[go: up one dir, main page]

JP6095212B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

パンツ型吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP6095212B2
JP6095212B2 JP2012285280A JP2012285280A JP6095212B2 JP 6095212 B2 JP6095212 B2 JP 6095212B2 JP 2012285280 A JP2012285280 A JP 2012285280A JP 2012285280 A JP2012285280 A JP 2012285280A JP 6095212 B2 JP6095212 B2 JP 6095212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
joint portion
longitudinal direction
joint
intermittent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012285280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014124477A (ja
Inventor
潤一 山下
潤一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2012285280A priority Critical patent/JP6095212B2/ja
Publication of JP2014124477A publication Critical patent/JP2014124477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095212B2 publication Critical patent/JP6095212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
パンツ型使い捨ておむつのサイドシール部は、物品の着用状態においては強固な接合が維持されることが要求される一方、廃棄時には容易に剥離できることが要求されている。パンツ型使い捨ておむつの技術分野においてこれまで提案されているサイドシール部としては、例えば特許文献1に記載されているとおり、接着剤とヒートシールとを併用して形成されたものが挙げられる。また、特許文献2に記載されているとおり、サイドシール部に、物品の上下方向に所定の間隔を隔てて配列された直線状の接着線群を、物品の幅方向に多列に配列したものも挙げられる。
また、パンツ型の使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品として、外装体を構成する2枚のシート間を、物品縦方向に沿って間欠的に接合された間欠接合部で接合するとともに、そのような間欠接合部を物品横方向に多列に形成して、外装体の柔軟性や通気性を高めたものが知られている(特許文献3参照)
特開平7−213553号公報 特開2002−11043号公報 特開2011−25006号公報
通常、パンツ型吸収性物品は、廃棄する目的で脱がす際に、サイドシール部を物品縦方向に引き裂く。しかし、例えば、特許文献1及び2の従来のパンツ型吸収性物品においては、サイドシール部を引き裂く際に、サイドシール部を構成するシートが、物品の横方向に向かって裂け、サイドシール部を物品縦方向にスムーズに引き裂くことが難しくなる場合があった。このような不都合は、低コスト及び低環境負荷の観点から、サイドシール部を構成する部材として、低坪量のシート材料を使用する場合や、物品の付加価値向上の観点から、伸縮性や風合い等が向上したシート材料を使用する場合に生じやすい。
従って、本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る使い捨て吸収性物品を提供することにある。
本発明は、外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は、着用者の腹側に配される腹側部と着用者の背側に配される背側部とを有し、腹側部の両端部と背側部の両端部とが接合されて一対のサイドシール部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、前記外装体は、着用者の身体から遠い側に配される外層シートと、着用者の身体に近い側に位置する内層シートと、これら両シート間に物品横方向に沿って配された複数本の弾性部材を備えており、腹側部及び背側部それぞれは、一対の前記サイドシール部それぞれの物品横方向の内側近傍に、前記外層シートと前記内層シートとが、物品縦方向に沿って間欠的に接合された間欠接合部を有しており、前記間欠接合部は、前記弾性部材と重ならないように物品縦方向に間欠的に形成された複数の内側接合部を有し、前記サイドシール部は、前記弾性部材と重ならないように物品縦方向に間欠的に形成された複数の外側接合部を有しており、前記間欠接合部の個々の前記内側接合部は、前記サイドシール部側に位置し物品縦方向に沿う外縁部が、物品縦方向において前記外側接合部と同じ高さに位置する部分と、該外側接合部の上端位置より上方に延出する部分と、該外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有するパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品によれば、サイドシール部を構成するシートの破断が物品横方向内方に向かって進行しても、その進行方向をサイドシール部の縦方向に是正することができ、サイドシール部を解放する作業を簡単且つスムーズに行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを展開して引き伸ばした状態を吸収性本体側から見た展開平面図である。 図3は、図1に示すおむつにおけるサイドシール部及びその近傍の部位を、I−I線に沿って切断したときの断面図である。 図4は、図1に示すおむつにおける、サイドシール部の外側接合部及び間欠接合部の内側接合部の形状や位置関係を示す模式図である。 図5は、本発明の他の実施形態における、サイドシール部の外側接合部及び間欠接合部の内側接合部の形状や位置関係を示す模式図であり、図5(a)は第2実施形態、図5(b)は第3実施形態、図5(c)は第4実施形態、図5(d)は第5実施形態のものを示す模式図である。 図6は、本発明の更に他の実施形態における、サイドシール部の外側接合部及び間欠接合部の内側接合部の形状や位置関係を示す模式図であり、図6(a)は第6実施形態、図6(b)は第7実施形態、図6(c)は第8実施形態、図6(d)は第9実施形態のものを示す模式図である。
以下に、本発明のパンツ型吸収性物品をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1について、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、外装体2と、該外装体2に固定されている吸収性本体3とを具備する。また、外装体2は、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと着用者の背側に配される背側部Bとを有しており、物品横方向Yにおける腹側部Aの両端部と背側部Bの両端部とが合掌状に接合されて一対のサイドシール部S,Sが形成されている。また、この接合によって、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LOが形成されている。
本実施形態のおむつ1における外装体2は、腹側部Aを形成する腹側シート部材2Aと、背側部Bを形成する背側シート部材2Bとを有しており、一対のサイドシール部S,Sにおいては、腹側シート部材2Aにおける物品横方向Yの両端部と背側シート部材2Bの物品横方向Yの両端部とが接合されている。外装体2の腹側部A若しくは背側部B又はそれらを構成する腹側若しくは背側シート部材は、物品横方向両端に、腹側部Aと背側部Bとの間が接合されていない細幅の領域、例えば10mm以下の領域を有していてもよい。その場合も、物品横方向Yの両端部が接合されていることに含まれる。
