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JP6107746B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子部品などを被搬送物(以後、ワークと呼称する)として搬送する搬送装置に関するものである。
ワーク中に含まれる所定の条件を満たさない不良品を選別除去するための選別装置には、ワークの供給機構から不良品の検出領域にワークを搬送する搬送装置が必要となる。
そのような搬送装置を備える選別装置の一例として、特許文献1に記載されている選別装置301を図18に示す。
特許文献1の選別装置301では、良品GWと不良品NWとの混合物であるワークWが、供給機構302から検出領域303に搬送される。
ワークWの搬送は、ベルトコンベア304と、供給機構302から供給されるワークWをベルトコンベア304に導くすべり台305と、を備える搬送装置によって行われる。
すべり台305には、不図示の振動機構が取り付けられている。ワークWは、すべり台305が振動機構で加振されることにより、すべり台305上を移動し、ベルトコンベア304の前端部まで搬送される。
次いで、ワークWは、ベルトの周回移動により、ベルトコンベア304の前端部から後端部まで、所定の速度で搬送される。
ベルトコンベア304の後端部に達したワークWは、ベルトコンベア304による搬送中に得た運動量に基づき、検出領域303に向けて飛び出す。検出領域303は、ワークWに可視光またはX線などの電磁波を照射する照射源303aと、受信器303bとの間に設定された空間である。
受信器303bにより受信される電磁波は、検出領域303を通過するワークWの状態によって異なる。すなわち、ワークWは、受信器303bにより受信される電磁波の情報により、良品GWまたは不良品NWのいずれであるかを判定される。
特開2012−55859号公報
特許文献1に記載の選別装置301では、ワークWは供給機構302から連続的に供給され、特に搬送状態を整えてはいないので、すべり台305またはベルトコンベア304上で、重なり合って搬送される可能性がある。
そのような場合、ワークWが重なり合ったまま検出領域303に飛び出すと、個々のワークWに均一に電磁波が照射されず、良品GWまたは不良品NWのいずれであるかの判定が不正確になる。
上記のように、ワークWが重なり合って搬送された場合に生じる問題は、特許文献1のように電磁波の照射によってワークWの良品GWまたは不良品NWを選別する選別装置以外でも起こり得る。
例えば、搬送途中でカメラなどによりワークの外観検査を行なう選別装置では、ワークが重なり合って搬送されると、視認できない部分が生じ、良品または不良品のいずれであるかの判定が不正確になる。
また、仮硬化させた光硬化型樹脂部材を有するワークに、搬送途中で所定の波長の光を照射して、樹脂を本硬化させるキュア装置では、ワークが重なり合って搬送されると、光の当たらない部分が生じ、樹脂の硬化が不均一になる。
さらに、熱硬化性樹脂またははんだで部材を仮固定したワークを、搬送途中に赤外線ヒータなどで加熱し、部材を本固定させる熱処理装置では、ワークが重なり合って搬送されると、加熱むらが生じ、部材の固定強度が不均一になる。
そこで、この発明の目的は、種々の処理装置において必要となる、ワークが重なり合わず、分離した状態で搬送できる搬送装置を提供することである。
この発明では、ワークが重なり合わず、分離した状態で搬送できる搬送装置を提供するため、搬送装置の搬送機構上にワークを振り分け、搬送機構上におけるワークの搬送位置を制御する機構についての改良が図られる。
この発明に係る搬送装置は、第1の搬送機構と、第2の搬送機構と、ワークガイドと、変位機構と、第1のセンサと、制御装置とを備える。
第1の搬送機構は、複数個のワークを一列に整列させた状態で搬送するためのものである。
第2の搬送機構は、第1の搬送機構による搬送を終えたワークを連続的に搬送するためのもので、ワークを複数列に並べて搬送することができる幅方向寸法を有している。
ワークガイドは、第1の搬送機構の下流端と第2の搬送機構の上流端との間に配置される。また、ワークガイドには、第1の搬送機構の下流端から落下したワークを1個ずつ受け入れ、次いで第2の搬送機構の上流端に導くための複数個のガイド通路が、第2の搬送機構の幅方向に分布するように設けられている。
変位機構は、第1の搬送機構の下流端から落下したワークを複数個のガイド通路の各々に振り分けるため、第1の搬送機構の下流端を複数個のガイド通路の分布範囲にわたって変位させる。
第1のセンサは、ワークが第1の搬送機構の下流端から落下したことを示す第1の情報を検知する。
制御装置は、第1の情報に基づいて、第1の搬送機構の下流端を所定の距離だけ、かつ間欠的に変位させる動作指令を変位機構に与えることにより、変位機構の動作を制御する。その際、第1の搬送機構の下流端を複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列させ、第1の搬送機構の下流端から落下したワークが選ばれたガイド通路を通過できるようにする。
上記の搬送装置では、ワークが第1の搬送機構の下流端から落下したことを示す第1の情報に基づいて、制御装置が第1の搬送機構の下流端を所定の距離だけ、かつ間欠的に変位させる動作指令を変位機構に与える。
第1の搬送機構の下流端は、変位機構の動作により、複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列する。その結果、第1の搬送機構の下流端から落下したワークは、選ばれたガイド通路を通過し、第2の搬送機構の上流端のある位置に移載される。
その次にワークが落下する際には、第1の搬送機構の下流端は、所定の距離だけ左右いずれか一方に変位し、直前のワークが通過したガイド通路とは異なるガイド通路と整列している。
そのため、その次に落下するワークは、直前にワークが通過したガイド通路から、所定の距離だけ離れたガイド通路を通過することになる。そして、第2の搬送機構の上流端の、ワークの搬送方向とは直交する方向において直前のワークが移載された位置とは異なる位置に移載される。すなわち、制御装置は、第1の情報に基づいて変位機構を動作させ、第1の搬送機構の下流端を間欠的に変位させることで、第2の搬送機構上におけるワークの搬送位置を制御している。
したがって、この発明に係る搬送装置では、ワークが第2の搬送機構上で重なり合わないように振り分けられる。すなわち、第2の搬送機構上をワークが搬送される間に、ワークに対して何らかの処理を行なう場合、ワークの重なりによる不具合が発生せず、効率的に処理を行なうことができる。
この発明に係る搬送装置の好ましい実施形態では、第1の搬送機構が、鉛直方向に延びる軸線まわりに回転可能に支持される。そして、変位機構は、第1の搬送機構の下流端を水平面内で円弧軌道に沿って変位させるように、第1の搬送機構を回転させる回転機構を備える。
また、ワークガイドの複数のガイド通路は、上面視で所定の間隔をおいて円弧状に配列されている。そして、回転機構は、第1の搬送機構の下流端を複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列させるように、第1の搬送機構を間欠的に回転させる。
