JP6001892B2 - 鞍乗り型車両のフレーム構造 - Google Patents
鞍乗り型車両のフレーム構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6001892B2 JP6001892B2 JP2012065153A JP2012065153A JP6001892B2 JP 6001892 B2 JP6001892 B2 JP 6001892B2 JP 2012065153 A JP2012065153 A JP 2012065153A JP 2012065153 A JP2012065153 A JP 2012065153A JP 6001892 B2 JP6001892 B2 JP 6001892B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat rail
- frame
- down tube
- power unit
- saddle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/10—Frames characterised by the engine being over or beside driven rear wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユニットスイングパワーユニットを備える鞍乗り型車両のフレーム構造において、車体フレームの剛性バランスを改善することで、軽量化を図ることができるようにし、且つ、ユニットスイングパワーユニット側から入力される荷重を車体フレームで効率良く吸収できるようにすることを目的とする。
ダウンチューブとシートレールの前端との連結部に隣接して、この連結部の後方に、ダウンチューブとシートレールとを連結する板状クロスメンバが設けられるため、ダウンチューブの水平延出部及び斜め上方延出部の撓み性を確保しながら、ダウンチューブとシートレールとの連結強度を確保できる。
この場合、ダウンチューブは、下方延出部、水平延出部、及び、斜め上方延出部を有する一本の連続したチューブであるため、ダウンチューブの全体に亘って局所的な応力集中や剛性の偏りを抑制でき、ダウンチューブをバランス良く捩じらせることができる。このため、ユニットスイングパワーユニット側から入力された荷重を、車体フレーム側で効果的に吸収できる。
また、前記斜め上方延出部(72)と前記シートレール(14,14)との連結部(81)は、前記パワーユニット支持部(85,85)の後方に形成される構成としても良い。
この場合、斜め上方延出部とシートレールとの連結部は、パワーユニット支持部の後方に形成されるため、シートレールの前端とダウンチューブの下方延出部との連結部と、ダウンチューブの斜め上方延出部とシートレールとの連結部との間隔を大きくすることができ、ダウンチューブを適度に捩じらせることができる。
この構成によれば、パワーユニット支持部とユニットスイングパワーユニット側に形成される懸架ボスとの間はリンク部材を介して連結され、リンク部材は、車体フレームに連結される連結ロッドを介して車体フレームに対して相対移動可能に設けられるとともに、リンク部材と懸架ボスとの連結部に前記ユニットスイングパワーユニットの揺動中心を有し、連結ロッドの車体フレーム側の固定部は、パワーユニット支持部に形成されるため、ユニットスイングパワーユニットからの入力荷重は、リンク部材を介してパワーユニット支持部に集約される。これにより、パワーユニット支持部に集約された荷重でダウンチューブを捩じらせることができ、ダウンチューブを適度に捩じらせることができるため、ユニットスイングパワーユニットからの荷重を車体フレーム側で効果的に吸収できる。
この場合、ダウンチューブとシートレールの前端との連結部を、左右で連結する前クロスメンバが設けられ、シートレールの前端側でヘッドパイプに近い部分の剛性が高まるため、ユニットスイングパワーユニットからの荷重をヘッドパイプ側に伝達し難くすることができる。
この場合、斜め上方延出部とシートレールとの連結部の前方で、左右のシートレールを連結する中間クロスメンバが設けられるため、ダウンチューブの水平延出部及び斜め上方延出部の撓み性を確保しながら、シートレールの前部の剛性を高めることができ、ユニットスイングパワーユニットからの荷重をヘッドパイプ側に伝達し難くすることができる。
また、前記板状クロスメンバ(83,83)は、前記アッパーチューブ(15,15)の下端が前記シートレール前部(75)に連結されるアッパーチューブ連結部(84)よりも前方に位置している構成としても良い。
また、前記枠状フレーム部(100)内には、前記ダウンチューブ(13,13)と前記シートレール(14,14)とを連結するパイプ状のクロスメンバが設けられていない構成としても良い。
また、ダウンチューブは、一本の連続したチューブであるため、ダウンチューブの全体に亘って局所的な応力集中や剛性の偏りを抑制でき、ダウンチューブをバランス良く捩じらせることができる。
さらに、ユニットスイングパワーユニットからの入力荷重は、リンク部材を介してパワーユニット支持部に集約されため、パワーユニット支持部に集約された荷重でダウンチューブを捩じらせることができ、ダウンチューブを適度に捩じらせることができる。このため、ユニットスイングパワーユニットからの荷重を車体フレーム側で効果的に吸収できる。