本実施形態のおむつ1は、図2に示すように、物品縦方向Xに延びる物品縦方向中心線CLに対して左右対称に形成されている。したがって以下の説明では、左右対称な部分については、主として、左右の一方の側のみについて説明する。
なお、物品縦方向Xは、着用者の腹側に配される部分から股間に配される部分を経て背側に配される部分に至る方向であり、通常、吸収性本体3の長手方向と一致している。他方、物品横方向Yは、図2に示すように、おむつを展開して引き伸ばした状態において、物品縦方向Xと直交する方向であり、図1に示すように、腹側部Aの両側部と背側部Bの両側部とが連結されて形成された筒状の胴回り部Dにおいては、その周方向と一致している。また、物品縦方向Xは、腹側部A及び背側部Bにおいて着用時の上下方向であるため、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおけるウエスト開口縁部We側を上側又は上方、股下部C側を下側又は下方ともいう。おむつ1における、腹側シート部材2Aと背側部Bを形成する背側シート部材2Bとの間は、着用者の股間部に配される股下部Cとなっている。
本実施形態のおむつ1において、外装体2を構成する腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは、それぞれ、おむつの外面をなす外層シート22と、外層シート22の内面側に配された内層シート23と、両シート22,23間に伸長状態で配された複数本の糸状の弾性部材24とを備えており、それぞれ、ウエスト伸縮部G1及び胴回り伸縮部G2を有している。本実施形態のおむつ1においては、外層シート22が、着用者の身体から遠い側に配される外層シートであり、内層シート23が、外装体2において、着用者の身体に近い側に位置する内層シートである。図2は着用者の身体に近い側から見た図であり、外装体2の内層シート23が確認できる。
ウエスト伸縮部G1は、おむつ1の縦方向Xにおいて、吸収性本体3の長手方向の両端3a,3bそれぞれの外方に形成されている。胴回り伸縮部G2は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれにおいて、ウエスト伸縮部G1より下方であってサイドシール部Sの下端より上方に形成されている。ウエスト伸縮部G1及び胴回り伸縮部G2においては、外層シート22と内層シート23との間が、散点状に形成された多数の内側接合部26において接合されている。
より詳細には、図2に示すように、腹側部Aを構成する腹側シート部材2A及び背側部Bを構成する背側シート部材2Bのそれぞれは、物品縦方向中心線CLの両側それぞれにおける、サイドシール部Sの物品横方向Yの内側近傍に、外層シート22と内層シート23とが、物品縦方向Xに沿って間欠的に接合された間欠接合部26Sを有している。
間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26は、物品縦方向Xに間隔を開けて直列配置されている。また、その複数個の内側接合部26は、それぞれ、物品縦方向Xにおいて隣り合う一対の弾性部材24,24間に配置されており、該一対の弾性部材24のいずれとも重なっていない。換言すれば、弾性部材24は、物品縦方向Xにおいて隣り合う一対の内側接合部26間に配されており、該一対の内側接合部26のいずれにも固定されていない。
また、図2に示すように、腹側部Aを構成する腹側シート部材2A及び背側部Bを構成する背側シート部材2Bのそれぞれは、物品縦方向中心線CLの両側それぞれにおける、前記間欠接合部26Sよりも更にその内側に、物品横方向Yの位置が異なる以外は、間欠接合部26Sと同様の構成を有する第2間欠接合部26Pを有している。第2間欠接合部26Pも、外層シート22と内層シート23との間が、複数個の内側接合部26により物品縦方向Xに沿って間欠的に接合されて形成されている。間欠接合部26Sと第2間欠接合部26Pとでは、それらを構成する個々の内側接合部の物品縦方向Xの位置も一致しており、ウエスト伸縮部G1及び胴回り伸縮部G2のいずれにおいても、複数本の弾性部材24が、間欠接合部26Sを構成する内側接合部間及び第2間欠接合部26Pを構成する内側接合部間を通って、物品横方向Yに延びている。
本おむつ1における外装体2は、図2に示すように、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれは、物品縦方向中心線CLの両側それぞれに、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された一対の外側固定領域27を有している。また、おむつ1における外装体2は、吸収性本体3の側縁3cの位置の近傍に、外層シート22と内層シート23との間が接着剤を介して接合された吸収性本体側固定領域28を有している。
ウエスト伸縮部G1に配された弾性部材24は、一対の外側固定領域27それぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、外側固定領域27間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。他方、胴回り伸縮部G2に配された弾性部材24は、外側固定領域27と吸収性本体側固定領域28のそれぞれにおいてシート22,23間に固定されている一方、端部固定部27と吸収性本体側固定部28との間においては、シート22,23の何れにも固定されていない。
間欠接合部26S及び第2間欠接合部26Pは、物品縦方向Xにおいて、ウエスト伸縮部G1から胴回り伸縮部G2に亘っている。
また、ウエスト伸縮部G1には、第2間欠接合部26Pが、物品横方向Xに略等間隔に多数配されている。より具体的には、一方の間欠接合部26Sの近傍から他方の間欠接合部26Sの近傍に亘って略等間隔に多数配されている。胴回り伸縮部G2にも、第2間欠接合部26Pが、一方の間欠接合部26Sの近傍から他方の間欠接合部26Sの近傍に亘って略等間隔に多数配されているが、一対の吸収性本体側固定部28間には、弾性部材24が配されていないか、切断等の弾性伸縮性を発現しないようにする処理を施された状態で配されている。
ウエスト伸縮部G1及び胴回り伸縮部G2においては、図4に示すように、弾性部材24が収縮することにより、隣接する第2間欠接合部26P間のシート22及び23が外方に膨らむように変形して、隣接する第2間欠接合部26P間にシート22又はシート23からなる襞29が生じると共に、両シート22,23間には、襞29と襞29とに周囲を囲まれた中空部30が形成される。これにより、外装体2の柔らかさが向上して肌触り等が向上する。また、内層シート23を、不織布等の通気性シートで形成した場合等においては、おむつ1内の湿気を外部に一層逃がしやすくなる。
吸収性本体3は、液透過性の表面シート31、液難透過性の裏面シート32及びそれらの間に配置された吸収体33を有している。液難透過性は、液不透過性と液難透過性と包括する。また、吸収性本体3の両側部には、一対の立体ガード形成用シート34,34が配されている。立体ガード形成用シート34は、物品縦方向中心線CL寄りの端縁近傍に、立体ガード形成用の弾性部材35を有し、おむつの着用時には、その弾性部材35の収縮力により、該端縁から所定幅の部分が表面シート31から離間するように起立して立体ガードを形成する。
おむつ1のサイドシール部Sは、図3に示すように、物品横方向Yに沿って配された弾性部材24と重ならないように物品縦方向Xに間欠的に形成された複数の外側接合部5を有している。本実施形態において、外側接合部5は、ウエスト開口部WO側の端部及びレッグ開口部LO側の端部に位置する外側接合部を除く総ての外側接合部が、弾性部材24どうし間に配されている。また、外側接合部5は、サイドシール部Sの物品縦方向Xにおいて、弾性部材24と交互に配されており、サイドシール部Sの物品縦方向Xの略全長に亘って等間隔に配されている。本実施形態においては、物品縦方向Xにおいて隣り合う弾性部材24間には、それぞれ一つの外側接合部5が配されているが、これに代えて、隣り合う弾性部材24間に、複数の外側接合部5が形成されていても良い。複数の外側接合部5は、物品縦方向Xに並んでいても良いし、物品横方向に並んでいても良い。
