JP6091473B2 - 吸収性物品の包装装置及び包装方法 - Google Patents
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Description
複数の吸収性物品を包装する場合には、それらの複数の吸収性物品を厚さ方向に並べて一塊の吸収性物品群とした上で、その吸収性物品群を、包装用の容器の挿入用の開口部から挿入することにより容器内に収容させて、前記開口部を封止することが行われる。
このような、吸収性物品群の包装に際しては、例えば特許文献1に示すような包装装置を用いて、吸収性物品群を載せた収容体を、包装用の容器の開口部の近傍まで移動させて、収容体上の吸収性物品群を、押込部材によって開口部を通じて容器内に押し込むことが一般に行われている。
そのため、吸収性物品群の包装を行う作業者は、吸収性物品群を載置台に載せた後、その吸収性物品群が収容された容器を回収するために移動を余儀なくされ、吸収性物品を載置台に乗せた後に、その吸収性物品群を容器に収容させて、回収するまでの一連の包装作業が非常に面倒であった。しかも、このような一連の包装作業を手早く行うためには、載置台に吸収性物品群を載置する作業者と、吸収性物品群を収容した容器を回収する作業者の2人が必要となるため、作業効率が悪いという問題があった。
(1)複数の吸収性物品が厚さ方向に並べられてなる吸収性物品群を、包装用の容器の挿入用の開口部から挿入することにより該吸収性物品群を容器内に収容させて、前記開口部を封止する包装装置であって、前記包装装置は、前記吸収性物品群を載置する載置部材と、前記容器を取付ける容器取付部材と、前記載置部材に載置された吸収性物品群を前記容器取付部材に取付けられた容器に押し込んで収容させる押込部材と、前記吸収性物品群が収容された前記容器の前記開口部を封止する封止部材とを備え、前記載置部材は、一方向に前後進自在に形成され、前記容器取付部材は、前記載置部材の後方側に取付けられて該載置部材と共に前後進自在に形成されていて、前記容器を、前記開口部を前進方向に向け且つ予め定めた形状に開いた状態に保持しながら取付け可能に構成され、前記押込部材は、前記載置部材の前進方向上に設けられていて、前進中の前記載置部材に載置された前記吸収性物品群にのみ当接して、該吸収性物品群の移動を停止させると共に、その移動を停止させた吸収性物品群を、前記載置部材の後方側において前進している前記容器取付部材に取付けられた前記容器内に、前記開口部を通じて挿入させて押し込むことが可能であり、
前記封止部材は、前記載置部材の前進方向側に配置されていて、前記吸収性物品群が収容され且つ前記容器取付部材から離脱させた状態の前記容器の前記開口部を封止自在である、吸収性物品の包装装置。
(3)前記押込部材は、前記吸収性物品群を停止させた状態を維持することにより、前記吸収性物品群が収容された前記容器を、該容器の前記開口部が前記封止部材により封止される位置において、前進している前記容器取付部材から離脱させる、前記(1)又は(2)に記載の吸収性物品の包装装置。
(5)前記載置部材は、前記吸収性物品群を、前記吸収性物品の厚さ方向が、前記載置部材の前後進方向と直交する水平方向に向いた状態で前記基台部に載置可能となっていて、前記第1の保持板及び第2の保持板は、前記基台部に載置された前記吸収性物品群を、前記吸収性物品の厚さ方向に圧縮させた状態で挟持自在であり、前記押込部材は、これらの第1の保持板及び第2の保持板により圧縮させた前記吸収性物品群を、前記容器取付部材に取付けられた前記容器内に前記開口部から挿入させる、前記(4)に記載の吸収性物品の包装装置。
(7)前記容器取付部材は、前記第1の取付板及び第2の取付板が前記容器の前記開口部から該容器の内部に挿入され、且つ前記開口部を押し広げた状態で前記容器を取付け可能である、前記(6)に記載の吸収性物品の包装装置。
(8)前記容器取付部材の前記第1の取付板は、前記載置部材の前記第1の保持板における該載置部材の後方側の端部に、これらの第1の取付板の板面と第1の保持板の板面とが平坦となるように相互に連結されていると共に、前記容器取付部材の前記第2の取付板は、前記載置部材の前記第2の保持板における前記載置部材の後方側の端部に、これらの第2の取付板の板面と第2の保持板の板面とが平坦となるように相互に連結されていて、前記第1の保持板と前記第2の保持板との間の間隔が拡縮した場合には、前記第1の取付板と前記第2の取付板との間の間隔も同期して拡縮する、前記(6)又は(7)に記載の吸収性物品の包装装置。
(10)複数の吸収性物品が厚さ方向に並べられてなる吸収性物品群を、包装用の容器の挿入用の開口部から挿入することにより、前記吸収性物品群を容器内に収容させて前記開口部を封止する包装方法であって、前記包装方法は、一方向に前後進自在に形成された載置部材に、前記吸収性物品群を載置する載置工程と、前記載置部材の後方側に取付けられて該載置部材と共に前後進自在に形成された容器取付部材に、前記容器を、前記開口部を前進方向に向けて予め定めた形状に開いた状態に保持させながら取付ける容器取付工程と、
