JP6147481B2 - 粘接着剤組成物 - Google Patents
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Description
しかしながら、SBSやSISを用いた接着剤組成物又は粘着剤組成物は、溶融粘度が高く、溶解性及び塗工性等の加工性能と接着力等の粘接着性能、更には軟化点に示される耐熱変形性能(以下、耐熱性又は耐熱性能)とのバランスが不十分である。これらの性能バランスを改善する目的で、粘着付与剤(タッキファイヤー)を添加する方法が広く用いられている。
しかし、粘着付与剤を多量に入れると、被着体側に粘接着材が移行してしまう、いわゆる糊残りが発生するという問題を有している。
従って、前記糊残りを抑制しつつ上述した各種性能バランスの改良が望まれおり、これらの改良方法として、特許文献1には、特定の化合物によるカップリングで得られるトリブロック共重合体とジブロック共重合体とを含有する粘着剤組成物が開示されている。
また、特許文献2には、ブロック共重合体と特定の粘着性付与樹脂よりなる粘着剤組成物が開示されている。
そこで本発明においては、上述した従来技術の問題点に鑑み、糊残りがなく、接着力等の粘接着性能に優れ、かつ優れた加工性能及び耐熱性能を有する粘接着剤組成物を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、以下の通りである。
(1)少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と
共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体
(a)を含むブロック共重合体:100質量部と、
(2)可塑剤:10〜150質量部と、
(3)粘着付与剤:20〜300質量部と、
(4)軟化剤:1〜150質量部と、
を、含有し、
前記(1)のブロック共重合体が、
少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と共役ジ
エン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a)
:10〜90質量%と、
1個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と1個の共役ジエン
単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a'):
10〜90質量%と、
を、含有する、ブロック共重合体であり、
前記(2)の可塑剤が、2α−(1−メチルエテニル)−5β−メチルシクロヘキサン−1β−オール、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノールアセタート、4−イソプロペニル−1−メチル−1シクロヘキセン(リモネン)、4−イソプロピリデン−1−メチル−1−シクロヘキセン、4−イソプロピル−1−メチル−1,4−シクロヘキサジエン、及び1β−イソプロピル−4−メチル−3,5−シクロヘキサジエンからなる群より選ばれる少なくともいずれかである、
粘接着剤組成物。
〔2〕
(5)重量平均分子量が1000〜9000、分子量分布が1.02〜2.0であるビ
ニル芳香族化合物を主体とする樹脂:10〜100質量部
を、さらに含有する、前記〔1〕に記載の粘接着剤組成物。
〔3〕
前記ビニル芳香族単量体単位を構成するビニル芳香族化合物がスチレンであり、前記共
役ジエン単量体単位を構成する共役ジエンがブタジエン及び/又はイソプレンである、前
記〔1〕又は〔2〕に記載の粘接着剤組成物。
本実施形態の粘接着剤組成物は、
(1)少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a)を含むブロック共重合体:100質量部と、
(2)五員環または六員環の炭素環を1つ以上有し、かつ、2つ以上のイソプレン単位を含む化合物である可塑剤:10〜150質量部と、
(3)粘着付与剤:20〜300質量部と、
(4)軟化剤:1〜150質量部と、
を、含有する。
本実施形態の粘接着剤組成物は、少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a)を含む、ブロック共重合体(1)を含有する。
共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)の「主体とする」とは、共役ジエン単量体単位を50質量%以上、好ましくは70質量%以上、より好ましくは85質量%以上含有することを意味し、当該重合体ブロック(B)は、共役ジエン化合物とビニル芳香族炭化水素との共重合体ブロック又は共役ジエン単独重合体ブロックである。