外側接合部5は、サイドシール部Sの長手方向の全長に亘って所定のピッチPで分布していることが好ましい。外側接合部5のピッチPは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上10mm以下であり、より好ましくは2mm以上5mm以下である。なお、外側接合部5のピッチPは、図3に示すとおり、隣り合う外側接合部5の同じ位置同士(例えば、上辺5u同士)間の距離である。
また、個々の外側接合部5は、図3に示すように、物品横方向に長い横長の四角形状であり、物品横方向Yに沿う上辺5u及び下辺5dを有している。また、個々の外側接合部5は、物品縦方向Xに沿って延びて、上辺5uと下辺5dとの間を繋いでいる内辺5n及び外辺5gを有している。
他方、前述した間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26は、図3に示すように、物品縦方向Xに長い縦長の四角形状であり、それぞれ物品縦方向Xに沿う直線状の内縁部26n及び外縁部26gと、それぞれ物品横方向Yに沿う直線状の上縁部26u及び下縁部26dを有している。
そして、間欠接合部Sの個々の内側接合部26は、サイドシール部側に位置し物品縦方向に沿う外縁部26gが、物品縦方向Xにおいて外側接合部5と同じ高さに位置する部分と、外側接合部5の上端位置より上方に延出する部分と、外側接合部5の下端位置より下方に延出する部分とを有している。図3及び図5中の直線Luは、外側接合部5の上端位置を示す直線であるとともに、個々の外側接合部5の上辺5uの延長線である。また、図3及び図5中の直線Ldは、外側接合部5の下端位置を示す直線であるとともに、個々の外側接合部5の下辺5dの延長線である。
また、本発明における内側接合部26の外縁部26gは、本実施形態における外縁部26gのように物品縦方向Xと平行であるか、物品縦方向Xと平行な直線X1に対する傾斜角度θが45°未満である。内側接合部26の外縁部26gは、物品縦方向Xと平行な直線X1に対する傾斜角度θが30°以下であることが好ましく、15°以下であることがより好ましく、5°未満であることが更に好ましい。また、図5(c)に示すように、内側接合部26のサイドシール部側の縁部が非直線状に形成されていても良く、その場合、該縁部のうち、物品縦方向Xと平行な直線X1に対する接線S1の傾斜角度θが45°未満である範囲を、物品縦方向に沿う外縁部26gとする。
本実施形態のおむつ1においては、個々の外側接合部5の上辺5u及び下辺5dそれぞれの延長線Lu,Ldが、間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26の外縁部26gと交差している。
上辺5uの延長線Luが、内側接合部26の外縁部26gと交差するとは、外縁部26gが、延長線Luとの交差部より上方に延出する部分を有することを意味し、下辺5dの延長線LDが、内側接合部26の外縁部26gと交差するとは、外縁部26gが、延長線LDとの交差部より下方に延出する部分を有することを意味する。
なお、本実施形態における間欠接合部26Sの内側接合部26は、サイドシール部Sの長手方向の全長に亘って間欠配置されている。より具体的には、サイドシール部Sを形成する総ての外側接合部5の物品横方向Yの内側に間欠接合部26Sの内側接合部26が位置している。また、間欠接合部26Sは、総ての内側接合部26の外縁部26gが、サイドシール部Sの長手方向と平行な一直線上に位置している。
本実施形態のおむつ1は、通常のパンツ型使い捨ておむつと同様に着用することができる。
本実施形態のおむつ1によれば、弾性部材24と重ならないように複数の外側接合部を物品長手方向Xに間欠的に形成してサイドシール部Sを形成してあるため、物品長手方向Yに沿って連続した接合部を形成するときに比較して、サイドシール部Sを柔軟にすることができる。
また、使用後におむつ1を脱ぐため又は脱がせるために、サイドシール部Sをウエスト開口部WO側から引き裂くと、サイドシール部Sを構成するシートの破断が、場合によっては、途中から物品横方向Yの内方に向かって進行することがある。そのような場合においても、サイドシール部Sの内側近傍に間欠接合部26Sが存在し、かつ、間欠接合部Sの個々の内側接合部26の前記外縁部26gが、外側接合部5と同じ高さに位置する部分と、外側接合部5の上端位置より上方に延出する部分と、外側接合部5の下端位置より下方に延出する部分とを有しているため、その破断の進行方向を、物品横方向Yの内方に向かう方向からサイドシール部Sに沿う方向へと是正することができる。また、サイドシール部Sをレッグ開口部LO側から引き裂く場合も同様に、破断の進行方向を是正することができる。そのため、本実施形態のおむつ1によれば、サイドシール部を構成するシートの破断が物品横方向内方に向かって進行しても、その進行方向をサイドシール部の縦方向に是正することができ、サイドシール部を解放する作業を簡単且つスムーズに行うことができる。
更に、本実施形態においては、外側接合部5の上辺5u及び下辺5dそれぞれの延長線Lu,LD上に、間欠接合部26Sを構成する内側接合部26の前記外縁部26gが存在するため、破断の進行方向を、物品横方向Yの内方に向かう方向からサイドシール部Sに沿う方向へと是正する効果が一層確実に得られる。
なお、間欠接合部26Sに代えて、外層シート22と内層シート23との間を、物品縦方向に連続的に接合した接合部を設けた場合には、該接合部によって弾性部材が切断され、結果、弾性部材の伸縮特性が失われる恐れがある。また、物品縦方向に連続する接合部によって弾性部材が切断され、弾性部材の伸縮特性が失われてしまう恐れがあり、また、外装体2の大部分が接合部になり、おむつ等の風合いや柔らかさが失われる恐れがある。
また、サイドシール部Sを、物品長手方向に連続的に接合した接合部とした場合には、サイドシール部の柔軟性が失われてしまう。
上述した効果が一層確実に奏されるようにする観点から、間欠接合部26Sの個々の内側接合部26の外縁部26gは、外側接合部5の上端位置より上方に延出する部分の長さL1及び外側接合部5の下端位置より下方に延出する部分の長さL2それぞれの、内側接合部26の外縁部26gの全長L3に対する割合が、好ましくは10%以上、更に好ましくは30%以上であり、また、好ましくは50%以下、更に好ましくは45%以下であり、また、好ましくは10%以上50%以下であり、更に好ましくは30%以上45%以下である。
また、上述した効果が一層確実に奏されるようにする観点から、個々の間欠接合部26Sの個々の内側接合部26の外縁部26gは、上辺5uの延長線Luとの交差部より上方に延出する長さL1及び下辺5dの延長線Ldとの交差部より下方に延出する長さL2それぞれの、外縁部26gの全長L3に対する割合が、好ましくは10%以上、より好ましくは30%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは45%以下であり、また、好ましくは10%以上50%以下であり、より好ましくは30%以上45%以下である。
同様の観点から、外縁部26gが、外側接合部5の上端位置より上方に延出する長さL1又は外縁部26gが上辺5uの延長線Luとの交差部より上方に延出する長さL1は、それぞれ、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは5mm以下、より好ましくは2mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上5mm以下であり、より好ましくは1mm以上2mm以下である。
また、同様の観点から、外縁部26gが、外側接合部5の下端位置より下方に延出する長さL2又は外縁部26gが下辺5dの延長線Ldとの交差部より下方に延出する長さL2は、それぞれ、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは5mm以下、より好ましくは2mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上5mm以下であり、より好ましくは1mm以上2mm以下である。
また、同様の観点から、サイドシール部の外側接合部の内縁部から内側接合部26の外縁部26gまでの距離L5(図3参照)は、外縁部26gの全長L3に対する割合が、好ましくは0%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは200%以下、より好ましくは150%以下であり、また、好ましくは0%以上200%以下であり、より好ましくは10%以上150%以下である。また、前記距離L5は、好ましくは0mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また、0〜10mmが好ましく、0〜5mmがより好ましい。