また、前クロスメンバによって、シートレールの前端側でヘッドパイプに近い部分の剛性が高まるため、ユニットスイングパワーユニットからの荷重をヘッドパイプ側に伝達し難くすることができる。
さらに、中間クロスメンバによって、ダウンチューブの水平延出部及び斜め上方延出部の撓み性を確保しながら、シートレールの前部の剛性を高めることができ、ユニットスイングパワーユニットからの荷重をヘッドパイプ側に伝達し難くすることができる。
自動二輪車1(鞍乗り型車両)は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア68を有するスクータ型車両であり、車体フレームF(図2)の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジンU(ユニットスイングパワーユニット)に軸支されている。車体フレームFは、樹脂製の車体カバーCによって覆われている。
図2〜図4に示すように、車体フレームFは、金属製のチューブやパイプを溶接によって複数連結して形成されており、メインフレーム11は、前部に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後下方に延出した後、略水平に後方へ延び、後部で後上方に延びる左右一対のダウンチューブ13,13と、ダウンチューブ13,13の下部から後上方へ車両後部まで延出する左右一対のシートレール14,14と、ヘッドパイプ12からダウンチューブ13,13の上方を後下方に延びてシートレール14,14に連結される左右一対のアッパーチューブ15,15とを有している。
ダウンチューブ13,13は、ヘッドパイプ12に前端が連結されて後下方へ延出する下方延出部70と、下方延出部70の下端から後方に略水平に延出する水平延出部71と、水平延出部71の後端から後上方に延出する斜め上方延出部72とを有している。
ダウンチューブ13,13の斜め上方延出部72,72の上部には、車幅方向外側に延出する左右一対のタンデムステップステー22,22が設けられている。
ヘッドパイプ12の前面には、灯火類や車体カバーC等を支持する籠状の前部フレーム24が連結されている。
また、メインフレーム11の外側方には、ダウンチューブ13,13に連結されて前後に延び、ステップフロア68を下方から支持する左右一対のステップフレーム23L,23R(図2、図3)が設けられている。
エンジンEは、水冷式の4サイクル単気筒エンジンであり、シリンダ軸線29が略水平に前方へ延びるように配置されている。エンジンEは、ユニットスイングエンジンUの前部に配置されるクランクケース30の前面に、シリンダ31及びシリンダヘッド32を結合して構成されている。
伝動ケースMの後端及びアーム部33の後端とシートレール14,14との間には、左右一対のリヤサスペンション34,34が掛け渡されている。
シリンダヘッド32の下面の排気ポートに接続された排気管37は、エンジンEの下方を通って後方に延び、アーム部33の外側面に固定されたマフラー38に接続される。
伝動ケースMの後部の下部には、車両を直立状態に支持可能なメインスタンド39が設けられている。
前傾した燃料タンク40の前部の下方の空間には、エンジンEの冷却水を冷却する板状のラジエータ41が設けられている。ラジエータ41とエンジンEとを接続する一対の冷却水パイプ42は、ラジエータ41の左側部から延出され、車両の左側(一側)のステップフレーム23L(図2)の下方を後方へ延び、ダウンチューブ13の内側を通ってエンジンEに接続される。
左側の水平延出部71には、サイドスタンド47が取り付けられている。
収納ボックス44の上面は、その全長に亘って開口しており、この開口は、乗員用のシート10(図1)によって開閉自在に塞がれている。シート10は、運転者が着座する前部シート10Aと、前部シート10Aよりも一段高く形成されて同乗者が着座する後部シート10Bとを有している。
収納ボックス44の後方においてシートレール14,14の後部には、グラブレール48が固定されている。
左右のステップカバー55,55の底部には、前部シート10Aに着座した運転者が足を載せるステップフロア68がそれぞれ形成されている。
フロントフォーク26,26には、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー65が設けられている。ボディサイドカバー59,59の下方には、後輪3を上方から覆うリヤフェンダー66が設けられている。
後部シート10Bの同乗者が足を載せる可倒式の一対のタンデムステップ67(図1)は、タンデムステップステー22,22に支持されている。
図5は、車体フレームFの左側面図である。図6は、車体フレームFを上方から見た平面図である。図7は、車体フレームFを後方から見た図である。
図4〜図7に示すように、各ダウンチューブ13,13は、ヘッドパイプ12の下部に前端が連結される下方延出部70と、下方延出部70の下端で後方に屈曲する第1屈曲部73と、第1屈曲部73から後方に延出する水平延出部71と、水平延出部71の後端に形成されて後上方に屈曲する第2屈曲部74と、第2屈曲部74から後上方に延出して後端がシートレール14,14に連結される斜め上方延出部72とを有し、一本の連続した金属チューブを、ベンダーによって第1屈曲部73及び第2屈曲部74で屈曲させて形成されている。左右のダウンチューブ13,13間の間隔は、後方側ほど大きくなっている。
サイドスタンド47が取り付けられるスタンドステー47Aは、左側の水平延出部71において水平部クロスメンバ18の側方に設けられている。