(A−B)n、(A−B)pA、(A−B)mX
上式において、Aはビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロックであり、Bは共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロックである。
AブロックとBブロックとの境界は必ずしも明瞭に区別される必要はない。
また、nは2以上の整数、pは1以上の整数である。mは2、3、4のいずれかであり、Xは、各カップリング剤の残基又は各官能有機リチウム化合物等の開始剤の残基を示す。
前記ブロック共重合体(1)を構成する重合体ブロック(B)の、共役ジエン化合物は、共役二重結合を有するジオレフィンであり、以下に限定されるものではないが、例えば、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン等が挙げられる。共役ジエン化合物としては、熱安定性の観点から、1,3−ブタジエン、イソプレンが好ましい。共役ジエン化合物は、1種であってもよく、2種以上であってもよい。
前記ブロック共重合体(1)の重合方法としては、特に限定されないが、配位重合、アニオン重合またはカチオン重合等の重合方法が挙げられる。構造の制御の容易さの点で、アニオン重合が好ましい。
アニオン重合によるブロック共重合体成分の製造方法としては、公知の方法でよく、例えば、特公昭36−19286号公報、特公昭43−17979号公報、特公昭46−32415号公報、特公昭49−36975号公報、特公昭48−2423号公報、特公昭48−4106号公報、特公昭56−28925号公報、特開昭59−166518号公報、特開昭60−186577号公報等に記載された方法が挙げられる。
上述した方法により、ポリマー構造が(A−B)n、(A−B)pAのブロック共重合体を重合できる。
上記のように、Aはビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロックであり、Bは共役ジエン淡単量体単位を主体とする重合体ブロックである。AブロックとBブロックとの境界は必ずしも明瞭に区別される必要はない。nは2以上の整数、pは1以上の整数である。
上記のように、Aはビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロックであり、Bは共役ジエン淡単量体単位を主体とする重合体ブロックである。AブロックとBブロックとの境界は必ずしも明瞭に区別される必要はない。Xは、各カップリング剤の残基又は各官能基有機リチウム化合物等の開始剤の残基を示す。mは2、3、4のいずれかであり、各数値は官能数を示す。
すなわち、前記カップリング剤のうち、2官能カップリング剤としては、公知のものがいずれも使用でき、特に限定されない。例えば、エポキシ化合物、ジクロルジメチルシラン、フェニルメチルジクロロシランのようなハロゲン化ケイ素化合物、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシランのようなアルコキシケイ素化合物、ジクロルジメチルスズのようなスズ化合物、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸フェニル、フタル酸エステル類のようなエステル化合物、ジビニルベンゼンなどのようなビニルアレン類等が挙げられる。
3官能カップリング剤としては、公知のものがいずれも使用でき、特に限定されない。例えば、メチル三塩化スズ、トリブチルクロロスズのようなスズ化合物、トリメトキシシラン、トリエトキシシランのようなシラン化合物、メチル三塩化ケイ素、トリメチルクロロケイ素のようなハロゲン化ケイ素化合物等が挙げられる。
4官能カップリング剤としては、公知のものがいずれも使用でき、特に限定されない。例えば、四塩化スズのようなハロゲン化スズ化合物、テトラアリルスズ、テトラ(2−オクテニル)スズのようなアリルスズ化合物、テトラフェニルスズ、テトラベンジルスズのようなスズ化合物、四塩化ケイ素、四臭化ケイ素のようなハロゲン化ケイ素化合物、テトラフェノキシケイ素、テトラエトキシケイ素のようなアルコキシケイ素化合物等が挙げられる。
その際、ブロック共重合体の分子量は、有機リチウム化合物量を制御することにより調整できる。