また、間欠接合部26Sの個々の内側接合部26の外縁部26gの物品縦方向Xの全長L3は、弾性部材24どうし間の同方向の間隔L4(図3参照)に対する割合が、好ましくは10%以上、より好ましくは30%以上であり、また、好ましくは90%以下、より好ましくは70%以下であり、また、好ましくは10%以上90%以下であり、より好ましくは30%以上70%以下である。
また、サイドシール部に形成された個々の外側接合部5は、物品横方向の長さL6が物品縦方向の長さL7よりも長い横長形状であることが、破断の進行方向を、内側接合部26の外縁部26gに誘導して、サイドシール部を構成するシートの横方向への破断を確実に阻止する観点から好ましく、同様の観点から、上辺5u及び下辺5dの長さL6が、上辺と下辺との間を繋ぐ内外辺5g,5nの長さL7よりも長いことが、一層好ましい。
個々の外側接合部5の前記長さL7は、前記長さL6に対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは80%以下、より好ましくは50%以下であり、また、好ましくは5%以上80%以下であり、より好ましくは10%以上50%以下である。また、上辺5u及び下辺5dの長さL6は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは6mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上10mm以下であり、より好ましくは1mm以上6mm以下である。
また、本実施形態においては、サイドシール部Sの外側接合部5を形成するシール加工として、超音波接合を採用している。従来技術においては、サイドシール部は、熱エンボス加工による融着や接着剤による接着で形成されている場合が多かったが、これと異なり、本実施形態においては超音波接合を採用している。超音波接合は、ホーンの超音波振動によって生じる摩擦熱で対象物を接合させる。したがって、超音波接合によってサイドシール部Sを形成することには、サイドシール部Sが硬い感触を呈することを効果的に防止できるという利点がある。特に、コスト低減の目的で、接合対象物である内層シート23として単一樹脂の繊維のみから構成される不織布を用いる場合、該繊維は熱による損傷を受けやすいので、そのような繊維を含む対象物を接合する場合に超音波接合を採用することは、十分な接合強度を確保しつつ、サイドシール部Sが硬くなることを効果的に防止し得る点から有効である。
サイドシール部Sの形成に超音波接合を採用することは、接合対象物である、腹側部A及び背側部Bの両側部における接合面、すなわち内層シート23が、単一樹脂の繊維のみから構成される繊維シート、例えば不織布である場合に特に有効である。「単一樹脂の繊維」とは、繊維の横断面での樹脂の組成が均一である繊維のことである。したがって単一樹脂の繊維は、一種類の樹脂から構成される繊維だけでなく、二種類の樹脂のブレンド物から構成される繊維も包含する。しかし、芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維などの複合繊維は包含しない。単一樹脂の繊維のみから構成される不織布としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド物等の繊維のみから構成されるスパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布などが挙げられる。特に、ポリプロピレンのみからなる繊維のみから構成される不織布を内層シート23として用いる場合に、超音波接合を採用することが有効である。
間欠的に形成された外側接合部5を形成することは、サイドシール部Sの接合面である内層シート23が、単一樹脂の繊維のみから構成される不織布からなる場合に特に有効である。
超音波接合を採用して外側接合部5を間欠的に形成すると、おむつ1の長手方向Yで隣り合う接合部間に位置する繊維には、接合に起因する損傷がほとんど及ばないという利点がある。また、サイドシール部Sのシール強度を向上させることができるという利点もある。
また、本実施形態のおむつ1においては、前述の通り、間欠接合部26Sの物品横方向Yの内側に該間欠接合部と同一構成の第2間欠接合部26Pを有している。
サイドシール部の引き裂き方が悪いと、物品の幅方向内方に向かって進行するシートの破断の進行方向を間欠接合部26Sによって是正することができない場合やその程度が不十分な場合が生じ得る。そのような場合であっても、間欠接合部26Sと同様の構成を有する第2間欠接合部26Pを有することによって、その進行方向を確実に物品縦方向へと是正することができる。
また、第2間欠接合部26Pは、物品横方向Xに略等間隔に複数列配されている。
第2間欠接合部26Pが物品横方向Xに略等間隔に複数列配されていることで、外装体2は、第2間欠接合部26Pよって、物品横方向Xに略等間隔に区分される。そのため、弾性部材24が収縮することにより、隣接する第2間欠接合部26P間にシート29及び中空部30が等間隔で形成され、使い捨ておむつの外観が向上するとともに、外装体2の柔らかさが向上して肌触り等が向上する。また、内層シート23を、不織布等の通気性シートで形成した場合等においては、おむつ1内の湿気を外部に一層逃がしやすくなる。
本実施形態のおむつ1においては、図2に示すように、腹側部A及び背側部Bそれぞれの物品横方向における間欠接合部26Sより外方に、前述した端部固定部27を有し、端部固定部27が、外側接合部5の外側端部又はそれより外方まで達している。弾性部材24の収縮によりサイドシール部Sを収縮させることで、サイドシール部Sが縮んで目立たなくなる。また、サイドシール部Sが縮むことによって、外層体にサイドシール部が隠れ、指に接合部が触れないため、柔らかい。
おむつ1の形成材料について説明する。
外層シート22及び内層シート23としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のシート材を特に制限なく用いることができる。例えば、不織布を用いることが好ましく、不織布は、構成繊維が、単一樹脂の繊維に限られず、芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維などの複合繊維を用いることもできる。また、不織布としては、エアスルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布の単層の不織布又はこれらが2層以上に積層された積層不織布等を用いることもできる。また、外層シート22,内層シート23として、不織布とフィルムとを一体化したシート等を用いることもできる。
表面シート31、裏面シート32、吸収体33及び立体ガード形成用シート34としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられているもの等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート31としては、液透過性の不織布や、開孔フィルム、これらの積層体等を用いることができ、裏面シート32としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体33としては、パルプ等の繊維材料の繊維集合体からなる吸収性コア又はこれに高吸収性ポリマーを担持させた吸収性コアを、ティッシュペーパーや透水性の不織布等からなるコアラップシートで包んでなるもの等を用いることができる。立体ガード形成用シート34としては、伸縮性のフィルム、撥水性の不織布、織物又はそれらの積層シート等を用いることができる。
弾性部材24,35の形成材料としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられる各種の弾性材料を特に制限なく用いることができる。例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状(糸ゴム等)若しくは紐状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。
次に、本発明のパンツ型吸収性物品の他の実施形態について説明する。以下の実施形態に関し特に説明しない点は、上述した第1実施形態と同様であり、第1実施形態に関する説明が適宜適用される。
