部13の図示しない貫通孔に挿通する(図9)。更に、前記結束部11により前記束3の中央部3Aを結束し、この後、前記余部14の不要部分を切断除去する(図10)。
前記保持体5側においては、前記孔34に、前記保持体5の外側から前記保持体用結束帯6の帯状部16を挿入する。そして、この帯状部16を、前記束3の中央部3A、好ましくは前記毛束用結束帯4の帯状部12の上に重ねて巻き付けた後、前記帯状部16の先端部を、前記保持体5の内側から前記孔35に挿入する。なお、前記帯状部16は、必ずしも前記帯状部12と重なるように巻き付けなくてもよい。例えば、前記帯状部16を、前記帯状部12の近傍で前記束3の中央部3Aに巻き付けてもよい。そして、前記帯状部16の先端を、前記頭部19の図示しない貫通孔に挿通し、前記帯状部16のセレーションと前記頭部19の爪を係合させる。更に、図1等に示すように、頭部17,19をそれぞれ凹部36,37に収納した状態で、前記帯状部16と頭部19とで、前記束3の中央部3Aを緊締することで、前記束3を前記保持体5に固定する。その後、前記余部18を切断する。この場合、前記帯状部16の切断端16Tが凹部37内に位置するように切断する。そして、図1に示すように、前記凹部36の深さ寸法は、前記頭部17の高さ寸法より大きく、また、前記凹部37の深さ寸法は、前記頭部19の高さ寸法より小さい。従って、側面視において、前記頭部17,19及び切断端16Tが前記筒部から露出することがない。なお、前述した通り、前記頭部17と頭部19は同一であり、図1においては向きが異なるだけである。図1の場合、前記頭部17の高さ寸法は、前記頭部19の幅寸法に等しい。一方、前記頭部17の幅寸法は、前記頭部19の高さ寸法に等しい。そして、前記毛体2の先端を切断して毛長を整え、整形する。更に、前述したように、前記スナップピン29を前記従動軸27の切欠溝30及び係合溝31に装着することで、前記ブラシ体1が完成する。
このようにして前記毛体2の束3を保持した前記保持体5を、前述の手順で前記電動ブラシ本体7に取り付ける。この後、前記操作部42Sを操作して前記電動機45を駆動することで、前記ブラシ体1が回転する。この際、図1に示すように、前記保持体用結束帯6により前記毛体2の束3の中央部3Aが、前記従動軸27の延長線上で、且つ、前記保持体用結束帯6の帯状部16の両端が前記頭部17,19により均等に緊張されると共に、前記帯状部16を通す孔34,35が前記従動軸27に対して略対称な位置にあるため、前記束3を確実に保持することができると共に、前記ブラシ体1が回転しても、前記毛体2の束3を前記保持体5に対し安定して保持させることができる。
このように本実施例では、中央部3Aが熱熔着及び縫製によって固定された多数の毛体2の束3と、この毛体2の束3を保持する保持体5とを有するブラシ体1において、この保持体5が有底で上部が開口した箱形をなし、この保持体5の底部22に対の孔34,35を貫通形成すると共に、これらの孔34,35に通される帯状部12を有する保持体用結束帯6を用いて、前記毛体2の束3の中央部3Aを前記保持体5内に保持して構成し、多数の毛体2の中央部3Aが、帯状部12を有する毛束用結束帯4によって結束されており、対の孔34,35の間隔が多数の毛体2の中央部3Aの幅より狭いから、前記ブラシ体1を回転ブラシに適用したとしても、前記ブラシ体1の回転によって前記毛体2の束3が前記保持体5から外れるのを防止することができる。
また、このように本実施例では、前記毛体2の束3の中央部3Aを他の結束帯である毛束用結束帯4によって予め結束しておくことで、前記保持体用結束帯6を用いて前記毛体2の束3を前記保持体5に取り付ける際の作業性を向上させることができる。
また、このように本実施例では、前記保持体5の中心である従動軸27を基準として、前記対の孔34,35をほぼ対称位置に設けたから、前記ブラシ体1を回転ブラシに適用した場合、前記ブラシ体1の回転中心付近で前記毛体2の束3を前記保持体5に保持することができるので、前記ブラシ体1が回転したとしても、前記毛体2の束3を前記保持体5に安定して保持させることができる。
更に、このように本実施例では、前記保持体5の底部22に凹部36,37を設けると共に、これらの凹部36,37の深さを、保持体用結束帯6の頭部17及び頭部19の高さ寸法よりも大きくしたから、前記保持体用結束帯6の頭部17,19が露出しないようにして、外観上良好にすることができる。
また、前記束3を結束した前記毛束用結束帯4の帯状部12の上から、前記保持体用結束帯6の帯状部16を重ねるようにして配置したから、前記保持体用結束帯6により前記束3を確実に前記保持体5に保持することができる。また、図1に示すように、前記孔34,35の間隔が前記束3の中央部3Aの幅より狭いから、前記保持体用結束帯6により中央部3Aを締めるようにして確実に保持できる。更に、実施例上の効果として、前記保持体5内には、受部となる受筒部32を設けたから、前記束3の中央部3Aを安定して保持できる。
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施例では、側面部が半球状となる、いわば椀状の保持体を示したが、側面部は裁頭円錐形やラッパ状、或いは短円筒状でもよい。また、毛体の材質等は各種のものを用いることができ、さらに、毛体の束の製造方法も適宜選定可能である。
1 ブラシ体
2 毛体
3 束
3A 中
4 毛束用結束帯(他の結束帯)
5 保持体
6 保持体用結束帯(結束帯)
12 帯状部
17,19 頭部
22 底部
34,35 孔
36,37 凹部

Claims (3)

  1. 中央部が固定された多数の毛体と、この多数の毛体を保持する保持体とを有するブラシ体において、
    前記保持体が有底で上部が開口した箱形をなし、この保持体の底部に対の孔を貫通形成すると共に、これらの孔に通される帯状部を有する保持体用結束帯を用いて、前記多数の毛体の中央部を前記保持体内に保持して構成し、
    前記多数の毛体の中央部が、帯状部を有する毛束用結束帯によって結束されており、
    前記対の孔の間隔が前記多数の毛体の中央部の幅より狭いことを特徴とするブラシ体。
  2. 前記保持体の中心を基準として、前記対の孔をほぼ対称位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載のブラシ体。
  3. 前記保持体の底部に凹部を設けると共に、この凹部の深さを、前記保持体用結束帯の頭部の寸法よりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は2記載のブラシ体。
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