シートレール後部76の後部クロスメンバ21の前方には、シートレール14,14間を連結する後部第2クロスメンバ77が設けられ、後部第2クロスメンバ77と後部クロスメンバ21とは、前後に延びる補強板78によって連結されている。また、各シートレール後部76の上面には、グラブレール48が連結されるクラブレールステー79が設けられ、各シートレール後部76の前部には、収納ボックス44が連結されるボックスステー80が設けられている。
板状の中間クロスメンバ20は、シートレール前部75,75の後部間に設けられており、シートレール14,14と各斜め上方延出部72の後端とが連結される後部連結部81よりも前方に位置している。シートレール前部75の前端と下方延出部70とが連結される前部連結部82は、下方延出部70の下端に設けられている。前クロスメンバ17は、前方に突出するU字状に形成されており、左右の前部連結部82,82の前面に連結されている。また、各前部連結部82の後方には、前部連結部82に近接した位置でシートレール前部75と水平延出部71とを連結する板状クロスメンバ83が設けられている。板状クロスメンバ83は、上下に延びる平板である。
図4〜図8に示すように、パワーユニット支持部85,85は、左右のダウンチューブ13,13の第2屈曲部74及び斜め上方延出部72の下部にかけて設けられている。リンク部材27は、リンク部材27の前端を支持する前端連結部材86、及び、リンク部材27の後端を支持する連結ロッド87によってパワーユニット支持部85,85に連結される。
アーム部94,94の後端間には、ピボット軸28が掛け渡されている。ユニットスイングエンジンUは、クランクケース30の下部に形成された支持孔部30A(懸架ボス)(図2)がアーム部94,94の後端間に配置され、支持孔部30Aにピボット軸28が挿通されることで軸支される。すなわち、ユニットスイングエンジンUの揺動中心は、ピボット軸28であり、リンク部材27の後部に設けられている。
すなわち、ユニットスイングエンジンUを支持するリンク部材27は、クロス部95の上記ゴムブッシュ(不図示)及びゴムブッシュ99,99を介してパワーユニット支持部85,85に弾性支持されることで、上下方向及び前後方向に移動可能となっており、後輪3からユニットスイングエンジンUに入力される荷重は、ピボット軸28を介してリンク部材27に伝わり、上記荷重の一部は、リンク部材27が移動することで吸収される。このため、自動二輪車1の乗り心地が向上する。
また、パワーユニット支持部85,85は、枠状フレーム部100の前後の中央部に設けられているため、ユニットスイングエンジンUからの荷重を枠状フレーム部100の全体で均一に受けることができ、効果的に荷重を吸収できる。さらに、パワーユニット支持部85,85が設けられた枠状フレーム部100が優先的に捩れることで、アッパーチューブ15,15、下方延出部70及びヘッドパイプ12側に大きな荷重が伝わることを抑制でき、ユニットスイングエンジンUからの荷重が操舵系に与える影響を低減できる。
また、シートレール前部75の後部連結部81,81の前方の中間クロスメンバ20は、枠状フレーム部100の後端部に設けられているため、水平延出部71及び斜め上方延出部72の撓み性を確保しながら、シートレール14,14の剛性を高めることができる。このため、シートレール14,14を介して操舵系に荷重が伝わることを抑制でき、ユニットスイングエンジンUからの荷重が操舵系に与える影響を低減できる。
また、枠状フレーム部100内には、剛性が高いパイプ状のクロスメンバは設けられていない。このため、枠状フレーム部100を適度に捩じらせることができ、ユニットスイングエンジンUからの荷重を枠状フレーム部100で効果的に吸収できる。
また、各斜め上方延出部72とシートレール14,14との連結部である後部連結部81,81は、パワーユニット支持部85,85の後方に形成されるため、シートレール14,14の前端とダウンチューブ13,13の各下方延出部70との連結部である前部連結部82,82と、後部連結部81,81との間隔を大きくすることができ、枠状フレーム部100,100を適度に捩じらせることができる。
また、各斜め上方延出部72とシートレール14,14との連結部である後部連結部81,81の前方で、左右のシートレール14,14を連結する中間クロスメンバ20が設けられるため、ダウンチューブ13,13の各水平延出部71及び各斜め上方延出部72の撓み性を確保しながら、シートレール前部75,75の剛性を高めることができ、ユニットスイングエンジンUからの荷重をヘッドパイプ12側の操舵系に伝達し難くすることができる。
上記の実施の形態では、ユニットスイングパワーユニットとして、ユニットスイングエンジンUを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ユニットスイングパワーユニットは、例えば、後輪3を駆動するモーターを、ピボット軸28に揺動自在に支持されてスイングアームを兼ねるケースに内蔵した電動の鞍乗り型車両のユニットスイング式のパワーユニットであっても良い。
12 ヘッドパイプ
13,13 ダウンチューブ
14,14シートレール
15,15アッパーチューブ
17 前クロスメンバ
20 中間クロスメンバ
27 リンク部材
30A 支持孔部(懸架ボス)
70 下方延出部
71 水平延出部
72 斜め上方延出部
73 第1屈曲部
74 第2屈曲部
81 後部連結部(斜め上方延出部とシートレールとの連結部)
82 前部連結部(ダウンチューブとシートレールの前端との連結部)