前記載置部材が前進して、該載置部材に載置された前記吸収性物品群のみを、前記載置部材の前進方向上に配置した押込部材に当接させ、該吸収性物品群の移動を停止させる工程と、前記載置部材の後方側において前進している前記容器取付部材に取付けられた容器が、前記開口を通じて、前記移動を停止させた前記吸収性物品群を収容する収容工程と、
前記吸収性物品群を収容した前記容器の前記開口部を封止する封止工程とを含む、吸収性物品の包装方法。
前記封止工程は、前記吸収性物品群を前記容器内に収容した前記押込部材が、容器から離れる方向に移動した後に行う、前記(10)に記載の吸収性物品の包装方法。
(12)前記収容工程は、前記押込部材が、前記吸収性物品群を停止させた状態を維持することにより、前記吸収性物品群が収容された前記容器を、該容器の前記開口部が前記封止部材により封止される位置において、前進している前記容器取付部材から離脱させる工程を含む、前記(10)又は(11)に記載の吸収性物品の包装方法。
(14)前記容器取付工程は、前記容器取付部材を前記容器の前記開口部から該容器の内部に挿入して、前記容器取付部材により前記開口部を予め定めた形状に押し広げながら前記容器を該容器取付部材に取付ける、前記(10)〜(13)のいずれか1つ項に記載の吸収性物品の包装方法。
これにより、載置部材に吸収性物品群を載置する位置と、その吸収性物品群を収容後の容器位置との間の距離を最小限に抑えながらも、吸収性物品群を容器内に簡単に収容することができるため、吸収性物品群を載置部材に載置した後に、その吸収性物品群を容器に収容させて、回収するまでの一連の包装作業を容易且つ効率良く行うことができる。
具体的に、この実施の形態の包装装置1は、吸収性物品群3を載置する載置部材10と、容器4を取付ける容器取付部材11と、載置部材10に載置された吸収性物品群3を容器取付部材11に取付けられた容器4に押し込んで収容させる押込部材12と、前記吸収性物品群3が収容された容器4の開口部5を封止する封止部材13とを備えている。
なお、この実施の形態においては、これらの載置部材10や容器取付部材11、押込部材12、封止部材13は、基本的に、水平且つ平坦な天板14aを有する取付台14に取付けられている。
なお、この実施の形態における吸収性物品2は、トップシート側から見た形状が略矩形状である前記ペット用の尿取りシートを、長さ方向及び幅方向、厚さ方向を有する、適切な大きさの略直方体状(厚さ方向に見た場合の形状が略矩形状)に折り畳んだものとしている。
また、吸収性物品群3は、吸収性物品2(折り畳んだ状態のペット用の尿取りシート)を、その厚さ方向に複数個並べることにより形成された、吸収性物品2の束であり、全体として、吸収性物品2の厚さ方向に長く延びる略直方体状となっている。
なお、容器としては、必ずしも柔軟な素材で形成された袋である必要はなく、吸収性物品(より厳密には吸収性物品群)を確実且つ安定的に収容して包装することができれば、紙製の箱等、任意の適当な素材により形成された、任意の形状のものを用いることができる。
より具体的に、載置部材10は、吸収性物品群3を載置させる水平な板体状の基台部15と、基台部15における、載置部材10の前後進方向と直交する方向に予め定めた間隔で配置された、第1の保持板16及び第2の保持板17とを備えている。また、この実施の形態においては、基台部15の下面に、この基台部15と共に移動する移動部材18が設けられている。
なお、この実施の形態においては、載置部材10が後進方向の移動端に位置している場合に、包装作業を行う作業者が、吸収性物品群3を基台部15上に載置することができるようになっている。さらに、包装装置1は、前後進を行うための駆動手段を備えていて、この駆動手段としては、例えば、流体圧シリンダや電動モータ等の前後進用のアクチュエータ(図示せず)と、図1に示すような、前後進方向を直線的にガイドする直線状のガイドレール等のガイド部材10aとを有したものを採用することができ、これにより、載置部材10を、一直線状に前進と後進することが可能となっている。
第1の保持板16及び第2の保持板17は、基台部15の載置面15a上に配置されていて、いずれも、鉛直上方に立ち上がり且つ載置部材10の前後進方向に延びる板体状に形成されたもので、これらの第1の保持板16と第2の保持板17との間において、基台部15上に載置された吸収性物品群3を挟持自在となっている。なお、この実施の形態においては、第1の保持板16と第2の保持板17とは、相互に同大同形に形成されていて、相互に対向する板面は、相互に平行且つ平坦状となっている。
なお、この実施の形態においては、第1の保持板16と第2の保持板17とは、流体圧シリンダや電動モータ等のアクチュエータ等の移動手段により、載置部材10の前後進方向と直交する水平方向に直線的に移動して、相互の間の間隔を拡縮することが可能となっている。このとき、第1の保持板16及び第2の保持板17は、基台部15の載置面15aにおける幅方向の中心軸線を対称軸とした、線対称となる位置が常に維持された状態で移動可能となっている。
即ち、吸収性物品群3を構成する吸収性物品2自体は、いずれも柔軟性に優れ、その上折り畳まれているため、圧縮することができる余地が十分にあることから、吸収性物品群3全体をある程度圧縮して全体としての嵩を小さくし、これにより、吸収性物品群3を、容器4の内部に対して、開口部5から挿入し易くしている。