上記の搬送装置では、変位機構が回転機構を備えている。そして、第1の搬送機構の下流端は、回転機構の動作により、上面視で所定の間隔をおいて円弧状に配列された複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列するように、水平面内で円弧軌道に沿って間欠的に変位する。
上記のように、変位機構を、例えばロータリエンコーダが組み込まれたモータのような回転機構を備えたものとすることにより、部品点数を少なくできるため、コストを低減できる。
この発明に係る搬送装置の別の好ましい実施形態では、第1の搬送機構が、第2の搬送機構の幅方向に平行移動可能に支持される。そして、変位機構は、第1の搬送機構の下流端を水平方向に直線運動させる直線運動機構を備える。
また、ワークガイドの複数のガイド通路は、上面視で所定の間隔をおいて直線状に配列されている。そして、直線運動機構は、第1の搬送機構の下流端を複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列させるように、第1の搬送機構を間欠的に平行移動させる。
上記の搬送装置では、変位機構が直線運動機構を備えている。そして、第1の搬送機構の下流端は、直線運動機構の動作により、上面視で所定の間隔をおいて直線状に配列された複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列するように、水平方向に間欠的に平行移動する。
上記のように、変位機構を例えばリニアエンコーダが組み込まれたリニアモータのような直線運動機構を備えたものとすることにより、変位機構の慣性レベルを低くできるため、第1の搬送機構の移動レスポンスを高くすることができる。
この発明に係る搬送装置の別の好ましい実施形態では、搬送装置が、ワークを第1の搬送機構に供給するための供給機構をさらに備える。そして、制御装置は、さらに、第1の情報に基づいて、ワークを第1の搬送機構に供給するように供給機構を制御する。
上記の搬送装置では、搬送装置が供給機構を備えている。そして、供給装置は、第1の情報に基づく制御装置の制御により、ワークを第1の搬送機構に供給する。すなわち、ワークは、所定の時間間隔を空けて、第1の搬送機構の下流端から落下し、第1の搬送機構に供給される。
そのため、あるワークが複数のガイド通路のいずれか選ばれたものを通過した後、次のワークが来るまでに、第1の搬送機構の下流端が、所定の距離だけ左右いずれか一方に変位する時間的な余裕がある。
したがって、あるワークが落下した後、その次に落下するワークは、直前にワークが通過したガイド通路から、所定の距離だけ離れたガイド通路を確実に通過することになる。すなわち、第2の搬送機構の上流端の、ワークの搬送方向とは直交する方向において直前のワークが移載された位置とは異なる位置に、より確実に移載される。
この発明に係る搬送装置の別の好ましい実施形態では、第2のセンサと、第1の搬送機構上における所望のワークを除去するための除去機構とをさらに備える。第2のセンサは、ワークが第1の搬送機構の上流端と下流端との間の所定の位置を通過したことを示す第2の情報を検知する。制御装置は、第2のセンサによる第2の情報の第1検知時点と次の第2検知時点との時間間隔が、予め設定された時間間隔より短いか否かを判定する。そして、第2のセンサによる第2の情報の時間間隔が、予め設定された時間間隔より短い場合に、制御装置は、さらに、第2検知時点で所定の位置を通過したワークを除去する動作指令を、除去機構に与えるように制御する。
上記の搬送装置では、第2のセンサによる第2の情報の第1検知時点と次の第2検知時点との時間間隔は、第1の搬送機構上におけるワークの間隔の指標となっている。この第2の情報の第1検知時点と次の第2検知時点との時間間隔が、予め設定された時間間隔より短いということは、何らかの理由により、第1の搬送機構上に所定の間隔から外れているワークが存在するということを表している。
そのような場合、除去機構が所定の間隔から外れているワークを除去するように、制御部が除去機構を動作させる。その結果、搬送されるワークの間隔が、確実に所定の間隔以上となる。
そのため、あるワークが複数のガイド通路のいずれか選ばれたものを通過した後、次のワークが来るまでに、第1の搬送機構の下流端が、所定の距離だけ左右いずれか一方に変位する時間的な余裕がある。
したがって、あるワークが落下した後、その次に落下するワークは、直前にワークが通過したガイド通路から、所定の距離だけ離れたガイド通路を確実に通過することになる。すなわち、第2の搬送機構の上流端の、ワークの搬送方向とは直交する方向において直前のワークが移載された位置とは異なる位置に、より確実に移載される。
この発明に係る搬送装置では、ワークが第1の搬送機構の下流端から落下したことを示す第1の情報に基づいて、制御装置が第1の搬送機構の下流端を所定の距離だけ、かつ間欠的に変位させる動作指令を変位機構に与える。
第1の搬送機構の下流端は、変位機構の動作により、複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列する。その結果、第1の搬送機構の下流端から落下したワークは、選ばれたガイド通路を通過し、第2の搬送機構の上流端のある位置に移載される。
その次にワークが落下する際には、第1の搬送機構の下流端は、所定の距離だけ左右いずれか一方に変位し、直前のワークが通過したガイド通路とは異なるガイド通路と整列している。
そのため、その次に落下するワークは、直前にワークが通過したガイド通路から、所定の距離だけ離れたガイド通路を通過することになる。そして、第2の搬送機構の上流端の、直前のワークが移載された位置と、ワークの搬送方向とは直交する方向において異なる位置に移載される。
したがって、この発明に係る搬送装置では、ワークが第2の搬送機構上で重なり合わないように振り分けられる。すなわち、第2の搬送機構上をワークが搬送される間に、ワークに対して何らかの処理を行なう場合、ワークの重なりによる不具合が発生せず、効率的に処理を行なうことができる。