ブロック共重合体の重合工程において使用する不活性炭化水素溶媒としては、例えば、ブタン、ペンタン、ヘキサン、イソペンタン、ヘプタン、オクタン、イソオクタン等の脂肪族炭化水素;シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素;ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン等の芳香族炭化水素などの炭化水素溶媒が挙げられる。これらは一種のみを用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。
なお、ブロック共重合体を構成する共役ジエン単量体単位の成分である共役ジエンに由来する不飽和二重結合の一部又は全てを水素化されていてもよい。その水素化方法は特に限定されるものではなく、公知の技術を用いて行われる。
<ブロック共重合体(a)の比率>
本実施形態の粘接着剤組成物において、ブロック共重合体(1)は、少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体(A)と共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a)を好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上、さらに好ましくは20質量%以上含有する。前記ブロック共重合体(a)を10質量%以上含有することにより、優れた接着力、耐熱性能が得られる。
本実施形態の粘接着剤組成物は、上記ブロック共重合体(1)の構成成分として、上述したブロック共重合体(a)に加え、上記(a)以外のブロック共重合体(a’)として、接着力等の粘接着剤性能と加工性能のバランスの観点から、1個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体(A)と1個の共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)を含有するブロック共重合体を混合することが好ましい。
ブロック共重合体(a’)は、ブロック共重合体(a)と同様の方法により製造することができる。
ブロック共重合体(a)/ブロック共重合体(a’)の割合は特に限定されないが、10〜90/90〜10質量%が好ましく、より好ましくは15〜85/85〜15質量%、さらに好ましくは20/80〜80/20質量%である。
ブロック共重合体(a)とブロック共重合体(a’)とを、上記割合とすることにより、粘接着性能、耐熱性能、加工性能のバランスに優れた効果が得られる。
少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a)と1個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体(A)と1個の共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)を含有するブロック共重合体(a’)の混合方法は、ブロック共重合体(1)の重合工程で混合物として得る方法、各々のブロック共重合体の重合終了後の各溶液を混合する方法、あるいは乾燥して得られた各ブロック共重合体成分をロール等でブレンドする方法が挙げられる。
また、ポリマー構造が(A−B)mXのブロック共重合体の場合は、カップリング率を制御することにより、任意の割合の混合物を得ることができる。
本実施形態の粘接着剤組成物を構成するブロック共重合体(1)のビニル芳香族単量体単位の含有量は、特に限定されないが、粘着力等の粘接着剤特性から10〜60質量%が好ましい。さらに、好ましくは20〜50質量%である。ビニル芳香族単量体単位の含有量を10質量%以上とすることにより、優れた接着力が得られ、ビニル芳香族単量体単位の含有量が60質量%以下とすることにより、優れた粘着性(以下タック)が得られる。
また、本実施形態において、ブロック共重合体(1)中の共役ジエン化合物のビニル結合量は、20%未満が好ましい。
ブロック共重合体(1)中の共役ジエン化合物のビニル結合量を調整するために、例えば、エーテル類や第三級アミン類等、具体的には、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、α−メトキシテトラヒドロフラン、N,N,N',N'−テトラメチルエチレンジアミン等から選ばれる1種又は2種以上の混合物が使用される。これにより、高度な熱安定性が得られる。
ブロック共重合体(1)は、窒素、酸素、ケイ素、リン、硫黄、スズから選ばれる極性基含有官能基が重合体に結合した変性重合体やブロック共重合体成分を無水マレイン酸等の変性剤で変性した変性ブロック共重合体を含んでいてもよい。