さらに、この実施の形態においては、連結部材18cがガイド部材10aに、該ガイド部材10aの長さ方向に摺動自在に取付けられていて、これにより基台部15及び移動部材18全体を直線的に前後進させることが可能となっている。また、連結部材18cにおける下側部材18c側の一部は、取付台14の天板14aに、その天板14aの厚さ方向を貫通するように設けられた、載置部材10の前後進方向に延びる貫通溝14bの溝内部を移動するようになっている。
また、下側部材18cは、取付台14の天板14aの下面に沿うように前後進することが可能となっていて、この下側部材18cの下端面に、後述する支持部材25〜27の係止部材25c〜27cを、その下側部材18cの下端面に摺動自在に係止させることが可能となっている。
具体的に、この実施の形態の容器取付部材11は、基台部15における載置部材10の後方側に、容器取付部材11の前後進方向と直交する方向に相互に予め定めた間隔で配置された、上方に立ち上がり且つ容器取付部材11の前後進方向に延びる板体状に形成された、容器4の開口部5を予め定めた形状(この実施の形態においては略矩形状)に開かせるための第1の取付板20及び第2の取付板21を備えている。
そして、この実施の形態においては、これらの第1の取付板20及び第2の取付板21が、容器4の開口部5からその容器4の内部に挿入され、且つ開口部5を押し広げた状態で容器4を容器取付部材11に取付け可能である。即ち、第1の取付板20及び第2の取付板21が容器4の開口部5から該容器4に挿入された状態において、これらの第1の取付板20と第2の取付板21との間の距離を拡張させることにより、容器4の開口部5が略矩形状に押し広げられると同時に、その容器4が容器取付部材11に保持される構成となっている。
したがって、この後に、これらの第1の取付板20と第2の取付板21との間を拡張させることにより、開口部5を水平方向に引っ張り、略矩形状とすべき開口部5の長手の辺の部分を形成することができるため、最終的には、容器取付部材11は開口部5全体を、予定している大きさの略矩形状とすることが可能となる。
なお、第1の取付板20及び第2の取付板21には、それぞれの上端縁部分に、他方の取付板方向に延びる略水平な上方側制御板20a,21aが取付けられている。これらの上方側制御板20a,21aにより、容器取付部材11に取付けた容器4における開口部5の上方側の端縁が垂れ下がらないように支持すると共に、開口部5を通じて容器4に挿入される吸収性物品群3を、個々の吸収性物品2が上方に押し出されたり飛び出したりすることを抑えて、吸収性物品群3全体を容器4内に安定的に押し込むことができるようにガイドすることができるようにしている。
また、第1の取付板20及び第2の取付板21の各下端縁部分には、他方の取付板方向に延びる略水平な下方側制御板20b,21bが取付けられている。これらの下方側制御板20b,21bは、容器4の開口部5の下方側の端縁が、載置部材10の基台部15の載置面15aとほぼ同じ高さ、あるいはやや低くなるような位置に配設されていて、吸収性物品群3が容器4の開口部5からスムーズ且つ安定的に挿入されるようになっている。
一方、容器取付部材11の第2の取付板21は、載置部材10の第2の保持板17における載置部材10の後方側の端部に、これらの第2の取付板21の板面と第2の保持板17の板面(より具体的には、第1の取付板20や第2の保持板17と対向する側の板面)とが平坦となるように相互に一体に連結されている。
そして、載置部材10の第1の保持板16と第2の保持板17が載置部材10の前後進方向と直交する方向に水平に移動して、これらの第1の保持板16と第2の保持板17との間の間隔が拡縮した場合には、第1の保持板16及び第2の保持板17の移動と共に第1の取付板20及び第2の取付板21が容器取付部材11の前後進方向(即ち載置部材10の前後進方向)と直交する方向に移動して、これらの第1の取付板20と第2の取付板21との間の間隔も同期して拡縮する。つまり、容器取付部材11は、載置部材10と、実質的に一体に形成されたものとなっている。
したがって、容器取付部材11の第1の取付板20及び載置部材10の第1の保持板16は一体に移動する一方、容器取付部材11の第2の取付板21及び載置部材10の第2の保持板17は一体の移動することとなる。よって、第1の取付板20及び第2の取付板21は、載置部材10に設けられた、第1の保持板16及び第2の保持板17の移動に用いる前述の移動手段により、流体圧シリンダや電動モータ等のアクチュエータ等の移動手段により移動して、これらの第1の取付板20と第2の取付板21との間の間隔を拡縮することが可能となっている。
なお、この実施の形態においては、容器取付部材11における第1の取付板20と第2の取付板21との間の距離と、載置部材10の第1の保持板16と第2の保持板17との間の距離とは、常に同じとなっている。
特に、第1の取付板20及び第2の取付板21と、載置部材10の第1の保持板16及び第2の保持板17との動きを連動させることができるため、吸収性物品群3の保持と容器4の取付け、さらには吸収性物品群3の容器4へ挿入とをスムーズに行うことができるという利点がある。
