JP6003558B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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(1−1.硬貨処理装置の構成)
図1を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成を示す概略図である。なお、図1(a)は、硬貨処理装置1の正面側から内部を見た図であり、図1(b)は、側面側から内部を見た図である。
前後搬送部52は、着脱部45に装着された出金箱40の下方に位置する。前後搬送部52は、出金箱40が着脱部45から取り外された場合に、繰り出し部の一例である金種別ホッパ36a〜36fから繰り出された硬貨が、着脱部45を通過して落下するようになっている。前後搬送部52は、落下した硬貨を受け止めて、搬送方向下流側に位置する収容部の一例である一括小箱54へ搬送する。
一括小箱54は、前後搬送ベルト52の搬送方向下流側に位置し、前後搬送ベルト52で搬送された硬貨を集積する。一括小箱54の大きさは出金箱40よりも小さいため、一括小箱54の硬貨の集積量は出金箱40の集積量よりも小さい。一括小箱54は、前後搬送ベルト52で搬送された硬貨を集積する第1位置(図1(b)に示す位置)と、第1位置よりも上方の取り出し口60に対向する第2位置とに位置する。また、一括小箱54は、金種別に硬貨を集積する出金箱40とは異なり、種類が異なる硬貨を一括して集積する。
上述した構成の硬貨処理装置1の出金処理例について説明する。
ところで、搬送ベルト70により硬貨を搬送する場合に、以下のような問題が発生する恐れがある。
図4及び図5を参照しながら、第1の実施形態に係る第2の出金処理における押し出し板76の移動処理について説明する。押し出し板76の移動処理は、制御ユニット90によって実行される。すなわち、制御ユニット90の制御部は、記憶部に記憶されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて、押し出し板76の移動処理を実行する。
上述したように、第1の実施形態においては、図5に示すように、制御ユニット90は、押し出し板76を待機位置から押出位置へ移動させる際に、押し出し板76を一時停止位置で一時停止しながら移動(間欠移動)させる。すなわち、制御ユニット90は、押し出し板76が取り付けられた搬送ベルト70に硬貨を間欠搬送させる。
第2の実施形態では、搬送ベルト70上の硬貨の集積位置と集積枚数の情報に基づいて、押し出し板76の移動動作(間欠移動)を制御する。これにより、例えば搬送ベルト70上の硬貨の枚数が少ない場合には、第1の移動動作や第2の移動動作を行わないことにより、処理時間を短くできる。以下においては、図6〜図9を参照しながら、第2の実施形態に係る第2の出金処理における押し出し板76の移動処理について説明する。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、金種別ホッパ36a〜36fからの硬貨の繰り出しが完了してから、押し出し板76の第1〜第3の移動動作を行なっていた。
第4の実施形態では、押し出し板76の第1の移動動作が、第1の実施形態と異なる。具体的には、第1の実施形態では、押し出し板76を一時停止位置aに移動させて所定時間経過した後に、一時停止位置bに移動させていた。これに対して、第4の実施形態での第1の移動動作では、上流側の一時停止位置aに位置する押し出し板76を、待機位置に戻して所定時間経過した後に、一時停止位置bに移動させる。これにより、搬送ベルト70の搬送方向上流側(特に、押し出し板76の近傍)に集積した硬貨を、早い段階で崩すことができる。
第1〜第4の実施形態では、搬送ベルト70の搬送処理時において、待機位置に位置する押し出し板76を、一時停止させながら押出位置まで移動させていた。これに対して、第5の実施形態では、待機位置に位置する押し出し板76を、加減速させながら押出位置まで移動させる。
36、36a〜36f 金種別ホッパ
52 前後搬送部
54 一括小箱
70 搬送ベルト
71 搬送モータ
73、74 側壁
76 押し出し板
78 出口ガイド
80、81 位置検出センサ
90 制御ユニット
Claims (10)
- 硬貨を繰り出す繰り出し部と、
前記繰り出し部から繰り出された硬貨を受けて、回転することにより前記硬貨を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送ベルトで搬送された硬貨を収容する収容部と、
前記繰り出し部から硬貨が繰り出される際に位置する待機位置と、前記搬送ベルト上の硬貨を前記収容部に押し出す押出位置との間を、前記搬送ベルトの回転に連動して移動する押し出し部材と、
前記押し出し部材を前記待機位置から前記押出位置へ移動させる際に、前記押し出し部材を間欠移動させ、又は前記押し出し部材を加減速しながら移動させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記押し出し部材の間欠移動の際に、一の一時停止位置に位置する前記押し出し部材を前記搬送方向の上流側へ移動させた後に、前記押出位置へ向けて移動させる、硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
前記制御部は、前記押し出し部材の間欠移動の際に、前記押し出し部材を複数の一時停止位置で停止させながら移動させる、硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
前記繰り出し部は、前記搬送方向に沿って、金種別に設けられ、
前記搬送方向の上流側の複数の前記繰り出し部から繰り出された硬貨が、前記搬送ベルトの同一位置に集積される、硬貨処理装置。 - 硬貨を繰り出す繰り出し部と、
前記繰り出し部から繰り出された硬貨を受けて、回転することにより前記硬貨を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送ベルトで搬送された硬貨を収容する収容部と、
前記繰り出し部から硬貨が繰り出される際に位置する待機位置と、前記搬送ベルト上の硬貨を前記収容部に押し出す押出位置との間を、前記搬送ベルトの回転に連動して移動する押し出し部材と、
前記押し出し部材を前記待機位置から前記押出位置へ移動させる際に、前記押し出し部材を間欠移動させ、又は前記押し出し部材を加減速しながら移動させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記搬送ベルト上の硬貨の集積位置と集積枚数に応じて、前記押し出し部材の間欠移動の態様を異ならせる、硬貨処理装置。 - 請求項4に記載の硬貨処理装置において、
前記制御部は、前記搬送ベルト上の硬貨の集積枚数に応じて、前記間欠移動の際の前記押し出し部材の一時停止の回数を異ならせる、硬貨処理装置。 - 請求項4又は5に記載の硬貨処理装置において、
前記制御部は、前記搬送ベルト上の所定の集積位置における硬貨の集積枚数が所定枚数以上の場合には、一時停止位置に位置する前記押し出し部材を搬送方向上流側へ移動させた後に、前記押出位置へ向けて間欠移動させる、硬貨処理装置。 - 硬貨を繰り出す繰り出し部と、
前記繰り出し部から繰り出された硬貨を受けて、回転することにより前記硬貨を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記搬送ベルトで搬送された硬貨を収容する収容部と、
前記繰り出し部から硬貨が繰り出される際に位置する待機位置と、前記搬送ベルト上の硬貨を前記収容部に押し出す押出位置との間を、前記搬送ベルトの回転に連動して移動する押し出し部材と、
前記押し出し部材を前記待機位置から前記押出位置へ移動させる際に、前記押し出し部材を間欠移動させ、又は前記押し出し部材を加減速しながら移動させる制御部と、
を備え、
前記繰り出し部は、前記搬送方向に沿って、複数設けられ、
前記制御部は、前記繰り出し部から繰り出すべき硬貨の枚数の半分の枚数を繰り出すと、前記待機位置に位置する前記押し出し部材を下流側の第2待機位置へ移動させ、
前記第2待機位置は、搬送方向における隣合う前記繰り出し部の間の間隔の半分だけ、前記待機位置から移動した位置である、硬貨処理装置。 - 請求項7に記載の硬貨処理装置において、
前記第2待機位置は、前記搬送ベルトの前記繰り出し部が繰り出された硬貨を受け止める位置よりも、上流側の位置である、硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
前記押し出し部材は、複数の一時停止位置で停止し、
前記制御部は、前記押し出し部材を前記待機位置に移動させた後に、前記押出位置へ向けて移動させる、硬貨処理装置。 - 請求項1、4、及び7のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
前記押出位置に位置する前記押し出し部材の近傍に設けられ、前記搬送ベルトから前記収容部へ移動する硬貨をガイドするガイド部材を更に備える、硬貨処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2012250878A JP6003558B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 硬貨処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012250878A JP6003558B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 硬貨処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014099072A JP2014099072A (ja) | 2014-05-29 |
JP6003558B2 true JP6003558B2 (ja) | 2016-10-05 |
Family
ID=50941027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012250878A Active JP6003558B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 硬貨処理装置 |
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- 2012-11-15 JP JP2012250878A patent/JP6003558B2/ja active Active
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