また、ブロック共重合体(1)の重量平均分子量は特に限定されないが、接着力、タックの粘接着剤性能と加工性能のバランスの観点から重量平均分子量の範囲は、好ましくは40,000〜300,000、より好ましくは50,000〜200,000、さらに好ましくは60,000〜150,000である。
本実施形態の粘接着剤組成物は、五員環又は六員環の炭素環を1つ以上有し、かつ、2つ以上のイソプレン単位を含む化合物である可塑剤を含有する。
前記可塑剤を含有することにより、粘接着性能と、加工性能のバランスに優れる粘接着剤組成物が得られる。前記化合物からなる可塑剤は、その分子構造中に、シクロヘキサン、シクロヘキセン、及びシクロヘキサジエンからなる群より選ばれる少なくともいずれかを含有することが好ましい。
前記五員環又は六員環の炭素環を一つ以上有し、かつ、2つ以上のイソプレン単位を含む化合物としては、以下に限定されるものではないが、例えば、2α−(1−メチルエテニル)−5β−メチルシクロヘキサン−1β−オール、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノールアセタート、4−イソプロペニル−1−メチル−1シクロヘキセン(リモネン)、4−イソプロピリデン−1−メチル−1−シクロヘキセン、4−イソプロピル−1−メチル−1,4−シクロヘキサジエン、1β−イソプロピル−4−メチル−3,5−シクロヘキサジエン等が挙げられ、粘接着性能と、加工性能のバランスの観点から、中でも4−イソプロペニル−1−メチル−1シクロヘキセン、4−イソプロピル−1−メチル−1,4−シクロヘキサジエンが好ましい。
本実施形態の粘接着剤組成物は、粘着付与剤を含有する。当該粘着付与剤は、得られる粘接着剤組成物の用途、要求性能によって、多種多様に選択することができる。以下に限定するものではないが、例えば、クマロン系樹脂、芳香族系炭化水素樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油樹脂、フェノール系樹脂、テルペン−フェノール系樹脂、脂環族系炭化水素樹脂、水添テルペン系樹脂、水添ロジン系樹脂等の公知の粘着付与剤樹脂が挙げられ、肪族系環状炭化水素樹脂(例えば、荒川化学工業(株)製:アルコンM100)、ポリテルペン樹脂(例えば、ヤスハラケミカル(株)製:クリアロンM115)等を好ましく使用できる。
これらの粘着付与剤樹脂は、1種のみを単独で使用しても、2種以上を混合使用してもよい。
本実施形態の粘接着剤組成物は、軟化剤を含有する。当該軟化剤は、特に制限されるものではなく、公知のパラフィン系やナフテン系のプロセスオイル及びこれらの混合オイルを使用することができ、軟化剤としては、色調の観点から、パラフィン系プロセスオイル(例えば、出光興産(株)製:PW−90)を好ましく使用でき、色調の観点から、パラフィン系プロセスオイル(例えば、出光興産(株)製:PW−90)を好ましく使用できる。
本実施形態の粘接着剤組成物は、重量平均分子量が1000〜9000、分子量分布が1.02〜2.0のビニル芳香族化合物を主体とする樹脂を含有することが好ましい。
ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂とは、スチレン又はその他のビニル芳香族化合物を主体とする重合体であり、前記主体とする、とは、ビニル芳香族化合物の含有量が50質量%以上の重合体であり、好ましくはスチレン又はスチレンとα−メチルスチレンとの合計が80質量%以上の重合体であり、一部共役ジエン化合物が共重合されたものであってもよい。
ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂の重量平均分子量は2,000〜8,000であることが好ましく、より好ましいビニル芳香族化合物を主体とする樹脂の重量平均分子量は3,000〜7,000である。
前記ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂の重量平均分子量、及び分子量分布は、後述する実施例において記載する方法により測定することができる。
重合形態についても特に限定されるものではなく、塊状重合、溶液重合、懸濁重合等何れの方法であってもよい。
特に、好ましい重合法は、有機リチウム化合物を用いたアニオン重合法である。
アニオン重合法により、分子量分布Mw/Mnが1.02〜2.0の範囲のスチレン系樹脂が得られやすく、スチレン系樹脂中の、残留スチレンモノマー、スチレンダイマー、トリマーの量の削減が容易となり好ましい。
また、ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂は、上記製法により単独で調製してもよいが、リビングアニオン重合法におけるブロック共重合体(1)の製造時に調製してもよい。