この発明の第1の実施形態に係る搬送装置1の上面図である。 図1に示した搬送装置1のY1−Y1断面図である。 図1に示した搬送装置1のX1−X1断面図である。 図1に示した搬送装置1に備えられるワークガイド40のガイド本体41の外観図および断面図である。(A)は上面の外観図である。(B)は側面の外観図である。(C)は(A)のB1−B1断面図である。(D)ガイド本体41に設けられるガイド通路42a〜42iを代表するガイド通路42eの斜視図である。 図1に示した搬送装置1に備えられる第1のベルトコンベア10の下流端が、ガイド通路42a〜42iと整列するように、第1のベルトコンベア10が間欠的に円弧軌道に沿って変位することを模式的に示す上面図である。 図1に示した搬送装置1に備えられる第1のベルトコンベア10の下流端が、ガイド通路42a〜42iと整列することを模式的に示す上面図である。(A)は第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42dと整列し、ワークW0がガイド通路42dを通過している状態である。(B)はワークW0がガイド通路42dを通過後、第1のベルトコンベア10が水平面内で回転して、第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42eと整列した状態である。(C)は(B)の状態で、ワークW1がガイド通路42eを通過している状態である。(D)はワークW1がガイド通路42eを通過後、第1のベルトコンベア10が水平面内で回転して、第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42fと整列した状態である。 この発明の第2の実施形態に係る搬送装置1の上面図である。 図7に示した搬送装置1のY1−Y1断面図である。 図7に示した搬送装置1のX1−X1断面図である。 図7に示した搬送装置1に備えられるワークガイド40のガイド本体41の外観図および断面図である。(A)〜(D)の説明は、図4(A)〜(D)の説明に準じる。 図7に示した搬送装置1に備えられる第1のベルトコンベア10の下流端が、ガイド通路42a〜42iと整列するように、第1のベルトコンベア10が間欠的に平行移動することを模式的に示す上面図である。 図7に示した搬送装置1に備えられる第1のベルトコンベア10の下流端が、ガイド通路42a〜42iと整列することを模式的に示す上面図である。(A)〜(D)の説明は、図6(A)〜(D)の説明に準じる。 この発明の第3の実施形態に係る搬送装置1の主要部の上面図である。(A)はワークW1とW2との間隔が、所定の間隔dより短い間隔dsとなっていることを模式的に示す上面図である。(B)はエアブロア110が所定の間隔から外れているワークW2を除去した状態である。 この発明の第4の実施形態に係るワークガイド40のガイド通路42a〜42iを代表するガイド通路42eの第1変形例の斜視図である。 この発明の第5の実施形態に係るガイド通路42eの第2変形例の斜視図である。 この発明の第6の実施形態に係るガイド通路42eの第3変形例の断面図である。 この発明の第7の実施形態に係るガイド通路42eの第4変形例の断面図である。 背景技術の搬送装置を備える選別装置301の構成図である。
以下にこの発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
−第1の実施形態−
この発明の第1の実施形態に係る搬送装置1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る搬送装置1の上面図である。図2は、図1に示した搬送装置1のY1−Y1断面図である。図3は、図1に示した搬送装置1のX1−X1断面図である。図4は、図1に示した搬送装置1に備えられるワークガイド40のガイド本体41の外観図および断面図である。
搬送装置1は、ワークWを搬送する第1のベルトコンベア10および第2のベルトコンベア30と、ワークガイド40と、回転機構50と、第1のセンサ70と、制御装置80とを備える。搬送装置1は、好ましくはパーツフィーダ90と、案内台130と、処理済ワーク回収機構140とをさらに備える。
ここで、第1のベルトコンベア10は、この発明の第1の搬送機構に相当し、第2のベルトコンベア30は、この発明の第2の搬送機構に相当する。また、パーツフィーダ90は、この発明の供給機構に相当する。
搬送装置1により搬送されるワークWとしては、例えば積層セラミックコンデンサのような、直方体形状を有する小型の電子部品が挙げられる。以下で説明する搬送装置1は、ワークWの形状および大きさに合わせて設計される。
第1の実施形態において、搬送装置1における第1のベルトコンベア10と、第2のベルトコンベア30と、ワークガイド40と、回転機構50と、第1のセンサ70とは、直接または間接に、基台2の上面または端面に設置されている。また、パーツフィーダ90、案内台130、および処理済ワーク回収機構140も、同様にして基台2に設置されている。なお、上記の各要素の設置場所は、基台2上に限らず、必要に応じて適宜変更することができる。また、制御装置80は、別に設置されているが、基台2に設置されてもよい。
<第1のベルトコンベア>
第1のベルトコンベア10は、第1のモータ11と、第1の駆動軸12と、第1の駆動プーリ13と、第1の従動軸15と、第1の従動プーリ16と、第1のベルト18とを備える。
第1のモータ11と、第1の駆動軸12とは、ブラケット14a、14bにより、副基台19の上面に支持される。また、第1の従動軸15は、ブラケット17a、17bにより、副基台19の上面に支持される。第1のベルトコンベア10の下流端側の副基台19の端部は、中央部が所定の面積だけ切り欠かれている。第1のベルトコンベア10は、下流端が上面視で副基台19の切り欠き部分Cに重なるように副基台19の上面に設置される。
なお、第1の実施形態では、副基台19は、後述の回転機構50および案内台130により、基台2の上面に支持される。
上記の構成において、第1のモータ11により、第1の駆動プーリ13が回転し、それに伴って第1のベルト18が回転し、第1の従動プーリ16が第1のベルト18の回転に従動して回転する。なお、第1のベルト18の幅方向寸法は、ワークWが、第1のベルト18上を一列に整列した状態で搬送されるように設定される。
その結果、第1のベルトコンベア10は、ワークWを上流端から下流端に、第1の速度v1で、一列に搬送することができる。なお、ワークWの形状に方向性がある場合、ワークWは必ずしも同じ向きに揃っていなくてもよい。
第1の実施形態では、第1のモータ11は、信号ラインにより、制御装置80に接続されており、制御装置80により動作または停止の操作が行なわれている。第1のモータ11は、制御装置80に接続されず、独立して動作または停止の操作が行なわれるようにしてもよい。
なお、副基台19は、好ましくは、ワークWが第1のベルトコンベア10の上流端から下流端に搬送される際に、第1のベルト18の側方から落下しないように、第1のベルト18の側方にガイド壁20a、20bを備える。
ガイド壁20a、20bには、後述する第1のセンサ70および第2のセンサ100の情報取得の妨げとならないように、それらのセンサが設置されている位置には開口部が設けられている。第1のセンサ70は、上記の副基台19の端部の切り欠かれていない部分に設置されている。
<第2のベルトコンベア>
第2のベルトコンベア30は、第2のモータ31と、第2の駆動軸32と、第2の駆動プーリ33と、第2の従動軸35と、第2の従動プーリ36と、第2のベルト38とを備える。
第2のモータ31と、第2の駆動軸32とは、ブラケット34a、34bにより、基台2の上面に支持される。また、第2の従動軸35は、ブラケット37a、37bにより、基台2の上面に支持される。第2のベルトコンベア30は、基台2の上面に、上面視で第1のベルトコンベア10の下流端と第2のベルトコンベア30の上流端とが重なるように設置される。