そして、第1の取付板20及び第2の取付板21が、容器4の開口部5を略矩形状に押し広げた場合には、第1の取付板20と第2の取付板21との間の距離はある程度広がった状態となるため、載置部材10の第1の保持板16と第2の保持板17との間の距離も大きくなる。これにより、吸収性物品群3に対する圧縮力が小さくなるため、吸収性物品群3を、容器4の開口部5に挿入するのには十分な大きさに圧縮した状態に維持することができる一方で、押込部材12による容器4への開口部5を通じての挿入、押込みのための吸収性物品群3の基台部15の載置面15a上の移動が行い易くなり、その移動をスムーズに行うことができる。
したがって、第1の取付板20及び第2の取付板21と、載置部材10の第1の保持板16及び第2の保持板17とは、吸収性物品群3の保持から、容器4の取付け、吸収性物品群3の容器4へ挿入までを、相互に連動してスムーズに行うことが可能である。
さらに、これらの第1の取付板20の板面と第1の保持板16の板面とが平坦となるように相互に連結されていると共に、第2の取付板21の板面と第2の保持板17の板面とが平坦となるように相互に連結されているため、基台部15の載置面15a上の吸収性物品群3を容器4の開口部5に向けて挿入させる際に、吸収性物品群3の吸収性物品2を滑らかに摺動させて、吸収性物品群3全体の移動を一層スムーズ且つ安定的に行わせることが可能となる。
そして、その移動を停止させた吸収性物品群3を、載置部材10の後方側において前進している容器取付部材11に取付けられた容器4内に、開口部5を通じて挿入させて押し込むことが可能となっている。
この押込部材12は、底面側の端面が、載置部材10における基台部15の載置面15aに載置された吸収性物品群3に安定的に当接することができる範囲内において、基台部15の載置面15aよりも上方に位置していて、これにより、載置部材10に、押込部材12の底面側を通過させて前進を続行させることが可能となっている。
さらに、この押込部材12は、吸収性物品群3と当接し、その吸収性物品群3が容器4内に収容されるまでの間は、載置部材10の前進方向上における予め定めた位置に停止し、吸収性物品群3が容器4内に収容された後は、その容器4から離れる方向、具体的には、押込部材12における当接面12aとは反対方向に移動可能となっている。
また、押込部材12は、吸収性物品群3を停止させた状態を維持することにより、吸収性物品群3が収容された容器4を、その容器4の開口部5が封止部材13により封止される位置において、前進している容器取付部材11から離脱させることが可能となっている。
さらに、載置部材10の前進と共にその載置部材10の後方側に位置する容器取付部材11が、移動を停止している吸収性物品群3に接近して、その容器取付部材11に取付けられている容器4が、開口部5を通じてその吸収性物品群3を取り込むように収容する。
また、容器取付部材11は、容器4内に吸収性物品群3が収容された後も前進を続けるため、その場から移動していない押込部材12は、実質的に吸収性物品群3を容器4内に押し込むと共に、その吸収性物品群3を容器4内の最も奥まで押し込んだ後は、当接している吸収性物品群3を通じて容器4の移動を押しとどめる。そのため、押込部材12により、容器4は容器取付部材11の第1の取付板20及び第2の取付板21から引きに抜かれ、容器4の移動もその位置、より具体的には、容器4の開口部5が封止部材13により封止される位置で停止させることとなる。
そして、押込部材12は、その容器4から離れる方向、即ち、押込部材12における当接面12aとは反対方向に移動して、封止部材13の動作の妨げにならない位置に後退する。
したがって、この押込部材12は、吸収性物品群3の容器4への押込みと、容器4の開口部5が封止部材13により封止される位置での容器4の容器取付部材11からの取り外しの両方を行う機能を有していることとなる。
したがって、押込部材12は、水平方向の長さが、容器取付部材11が容器4の開口部5を押し広げた状態における第1の取付板20と第2の取付板21、及び載置部材10の第1の保持板16と第2の保持板17とに接触しない程度に近接する程度の大きさとなっている。これにより、載置部材10の第1の保持板16と第2の保持板17との間において圧縮された状態の吸収性物品群3に適切に当接して、吸収性物品2をばらばらにさせることなく、圧縮状態の吸収性物品群3全体を確実且つ安定的に容器4に収容させることができる。
これにより、作業者が吸収性物品群3を載置部材10に載置する位置と、吸収性物品群3が収容された容器4が封止される位置とを可及的に近くすることができるため、吸収性物品群3を載置部材10に載置した作業者が、その場で封止が完了した容器4を回収することができる。これにより、吸収性物品群3を載置部材10に載置した後に、その吸収性物品群3を容器4に収容させて、回収するまでの一連の包装作業を短時間で、容易且つ効率良く行うことができる。
なお、押込部材12の前後進(容器4の開口部5が封止部材13により封止される位置への移動と、封止部材13の動作の妨げにならない位置への移動)は、流体圧シリンダや電動モータ等の移動手段により行われるが、この移動手段による押圧部材12の前後進の距離については、必要最低限に抑えることが好ましく、できるだけ移動距離が短いことが好ましい。これにより、容器4を容器取付部材11から離脱させた後、封止部材13による容器4の封止までを短時間で行うことができるため、包装作業をより短時間化することができる。