例えば、ブロック共重合体(1)の製造時に、ビニル芳香族炭化水素化合物を主体とする樹脂を重合させブロック部を調製するが、その最中に、活性リビングアニオン種の一部をメタノール等の活性水素化合物を添加して失活せることにより、ポリスチレンを生成させる。その後、活性のあるリビングアニオン種は、さらに共役ジエン化合物のブロック部を作り、A−Bタイプ等のブロック共重合体(a’)、A−B−Aや(A−B)mX等タイプのブロック共重合体(a)が調製される。
この製法により生成したポリスチレンは、ブロック共重合体の分子量を測定する際に、低分子成分として検出されるので、その重量平均分子量及びその分子量分布が評価される。
本実施形態の粘接着剤組成物は、上記ブロック共重合体(1):100質量部と、上記可塑剤(2):10〜150質量部と、上記粘着付与剤(3):20〜300質量部と、上記軟化剤(4):1〜150質量部を含有する。
可塑剤(2)の含有量は、粘接着性能、加工性の観点から10質量部以上とし、耐熱性の観点から150質量部以下とする。
粘着付与剤(3)の含有量は、粘接着性能、加工性の観点から20質量部以上とし、耐熱性の観点から300質量部以下とする。
軟化剤(4)の含有量は、加工性、柔軟性の観点から1質量部以上とし、粘接着性能の観点から150質量部以下とする。
好ましい粘着付与剤(3)の含有量は30〜250質量部であり、より好ましくは50〜200質量部である。
好ましい軟化剤(4)の含有量は10〜130質量部であり、より好ましくは20〜110質量部未満である。
本実施形態の粘接着剤組成物には、必要により、酸化防止剤、光安定剤等の安定剤、及びその他の添加剤を添加することができる。
酸化防止剤としては、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、2,4−ビス〔(オクチルチオ)メチル〕−0−クレゾール、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルべンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6−〔1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)エチル〕フェニルアクリレート、2−[1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)]アクリレート等のヒンダードフェノール系酸化防止剤;ジラウリルチオジプロビオネート、ラウリルステアリルチオジプロピオネートペンタエリスリトールーテトラキス(β−ラウリルチオプロピオネート)等のイオウ系酸化防止剤;トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト等のリン系酸化防止剤等が挙げられる。
酸化防止剤の添加量は任意であるが、好ましくは粘接着剤組成物100質量部に対して5質量部以下である。
光安定剤としては、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤や、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、あるいはヒンダードアミン系光安定剤等を挙げることができる。
本実施形態の粘接着剤組成物は、公知の方法により、上述したブロック共重合体(1)と可塑剤(2)、粘着付与剤(3)、軟化剤(4)、さらに必要に応じて、ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂(5)とを混合することにより製造できる。
混合方法としては、例えば、ブロック共重合体(1)と可塑剤(2)、ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂(5)、粘着付与剤(3)、軟化剤(4)とを、混合機、ニーダー等で、加熱条件下で均一混合する方法が挙げられる。
前記混合工程での温度は130℃〜210℃が好ましい。
ブロック共重合体を十分に溶融し、分散良好とする観点から130℃以上が好ましい。また、架橋剤や粘着付与剤の低分子量成分の蒸発、粘接着特性の劣化の防止の観点から210℃以下が好ましい。より好ましい混合温度は140℃〜200℃、さらに好ましくは150℃〜190℃である。
混合時間は、5〜90分が好ましい。