本発明の第2及び第3実施形態においては、図5(a)及び(b)に示すように、間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26が、物品縦方向Xに長い形状の三角形状を有している。そして、第2実施形態おける内側接合部26の外縁部26gは、物品縦方向と平行な直線状であり、第3実施形態における内側接合部26の外縁部26gは、物品縦方向と平行な直線X1に対する傾斜角度θが45°未満、より具体的には30°以下の直線状である。
本発明の第4実施形態においては、図5(c)に示すように、間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26が、物品縦方向Xに長い形状の楕円形状を有しており、サイドシール側に円弧状の外縁部26gを有している。第4実施形態の楕円形の内側接合部26は、サイドシール側に位置する縁部における、上端及び下端部分を除いた部分が、物品縦方向と平行な直線X1に対する接線S1の傾斜角度が45°未満、好ましくは30°未満の領域となっており、当該部分が、本発明における内側接合部26の外縁部26gである。
本発明の第5実施形態においては、図5(d)に示すように、間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26が、2つの三角形がそれらの頂点でつながった形状を有している。第5実施形態における外縁部26gは、一方の三角形の外縁部26g1と他方の三角形の外縁部26g2からなり、それらの外縁部26g1及び26g2は、何れも、物品縦方向に延びる直線X1に対する傾斜角度が45°未満であり、好ましくは30°以下である。
第2〜第5実施形態のパンツ型吸収性物品においては、図5(a)〜(d)に示すとおり、間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26の前記外縁部26gが、外側接合部5と同じ高さに位置する部分と、外側接合部5の上端位置より上方に延出する部分と、外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有している。しかも、外側接合部5の上辺5u及び下辺5dのそれぞれの延長線Lu,Ldが、該外側接合部5と同じ高さに位置する部分を有する外縁部26gと交差している。
そのため、第2〜第5実施形態のパンツ型吸収性物品によっても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
第6〜第8実施形態のパンツ型吸収性物品は、サイドシール部Sを構成する個々の外側接合部5が、図6(a)〜(d)に示す形状を有している。
第6実施形態においては、図6(a)に示すように、外側接合部5が台形状を有しており、横長形状の外側接合部5の上辺5g及び下辺5nのそれぞれが、物品横方向に対して僅かに傾斜しており、上辺5gと下辺5nとの間の間隔が物品横方向の内方側に向かうにつれて漸減している。
第7及び第8実施形態においては、図6(b)及び(c)に示すとおり、外側接合部5が、物品横方向Yに長い形状の三角形状を有している。具体的には、第7実施形態における外側接合部5は、図6(b)に示すとおり、物品横方向Yに延びる辺5d、及び物品縦方向Xに沿って延びる辺5nを有する。また、第8実施形態においては、図6(c)に示すとおり、外側接合部5は、物品横方向Yに対し傾斜した2つの辺5u及び5dを有し、かつ物品縦方向Xに沿って延びる辺5nを有する。
第6〜第8実施形態のパンツ型吸収性物品においては、図6(a)〜(c)に示すとおり、間欠接合部26Sを構成する個々の内側接合部26の前記外縁部26gが、外側接合部5と同じ高さに位置する部分と、外側接合部5の上端位置より上方に延出する部分と、外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有している。しかも、外側接合部5の上辺5u及び下辺5dのそれぞれの延長線Lu’,Ld’が、該外側接合部5と同じ高さに位置する部分を有する外縁部26gと交差している。そのため、第6〜第8実施形態のパンツ型吸収性物品によっても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
第9実施形態においては、図6(d)に示すように、外側接合部5が、物品横方向Yに長い形状の楕円形状を有している。また、間欠接合部26Sを構成する内側接合部26は、第4実施形態と同様に、物品縦方向Xに長い形状の楕円形状を有している。そして、その内側接合部26は、サイドシール側に位置する縁部における、上端及び下端部分を除いた部分が、物品縦方向と平行な直線X1に対する接線S1の傾斜角度が45°未満、好ましくは30°未満の領域となっており、本発明における内側接合部26の外縁部26gである。そして、その外縁部26gが、外側接合部5と同じ高さに位置する部分と、外側接合部5の上端位置より上方に延出する部分と、外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有している。
以上、本発明のパンツ型吸収性物品の好ましい実施形態を複数説明したが、本発明は上述した各実施形態に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
外側接合部の形状は、図3に示すような横長矩形状のものに限られない。例えば、正方形状や縦長矩形状であっても良い。また、台形や平行四辺形状でも良い。また、外側接合部の上辺及び下辺はそれぞれ、弾性部材24と平行であることが好ましいが、弾性部材に対して傾斜していても良く、上辺及び下辺の延長線が内側接合部26と交差すれば、その角度に制限はない。
また、サイドシール部の外側接合部は、物品縦方向Xにおいて隣り合う弾性部材どうし間のそれぞれに各1個配することが好ましいが、隣り合う弾性部材どうし間に、物品縦方向又は物品横方向に沿って、外側接合部を複数個配することもできる。その場合であっても、個々の内側接合部の外縁部が、物品縦方向において外側接合部と同じ高さに位置する部分と、外側接合部の上端位置より上方に延出する部分と、外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有することで、横裂けの進行方向をサイドシール部の長手方向に沿う方向に是正することができる。
また、サイドシール部Sの外側接合部5を形成する加工として、超音波接合に代えて熱エンボス加工、レーザー、接着剤等を採用することもできる。また、間欠接合部26S及び第2間欠接合部26Pの内側接合部26を形成する可能としては、熱エンボス加工、超音波接合、接着剤等を採用することもできる。
また、上述した実施形態のおむつ1は、外装体2が、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとに分割された外装体前後分割タイプのおむつであったが、本発明のパンツ型吸収性物品の外装体は、腹側部Aを構成する部分と背側部Bを構成する部分とが両側縁部が円弧状に形成された股下部Cを介して連続したものであっても良い。また、その場合、脚回りにレッグギャザーを形成するレッグ部弾性部材を、腹側部A及び背側部Bの両側部に達するように湾曲させて配置しても良く、その場合においても、サイドシール部の外側接合部は、物品横方向に沿う弾性部材どうし間に、該弾性部材と重ならないように形成する。但し、サイドシール部の外側接合部が、腹側部A及び背側部Bの両側部において、レッグ部弾性部材と重なっていても良い。
また、ウエスト開口部側の端部又はレッグ開口部側の端部に位置する外側接合部5や内側接合部26は、一対の弾性部材24間に存在せず、弾性部材24と腹側又は背側シート部材の下端縁2dとの間に存在していても良い。
また、胴回り伸縮部G2は、ウエスト伸縮部G1のように、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bそれぞれの物品横方向Yの略全域に亘って伸縮性を発現していても良い。また、第2間欠接合部26Pは、サイドシール部Sに隣接させて1本又は2本のみ形成されていても良い。
また前記実施形態においては、弾性部材24が、吸収体4の中央部を横切らないように配置されていたが、該胴回り弾性部材24は吸収体4を横切っていてもよい。