この実施の形態においては、封止部材13は、上下一対の熱溶着部材13a,13bを備えていて、容器取付部材11から取り外され、且つ押込部材12が離脱した容器4の開口部5の開口縁近傍を、上下から挟みこむことにより、合わせた開口縁近傍の容器4の部分を熱溶着して接合し、開口部5を封止させることができるようになっている。
なお、上下一対の熱溶着部材13a,13bは、上方に延びる支持枠23に取付けられていて、押込部材12が離脱した後、上側の熱溶着部材13aは下降する一方で、下側の熱溶着部材13bは上昇し、吸収性物品群3が収容された容器4の厚さ方向の中央部分において開口部5が封止されるようになっている。
この支持部材25〜27は、載置部材10及び容器取付部材11が押込部材12により吸収性物品群3が容器4内に挿入された後も前進を続けることに伴って、容器4が載置部材10及び容器取付部材11から離脱した際に、その容器4が落下しないように支持するためのものである。
なお、支持柱部25b〜27bは、取付台14の天板14aを厚さ方向に貫通し、且つその天板14aの厚さ方向に略鉛直に昇降自在となっている。
また、載置部材10が前進する場合には、移動部材18も共に前進するが、移動部材18における下側部材18bの後方(後進方向側)に設けられた、後方側に行くにしたがって次第に上方に傾斜する傾斜部19の傾斜面が、載置部材10が前進するにしたがって係止部材25c〜27cの各位置に達する。そのとき、図3に示すように、係止部材25c〜27cは、傾斜部19の傾斜に応じて、弾性部材の弾性力によって次第に上方に移動するため、支持柱部25b〜27bは順次上方に移動して、天板25a〜27aが、吸収性物品群3が収容された容器4の底面に当接し、容器4が包装装置1から落下したり、あるいは容器4がバランスを崩してその容器4内に収容した吸収性物品2が開口部5から飛び出さないように、安定的に支持することが可能となる。
なお、載置部材10が前進する場合には、まず、第1の支持部材25が上昇し、その後、第2の支持部材26、第3の支持部材27の順に上昇する。また、これらの第1〜第3の支持部材25〜27の上昇限は、載置部材10の基台部15とほぼ同じ高さであり、その際、天板25a〜27aの上面は、いずれもほぼ同じ高さとなる。
なお、載置部材10が後進する場合には、まず、第3の支持部材27が下降し、その後、第2の支持部材26、第1の支持部材25の順に下降する。
本発明における包装方法は、複数の吸収性物品が厚さ方向に並べられてなる吸収性物品群を、包装用の容器の挿入用の開口部から挿入することにより、前記吸収性物品群を容器内に収容させて前記開口部を封止するものある。そして、この包装方法は、基本的に、吸収性物品群3を載置する載置工程S1と、容器取付工程S2と、押込部材12により吸収性物品群3の移動を停止させる工程S3と、容器4に吸収性物品群3を収容する収容工程S4と、容器4の開口部5を封止する封止工程S5とを順次実施する。
なお、包装対象となる個々の吸収性物品の製造については、公知の製造方法を用いることができる。
この載置工程S1は、一方向に前後進自在に形成された載置部材10に、吸収性物品群3を載置する。
具体的には、図4(a)に示すように、載置部材10における基台部15の水平な載置面15a上であって、第1の保持板16と第2の保持板17との間の空間に、作業者が吸収性物品群3を載置する。
この実施の形態においては、吸収性物品群3を、吸収性物品2の厚さ方向が載置部材10と直交する方向に向いた状態、即ち、吸収性物品群3における吸収性物品2の厚さ方向の両端に位置する吸収性物品2が、載置部材10の第1の保持板16又は第2の保持板17と対向した状態となるように基台部15上に載置する。なお、この状態においては、第1の保持板16と第2の保持板17との間の距離は、吸収性物品群3における吸収性物品2の厚さ方向の大きさに比べて十分に大きくなっていて、第1の保持板16や第2の保持板17が吸収性物品群3の載置の妨げにならないようにしている。
また、この実施の形態では、2組の吸収性物品群3を載置するようにしていて、より具体的には、載置部材10の前後進方向に並べた状態で載置している。
具体的には、載置部材10の第1の保持板16と第2の保持板17とを移動させて、これら第1の保持板16と第2の保持板17との間の距離を縮小することにより、吸収性物品群3を吸収性物品2の厚さ方向に圧縮し、且つ第1の保持板16及び第2の保持板17によって挟持する。これにより、吸収性物品群3全体をある程度圧縮して全体としての嵩を小さくし、吸収性物品群3を、容器4の内部に対して、開口部5から挿入し易くすくことができる。
なお、この吸収性物品群3の圧縮量については、圧縮から厚さを回復できる範囲で任意に設定することができるが、基本的には、次工程の容器取付工程S2において、容器4に対して、容器取付部材11における第1の取付板20及び第2の取付板21を開口部5に容易に差し込むことができる第1の取付板20と第2の取付板21との間の間隔を確保できればよいため、圧縮量は、その間隔に応じた第1の保持板16と第2の保持板17との間の間隔により設定される。