上記の構成において、第2のモータ31により、第2の駆動プーリ33が回転し、それに伴って第2のベルト38が回転し、第2の従動プーリ36が第2のベルト38の回転に従動して回転する。なお、第2のベルト38の幅方向寸法は、ワークWが、第2のベルト38上を複数列に並んだ状態で搬送されるように設定される。
その結果、第2のベルトコンベア30は、ワークWを上流端から下流端に、第1の速度v2で、複数列に並んだ状態で搬送することができる。
第1の実施形態では、第2のモータ31は、信号ラインにより、制御装置80に接続されており、制御装置80により動作または停止の操作が行なわれる。第2のモータ31は、制御装置80に接続されず、独立して動作または停止の操作が行なわれるようにしてもよい。
そして、第2のベルトコンベア30上をワークWが搬送される間に、領域A1でワークWに対して外観検査、電磁波照射、加熱などの処理が行なわれる。
<ワークガイド>
ワークガイド40は、図4(A)および(B)に示すように、ガイド本体41と、ガイド本体41に設けられた複数個のガイド通路42a〜42iとを備える。ガイド通路42a〜42iは、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWを1個ずつ受け入れ、次いで第2のベルトコンベア30の上流端に導くためのものである。
ガイド通路42a〜42iは、図4(A)に示すように、ガイド本体41の上面視で、第2のベルトコンベア30の幅方向に分布するように、所定の間隔をおいて円弧状に配列されている。また、ガイド通路42a〜42iは、図4(C)に示すように、ガイド本体41の内部でほぼ直角に屈曲し、ガイド本体41の上面と下面との間、またはガイド本体の上面と側面との間の両方を貫通している。
ガイド通路42eを例にとって、その形状を説明する。ガイド通路42eは、図4(D)に示すように、ガイド本体41の上面から下方に延びる垂直方向の孔42evと、それに連通し、ガイド本体41の側面および下面に開口を有する水平方向の溝42ehとを備える。第1の実施形態では、孔42evは円柱状であり、溝42ehは角柱状となっている。
ワークガイド40は、第1のベルトコンベア10の下流端と第2のベルトコンベア30の上流端との間に設置されるように、ブラケット43a、43bにより、基台2の上面に支持されている。後述するように、第1のベルトコンベア10の下流端は、複数個のガイド通路42a〜42iのうちのいずれか選ばれたものと整列するように、水平面内で円弧軌道に沿って変位する。
上記の構成により、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWが、ガイド通路42a〜42iのいずれか選ばれたものを通過し、第2のベルトコンベア30の上流端に移載可能となっている。
<回転機構>
第1の実施形態に係る回転機構50は、第3のモータ51と、回転軸52とを有する。回転機構50は、支持台53に載置された状態で、ブラケット54a、54bにより、基台2の上面に設置される。
第1の実施形態では、回転軸52の一端は、第1のベルトコンベア10の上流端近傍で、副基台19と結合されている。すなわち、回転機構50は、後述の案内台130と共に、副基台19を、基台2の上面に支持している。
回転機構50は、信号ラインにより、制御装置80に接続されている(図1では回転機構50が不図示のため、接続の様子が明示されていない)。回転機構50は、後述するように、第1の情報に基づいて制御装置80から伝達される動作指令により、第1のベルトコンベア10の下流端を所定の距離だけ、かつ間欠的に水平面内で円弧軌道に沿って変位させる。
回転機構50が有する第3のモータ51としては、ロータリエンコーダなど、回転角を測定するセンサが組み込まれたモータなどを用いることができる。
<第1のセンサ>
第1のセンサ70は、ワークWが第1のベルトコンベア10により上流端から下流端に搬送された後、下流端から落下したことを示す第1の情報を検知する。
ワークWは、第1のベルトコンベア10の下流端から落下する際、副基台19に設けられた切り欠き部分Cを通過する。第1のセンサ70は、前述のように、副基台19の端部で切り欠かれていない部分に設置されており、第1のベルトコンベア10の下流端から落下して、副基台19の切り欠き部分Cを通過する直前のワークWを検知することができる。第1のセンサ70は、信号ラインにより、制御装置80に接続されている。そして、後述するように、第1の情報を制御装置80に伝達する。
第1のセンサ70としては、発光部71と検知部72とが一体となっている、反射型の光電センサを用いることができる。そのため、非接触で、ワークWの第1のベルトコンベア10の下流端からの落下を、1個ずつ確実に検知することができる。
なお、第1のセンサ70としては、発光部71と検知部72とが別体となっている、透過型の光電センサを用いることもできる。
<制御装置>
制御装置80は、信号ラインにより、回転機構50および第1のセンサ70と接続される。制御装置80には、ワークWが通過するごとに、第1のセンサ70から第1の情報が伝達される。制御装置80は、第1の情報が伝達されるごとに、第1のベルトコンベア10の下流端が所定の距離だけ、かつ間欠的に円弧軌道に沿って変位するように、回転機構50に第1のベルトコンベア10を回転させる動作指令を伝達する。
上記の動作指令に基づいて第1のベルトコンベア10が回転することにより、第1のベルトコンベア10の下流端は、複数個のガイド通路42a〜42iのうちのいずれか選ばれたものと整列するように円弧軌道に沿って変位する。その結果、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWは、その選ばれたガイド通路を通過し、第2のベルトコンベア30の上流端のある位置に移載可能となる。上記の構成により、制御装置80は、第2のベルトコンベア30上におけるワークWの搬送位置を制御している。
第1の実施形態では、制御装置80は、信号ラインにより、第1のモータ11および第2のモータ31と接続されており、それらのモータの動作または停止の操作を行なっている。なお、制御装置80がそれらのモータの動作または停止の操作を行なわないようにしてもよい。
搬送装置1が下記のパーツフィーダ90を備える場合には、制御装置80は、信号ラインにより、パーツフィーダ90の開閉機構92とも接続される。その場合、制御装置80は、第1のセンサ70から伝達された第1の情報に基づいて、パーツフィーダ90に、ワークWを第1のベルトコンベア10に供給する動作指令を伝達する。上記の構成により、制御装置80は、第1のベルトコンベア10へのワークWの供給を制御している。
<パーツフィーダ>
搬送装置1は、好ましくはパーツフィーダ90を備える。
パーツフィーダ90は、第1のベルトコンベア10にワークWを1つずつ、所定の時間間隔tで供給することにより、ワークWが第1のベルトコンベア10上を所定の間隔dで搬送されるようにする。この間隔dは、ワークWが供給される時間間隔tと、第1の速度v1との積によって決まる。
ワークWが供給される時間間隔tは、例えば、第1のベルトコンベア10の下流端が整列するように選ばれたガイド通路の間の円弧の長さを、第1のベルトコンベア10の下流端が変位する時間以上となるように設定される。