5分未満では各成分が均一に分散しないおそれがある。また、90分を超えるとブロック共重合体の架橋や粘着付与剤の低分子量成分の蒸発等により、粘接着特性の劣化を招来するおそれがある。好ましい混合時間は10分〜80分であり、より好ましくは20分〜70分である。
本実施形態の粘接着剤組成物は、糊残りが無く、良好な粘接着性能、加工性能、耐熱性能を有し、粘接着剤特性において優れたバランス性能を有する。
このような特徴を生かして、各種粘着テープ・ラベル類、感圧性薄板、感圧性シート、表面保護シート・フィルム、各種軽量プラスチック成型品固定用裏糊、カーペット固定用裏糊、タイル固定用裏糊、接着剤等に利用でき、特に粘着性テープ用、粘着性シート・フィルム用、粘着性ラベル用、表面保護シート・フィルム用、衛材用の粘接着剤用として有用である。
〔(1):ブロック共重合体(1)の特性〕
<(1−1)スチレン含有量>
一定量のブロック共重合体(1)をクロロホルムに溶解し、紫外分光光度計(島津製作所製、UV−2450)にて測定し、スチレン成分に起因する吸収波長(262nm)のピーク強度から検量線を用いてスチレン含有量を算出した。
ゲルパーミエーション・クロマトグラフィー(GPC:装置は、ウォーターズ製)で測定し、溶媒にはテトラヒドロフランを用い、測定条件は、温度35℃で行った。
分子量は、クロマトグラムのピークの分子量を、市販の標準ポリスチレンの測定から求めた検量線(標準ポリスチレンのピーク分子量を使用して作成)を使用して求めた重量平均分子量である。
なお、クロマトグラム中にピークが複数有る場合の分子量は、各ピークの分子量と各ピークの組成比(クロマトグラムのそれぞれのピークの面積比より求める)から求めた平均分子量をいう。
赤外線分光光度計(パーキンエルマー製モデル1710)を用いて測定し、ハンプトン法(「Analytical Chem.、21、943(’43)」に記載)により測定した。
ブロック共重合体(1)に含有される、ブロック共重合体(a)、ブロック共重合体(a’)の含有量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により、個々のブロック共重合体の分子量分布の面積比率を比較することにより算出した。
<(2−1)重量平均分子量、分子量分布>
ゲルパーミエーション・クロマトグラフィー(GPC:装置は、ウォーターズ製)で測定し、溶媒にはテトラヒドロフランを用い、測定条件は、温度35℃で行った。
分子量は、クロマトグラムのピークの分子量を、市販の標準ポリスチレンの測定から求めた検量線(標準ポリスチレンのピーク分子量を使用して作成)を使用して重量平均分子量と数平均分子量を求めた。また、分子量分布は、数平均分子量/重量平均分子量より求めた値である。
なお、クロマトグラム中にピークが複数有る場合の分子量は、各ピークの分子量と各ピークの組成比(クロマトグラムのそれぞれのピークの面積比より求める)から求めた平均分子量をいう。
ブロック共重合体(ポリマー1)、可塑剤、ビニル芳香族化合物を主体とする樹脂(ポリマー2)、粘着付与剤、軟化剤を所定の比率で配合し、180℃×30分間、加圧双腕型ニーダー(型式:D0.3−3、(株)森山製作所)で溶融混練し、均一な、ホットメルト型粘接着剤組成物を製造した。この粘接着剤組成物を用いて、溶融粘度、軟化点を測定した。
なお、30分混練してもトルクが安定しない場合は、トルクが安定するまで混練した。
<(3−1)粘接着剤組成物の溶融粘度>
粘接着剤組成物の溶融粘度は、温度160℃でブルックフィールド型粘度計(ブルックフィールド社製 DV−III)により測定した。
粘接着剤組成物の溶融粘度は、加工性能の指標とし、以下の基準で評価した。
溶融粘度の測定値(mPa・s)が、3000以下を◎(実用上優れた性能)、3000を超えて7500以下を○(実用上十分な性能)、7500を超すものを×(実用上不十分な性能)であると判定した。
<(3−2)粘接着剤組成物の軟化点>
粘接着剤組成物の軟化点は、JIS−K2207に準じ、規定の環に試料を充填し、水中で水平に支え、試料の中央に3.5gの球を置き、液温を5℃/minの速さで上昇させたとき、球の重さで試料が環台の底板に触れたときの温度を測定した。
粘接着剤組成物の軟化点は、耐熱性能の指標とし、以下の基準で評価した。
軟化点の測定値(℃)が、95以上を◎(実用上優れた性能)、90以上95未満を○(実用上十分な性能)、90未満を×(実用上不十分な性能)であると判定した。
前記(3)で溶融混合させた粘接着剤組成物を室温まで冷却し、これをトルエンに溶解し、アプリケーターでポリエステルフィルムにコーティングし、その後、室温で30分間、70℃のオーブンで7分間、トルエンを完全に蒸発させ、厚さ50μmの粘着テープを作製した。