この容器取付工程S2は、載置部材10の後方側に取付けられてこの載置部材10と共に前後進自在に形成された容器取付部材11に、容器4を、開口部5を容器取付部材11の前進方向(即ち、載置部材10の前進方向)に向けて予め定めた形状(この場合は略矩形状)に開いた状態に保持させながら取付ける。
具体的に、この容器取付工程S2においては、図5(a)に示すように、容器取付部材11の第1の取付板20及び第2の取付板21に、容器4を、開口部5から容器4内に挿入させた状態とする。このとき、第1の取付板20と第2の取付板21との間の間隔は、載置工程S1において、載置部材10の第1の保持板16及び第2の保持板17による吸収性物品群3の圧縮により、第1の保持板16と第2の保持板17との間の距離が小さくなっている関係で、容器取付部材11における第1の取付板20と第2の取付板21との間の距離は、容器4の開口部5が予定している略矩形状の水平方向の大きさよりも小さくなっている。したがって、容器4を、第1の取付板20及び第2の取付板21に、開口部5から挿入させ易くなっている。
したがって、これらの第1の取付板20と第2の取付板21との間を拡張させることにより、開口部5を水平方向に引っ張り、略矩形状とすべき開口部5の長手の辺の部分を形成することができるため、最終的には、容器取付部材11は開口部5全体を予定している大きさの略矩形状とすることが可能となる。
これにより、開口部5が適切な大きさの矩形状となる上、開口周縁がある程度緊張した状態に維持されるため、後工程において、吸収性物品群3を、略矩形状に押し開かれた開口部5を通じて容器4内に挿入し易くなり、吸収性物品群3をスムーズ且つ安定的に容器4内に収容させることができる。
なお、第1の取付板20と第2の取付板21との間の間隔を拡張したことによって、載置部材10における第1の保持板16と第2の保持板17との間の間隔も大きくなるが、これらの第1の保持板16と第2の保持板17との間の間隔は、第1の取付板20及び第2の取付板21の板厚分だけ、容器4の開口部5の水平方向の大きさより小さい。また、この状態においても、吸収性物品群3は、圧縮量は多少小さくなるものの、吸収性物品2の厚さ方向に圧縮された状態は維持される。したがって、吸収性物品群3を容器4内に挿入し易い状態は依然として維持された状態となっている。
この工程S3は、図6(a)及び図6(b)に示すように、載置部材10を前進させて、その載置部材10に載置された吸収性物品群3のみを、載置部材10の前進方向上に配置した押込部材12に当接させ、該吸収性物品群3の移動を停止させる。
このとき、押込部材12は、吸収性物品群3を収容が完了した状態の容器4を、開口部5が封止部材13により封止させる位置に止めることができる位置に停止している。そして、図6(b)に示すように、載置部材10の前進に伴って、押込部材12が、基台部15上における、第1の保持板16と第2の保持板17との間に、これらの基台部15や第1の保持板16及び第2の保持板17とは非接触な状態で入り込み、当接面12aが、2組の吸収性物品群3のうちの載置部材10の前進方向側に位置する吸収性物品群3に当接することにより、これらの2組の吸収性物品群3の移動を停止させる。
これにより、載置部材10の基台部15上の吸収性物品群3は、押込部材12に当接して移動が停止することとなる。
この収容工程S4は、図6(c)あるいは図7に示すように、工程S3によって載置部材10の基台部15上の吸収性物品群3自体の移動を停止させた後、押込部材12を前工程である吸収性物品群3の移動を停止させる工程S3と同じ位置に停止させた状態において、さらに載置部材10は前進を続行させる。これにより、移動が停止した吸収性物品群3については、実際の位置は移動しないものの、載置部材10とは相対的な位置が変化するため、吸収性物品群3は、第1の保持板16及び第2の保持板17に沿って、基台部15上を摺動しながら載置部材10の後方側に相対的に移動する。
そして、載置部材10の前進と共にその載置部材10の後方側に位置する容器取付部材11が、移動を停止している吸収性物品群3に接近し、その容器取付部材11に取付けられている容器4が、開口部5を通じてその吸収性物品群3を取り込むように収容する。
さらに、容器取付部材11は、容器4内に吸収性物品群3が収容された後も載置部材10と共に前進を続けるため、その場から移動していない押込部材12は、実質的に吸収性物品群3を容器4内に押し込む動作を行う。
これにより、2組の吸収性物品群3は、容器4内の奥側に安定的に押し込まれることとなる。なお、このとき、これらの2組の吸収性物品群3を構成する吸収性物品2は、載置部材10の第1の保持板16及び第2の保持板17による圧縮、あるいは容器取付部材11の第1の取付板20及び第2の取付板21による圧縮から解放されるため、容器4内においては、ある程度嵩が回復して厚さ方向に膨張する。これにより、各吸収性物品群3は、吸収性物品2の厚さ方向の大きさが拡大するため、これらの吸収性物品群3は、容器4内においてこの容器4の表面を緊張させて、吸収性物品2が安定的に収容された状態とすることができる。