パーツフィーダ90は、貯蔵タンク91と、開閉機構92とを備える。貯蔵タンク91は、ワークWを貯蔵する有底の円筒であり、底部の一部に開閉機構92が設けられている。
第1の実施形態では、貯蔵タンク91は、第1のベルトコンベア10の上方に設置されるように、ブラケット93a、93bにより、副基台19の上面に支持されている。
開閉機構92は、信号ラインにより、制御装置80と接続されている(図1では開閉機構92が不図示のため、接続の様子が明示されていない)。パーツフィーダ90は、第1のセンサ70から伝達された第1の情報に基づいて制御装置80から伝達された動作指令を受け、ワークWを第1のベルトコンベア10に供給する。
<案内台>
搬送装置1は、好ましくは案内台130を備える。
案内台130は、ボールベアリング131と、ボールベアリング131を円弧状の列となるように収納するハウジング132とを備える。ハウジング132は、ブラケット133a、133bにより、基台2の上面に支持される。すなわち、案内台130は、前述の回転機構50と共に、副基台19を、基台2の上面に支持している。
副基台19の下面には、円弧状の溝gが形成されており、ボールベアリング131の円弧状の列の上部は、その溝gに嵌入している。上記の構成により、副基台19は、ボールベアリング131の円弧状の列に支持かつ案内されながら、回転機構50により回転される。その結果、第1のベルトコンベア10の下流端は、円弧軌道に沿って滑らかに変位する。
<処理済ワーク回収機構>
搬送装置1は、好ましくは処理済ワーク回収機構140を備える。
処理済ワーク回収機構140は、第2のベルトコンベア30上をワークWが搬送される間に、領域A1でワークWに対して何らかの処理が行なわれた後、第2のベルトコンベア30の下流端から落下するワークWを回収する。
処理済ワーク回収機構140は、回収ポケット141を備える。回収ポケット141は、箱状であり、底部の一部に、回収されたワークWをテーピング工程などに移送するための開口部が設けられている。
第1の実施形態では、回収ポケット141は、第2のベルトコンベア30の下流端から落下してくるワークWが入るように、ブラケット142により、基台2の側面に支持されている。
<第1のベルトコンベアから第2のベルトコンベアへのワークの移載>
この発明の第1の実施形態に係る第1のベルトコンベア10から第2のベルトコンベア30へのワークの移載について、図5および図6を用いて説明する。
図5は、第1のベルトコンベア10が、不図示の回転軸52を回転中心として、間欠的に回転することを模式的に示す上面図である。第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42aと整列した際の位置(R位置)、およびガイド通路42iと整列した際の位置(L位置)を図5に点線で仮想的に示す。また、第1のベルトコンベア10の下流端は、図5に二点鎖線で仮想的に示すように、ガイド通路42a〜42iのうちのいずれか選ばれたものと整列し、矢印で示すように、R位置とL位置との間を揺動する。
図6(A)〜図6(D)は、第1のベルトコンベア10の下流端が、ガイド通路42a〜42iのいずれか選ばれたものと順次整列していくことを、連続して模式的に示す上面図である。
以下では、第1のベルトコンベア10が間欠的に回転することにより、ワークWがガイド通路42a〜42iのいずれか選ばれたものを通過し、第2のベルトコンベア30上で重なり合わないように振り分けられることについて説明する。
なお、第1の実施形態では、第1のベルトコンベア10の下流端は、ガイド通路42a〜42iの各々と順次整列していくものとする。
図6(A)は、第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42dと整列し、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークW0が、ガイド通路42dを通過している状態である。また、第1のベルトコンベア10上(第1のベルト18上)では、後続するワークW1が、所定の間隔dをもって、第1の速度v1で搬送されている。
ワークW0が第1のベルトコンベア10の下流端から落下したことは、第1のセンサ70によって検知され、第1の情報として、不図示の制御装置80に伝達される。
制御装置80は、その第1の情報に基づいて、第1のベルトコンベア10の下流端をガイド通路42eと整列する位置まで変位させるように、不図示の回転機構50に第1のベルトコンベア10を回転させる動作指令を伝達する。
この際、ワークW0がガイド通路42dを確実に通過してから第1のベルトコンベア10が回転するように、制御装置80は、第1の情報が伝達されて所定の時間後に、回転機構50に動作指令を伝達する。
図6(B)は、ワークW0がガイド通路42dを通過後、第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42eと整列するように、回転機構50が第1のベルトコンベア10を回転させた状態である。
図6(A)の状態から図6(B)の状態となるまでに、第1のベルトコンベア10は、下流端の周速r1で、円弧の長さθだけ回転する。一方、ワークW1は、同じ時間内に、第1の速度v1で、距離δだけ第1のベルトコンベア10によって搬送される。
パーツフィーダ90がワークWを供給する時間間隔tは、例えば、隣り合うガイド通路の間の円弧の長さθを、第1のベルトコンベア10の下流端が変位する時間以上となるように設定されている。したがって、距離δは、ワークWが搬送される間隔dよりも短くなる。
そのため、上記の構成により第1のベルトコンベア10の下流端が変位して、次のワークW1が通過する予定のガイド通路42eと整列した時点では、ワークW1はまだ第1のベルトコンベア10の下流端に到達していない。すなわち、ワークW1は、第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42eと整列した後、所定の時間が経過してから第1のベルトコンベア10の下流端に到達し、そこから落下する。
図6(C)は、図6(B)の状態となった後、ワークW1がガイド通路42eを通過している状態である。また、第1のベルトコンベア10上では、後続するワークW2が、所定の間隔dをもって、第1の速度v1で搬送されている。
図6(A)の場合と同様に、ワークW1が第1のベルトコンベア10の下流端から落下したことは、第1のセンサ70によって検知され、第1の情報として、不図示の制御装置80に伝達される。
制御装置80は、その第1の情報に基づいて、第1のベルトコンベア10の下流端をガイド通路42fと整列する位置まで変位させるように、不図示の回転機構50に第1のベルトコンベア10を回転させる動作指令を伝達する。
図6(D)は、ワークW1がガイド通路42eを通過後、第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42fと整列するように、回転機構50が第1のベルトコンベア10を回転させた状態である。