また前記実施形態においては、サイドシール部Sに形成された外側接合部5は、おむつ1の幅方向及び長手方向と平行な辺を有する矩形であったが、これに代えて、三角形、逆三角形、円形若しくは楕円形、又はそれらの任意の組合せからなる形状の接合部を形成してもよい。また、間欠接合部26S及び第2間欠接合部26Pを構成する個々の内側接合部26は、物品縦方向Xに同じ形状としたが、異なる形状を組み合わせてもよい。サイドシール部Sを構成する個々の外側接合部5は、物品縦方向Xに同じ形状としたが、異なる形状を組み合わせてもよい。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
また、パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型(ショーツ型)の生理用ナプキンやパンツ型の失禁パッド等であっても良い。
上述した実施形態に関し、さらに以下のパンツ型吸収性物品を開示する。
<1>
外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備し、
前記外装体は、着用者の腹側に配される腹側部と着用者の背側に配される背側部とを有し、腹側部の両端部と背側部の両端部とが接合されて一対のサイドシール部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
前記外装体は、着用者の身体から遠い側に配される外層シートと、着用者の身体に近い側に位置する内層シートと、これら両シート間に物品横方向に沿って伸長状態で配された複数本の弾性部材を備えており、
腹側部及び背側部それぞれは、一対の前記サイドシール部それぞれの物品横方向の内側近傍に、前記外層シートと前記内層シートとが、物品縦方向に沿って間欠的に接合された間欠接合部を有しており、
前記間欠接合部は、前記弾性部材と重ならないように物品縦方向に間欠的に形成された複数の内側接合部を有し、
前記サイドシール部は、前記弾性部材と重ならないように物品縦方向に間欠的に形成された複数の外側接合部を有しており、
前記間欠接合部の個々の前記内側接合部は、前記サイドシール部側に位置し物品縦方向に沿う外縁部が、物品縦方向において前記外側接合部と同じ高さに位置する部分と、該外側接合部の上端位置より上方に延出する部分と、該外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有する、パンツ型吸収性物品。
<2>
前記外側接合部は、物品横方向の長さが物品縦方向の長さよりも長い横長形状である、前記<1>記載のパンツ型吸収性物品。
<3>
前記外側接合部は、物品横方向に延びる上辺及び下辺を有し、該上辺及び該下辺のそれぞれの延長線が、該外側接合部と同じ高さに位置する部分を有する前記外縁部と交差する、前記<1>又は<2>記載のパンツ型吸収性物品。
<4>
前記外側接合部は、物品横方向に沿う上辺又は下辺を有している、前記<1>〜<3>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
前記外側接合部は、物品横方向に長い横長の四角形状を有している、前記<1>〜<4>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<6>
前記外側接合部が、物品横方向に長い形状の三角形状を有している、前記<1>〜<5>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<7>
前記外側接合部が、物品横方向に長い形状の楕円形状を有している、前記<1>〜<6>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<8>
前記内側接合部は、物品縦方向の長さが物品横方向の長さよりも長い縦長形状である、前記<1>〜<7>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<9>
前記内側接合部の外縁部は、物品縦方向と平行な直線状であり、前記<1>〜<8>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<10>
前記内側接合部は、物品縦方向に長い縦長の四角形状、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<11>
前記内側接合部は、物品縦方向に長い形状の三角形状を有している、前記<1>〜<10>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<12>
前記内側接合部は、物品縦方向に長い形状の楕円形状を有しており、前記<1>〜<11>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<13>
前記内側接合部は、2つの三角形がそれらの頂点でつながった形状を有している、前記<1>〜<12>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<14>
前記外側接合部は、前記腹側部の前記両端部と前記背側部の前記両端部とを超音波接合することによって形成されている、前記<1>〜<13>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<15>
前記間欠接合部の物品横方向の内側に該間欠接合部と同一構成の第2間欠接合部が形成されている、前記<1>〜<14>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<16>
前記第2間欠接合部は、物品横方向に等間隔に複数列配されている、前記<1>〜<15>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<17>
前記間欠接合部と前記第2間欠接合部とは、それらを構成する個々の内側接合部の物品縦方向の位置が一致しており、複数本の前記弾性部材が、前記間欠接合部を構成する内側接合部間及び前記第2間欠接合部を構成する内側接合部間を通って、物品横方向に延びている、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<18>
前記間欠接合部及び前記第2間欠接合部は、物品縦方向において、ウエスト伸縮部から胴回り伸縮部に亘って配されている、前記<1>〜<17>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<19>
腹側部及び背側部それぞれの物品横方向における前記間欠接合部より外方に、複数本の前記弾性部材が、前記内層シートと前記外層シートとの間に伸長状態で接着固定された外側固定領域を有し、該外側固定領域は、前記外側接合部の外側端部又はそれより外方まで達している、前記<1>〜<18>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<20>
前記外側接合部のピッチは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上10mm以下であり、より好ましくは2mm以上5mm以下である、前記<1>〜<20>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<21>
前記内側接合部の外縁部は、物品縦方向と平行であるか、物品縦方向と平行な直線に対する傾斜角度θが45°未満であり、30°以下であることが好ましく、15°以下であることがより好ましく、5°未満であることが更に好ましい、前記<1>〜<20>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<22>
前記内側接合部のサイドシール部側の縁部が非直線状に形成されており、外縁部は、物品縦方向と平行な直線に対する接線の傾斜角度θが45°未満の範囲である、前記<1>〜<21>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<23>
前記サイドシール部を形成する総ての前記外側接合部の物品横方向の内側に間欠接合部の内側接合部が位置している、前記<1>〜<22>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<24>
前記間欠接合部は、総ての内側接合部の外縁部が、サイドシール部の長手方向と平行な一直線上に位置している、前記<1>〜<23>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<25>
