JP6085204B2 - 発光装置 - Google Patents
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Description
本発明の一態様に係る実施形態について、図1〜図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、励起光と蛍光とを混色することで所望の色みの光を出射する発光装置1について説明する。
まず、図1を参照して、発光装置1の構成について説明する。
LED2は、波長変換部材3に含まれるナノ粒子蛍光体31を励起するための励起光L1を出射する励起光源である。LED2は、1チップに1つの発光点を有するものであってもよく、或いは、1チップに複数の発光点を有するものであってもよい。
波長変換部材3は、LED2から出射された励起光L1を受けて発光する発光部材である。波長変換部材3には、励起光L1を受けて蛍光を発するナノ粒子蛍光体31が含まれており、励起光L1が照射されることによって蛍光を含む光L2を発する。
リフレクタ4は、波長変換部材3から発せられた光L2を所定の方向に投光する反射部材である。より具体的には、リフレクタ4は、波長変換部材3から発せられた光L2を反射して、所定の立体角内を進む光線束を形成する。
配光レンズ5は、リフレクタ4から放出された光L2を略平行光にするための光学部材である。この配光レンズ5は、光L2が入射する光入射面側が平面状に形成され、光L2が出射する光出射面が凸曲面状に形成された平凸レンズである。配光レンズ5は、リフレクタ4の開口部41を塞ぐように、リフレクタ4の端部に配置されている。
ベース6は、リフレクタ4を保持する保持部材である。ベース6は、リフレクタ4と同等、またはリフレクタ4よりも高い熱伝導率を有する金属などで構成されていることが好ましい。これにより、リフレクタ4の熱を効率的にベース6に伝導して、放熱することができる。
次に、図2を参照して、発光装置1の動作について説明する。
次に、図3を参照して、波長変換部材3の詳細について説明する。
このように、本実施形態に係る発光装置1は、励起光L1を出射するLED2と、LED2から出射された励起光L1を受けて蛍光を発するナノ粒子蛍光体31を有し、該蛍光を含む光L2を発する波長変換部材3と、波長変換部材3から発せられた光L2を反射する内面42、および、該光L2を放出するための開口部41を有するリフレクタ4とを備え、LED2は、波長変換部材3に対して、開口部41側から励起光L1を照射し、波長変換部材3は、励起光L1が照射される照射面32を有し、該照射面32から光L2を主に発するようにリフレクタ4の内面42側に配置されている。
次に、図4〜図6を参照して、発光装置1に関する変形例について説明する。
図4は、LED2の配置数の変形例を示す上面図である。上述の実施形態では、2つのLED2がリフレクタ4に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。
図5は、リフレクタ4の変形例を示す透視図である。上述の実施形態では、円形の開口部41を有するパラボラ型のリフレクタ4を用いていたが、本発明はこれに限定されない。リフレクタ4の形状は、発光装置1の目的、用途などに応じて適宜変更可能である。
図6は、LED2の配置位置の変形例を示す断面図である。上述の実施形態では、LED2がリフレクタ4の内面42に取り付けられていたが、本発明はこれに限定されない。
本発明の他の実施形態について、図7〜図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、放熱部材をさらに備えた発光装置11について説明する。
図7は、本実施形態に係る発光装置11の構成を示す断面図である。図7に示すように、発光装置11は、発光装置1に加えて、放熱部材7をさらに備えている点において、実施形態1に係る発光装置1と主に異なっている。
放熱部材7は、LED2で生じた熱を発光装置11の外部へ放熱するための熱伝導部材である。放熱部材7は、LED2およびリフレクタ4と、配光レンズ5との間に設けられており、LED2の接合面から受け取った熱を外部に露出した端部から放出する。
このように、発光装置11では、LED2で生じた熱を放熱するための放熱部材7を備え、この放熱部材7の一部がLED2に接合された構成である。そのため、放熱部材7は、LED2で生じた熱を接合面から直接受け取り、受け取った熱を発光装置11の外部に放熱することができる。
次に、図8を参照して、発光装置11に関する変形例について説明する。
本発明のさらに他の実施形態について、図9〜図14に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、実施形態1の発光装置1を備えた照明装置について説明する。
まず、図9および図10を参照して、発光装置1を備えた屋外照明装置(照明装置)101の構成について説明する。
本体102は、発光装置1を内包するハウジングである。本体102は、一方の端部のみが開口した円筒形状を有しており、この本体102の内部には、複数の発光装置1がマトリクス状に並んで配置されている。このように、小型で高輝度な発光装置1を複数配置することにより、高出力の照明を実現することができる。
投光レンズ103は、本体102の内部に配置された複数の発光装置1から照射された光を集光し、所定の方向に投光するための光学部材である。
このように、屋外照明装置101は複数の発光装置1を備え、複数の発光装置1から照射された光を、投光レンズ103を用いて投光する構成である。発光装置1は小型化が容易であるため、限られた配置スペースにより多くの発光装置1を配置することができる。したがって、本実施形態によれば、高輝度な屋外照明装置101を実現することができる。