図6(B)の場合と同様に、図6(C)の状態から図6(D)の状態となるまでに、第1のベルトコンベア10は、下流端の周速r1で、円弧の長さθだけ回転する。一方、ワークW2は、同じ時間内に、第1の速度v1で、距離δだけ第1のベルトコンベア10によって搬送される。
そして、ワークW2は、第1のベルトコンベア10の下流端が、ワークW2が通過する予定のガイド通路42fと整列した後、所定の時間が経過してから第1のベルトコンベア10の下流端に到達し、そこから落下する。
制御装置80は、回転機構50への動作指令の伝達を、第1の情報に基づいて繰り返す。なお、ガイド通路42aおよび42iをワークWが通過した場合は、そこまでの回転方向と逆の方向となるように、回転機構50に動作指令を伝達する。
それにより、第1のベルトコンベア10は、不図示の回転軸52を回転中心として、間欠的に回転される。そして、その下流端は、図5に示すようにガイド通路42a〜42iの各々と整列するように、円弧軌道に沿って変位する。
前述の動作により、ワークガイド40のガイド通路42a〜42iの各々に、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWが1つずつ振り分けられる。
その結果、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWは、ワークガイド40のガイド通路42a〜42iのうちの1つを通過して、第2のベルトコンベア30の上流端のある位置に移載される。
その次にワークWが落下する際には、第1のベルトコンベア10がガイド通路1つ分左右いずれか一方に回転している。そのため、その次に落下するワークWは、直前にワークWが通過したガイド通路と隣り合うガイド通路を通過することになる。そして、第2のベルトコンベア30の上流端の、直前のワークWが移載された位置と、ワークWの搬送方向とは直交する方向において異なる位置に移載される。
以上の制御および動作により、制御部80は、第2のベルトコンベア30上におけるワークWの搬送位置を制御している。
したがって、第1の実施形態に係る搬送装置1は、以上で説明した装置構成により、ワークWが第2のベルトコンベア30上で重なり合わないように振り分けられる。すなわち、第2のベルトコンベア30上をワークWが搬送される間に、ワークWに対して何らかの処理を行なう際に、ワークWの重なりによる不具合が発生せず、効率的に処理を行なうことができる。
なお、この発明に係る搬送装置1は、第1のベルトコンベア10の下流端が、ワークガイド40の貫通孔42a〜42iのうち、幾つか置きに選ばれたガイド通路と整列しながら、円弧軌道に沿って間欠的に変位するようにしてもよい。
例えば一つ置きの場合、第1のベルトコンベア10の下流端は、ガイド通路42a、42c、42e、42g、42iと整列しながら、間欠的に変位することになる。この場合、ワークWの搬送方向および幅方向の間隔を、十分広くすることができる。
したがって、この発明に係る搬送装置1を、搬送途中でカメラなどによりワークWの外観検査を行なう選別装置に用いた場合、各々のワークWを確実に検査することができる。
−第2の実施形態−
この発明の第2の実施形態に係る搬送装置1について、図7〜図10を用いて説明する。
図7は、この発明の第2の実施形態に係る搬送装置1の上面図である。図8は、図7に示した搬送装置1のY1−Y1断面図である。図9は、図7に示した搬送装置1のX1−X1断面図である。図10は、図7に示した搬送装置1に備えられるワークガイド40のガイド本体41の外観図および断面図である。
第2の実施形態に係る搬送装置1は、第1の実施形態で説明した各構成要素のうち、ワークガイド40、直線運動機構60および案内台130が第1の実施形態と異なっている。その他の部分については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<ワークガイド>
ワークガイド40は、ガイド本体41と、ガイド本体41に設けられた複数個のガイド通路42a〜42iとを備える。ガイド本体41が設置される位置および設置方法は、第1の実施形態と同様であり、説明を省略する。
ガイド通路42a〜42iは、図10(A)に示すように、ガイド本体41の上面から見て、所定の間隔をおいて直線状に配列される。ガイド通路42a〜42iの形態は、図10(B)〜(D)に示すように、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<直線運動機構>
第2の実施形態に係る直線運動機構60は、可動部61および固定部62を有する。可動部61は、固定部62上を直線運動する。直線運動機構60は、支持台63に載置された状態で、ブラケット64a、64bにより、基台2の上面に設置される。
第2の実施形態では、可動部61は、第1のベルトコンベア10の上流端近傍で、副基台19と結合されている。すなわち、直線運動機構60は、後述の案内台130と共に、副基台19を、基台2の上面に支持している。
可動部61は、信号ラインにより、制御装置80に接続されている(図1では可動部61が不図示のため、接続の様子が明示されていない)。可動部61は、後述するように、第1の情報に基づいて制御装置80から伝達される動作指令により、第1のベルトコンベア10の下流端を所定の距離だけ、かつ間欠的に水平面内で平行移動させる。
直線運動機構60としては、リニアエンコーダが組み込まれたリニアモータなどを用いることができる。
<案内台>
搬送装置1は、第1の実施形態と同様に、好ましくは案内台130を備える。
案内台130は、ボールベアリング131と、ボールベアリング131を直線状の列となるように収納するハウジング132とを備える。ハウジング132の支持方法は、第1の実施形態と同様である。
副基台19の下面には、直線状の溝gが形成されており、ボールベアリング131の直線状の列の上部は、その溝gに嵌入している。上記の構成により、副基台19は、ボールベアリング131の直線状の列に支持かつ案内されながら、直線運動機構60により平行移動される。その結果、第1のベルトコンベア10の下流端は、直線軌道に沿って滑らかに変位する。
<第1のベルトコンベアから第2のベルトコンベアへのワークの移載>
この発明の第2の実施形態に係る第1のベルトコンベア10から第2のベルトコンベア30へのワークの移載について、図11および図12を用いて説明する。図11および図12は、第1の実施形態における第1のベルトコンベア10から第2のベルトコンベア30へのワークの移載について説明する図5および図6に各々対応する。
図11は、第1のベルトコンベア10が、直線運動機構60の可動部61が固定部62上を直線運動することにより、間欠的に平行移動することを模式的に示す上面図である。第1のベルトコンベア10の下流端がガイド通路42aと整列した際の位置(R位置)、およびガイド通路42iと整列した際の位置(L位置)を図5に点線で仮想的に示す。また、第1のベルトコンベア10の下流端は、図5に二点鎖線で仮想的に示すように、ガイド通路42a〜42iのうちのいずれか選ばれたものと整列し、矢印で示すように、R位置とL位置との間を揺動する。