前記内側接合部の外縁部は、前記外側接合部の上端位置より上方に延出する部分の長さL1及び外側接合部5の下端位置より下方に延出する部分の長さL2それぞれの、外縁部の全長L3に対する割合が、好ましくは10%以上、更に好ましくは30%以上であり、また、好ましくは50%以下、更に好ましくは45%以下であり、また、好ましくは10%以上50%以下であり、更に好ましくは30%以上45%以下である、前記<1>〜<24>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<26>
前記内側接合部の外縁部が、前記外側接合部の上端位置より上方に延出する長さL1又は、前記外側接合部の下端位置より下方に延出する長さL2は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは5mm以下、より好ましくは2mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上5mm以下であり、より好ましくは1mm以上2mm以下である、前記<1>〜<25>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<27>
前記外側接合部の内縁部から前記内側接合部の外縁部までの距離L5は、前記内側接合部の外縁部の全長L3に対する割合が、好ましくは0%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは200%以下、より好ましくは150%以下であり、また、好ましくは0%以上200%以下であり、より好ましくは10%以上150%以下である、前記<1>〜<26>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<28>
前記外側接合部の内縁部から前記内側接合部の外縁部までの距離L5は、好ましくは0mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であり、また、0〜10mmが好ましく、0〜5mmがより好ましい前記<1>〜<27>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<29>
前記内側接合部の外縁部の全長L3は、弾性部材どうし間の間隔L4に対する割合が、好ましくは10%以上、より好ましくは30%以上であり、また、好ましくは90%以下、より好ましくは70%以下であり、また、好ましくは10%以上90%以下であり、より好ましくは30%以上70%以下である、前記<1>〜<28>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<30>
前記外側接合部の物品縦方向の長さL7は、前記外側接合部の物品横方向の長さL6に対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは80%以下、より好ましくは50%以下であり、また、好ましくは5%以上80%以下であり、より好ましくは10%以上50%以下である、前記<1>〜<29>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<31>
前記外側接合部の物品横方向の長さL6は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは6mm以下であり、また、好ましくは0.5mm以上10mm以下であり、より好ましくは1mm以上6mm以下である、前記<1>〜<30>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<32>
前記内層シートが、単一樹脂の繊維のみから構成される繊維シート(例えば不織布)であり、単一樹脂の繊維のみから構成される不織布としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレンとポリエチレンとのブレンド物等の繊維のみから構成されるスパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布などが挙げられる、前記<1>〜<31>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<33>
前記パンツ型吸収性物品は、幼児若しくは成人用のパンツ型使い捨ておむつ、パンツ型(ショーツ型)の生理用ナプキン、又はパンツ型の失禁パッドである、前記<1>〜<32>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2 外装体
22 外層シート
23 内層シート
24 弾性部材
26S 間欠接合部
26 内側接合部
26g 外縁部
26P 第2間欠接合部
A 腹側部
2A 腹側シート部材(外装体)
B 背側部
2B 背側シート部材(外装体)
G1 ウエスト伸縮部
G2 胴回り伸縮部
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
4 吸収体
S サイドシール部
5 外側接合部
5u 上辺
5d 下辺

Claims (7)

  1. 外装体と、該外装体に固定されている吸収性本体とを具備し、
    前記外装体は、着用者の腹側に配される腹側部と着用者の背側に配される背側部とを有し、腹側部の両端部と背側部の両端部とが接合されて一対のサイドシール部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
    前記外装体は、着用者の身体から遠い側に配される外層シートと、着用者の身体に近い側に位置する内層シートと、これら両シート間に物品横方向に沿って伸長状態で配された複数本の弾性部材を備えており、
    腹側部及び背側部それぞれは、一対の前記サイドシール部それぞれの物品横方向の内側近傍に、前記外層シートと前記内層シートとが、物品縦方向に沿って間欠的に接合された間欠接合部を有しており、
    前記間欠接合部は、前記弾性部材と重ならないように物品縦方向に間欠的に形成された複数の内側接合部を有し、
    前記サイドシール部は、前記弾性部材と重ならないように物品縦方向に間欠的に形成された複数の外側接合部を有しており、
    前記間欠接合部の個々の前記内側接合部は、前記サイドシール部側に位置し物品縦方向に沿う外縁部が、複数の前記外側接合部のうち物品縦方向において隣り合う同じ2本の弾性部材間に位置する外側接合部に対して、物品縦方向において該外側接合部と同じ高さに位置する部分と、該外側接合部の上端位置より上方に延出する部分と、該外側接合部の下端位置より下方に延出する部分とを有する、パンツ型吸収性物品。
  2. 前記外側接合部は、物品横方向の長さが物品縦方向の長さよりも長い横長形状である、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記外側接合部は、物品横方向に延びる上辺及び下辺を有し、該上辺及び該下辺のそれぞれの延長線が、該外側接合部と同じ高さに位置する部分を有する前記外縁部と交差する、請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記内側接合部は、物品縦方向の長さが物品横方向の長さよりも長い縦長形状である、請求項1〜3の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記外側接合部は、前記腹側部の前記両端部と前記背側部の前記両端部とを超音波接合することによって形成されている、請求項1〜4の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 前記間欠接合部の物品横方向の内側に該間欠接合部と同一構成の第2間欠接合部が形成されている、請求項1〜5の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
  7. 腹側部及び背側部それぞれの物品横方向における前記間欠接合部より外方に、複数本の前記弾性部材が、前記内層シートと前記外層シートとの間に伸長状態で接着固定された外側固定領域を有し、該外側固定領域は、前記外側接合部の外側端部又はそれより外方まで達している、請求項1〜6の何れか1項記載のパンツ型吸収性物品。