即ち、押込部材12は、吸収性物品群3を容器4内の最も奥まで押し込んだ後は、当接している吸収性物品群3を通じて容器4の移動をも押しとどめるため、容器4は、押込部材12により容器取付部材11の第1の取付板20及び第2の取付板21から引きに抜かれる。したがって、容器4は、第1の取付板20及び第2の取付板21が引き抜かれた位置、即ち容器4の開口部5が封止部材13により封止される位置において移動が停止することとなる。
また、吸収性物品群3を容器4内に収容した後においては、押込部材12は、容器4から離れる方向、即ち、当接面12aとは反対の方向に移動して、次工程の封止工程S5の妨げにならないようにする。
これにより、収容工程S4の終了後、吸収性物品群3が収容された容器4については、特に位置を移動させることなく、次工程の封止工程S5にスムーズ且つ安定的に移行することができる。
この封止工程S5は、吸収性物品群3を収容した容器4の開口部5を封止するものであり、収容工程S4において、押込部材12を、容器4から離れる方向に移動させて、封止部材13の動作を阻害しない位置にまで達した後、速やかに行う。
この実施の形態においては、封止部材13は、上下一対の熱溶着部材13a,13bとなっていて、図8(a)に示すように、容器取付部材11から取り外され且つ押込部材12が離脱した容器4の開口部5の開口縁近傍を、上下から挟みこむことにより、合わせた開口縁近傍の容器4の部分を熱溶着して接合して開口部5を封止する。そして、図8(b)に示すように、封止完了後は上下一対の熱溶着部材13a,13bを相互に離れる方向に移動させる。
これにより、吸収性物品群3を収容した容器4はシール部4aが形成されて封止され、吸収性物品群3(吸収性物品2)は包装が完了することとなる。
また、回収後、載置部材10及び容器取付部材11は、後進を開始して、後進側の移動端まで移動し、次の包装作業に関する工程S1〜S5の工程を繰り返すこととなる。
これにより、載置部材10に吸収性物品群3を載置する位置と、その吸収性物品群3を収容後の容器4の位置との間の距離を最小限に抑えながらも、吸収性物品群3を容器4内に簡単に収容することができるため、吸収性物品群3を載置部材10に載置した後に、その吸収性物品群3を容器4内に収容させて、回収するまでの一連の包装作業を容易且つ効率良く行うことができる。
また、前記実施の形態では、容器取付部材11によって容器4の開口部5を略矩形状に押し広げているが、容器取付部材に取付けた状態の容器の開口部の形状については、吸収性物品群の形状や大きさ、容器の形状等に応じて任意に設定することができる。
2 吸収性物品
3 吸収性物品群
4 容器
5 開口部
10 載置部材
11 容器取付部材
12 押込部材
13 封止部材
15 基台部
16 第1の保持板
17 第2の保持板
20 第1の取付板
21 第2の取付板
25〜27 支持部材
Claims (14)
- 複数の吸収性物品が厚さ方向に並べられてなる吸収性物品群を、包装用の容器の挿入用の開口部から挿入することにより該吸収性物品群を容器内に収容させて、前記開口部を封止する包装装置であって、
前記包装装置は、前記吸収性物品群を載置する載置部材と、前記容器を取付ける容器取付部材と、前記載置部材に載置された吸収性物品群を前記容器取付部材に取付けられた容器に押し込んで収容させる押込部材と、前記吸収性物品群が収容された前記容器の前記開口部を封止する封止部材とを備え、
前記載置部材は、一方向に前後進自在に形成され、
前記容器取付部材は、前記載置部材の後方側に取付けられて該載置部材と共に前後進自在に形成されていて、前記容器を、前記開口部を前進方向に向け且つ予め定めた形状に開いた状態に保持しながら取付け可能に構成され、
前記押込部材は、前記載置部材の前進方向上に設けられていて、前進中の前記載置部材に載置された前記吸収性物品群にのみ当接して、該吸収性物品群の移動を停止させると共に、その移動を停止させた吸収性物品群を、前記載置部材の後方側において前進している前記容器取付部材に取付けられた前記容器内に、前記開口部を通じて挿入させて押し込むことが可能であり、
前記封止部材は、前記載置部材の前進方向側に配置されていて、前記吸収性物品群が収容され且つ前記容器取付部材から離脱させた状態の前記容器の前記開口部を封止自在である、吸収性物品の包装装置。 - 前記押込部材は、前記吸収性物品群と当接して該吸収性物品群が前記容器内に収容されるまでの間は、前記載置部材の前進方向上における予め定めた位置に停止し、前記吸収性物品群が前記容器内に収容された後は、該容器から離れる方向に移動可能である、請求項1に記載の吸収性物品の包装装置。
- 前記押込部材は、前記吸収性物品群を停止させた状態を維持することにより、前記吸収性物品群が収容された前記容器を、該容器の前記開口部が前記封止部材により封止される位置において、前進している前記容器取付部材から離脱させる、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品の包装装置。
- 前記載置部材は、上面に前記吸収性物品群を載置させる水平な板体状の基台部と、該基台部における、前記載置部材の前後進方向と直交する方向に予め定めた間隔で配置された、鉛直上方に立ち上がり且つ前記載置部材の前後進方向に延びる第1の保持板及び第2の保持板とを備え、これらの第1の保持板と第2の保持板の間において前記基台部上に載置された前記吸収性物品群を挟持自在となっていて、