83,83 板状クロスメンバ
85,85 パワーユニット支持部
87 連結ロッド
F 車体フレーム
U ユニットスイングエンジン(ユニットスイングパワーユニット)
Claims (8)
- 操舵系を回動自在に支持するヘッドパイプ(12)と、左右一対で構成され、前記ヘッドパイプ(12)に前端が連結されて後下方へ延出する下方延出部(70)、当該下方延出部(70)の下端で後方に屈曲する第1屈曲部(73)、及び、当該第1屈曲部(73)から後方に略水平に延出する水平延出部(71)を有するダウンチューブ(13,13)と、左右一対で構成され、前記ダウンチューブ(13,13)の上方に配置されるとともに、前記ダウンチューブ(13,13)に前端が連結されて後上方へ延出するシートレール(14,14)と、左右一対で構成され、前記ヘッドパイプ(12)に前端が連結されるとともに、前記ダウンチューブ(13,13)の上方に配置され、前記シートレール(14,14)の中間部にその後端が連結されるアッパーチューブ(15,15)とを備える車体フレーム(F)と、当該車体フレーム(F)に揺動可能に支持されるとともに、その下部側に揺動中心を有するユニットスイングパワーユニット(U)とを備える鞍乗り型車両のフレーム構造において、
前記シートレール(14,14)は、前記ダウンチューブ(13,13)の前記下方延出部(70)にその前端が連結され、
前記ダウンチューブ(13,13)は、前記水平延出部(71)の後端に形成される第2屈曲部(74)と、当該第2屈曲部(74)の後方で、後上方に延出する斜め上方延出部(72)とを有するとともに、当該斜め上方延出部(72)の後端が前記シートレール(14,14)に連結され、
前記ユニットスイングパワーユニット(U)を支持するパワーユニット支持部(85,85)が、前記第2屈曲部(74)の後方に形成され、
前記シートレール(14,14)は、前端が前記ダウンチューブ(13,13)の前記下方延出部(70)の下部、且つ、前記第1屈曲部(73)の上部に連結されるとともに後端が前記斜め上方延出部(72)の後端と連結されるシートレール前部(75)を備え、
前記シートレール前部(75)、前記ダウンチューブ(13,13)の前記第1屈曲部(73)、前記水平延出部(71)、前記第2屈曲部(74)、及び、前記斜め上方延出部(72)によって枠状フレーム部(100)が形成され、
前記ダウンチューブ(13,13)と前記シートレール(14,14)との連結は、前記シートレール(14,14)の前端部が前記ダウンチューブ(13,13)に突き当たるようにして連結される部分と、前記斜め上方延出部(72)の後端が前記シートレール(14,14)の前後の中間部に突き当たる部分と、前記シートレール前部(75)と前記水平延出部(71)とを連結する板状クロスメンバ(83)の3箇所のみでされており、
前記クロスメンバ(83)は、前記ダウンチューブ(13,13)と前記シートレール(14,14)の前端との連結部(82)に隣接して、当該連結部(82)の後方で、前記ダウンチューブ(13,13)と前記シートレール(14,14)とを連結することを特徴とする鞍乗り型車両のフレーム構造。 - 左右の各前記ダウンチューブ(13,13)は、前記下方延出部(70)、前記水平延出部(71)、及び、前記斜め上方延出部(72)を有する一本の連続したチューブであることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。
- 前記斜め上方延出部(72)と前記シートレール(14,14)との連結部(81)は、前記パワーユニット支持部(85,85)の後方に形成されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。
- 前記車体フレーム(F)に設けられる前記パワーユニット支持部(85,85)と前記ユニットスイングパワーユニット(U)側に形成される懸架ボス(30A)との間はリンク部材(27)を介して連結され、
前記リンク部材(27)は、前記車体フレーム(F)に連結される連結ロッド(87)を介して前記車体フレーム(F)に対して相対移動可能に設けられるとともに、当該リンク部材(27)と前記懸架ボス(30A)との連結部に前記ユニットスイングパワーユニット(U)の揺動中心を有し、
前記連結ロッド(87)の前記車体フレーム(F)側の固定部は、前記パワーユニット支持部(85)に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。 - 左右に形成される前記ダウンチューブ(13,13)と前記シートレール(14,14)の前端との連結部(82)を、左右で連結する前クロスメンバ(17)が設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。
- 前記斜め上方延出部(72)と前記シートレール(14,14)との連結部(81)の前方に、左右の前記シートレール(14,14)を連結する中間クロスメンバ(20)が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。
- 前記板状クロスメンバ(83,83)は、前記アッパーチューブ(15,15)の下端が前記シートレール前部(75)に連結されるアッパーチューブ連結部(84)よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。