粘接着剤組成物の接着力、保持力、タック(ループタック)を、以下の方法で測定した。
<(4−1)接着力>
25mm幅の試料を2kg圧着ローラーで1往復させポリエチレン(以下PEと記載する。)板に貼り付け、引き剥がし速度300mm/minで180°剥離力を測定し、粘着力とした。
粘着力の測定値(N/10mm)が、6.0以上を◎(実用上優れた性能)、3.0以上6.0未満を○(実用上十分な性能)、3.0未満を×(実用上不十分な性能)であると判定した。
<(4−2)被着体糊残り>
前記(4−1)の試験後、PE板に粘接着剤組成物の移行があるか目視で確認した。
移行の無いものを○、移行のあるものを×と判定した。
<(4−3)保持力>
前記(4−1)と同様に、2kg圧着ローラーで1往復させ、PE板に25mm×25mmの面積が接するように前記粘着テープサンプルを貼り付け、60℃において1kgの荷重を与えて粘着テープがずれ落ちるまでの時間を測定した。
保持力の測定値(分)が、6.0以上を◎(実用上優れた性能)、3.0以上6.0未満を○(実用上十分な性能)、3.0未満を×(実用上不十分な性能)であると判定した。
<(4−4)粘着性(ループタック)>
250mm長×15mm幅のループ状の試料を用い、PE板への接触面積:15mm×50mm、接着時間3sec、接着及び引き剥がし速度:500mm/minで測定した。
粘着性の測定値(N/15mm)が、6.0以上を◎(実用上優れた性能)、3.0以上6.0未満を○(実用上十分な性能)、3.0未満を×(実用上不十分な性能)であると判定した。
<ポリマー1:スチレン−ブタジエンブロック共重合体>
内容積が10Lの攪拌装置及びジャケット付き槽型反応器を、洗浄、乾燥、窒素置換し、シクロヘキサン3785g、予め精製したスチレン315gを仕込み、ジャケットに温水を通水して内容物を約61℃に設定した。
次いで、n−ブチルリチウムシクロヘキサン溶液(純分で1.49g)を添加し、スチレンの重合を開始した。
スチレンの重合により、最高温度(73℃)に達してから5分後、1,3−ブタジエンを含むシクロヘキサン溶液(純分で585g)を添加し重合を継続し、ブタジエンがほぼ完全に重合して最高温度(86℃)に達してから1分後に、カップリング剤として安息香酸エチルを添加し、カップリングさせた。
カップリング剤添加より10分後に、水1.6gを加えて失活させた。
得られたブロック共重合体溶液に、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートを、ブロック共重合体100質量部に対して0.3質量部添加し、充分混合した。その後溶媒を加熱除去しポリマー1を得た。
得られたブロック共重合体は、A−B構造が69質量%、(A−B)2−X構造が31質量%で、スチレンの含有量が34.5質量%、ブタジエン部の平均ビニル結合量が11質量%、A−B構造の重量平均分子量が7.1万、(A−B)2−X構造の重量平均分子量が13.4万であった。
<ポリマー2:ポリスチレン>
攪拌機及びジャケット付きの内容量10Lのステンレス製オートクレーブを洗浄、乾燥、窒素置換し、シクロヘキサン6930g、予め精製したスチレン990gを仕込み、ジャケットに温水を通水して内容物を約60℃に設定した。
次に、n−ブチルリチウムシクロヘサン溶液(純分で12.77g)を添加し、スチレンの重合を開始した。
スチレンがほぼ完全に重合して最高温度(88℃)に達してから10分後に、水14gを加えて失活させた。
得られたポリスチレンにオクタデシル−3−(3,5−ジブチル−t−ブチル−4−ヒドキシフェニル)プロピオネートを0.3質量部添加し、その後、溶媒を加熱除去してポリマー2を得た。
ポリマー2の重量平均分子量は5,500、分子量分布は1.03であった。
可塑剤−1として、(±)リモネン:4−イソプロペニル−1−メチル−1シクロヘキセン(東京化成工業(株)製)を使用した。
可塑剤−2として、ビス(2−エチルヘキシル)フタラート:DOP標準品(和光純薬工業(株)製)を使用した。
粘着付与剤としてアルコンM100(荒川化学工業(株)製)を使用した。
軟化剤として、ダイアナプロセスオイルPW−90(出光興産(株)製)を使用した。
ポリマー1を100質量部に対して、可塑剤−1を100質量部、粘着付与剤を200質量部、軟化剤を100質量部の配合比で配合し、上述した〔(3)粘接着剤組成物の加工性能、耐熱性能の評価:溶融粘度、軟化点の測定〕の方法で均一なホットメルト型粘接着剤組成物を製造し、溶融粘度、軟化点を測定した。得られた結果を表1に示す。