JP2012285280A 2012-12-27 2012-12-27 パンツ型吸収性物品 Active JP6095212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012285280A JP6095212B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 パンツ型吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012285280A JP6095212B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 パンツ型吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014124477A JP2014124477A (ja) 2014-07-07
JP6095212B2 true JP6095212B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=51404474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012285280A Active JP6095212B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 パンツ型吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6095212B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6108618B2 (ja) * 2013-06-28 2017-04-05 花王株式会社 パンツ型着用物品及びその製造方法
JP6587059B2 (ja) * 2015-09-30 2019-10-09 大王製紙株式会社 吸収性物品の伸縮構造、及びパンツタイプ使い捨ておむつ
RU2706413C2 (ru) * 2015-03-27 2019-11-18 Дайо Пейпер Корпорейшн Растягивающаяся структура для абсорбирующего изделия и одноразовый подгузник типа нижнего белья
JP6628179B2 (ja) * 2015-09-30 2020-01-08 大王製紙株式会社 吸収性物品の伸縮構造、及びパンツタイプ使い捨ておむつ
WO2016181774A1 (ja) * 2015-05-08 2016-11-17 株式会社瑞光 パンツ型着用物品およびその製造方法
EP3875265B1 (en) * 2015-05-19 2024-01-10 Zuiko Corporation Stretchable laminate sheet and disposable worn article
JP6583854B2 (ja) * 2015-09-29 2019-10-02 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ
JP5926850B1 (ja) * 2015-11-26 2016-05-25 大王製紙株式会社 吸収性物品の伸縮構造、及びパンツタイプ使い捨ておむつ
JP5926851B1 (ja) * 2015-11-26 2016-05-25 大王製紙株式会社 吸収性物品の伸縮構造、及びパンツタイプ使い捨ておむつ
JP6791625B2 (ja) * 2015-12-08 2020-11-25 花王株式会社 パンツ型吸収性物品
JP7025919B2 (ja) * 2017-12-26 2022-02-25 花王株式会社 伸縮性シート及びそれを備えた吸収性物品
JP7321974B2 (ja) * 2020-05-28 2023-08-07 ユニ・チャーム株式会社 パンツ型吸収性物品
JP2022131817A (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07213553A (ja) * 1994-02-04 1995-08-15 New Oji Paper Co Ltd 立体パンツ型使いすておむつ
JPH1043239A (ja) * 1996-07-30 1998-02-17 Oji Paper Co Ltd パンツ型使いすておむつ
JP3737709B2 (ja) * 2001-03-21 2006-01-25 ユニ・チャーム株式会社 パンツ型の使い捨ておむつ
JP2003339772A (ja) * 2002-05-29 2003-12-02 Crecia Corp パンツ型使い捨ておむつ
JP4884190B2 (ja) * 2006-12-05 2012-02-29 花王株式会社 パンツ型吸収性物品
JP5155411B2 (ja) * 2007-12-20 2013-03-06 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 2枚以上のウェブ材料を接合する継ぎ目
JP5075901B2 (ja) * 2009-09-30 2012-11-21 大王製紙株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014124477A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6095212B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP5695320B2 (ja) パンツ型の使い捨て着用物品
KR102236503B1 (ko) 착용 물품
WO2011043373A1 (ja) パンツ型吸収性物品
JP6386883B2 (ja) 吸収性物品
JP5822476B2 (ja) 使い捨てのパンツ型おむつおよびその製造方法
JP6697284B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP5764319B2 (ja) 使い捨ておむつ
WO2013018807A1 (ja) 使い捨て着用物品
JP6118087B2 (ja) 吸収性物品及び吸収性本体保持カバー
JP6200781B2 (ja) パンツ型着用物品
JP5973226B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP6382481B1 (ja) 使い捨ておむつ
JP6835532B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP6467213B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP6297438B2 (ja) 使い捨て着用品
JP6230351B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP4897594B2 (ja) 吸収性物品
JP6220661B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP5975810B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5871506B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP6559940B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP6712421B2 (ja) テープタイプ使い捨ておむつ
JP5922391B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2021112270A (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150914

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170117

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6095212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250