- 前記枠状フレーム部(100)内には、前記ダウンチューブ(13,13)と前記シートレール(14,14)とを連結するパイプ状のクロスメンバが設けられていないことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフレーム構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012065153A JP6001892B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 鞍乗り型車両のフレーム構造 |
IT000132A ITTO20130132A1 (it) | 2012-03-22 | 2013-02-18 | Struttura di telaio per un veicolo del tipo a sella. |
ES201330254A ES2460340B2 (es) | 2012-03-22 | 2013-02-25 | Bastidor para vehículo tipo motocicleta |
US13/798,877 US8757312B2 (en) | 2012-03-22 | 2013-03-13 | Frame structure for saddle-ride type vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012065153A JP6001892B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 鞍乗り型車両のフレーム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013193647A JP2013193647A (ja) | 2013-09-30 |
JP6001892B2 true JP6001892B2 (ja) | 2016-10-05 |
Family
ID=49211074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012065153A Expired - Fee Related JP6001892B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 鞍乗り型車両のフレーム構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8757312B2 (ja) |
JP (1) | JP6001892B2 (ja) |
ES (1) | ES2460340B2 (ja) |
IT (1) | ITTO20130132A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5913030B2 (ja) * | 2012-03-22 | 2016-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の収納構造 |
US9394026B2 (en) * | 2013-07-01 | 2016-07-19 | 3G Bikes, Llc | Step-through bicycle frame |
JP5951655B2 (ja) * | 2014-01-10 | 2016-07-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の収納構造 |
CN107651077B (zh) * | 2017-09-22 | 2024-01-30 | 重庆隆鑫机车有限公司 | 摩托车车架及其摩托车 |
EP4494990A2 (en) * | 2018-03-23 | 2025-01-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Pipe frame strengthening structure |
ES2949933T3 (es) * | 2019-11-13 | 2023-10-04 | Zapp Electric Vehicles Ltd | Una estructura de soporte de asiento para montar en el bastidor de una motocicleta |
JP2021133758A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3412096B2 (ja) * | 1994-04-21 | 2003-06-03 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の車体フレーム |
JP3422244B2 (ja) * | 1998-01-13 | 2003-06-30 | スズキ株式会社 | ユニットスイング式自動二輪車用エンジンの支持構造 |
JP2007055584A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-03-08 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP4580314B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2010-11-10 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP4537927B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2010-09-08 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両のパワーユニット支持構造 |