また、上述した〔(4)粘接着剤組成物の粘接着性能の評価:接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)の測定〕の方法に従い、粘着テープを製造し、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、可塑剤−1を33質量部、粘着付与剤を133質量部、軟化剤を67質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、可塑剤−1を43質量部、粘着付与剤を86質量部、軟化剤を57質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、ポリマー2を40質量部、可塑剤−1を20質量部、粘着付与剤を160質量部、軟化剤を80質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、ポリマー2を25質量部、可塑剤−1を75質量部、粘着付与剤を200質量部、軟化剤を100質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、粘着付与剤を300質量部、軟化剤を100質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、粘着付与剤を100質量部、軟化剤を50質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、粘着付与剤を200質量部、軟化剤を200質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、粘着付与剤を133質量部、軟化剤を100質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点を測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、可塑剤−2を33質量部、粘着付与剤を133質量部、軟化剤を67質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
ポリマー1を100質量部に対して、粘着付与剤を86質量部、軟化剤を100質量部の配合比で配合し、実施例1と同様に、粘接着剤組成物において、溶融粘度、軟化点測定し、粘着テープにおいて、接着力、被着体糊残り、保持力、粘着性(ループタック)を測定した。得られた結果を表1に示す。
Claims (3)
- (1)少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と
共役ジエン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体
(a)を含むブロック共重合体:100質量部と、
(2)可塑剤:10〜150質量部と、
(3)粘着付与剤:20〜300質量部と、
(4)軟化剤:1〜150質量部と、
を、含有し、
前記(1)のブロック共重合体が、
少なくとも2個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と共役ジ
エン単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a)
:10〜90質量%と、
1個のビニル芳香族単量体単位を主体とする重合体ブロック(A)と1個の共役ジエン
単量体単位を主体とする重合体ブロック(B)とを含有するブロック共重合体(a'):
10〜90質量%と、
を、含有する、ブロック共重合体であり、
前記(2)の可塑剤が、2α−(1−メチルエテニル)−5β−メチルシクロヘキサン−1β−オール、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノールアセタート、4−イソプロペニル−1−メチル−1シクロヘキセン(リモネン)、4−イソプロピリデン−1−メチル−1−シクロヘキセン、4−イソプロピル−1−メチル−1,4−シクロヘキサジエン、及び1β−イソプロピル−4−メチル−3,5−シクロヘキサジエンからなる群より選ばれる少なくともいずれかである、
粘接着剤組成物。 - (5)重量平均分子量が1000〜9000、分子量分布が1.02〜2.0であるビ
ニル芳香族化合物を主体とする樹脂:10〜100質量部
を、さらに含有する、請求項1に記載の粘接着剤組成物。 - 前記ビニル芳香族単量体単位を構成するビニル芳香族化合物がスチレンであり、前記共
役ジエン単量体単位を構成する共役ジエンがブタジエン及び/又はイソプレンである、請
求項1又は2に記載の粘接着剤組成物。
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