図11は、図10に示される複数の発光装置1と投光レンズ103との組み合わせを利用したプロジェクター111の外観を示す斜視図である。図11に示すように、プロジェクター111は、筐体112と、投光レンズ103とを備えており、筐体112の開口部112aに複数の発光装置1(図示省略)が配置されている。
筐体112は、発光装置1を内包するハウジングであり、一側面に開口部112aを有している。この開口部112aには投光レンズ103が嵌め込まれており、投光レンズ103の入射面側に複数の発光装置1がマトリクス状に配置されている。
このように、複数の発光装置1と投光レンズ103との組み合わせは、屋外照明装置101のみならず、プロジェクター111などにも好適に適用することができ、高輝度なプロジェクター111を実現することができる。
次に、図12〜14を参照して、発光装置1のその他の適用例について説明する。
図12は、図1に示される発光装置1と光ファイバ114との組み合わせの一例を示す側面図である。
光ファイバ114は、発光装置1から照射された光を導く導光部材である。光ファイバ114は、発光装置1から照射された光を入射させる入射端面114aと、入射端面114aから入射した光を出射する出射端面114b(図13を参照)とを有している。
図13は、図12に示される発光装置1と光ファイバ114との組み合わせを利用した照明装置121の外観を示す斜視図である。図13に示すように、照明装置121は、発光装置1と、集光レンズ122と、光ファイバ114と、先端部123とを備えている。
集光レンズ122は、発光装置1から照射された光を集光して、光ファイバ114の入射端面114aに導く光学部材である。
先端部123は、光ファイバ114を導光した光を放射するためのものである。先端部123は、光ファイバ114の出射端面114bに接続されており、出射端面114bから出射された光を所定の角度範囲で放射する。そのため、先端部123は、出射端面114bから出射された光の角度を制御するためのレンズを備えていてもよい。
このように、発光装置1と光ファイバ114とを組み合わせることにより、先端部123を、発光装置1のLED2から離れて配置することが容易となる。そのため、先端部123における発熱を抑えることができる。
図14は、図1に示される発光装置1と導光部材115との組み合わせの一例を示す斜視図である。
導光部材115は、発光装置1から照射された光を導光するものである。導光部材115は、発光装置1から照射された光を入射させる入射端面115aと、入射端面115aから入射した光を出射する出射端面115bとを有している。導光部材115は、入射端面115aから入射した光を内面で全反射させ、出射端面115bから出射する。そのため、出射端面115bを発光点として機能させることができる。
本発明の態様1に係る発光装置は、励起光を出射する光源(LED2)と、前記光源から出射された励起光を受けて蛍光を発するナノ粒子蛍光体を有し、該蛍光を含む光を発する発光部材(波長変換部材3)と、前記発光部材から発せられた前記光を反射する内面、および、該光を放出するための開口部を有する反射部材(リフレクタ4)とを備え、前記光源は、前記発光部材に対して、前記開口部側から前記励起光を照射し、前記発光部材は、前記励起光が照射される照射面を有し、該照射面から前記光を主に発するように前記内面側に配置されていることを特徴とする。
1a 発光装置
2 LED(光源)
3 波長変換部材(発光部材)
4 リフレクタ(反射部材)
7 放熱部材
31 ナノ粒子蛍光体
31a 緑色ナノ粒子蛍光体
31b 赤色ナノ粒子蛍光体
32 照射面
41 開口部
41a 開口部
42 内面
42a 底面
101 屋外照明装置(照明装置)
111 プロジェクター(照明装置)
121 照明装置
L1 励起光
L2 光
Claims (6)
- 励起光を出射する光源と、
前記光源から出射された前記励起光を受けて蛍光を発するナノ粒子蛍光体を有し、該蛍光を含む光を発する発光部材と、
前記発光部材から発せられた前記光を反射する内面、および、該光を放出するための開口部を有する反射部材とを備え、
前記光源は、前記発光部材に対して、前記開口部側から前記励起光を照射し、
前記発光部材は、前記励起光が照射される照射面を有し、該照射面から前記光を主に発するように前記内面側に配置され、
前記照射面に垂直な方向における前記発光部材の厚みは、前記発光部材の厚み方向に対して垂直な方向における前記照射面の幅よりも大きいことを特徴とする発光装置。 - 励起光を出射する光源と、
前記光源から出射された前記励起光を受けて蛍光を発するナノ粒子蛍光体を有し、該蛍光を含む光を発する発光部材と、
前記発光部材から発せられた前記光を反射する内面、および、該光を放出するための開口部を有する反射部材とを備え、
前記光源は、前記発光部材に対して、前記開口部側から前記励起光を照射し、
前記発光部材は、前記励起光が照射される照射面を有し、該照射面から前記光を主に発するように前記内面側に配置され、
前記光源の一部が、前記反射部材の前記内面によって規定される空間の外側に露出するように、前記反射部材に埋め込まれていることを特徴とする発光装置。 - 前記発光部材は、前記照射面を前記開口部に向けて配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
- 前記内面は、前記開口部と反対側に位置する閉じられた底面を含み、
前記発光部材は、前記底面に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。 - 前記発光部材は、前記照射面を除く面が前記内面と当接していることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
- 前記光源または前記発光部材で生じた熱を放熱するための放熱部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の発光装置。
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