前記第1の保持板及び前記第2の保持板は、いずれも、前記載置部材の前後進方向と直交する水平方向に移動自在に配設され、これらの第1の保持板と第2の保持板との間の間隔を拡縮自在である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品の包装装置。 - 前記載置部材は、前記吸収性物品群を、前記吸収性物品の厚さ方向が、前記載置部材の前後進方向と直交する水平方向に向いた状態で前記基台部に載置可能となっていて、前記第1の保持板及び第2の保持板は、前記基台部に載置された前記吸収性物品群を、前記吸収性物品の厚さ方向に圧縮させた状態で挟持自在であり、
前記押込部材は、これらの第1の保持板及び第2の保持板により圧縮させた前記吸収性物品群を、前記容器取付部材に取付けられた前記容器内に前記開口部から挿入させる、請求項4に記載の吸収性物品の包装装置。 - 前記容器取付部材は、前記基台部における前記載置部材の後方側に、該容器取付部材の前後進方向と直交する方向に相互に予め定めた間隔で配置された、上方に立ち上がり且つ前記容器取付部材の前後進方向に延びる板体状に形成された、前記容器の前記開口部を予め定めた形状に開かせるための第1の取付板及び第2の取付板を備えていて、
前記第1の取付板及び前記第2の取付板は、いずれも、前記容器取付部材の前後進方向と直交する水平方向に移動自在に配設され、これらの第1の取付板と第2の取付板との間の間隔を拡縮自在である、請求項4又は請求項5に記載の吸収性物品の包装装置。 - 前記容器取付部材は、前記第1の取付板及び第2の取付板が前記容器の前記開口部から該容器の内部に挿入され、且つ前記開口部を押し広げた状態で前記容器を取付け可能である、請求項6に記載の吸収性物品の包装装置。
- 前記容器取付部材の前記第1の取付板は、前記載置部材の前記第1の保持板における該載置部材の後方側の端部に、これらの第1の取付板の板面と第1の保持板の板面とが平坦となるように相互に連結されていると共に、前記容器取付部材の前記第2の取付板は、前記載置部材の前記第2の保持板における前記載置部材の後方側の端部に、これらの第2の取付板の板面と第2の保持板の板面とが平坦となるように相互に連結されていて、
前記第1の保持板と前記第2の保持板との間の間隔が拡縮した場合には、前記第1の取付板と前記第2の取付板との間の間隔も同期して拡縮する、請求項6又は請求項7に記載の吸収性物品の包装装置。 - 前記包装装置は、前記吸収性物品が収容された前記容器を支える支持部材を備えている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品用の包装装置。
- 複数の吸収性物品が厚さ方向に並べられてなる吸収性物品群を、包装用の容器の挿入用の開口部から挿入することにより、前記吸収性物品群を容器内に収容させて前記開口部を封止する包装方法であって、
前記包装方法は、
一方向に前後進自在に形成された載置部材に、前記吸収性物品群を載置する載置工程と、
前記載置部材の後方側に取付けられて該載置部材と共に前後進自在に形成された容器取付部材に、前記容器を、前記開口部を前進方向に向けて予め定めた形状に開いた状態に保持させながら取付ける容器取付工程と、
前記載置部材が前進して、該載置部材に載置された前記吸収性物品群のみを、前記載置部材の前進方向上に配置した押込部材に当接させ、該吸収性物品群の移動を停止させる工程と、
前記載置部材の後方側において前進している前記容器取付部材に取付けられた容器が、前記開口を通じて、前記移動を停止させた前記吸収性物品群を収容する収容工程と、
前記吸収性物品群を収容した前記容器の前記開口部を封止する封止工程とを含む、吸収性物品の包装方法。 - 前記吸収性物品群の移動を停止させる工程は、前記押込部材が、前記載置部材の前進方向上における予め定めた位置に停止した状態で行い、
前記封止工程は、前記吸収性物品群を前記容器内に収容した前記押込部材が、容器から離れる方向に移動した後に行う、請求項10に記載の吸収性物品の包装方法。 - 前記収容工程は、前記押込部材が、前記吸収性物品群を停止させた状態を維持することにより、前記吸収性物品群が収容された前記容器を、該容器の前記開口部が前記封止部材により封止される位置において、前進している前記容器取付部材から離脱させる工程を含む、請求項10又は請求項11に記載の吸収性物品の包装方法。
- 前記載置工程は、前記吸収性物品群を前記吸収性物品の厚さ方向が前記載置部材の前後進方向と直交する水平方向に向けた状態において、前記載置部材により前記吸収性物品群を前記吸収性物品の厚さ方向に圧縮しながら挟持する挟持工程を含む、請求項10〜12のいずれか1項に記載の吸収性物品の包装方法。
- 前記容器取付工程は、前記容器取付部材を前記容器の前記開口部から該容器の内部に挿入して、前記容器取付部材により前記開口部を予め定めた形状に押し広げながら前記容器を該容器取付部材に取付ける、請求項10〜13のいずれか1項に記載の吸収性物品の包装方法。
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