図12(A)〜図12(D)は、第1のベルトコンベア10の下流端が、ガイド通路42a〜42iのいずれか選ばれたものと順次整列していくことを、連続して模式的に示す上面図である。なお、第2の実施形態でも、第1のベルトコンベア10の下流端は、ガイド通路42a〜42iの各々と順次整列していくものとする。
この発明の第2の実施形態に係る第1のベルトコンベア10から第2のベルトコンベア30へのワークWの移載は、第1の実施形態における回転機構50を、直線運動機構60に置き換えて動作させたものとして説明される。
制御装置80は、直線運動機構60の可動部61への動作指令の伝達を、第1の情報に基づいて繰り返す。なお、ガイド通路42aおよび42iをワークWが通過した場合は、そこまでの平行移動方向と逆の方向となるように、可動部61に動作指令を伝達する。
それにより、第1のベルトコンベア10は、固定部62上を間欠的に平行移動され、その下流端は、図11に示すようにガイド通路42a〜42iの各々と順次整列しながら平行移動する。
上記の動作により、ワークガイド40のガイド通路42a〜42iの各々に、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWが1つずつ振り分けられる。
したがって、第2の実施形態に係る搬送装置1においても、第1の実施形態と同様に、ワークWが第2のベルトコンベア30上で重なり合わないように振り分けられる。すなわち、第2のベルトコンベア30上をワークWが搬送される間に、ワークWに対して何らかの処理を行なう際に、ワークWの重なりによる不具合が発生せず、効率的に処理を行なうことができる。
−第3の実施形態−
この発明の第3の実施形態に係る搬送装置1の要部について、図13を用いて説明する。その他の部分については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図13(A)および図13(B)は、パーツフィーダ90により供給されたワークWの間隔が、所定の間隔dから外れている場合の、この発明の第3の実施形態に係る搬送装置1の動作を、連続して模式的に示す主要部の上面図である。
第3の実施形態に係る搬送装置1は、第1の実施形態で説明した各構成要素に加え、第2のセンサ100と、エアブロア110と、除去ワーク回収箱120とをさらに備える。ここで、エアブロア110は、この発明の除去機構に相当する。
<第2のセンサ>
第2のセンサ100は、第1のベルトコンベア10の上流端と下流端との間の所定の位置をワークWが通過したことを示す第2の情報を検知する。第2のセンサ100は、第1のベルト18近傍の副基台19上であって、第1のベルトコンベア10により搬送されるワークWの通過を検知できる位置に設置される。
第2のセンサ100としては、第1のセンサ70と同様に、発光部と検知部とが一体となっている(非図示)、反射型の光電センサを用いることができる。そのため、非接触で、ワークWの第1のベルトコンベア10の上流端から下流端への搬送を、1個ずつ確実に検知することができる。
なお、第2のセンサ100としては、発光部と検知部とが別体となっている、透過型の光電センサを用いることもできる。
<エアブロア>
エアブロア110は、第1のベルトコンベア10上における所望のワークWを除去可能に構成される。エアブロア110は、例えば、コンプレッサと、それにより生成された圧縮エアを対象物に噴射するノズルとを備える(非図示)。そのため、非接触で、対象とするワークWを、1つずつ確実に除去することができる。除去されたワークWは、除去ワーク回収箱120に回収される。
<エアブロアの動作>
以下では、供給されたワークWの間隔が所定の間隔から外れている場合に、エアブロア110が動作することにより、搬送されるワークWの間隔が、より確実に所定の間隔d以上となることについて説明する。
パーツフィーダ90は、前述のように、第1のベルトコンベア10上のワークWの間隔が、所定の間隔dとなるように、所定の時間間隔tでワークWを供給している。第2のセンサ100は、第1のベルトコンベア10上における所定の位置をワークWが通過したことを検知し、それを第2の情報として制御装置80に伝達する。
制御装置80は、所定の位置をワークWが通過する毎に第2のセンサ100から伝達される第2の情報の検知時点を記録する。第2のセンサ100による第2の情報の時間間隔は、第1のベルトコンベア10上におけるワークWの間隔の指標となっている。制御装置80は、第2の情報が伝達された時間間隔と、所定の間隔dに合わせて予め設定された時間間隔とを比較し、第1のベルトコンベア10上のワークWの間隔が正常か否かを判定する。
ここで、第1のベルトコンベア10により搬送されているワークW1およびワークW2に着目する。通常であれば、ワークW1とワークW2とは、上記のように所定の間隔dをもって搬送される。
しかしながら、図13(A)に示すように、何らかの理由により、ワークW1とワークW2との間隔が、所定の間隔dより短いdsとなることがある。
このような場合、所定の位置をワークW1が通過した時間(第1検知時点)と、次のワークW2が通過した時間(第2検知時点)との間隔は、間隔dに合わせて予め設定された時間間隔より短くなる。
そして、制御装置80は、第2の情報が伝達された時間間隔が予め設定された時間間隔より短いと判定した場合に、第2検知時点で所定の位置を通過したワークW2を除去する動作指令をエアブロア110に伝達する。
その動作指令に基づき、エアブロア110は、図13(B)に示すように、ワークW2をエア噴射により吹き飛ばして、第1のベルトコンベア10上から除去する。
その結果、ワークW1と、第1のベルトコンベア10上から除去されたワークW2に後続するワークW3との間隔は、確実に所定の間隔d以上となる。
以上のようにして、制御装置80は、第1のベルトコンベア10上におけるワークWの間隔を調整する。
第3の実施形態に係る搬送装置1では、あるワークWがあるガイド通路を通過した後、次のワークWが来るまでに、第1のベルトコンベア10の下流端が、所定の距離だけ左右いずれか一方に変位する時間的な余裕がある。
したがって、あるワークWが落下した後、その次に落下するワークWは、直前にワークWが通過したガイド通路から、所定の距離だけ離れたガイド通路を確実に通過することになる。すなわち、ワークWは、第2のベルトコンベア30の上流端の、ワークWの搬送方向とは直交する方向において直前のワークWが移載された位置とは異なる位置に、より確実に移載される。
−第4〜第7の実施形態−
ワークガイド40が備えるガイド通路42a〜42iの第1〜第4の変形例について、各々この発明の第4〜第7の実施形態として、図14〜図17を用いて説明する。その他の部分については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図14は、ガイド通路42a〜42iを代表するガイド通路42eの第1の変形例の斜視図である。図15は、ガイド通路42eの第2の変形例の斜視図である。図16は、ガイド通路42eの第3の変形例の断面図である。図17は、ガイド通路42eの第4の変形例の断面図である。
図14に示すガイド通路42eの第1の変形例は、ガイド本体41の側面および下面に開口を有する水平方向の溝42ehの一部に、曲面Rを付けたものである。
この場合、第1のベルトコンベア10の下流端から落下して、垂直方向の孔42evを通過したワークWは、曲面Rに当たった後、曲面Rの形状に沿って緩やかに向きを変えて、滑らかに第2のベルトコンベア30の上流端に移載される。
したがって、ワークWが第2のベルトコンベア30への移載時に跳ねたりすることがない。すなわち、ワークWの移載位置が安定し、ワークWが第2のベルトコンベア30上を整然と搬送されるため、領域A1での処理が効率よく行なわれる。
図15に示すガイド通路42eの第2の変形例は、ガイド本体41の側面および下面に開口を有する水平方向の溝42ehの一部に、テーパTを付けたものである。
ワークWの形状に長手方向と短手方向がある場合、第1のベルトコンベア10の下流端から落下したワークWは、テーパTにより、長手方向に揃えられて第2のベルトコンベア30の上流端に移載される。
すなわち、ワークWが長手方向に揃った状態で搬送されるため、例えば領域A1での外観検査などが効率よく行なわれる。
図16に示すガイド通路42eの第3の変形例は、ガイド通路42eが垂直方向の孔と水平方向の溝に分かれずに、全体として緩やかに曲がった孔となっており、かつガイド本体41の上面と下面との間のみを貫通するものである。
この場合、第1のベルトコンベア10の下流端から落下してきたワークWは、第1の変形例と同様に、緩やかに曲がったガイド通路42eの形状に沿って緩やかに向きを変えて、滑らかに第2のベルトコンベア30の上流端に移載される。
したがって、第1の変形例と同様に、ワークWが第2のベルトコンベア30への移載時に跳ねたりすることがない。すなわち、ワークWの移載位置が安定し、ワークWが第2のベルトコンベア30上を整然と搬送されるため、領域A1での処理が効率よく行なわれる。
図17に示すガイド通路42eの第4の変形例は、ガイド通路42eが垂直方向の孔42evと斜め方向の孔42eaとを備えており、かつガイド本体41の上面と側面との間のみを貫通するものである。
この場合、第1のベルトコンベア10の下流端から落下してきたワークWは、斜め方向の孔42eaにより向きを変えて、孔42ea内を滑りながら第2のベルトコンベア30の上流端に移載される。
したがって、第1の変形例と同様に、ワークWが第2のベルトコンベア30への移載時に跳ねたりすることがない。すなわち、ワークWの移載位置が安定し、ワークWが第2のベルトコンベア30上を整然と搬送されるため、領域A1での処理が効率よく行なわれる。
以上で説明したように、ガイド通路42a〜42iの第1〜第4の変形例では、ワークWの第2のベルトコンベア30上での位置または姿勢を、より整えられたものとすることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 搬送装置
10 第1のベルトコンベア(第1の搬送機構)
30 第2のベルトコンベア(第2の搬送機構)
40 ワークガイド
42a〜42i ガイド通路
50 回転機構
60 直線運動機構
70 第1のセンサ
80 制御装置
90 パーツフィーダ
100 第2のセンサ
110 エアブロア(除去機構)
W ワーク

Claims (5)

  1. 複数個のワークを一列に整列させた状態で搬送するための第1の搬送機構と、
    前記第1の搬送機構による搬送を終えた前記ワークを連続的に搬送するためのもので、前記ワークを複数列に並べて搬送することができる幅方向寸法を有する、第2の搬送機構と、
    前記第1の搬送機構の下流端と前記第2の搬送機構の上流端との間に配置され、前記第1の搬送機構の下流端から落下した前記ワークを1個ずつ受け入れ、次いで前記第2の搬送機構の上流端に導くための複数個のガイド通路が前記第2の搬送機構の幅方向に分布するように設けられた、ワークガイドと、
    前記第1の搬送機構の下流端から落下した前記ワークを複数個の前記ガイド通路の各々に振り分けるため、前記第1の搬送機構の前記下流端を複数個の前記ガイド通路の分布範囲にわたって変位させる、変位機構と、
    前記ワークが前記第1の搬送機構の下流端から落下したことを示す第1の情報を検知する第1のセンサと、
    前記第1の情報に基づいて、前記第1の搬送機構の下流端を前記複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列させ、前記第1の搬送機構の下流端から落下した前記ワークが前記選ばれた前記ガイド通路を通過できるように、前記第1の搬送機構の下流端を所定の距離だけ、かつ間欠的に変位させる動作指令を前記変位機構に与えることにより、前記変位機構の動作を制御する、制御装置と、
    を備えることを特徴とする、搬送装置。
  2. 前記第1の搬送機構は、鉛直方向に延びる軸線まわりに回転可能に支持され、
    前記変位機構は、前記第1の搬送機構の下流端を水平面内で円弧軌道に沿って変位させるように、前記第1の搬送機構を回転させる回転機構を備え、
    前記ワークガイドの複数のガイド通路は、上面視で所定の間隔をおいて円弧状に配列されており、
    前記回転機構は、前記第1の搬送機構の下流端を前記複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列させるように、前記第1の搬送機構を間欠的に回転させることを特徴とする、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記第1の搬送機構は、前記第2の搬送機構の幅方向に平行移動可能に支持され、
    前記変位機構は、前記第1の搬送機構の下流端を水平方向に直線運動させる直線運動機構を備え、
    前記ワークガイドの複数のガイド通路は、上面視で所定の間隔をおいて直線状に配列されており、
    前記直線運動機構は、前記第1の搬送機構の下流端を前記複数のガイド通路のいずれか選ばれたものと整列させるように、前記第1の搬送機構を間欠的に平行移動させることを特徴とする、請求項1に記載の搬送装置。
  4. 前記ワークを前記第1の搬送機構に供給するための供給機構をさらに備え、
    前記制御装置は、さらに、前記第1の情報に基づいて、前記ワークを前記第1の搬送機構に供給するように制御することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記ワークが前記第1の搬送機構の上流端と下流端との間の所定の位置を通過したことを示す第2の情報を検知する第2のセンサと、前記第1の搬送機構上における所望の前記ワークを除去するための除去機構とをさらに備え、
    前記制御装置は、さらに、前記第2のセンサによる前記第2の情報の第1検知時点と次の第2検知時点との時間間隔が、予め設定された時間間隔より短い場合に、前記第2検知時点で前記所定の位置を通過した前記ワークを除去する動作指令を前記除去機構に与えるように制御することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の搬送装置。
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