ES2364368T3 (es) * | 2006-06-09 | 2011-09-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motocicleta. |
US8177013B2 (en) * | 2009-05-28 | 2012-05-15 | Liang Chang | Motorcycle rear-wheels transmission and suspension system |
JP5437756B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2014-03-12 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
WO2011099209A1 (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | スズキ株式会社 | スクータ型自動二輪車 |
JP5879878B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2016-03-08 | スズキ株式会社 | 自動二輪車 |
-
2012
- 2012-03-22 JP JP2012065153A patent/JP6001892B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-02-18 IT IT000132A patent/ITTO20130132A1/it unknown
- 2013-02-25 ES ES201330254A patent/ES2460340B2/es not_active Expired - Fee Related
- 2013-03-13 US US13/798,877 patent/US8757312B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2460340B2 (es) | 2015-05-12 |
ES2460340A2 (es) | 2014-05-13 |
US8757312B2 (en) | 2014-06-24 |
US20130249186A1 (en) | 2013-09-26 |
ES2460340R1 (es) | 2014-10-06 |
JP2013193647A (ja) | 2013-09-30 |
ITTO20130132A1 (it) | 2013-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6001892B2 (ja) | 鞍乗り型車両のフレーム構造 | |
JP5373181B2 (ja) | 自動二輪車 | |
US10780937B2 (en) | Frame structure for a motorcycle | |
JP6288524B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
KR101254909B1 (ko) | 안장형 차량 | |
JP5400723B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP4986603B2 (ja) | 自動二,三輪車 | |
JP2012158270A (ja) | 自動二輪車のフレーム | |
JP5151765B2 (ja) | 自動二輪車の車体フレーム構造 | |
JP6770913B2 (ja) | 鞍乗り型車両のスイングアーム構造 | |
JP3548173B2 (ja) | 自動二輪車におけるフレーム構造 | |
US7407031B2 (en) | All terrain vehicle | |
JP6894262B2 (ja) | 鞍乗り型車両の車体フレーム構造 | |
US8746390B2 (en) | Body frame of straddle-type vehicle | |
JP5858808B2 (ja) | 鞍乗型車両のフレーム構造 | |
JP6133662B2 (ja) | 鞍乗型車両のユニットスイングエンジンの懸架構造 | |
JP5442132B2 (ja) | 自動二輪車 | |
CN102689666B (zh) | 摩托车 | |
JP4414316B2 (ja) | 自動二輪車 | |
CN108688754B (zh) | 一种跨步式车辆 | |
JP7555379B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6766111B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP4727315B2 (ja) | 自動二輪車の車体構造 | |
JP5005647B2 (ja) | スクータ型車両 | |
JP2006103349A (ja) | 自動二輪車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6001892 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |